JP2935060B2 - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP2935060B2 JP17894390A JP17894390A JP2935060B2 JP 2935060 B2 JP2935060 B2 JP 2935060B2 JP 17894390 A JP17894390 A JP 17894390A JP 17894390 A JP17894390 A JP 17894390A JP 2935060 B2 JP2935060 B2 JP 2935060B2
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弘幸 西内
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体製造装置に用いられるボートの設置
姿勢の適否を検出するボート設置姿勢検出装置に関する
ものである。
[従来の技術] 半導体素子の製造プロセスの1つにCVD処理がある。
これは、所要枚数のシリコンウェーハをCVD拡散装置内
で加熱し、化学気相堆積(CVD)させるものである。
このCVD拡散装置としてウェーハを水平姿勢で多段に
保持し処理を行う、縦型CVD拡散装置がある。
処理中、円板形状のウェーハ1は第4図に示すボート
2によって支持される。
該ボート2は石英製であり、上下の保持板3によって
3又は4本の柱4が垂直に支持され、該柱4には所要ピ
ッチで溝32が刻設され、該溝32にウェーハ1が装填され
保持される様になっている。
第5図に於いて縦型CVD拡散装置について略述する。
12は拡散炉、17はロード・アンロードエレベータ、18
は移載用エレベータ、19はカセットストッカ、20は操作
パネル、21は縦型CVD装置本体を示す。
前記ロード・アンロードエレベータ17はボート2を載
置し、該ボート2はロード・アンロードエレベータ17の
昇降によって、拡散炉12へ装入、取出しされる様になっ
ている。
移載用エレベータ18はウェーハを水平姿勢で搬送する
ハンドリングユニット22を具備しており、送りモータ23
の駆動により、該ハンドリングユニット22を昇降させる
様になっている。又、カセットストッカ19は所要段数
(該例では4段)、複数列(該例では2列)、のカセッ
ト収納ラック24を備え、該カセット収納ラック24はラッ
ク横行モータ25により水平方向に移動される様になって
いる。
該カセット収納ラック24には予めウェーハが装填され
たカセット(図示せず)が収納されており、CVD処理を
行う準備として、前記ハンドリングユニット22はカセッ
ト収納ラック24のカセットよりウェーハ1を取出し、前
記ボート2へ移載する。ボート2への移載は移載用エレ
ベータ18によってステップ送りすることで、ボート2の
各段へウェーハ1を装填してゆく。
所要数のウェーハ1をボート2に移載すると、該ボー
ト2をロード・アンロードエレベータ17によって拡散炉
12内へ装入する。
拡散炉12内での処理が終ると、前記ハンドリングユニ
ット22、移載用エレベータ18の協働により、ボート2の
ウェーハ1を前記カセットストッカ19のカセットへ再移
載する。
上記した様に、カセット内のウェーハを取出し、正確
にボート2に移載するには、ボート2が装置に対して正
しい姿勢で設置されていなければならない。
従来、ボート2を設置した後のボート2の設置姿勢の
適否は、ウェーハ又はウェーハ相当品を用いて、前記ハ
ンドリングユニット22を動作させ、ウェーハ又はウェー
ハ相当品がボート2の溝に適正に装填されるか否かを、
作業者が目視によって判断し、この目視の判断に基づき
ボート2の姿勢を修正する等していた。更に、修正が完
了するとボート2とハレンドリングユニット22との関係
を制御装置に入力していた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、ボート2の設置作業は、ウェーハ処理プロ
セスを何バッチか行った後にボート2を交換した後、或
はボート2は反応生成物が付着するので適宜時洗浄、又
は新しいものと交換した後、その都度行われるものであ
る。従って、前述した様に作業者が姿勢の適否を判断す
るやり方では、手数が掛かり、且姿勢合せの精度、能率
は作業者の熟練度に大きく左右される。ボート2は使用
されることにより変形が生じることがあるが、作業者の
目視による判断では、微妙な変形が許容できるものであ
