JPH0890428A - フレキシブル研磨砥石 - Google Patents
フレキシブル研磨砥石Info
- Publication number
- JPH0890428A JPH0890428A JP25621994A JP25621994A JPH0890428A JP H0890428 A JPH0890428 A JP H0890428A JP 25621994 A JP25621994 A JP 25621994A JP 25621994 A JP25621994 A JP 25621994A JP H0890428 A JPH0890428 A JP H0890428A
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- JP
- Japan
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- grinding wheel
- grindstone
- flexible
- groove
- polishing
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- Pending
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 4
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- 238000005498 polishing Methods 0.000 claims description 25
- 239000006061 abrasive grain Substances 0.000 claims description 4
- 238000004898 kneading Methods 0.000 abstract description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract 1
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- 239000004575 stone Substances 0.000 description 5
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 専用電動工具に装着して使用する研磨砥石で
あって、放射線状の溝による研磨液の外部排出を防止す
ると共に、放射線状の溝に応力が集中して部分的に破損
するのを防止出来るようにした、寿命の長い経済的なフ
レキシブル研磨砥石を提供する。 【構成】 天然又は合成の樹脂等からなるフレキシブル
部材の表面にダイヤモンド等の砥粒を混練した砥石片が
複数形成された研磨砥石において、砥石片同士は僅かな
間隔をもって配設されており、この間隔によって形成さ
れる溝は中心から外方に至る放射線状に形成されていな
いことを特徴とする。
あって、放射線状の溝による研磨液の外部排出を防止す
ると共に、放射線状の溝に応力が集中して部分的に破損
するのを防止出来るようにした、寿命の長い経済的なフ
レキシブル研磨砥石を提供する。 【構成】 天然又は合成の樹脂等からなるフレキシブル
部材の表面にダイヤモンド等の砥粒を混練した砥石片が
複数形成された研磨砥石において、砥石片同士は僅かな
間隔をもって配設されており、この間隔によって形成さ
れる溝は中心から外方に至る放射線状に形成されていな
いことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、専用電動工具に装着し
て使用するフレキシブル研磨砥石に関する。
て使用するフレキシブル研磨砥石に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、石材等の表面を研磨する砥石とし
て、プラスチック、ゴム等の柔軟部材にダイヤモンド等
の砥粒を混練した、フレキシブル研磨砥石が知られてい
る。この砥石は表面に複数の砥石片が形成されていると
共に、回転中心から外方に至る放射線状の溝が複数形成
されている。
て、プラスチック、ゴム等の柔軟部材にダイヤモンド等
の砥粒を混練した、フレキシブル研磨砥石が知られてい
る。この砥石は表面に複数の砥石片が形成されていると
共に、回転中心から外方に至る放射線状の溝が複数形成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のフレキシブ
ル研磨砥石において、砥石片間の溝は研磨時に供給され
る研磨液の円滑な供給を図ろうとするものであるが、砥
石の回転による遠心力によって研磨液が放射線状の溝を
経て外部に直ちに排出され、その機能を充分果たせない
と言う問題がある。又、放射線状の溝部には応力が集中
して亀裂が生じ、砥石片が未だ使用出来るにも拘らず、
部分的に破損して作業に支障を来し、このため早期交換
をせざるを得なくなって不経済であると言う問題も有し
ている。本発明は、このような従来の問題を解決するた
めになされ、放射線状の溝による研磨液の早期排出を防
止すると共に、放射線状の溝部に応力が集中して生じる
亀裂や部分的な破損を防止出来るようにした、フレキシ
ブル研磨砥石を提供することを課題とする。
ル研磨砥石において、砥石片間の溝は研磨時に供給され
る研磨液の円滑な供給を図ろうとするものであるが、砥
石の回転による遠心力によって研磨液が放射線状の溝を
経て外部に直ちに排出され、その機能を充分果たせない
