JP3227552U - 基板の割断装置 - Google Patents

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白井 明
明 白井
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Abstract

【課題】大判な基板の分断切断線を割断して順次単個分断する際、短冊状基板の送り出し方向が前処理に対し90°姿勢を変更するため、基板の搬送とは工程ラインが別となる点を解消した基板の割断装置を提供する。
【解決手段】大判な基板Xを搬送するベルトコンベヤAの上側で進退走行する第1門形走行体Cに設けた第1カッタ、基板を吸引保持する第1パッド24及び割りバーと、第1カッタの直下で揺動して基板Xを短冊分断する第1短冊分断装置と、ベルトコンベヤAの前方で進退走行する走行台車に設けた旋回機能と吸引保持機能付のテーブル39と、走行台車の上側で進退走行する第2門形走行体Fに設けた第2カッタと第2パッド53と、第2パッド53の基板を荷受けして搬送する払い出しベルトコンベヤ61の下側に設けた揺動してスクライブ線を分断する第2分断装置Gと、から構成される。
【選択図】図1

Description

この考案は、大判な基板(ガラスなどの)から小判な異形基板や大判な異形基板を、1つのライン上でスクライブして割断する装置に関する。
大判な基板に一方向の切断線をスクライブして、このスクライブの線を割断することにより短冊状(矩形)の基板が得られ、この短冊状の基板に異形切断線をスクライブし、然るのち異形切断線の部分を割断することで、異形基板を得ることは既に知られている(例えば特許文献1参照)。
実用新案登録だい3216017号公報
ところで、特許文献1の方式によると、大判な基板から割断された短冊状基板に一面の異形切断線をスクライブするため、異形基板の量産性が悪く、大幅なコストアップになる問題があった。
また、短冊状基板に例えばサイドミラーのような小判な異形基板を設ける場合、短冊状基板の両端の短辺縁間に並列する分断切断線がスクライブされ、この並列する分断切断線間に異形切断線をスクライブすることになる。
次いで、分断切断線を割断して順次単個分断する際、短冊状基板の送り出し方向が前処理に対し90°姿勢を変更する関係上、前述の基板の搬送ラインを使用することができない。すなわち、単個分断の必要なラインと、単個分断の不要ラインとが異なる。
要するに、短冊状基板の両端の短辺縁の向きが、左右方向と、前後方向とに変位することに起因する。
そこで、この考案は、上述の不都合を回避した基板の割断装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、この考案は、供給大判な基板を上面に荷受けして前方に搬送するように設けたベルトコンベヤと、このベルトコンベヤのベルト全長に表裏面が貫通するように設けた無数の小孔と、上記ベルトコンベヤのキャリヤ側上記ベルトのヘッド部分を除く下側前後に前記ベルトの下面を吸引するように設けた下流側吸引手段及び上流側吸引手段と、この下流側吸引手段の上記ベルトの上側後退位置と前方との間で第1走行手段により進退走行するように設けた第1門形走行体と、この第1門形走行体に左右方向の往復走行手段により走行すると共に、昇降手段により降下して上記基板の上面端材分断及び短冊分断の切断線をスクライブするように設けた第1カッタと、上記第1門形走行体に昇降手段により降下して上記短冊基板の上面を吸引保持するように設けた第1パッドと、上記第1門形走行体に昇降手段により降下させて上記基板の短冊分断や上記基板の端材分断をするように設けた割りバーと、上記第1カッタの直下の上記下流側と上流側の吸引手段間で、分断対向端縁が起立方向に揺動して上記基板を短冊分断するように設けた第1短冊分断装置と、上記ベルトコンベヤのヘッド端の上流側と前方との間で往復走行手段により進退走行するように設けた走行台車と、この走行台車の上側で第2走行手段により進退走行するように設けた第2門形走行体と、この第2門形走行体に数値制御の走行手段により左右方向にスライドするよう設けたスライドベースと、このスライドベースに並列それぞれの位置を調整自在とし、かつ昇降手段により各自が降下して上記短冊基板の上面に一面或いは多面付の異形切断線をスクライブするように設けた首振り機能の付与複数の第2カッタと、上記走行台車に設けて前記第1パッドによる供給短冊基板を上面に保持する吸引保持機能付のテーブルと、このテーブルを平面上で90°旋回させるように設けた旋回手段と、上記第2問形走行体に上記テーブル上の処理ずみ短冊基板を昇降手段により昇降させて取り上げるように設けた第2パッドと、この第2パッドの短冊基板を上面に荷受けして前方に搬送するように設けた払い出しベルトコンベヤと、この払い出しベルトコンベヤの全長に表裏面が貫通するように設けた無数の小孔と、この払い出しベルトコンベヤのキャリヤ側裏面の上流と下流とに前記払い出しベルトコンベヤの裏面を吸引するように設けた吸引手段と、この上流側と下流側の上記吸引手段間に分断対向縁が起端方向に揺動して第1カッタによるスクライブ線を分断するように設けた第2分断装置とからなる構成を採用する。
以上のように、この考案の基板の割断装置によれば、ベルトコンベヤに大判な基板を供給することで、この大判な基板の搬出方向端縁に第1カッタで端材分断用の切断線、各短冊分断の切断線が順次スクライブされ、そして基板を第1パッドで前方に搬送するにともない割りバーで端材が分断され、分断端材は、ベルトコンベヤヘッドとテーブルとの間隙から何ら邪魔されることなく落下搬出される。
その後にテーブルをベルトコンベヤのヘッドに接近させることで第1パッドにより吸引保持した短冊状基板を第1門形走行体の前進にともないベルトコンベヤからテーブル上に搬送することができる。
このテーブル上の短冊状基板には、第2門形走行体の第2カッタにより異形截断線がスクライブされ、第2パッドによりテーブル上から払い出しコンベヤ上に移送される。
このとき、短冊状基板は、単個分断条付により短冊状基板の両端短辺が左右方向或いは前後方向にテーブルを90°旋回させて向きを変更し、その後に第2分断装置で多数枚の単個分断或いは複数枚に分断されることで、1本のライン上で異形截断線の処理ずみ単個分断の基板や複数枚の基板を分断できる。
すなわち、一本のライン上で二種類の分断処理が選択できて大幅な加工能率をアップすることができる特有な効果があると共に、単個分断の多数枚取りや並列分断にともなう単列板、複列板にともない、小判や中判、大判などの異形基板を能率よく得ることができる。
この考案の実施形態を示す平面図である。 同上の大判な基板を短冊状基板に分断する部分の縦断拡大側面図である。 短冊状基板に折割する部分を示す縦断拡大側面図である。 短冊状基板の送り出し方向端の端材折割する部分を示す一部切欠拡大側面図である。 同上の端材の折割を示す一部切欠拡大側面図である。 同上の端材の折割終了を示す一部切欠拡大側面図である。 分断ずみ短冊状基板の搬出を示す一部切欠拡大側面図である。 同上の分断短冊状基板に異形切断線をスクライブする部分を示す一部切欠拡大側面図である。 同上の平面図である。 同上の短冊状基板の搬出を示す一部切欠側面図である。 同上に小判な異形切断線をスクライブした平面図である。 短冊状基板の折割する部分を示す拡大平面図である。 短冊状基板に大判な異形切断線をスクライブした平面図である。 同上の短冊状基板の搬出姿勢を変更した平面図である。 姿勢の変更ずみ短冊状基板の折割を示す拡大平面図である。
次に、この考案の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1から図4に示すAは、供給大判な基板Xを上面に荷受けして前方に搬送するコンベヤである。
このベルトコンベヤAは、既知のように、ヘッドプーリ1と、テールプーリ(図示省略)との間に無端状のベルト2をかけ渡して構成されていると共に、このベルト2の全長に表裏面が貫通するように設けた無数の小孔3と、上記ベルトコンベヤAのキャリヤ側ベルト2のヘッド部分を除く下側の前後にベルト2の下面(裏面)を吸引するように設けた下流吸引手段4及び上流側吸引手段5とが設けてあり、この下流側吸引手段4及び上流側吸引手段5による吸引によりベルト2上の大判な基板Xを安定よく搬送することができるようになっている。
