JP3226944B2 - ボートの設置状態検出方法及び半導体製造装置 - Google Patents

ボートの設置状態検出方法及び半導体製造装置

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JP3226944B2 JP27491891A JP27491891A JP3226944B2 JP 3226944 B2 JP3226944 B2 JP 3226944B2 JP 27491891 A JP27491891 A JP 27491891A JP 27491891 A JP27491891 A JP 27491891A JP 3226944 B2 JP3226944 B2 JP 3226944B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は縦型拡散炉等、半導体製
造装置に於いて、ウェーハを多数保持するボートの設置
状態検出方法及び半導体製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】縦型拡散炉等、半導体製造装置に於い
て、処理物であるウェーハはウェーハが装填されたカ
セットから、1枚ずつ搬送装置よってボートへ移載さ
れ、更にウェーハが装填されたボートを拡散炉等に装入
して所要の処理をし、処理終了後は上記手順の逆が行わ
れて搬出、移送されていた。
【0003】前記ボートは多段にウェーハを収納する様
になっており、ウェーハの収納位置には溝が刻設され、
ウェーハは該溝に装填される様になっている。
【0004】而して、カセットからボート、ボートから
カセットへ1枚ずウェーハを移載する場合、ボートと
カセット、更にボートとウェーハ移載機の相関位置が正
しく設定されていないと、移載機により、ウェーハの破
損、ボートの損傷等の事故を発生する。
【0005】従来、ボートの設置状態合せを行う場
合、実際に稼働させる準備として、ウェーハ、或はウェ
ーハ相当品を使用し実際に移載動作を行わせ、作業者の
目視確認によってボートの設置状態を調整していた。
【0006】更に、このボート設置状態合せは、ウェ
ーハの処理を何バッチか行った後、或は保守作業でボー
トを洗浄、交換した後いつも必要とされる作業である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来例で
は、設置状態合わせは作業者がウェーハとボートの溝位
置を比較して行っており、この設置状態合わせ作業は面
倒で而も熟練を要するものであった。更に、設置状態合
わせ作業、制御装置へのティーチングを誤ると、ウェー
ハとボートが接触、衝突してウェーハ、或はボートの破
損を招く。上記作業者による設置状態合わせでは、ボー
トが変形している場合には一層設置状態合わせが困難と
なり、又ボートの変形量が大きく使用不能の状態を判断
できないという問題がある。
【0008】本発明は、斯かる実情に鑑みボート設置状
態検出作業を自動化し、更に設置状態検出精度を向上さ
せ、ウェーハ移載動作の確実性を向上させようとするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ウェーハを保
持する為のボートの柱に対し、該柱を挟んで検出光投射
部と受光部を有する設置状態センサを設け、前記柱の幅
より広い幅の検出光を少なくとも異なる2方向から投射
して、前記柱により一部遮られた前記検出光をそれぞれ
受光することにより、前記ボートの水平面内位置を検出
するボートの設置状態検出方法に係り、又ウェーハを保
持する為のボートの柱に対し、該柱を挟んで検出光投射
部と受光部を有する設置状態センサを備え、前記柱の幅
より広い幅の検出光を少なくとも異なる2方向から投射
して、前記柱により一部遮られた前記検出光をそれぞれ
受光することにより、前記ボートの水平面内位置を検出
する半導体製造装置に係り、又前記設置状態センサが前
記ボートの柱を抱込む凹部を有し、該凹部の1側にスリ
ット状の検出光を発するレーザ投射部が設けられ、前記
ボートの柱を挟んで前記1側と対峙する側にレーザ受光
部が設けられているボートの設置状態検出装置に係り、
又溝が刻設された柱が複数配設され、該溝にウェーハが
保持される様にしたボートの前記柱を抱込む凹部を有
し、該凹部の1側にスリット状の検出光を発するレーザ
投射部が設けられ、前記1側に対峙する側にレーザ受光
部が設けられた設置状態センサを有し、前記スリット状
の検出光が前記柱によって遮られる状態で前記柱の設置
状態検出することでボート設置状態検出をし、或は前記
柱の設置状態検出をすると共に前記設置状態センサを前
記柱に沿って移動させ、該センサ各位置での前記柱の位
置の検出結果を基に前記ボートの設置状態を検出するこ
とを特徴とするものである。
【0010】
【作用】柱が凹部に抱込まれると、該柱によってスリッ
ト状の検出光の1部が遮断され、前記レーザ受光部は明
暗を検出する。該明暗の状態は前記柱の位置に対応して
おり、該明暗によって柱位置を検出することができ、更
に設置状態センサを柱に沿って移動することで、柱の傾
きなどを検出することができ、ボートの設置状態を検出
することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を
説明する。
【0012】図1に於いて、ボート1はエレベータ2の
昇降台3に載置され、又該エレベータ2は昇降モータ4
によって回転されるスクリューシャフト5を有し、該ス
クリューシャフト5には前記昇降台3が螺合している。
而して、前記昇降モータ4の駆動によって、ボート1は
図示しない拡散炉等に出入りする様になっている。
【0013】又、前記昇降モータ4にはロータリエンコ
ーダ7が設けられ、前記昇降モータ4の回転角度を検出
する様になっている。
【0014】前記ボート1は、台座8に設けた下板9と
該下板9と対峙して設けた上板10を複数の柱11で支
持した構成であり、前記柱11には所要のピッチで溝1
2(図3参照)が刻設され、ウェーハは該溝12に装填
