JPH07223716A - カーブコンベア - Google Patents
カーブコンベアInfo
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- JPH07223716A JPH07223716A JP6017122A JP1712294A JPH07223716A JP H07223716 A JPH07223716 A JP H07223716A JP 6017122 A JP6017122 A JP 6017122A JP 1712294 A JP1712294 A JP 1712294A JP H07223716 A JPH07223716 A JP H07223716A
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- Japan
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- belt
- free roller
- drive shaft
- free
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 他のコンベアとの継ぎ目部分の落ち込みが
一定で且つ小さく、比較的低コストで製造でき、ベ
ルトの短命化を招かないカーブコンベアを提供するこ
と。 【構成】 多数のフリーローラ１０を有し且つ所定の角
度間隔で配設されたフリーローラシャフト１，１と、こ
れらフリーローラシャフト１，１相互間に張設されたル
ープ状の搬送用ベルト２と、前記搬送用ベルト２の内側
への移動を阻止すべく上下の回転体により搬送用ベルト
２の外側縁を挟持する形式の係止手段３と、前記搬送用
ベルト２のループ内に設けられた駆動軸４と、この駆動
軸４の回転をフリーローラ１０に伝達する駆動用ベルト
５とを有しており、前記駆動軸４の回転により、外側に
位置するフリーローラ１０を内側に位置するフリーロー
ラ１０よりも高速で回転させるようにしている。
一定で且つ小さく、比較的低コストで製造でき、ベ
ルトの短命化を招かないカーブコンベアを提供するこ
と。 【構成】 多数のフリーローラ１０を有し且つ所定の角
度間隔で配設されたフリーローラシャフト１，１と、こ
れらフリーローラシャフト１，１相互間に張設されたル
ープ状の搬送用ベルト２と、前記搬送用ベルト２の内側
への移動を阻止すべく上下の回転体により搬送用ベルト
２の外側縁を挟持する形式の係止手段３と、前記搬送用
ベルト２のループ内に設けられた駆動軸４と、この駆動
軸４の回転をフリーローラ１０に伝達する駆動用ベルト
５とを有しており、前記駆動軸４の回転により、外側に
位置するフリーローラ１０を内側に位置するフリーロー
ラ１０よりも高速で回転させるようにしている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、カーブコンベアに関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】カーブコンべアとしては、図８に示す形
式のものがあり、このコンベアは、図８や図９に示すよ
うに、所定の角度間隔で配設されたナイフエッジ９０，
９０とこれの下方に設けられたフリーローラシャフト９
１，９１（シャフトに複数のフリーローラを有するも
の）とを利用して搬送用ベルト９２を張設しており、前
記搬送用ベルト９２を、これの外周側に設けたチェーン
９３により回転駆動するようにしている。前記チェーン
９３は、図８に示すように、ガイド９４によって搬送用
ベルト９２の外周縁に沿うような平面軌跡に拘束されて
おり、他方、チェーン９３から搬送用ベルト９２への動
力の伝達は、図１０や図１１に示すように、搬送用ベル
ト９２側のベルト掛け部材Ｐ１と、前記ベルト掛け部材
Ｐ１と同一平面上にあるチェーン９３側のベルト掛け部
材Ｐ２と、これらベルト掛け部材間に設けられた動力伝
達用ベルトＢとから構成された伝達手段９５により行わ
れるようにしてある。
式のものがあり、このコンベアは、図８や図９に示すよ
