JP3226324U - 蓋つき丼 - Google Patents
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Abstract
【課題】日常の生活の中で、高齢者、小さな子供などが、丼に付いているご飯粒、おかずなどをきれいに食べることができ、且つ、安定して丼を保持することができるように形成されている蓋つき丼を提供する。【解決手段】蓋つき丼100は、丼本体12の内面12aの一部または全部が凹凸面Tになるように形成されており、且つ、丼本体12の外面12bの一部または全部が凹凸面Tになるように形成されており、丼10に付いているご飯粒、おかずなどをきれいに食べることができ、しっかりと手で保持することができるように形成されている。蓋20は、1または複数の空気孔Kを有しており、蓋20が抵抗なく簡易に丼本体12から取り外すことができる。高台13は、下方に向かって大きくなるような円錐台状に形成されており、手で持って丼10を支えるときの把持が容易にできる。【選択図】図1
Description
本考案は、蓋つき丼に関する。
丼は、食器類として、主に米飯料理、汁物料理、麺料理などの丼物といわれる料理を盛り付ける厚手の深さのある食器であり、カツ丼、親子丼、天丼、鰻丼などのようにおかずをご飯のうえにかけた料理に用いるものとして普及している。
上記のとおり、丼は、食器類として主に米飯料理、汁物料理、麺料理などの丼物といわれる料理を盛り付ける厚手の深さのある食器であり、高齢者などの手指の不自由な人たちも、丼を用いた食事を行っており、手を滑らせ熱い内容物をこぼすことのないものが求められていた。すなわち、丼に付いているご飯粒、おかずなどをきれいに食べることが求められていることに加え、しっかりと手で保持することができるものが求められていた。
本考案は、こうした点に鑑みてなされたものであり、日常の生活の中で、特に、高齢者、小さな子供などが、丼に付いているご飯粒、おかずなどをきれいに食べることができ、且つ、安定して丼を保持することができるように形成されている蓋つき丼を提供することである。
上記課題を解決するために、本考案に係る蓋つき丼は、米飯料理、汁物料理または麺料理を盛り付ける厚手の深さがある丼と、前記丼を覆う蓋を有する蓋つき丼であって、前記丼は、前記米飯、汁物または麺料理を盛り付ける盛り口と、前記盛り口を開口とする丼本体と、前記丼本体を支える高台を有し、前記蓋が、前記盛り口の開口を覆うように形成されており、
前記丼本体の内面の一部または全部が、凹凸面になるように形成されており、前記丼本体の外面の一部または全部が、凹凸面になるように形成されていることを特徴とする。
前記丼本体の内面の一部または全部が、凹凸面になるように形成されており、前記丼本体の外面の一部または全部が、凹凸面になるように形成されていることを特徴とする。
本考案に係る蓋つき丼の態様について、前記蓋は、前記丼に接する部分に1または複数の空気孔を有することが好ましい。
本考案に係る蓋つき丼の態様について、前記高台は、下方に向かって大きくなるような円錐台状であることが好ましい。
本考案に係る蓋つき丼の態様について、合成樹脂、陶器、磁器、漆器、ガラス製、金属製、合成樹脂製または、木製であることが好ましい。
本考案によれば、日常の生活の中で、特に、高齢者、小さな子供などが、丼に付いているご飯粒、おかずなどをきれいに食べることができ、且つ、安定して丼を保持することができるように形成されている蓋つき丼を提供することができる。
以下、本考案の蓋つき丼の実施形態を、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本考案の蓋つき丼の一例である蓋つき丼100を示す斜視図であり丼10の内面12aと外面12bに凹凸面Tが設けられていることを示している。図2は、蓋つき丼100を正面から見た模式図であり丼10の外面12bに凹凸面Tが設けられていることを示している。図3は、蓋つき丼100の丼10を上から見た模式図であり、内面12bに凹凸面Tが設けられていることを示している。図4(a)は、蓋つき丼100の蓋20を横から見た模式図であり、図4(b)は、蓋20を下から見た模式図であり空気孔Kが設けられていることを示している。なお、本考案における凹凸加工面とは、一般的に樹脂などの部材に凹凸を設ける加工であるが、表面処理においてシボ加工を用いて凹凸を有するしわを形成してもよく、また浮き彫りにする加工でもよく、適宜最適な方法で実施することができる。また、本考案の蓋つき丼100は、プラスチックなどの合成樹脂、陶器、磁器、漆器、ガラス製、金属製、木製などであるが、これらに限定されず適宜最適な部材を選択することができる。さらに、実施形態の蓋つき丼100は、一般的な丼であり、大きさ形状など種々のものがあり限定されるものではない。
蓋つき丼100は、米飯料理、汁物料理、麺料理などを盛り付ける厚手の深さがある丼10と蓋20を有しており、蓋つき丼100は、上記のとおり一般的には、カツ丼、親子丼、天丼、鰻丼などのようにおかずをご飯のうえにかけた料理に用いられるものである。
丼10は、米飯、汁物、麺料理などを盛り付ける盛り口11と、盛り口11を開口とする丼本体12と、丼本体12を支える高台13を有しており、蓋20は、盛り口11の開口を覆うように形成されている。
丼10は、丼本体12の内面12aの一部または全部が、凹凸面Tになるように形成されており、且つ、丼本体12の外面12bの一部または全部が、凹凸面Tになるように形成されている。