される様になっている。
【0015】前記柱11に対して2つの設置状態センサ
13が、図4、図5の様に直角に配設され、該設置状態
センサ13の検出結果は該ボート設置状態検出部14に
入力される様になっている。
【0016】前記設置状態センサ13は略コの字状をし
ており、両腕部13a,13bの間で前記ボートの柱
11を抱込む様になっている。又、一方の腕部13a内
面にはレーザ光器を多数直線状に配設して構成したレ
ーザ投射部19を設け、前記腕部13bの内面には前記
レーザ投射部19に対峙させたレーザ受光部20を設け
る。
【0017】該レーザ受光部20は、CCD等の受光素
子を直線状に設けて前記レーザ投射部19からのスリッ
ト状の検出光を検知し得る様にしたものである。
【0018】図1中、15は制御部であり、該制御部1
5には前記ボート設置状態検出部14、又モータ制御器
16、モータドライバ17が接続されている。
【0019】前記ボート設置状態検出部14には、前記
設置状態センサ13の信号が入力されると共に前記ロー
タリエンコーダ7の信号、及び前記モータ制御器16の
制御信号が入力される様になっている。該モータ制御器
16は前記モータドライバ17にも制御信号を発する様
になっており、該モータドライバ17は該制御信号に基
づき前記昇降モータ4を駆動する様になっている。
【0020】尚、処理条件の設定、作業開始等の指示
は、操作部18によって作業者が入力するものである。
【0021】以下、作動について説明する。
【0022】ボートの設置状態検出は、前記ボート1と
前記設置状態センサ13とを相対的に移動させて行う。
本実施例ではボート1を昇降させる。
【0023】前記制御部15からの指令により、前記モ
ータ制御器16を経てモータドライバ17より昇降モー
タ4が駆動され、前記スクリューシャフト5、昇降台3
を介して前記ボート1が所要の方向に、例えば上昇方向
に動かされる。該ボート1の設置状態は前記ロータリエ
ンコーダ7によって検出され、前記ボート設置状態検出
部14によって判断される。
【0024】又、前記設置状態センサ13によって前記
柱11の設置状態が検出される。前記設置状態センサ1
3の柱11の設置状態検出は、図2に示される様に、前
記設置状態センサ13に柱11が抱込まれると、該柱1
1によって前記スリット状の検出光の1部が遮断され、
前記レーザ受光部20は該スリット状検出光の両端部の
みを検出する。従って、前記レーザ受光部20の1方の
端部長さAを検出することで前記柱11の任意高さの1
方向の設置状態を検出することができる。
【0025】而して、該柱11の設置状態は前記2つの
設置状態センサ13によりそれぞれ設置状態検出するこ
とで水平面内位置が検出される。
【0026】この検出された水平面内位置を前記ロータ
リエンコーダ7で得られる高さ情報に対応させること
で、前記柱11の水平面内位置及び直立状態、即ち、ど
の方向にどれだけ傾斜しているかを検出することができ
る。
【0027】尚、前記設置状態センサ13を図6に示す
様に、その腕部13a、腕部13bで形成される凹部を
6角形状とし、該凹部の対峙する2辺にレーザ投射部1
9、レーザ受光部20を設け、2方向からスリット状の
検出光を前記柱11に照射して水平面内設置状態及び直
立状態を検出する様にしてもよい。
【0028】ボート1の設置状態検出結果は、前記制御
部15に入力され、該制御部15によって設置状態の適
否が判断され、判断結果は前記制御部15から前記操作
部18に表示され、或は作業者に対して警告が出され
る。
【0029】尚、前記設置状態センサ13では1方の端
部長さAを検出したが、前記柱11により遮られた影の
部分の位置を検出することでも該柱11の位置を検出す
ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、ボート
の設置状態をウェーハ移載機を動作させながら作業者が
調整する必要がなく、更にボートの設置状態を単独で検
出できるので、作業者の負担が軽減されると共に操作ミ
スによる損傷を防止することができる。又、熱、洗浄、
加工等を経てボートが変形した場合にも、稼働に先立ち
ボートの適、不適を判断することができ、ウェーハの破
損、ボートの破損等を未然に防止することができる等の
優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】該実施例に於ける設置状態センサの平面図であ
る。
【図3】該実施例に於けるボートの柱の形状を示す部分
図である。
【図4】前記設置状態センサと柱の関係を示す説明図で
ある。
【図5】前記設置状態センサと柱の関係を示す説明図で
ある。
【図6】設置状態センサの他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ボート 11 柱 12 溝 13 設置状態センサ 19 レーザ投射部 20 レーザ受光部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェーハを保持する為のボートの柱に対
    し、該柱を挟んで検出光投射部と受光部を有する設置状
    態センサを設け、前記柱の幅より広い幅の検出光を少な
    くとも異なる2方向から投射して、前記柱により一部遮
    られた前記検出光をそれぞれ受光することにより、前記
    ボートの水平面内位置を検出することを特徴とするボー
    トの設置状態検出方法。
  2. 【請求項2】 ウェーハを保持する為のボートの柱に対
    し、該柱を挟んで検出光投射部と受光部を有する設置状
    態センサを備え、前記柱の幅より広い幅の検出光を少な
    くとも異なる2方向から投射して、前記柱により一部遮
    られた前記検出光をそれぞれ受光することにより、前記
    ボートの水平面内位置を検出することを特徴とする半導
    体製造装置
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