JP3068594U - 陶磁器製食器 - Google Patents

陶磁器製食器

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JP3068594U
JP3068594U JP1999008258U JP825899U JP3068594U JP 3068594 U JP3068594 U JP 3068594U JP 1999008258 U JP1999008258 U JP 1999008258U JP 825899 U JP825899 U JP 825899U JP 3068594 U JP3068594 U JP 3068594U
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dish
rim
round
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好広 佐久間
隆 佐野
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YAMATOKAKO CO., LTD.
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YAMATOKAKO CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高齢者にとって食器らしい陶磁器製食器であっ
て、使い易い食器を提供する。 【解決手段】皿1において、内側2には、内側底面に大
きなアールでつながる内側面下部2Aと、内側面下部2
Aとに垂直に近い角度でつながる内側面上部2Bとを有
するようにして、料理をすくい易くし、周縁には、内側
面2Bに小さなアール2Cでつながり、料理をすくい易
くするとともに、そのたれこぼしを防ぐリム部3を有
し、内側底面を、中央部が高く、周辺部に至るに従い徐
々に低くなるタイコ底面4にして、料理のすくい残しを
無くせるようにし、外周面には、手の滑りを防ぐ段状部
5を有し、外側底面には、安定性を高め、横ずれを防止
するため、直径の大きめな糸尻部7を有するように成形
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、陶磁器製食器に関するものである。 本考案はさきに、出願人において実願平11−000443号で主としてメラミ ン樹脂で成形した合成樹脂製食器について出願したが、本考案では更に陶器、磁 器を主体とした陶磁器製食器についても同一成形品について出願するものである 。
【0002】
【従来の技術】
わが国は、世界一のスピードで高齢化が進んでいるといわれている。このような 背景の中、生きるために食事をするという欲求は生涯ついて回るということを考 えると、高齢者が使い易い食器とは、どのような器であるべきかが、今後問われ て来る。 高齢化により健丈な身体であっても背骨の湾曲、身長の縮小、関節の動き、資性 の保持、視力、腕力、動作、食欲の低下は誰にでも起こりうる。軽度の機能障害 についても同じことがいえる。 高齢者や、軽機能障害者の食事姿勢の特徴として、卓上の食べ物と目線の角度及 び手、腕の動線角度は水平に近づく。車椅子を使用する場合は、さらに顕著とな る。また、ベットの上の食事動作の場合もこれに通ずることが考えられる。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】
高齢者施設などでは、健丈者が使用する食器のうち、使い易そうな食器を使用し ているか、あるいは、身体に障害を有する人々を意識して製作され、器らしさよ りも器具としての形態が強く感じられる自助食器や、介護食器を使用しているの が原状であり、高齢化や、軽機能障害に伴う身体的機能の低下を考慮し、高齢者 や、軽機能障害者が使い易いというコンセプトから考えられた器が非常に少ない 。
【0004】 因みに、高齢者や、軽機能障害者の食器に対する不満を挙げてみると、次ぎの通 りである。