上記の下流側吸引手段4及び上流側吸引手段5としては、図示の場合、ベルト2の重なり頂壁に吸引口6を有するボックス7を用いて、このボックス7に接続してあるホース(図示省略)を介しボックス7内を吸引するよにしてある。
勿論、ベルトコンベヤAのベルト2上から前方に大判な基板Xを搬出する場合は、ボックス7内にエアを圧入して、ベルト2の上面に対し基板Xを浮上させる。
また、ベルトコンベヤAのヘッド部の直上(下流側吸引手段4と上流側吸引手段5との間と前方のヘッドプーリ1との間との間)には、数値制御の走行手段Bにより進退走行する第1門形走行体Cが設けてある。
上記の第1門形走行体Cは、図1に示すように水平材8と、水平材8の左右の両端から下方に突出する垂直材9、9とで構成され、第1走行手段Bは、図1に示すように、ベルトコンベヤAのヘッド部の両側から前方に延びる二条のレール10と、この垂直材9の下端に設けてレール10にスライド自在に係合したスライダ11とで構成され、レール10とスライダ11との対向面に設けてある数値制御のリニアモーター12により第1門形走行体Cを前後方向に進退走行させるようにしたが、限定されず、例えばモーターにより雄ネジを可逆駆動して、スライダ11側に雌ネジを保持した(図示省略)方式を用いることもある。
さらに、第1門形走行体Cには、左右方向の往復走行手段Dにより、ベルトコンベヤAの上側で走行し、かつシリンダの昇降手段13により降下して大判な基板Xの上面両側縁間に前記大判な基板Xを短冊状に分断するための切断線14(図9参照)をスクライブする第1カッタ15が設けてある。
この第1カッタ15は、上記切断線14のスクライブ以外に、矩形基板X−1の搬出方向端縁の端材16を分断するための切断線17(図5参照)をスクライブする。
上記の切断線17から端材16を分断するために、第1門形走行体Cには、昇降手段18としての図示シリンダの伸長作用により降下する割りバー19が設けてある。
すると、端材16の存在しない矩形基板X−1が搬出することができる。
また、第1門形走行体Cの左右の垂直材間に二条のレール20を設けて、このレール20にスライド自在に係合するスライダ21を有する水平なプレート22に昇降手段23としてのシリンダの作用により昇降する左右の第1パッド24を設けてあるので、短冊基板X−1を保持して前方に搬送することができる。
なお、短冊基板X−1の搬出をリニアモーター12で、端材16の割断位置への送り出しをモーターなどを用いた進退走行手段25を設けて行うようにしたが、限定されず、リニアモーター12のみで行うようにすることもある。
なお、図4に示すように、第1門形走行体Cに上下二条のレール26を設けて、このレール26に第1カッタ15の支持プレート27のスライダ28をスライド自在に係合すると共に、第1門形走行体Cと支持プレート27の対向面に設けてあるリニアモーター29により第1カッタ14の単独走行ができるようになっている。
また、図2、4、5に示すように、第1門形走行体Cとプレート22との対向面に設けてあるリニアモーター30により左右方向にプレート22をスライドさせることによる左右の各第1パッド24の位置を調整することができる。
さらに、第1カッタ15の走行ラインの直上で、ベルト2の下側下流側吸引手段4と上流側吸引手段5間には、分断対向縁が起立方向に揺動して大判な基板Xを切断線から短冊分断する第1短冊分断装置Dが設けてある。
上記の第1短冊分断装置Dは、図1、2、3、4に示すように、ベルト2の走行方向前後に対向縁(分断用の)が位置するようにベルト2の走行方向前後に配置した揺動板32、32と、この両揺動板32の離反縁を揺動自在に支持したピン33と、両揺動板32の対向縁下側で両揺動板32の対向縁を押し上げるためのカムやシリンダなどの突き上げ手段34とで構成され、突き上げ手段34による突き上げにともなう両揺動板32の対向縁の上昇にともない切断線14を分断するようにしたが、上記構成に限定されず、その他の構成により目的を達成することもある。
また、ベルトコンベヤAの前方(プーリ1の上流と前方との間)には、走行手段35により進退走行する走行台車36が設けてある。
