JP3225268B2 - シリコン酸化物の改質方法 - Google Patents

シリコン酸化物の改質方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の族する技術分野】本発明は、シリコン酸化物の
改質方法およびこの改質方法の半導体装置の製造への適
用に関する。
【0002】
【従来の技術】単結晶MOS型トランジスタは、良好な
特性を有するため、広く電子デバイスを構成する素子と
して用いられている。また、多結晶シリコン薄膜トラン
ジスタ(poly−Si TFT)或いはアモルファス
シリコン薄膜トランジスタ(a−Si:H TFT)の
ようなMOS型トランジスタが開発され、種々の電子デ
バイスに応用されるようになった。
【0003】さらに、半導体のp/n接合を用いる太陽
電池は、クリーンエネルギー源として注目され、現在、
開発が盛んに行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のMOS型トラン
ジスタの作製には、シリコン酸化物からなるゲート絶縁
膜の形成が必ず必要である。この場合、良好なゲート絶
縁膜を形成することが、良好なトランジスタ特性のMO
S型トランジスタを得るために必要な条件である。最
近、製造コストの低減、ガラス等の耐熱性の低い基板上
への回路形成の要請から、トランジスタ作製プロセスの
低温化が重要視されている。
【0005】絶縁膜形成を低温プロセスで行うために、
プラズマCVD、スパッタリング等の成膜技術が開発さ
れてきた。しかし、低温で絶縁膜を作製すると、堆積さ
れた膜中や下地の半導体にプラズマ等のダメージが与え
られ、絶縁膜/半導体界面に欠陥が生じ、電気的特性が
劣化するという問題があった。さらに、低温で形成され
た絶縁膜及び絶縁基体は、一般に膜中に欠陥が多く、ト
ランジスタの特性の劣化の一因となっていた。
【0006】本発明の目的は、かかる問題を解決し、良
好な特性の半導体装置を、低温でかつ容易な方法で製造
することを可能とする、シリコン酸化物の改質方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明(請求項1)は、シリコン酸化物を、2ない
し200気圧の圧力の、水蒸気または水を含む雰囲気中
において、加熱処理する工程を具備することを特徴とす
るシリコン酸化膜の改質方法を提供する。
【0008】本発明(請求項2)は、上述のシリコン酸
化膜の改質方法(請求項1)において、前記加熱処理温
度が150℃ないし600℃であることを特徴とする。
【0009】本発明(請求項3)は、上述のシリコン酸
化膜の改質方法(請求項1)において、前記雰囲気中の
水の分子の数密度が2×1019個/cm3 ないし3.4
×1022個/cm3 であることを特徴とする。
【0010】本発明(請求項4)は、シリコン基板上に
シリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜を形成する工程、
および前記ゲート絶縁膜を、2ないし200気圧の圧力
の、水蒸気または水を含む雰囲気中において、加熱処理
する工程を具備することを特徴とするMOS型半導体装
置の製造方法を提供する。
【0011】本発明(請求項5)は、絶縁基板上にシリ
コン酸化膜からなるゲート絶縁膜を形成する工程、およ
び前記ゲート絶縁膜を、2ないし200気圧の圧力の、
水蒸気または水を含む雰囲気中において、加熱処理する
工程を具備することを特徴とする薄膜半導体装置の製造
方法を提供する。
【0012】本発明(請求項6)は、シリコン基板にM
OS型トランジスタを形成する工程、および前記MOS
型トランジスタを、2ないし200気圧の圧力の、水蒸
気または水を含む雰囲気中において、加熱処理する工程
を具備することを特徴とするMOS型半導体装置の製造
方法を提供する。
【0013】本発明(請求項7)は、絶縁基板上に薄膜
トランジスタを形成する工程、および前記薄膜トランジ
スタを、2ないし200気圧の圧力の、水蒸気または水
