JP3227114B2 - カーブベルトコンベア - Google Patents

カーブベルトコンベア

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JP3227114B2
JP3227114B2 JP21478597A JP21478597A JP3227114B2 JP 3227114 B2 JP3227114 B2 JP 3227114B2 JP 21478597 A JP21478597 A JP 21478597A JP 21478597 A JP21478597 A JP 21478597A JP 3227114 B2 JP3227114 B2 JP 3227114B2
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curved
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政宏 小林
一 小坂
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はカーブベルトコン
ベアの改良に関する。
【従来の技術】図12にて示すように、所定の角度を介
して平面視略ハ形配置したローラ101,102間に、
略円錐形に形成される無端状カーブベルト100を架設
することにより、平面視略円弧状の搬送軌道を構成する
カーブベルトコンベアにおいては、ベルト100の駆動
に伴って、ベルト100の旋回中心Oを中心として円の
接線方向に力F1が作用すると同時に、ベルト100を
旋回中心Oへ向けて逃がすようにずらす力F2が作用す
る。
【0002】したがって、従来のカーブベルトコンベア
は、ベルトの外周縁に沿って案内桟やチェーン等の保持
機構を掛け回してベルトの外周部を回転駆動可能に保持
することにより、上記したようにベルトを旋回中心へ向
けてずらす力F2を受けると共に、駆動源からの駆動力
を伝達してベルトの駆動を行うように構成してある(実
開平5−42211号,実公昭58−34082号)。
しかし、上記したようなカーブベルトコンベアにあって
は、保持機構が複雑化する上、保守保全の煩雑化、騒音
の増大、コストの上昇等を招く結果となる。
【0003】また、上記したカーブベルトコンベアは、
周速度の関係からカーブベルトの両端部を支持するロー
ラ101,102を円錐状に構成してあるため、搬送路
の両端部の形状も円錐状になる。その結果、コンベアの
接続部、特に搬送路外周側にて大きな段差を生じること
となり、小さな搬送物の乗り移りに不具合を生じること
があった。尚、従来のカーブベルトコンベアの中には、
コンベア両端部のローラを円筒状の小ローラを軸芯方向
へ多数連続して設けることにより、コンベア両端部の段
差を小さく抑えたものが開発されているが、カーブベル
トの周速度が異なる関係から、同ベルトが旋回中心へ向
けてずれようとする力F2は、より増大してしまうこと
が分かっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、特開平7−2
77436号のカーブベルトコンベアのように、コンベ
アベルトの外周縁部を保持する保持機構を設けずに、該
カーブベルトの内周縁をガイドローラにより内側から支
承することにより、ベルトを旋回中心へ向けてずらす力
F2を受けるように構成したものが開発されている。
尚、上記カーブベルトは、ベルトの肉厚内にベルト幅方
向へ延びる強靭な骨材を内設することにより、ベルト幅
方向の強度を増大せしめたものを使用し、これにより、
ベルト幅方向の曲がり変形を防止している。
【0005】しかし、上記したようにカーブベルトを旋
回中心へ向けてずらす力F2は、ベルト幅が拡がる程に
増大する傾向があるため、ベルト幅が狭い範囲では支障
なく使用できるものの、ベルト幅が広くなるに連れて、
上記ベルトが耐えられずに、ベルト中間部が盛り上がる
ように変形する現象を生じる。よって、上記コンベア
は、コンベア両端部の段差を小さくして軽量短小な搬送
物を搬送することができても、上記したベルトの盛り上
がりにより搬送物への悪影響を与えてしまう。即ち、上
記したカーブベルトコンベアは、ベルト幅の狭いものだ
けに有効であると云える。
【0006】一方、食品業界では、O−157等の病原
菌の危惧に対し、米国にて提案された危害分析・重要管
理点(HACCP)の導入が加速しているが、食品加工
生産設備に使用されるベルトコンベアにおいても、上記