上記の走行手段35としては、前後方向のレール37に走行台車36のスライダ38をスライド自在に係合すると共に、スライダ38とレール37との重なり面に走行手段35としてのリニアモーターを設けたが、限定されず、モーターによりドライブする雄ネジと、この雄ネジにねじ込んだ支持雌ネジとで構成してもよい。
さらに、走行台車36上には、第1パッド24により上面に供給された短冊状の基板X−1を荷受けする吸引保持機能付のテーブル39が設けてある。
そして、テーブル39は、旋回手段としてのモーター41により旋回軸42を90°旋回(平面上で)するようになっている。
上記のテーブル39は、図7に示すように、走行台車36上に搭載したモーター41の旋回軸42の上端にテーブル39を支持させてあり、吸引保持機能としては、中空なテーブル39の頂壁に多数の吸引口43を設けて、テーブル39内の吸引にともない上記テーブル39の上面に短冊状の基板X−1を吸引保持するようにしてある。
すると、割りバー19により端材16を分断させて、分断端材16がベルトコンベヤAのヘッドプーリ1の前方から落下したのち、走行手段35によりテーブル39が後方に走行し、かつヘッドプーリ1に接近してテーブル39が停止すると、テーブル39上に第1パッド24によりベルトコンベヤA上から短冊状の基板X−1が移載される。その要因は、ベルトコンベヤAのヘッドプーリ1の前方にスムーズに割りバー19により分断された端下させることにあり、その後に走行手段35により走行台車36をヘッドプーリ1側に走行させる。
また、ベルトコンベヤAのヘッド端の上流側と前方との間で第2走行手段Eにより走行台車36の上側で進退走行する第2門形走行体Fが設けてある。
上記第2門形走行体Fの前後方向の走行(往復)は、第1門形走行体Cと同様につき詳細な説明を省略する。
さらに、第2門形走行体Fには、数値制御の走行手段45により左右方向にスライドするスライドベース46が設けてある。
上記のスライドベース46の左右方向のスライドガイドは、図示の場合、第2門形走行体Fの第1門形走行体Cに対向する面の上下に設けた水平なガイドレール47にスライドベース46に支持してあるスライダ48をスライド自在に係合し、数値制御の走行手段45として、第2門形走行体Fとスライドベース46との対向面に設けてあるリニアモーターを用いるようにしたが、限定されず,数値制御のモーターにより可逆駆動する雄ネジに雌ネジをねじ込む方式などであってもよい。
そして、スライドベース46には、スライドベース46に並列され、それぞれの位置を調整自在とし、かつ昇降手段31により各自が降下して短冊状の基板X−1の上面に一面或いは多面付の異形切断線Yをスクライブする首振り機能49の付与された複数の第2カッタ50が設けてある。
上記のスライドベース46に縦方向のガイド51により昇降スライドする昇降板52を設けると共に、この昇降板52にシリンダ53で下向き加圧力の付与取付けベース54を介し首振り機能49付の第2カッタ50を設けておく。
すると、短冊状の基板X−1に異形切断線Y(図9参照)を一面或いは多面付スクライブされる。
勿論、このスクライブは、短冊状の基板X−1の短辺縁両端間に多数条の切断線14を処理して、各処理区分内に多数個の図9に示す小判取りを行うため以外に、図13に示す大判取りを行うこともある。
そして、第2カッタ50により異形切断線Yをスクライブする際、各区分内のコーナーに半裁線81(図9参照)をスクライブして、端材の分断分離作業が容易に行えることは、勿論可能である以外に、図13に示すように並列する大判な異形切断線Y間に分断切断線Zをスクライブすることもできる。
前述の第2カッタ50による異形切断線Yをスクライブされる短冊状の基板X−1は、第2門形走行体Fに設けてあるシリンダ73により昇降する第2パッド53により取り上げて、テーブル39の前進停止位置の前側に配置した払い出しベルトコンベヤ61上に供給し、次加工、例えば小判、中判、大判な製品サイズにするための異形切断線Yの外側端材をロボットアーム(実用新案登録第3223121号公報や実用新案登録第3221293号公報や実用新案登録第3219804号公報参照)などで分断作業する。