このような構成を有する蓋つき丼100は、高齢者などの手指の不自由な人たちにおいても、丼を用いた食事で手を滑らせ熱い内容物をこぼさないようにすることができ、丼に付いているご飯粒、おかずなどをきれいに食べることができる、また、しっかりと手で保持することができる優れたものである。
また、蓋20は、丼10に接する部分に1または複数の空気孔Kを有しており、この例においては、4つの空気孔Kを有している構成である。この空気孔Kは、蓋20の上方からは見えないように形成されており、美感を損なわないような構成となっており、蓋20を用いて丼本体12の内部の料理が覆われている場合に、この空気孔Kを有することにより、蓋20が抵抗なく簡易に丼本体12から取り外すことができる構成となっている。
高台13は、下方に向かって大きくなるような円錐台状に形成されている。このように形成されていることで、高台を手で持って丼10を支えるときの把持が容易にできる構成となっている。
また、蓋つき丼100の材質は、合成樹脂、陶器、磁器、漆器、ガラス製、金属製、合成樹脂製、木製などを用いることができ、適宜最適な材質を採用すればよい。
上記の実施形態の蓋つき丼100は、この例において、図に示すとおり丼本体12のご飯やてんぷらなどのおかずが盛りつけられる内面12aの一部が、凹凸面Tになるように形成されており、さらに、手で把持する部分である丼本体12の外面12bの一部が、凹凸面Tになるように形成されている。
このような構成の蓋つき丼100は、内面12aに設けられている凹凸面Tにより米粒、おかずなどの付着を防ぐことがでる。また、外面12bに設けられている凹凸面Tにより手の滑り止めという効果を有している。
すなわち、丼10の外面12bの一部又は全部に形成された凹凸面Tによる手の滑り止め効果により、食器類を強く掴むことなく、手からの食器類の離脱を防ぐことができ、使用の安全性、利便性及び快適性を高めることができる。さらに、上記のとおり高台13の構成が下方に向かい広がっており指を挟みやすくなっており、丼10を扱い易くしているという効果を有している。なお、凹凸面Tの形状は、実施例において半円状の突起であるが、これに限定されず大きさを含め適宜最適なものにすればよい。なお、本考案の蓋つき丼は、高齢者などにおいて安心して使用することができる丼として、安心丼という名称での使用が望まれている。
以上、本考案の有する特徴及び優れた点を上記実施形態に記載したが、本考案は、本願の実用新案登録請求の範囲で使用されている言葉を広く一般的な意味に拡張して実施することができる。
また、本考案の蓋つき丼は、大きさや形状、素材の種類、厚さ、重さなどについては多様な実施形態が可能であり、それらについて本実施形態と異なる形態による実施は、本考案の技術的範囲に含まれる。
100 蓋つき丼
10 丼
11 盛り口
12 丼本体
12a 内面
12b 外面
13 高台
20 蓋
T 凹凸面
K 空気孔
10 丼
11 盛り口
12 丼本体
12a 内面
12b 外面
13 高台
20 蓋
T 凹凸面
K 空気孔
Claims (4)
- 米飯料理、汁物料理または麺料理を盛り付ける厚手の深さがある丼と、前記丼を覆う蓋を有する蓋つき丼であって、
前記丼は、前記米飯、汁物または麺料理を盛り付ける盛り口と、前記盛り口を開口とする丼本体と、前記丼本体を支える高台を有し、
前記蓋が、前記盛り口の開口を覆うように形成されており、
前記丼本体の内面の一部または全部が、凹凸面になるように形成されており、
前記丼本体の外面の一部または全部が、凹凸面になるように形成されていることを特徴とする蓋つき丼。 - 前記蓋は、前記丼に接する部分に1または複数の空気孔を有することを特徴とする請求項1に記載の蓋つき丼。
- 前記高台は、下方に向かって大きくなるような円錐台状であることを特徴と請求項2または請求項3に記載の蓋つき丼。
- 合成樹脂、陶器、磁器、漆器、ガラス製、金属製、合成樹脂製または木製であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の蓋つき丼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020000582U JP3226324U (ja) | 2020-02-20 | 2020-02-20 | 蓋つき丼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020000582U JP3226324U (ja) | 2020-02-20 | 2020-02-20 | 蓋つき丼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3226324U true JP3226324U (ja) | 2020-06-18 |
Family
ID=71079237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020000582U Active JP3226324U (ja) | 2020-02-20 | 2020-02-20 | 蓋つき丼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3226324U (ja) |
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2020
- 2020-02-20 JP JP2020000582U patent/JP3226324U/ja active Active
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