HACCPに則る衛生管理が検討されている。例えば、
ベルトコンベアの衛生を維持するためには、機体やベル
ト自体を定期的に洗浄することが雑菌の繁殖を抑止する
いみで好ましい。従来、直線移動のベルトコンベア中に
は、コンベアの端部を跳ね上げることにより、ベルトの
張りを簡単に緩めるように構成したものが開発されてい
るが(実公平5−33459号)、カーブベルトコンベ
アにおいては、上記したように保持機構等が複雑化する
ため、カーブベルトを簡単に緩めることは難しく、どれ
も面倒な取り外し作業を必要としていた。
【0007】本発明の目的は、上記した如きカーブベル
トコンベアに関し、ベルト幅が広く、且つ、コンベア両
端部における段差を小さく抑えることのできるカーブベ
ルトコンベアを簡素な駆動機構により実現すると共に、
カーブベルトの取付,取り外しを容易に行える機能を具
備せしめることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明のカーブベルトコンベアは、コンベアの
両端部に配設したローラ若しくはナイフエッジ間に架設
して、平面視略円弧状の搬送軌道を構成する無端状のカ
ーブベルトと、上記カーブベルトの内周側縁部を旋回内
側から支承するガイドローラと、上記カーブベルトの外
周部における往路側と復路側との間に挿入して設置する
と共に、平面視において同カーブベルトの旋回中心から
ベルト外周へ向けて延びる基準線上に軸芯を一致させた
状態にて回転駆動自在に軸支せしめた駆動ローラと、上
記カーブベルト外周部の往路面上に設置し、同カーブベ
ルトを挟んで上記駆動ローラの外周面に押圧せしめるピ
ンチローラと、上記カーブベルト外周部の復路面下に設
置し、同カーブベルトを挟んで上記駆動ローラの外周面
に押圧せしめるピンチローラとを備え、前記往路側,復
路側両ピンチローラは、各々の軸芯を、平面視の基準線
に対して所定方向へ傾斜せしめた状態で回転自在に軸支
せしめ、これらピンチローラの回転時の接触により、上
記カーブベルトの外周部を旋回外側へ向けて付勢せしめ
て成るものである。
【0009】上記した手段によれば、コンベア両端部に
配設したローラ若しくはナイフエッジ間には、無端状の
カーブベルトが架設され、該カーブベルトにより、平面
視略円弧状の搬送軌道が構成される。上記カーブベルト
の内周側には、ガイドローラが設けてあり、このガイド
ローラが、カーブベルトの内周縁を内側から支承する形
で支持することにより、カーブベルトが旋回中心へ向け
て移動しないように受け止めている。
【0010】上記カーブベルト外周部における往路側と
復路側との間には、駆動ローラが設けてある。また、上
記駆動ローラは、旋回中心からベルト外周へ向けて延び
る基準線上に軸芯を一致させた状態にて回転駆動自在に
軸支してある。一方、上記カーブベルトの往路面上と、
復路面下とには、それぞれピンチローラを設けてある。
ピンチローラは、カーブベルトを挟む形で、駆動ローラ
の外周面に対して押圧せしめてある。
【0011】よって、上記カーブベルトの往路,復路両
面は、駆動ローラとピンチローラとにより挟持された状
態となり、上記ピンチローラによる押圧力により、駆動
ローラ外周面とカーブベルト内面、及び同カーブベルト
外周面とピンチローラとの間に摩擦力を生じる。また、
上記駆動ローラの回転駆動により、カーブベルトが回転
駆動し、さらに、カーブベルトの回転に追従して、往路
側,復路側の両ピンチローラが回転することになる。
【0012】上記した往路,復路両ピンチローラは、各
々の軸芯を、平面視の基準線に対して所定方向へ傾斜せ
しめた状態で軸支してあり、上記傾斜角を介してカーブ
ベルトと接触して回転することになる。そして、往路,
復路両ピンチローラの接触力は、上記傾斜角の分、旋回
外側へ向けて作用するようになり、その結果、上記カー
ブベルトの往路側,復路側外周部は、それぞれ旋回外側
へ向けて付勢される。この付勢力は、カーブベルトを幅
方向へ張る力として作用し、同ベルトの中央部に膨らみ
が生じるのを防止する。
【0013】請求項2記載のカーブベルトコンベアは、
上記ガイドローラを基材上に軸着し、該基材をカーブベ
ルト内周側の固定部材の定位置に対し、着脱可能に固定
することにより、上記ガイドローラをカーブベルト内周
縁の支承位置に設置せしめたものである。
【0014】上記手段によれば、ガイドローラは、基材
上に対して軸着され、この基材をカーブベルト内周側の