【0005】 平皿について; 平皿は、反りが少なく、すくい易い形状の皿が少ない。 手に持てる重さのものが少ない。 置いている状態からスプーンですくう場合、ずれ動いてしまい、すくいにくく なる。 和、洋、中、どんなメニューにも合わすことができるデザインの皿が少ない。 きざみ食、ペースト食でも楽しい雰囲気で食事ができる器が欲しい。 大きいランチ皿、すなわち、一枚皿で全ての食べ物をまかなうのは味気が無い 。 用途に合わせた皿が欲しい。
【0006】 深皿について; 献立の中で、汁気の多い食べ物が比較的多く構成されるのだが、汁物を意識 した器が少なく、使い易い深皿が是非欲しい。 深めの皿は、すくい易い形状のものが少ない。 器に手を添えることができず、片手だけで食べ物をすくって食べる人には、器 が動いてしまうものが多い。また、重度の障害の人に限らず、動かない器は便利 である。
【0007】 角皿について; フチが立ち上がった形状の角皿が少なく、すくいにくく、食べ物が残りやす い。 角皿の内側角部は、すくいにくく、食べ物が残りやすい。 簡単にすべらず、ずれない角皿が欲しい。
【0008】 小鉢について 煮物碗は、小ぶりで、安定感のあるものが欲しい。 色々な使い方ができる器が欲しい。 使い易く楽しい形の小鉢が少ない。 使用頻度がとても高い器なので、数種類の小鉢が欲しい(丸型や角型の楽しい 形の小鉢)。 深めの小鉢は、中に何が入っているかわからないことがあり、また、食べ物が 残っていても分からないことがある。 手に持ち易い形のものが欲しい。 小ぶりで安定感のあるものが欲しい。 自助食器の角小鉢は機能的すぎて、味気が無い。 角小鉢は、内側角部に食べ物が残り易く、洗浄性が悪い。
【0009】 少付について 少量のポーション用の少さいサイズの器が欲しい(食事摂取量が少ない分、色々 な味の物を少しづつ提供したい)。
【0010】 本考案は、上記の点に鑑み、高齢者や、軽機能障害者はもちろん、重度の機能障 害者でも使い易い食器、すなわち、高齢化や、機能障害により誰にでも起こりう る身体機能低下を補いながらも、背筋を伸ばし上方から食物を取り口へ運ぶ動作 を作法として培われてきた伝統的食習慣との違和感の無さを考慮し、食の楽しさ を演出しうる食器を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(1)陶磁器製の皿において、内側面には、内側底面に大きなアールでつながる内 側面下部と、内側面下部に垂直に近い角度でつながる内側面上部とを有し、周縁 には、内側面上部に少さなアールでつながるリム部を有し、内側底面を、中央部 が高く、周辺部に至るにしたがい除々に低くなる曲面にし、外周面には、手の滑 りを防ぐ段状部を有し、外側底面には、直径を大きめにした糸尻部を有するよう に成形し、角皿については、更に、内側角部をアールに成形する点に特徴を有し 、 (2)小鉢において、高さを4cm程度にし、内側面には、内側底面に大きなアー ルでつながる内側面下部と、内側面下部に垂直に近い角度でつながる内側面上部 とを有し、口縁には、内側面上部に小さなアールでつながるリム部を有し、内側 底面を、中央部が高く、周辺部に至るにしたがい除々低くなる曲面にし、外周面 下側には、手の滑りを防ぐ段状部を有し、外側底面には、直径を大きめにした低 い高台を有し、又は、高い高台を有するように成形し、角小鉢については、更に 、内側角部をアールに成形する点に特徴を有し、 (3)小付において、内側面には、内側底面に大きなアールでつながる内側面下部 と、内側面下部に垂直に近い角度でつながる内側面上部とを有し、口縁には、リ ム部を有し、内側底面を、中央部が高く、周辺部に至るにしたがい除々に低くな る曲面にし、外周面下側には、手の滑りを防ぐ段状部を有し、外側底面には、直 径を大きめにした高台を結うするように成形する点に特徴を有するものである。
【0012】
【考案の実施の形態】
本考案が対象とする食器の種類は陶磁器製の皿、小鉢、小付の3種類とする。 皿については、料理のすくい易さを意識して、内側面上部を垂直に近い角度にし 、周縁には、料理をすくい易くするとともに、そのたれこぼしを防ぐリム部を有 し、内側底面を料理のすくい残しを無くせる曲面にし、手に持った時を考えて、 外周面に手の滑りを防ぐ段状部を有し、外側底面には、安定性を高め、横ずれを 防止するため、直径を大きめにした糸尻部を有するように成形し、更に、すくい 易さを補うために、アタッチメントパーツをリム部の一部に取付ける。