うに、所定の角度間隔で配設されたナイフエッジ９０，
９０とこれの下方に設けられたフリーローラシャフト９
１，９１（シャフトに複数のフリーローラを有するも
の）とを利用して搬送用ベルト９２を張設しており、前
記搬送用ベルト９２を、これの外周側に設けたチェーン
９３により回転駆動するようにしている。前記チェーン
９３は、図８に示すように、ガイド９４によって搬送用
ベルト９２の外周縁に沿うような平面軌跡に拘束されて
おり、他方、チェーン９３から搬送用ベルト９２への動
力の伝達は、図１０や図１１に示すように、搬送用ベル
ト９２側のベルト掛け部材Ｐ１と、前記ベルト掛け部材
Ｐ１と同一平面上にあるチェーン９３側のベルト掛け部
材Ｐ２と、これらベルト掛け部材間に設けられた動力伝
達用ベルトＢとから構成された伝達手段９５により行わ
れるようにしてある。
【０００３】尚、上記チェーン９３の駆動は、図８に示
す如く、スプロケット９６，９７，９８やチェーン９９
を介してモータＭにより行われている。
す如く、スプロケット９６，９７，９８やチェーン９９
を介してモータＭにより行われている。
【０００４】このカーブコンベアでは、他のコンベアと
の継ぎ目部分の落ち込みＤが、駆動軸をテーパローラと
したカーブコンベアと比較して全幅に渡って一定で且つ
小さいものとすることができ（ナイフエッジ式である図
１２及びテーパローラ式である図１３の両方を参照）、
このため小物の搬送も円滑にできる。
の継ぎ目部分の落ち込みＤが、駆動軸をテーパローラと
したカーブコンベアと比較して全幅に渡って一定で且つ
小さいものとすることができ（ナイフエッジ式である図
１２及びテーパローラ式である図１３の両方を参照）、
このため小物の搬送も円滑にできる。
【０００５】しかしながら、このカーブコンベアではガ
イド９４や伝達手段９５等が複雑な構造であることから
高コストとなり、また、チェーン９３は内方へ引っ張ら
れた状態でガイド９４と擦れながら移動することから駆
動力の伝達効率の低いものとなり、更に、ナイフエッジ
形式を採っていることからベルトの短命化を招くという
問題がある。尚、上記ナイフエッジ９０，９０をフリー
ローラシャフトにかえるとベルトの短命化については解
決できるが、高コスト及び伝達効率の問題については解
決できない。
イド９４や伝達手段９５等が複雑な構造であることから
高コストとなり、また、チェーン９３は内方へ引っ張ら
れた状態でガイド９４と擦れながら移動することから駆
動力の伝達効率の低いものとなり、更に、ナイフエッジ
形式を採っていることからベルトの短命化を招くという
問題がある。尚、上記ナイフエッジ９０，９０をフリー
ローラシャフトにかえるとベルトの短命化については解
決できるが、高コスト及び伝達効率の問題については解
決できない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、他のコンベアとの継ぎ目部分の落ち込みが一定で
且つ小さく、比較的低コストで製造でき、ベルトの
短命化を招かないカーブコンベアを提供することを課題
とする。
は、他のコンベアとの継ぎ目部分の落ち込みが一定で
且つ小さく、比較的低コストで製造でき、ベルトの
短命化を招かないカーブコンベアを提供することを課題
とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明のカーブコンベ
アは、多数のフリーローラ１０を有し且つ所定の角度間
隔で配設されたフリーローラシャフト１，１と、これら
フリーローラシャフト１，１相互間に張設されたループ
状の搬送用ベルト２と、前記搬送用ベルト２の内側への
移動を阻止すべく上下の回転体により搬送用ベルト２の
外側縁を挟持する形式の係止手段３と、前記搬送用ベル
ト２のループ内に設けられた駆動軸４と、この駆動軸４
の回転をフリーローラ１０に伝達する駆動用ベルト５と
を有しており、前記駆動軸４の回転により、外側に位置
するフリーローラ１０を内側に位置するフリーローラ１
０よりも高速で回転させるようにしている。