固定部材に対して着脱可能に定置することにより、ガイ
ドローラがカーブベルト内周縁の支承位置に設置され
る。また、上記基材を固定部材から取り外すことによ
り、両ローラやナイフエッジ間に架設されるカーブベル
トを内周側から支承する部材、即ち、ガイドローラがな
くなるため、コンベア両端部のローラやナイフエッジ間
に架設された無端状のカーブベルトを内周側へ向けて引
き抜くことができるようになる。反対に、取り外したカ
ーブベルトをコンベア両端部のローラやナイフエッジ間
にベルトの外周側をコンベアの内周側から嵌装した後
に、ガイドローラの基材を固定部材に定置することによ
りカーブベルトを装着することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図1乃至図7にて示すカーブベルト
コンベアは、コンベア始端に搬入された搬送物を、円弧
状に旋回する搬送路上に沿って搬送することにより、上
記搬入方向と直交する方向へ向けて搬出するものであ
り、該カーブベルトコンベアを通常のコンベアラインの
接続部に設置することにより、搬送物を直角方向に搬送
する物流ラインを構成する。
【0016】上記カーブベルトコンベアは、フレームと
なるコンベア本体aの上に、コンベア始端部のローラ2
aと、コンベア終端部のローラ2bとを、平面視90゜
の角度を介して設置すると共に、これら両ローラ2a,
2b間に無端状のカーブベルト1を架設することによ
り、平面視略円弧状の搬送軌道を構成する。また、上記
カーブベルト1の内周側には、上記カーブベルト1の内
周側縁部を旋回内側から支承するガイドローラ3a,3
bを設けると共に、同カーブベルト1の外周部には、駆
動ローラ4と、ピンチローラ5,6を配設し、該駆動ロ
ーラ4とピンチローラ5,6との間にカーブベルト1の
外周側縁部を挟持した状態で回転駆動することにより、
上記カーブベルト1を搬送方向へ向けて回転駆動せしめ
るように構成してある。
【0017】ローラ2a,2bは、短円筒状に構成した
多数の小ローラ20を、支軸21の外周に沿って回転自
在に嵌装することにより、全長にわたって同径な長軸状
ローラとして構成してある。上記ローラ2a,2bは、
夫々の支軸21を、コンベア本体aの外周部と内周部と
に設けた軸受け部材22,22’及び23,23’の間
にわたって水平に架設して支持することにより、両軸芯
間に平面視90゜の開角を介して設置してある。ちなみ
に、上記両ローラ2a,2bの外径の延長線上には、カ
ーブベルト1の旋回中心Oが位置するように設定してあ
る(図1)。
【0018】上記したように支軸21に沿って並列させ
た各小ローラ20は、個々が独立して回転するように構
成してある。即ち、カーブベルトコンベアは、カーブベ
ルト1の内周側と外周側とで周速度が異なるが、上記し
たように、カーブベルト1の両端部支持するローラ2
a,2bを、同軸上に多数の小ローラ20を並設せしめ
て構成することにより、夫々の小ローラ20がそれぞれ
の位置の周速度で回転するように構成してある。また、
上記ローラ2a,2bは、その外形を十分に小さく構成
しているので、本願のカーブベルトコンベアの始端部及
び終端部に接続される他のコンベアとの接続部に生じる
段差も極めて小さく抑えることができる。また、上記ロ
ーラ2a,2bは、ナイフエッジにすることもできる。
【0019】上記ローラ2a,2b間に架設されるカー
ブベルト1は、傘のように略円錐形に展開されるドーナ
ッツ状のシートとして構成され、二つ折りの状態とし
て、上記ローラ2a,2b間に、外周部となる大径側か
ら嵌装することにより、平面視略扇状の円弧形となる搬
送軌道を構成する(図1)。尚、上記カーブベルト1
は、その肉厚内に、ベルト幅方向へ走る強靭な線材を放
射状に内設することにより、ベルト幅方向の圧縮強度を
増大せしめたものを使用している。
【0020】上記したようにローラ2a,2bの間に架
設したカーブベルト1の往路側は、水平で且つ平面状の
基盤8によって下から支承してある(図2)。基盤8
は、上記カーブベルト1の平面形と同様に略扇状の円弧
形に形成してある。基盤8は、内周側の支持材81と、
外周に沿って間隔を置いて配置した支持材85とを介
し、コンベア本体部材a1及びa2に対して取付固定す
ることにより、上記カーブベルト1の往路側の直下面に
沿って水平に設置してある。上記基盤8は、カーブベル
ト1の往路側の略全面を下面側から平面的に支承するも
のであり、その両端縁部は、前記ローラ2a,2bの直
前まで至っている。