【0013】小鉢については、高齢者、あるいは、軽度、重度の機能障害者の目 線にあわせ、高さを4cm程度にし、料理のすくい易さを意識して、内側面上部 を垂直に近い角度にし、口縁には、料理をすくい易くするとともに、そのたれこ ぼしを防ぐリム部を有し、内側底面を、料理のすくい残しを無くせる曲面にし、 外周面下側には、手の滑りを防ぐ段状部を有し、外側底面には、安定感を持たせ るため、直径を大きめにした低い高台を有し、又は食材の視認を高めるとともに 、外側面に手を添え易くし、スプーン、箸などの進入角度および手、腕の動線角 度が楽になる高さを有し、かつ、直径を大きめにした高台を有するように成形す る。
【0014】小付については、口縁には、料理のすくい易さを意識して、内側面 上部を垂直に近い角度にし、料理をすくい易くするとともに、そのたれこぼしを 防ぐリム部を有し、内側底面を、料理のすくい残しを無くせる曲面にし、外周面 下側には、手の滑りを防ぐ段状部を有し、外側底面には、安定感を持たせるため 、直径を大きめにした高台を有するように成形する。
【0015】
【実施例】
以下図面もとづいて本考案の実施例を説明すると、図1においては、1は丸皿で 、例えば、18cm、20cmの直径を有し、内側面2には、図2および図3に 示すように内側底面に大きなアールでつながる内側面下部2Aと、内側面下部2 Aに垂直に近い角度でつながる内側面上部2Bとを有するようにして、料理をす くい易くし、周縁には、図3に示すように内側面上部2Bに小さなアール2Cで つながり、料理をすくい易くするとともに、そのたれこぼしを防ぎ、かつ、様々 なメニューに合わせることができる花型リム部3を有し、内側底面を、図2に示 すように中央部が高く、周辺部に至るにしたがい除々に低くなる曲面、すなわち 、たいこ型底面4にすることにより、料理のすくい残しを無くせるようにすると ともに、きざみ食、ペースト食でも楽しい雰囲気で食事ができるようにし、外周 面なは、手の滑りを防ぐ複数の彩色化した段状部5を成形する溝部6を有し、外 側底面には、安定性を高め、横ずれを防止するため、図2および図3に示すよう に直径を大きめにした糸尻部7を有するように成形してなる。 この丸皿は、スプーンと内側面との当たりの隙間を無くす内側面形状を有し、直 径18cmの丸皿は、和メニューに合わせ、直径20cmの丸皿は、洋メニュー に合わせる。
【0016】 図4および図5において、8は丸皿1に取付けるアタッチメントパーツで、丸皿 1の一部分を円弧状に密着してくわえ込む形状を有する基端部9と、料理のくい 易さを更に補うアール面10を有する立ち上がり部11とポリプロピレンその他 の可塑性樹脂で陶磁器食器に取付けて一体に使用できるようにしたものである。
【0017】 図6において、12は丸深皿で、例えば、18cmの直径を有し、丸皿1で説明 したと同様の内側面、花型リム部、タイコ型底面、段状部、糸尻部を有するよう に成形してなり、内側面の深さを深めることにより、汁気の多い主菜、シチュー 、スープ類、カレーライスなどに対応するものである。この丸深皿12には、図 4および図5に示したアタッチメントパーツ8と同様のアタッチメントパーツを 取付けることもある。
【0018】 上記各実施例では、丸皿に成形する例を示したが、本考案は、角皿に成形するこ ともある。この場合は、丸皿1で説明したと同様の内側面、リム部、タイコ型底 面、段状部、糸尻部を有するように成形するとともに、内側角部を料理のすくい 残しを防ぐアール状に成形する。この角皿は、主に魚料理に対応するものである 。 この角皿のリム部には、その一部を直線状にくわえ込む基端部と、料理のすくい 易さを更に補うアール面を有する立ち上がり部と可塑樹脂で一体成形してなるア タッチメントパーツを取付けることもある。