るかどうか、又許容できる場合でも姿勢合せは更に困難
となる。而して、ボート2の設置姿勢が適性でない場
合、ボート2とハンドリングユニット22との相互関係が
正確に移載動作の制御に反映されなければ、ウェーハと
ボートとが接触、衝突してウェーハ或はボートの破損を
招来し、ウェーハの移載を行えないと共にランニングコ
ストの高騰にもつながる。
本発明は斯かる実情に鑑みてなしたものであり、ボー
トの設置姿勢を正確に検出できるボート設置姿勢検出装
置を提供しようとするものである。
[課題を解決する為の手段] 本発明は、ボート2によりウェーハ1を水平姿勢で多
段に保持して処理する半導体製造装置に於いて、ボート
2に対して距離測定手段10,11を、前記ウェーハの面に
対して垂直方向に相対移動可能に取付け、前記垂直方向
に沿った2箇所以上の位置でボート2と距離測定手段1
0,11との距離を計測しボート設置姿勢を検出する様構成
したことを特徴とするものである。
[作用] ボートを距離測定手段に対して相対移動させてボート
と距離測定手段との距離を計測すると、距離の変動によ
って、ボートの傾き等ボートの設置姿勢が検出される。
[実 施 例] 以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を説明す
る。
尚、第1図中、第5図中で示したものと同一のものに
は同符号を付し、その説明の詳細は省略する。
図中、5は制御装置、6は操作部である。
前記ボート2は、ロード・アンロードエレベータ17の
昇降台7に載置固定され、該昇降台7は昇降モータ31に
よって回転されるスクリューロッド8に螺合している。
又、該昇降モータ31にはロータリエンコーダ9が取付け
られている。
前記ロード・アンロードエレベータ17の固定部に前記
ボート2のいずれか1つの柱4に対して2個の反射式超
音波センサ10,11を取付ける。
該2個の超音波センサ10,11は第3図に示す様に、同
一水平面上に配置され且両超音波センサ10,11の音軸が
前記柱4の軸心を通る様にしておく。両超音波センサ1
0,11の配置をこの様にすることで、演算を容易にするこ
とができる。
該超音波センサ10,11は、第2図に示される様に圧電
素子超音波発信部26と圧電素子超音波受信部27及びパル
ス送信回路28、パルス受信回路29、制御回路30から成
り、超音波発信部26から前記柱4に対して発信した超音
波が該柱4で反射され、超音波受信部27で受信される迄
の時間を計測することで距離の測定を行うものである。
前記制御5は、主制御部13、モータ制御器14、モータ
駆動部15、ボート姿勢検出部16を有している。
前記ロータリエンコーダ9からの信号、及び超音波セ
ンサ10,11からの信号は、ボート姿勢検出部16に入力さ
れる様にする。
以下、作用について説明する。
前記昇降台7にボート2を設置する。
操作部6を介してボート2が最下位置となる様指示す
る。
主制御部13から信号が発せられ、モータ制御部14、モ
ータ駆動部15を介してボート2が最下位置となる迄、昇
降モータ31が回転される。
ボート2の最下位置で、ロータリエンコーダ9からの
信号をカウントするカウンタ(図示せず)がリセットさ
れる。
次に、ボート2の設置姿勢の検出が開始される。
モータ制御部13、モータ駆動部15を介して昇降モータ
31が、ボート2の上昇方向に回転される。
ボート2の上昇に伴い、前記ロータリエンコーダ9か
らの信号が刻々とボート姿勢検出部16に入力され、又超
音波センサ10,11からの信号も該ボート姿勢検出部16に
入力される。
該ボート姿勢検出部16では前記ロータリエンコーダ9
からのカウント、所定のカウント数毎に超音波センサ1
0,11からの信号を取込む。該超音波センサ10,11を2個
設けることで1つの場合に比べてより正確にボート姿勢
を検出できる。
この操作により、柱4の軸心方向に沿う所定間毎の柱
の軸心位置を演算によ求めることができる。
柱4の全長に亘る柱の軸心位置の検出により、柱4即
ち、ボート2の設置姿勢を演算により求めることができ
る。
又、柱4の姿勢検出の過程で柱4の湾曲状態も求め得
ることは勿論である。
上記一連の検出動作については、予めシーケンスプロ
グラムを作成して、主制御部13へ入力しておき、該シー
ケンスプログラムに従って、検出動作を行なせてもよ
い。
而して、求められたボート2の姿勢については、その
検出結果が操作部6に表示される。該操作部6は、設置