【0021】上記カーブベルト1の内周部には、ガイド
ローラ3a,3bを設け、カーブベルト1の内周縁を、
旋回内側から支承している(図2,図4)。ガイドロー
ラ3a,3bは、上記した如くローラ2a,2b間にわ
たって架設したカーブベルト1が、回転駆動に伴って内
周側へ移動するのを防止するものであり、カーブベルト
1内周部往路側及び内周部復路側にそれぞれ所要個数ず
つ、本実施例の場合、5個ずつのガイドローラ3a,3
bを、略扇状の基材30を介して着脱可能に取付支持し
てある(図3)。尚、上記ガイドローラ3a,3bの設
置個数は任意に変更してもよい。
【0022】図4にて示すように、ガイドローラ3a,
3bは、外周部に沿って略V形の溝を周設したプーリ状
のローラであり、略扇形に形成した基材30に対して取
付支持してある。基材30は、往路側のガイドローラ3
aを取付支持する基板30aと、復路側のガイドローラ
3bを取付支持する基板30bとからなり、各基材30
a,30bの円周に沿って5個ずつのガイドローラ3
a,3bを定間隔を置いて軸支することにより、上記基
板30a,30bを設置した状態にて、各ガイドローラ
3a,3bが、カーブベルト1内周縁における往路側と
復路側とにそれぞれ旋回内側から当接するように構成し
てある。
【0023】上記両基板30a,30bの裏面には、2
個の突起31a,31bを所定の間隔を置いて突出して
あり、同基板30a,30bを基盤8の内周部の支持材
81を挟む形で装着した状態において、上記突起31
a,31bが、支持材81に穿設した位置決め孔82に
嵌入して、定位置に位置合わせされるように構成してあ
る(図3)。また、両基板30a,30bには、上記し
た如く支持材81を挟んで装着した状態において、支持
材81に穿設した挿通孔33cと重なり合うネジ孔33
aと33bとを穿設してある。そして、上下に重なり合
うネジ孔33a,33b及び挿通孔33cに、ハンドル
9a付きの装着ボルト9を挿通し、該装着ボルト9の先
端部を、旋回内周側に突設した本体部材a1のネジ孔a
1’に螺合して締め付けることにより、両基板30a,
30bを定位置で保持した状態にて共締めする共に、基
盤8内周側の支持材81を上記本体部材a1上に固定す
る。
【0024】上記したように、基板30a,30b及び
支持材81を、ハンドル9a付きの装着ボルト9を用い
て本体部材a1に螺合締め付けすることにより、両基板
30a,30bが旋回内周側の所定位置に定置される。
そして、両基板30a,30bに取付支持した各ガイド
ローラ3a,3bが、カーブベルト1内周縁における往
路側と復路側とにそれぞれ旋回内側から当接する状態と
なる(図4)。
【0025】上記したように、ガイドローラ3a,3b
を装着した状態においては、カーブベルト1の内周縁の
往路側と復路側とが夫々ガイドローラ3a,3bにより
旋回内側から支承された状態となる。これにより、上記
カーブベルト1が回転するのに伴って、旋回内側へ向け
て逃げるように移動するのを防止し、カーブベルト1が
常時ローラ2a,2bの所定位置にて回転するように保
持する。また、上記したように装着されるカーブベルト
1は、装着ボルト9を緩めて基板30a,30bと共
に、ガイドローラ3a,3bを全て取り外すことによ
り、旋回内側に向けて引き抜くことが可能となる。即
ち、カーブベルト1は、装着ボルト9を1本外すだけて
簡単に取り外すことができる。
【0026】一方、上記カーブベルト1の外周側には、
駆動ローラ4を設けてある。駆動ローラ4は、上記した
如く装着されるカーブベルト1の外周部に接触して回転
駆動することにより、同カーブベルトを回転させるため
のものであり、平面視において、上記カーブベルト1の
旋回中心Oからカーブベルト1外周へ向けて延びる基準
線L上に軸芯4’を一致させた状態にて回転駆動自在に
軸支せしめてある(図1)。上記駆動ローラ4は、上記
基準線Lが通過するカーブベルト1外周の中央に設置
し、同カーブベルト1の往路側と復路側との間に軸芯
4’を水平にして挿入する形で軸支してある(図2)。
【0027】駆動ローラ4は、外周面に滑り止め材41
を嵌着した円筒体であり、支軸4aの一端に嵌着してあ
る。上記駆動ローラ4は、カーブベルト1の外周部の口
内に挿入すると共に、カーブベルト1の外側へ向けて水
平に突出せしめた支軸4aを、ギアボックス7a内に挿
入して止着することにより回転駆動自在に支持してあ
る。また、上記駆動ローラ4は、外周面の最上部を、基