【0019】 図7ないし図9において、13は大型の丸小鉢で、例えば、14cmの直径を有 するとともに、高齢者および軽度、重度の機能障害者の目線に合わせ4cm程度 の高さを有し、内側面14には、図8および図9に示すように内側底面に大きな アールでつながる内側面下部14Aと、内側面下部14Aに垂直に近い角度でつ ながる内側面上部14Bとを有し、口縁には、内側面上部14B小さなアール1 4Cでつながる花型リム部15を有し、内側底面を、丸皿1で説明したタイコ型 底面4と同様のタイコ型底面16にし、外周面下側には、丸皿1で説明した段状 部5と同様の段状部17を有し、外側底面には、図8および図9に示すように安 定感を持たせるため、直径を大きめにした低い高台18を有するように成形して なる。 この大型丸小鉢13は、サイドに添える料理(煮物、サラダなど)だけでなく、刺 身など色々なメニュー構成に対応することができる形状、サイズを有する。
【0020】 図10ないし図12において、19は小型の丸小鉢で、例えば、11cmの直径 を有するとともに、大型丸小鉢13と同様に4cm程度の高さを有し、内側面に は、大型丸小鉢13で説明したと同様の内側面を有し、口縁には、大型丸小鉢1 3で説明した花型リム部3と同様の花型リム部20を有し、内側底面を、丸皿1 で説明したタイコ型底面4と同様のタイコ型底面21にし、外周面下側には、丸 皿1で説明した段状部5と同様の段状部22を有し、外側底面には、図11およ び図12に示すように安定性を高め、内寸深さを浅くする高さを有し、かつ、直 径を大きめにした高台23を有し、高台23の一個所には、小型丸小鉢19を洗 浄直後に伏せて置いた場合に、高い高台23内に溜まる水の水切りをするため、 図11に示すように切り込み部24を有するように成形してなる。 この小型丸小鉢19は、高い高台23を有するので、食材の視認性を高め、スプ ーン、箸などの進入角度および手、腕の動線角度が楽になり、すくい易く、食べ 易くなるだけでなく、外側面に手を添え易くなり、また、段状部21により手が 滑りにくくなる。
【0021】 0019項および0020項の各実施例では、丸型小鉢に成形する例を示したが 、本考案は、六角、八角、十角などの角型小鉢に成形することもある。 この角型小鉢は、丸型小鉢と同様の使い易さを踏まえながら,丸小鉢と対になる 性格の形状を有し、内側角部は、すくい易さ、食材汚れを考えて、円形形状に成 形する。
【0022】 図13ないし図15において、25は小付で、例えば、8cmの直径を有し、内 側面26には、図15に示すように内側底面に大きなアールでつながる内側面下 部26Aと、内側面下部26Aに垂直に近い角度でつながる内側面上部26Bと を有し、口縁には、例えば、内側面上部26Bに小さなアール26Cでつながる 花型リム部27を有し、内側底面を、丸皿1で説明したタイコ型底面4と同様の タイコ型底面28にし、外周面下側には、丸皿1で説明した段状部5と同様の段 状部29を有し、外側底面には、図14および図15に示すよう安定性を高める ため、直径を大きめにし、内寸深さを浅くする高い高台30を有し、高台30の 一箇所には、小付25を洗浄直後に伏せて置いた場合に、高い高台30内に溜ま る水の水きりをするため、図14に示すように切り込み部31を有するように成 形してなる。 この小付25は、上記丸小鉢13、19を縮小したような形状を有し、珍味や香 の物などに対応するものである。
【0023】 上記実施例に示した各皿、各小鉢、小付は、主として、割れにくい強質で比較的 軽量の陶器もしくは磁器による陶磁器製として成形する。 又、食器は図柄、模様で平面的、立体的に色付けして高齢者や障害者に持ち易く 親しまれる色彩感覚のあるデザイン構成とすれば実用性がより昂まることとなる 。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、叙上のように構成したから、器らしく、食卓に馴染み調和するため、 高齢者や、軽機能障害者が使い易く、食の楽しさを演出しうる食器を提供するこ とができ、重度の機能障害者でも使い易い食器を提供することができる。 又、本願は出願人による先願の可塑性樹脂(平11−000443号)と併せて使 用すれば食器としての有効利用がより顕著に発揮されることとなる。
