JP3225481U - 研削盤 - Google Patents

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慎吾 大給
慎吾 大給
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株式会社ミラノ製作所
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Abstract

【課題】注水を良好に行って、冷却や切屑の除去を適切に行うことで、研削の作業効率の向上を図ることができる研削盤を提供する。【解決手段】回転軸130を矢印F1方向に回転駆動すると、回転ディスク100は、矢印F2の方向に回転する。この状態で注水溝150にホース等で注水すると、水は、注水溝150から注水穴12に導かれるが、注水穴12が回転方向と逆方向に傾斜しているため、注水溝150の水を掻き込むようにして導水が行われる。水は、矢印F3の方向に、回転ディスク100の先端側から放出され、これによって切屑CWが矢印F4の方向に排除され、排出穴112から排出される。このとき、注水穴12が傾斜していることから、注水穴12から放出される水の方向は、回転方向と逆の方向となる。このため、冷却が良好に行われるとともに、切屑CWの放出も効果的に行われる。【選択図】図2

Description

本考案は、コンクリートなどに削孔,研磨などの加工を施す研削盤に関し、特に水などの冷却水を使用して研削を行う研削盤の改良に関する。
従来の研削盤としては、例えば、下記特許文献1には、ワークの外周部に砥石車を当接して研削を施すようにした研削盤が開示されている。下記特許文献2には、加工物の表裏両面を同時に加工するようにした平面研削盤が開示されている。これに対し、本願考案の研削盤は、図3(A)に示すように、ワークWに対して穴Hを形成するような場合に使用する研削盤であり、回転ディスク100に複数の砥石チップ110を設けた構成となっている。回転ディスク100は、複数の砥石チップ110を取り付けるための取付面102,104,106を備えており、先端ほど面積が狭くなって、凸形状となっている。
すなわち、取付面102には、その外周側に砥石チップ110が取り付けられており、内側が取付面104となっている。取付面104には、その外周側に砥石チップ110が取り付けられており、内側が取付面106となっている。取付面106には、その表面に砥石チップ110が設けられている。図3(B)には、回転ディスク100の平面の様子が示されており、砥石チップ110は、取付面102〜106上に取り付けられている。なお、砥石チップ110は、摩耗による交換を行うことができるようになっている。
図示の例では、取付面102に12個の砥石チップ110が設けられており、取付面104に8個の砥石チップ110が設けられており、取付面106に3個の砥石チップ110が、いずれも回転中心の周方向に均等に設けられている。また、これらの砥石チップ110の間には、適宜の間隔で、切屑CWを排出する排出穴112が設けられている。
回転ディスク100の中心には管状のフランジ120が設けられており、その挿通穴122に回転軸130が挿入されている。回転軸130は、ネジなど適宜の手段でフランジ120に固定されている。フランジ120の外側には、研削時に冷却や切屑除去を行うための水を供給するための注水溝150が環状に設けられており、この注水溝150から先端の取付面106に向かって、回転軸方向に複数の注水穴152が設けられている。注水穴152は、回転軸130の軸中心の周囲に、均等に複数設けられている。図示の例では、120度の角度で、3つの注水穴152が設けられている。
回転軸130が回転すると、回転ディスク100が回転し、砥石チップ110によってワークWが研削される。このとき、図示しないホースから注水溝150に対して水が注がれ、この水は、注水穴152を通って、回転ディスク100の先端に導かれる。これにより、切屑CWの押出しや、冷却が行われる。押し出された切屑CWは、排出穴112から回転ディスク100の裏面側に排出される。このような構造の研削盤は、研削水の供給を、回転軸130の中心の穴から供給できないような場合に有効である。
特開2010-42488号公報 特開昭60-249563号公報
以上のように、図3に示した従来の研削盤では、注水穴152によって、回転ディスク100の裏面側から表面側に注水が行われ、これによって冷却や切屑CWの排出が行われるが、特に切屑CWの排出が必ずしも十分とはいえず、切屑CWが先端部分で砥石チップ110の間に残るようになり、結果的にワークWの研削の作業効率が低下することとなる。
本考案は、以上の点に着目したもので、注水を良好に行って、冷却や切屑の除去を適切に行うことで、研削の作業効率の向上を図ることができる研削盤を提供することを、その目的とする。
本考案は、回転ディスクの表面に取り付けられた砥石チップによって加工物を研削する際に、前記回転ディスクの裏面側に設けた注水溝に注水された冷却水を砥石側に放出する複数の注水穴を有する研削盤であって、前記注水穴を、前記回転ディスクの回転方向と逆の方向に傾斜して設けたことを特徴とする。
主要な形態の一つによれば、前記回転ディスクが、前記砥石チップを取り付ける複数の取付面を備えていることを特徴とする。他の形態によれば、回転中心に対して外側に位置する砥石チップが取り付けられている取付面に、切屑の排出穴を設けたことを特徴とする。更に他の形態によれば、回転中心に対して中心側に位置する砥石チップが取り付けられている取付面に、前記注水穴が開口していることを特徴とする。本考案の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本考案によれば、注水穴を、回転ディスクの回転方向と逆の方向に傾斜して設けることとしたので、冷却や切屑の除去を適切に行うことができ、研削の作業効率の向上を図ることができる。
本考案にかかる研削盤の一実施例の構成を示す図である。(A)は正面ないし表面側から見た図であり、(B)は(A)の主要断面図であり、(C)は(A)を矢印方向から見た側面図であり、(D)は背面ないし裏面側から見た図である。 前記実施例の作用を示す図である。(A)は側面を示し、(B)は正面を示す。 背景技術の研削盤を示す図である。(A)は側面を示し、(B)は正面を示す。