上記の第2パッド53は、図8に示すように第2門形走行体Fのレール62と係合したスライダ63とで左右方向にスライドし、かつリニアモーターなどの第3走行手段64で左右の位置調整位置にスライドさせることができるスライドプレート65にシリンダ66により昇降するように設けてあり、上記のスライドプレート65は、シリンダ66により上下方向の位置(高さ)を調整するようにしてある。
なお、払い出しベルトコンベヤ61の下流部分には、前後の揺動板32の対向縁が払い出しベルトコンベヤ61の走行方向に対直角に交差する第2分断装置Gを配置して、短冊状基板X−1の小判に分断する切断線14が払い出しベルトコンベヤ61の走行方向に直角に交差するように、短冊状の基板X−1の両端短辺縁が払い出しベルトコンベヤ61の走行方向前後に位置するようにテーブル39を90°旋回させて向きを変更し、また図15に示すように大判な異形基板の切断線Zが払い出しベルトコンベヤ61の走行方向前後に位置する場合、大判な異形基板の切断線Zが払い出しベルトコンベヤ61の走行方向を横切るように、短冊状の基板X−1の向きを図14から図15に示すようにテーブル39を旋回させて変更しておく。
なお、上記第2分断装置Gの揺動板32の揺動支点の構成及び突き上げ手段34は、第1短冊分断装置Dと同様につき詳細な説明を省略する。
前記第1門形走行体C及び第2門形走行体Fに搭載してあるカメラP−1、P−2により大判な基板X、短冊状の基板X−1のマーク(図示省略)を読み取って、この読み取りにともない第1カッタ15や第2カッタ50によるスクライブ線の正確な位置を旋回軸42の回動によりテーブル39を時計、反時計方向に旋回させて修正することは、すでに知られている。
図中75は基板X−1の払い出しコンベヤ61への移送吸着パッドである。76は基板X−1の吸引保持手段である。
A ベルトコンベヤ
B 第1走行手段
C 第1門形走行体
D 第1短冊分断装置
E 第2走行手段
F 第2門形走行体
X 大判な基板
X−1 基板
Y 異形切断線
G 第2分断装置
1 プーリ
2 ベルト
3 小孔
4 下流側吸引手段
5 上流側吸引手段
6 吸引口
7 ボックス
8 水平材
9 垂直材
10 レール
11 スライダ
12 リニアモーター
13 昇降手段
14 切断線
15 第1カッタ
16 端材
17 切断線
18 昇降手段
19 割りバー
20 シリンダ
21 スライダ
22 プレート
23 昇降手段
24 第1パッド
25 進退走行手段
26 レール
27 支持プレート
28 スライダ
29 リニアモーター
30 リニアモーター
31 昇降手段
32 揺動板
33 ピン
34 突き上げ手段
35 走行手段
36 走行台車
37 レール
38 スライダ
39 テーブル
41 モーター
42 旋回軸
43 吸引孔
44 走行手段
45 走行手段
46 スライドベース
47 ガイドレール
48 スライダ
49 首振り機構
50 第2カッタ
51 ガイド
52 昇降板
53 第2パッド
61 払い出しベルトコンベヤ
62 レール
63 スライダ
64 第3走行手段
65 スライドプレート
66 シリンダ
上記の課題を解決するために、この考案は、供給大判な基板を上面に荷受けして前方に搬送するように設けたベルトコンベヤと、このベルトコンベヤのベルト全長に表裏面が貫通するように設けた無数の小孔と、上記ベルトコンベヤのキャリヤ側上記ベルトのヘッド部分を除く下側前後に前記ベルトの下面を吸引するように設けた下流側吸引手段及び上流側吸引手段と、この下流側吸引手段の上記ベルトの上側後退位置と前方との間で第1走行手段により進退走行するように設けた第1門形走行体と、この第1門形走行体に左右方向の往復走行手段により走行すると共に、昇降手段により降下して上記基板の上面端材分断及び短冊分断の切断線をスクライブするように設けた第1カッタと、上記第1門形走行体に昇降手段により降下して上記短冊基板の上面を吸引保持するように設けた第1パッドと、上記第1門形走行体に昇降手段により降下させて上記基板の短冊分断や上記基板の端材分断をするように設けた割りバーと、上記第