アは、多数のフリーローラ１０を有し且つ所定の角度間
隔で配設されたフリーローラシャフト１，１と、これら
フリーローラシャフト１，１相互間に張設されたループ
状の搬送用ベルト２と、前記搬送用ベルト２の内側への
移動を阻止すべく上下の回転体により搬送用ベルト２の
外側縁を挟持する形式の係止手段３と、前記搬送用ベル
ト２のループ内に設けられた駆動軸４と、この駆動軸４
の回転をフリーローラ１０に伝達する駆動用ベルト５と
を有しており、前記駆動軸４の回転により、外側に位置
するフリーローラ１０を内側に位置するフリーローラ１
０よりも高速で回転させるようにしている。
【０００８】尚、上記駆動用ベルト５を、駆動用チェー
ンにかえることができる。
ンにかえることができる。
【０００９】
【作用】この発明は次のように作用する。
【００１０】搬送用ベルト２は多数のフリーローラ１０
を有し且つ所定の角度間隔で配設されたフリーローラシ
ャフト１，１相互間に張設されているから、他のコンベ
アとの継ぎ目部分の落ち込みが全幅に渡って一定で且つ
小さく、更に、ナイフエッジ形式のもののように搬送用
ベルト２の短命化を招かない。
を有し且つ所定の角度間隔で配設されたフリーローラシ
ャフト１，１相互間に張設されているから、他のコンベ
アとの継ぎ目部分の落ち込みが全幅に渡って一定で且つ
小さく、更に、ナイフエッジ形式のもののように搬送用
ベルト２の短命化を招かない。
【００１１】また、前記搬送用ベルト２の内方への移動
は上下の回転体により阻止するものであるからその構造
は従来の技術の欄に記載したものと比較して非常に簡単
である。
は上下の回転体により阻止するものであるからその構造
は従来の技術の欄に記載したものと比較して非常に簡単
である。
【００１２】更に、通常の態様（理想的な態様）で駆動
用ベルト５（又は駆動用チェーン）を使用して駆動軸４
の回転力をフリーローラ１０に伝達するから、従来の技
術の欄のものと比較して駆動力の伝達効率は良好であ
る。
用ベルト５（又は駆動用チェーン）を使用して駆動軸４
の回転力をフリーローラ１０に伝達するから、従来の技
術の欄のものと比較して駆動力の伝達効率は良好であ
る。
【００１３】尚、このカーブコンベアでは、前記駆動軸
４の回転により、外側に位置するフリーローラ１０を内
側に位置するフリーローラ１０よりも高速で回転させる
ようにしているから、ベルト張設部材が同径のフリーロ
ーラ１０であるにもかかわらずテーパプーリを使用した
ものと同様の働きをすることになり、その結果、回転駆
動せしめられているフリーローラ１０と搬送用ベルト２
との間の滑りはほとんどない。したがって、カーブコン
ベアの動きは円滑なものとなる。
４の回転により、外側に位置するフリーローラ１０を内
側に位置するフリーローラ１０よりも高速で回転させる
ようにしているから、ベルト張設部材が同径のフリーロ
ーラ１０であるにもかかわらずテーパプーリを使用した
ものと同様の働きをすることになり、その結果、回転駆
動せしめられているフリーローラ１０と搬送用ベルト２
との間の滑りはほとんどない。したがって、カーブコン
ベアの動きは円滑なものとなる。
【００１４】
【実施例】以下、この発明を実施例として示した図面に
従って説明する。
従って説明する。
【００１５】この実施例のカーブコンベアは、図１や図
２に示すように、基本的には、円弧状に形成されたフレ
ーム７と、前記フレーム７の端部にそれぞれ設けられた
上下のフリーローラシャフト１と、これらフリーローラ
シャフト１，１相互間に張設されたループ状の搬送用ベ
ルト２と、前記搬送用ベルト２の内側への移動を阻止す
べく搬送用ベルト２の外側縁を挟持する形式の係止手段
３とを有するもので、図５に示す如く前記搬送用ベルト
２のループ内に駆動軸４を設けると共に、この駆動軸４
の回転を駆動用ベルト５を介して上記フリーローラシャ
フト１のフリーローラ１０ａ，１０ｂ，１０ｃに伝達
し、これにより搬送用ベルト２を回転駆動するようにし
ている。
２に示すように、基本的には、円弧状に形成されたフレ
ーム７と、前記フレーム７の端部にそれぞれ設けられた