盤8の外周部に開設した開口部83から幾分突出させ、
上記基盤8上に沿って摺動するカーブベルト1の往路側
内面に当接せしめてある(図2)。上記ギアボックス7
aは、コンベア本体部材a2に立設した取付基板70に
取付固定してあり、その下部に設けた駆動モータ7bに
より、上記駆動ローラ4の支軸4aを所定の回転にて回
転駆動する。
【0028】上記駆動ローラ4の設置位置に対応するカ
ーブベルト1往路面の直上、及び復路面の直下には、各
々ピンチローラ5及びピンチローラ6を設け、これらピ
ンチローラ5,6と、上記駆動ローラ4の外周面との間
に、カーブベルト1の往路側外周部と復路側外周部とを
それぞれ挟持している。両ピンチローラ5,6は、支軸
5a,6aの外周にベアリング51を介して嵌着するこ
とにより、自由回転するように構成してある。
【0029】上記ピンチローラ5,6は、支軸5a,6
aを回動アーム71a,71bにて支持している。往路
側の回動アーム71aは、一端部を前記ギアボックス7
aの取付基盤70に軸着することにより、同アーム71
aの他端側が上下方向へ回動するように支持してある。
また、上記ピンチローラ5の支軸5aは、上記回動アー
ム71aの中間部に対して水平に取付固定し、該支軸5
a及ピンチローラ5が上記回動アーム71aから水平に
突出し、ピンチローラ5が駆動ローラ4の直上に位置す
るように支持している(図5,図6)。
【0030】一方、復路側の回動アーム71bは、一端
部を取付基盤70における駆動ローラ4の下側に軸着す
ることにより、上記回動アーム71aと同様に回動する
ように支持してある。そして、上記ピンチローラ6の支
軸6aを、上記回動アーム71bの中間部に取付固定す
ることにより、同支軸6a及ピンチローラ6が上記回動
アーム71bから水平に突出し、ピンチローラ6が駆動
ローラ4の直下に位置するように支持している。
【0031】上記した如く支持せしめた両回動アーム7
1a,71bの先端部の間には、夫々コイルスプリング
72を架設し、該コイルスプリング72の張力により両
回動アーム71a,71bの先端部同士を引き寄せ、こ
れにより、両回動アーム71a,71bの中間部に軸支
しせしめた両ピンチローラ5,6を駆動ローラ4の外周
面に対して常時圧着するように構成してある。即ち、上
記したようにコイルスプリング72により付勢される両
ピンチローラ5,6は、カーブベルト1の往路側外周部
と、復路側外周部とを挟んだ状態にて、それぞれ駆動ロ
ーラ4の外周面に対して押圧されることになる。尚、上
記両ピンチローラ5,6の駆動ローラ4に対する押圧力
は、上記コイルスプリング72自体を交換するか、若し
くは、ネジ等によりコイルの引き伸ばしストロークを変
更することにより、調節することができる。
【0032】したがって、駆動ローラ4を正転方向へ回
転駆動せしめると、該駆動ローラ4の外周が接触するカ
ーブベルト1の往路側がコンベア始端から終端へ向けて
回動し、これと同時に、同カーブベルト1の復路側がコ
ンベア終端から始端へ向けて回動する。これと同時に、
上記したカーブベルト1の往路側及び復路側と接触する
両ピンチローラ5,6が、上記カーブベルト1の回転に
追従する形で回転する。
【0033】また、上記往路側,復路側両ピンチローラ
5,6は、各々の軸芯5’,6’を、平面視の基準線L
に対して、所定方向へ傾斜せしめた状態で回転自在に軸
支せしめ、これにより、両ピンチローラ5,6の接触力
により、上記した如く回転するカーブベルト1の外周部
を旋回外側へ向けて付勢するように構成してある。
【0034】両ピンチローラ5,6を取付支持する回動
アーム71a,71bは、一端部の軸支部にて略く形に
屈曲させることにより、ピンチローラ5,6の軸芯
5’,6’を所定の方向へ傾斜せしめてある(図6,図
7)。図6(平面視)にて示すように、往路側の回動ア
ーム71aは、回動先端側をカーブベルト1の外側へ向
けて屈曲せしめることにより、ピンチローラ5の軸芯
5’を基準線Lに対してα゜だけ傾斜せしめた状態で軸
支している。また、ピンチローラ5の軸芯5’の傾斜方
向は、旋回内側へ向く支軸5aの先端が、コンベア終端
側へ向けて前進する方向であり、本実施例の場合、その
傾斜角α゜を7.5゜に設定してある。
【0035】図7(平面視)にて示すように、復路側の
回動アーム71bは、コンベア回動先端側をカーブベル
ト1の内側へ向けて屈曲させることにより、ピンチロー
ラ6の軸芯6’を基準線Lに対してα゜だけ傾斜せしめ