を含む雰囲気中において、加熱処理する工程を具備する
ことを特徴とする薄膜半導体装置の製造方法を提供す
る。
【0014】本発明(請求項8)は、太陽電池素子の周
囲にパッシベーション絶縁膜を形成する工程、および前
記パッシベーション絶縁膜を、2ないし200気圧の圧
力の、水蒸気または水を含む雰囲気中において、加熱処
理する工程を具備することを特徴とする太陽電池の製造
方法を提供する。
【0015】本発明(請求項9)は、シリコン酸化物基
板を、2ないし200気圧の圧力の、水蒸気または水を
含む雰囲気中において、加熱処理する工程、および前記
シリコン酸化物基板上に薄膜トランジスタを形成する工
程を具備することを特徴とする薄膜半導体装置の製造方
法を提供する。
【0016】以上のように構成される本発明のシリコン
酸化物の改質法および各種半導体装置の製造方法におい
ては、水蒸気或いは水を含む雰囲気中において、雰囲気
の圧力を2気圧ないし200気圧で加熱処理をおこなう
ことにより、水とシリコン酸化物との反応性を高めるこ
とができ、それによって、加熱処理温度が150℃ない
し600℃という低温プロセス条件で、シリコン酸化物
の加熱処理を実現することができる。
【0017】本発明に係る熱処理は、薄膜トランジスタ
を含むMOS型トランジスタのゲート絶縁膜形成後に行
うことにより、絶縁膜の特性及び絶縁膜/半導体界面の
特性を向上させることができる。また、熱処理をトラン
ジスタ素子の形成後に行うことによっても、良好なトラ
ンジスタ回路を形成することが出来る。更に、熱処理を
太陽電池のパッシベーション絶縁膜の形成後に行うこと
により、太陽電池の絶縁膜/半導体界面の特性を向上さ
せ、効率の高い太陽電池回路を製造することが可能であ
る。
【0018】本発明に係る熱処理は、ガラス等のシリコ
ン酸化物基板内に含まれる欠陥をも減少することがで
き、電子デバイスの作製に適した絶縁物基体を実現する
ことが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0020】最初に、本発明の効果を確認する実験を図
1に示す手順で行った。即ち、シリコン基体10上に、
リモートプラズマCVD法を用いて、SiO2 層20を
形成した(図1(a))。この場合、プラズマCVDの
条件を調整して2種類の特性のSiO2 層を形成した。
即ち、シリコン基体10には負バイアスを印加して、イ
オンダメージを積極的に生じせしめ、界面準位密度(D
it)及びSiO2 層中の固定電荷密度(Nf )が非常に
大きいSiO2 層を形成し、試料A1,A2を得た。他
のシリコン基体10には正バイアスを印加して、界面準
位密度及びSiO2 層中の固定電荷密度が小さいSiO
2 層を形成し、試料A3,A4を得た。
【0021】次いで、このようにして得られた4つのS
iO2 層/Si基体試料30(A1〜A4)のうち、試
料A1,A3に、以下に示すように、加圧水分熱処理法
を施した。この加水熱処理法を実施するための装置の概
念図を図2に示す。
【0022】図2に示すように、密閉容器(容積65c
c)40内に、試料30(A1,A3)と共に純水60
を0.5cc入れ、ホットプレート50を用いて容器4
0を250℃で3時間加熱した。この熱処理により、容
器40内の水分は気化して圧力が増加し、加圧水分加熱
条件が実現される。
【0023】比較のため、他の試料30(A2,A4)
をドライ雰囲気で300℃で3時間加熱する熱処理も行
った。
【0024】熱処理後、図1(b)に示すように、それ
ぞれの試料30の両面に、MOSキャパシタ形成のため
にAlを蒸着し、Al層61、62を形成した。
【0025】更に、Si/Al界面のオーミックコンタ
クトを形成するために、ドライ雰囲気で300℃、1時
間加熱した後、C−V特性を測定し、MOSキャパシタ
の特性を求めた。
【0026】即ち、C−V特性から求めた界面準位密度
及びSiO2 層中の固定電荷密度の結果を図3及び図4
に示す。図3から明らかなように、界面準位密度及び固