上下のフリーローラシャフト１と、これらフリーローラ
シャフト１，１相互間に張設されたループ状の搬送用ベ
ルト２と、前記搬送用ベルト２の内側への移動を阻止す
べく搬送用ベルト２の外側縁を挟持する形式の係止手段
３とを有するもので、図５に示す如く前記搬送用ベルト
２のループ内に駆動軸４を設けると共に、この駆動軸４
の回転を駆動用ベルト５を介して上記フリーローラシャ
フト１のフリーローラ１０ａ，１０ｂ，１０ｃに伝達
し、これにより搬送用ベルト２を回転駆動するようにし
ている。
【００１６】フレーム７は、図１〜図３に示すように、
９０°の円弧状のアングル材で構成された内・外台座７
０，７１と、各内・外台座７０，７１の始終端部上面に
設けたブラケット７２と、前記内・外台座７０，７１に
おけるブラケット７２，７２相互間に設けられた支持部
材７３，７４と、この支持部材７３，７４間に架設した
ベルト載置板７５とを具備しており、前記ブラケット７
５，７５を利用して上下のフリーローラシャフト１を内
・外台座７０，７１相互間に架設するようにしてある。
９０°の円弧状のアングル材で構成された内・外台座７
０，７１と、各内・外台座７０，７１の始終端部上面に
設けたブラケット７２と、前記内・外台座７０，７１に
おけるブラケット７２，７２相互間に設けられた支持部
材７３，７４と、この支持部材７３，７４間に架設した
ベルト載置板７５とを具備しており、前記ブラケット７
５，７５を利用して上下のフリーローラシャフト１を内
・外台座７０，７１相互間に架設するようにしてある。
【００１７】フリーローラシャフト１は、図２や図４に
示すように、主軸１１とこれに回転自在に外挿された複
数のフリーローラ１０とからなり、このフリーローラ１
０のうち三個（外側のものを１０ａ、中程のものを１０
ｂ、内側のものを１０ｃ）には駆動用ベルト５を掛ける
ための周溝１２を形成してある。尚、前記ベルト載置板
７２の上面位置は上側のフリーローラシャフト１におけ
るフリーローラ１０の上面位置に対応させて設定してあ
る。
示すように、主軸１１とこれに回転自在に外挿された複
数のフリーローラ１０とからなり、このフリーローラ１
０のうち三個（外側のものを１０ａ、中程のものを１０
ｂ、内側のものを１０ｃ）には駆動用ベルト５を掛ける
ための周溝１２を形成してある。尚、前記ベルト載置板
７２の上面位置は上側のフリーローラシャフト１におけ
るフリーローラ１０の上面位置に対応させて設定してあ
る。
【００１８】搬送用ベルト２は、図３に示すように、平
面視扇型のループ状のもので、その外周縁には係止手段
３の構成部となる厚肉部２０（ビードという）を設けて
ある。
面視扇型のループ状のもので、その外周縁には係止手段
３の構成部となる厚肉部２０（ビードという）を設けて
ある。
【００１９】係止手段３は、図３に示すように、上記し
た厚肉部２０と、支持部材７４の固定部分に回転自在に
取り付けられ且つ前記厚肉部２０の基端部３１を挟持す
る多数の上・下回転体３２，３３とにより構成されてお
り、前記上・下回転体３２，３３により搬送用ベルト２
が所定方向の移動を阻止することなく上・下回転体３
２，３３と厚肉部２０とを係合せしめ、搬送用ベルト２
の内側への移動を阻止している。尚、この実施例では、
上・下回転体３２，３３をベアリングにより構成してあ
り、ベアリングのインナーレースを支持固定させ、アウ
ターレースを回転部分としている。
た厚肉部２０と、支持部材７４の固定部分に回転自在に
取り付けられ且つ前記厚肉部２０の基端部３１を挟持す
る多数の上・下回転体３２，３３とにより構成されてお
り、前記上・下回転体３２，３３により搬送用ベルト２
が所定方向の移動を阻止することなく上・下回転体３
２，３３と厚肉部２０とを係合せしめ、搬送用ベルト２
の内側への移動を阻止している。尚、この実施例では、
上・下回転体３２，３３をベアリングにより構成してあ
り、ベアリングのインナーレースを支持固定させ、アウ
ターレースを回転部分としている。
【００２０】駆動軸４は、モータの回転がスプロケット