た状態で軸支している。また、ピンチローラ6の軸芯
6’の傾斜方向は、旋回内側へ向く支軸6aの先端がコ
ンベア始端側へ向けて前進する方向であって、その傾斜
角α゜を往路側のピンチローラ5と同様に7.5゜に設
定してある。
【0036】次ぎに、図8及び図9に基づいて、カーブ
ベルト1を回転駆動せしめた状態において、各部に作用
する力学的バランスを説明する。上記した如く構成した
カーブベルトコンベアは、駆動ローラ4を回転駆動させ
ると、該駆動ローラ4の上部外周と接触するカーブベル
ト1の往路側が、コンベア始端からコンベア終端へ向け
て移動すると同時に、駆動ローラ4の下部外周と接触す
るカーブベルト1の復路側が、コンベア終端からコンベ
ア始端へ向けて移動し、その結果、ローラ2a,2b間
に架設されたカーブベルト1が正転方向に回転する。
【0037】図8において、駆動ローラ4の回転駆動に
より、カーブベルト1が正転方向に回転すると、該カー
ブベルト1と接触して追従回転する往路側のピンチロー
ラ5は、その軸芯5’に傾斜角α゜を付与したことで、
カーブベルト1外周部を旋回外側へ向けて押し出す接触
力F4を発生する。また、上記接触力F4には、カーブ
ベルト1の接線方向へ作用する駆動ローラ4の駆動力F
1が加わり、合力F5として作用する。この合力F5
は、カーブベルト1を正転方向へ回転せしめると共に、
カーブベルト1の外周部を旋回外側へ向けて引く力F6
として作用する。
【0038】カーブベルト1は、駆動力F1により回転
するが、これと同時に、旋回内側へ向けて逃げるように
移動しようとする力F2が作用するため、F1とF2と
の合力F3方向へ向けて進もうとする。ちなみに、上記
合力F3の方向へ進行することは、カーブベルト1の蛇
行を意味し、コンベアの回転駆動が円滑に行われなくな
り、さらに、ベルトの寿命をも短くする。よって、カー
ブベルト1の往路側が旋回内側へ向けて移動しようとす
る力F2をカーブベルト1の内周縁に沿って設けた各ガ
イドローラ3aにより受け止めて、カーブベルト1が旋
回内側へ向けてずれるのを防止している。
【0039】一方、図9にて示すように、正転するカー
ブベルト1と接触して追従回転する復路側のピンチロー
ラ6は、その軸芯6’に傾斜角α゜を付与したことで、
カーブベルト1外周部を旋回外側へ向けて押し出す接触
力F4’を発生する。上記接触力F4’には、カーブベ
ルト1の接線方向へ作用する駆動ローラ4の駆動力F
1’が加わり、合力F5’として作用する。この合力F
5’は、カーブベルト1を正転方向へ回転せしめると共
に、カーブベルト1の外周部を旋回外側へ向けて引く力
F6’として作用する。即ち、カーブベルト1は、往路
側と復路側とで同様な力が作用する。また、カーブベル
ト1の復路側が旋回内側へ向けて移動しようとする力F
2’も、カーブベルト1の復路側の内周縁に沿って設け
た各ガイドローラ3bにより受け止めて、前記したと同
様にカーブベルト1が旋回内側へ向けてずれるのを防止
している。
【0040】即ち、上記したように、ガイドローラ3
a,3bとカーブベルト1内周縁とが接触している部分
では、上記F2,F2’の反力F7,F7’が作用す
る。ここで、F2=F7,F2’=F7’であれば、カ
ーブベルト1の走行状態は安定する。しかし、上記F
2,に対する反力F7に、カーブベルト1の幅方向の剛
性が耐えることができず、カーブベルト1の往路側の中
央部が盛り上がるように変形する現象を生じる。本発明
のカーブベルトコンベアにおいては、上記ピンチローラ
5,6の接触力により作用するF4,F4’により、カ
ーブベルト1の剛性不足の分を旋回外側へ向けて引く力
F6,F6’により補って、F2≦F6+F7,F2’
≦F6’+F7’の条件を維持して安定した走行状態を
実現している。
【0041】尚、上記ピンチローラ5,6の傾斜角α゜
は大きくするほどカーブベルト1の外周部を外側へ引く
力F6,F6’を増大せしめることが可能であるが、安
定した走行状態を維持するには、F2≦F6+F7,F
2’≦F6’+F7’の関係を維持すれば十分であり、
必要以上に増しても良好な効果は期待できない。本願出
願人は、数多くの試験を繰り返し行った。その結果、上
記ピンチローラ5,6の傾斜角α゜は5゜〜10゜の範
囲が特に良好であるとの結論を得た。しかし、ピンチロ
ーラ5,6の傾斜角α゜は、上記した値に限定するもの
ではなく、効果が期待できるならば何度に設定してもよ
い。
【0042】尚、本願出願人は、上記両ピンチローラ
