JPH10563A - 研削用ホイール - Google Patents

研削用ホイール

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Publication number
JPH10563A
JPH10563A JP14734196A JP14734196A JPH10563A JP H10563 A JPH10563 A JP H10563A JP 14734196 A JP14734196 A JP 14734196A JP 14734196 A JP14734196 A JP 14734196A JP H10563 A JPH10563 A JP H10563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
wheel
main body
recessed grooves
wheel main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14734196A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyougo Ootani
鉦五 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TECHNO SHINEI KK
Original Assignee
TECHNO SHINEI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TECHNO SHINEI KK filed Critical TECHNO SHINEI KK
Priority to JP14734196A priority Critical patent/JPH10563A/ja
Publication of JPH10563A publication Critical patent/JPH10563A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホイール本体と被加工物との間へ冷却水を効
果的に供給することにより、研削部位の冷却効果及び研
削屑の除去効果を向上し、砥石寿命を伸ばすとともに研
削効率を向上する。 【解決手段】 ホイール本体1の側面1bに少なくとも
一部がホイール本体1の外周面1aに開口する凹溝3を
設ける。ホイール本体1の側面1bの凹溝3に入った冷
却水がその凹溝3を通じてホイール本体1と被加工物と
の間へ効果的に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研削用ホイールに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の研削用ホイール11は、図4に示
すように単なる円板状をなしており、研削盤のといし軸
15に取り付けられる。なお図4(a)は左側面図、同
(b)は正面図である。前記ホイール11は、前記とい
し軸15とともに回転(図4(a)中、矢印X参照)
し、その外周面11aによって被加工物16の研削を行
うものである。また前記ホイール11による被加工物1
6の研削部位(単に、研削部位ともいう)には、通常、
研削部位の冷却及び研削屑の除去のために左右の放出管
17から加圧冷却水18が供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の研削用ホイール
11では、冷却水18がホイール11の側面11bに当
たってはね飛ばされてしまうことにより、研削部位とく
にホイール11と被加工物16との間(詳しくは当接面
の相互間をいう)への冷却水18の供給が不足し、研削
部位の冷却効果及び研削屑の除去効果が低下し、砥石寿
命が短くなるおそれがあることから、低回転でしか使用
できず研削効率が悪かった。
【0004】本発明は上記した問題点を解決するために
なされたものであって、本発明の目的は、ホイール本体
と被加工物との間へ冷却水を効果的に供給することによ
り、研削部位の冷却効果及び研削屑の除去効果を向上
し、砥石寿命を伸ばすとともに研削効率を向上すること
のできる研削用ホイールを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1の発明は、ホイール本体の側面に少なくとも一部が
ホイール本体の外周面に開口する凹溝を設けた研削用ホ
イールである。
【0006】この請求項1記載の研削用ホイールによる
と、ホイール本体の側面の凹溝に入った冷却水がその凹
溝を通じてホイール本体と被加工物との間へ効果的に供
給されることにより、研削部位の冷却効果及び研削屑の
除去効果が向上し、これにより砥石寿命が伸びるととも
に研削効率を向上し得る。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の研削用
ホイールであって、凹溝をホイール本体の半径方向に延
びかつその内端部から外端部に向かってホイール回転方
向前方に傾斜する条溝により形成したことを特徴とする
研削用ホイールである。
【0008】この請求項2記載の研削用ホイールによる
と、凹溝の外端部が切削部位とほぼ対向したときに、そ
の凹溝の長さ方向と冷却水の噴射方向とがほぼ一致する
ように冷却水の放出管を配管することにより、冷却水を
凹溝を通じてホイール本体と被加工物との間へ効率良く
供給することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1〜図
3にしたがって説明する。研削用ホイールを示した図1
において、(a)は側面図、(b)は外周面を部分的に
示す展開図である。砥石材により円形板状に形成された
ホイール本体1は、その軸心部にといし軸用軸孔2を有
している。
【0010】前記ホイール本体1の両側面1bには、適
数個(図は各側面1b毎に8個)の凹溝3がほぼ等間隔
毎にかつ各側面1b間の位相を1/2ずらした状態で形
成されている。各凹溝3は、ほぼ半径方向に延びるとと
もにその外端部がホイール本体1の外周面1aに開口す
る樋状の条溝により形成されている。
【0011】前記凹溝3が、図2(a)に拡大側面図で
また同(b)に(a)のB−B線断面図でまた同(c)
に(b)のC−C線断面図で示されている。凹溝3は、
ホイール本体1の半径方向に関し内端部から外端部に向
かってホイール本体1の回転方向(図中、矢印X参照)
前方に傾斜している。例えば図2(a)に示されるよう
に、ホイール半径方向の直線L1 に対し凹溝3の長さ方
向の軸線L2 のなす角度θ1 が20°〜30°に設定さ