及びチェーン等（図示せず）により伝達されるようにし
てあり、図１や図４に示すように、その外側部分には大
径プーリ４０が、中程部分には中径プーリ４１が、内側
部分には小径プーリ４２が、それ取り付けてある。
及びチェーン等（図示せず）により伝達されるようにし
てあり、図１や図４に示すように、その外側部分には大
径プーリ４０が、中程部分には中径プーリ４１が、内側
部分には小径プーリ４２が、それ取り付けてある。
【００２１】駆動用ベルト５は、図６に示すように、断
面円形の所謂丸ベルトが使用されており、図４や図５に
示す如く大径プーリ４０と外側のフリーローラ１０ａと
の間、中径プーリ４１と中程のフリーローラ１０ｂとの
間、小径プーリ４０と内側のフリーローラ１０ｃとの間
にそれぞれ張設されている。
面円形の所謂丸ベルトが使用されており、図４や図５に
示す如く大径プーリ４０と外側のフリーローラ１０ａと
の間、中径プーリ４１と中程のフリーローラ１０ｂとの
間、小径プーリ４０と内側のフリーローラ１０ｃとの間
にそれぞれ張設されている。
【００２２】尚、大・中・小径プーリ４０，４１，４２
の有効径は、フリーローラ１０ａ，１０ｂ，１０ｃによ
り搬送用ベルト２が回転駆動されている状態において、
これら相互で滑りが発生しないような値に設定してあ
る。
の有効径は、フリーローラ１０ａ，１０ｂ，１０ｃによ
り搬送用ベルト２が回転駆動されている状態において、
これら相互で滑りが発生しないような値に設定してあ
る。
【００２３】このカーブコンベアは上記の如く構成とし
てあるから、駆動軸４の回転により、フリーローラの回
転速度はフリーローラ１０ａ＞フリーローラ１０ｂ＞フ
リーローラ１０ｃとなり、このため、ベルト張設部材が
同径のフリーローラであるにもかかわらずテーパプーリ
を使用したものと同様の働きをすることになる。そし
て、このカーブコンベアでは、作用の欄に記載したよう
に、他のコンベアとの継ぎ目部分の落ち込みが全幅に渡
って一定で且つ小さく、また、搬送用ベルト２の短命化
を招かず、更に、駆動力の伝達効率は良好である。
てあるから、駆動軸４の回転により、フリーローラの回
転速度はフリーローラ１０ａ＞フリーローラ１０ｂ＞フ
リーローラ１０ｃとなり、このため、ベルト張設部材が
同径のフリーローラであるにもかかわらずテーパプーリ
を使用したものと同様の働きをすることになる。そし
て、このカーブコンベアでは、作用の欄に記載したよう
に、他のコンベアとの継ぎ目部分の落ち込みが全幅に渡
って一定で且つ小さく、また、搬送用ベルト２の短命化
を招かず、更に、駆動力の伝達効率は良好である。
【００２４】尚、上記実施例では、駆動軸４に大・中・
小径プーリ４０，４１，４２を設けたが、これに限定さ
れることなく、駆動軸４自体の外周面をコンベアの外側
から内側に向かって大・中・小径に形成し、これら径部
分とフリーローラ間に駆動用ベルト５を張設してもよ
い。
小径プーリ４０，４１，４２を設けたが、これに限定さ
れることなく、駆動軸４自体の外周面をコンベアの外側
から内側に向かって大・中・小径に形成し、これら径部
分とフリーローラ間に駆動用ベルト５を張設してもよ
い。
【００２５】また、上記実施例の大・中・小径プーリ４
０，４１，４２を大・中・小のスプロケットとし、これ
らスプロケットとフリーローラ間に駆動用チェーンを張
設するようにしてもよい。この場合には、駆動用チェー
ンと搬送用ベルト２とが接触しないように、スプロケッ
ト１０の外周に周溝を設け、この周溝の内部に駆動用チ
ェーンと歯合する複数の歯を形成すればよい。
０，４１，４２を大・中・小のスプロケットとし、これ
らスプロケットとフリーローラ間に駆動用チェーンを張
設するようにしてもよい。この場合には、駆動用チェー
ンと搬送用ベルト２とが接触しないように、スプロケッ
ト１０の外周に周溝を設け、この周溝の内部に駆動用チ
ェーンと歯合する複数の歯を形成すればよい。
【００２６】更に、駆動用ベルト５としては、歯付きベ
ルト、平ベルト、角ベルト等が使用できる。
ルト、平ベルト、角ベルト等が使用できる。
【００２７】そして、上記実施例ではループ状の搬送用