1カッタの直下の上記下流側と上流側の吸引手段間で、分断対向端縁が起立方向に揺動して上記基板を短冊分断するように設けた第1短冊分断装置と、上記ベルトコンベヤのヘッド端の上流側と前方との間で往復走行手段により進退走行するように設けた走行台車と、この走行台車の上側で第2走行手段により進退走行するように設けた第2門形走行体と、この第2門形走行体に数値制御の走行手段により左右方向にスライドするよう設けたスライドベースと、このスライドベースに並列それぞれの位置を調整自在とし、かつ昇降手段により各自が降下して上記短冊基板の上面に一面或いは多面付の異形切断線をスクライブするように設けた首振り機能の付与複数の第2カッタと、上記走行台車に設けて前記第1パッドによる供給短冊基板を上面に保持する吸引保持機能付のテーブルと、このテーブルを平面上で90°旋回させるように設けた旋回手段と、上記第2形走行体に上記テーブル上の処理ずみ短冊基板を昇降手段により昇降させて取り上げるように設けた第2パッドと、この第2パッドの短冊基板を上面に荷受けして前方に搬送するように設けた払い出しベルトコンベヤと、この払い出しベルトコンベヤの全長に表裏面が貫通するように設けた無数の小孔と、この払い出しベルトコンベヤのキャリヤ側裏面の上流と下流とに前記払い出しベルトコンベヤの裏面を吸引するように設けた吸引手段と、この上流側と下流側の上記吸引手段間に分断対向縁が起端方向に揺動して第1カッタによるスクライブ線を分断するように設けた第2分断装置とからなる構成を採用する。

Claims (1)

  1. 供給大判な基板を上面に荷受けして前方に搬送するように設けたベルトコンベヤと、このベルトコンベヤのベルト全長に表裏面が貫通するように設けた無数の小孔と、上記ベルトコンベヤのキャリヤ側上記ベルトのヘッド部分を除く下側前後に前記ベルトの下面を吸引するように設けた下流側吸引手段及び上流側吸引手段と、この下流側吸引手段の上記ベルトの上側後退位置と前方との間で第1走行手段により進退走行するように設けた第1門形走行体と、この第1門形走行体に左右方向の往復走行手段により走行すると共に、昇降手段により降下して上記基板の上面端材分断及び短冊分断の切断線をスクライブするように設けた第1カッタと、上記第1門形走行体に昇降手段により降下して上記短冊基板の上面を吸引保持するように設けた第1パッドと、上記第1門形走行体に昇降手段により降下させて上記基板の短冊分断や上記基板の端材分断をするように設けた割りバーと、上記第1カッタの直下の上記下流側と上流側の吸引手段間で、分断対向端縁が起立方向に揺動して上記基板を短冊分断するように設けた第1短冊分断装置と、上記ベルトコンベヤのヘッド端の上流側と前方との間で往復走行手段により進退走行するように設けた走行台車と、この走行台車の上側で第2走行手段により進退走行するように設けた第2門形走行体と、この第2門形走行体に数値制御の走行手段により左右方向にスライドするよう設けたスライドベースと、このスライドベースに並列それぞれの位置を調整自在とし、かつ昇降手段により各自が降下して上記短冊基板の上面に一面或いは多面付の異形切断線をスクライブするように設けた首振り機能の付与複数の第2カッタと、上記走行台車に設けて前記第1パッドによる供給短冊基板を上面に保持する吸引保持機能付のテーブルと、このテーブルを平面上で90°旋回させるように設けた旋回手段と、上記第2問形走行体に上記テーブル上の処理ずみ短冊基板を昇降手段により昇降させて取り上げるように設けた第2パッドと、この第2パッドの短冊基板を上面に荷受けして前方に搬送するように設けた払い出しベルトコンベヤと、この払い出しベルトコンベヤの全長に表裏面が貫通するように設けた無数の小孔と、この払い出しベルトコンベヤのキャリヤ側裏面の上流と下流とに前記払い出しベルトコンベヤの裏面を吸引するように設けた吸引手段と、この上流側と下流側の上記吸引手段間に分断対向縁が起端方向に揺動して第1カッタによるスクライブ線を分断するように設けた第2分断装置とからなることを特徴とする基板の割断装置。
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