と言う問題がある。又、放射線状の溝部には応力が集中
して亀裂が生じ、砥石片が未だ使用出来るにも拘らず、
部分的に破損して作業に支障を来し、このため早期交換
をせざるを得なくなって不経済であると言う問題も有し
ている。本発明は、このような従来の問題を解決するた
めになされ、放射線状の溝による研磨液の早期排出を防
止すると共に、放射線状の溝部に応力が集中して生じる
亀裂や部分的な破損を防止出来るようにした、フレキシ
ブル研磨砥石を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、天然又は合成の樹脂
等からなるフレキシブル部材の表面にダイヤモンド等の
砥粒を混練した砥石片が複数形成された研磨砥石におい
て、前記砥石片同士は僅かな間隔をもって配設されてお
り、この間隔によって形成される溝は中心から外方に至
る放射線状に形成されていないことを要旨とする。
するための手段として、本発明は、天然又は合成の樹脂
等からなるフレキシブル部材の表面にダイヤモンド等の
砥粒を混練した砥石片が複数形成された研磨砥石におい
て、前記砥石片同士は僅かな間隔をもって配設されてお
り、この間隔によって形成される溝は中心から外方に至
る放射線状に形成されていないことを要旨とする。
【0005】
【作 用】砥石片が比較的ランダムに配設され放射線状
の溝がないので、回転の遠心力によって研磨液が外部に
直ちに排出されることはなく、又溝に加わる応力が分散
するため部分的に破損し難くなり、フレキシブル研磨砥
石の寿命を延ばすことが出来る。
の溝がないので、回転の遠心力によって研磨液が外部に
直ちに排出されることはなく、又溝に加わる応力が分散
するため部分的に破損し難くなり、フレキシブル研磨砥
石の寿命を延ばすことが出来る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳説する。図1において、1は天然又は合成の樹脂等か
らなる円形のフレキシブル本体であり、この本体1の表
面にダイヤモンド等の砥粒を混練したほぼ台型の砥石片
2が複数形成されている。
詳説する。図1において、1は天然又は合成の樹脂等か
らなる円形のフレキシブル本体であり、この本体1の表
面にダイヤモンド等の砥粒を混練したほぼ台型の砥石片
2が複数形成されている。
【0007】前記砥石片2は本体1の中心に形成された
取付用孔1aの回りに同心円状(非同心円状にしてもよ
い)に配列されると共に、本体1の中心Oから外側に向
って放射線上にきちんと並ばないように位置をずらせて
形成してある。
取付用孔1aの回りに同心円状(非同心円状にしてもよ
い)に配列されると共に、本体1の中心Oから外側に向
って放射線上にきちんと並ばないように位置をずらせて
形成してある。
【0008】又、砥石片2同士は僅かな間隔をもって配
設されており、この間隔によって溝3が形成され、この
溝3は砥石片2の位置に対応して本体1の取付用孔1a
の回りに同心円状に形成されると共に、本体1の中心O
から外側に向かう放射線状とならないように形成されて
いる。
設されており、この間隔によって溝3が形成され、この
溝3は砥石片2の位置に対応して本体1の取付用孔1a
の回りに同心円状に形成されると共に、本体1の中心O
から外側に向かう放射線状とならないように形成されて
いる。
【0009】前記本体1の裏面側には、図2、図3に示
すように面ファスナー4が取付用孔1aを除いて全域に
貼着されている。
すように面ファスナー4が取付用孔1aを除いて全域に
貼着されている。
【0010】本発明に係る砥石は上記のように構成さ
れ、従来と同様に面ファスナー4の相手方が配設されて
いる専用電動工具(図示せず)に装着しそのモータで砥
石を回転して被加工物の研磨等に使用される。研磨時等
には通常研磨液が供給されるが、この場合は前記のよう
に研磨液の流れる溝3が放射線状に形成されていないの
で、外部に容易に排出されることはない。
れ、従来と同様に面ファスナー4の相手方が配設されて
いる専用電動工具(図示せず)に装着しそのモータで砥
石を回転して被加工物の研磨等に使用される。研磨時等
には通常研磨液が供給されるが、この場合は前記のよう
に研磨液の流れる溝3が放射線状に形成されていないの
で、外部に容易に排出されることはない。
【0011】即ち、図4に示すように放射線方向の各溝
と中心Oとを結んだ線は矢印で示すように一つ外側の環
状配列に位置する砥石片2にぶつかるようになってお
り、このため研磨液は各砥石片2で反射されて環状方向
の溝に滞留することになる。つまり、研磨液は外部に容
易に排出されることはなく、砥石の表面全域に行き渡っ
て研磨液としての作用を充分発揮させ、効率良く研磨作
業をすることが可能となる。
と中心Oとを結んだ線は矢印で示すように一つ外側の環
状配列に位置する砥石片2にぶつかるようになってお
り、このため研磨液は各砥石片2で反射されて環状方向
の溝に滞留することになる。つまり、研磨液は外部に容
易に排出されることはなく、砥石の表面全域に行き渡っ
て研磨液としての作用を充分発揮させ、効率良く研磨作
業をすることが可能となる。
【0012】又、研磨液が砥石の表面全域にムラなく行
き渡ることから、砥石片2の偏摩耗を防止し、これによ
り研磨砥石の寿命を延ばすと共に研磨加工のバラツキを
未然に防止することが出来る。更に、溝3に加わる応力
が分散するため部分的に破損し難くなる。
き渡ることから、砥石片2の偏摩耗を防止し、これによ
り研磨砥石の寿命を延ばすと共に研磨加工のバラツキを