に、旋回内側が先細状になるテーパを付けて、略円錐台
形に形成することにより、カーブベルトに加わる力のバ
ランス試験を行った。当初、F6方向への力が作用する
と期待したが、結果としては、F1及びF6方向へ加わ
る力のバランスを変えることはできなかった。また、上
記ピンチローラの位置をコンベア終端側のローラ2bに
近づけて設置した場合には、F2方向へ作用する力が増
大する結果となり、F1−F6−F2の3方向の力のバ
ランス関係を得ることは不可能であるという結論を得
た。ただし、両ピンチローラに旋回外側が先細状となる
テーパ形状のローラを回転させた場合には、F1−F6
−F2の3方向の力のバランス関係を成立させることが
可能であり、有効な手段となる。
【0043】ところで、上記実施例のように、駆動ロー
ラ4の駆動機構として、ギアボックス7aと駆動モータ
7bとにより構成したものにおいては、コンベア本体部
材a2の外周部から外側にギアボックスと駆動モータが
大きく突出してしまうことになる。よって、上記駆動ロ
ーラ4の駆動機構は、図10にて示すように、構成して
もよい。図10にて示す駆動機構は、駆動ローラ4の支
軸4aを取付基板70に設けた軸受75に挿通し、同軸
受け75の外側に突出した状態で軸支されるスプロケッ
ト76aに連結する。
【0044】一方、上記駆動ローラ4の直下の本体部材
a3には、駆動モータ79及びギアボックス78を設置
し、上記ギアボックス78から突出する出力軸78aに
スプロケット76bを取り付ける。上記スプロケット7
6aと76bとは、無端状のチェーン77にて連結し、
上記駆動モータ79の駆動力を駆動ローラ4に伝達する
ように構成してある。上記したように、駆動機構を構成
することによれば、本体フレームa3から外側への突出
寸法を大幅に低減し、装置の設置スペースを縮小するこ
とができる。上記実施例は、無端状チェーンにより駆動
伝達を行ったが、駆動伝達手段は、無端ベルト、歯車等
を使用してもよく、チェーンに限定するものではない。
【0045】上記実施例においては、駆動ローラ4及び
両ピンチローラ5,6の駆動ユニットをカーブベルト1
の外周部の中央に設置したが、駆動ユニットは、駆動ロ
ーラ4の軸芯4’が旋回中心Oから放射状に伸びる軸線
状であればカーブベルト1の始端寄り、若しくは終端寄
りに設置してもよい。また、上記実施例は、駆動ローラ
4とピンチローラ5,6の駆動ユニットをカーブベルト
1に対して一個設けたが、上記駆動ユニットは、2個以
上設けることもできる。この場合、製造コストは増大す
るが、カーブベルト1の回転駆動を確実に行うと共に、
旋回内側へ向かうカーブベルト1のずれ防止効果を向上
せしめることができる。
【0046】さらに、上記実施例のカーブベルトコンベ
アは、コンベア両端部のローラ2a,2bの挟む角度を
90゜として構成したが、本発明のカーブベルトコンベ
アは、上記角度を90゜に限定するものではなく、90
゜以下に設定しても、90゜以上に設定してもよい。例
えば、図11にて示すカーブコンベアのように、コンベ
ア始端のローラ2aと、コンベア終端のローラ2bが挟
む角度を180゜として構成してもよい。
【0047】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、カーブベ
ルトと、このカーブベルトの内周縁部を支承するガイド
ローラと、同カーブベルトの外周部に設置する駆動ロー
ラと、上記カーブベルトを挟んで駆動ローラに押圧せし
める往路,復路両ピンチローラとを備え、上記往路側,
復路側両ピンチローラの軸芯を、基準線に対して所定方
向へ傾斜せしめた状態で軸支せしめて構成したものであ
るから、従来のカーブベルトコンベアのように、カーブ
ベルトの外周側縁部を案内桟やチェーン等の保持機構に
より保持したものと比較すると、カーブベルトの駆動機
構を極めて簡素化することができると共に、保持機構に
よる騒音を発生することなくカーブベルトを確実に回転
駆動せしめることができる。
【0048】また、ピンチローラの軸芯を基準線に対し
て傾斜せしめた状態で軸支して、カーブベルトの往路,
復路の外周部をそれぞれ旋回外側へ付勢せしめるように
構成したので、簡素な構成をもって、旋回内周側へ逃げ
るように作用するカーブベルトのずれ力に対向し、カー
ブベルトの幅方向に十分な張力を与えることができる。
その結果、カーブベルトの幅を広げた場合に、カーブベ
ルトの搬送面に生じる膨らみ現象を確実に防止すること