以下、本考案を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。なお、上述した図3の背景技術と同様の構成部分については、同一の符号を用いることとする。
図1には、本考案にかかる研削盤10の一実施例の構成が示されている。(A)は正面ないし表面側から見た図であり、(B)は(A)の主要断面図であり、(C)は(A)を矢印方向から見た側面図であり、(D)は背面ないし裏面側から見た図である。これらの図に示すように、回転ディスク100,取付面102,104,106,複数の砥石チップ110,排出穴112,回転ディスク100の中心のフランジ120,その挿通穴122,注水溝150については、上述した図3と同様である。
すなわち、回転ディスク100は、複数の砥石チップ110を取り付けるための取付面102,104,106を備えており、先端ほど面積が狭くなって、凸形状となっている。すなわち、取付面102には、その外周側に砥石チップ110が取り付けられており、内側が取付面104となっている。取付面104には、その外周側に砥石チップ110が取り付けられており、内側が取付面106となっている。取付面106には、その表面に砥石チップ110が設けられている。
取付面102においては、回転中心から放射状に向かってハの字状に設けられた砥石チップ110の組が6つ、全体で12個の砥石チップ110が設けられている。砥石チップ110の組の間には、排出穴112が設けられている。取付面104においては、回転中心から放射状に向かってハの字状に設けられた砥石チップ110の組が4つ、全体で8個の砥石チップ110が設けられている。砥石チップ110の組の間には、排出穴112が設けられている。取付面106においては、放射方向に3つの砥石チップ110が設けられており、各砥石チップ110の間に、注水穴152が設けられている。
回転ディスク100の中心には管状のフランジ120が設けられており、その挿通穴122に回転軸130が挿入されている。回転軸130にはキーが設けられており、これが挿通穴122の凹部に嵌まり込んで締結されるとともに、ネジなど適宜の手段で回転軸130がフランジ120に固定されている。フランジ120外側には注水溝150が環状に設けられており、この注水溝150から先端の取付面106に向かって、回転軸方向に複数の注水穴152が設けられている。注水穴152は、回転軸130の軸中心の周囲に、均等に複数設けられている。図示の例では、120度の角度で、3つの注水穴152が設けられている。
この場合において、本実施例では、フランジ120の外側の注水溝150に取付面106に向かって形成されている複数の注水穴12が、回転軸方向に対して斜めに形成されている。しかも、その傾斜方向は、図2(A)に示すように、回転方向と逆の方向に向かって傾斜している。
次に、図2も参照しながら、上記実施例の作用を説明する。回転軸130を矢印F1方向に回転駆動すると、回転ディスク100は、矢印F2で示す方向に回転する。この状態で、注水溝150にホース等で注水すると、水は、注水溝150から注水穴12に導かれるが、上述したように、注水穴12が回転方向と逆方向に傾斜しているため、注水溝150の水を掻き込むようにして導水が行われる。水は、矢印F3で示すように、回転ディスク100の先端側から放出され、これによって切屑CWが矢印F4で示す方向に排除されて、排出穴112から排出される。このとき、注水穴12が傾斜していることから、注水穴12から放出される水の方向は、回転方向と逆の方向となる。このため、切屑CWの放出がより効果的に行われるようになる。また、切屑CWが除去されると、冷却も良好に行われるようになる。
以上のように、本実施例によれば、注水穴12を、回転ディスク100の回転方向と逆の方向に傾斜して設けることとしたので、冷却や切屑CWの除去を適切に行うことができ、研削の作業効率が向上する。
<他の実施例> 本考案には数多くの実施例があり、以上の開示に基づいて多様に改変することが可能である。例えば、次のようなものも含まれる。
(1)前記実施例で示した注水穴12,取付面102,104,106,砥石チップ110,排出穴112などの数や配置は、必要に応じて増減してよい。
(2)前記実施例における注水穴12の開口位置を、図1(A)に点線で示す注水穴12Aの位置としてもよい。このようにすると、より中心から水が放射されるようになり、冷却や切屑の除去がより効果的に行われるようになる。
(3)前記実施例では、研削液として水を用いたが、水以外のものを使用することを妨げるものではない。
(4)本考案の研削盤の加工対象としては、石材やコンクリートの他、金属についても有効である。研削加工には、研磨,削穴などの各種の研削加工が含まれる。
本考案によれば、注水穴を、回転ディスクの回転方向と逆の方向に傾斜して設けることとしたので、冷却や切屑の除去を適切に行うことができ、研削の作業効率の向上を図ることができ、石材やコンクリートなどの研削加工に好適である。
10:研削盤
12,12A:注水穴
100:回転ディスク
102,104,106:取付面
110:砥石チップ
112:排出穴
120:フランジ
122:挿通穴
130:回転軸
150:注水溝
152:注水穴
CW:切屑
H:穴
W:ワーク

Claims (4)

  1. 回転ディスクの表面に取り付けられた砥石チップによって加工物を研削する際に、前記回転ディスクの裏面側に設けた注水溝に注水された冷却水を砥石側に放出する複数の注水穴を有する研削盤であって、
    前記注水穴を、前記回転ディスクの回転方向と逆の方向に傾斜して設けたことを特徴とする研削盤。
  2. 前記回転ディスクが、前記砥石チップを取り付ける複数の取付面を備えていることを特徴とする請求項1記載の研削盤。
  3. 回転中心に対して外側に位置する砥石チップが取り付けられている取付面に、切屑の排出穴を設けたことを特徴とする請求項2記載の研削盤。
  4. 回転中心に対して中心側に位置する砥石チップが取り付けられている取付面に、前記注水穴が開口していることを特徴とする請求項2又は3記載の研削盤。
JP2019004997U 2019-12-28 2019-12-28 研削盤 Active JP3225481U (ja)

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