姿勢を数値により表示し、或は設置状態が許容範囲にあ
るか否かを表示し、或はその相方を表示等する。
作業者は、操作部6で表示された、ボート2の姿勢検
出結果に基づき、ボート姿勢を修正し、或はボート設置
の作業を完了する。
尚、上記実施例では、演算を容易にする為超音波セン
サ10,11の音軸を直交させたが、必ずしも直交させる必
要はないことは言う迄もなく、更に精度上無視できる範
囲で上下方向に位置をずらせて設けてもよい。又、超音
波センサは1個、或は3個以上であってもよい。
更に又、ボート2の2以上の柱について姿勢を検出す
る様にすればボート自体の歪みについても検出すること
ができる。
又、上記実施例ではロード・アンロードエレベータ17
を利用したが、移載用エレベータ18を利用することも可
能である。即ち、ボート2を固定しておき移載用エレベ
ータ18の昇降部に超音波センサ10,11を取付け、移載用
エレベータ8を動作させ、超音波センサ10,11をボート
2に対して昇降させてもよい。
[発明の効果] 以上述べた如く本発明によれば、下記の優れた効果を
発揮する。
作業者がウェーハの移載動作を行なわせ試行錯誤し
てボートの設置姿勢を決定する必要がないので確実に精
度よく、且迅速にボートの取置作業を完了し得る。
ボートの設置作業は、作業者の熟練度に拘らず高精
度で行える。
ボートの設置を常に適正に行えるので、ウェーハ、
ボートの破損を防止し得、ランニングコストの低下を図
り得ると共に稼動率を向上させ得る。
距離測定手段とボートとの相対位置を変えるのに、
ロード・アンロードエレベータの昇降動作若しくは移載
用エレベータの昇降動作を利用しているので距離測定手
段単独に昇降機構を設けなくてもよく、省スペースが図
れ、装置コストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は超音波センサを示すブロック図、第3図はボートの柱
と超音波センサとの関係を示す説明図、第4図はボート
の斜視図、第5図は縦型CVD拡散装置の1例を示す概略
斜視図である。 1はウェーハ、2はボート、4は柱、9はロータリエン
コーダ、10,11は超音波センサ、16はボート姿勢検出
部、31は昇降モータを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/205 H01L 21/22 H01L 21/68

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボート2にウェーハ1を水平姿勢で多段に
    保持して処理する半導体製造装置に於いて、前記ボート
    2に対して距離測定手段10,11を、前記ウェーハの面に
    対して垂直方向に相対移動可能に取付け、前記垂直方向
    に沿った2箇所以上の位置でボート2と距離測定手段1
    0,11との距離を計測しボート設置姿勢を検出する様構成
    したことを特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】前記ボート2の柱4と距離測定手段10,11
    との距離を計測することにより、ボート設置姿勢を検出
    する様にした請求項1の半導体製造装置。
  3. 【請求項3】前記ボート2がウェーハ1を処理する炉へ
    装入、取出しするロード・アンロードエレベータ17によ
    り昇降可能に設けられ、該ロード・アンロードエレベー
    タ17の昇降動作によりボート2と距離測定手段10,11と
    の相対位置を変える様にした請求項1の半導体製造装
    置。
  4. 【請求項4】前記ボート2へウェーハを移載する移載用
    エレベータ18を有し、該移載用エレベータ18の昇降部に
    距離測定手段10,11を取付け、前記移載用エレベータ18
    の昇降動作により前記ボート2と距離測定手段10,11と
    の相対位置を変える様にした請求項1の半導体製造装
    置。
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WO2020194414A1 (ja) * 2019-03-22 2020-10-01 株式会社Kokusai Electric 基板処理装置、半導体装置の製造方法および記録媒体

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