ができるようになり、従来、運転に支障が生じていた幅
広状のカーブベルトを円滑に運転することができる。ま
た、上記張力の維持により、カーブベルトの逃げを確実
に防止できるので、ベルト両端部のローラの径を抑えて
コンベア接続部の段差を十分に小さくすることも可能と
なり、軽量短小な搬送物を円滑に搬送することができ
る。
【0049】請求項2記載のカーブベルトコンベアは、
ガイドローラを軸着した基材を、カーブベルト内周側の
コンベア本体側部材に定置し、着脱可能に取付固定する
ことにより、上記ガイドローラをカーブベルト内周縁の
支承位置に設置せしめるように構成したものであるか
ら、上記基材を固定部材から取り外すことにより、カー
ブベルトの内周側縁を支承するガイドローラを取り除
き、両ローラやナイフエッジ間に架設した無端状のカー
ブベルトを旋回内周側に引き抜くことができる状態と
し、また、その逆の手順により、カーブベルトを装着す
ることができる。よって、基材の着脱作業だけで、カー
ブベルトの取り外し作業、及び取付作業を極めて簡単に
行うことができるようになり、その結果、保守点検や衛
生管理のために、定期的に行うベルトや機体の洗浄作業
の手間を、大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施したカーブベルトコンベアを
示す平面図。
【図2】 図1におけるII-II 線断面図。
【図3】 ガイドローラ部分を示す分解斜視図。
【図4】 図1におけるIV-IV 線断面図。
【図5】 駆動ローラとピンチローラを示す斜視図。
【図6】 往路側ピンチローラ部を示す平面図。
【図7】 復路側ピンチローラ部を示す平面図。
【図8】 往路側の各部力学的バランスを示す説明
図。
【図9】 復路側の各部力学的バランスを示す説明
図。
【図10】 駆動ローラと駆動モータとをチェーンを
使用して連結して成るカーブベルトコンベアの縦断面
図。
【図11】 180゜旋回型のカーブベルトコンベア
を示す平面図。
【図12】 従来のカーブベルトコンベアを示す平面
図。
【符号の説明】
a・・・コンベア本体 L・・・基準線 1・・・カーブベルト 2a・・・コンベア始端側ローラ 2b・・・コンベア終端側ローラ 3a,3b・・・ガイドローラ 4・・・駆動ローラ 4’・・・軸芯 5・・・ピンチローラ(往路側) 5’・・・軸芯 6・・・ピンチローラ(復路側) 6’・・・軸芯 30・・・基材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 15/00 - 15/28 B65G 15/60 - 15/64 B65G 39/00 - 39/20 B65G 21/16 - 21/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアの両端部に配設したローラ若
    しくはナイフエッジ間に架設して、平面視略円弧状の搬
    送軌道を構成する無端状のカーブベルトと、上記カーブ
    ベルトの内周側縁部を旋回内側から支承するガイドロー
    ラと、上記カーブベルトの外周部における往路側と復路
    側との間に挿入して設置すると共に、平面視において同
    カーブベルトの旋回中心からベルト外周へ向けて延びる
    基準線上に軸芯を一致させた状態にて回転駆動自在に軸
    支せしめた駆動ローラと、上記カーブベルト外周部の往
    路面上に設置し、同カーブベルトを挟んで上記駆動ロー
    ラの外周面に押圧せしめるピンチローラと、上記カーブ
    ベルト外周部の復路面下に設置し、同カーブベルトを挟
    んで上記駆動ローラの外周面に押圧せしめるピンチロー
    ラとを備え、前記往路側,復路側両ピンチローラは、各
    々の軸芯を、平面視の基準線に対して所定方向へ傾斜せ
    しめた状態で回転自在に軸支せしめ、これらピンチロー
    ラの回転時の接触により、上記カーブベルトの外周部を
    旋回外側へ向けて付勢せしめて成るカーブベルトコンベ
    ア。
  2. 【請求項2】 上記ガイドローラを基材上に軸着し、
    該基材をカーブベルト内周側のコンベア本体側部材に定
    置し、着脱可能に取付固定することにより、上記ガイド
    ローラをカーブベルト内周縁の支承位置に設置せしめて
    成る請求項1記載のカーブベルトコンベア。
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