ベルト２内に駆動軸４を設けるスペースを確保するため
に、二本の上側のフリーローラシャフト１近傍のそれぞ
れの下方に別のフリーローラシャフト１を設けるように
したが、これに限定されることなく、図７に示すよう
に、フリーローラシャフト１，１の中程下方に中間ロー
ラＲを設けるようにしてもよい。
ベルト２内に駆動軸４を設けるスペースを確保するため
に、二本の上側のフリーローラシャフト１近傍のそれぞ
れの下方に別のフリーローラシャフト１を設けるように
したが、これに限定されることなく、図７に示すよう
に、フリーローラシャフト１，１の中程下方に中間ロー
ラＲを設けるようにしてもよい。
【００２８】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるから
次の効果を有する。
次の効果を有する。
【００２９】作用の欄から記載した内容から、他のコ
ンベアとの継ぎ目部分の落ち込みが一定で且つ小さく、
比較的低コストで製造でき、ベルトの短命化を招か
ないカーブコンベアを提供できた。
ンベアとの継ぎ目部分の落ち込みが一定で且つ小さく、
比較的低コストで製造でき、ベルトの短命化を招か
ないカーブコンベアを提供できた。
【図１】この発明の実施例のカーブコンベアの平面図。
【図２】前記カーブコンベアのフリーローラシャフトの
取り付け状態を示す図。
取り付け状態を示す図。
【図３】前記カーブコンベアの係止手段の断面図。
【図４】前記フリーローラシャフトと、駆動軸に具備さ
せたプーリと、駆動用ベルトの関係を示す斜視図。
せたプーリと、駆動用ベルトの関係を示す斜視図。
【図５】前記フリーローラシャフトと、駆動軸に具備さ
せたプーリと、駆動用ベルトと、搬送用ベルトの関係を
示す側面図。
せたプーリと、駆動用ベルトと、搬送用ベルトの関係を
示す側面図。
【図６】前記フリーローラシャフトのフリーローラーの
周溝に駆動用ベルトが嵌入された状態を示す図。
周溝に駆動用ベルトが嵌入された状態を示す図。
【図７】この発明の他の実施例の説明図。
【図８】先行技術のカーブコンベアの平面図。
【図９】先行技術のカーブコンベアにおける搬送用ベル
ト、ナイフエッジ、フリーローラーとの関係を示す図。
ト、ナイフエッジ、フリーローラーとの関係を示す図。
【図１０】先行技術のカーブコンベアにおいて、搬送用
ベルトに回転駆動力を伝達するための構造を示した平面
図。
ベルトに回転駆動力を伝達するための構造を示した平面
図。
【図１１】先行技術のカーブコンベアにおいて、搬送用
ベルトに回転駆動力を伝達するための構造を示した側面
図。
ベルトに回転駆動力を伝達するための構造を示した側面
図。
【図１２】ナイフエッジ式のカーブコンベアにおいて、
他のコンベアとの継ぎ目部分の落ち込み状態を示す斜視
図。
他のコンベアとの継ぎ目部分の落ち込み状態を示す斜視
図。
【図１３】テーパローラを使用したカーブコンベアにお
いて、他のコンベアとの継ぎ目部分の落ち込み状態を示
す斜視図。
いて、他のコンベアとの継ぎ目部分の落ち込み状態を示
す斜視図。
１ ローラーシャフト ２ 搬送用ベルト ３ 係止手段 ４ 駆動軸 ５ 駆動用ベルト １０ フリーローラ
Claims (2)
- 【請求項１】 多数のフリーローラ（１０）を有し且つ
所定の角度間隔で配設されたフリーローラシャフト
（１）（１）と、これらフリーローラシャフト（１）
（１）相互間に張設されたループ状の搬送用ベルト
（２）と、前記搬送ベルト（２）の内側への移動を阻止
すべく上下の回転体により搬送用ベルト（２）の外側縁
を挟持する形式の係止手段（３）と、前記搬送用ベルト
（２）のループ内に設けられた駆動軸（４）と、この駆
動軸（４）の回転をフリーローラ（１０）に伝達する駆
動用ベルト（５）とを有しており、前記駆動軸（４）の
回転により、外側に位置するフリーローラ（１０）を内
側に位置するフリーローラ（１０）よりも高速で回転さ
せるようにしたことを特徴とするカーブコンベア。 - 【請求項２】 多数のフリーローラ（１０）を有し且つ