れている。
【0012】また前記凹溝3は、深さ方向に向かっても
ホイール本体1の回転方向前方に傾斜している。例えば
図2(b)に示されるように、側面1bに対し凹溝3の
深さ方向の軸線L3 のなす角度θ2 が40°〜50°に
設定されている。凹溝3は、その底面3aをR面とする
断面U字状をなしている。また前記凹溝3は、凹溝3の
内端部から外端部に向かって均一な開口幅W及び深さD
で形成されている(図2(a),(c)参照)。
【0013】上記の研削用ホイールは、図3に示すよう
に、ホイール本体1が研削盤のといし軸5に取り付けら
れ、そのといし軸5とともに回転し、その外周面1aに
よって被加工物6の研削を行う。この研削部位には、左
右の放出管7から加圧冷却水8が供給される。なお図3
(a)は左側面図、同(b)は正面図である。また前記
各放出管7は、凹溝3の外端部が切削部位とほぼ対向し
たときに、その凹溝3の長さ方向と冷却水8の噴射方向
(図3(a)中、矢印X1 参照)とがほぼ一致するよう
に配管されている。
【0014】上記した研削用ホイールによると、ホイー
ル本体1の側面1bの凹溝3に入った冷却水8がその凹
溝3を通じてホイール本体1と被加工物6との間へ効果
的に供給されることにより、研削部位の冷却効果及び研
削屑の除去効果が向上する。これにより砥石寿命が伸び
るとともに研削効率を向上し得る。
【0015】また、凹溝3の外端部が切削部位とほぼ対
向したときに、その凹溝3の長さ方向と冷却水8の噴射
方向とがほぼ一致するため、冷却水8を凹溝3を通じて
ホイール本体1と被加工物6との間へ効率良く供給する
ことができる。
【0016】また、凹溝3が深さ方向に向かってホイー
ル本体1の回転方向前方に傾斜していることにより、こ
れまた冷却水8をホイール本体1と被加工物6との間へ
効率良く供給することができる。
【0017】なお凹溝3は、ホイール本体1の側面1b
に半径方向に沿う放射状の条溝により形成してもよい
し、また円弧状の条溝により形成してその両端部をホイ
ール本体1の外周面1aに開口してもよいし、また一部
がホイール本体1の外周面1aに開口する適宜の形状の
凹溝とすることも考えられる。また凹溝3の個数、長
さ、深さ、開口幅等は、上記実施の形態のものに限定さ
れない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、ホイール本体と被加工
物との間へ冷却水を効果的に供給することにより、研削
部位の冷却効果及び研削屑の除去効果を向上し、砥石寿
命を伸ばすとともに研削効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】研削用ホイールの説明図である。
【図2】凹溝の説明図である。
【図3】研削用ホイールの使用説明図である。
【図4】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ホイール本体 1b 側面 1a 外周面 3 凹溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホイール本体の側面に少なくとも一部が
    ホイール本体の外周面に開口する凹溝を設けた研削用ホ
    イール。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の研削用ホイールであっ
    て、凹溝をホイール本体の半径方向に延びかつその内端
    部から外端部に向かってホイール回転方向前方に傾斜す
    る条溝により形成したことを特徴とする研削用ホイー
    ル。
JP14734196A 1996-06-10 1996-06-10 研削用ホイール Pending JPH10563A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14734196A JPH10563A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 研削用ホイール

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14734196A JPH10563A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 研削用ホイール

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Publication Number Publication Date
JPH10563A true JPH10563A (ja) 1998-01-06

Family

ID=15427999

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JP14734196A Pending JPH10563A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 研削用ホイール

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JP (1) JPH10563A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102528677A (zh) * 2012-01-17 2012-07-04 桂林创源金刚石有限公司 高效切削砂轮
CN102528676A (zh) * 2012-01-17 2012-07-04 桂林创源金刚石有限公司 外冷式磨床用内冷式砂轮
WO2019119089A1 (pt) * 2017-12-18 2019-06-27 Jose Da Silva Leandro Disposição construtiva aplicada em disco de corte para pedras em geral
EP4360805A1 (de) 2022-10-24 2024-05-01 Gühring KG Schleifscheibe

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WO2019119089A1 (pt) * 2017-12-18 2019-06-27 Jose Da Silva Leandro Disposição construtiva aplicada em disco de corte para pedras em geral
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