【提出日】平成11年11月4日(1999.11.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】 上記実施例に示した各皿、各小鉢、小付は、主として、割れにくい強質で比較的 軽量の陶器もしくは磁器による陶磁器製として成形する。 又、食器は図柄、模様で平面的、立体的に色付けして高齢者や障害者に持ち易く 親しまれる色彩感覚のあるデザイン構成とすれば実用性がより昂まることとなる 。 なお、各請求項中には、器体の内側上部および口縁の各リム部を構成要素とし、 それぞれ実施例として花型リム部例えば図1の3、図7〜図9の15、図10〜 12の20を例示したが花型以外のリム部形状に成形して実施することもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 丸皿の平面図である。
【図2】 丸皿の一部を断面にした側面図である。
【図3】 丸皿の一部拡大断面図である。
【図4】 丸皿に取付けるアタッチメントパーツの拡大
断面図である。
【図5】 丸皿に対するアタッチメントパーツの取付状
態を示す図である。
【図6】 深丸皿の一部拡大断面図である。
【図7】 大型丸小鉢の平面図である。
【図8】 大型丸小鉢の一部を断面にした側面図であ
る。
【図9】 大型丸小鉢の一部拡大断面図である。
【図10】小型丸小鉢の平面図である。
【図11】小型丸小鉢の一部を断面にした側面図であ
る。
【図12】小型丸小鉢の一部拡大断面図である。
【図13】小付の平面図である。
【図14】小付の側面図である。
【図15】小付の一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1. 丸皿 2. 内側面 2A.内側面下部 2B.内側面上部 2C.小さなアール 3. 花型リム部 4. タイコ型底面 5. 段状部 7. 糸尻部 8. アタッチメントパーツ 12.丸深皿 13.大型丸小鉢 14.内側面 14A.内側面下部 14B.内側面上部 15. リム部 16. タイコ型底面 17. 段状部 18. 低い高台 19. 小型丸小鉢 20. リム部 21. タイコ型底部 22. 段状部 23. 高い高台 25. 小付 26. 内側面 26A.内側面下部 26B.内側面上部 27. リム部 28. タイコ型底面 29. 段状部 30. 高台

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】皿において、内側面には内側底面に大きな
    アールでつながる内側面下部と、内側面下部に垂直に近
    い角度でつながる内側面上部とを有し、周縁には、内側
    面上部に少さなアールでつながるリム部を有し、内側底
    面を,中央部が高く、周辺部に至るにしたがい除々に低
    くなる曲面にし、外周面には、手の滑りを防ぐ段状部を
    有し、外側底面には、直径を大きめにした糸尻部を有す
    るように成形し、角皿については、更に、内側角部をア
    ールに成形してなる陶磁器製皿。
  2. 【請求項2】小鉢において、高さを4cm程度にし、内
    側面には、内側底面に大きなアールでつながる内側面下
    部と、内側面下部に垂直に近い角度でつながる内側面上
    部とを有し、口縁には、内側面上部に少さなアールでつ
    ながるリム部を有し、内側底面を、中央部が高く,周辺
    部に至るにしたがい除々に低くなる曲面にし、外周面下
    側には、手の滑りを防ぐ段状部を有し、外側底面には、
    直径を大きめにした低い高台を有し、又は、高い高台を
    有するように成形し、角小鉢にさいては、更に、内側角
    部をアールに成形してなる陶磁器製小鉢。
  3. 【請求項3】少付において、内側面には、内側底面に大
    きなアールでつながる内側面下部と、内側面下部に垂直
    に近い角度でつながる内側面上部とを有し、口縁には、
    リム部を有し、内側底面を、中央部が高く、周辺部至る
    にしたがい除々に低くなる曲面にし、外周面下側には、
    手の滑りを防ぐ段状部を有し、外側底面には、直径を大
    きめにした高台を有するように成形してなる陶磁器製少
    付。
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Cited By (3)

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