所定の角度間隔で配設されたフリーローラシャフト
（１）（１）と、これらフリーローラシャフト（１）
（１）相互間に張設されたループ状の搬送用ベルト
（２）と、前記搬送ベルト（２）の内側への移動を阻止
すべく上下の回転体により搬送用ベルト（２）の外側縁
を挟持する形式の係止手段（３）と、前記搬送用ベルト
（２）のループ内に設けられた駆動軸（４）と、この駆
動軸（４）の回転をフリーローラ（１０）に伝達する駆
動用チェーンとを有しており、前記駆動軸（４）の回転
により、外側に位置するフリーローラ（１０）を内側に
位置するフリーローラ（１０）よりも高速で回転させる
ようにしたことを特徴とするカーブコンベア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01712294A JP3388326B2 (ja) | 1994-02-14 | 1994-02-14 | カーブコンベア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01712294A JP3388326B2 (ja) | 1994-02-14 | 1994-02-14 | カーブコンベア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07223716A true JPH07223716A (ja) | 1995-08-22 |
| JP3388326B2 JP3388326B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=11935234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01712294A Expired - Fee Related JP3388326B2 (ja) | 1994-02-14 | 1994-02-14 | カーブコンベア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3388326B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103523456A (zh) * | 2012-07-04 | 2014-01-22 | 阿斯莫株式会社 | 工件搬送装置及工件制造方法 |
| JP2019508342A (ja) * | 2016-01-11 | 2019-03-28 | ライトラム、エル．エル．シー． | 電動プーリー及びベルト駆動システム |
| CN109928165A (zh) * | 2019-04-25 | 2019-06-25 | 艾艾精密工业输送系统（上海）股份有限公司 | 一种转弯输送机和输送带 |
-
1994
- 1994-02-14 JP JP01712294A patent/JP3388326B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103523456A (zh) * | 2012-07-04 | 2014-01-22 | 阿斯莫株式会社 | 工件搬送装置及工件制造方法 |
| JP2019508342A (ja) * | 2016-01-11 | 2019-03-28 | ライトラム、エル．エル．シー． | 電動プーリー及びベルト駆動システム |
| CN109928165A (zh) * | 2019-04-25 | 2019-06-25 | 艾艾精密工业输送系统（上海）股份有限公司 | 一种转弯输送机和输送带 |
| CN109928165B (zh) * | 2019-04-25 | 2023-12-19 | 艾艾精密工业输送系统（上海）股份有限公司 | 一种转弯输送机和输送带 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3388326B2 (ja) | 2003-03-17 |
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