未然に防止することが出来る。更に、溝3に加わる応力
が分散するため部分的に破損し難くなる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
専用電動工具に着脱して使用するフレキシブル研磨砥石
において、表面に形成される砥石片間の溝を砥石中心か
ら外側に向けて放射線状とならないようにしたので、研
磨時等に供給される研磨液が回転の遠心力によって外部
に直ちに排出されることはなく、又溝に加わる応力が分
散するため部分的に破損し難くなり、フレキシブル研磨
砥石の寿命を延ばす等の優れた効果を奏する。
専用電動工具に着脱して使用するフレキシブル研磨砥石
において、表面に形成される砥石片間の溝を砥石中心か
ら外側に向けて放射線状とならないようにしたので、研
磨時等に供給される研磨液が回転の遠心力によって外部
に直ちに排出されることはなく、又溝に加わる応力が分
散するため部分的に破損し難くなり、フレキシブル研磨
砥石の寿命を延ばす等の優れた効果を奏する。
【図1】 本発明の一実施例を示す研磨砥石の表面図で
ある。
ある。
【図2】 同、裏面図である。
【図3】 図1のA−A線断面図である。
【図4】 砥石片と研磨液の放射方向流れとの関係を示
す説明図である。
す説明図である。
1…本体 1a…取付用孔 2…砥石片 3…溝
4…面ファスナー
4…面ファスナー
Claims (1)
- 【請求項1】 天然又は合成の樹脂等からなるフレキシ
ブル部材の表面にダイヤモンド等の砥粒を混練した砥石
片が複数形成された研磨砥石において、前記砥石片同士
は僅かな間隔をもって配設されており、この間隔によっ
て形成される溝は中心から外方に至る放射線状に形成さ
れていないことを特徴とするフレキシブル研磨砥石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25621994A JPH0890428A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | フレキシブル研磨砥石 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25621994A JPH0890428A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | フレキシブル研磨砥石 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0890428A true JPH0890428A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17289594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25621994A Pending JPH0890428A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | フレキシブル研磨砥石 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0890428A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002264026A (ja) * | 2001-03-09 | 2002-09-18 | Nihon Kenshi Co Ltd | 研磨布 |
KR100374494B1 (ko) * | 2000-07-05 | 2003-03-04 | 신한다이야몬드공업 주식회사 | 다이아몬드 커팅휠 |
US8961269B2 (en) | 2010-12-30 | 2015-02-24 | Saint-Gobain Abrasives, Inc. | Abrasive wheels and methods for making and using same |
CN113089397A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-07-09 | 中铁隆昌铁路器材有限公司 | 一种快速开刃不烧轨钢轨打磨砂轮 |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP25621994A patent/JPH0890428A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100374494B1 (ko) * | 2000-07-05 | 2003-03-04 | 신한다이야몬드공업 주식회사 | 다이아몬드 커팅휠 |
JP2002264026A (ja) * | 2001-03-09 | 2002-09-18 | Nihon Kenshi Co Ltd | 研磨布 |
US8961269B2 (en) | 2010-12-30 | 2015-02-24 | Saint-Gobain Abrasives, Inc. | Abrasive wheels and methods for making and using same |
CN113089397A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-07-09 | 中铁隆昌铁路器材有限公司 | 一种快速开刃不烧轨钢轨打磨砂轮 |
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