定電荷密度の大きい試料の界面準位密度及び固定電荷密
度の値は、本発明に係る加圧水熱処理により、大幅に低
減され、電気的特性が改善されている。また、界面準位
密度及び固定電荷密度の小さい試料の場合は、図4に示
すように、本発明に係る加圧水分中熱処理後も、界面準
位密度及び固定電荷密度の値は殆ど変化しなかった。
【0027】図3,4の結果は、本発明に係る加圧水分
中熱処理法により、加圧下で水分子がシリコン酸化膜及
びその界面に作用して欠陥を低減し、電気特性を向上さ
せることを示している。従って、もともと欠陥の少ない
試料は、本発明に係る加圧水分中熱処理を施しても、特
性は変化しない。
【0028】このように、本発明に係る加圧水分中熱処
理法は、シリコン酸化膜及びその界面の電気的特性のば
らつきを低減して、理想的な状態を実現する作用を有す
ることがわかる。
【0029】本発明のシリコン酸化物の改質法は、水蒸
気或いは水を含む雰囲気の圧力を高め、且つ加熱するこ
とにより、水とシリコン酸化物との反応性を高めること
を原理とする。
【0030】本発明のシリコン酸化物改質法として、効
果が顕著となる処理条件を検討した結果、その好ましい
条件は以下の通りであることが見出された。
【0031】即ち、熱処理雰囲気の圧力は、2気圧〜2
00気圧が好ましく、5気圧〜100気圧がより好まし
い。熱処理雰囲気の圧力が2気圧未満では、圧力による
反応促進効果が小さくなり、一方、200気圧を越える
と、加熱機能の装置化が困難となる。
【0032】加熱処理温度は、150℃以上が好まし
く、150℃〜600℃がより好ましい。150℃未満
では、反応にかかる熱エネルギーを与えることが出来な
くなり、一方、600℃を越えると、熱反応効果が顕著
となり、本発明の有効性が少なくなる。
【0033】雰囲気中の水の量は分子数密度として2×
1019個/cm3 〜3.4×1022個/cm3 の範囲が
効果的である。分子数密度が2×1019個/cm3 未満
では、反応にかかる水分子の数が少なすぎ、本発明の効
果が顕著とならない。これに対して、3.4×1022
/cm3 を越える条件では、本発明を実現するための装
置構成が困難となる。
【0034】次に、MOS型トランジスタのゲート絶縁
膜に対し、本発明による熱処理法を適用した場合のMO
S型トランジスタの製造工程を図5に示す。
【0035】まず、シリコン基体80上に、シリコン酸
化膜からなるゲート絶縁膜90をプラズマCVD、スパ
ッタリング等により形成する(図5(a))。しかる後
に、本発明に係る熱処理を施して、シリコン酸化膜及び
その界面を改質する。その結果、水分が直接シリコン酸
化膜に作用して、速やかにシリコン酸化膜及びその界面
の特性が向上する。
【0036】次いで、シリコン基体80に不純物をドー
ピングして、ソース領域100およびドレイン領域10
2を形成する。次に、ゲート電極110、ソース電極1
12、およびドレイン電極114を形成し、さらに層間
絶縁膜120,122、及びパッシベーション膜124
を形成し、トランジスタ間或いは外部回路との金属配線
130,132を形成することにより、MOS型トリン
ジスタを完成する(図5(b))。
【0037】MOS型トランジスタの製造への本発明の
方法の適用に際しては、上述のように、ゲート絶縁膜の
形成後に熱処理による改質を行うことに限らず、ゲート
電極形成後、またはパッシベーション膜形成後に熱処理
による改質を行うことも可能である。この場合、電極の
形成等によりシリコン酸化膜中及び界面に生じた欠陥を
も、本発明に係る熱処理によって除去することができ
る。
【0038】図6に、本発明に係る熱処理法を多結晶薄
膜トランジスタ(poly−SiTFT)の製造に応用
する例を示す。
【0039】まず、絶縁基板、例えばガラス基板140
上に、薄膜多結晶シリコン膜150をレーザ結晶化等を
用いて形成する。そして、薄膜多結晶シリコン膜150
上にシリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜160をプラ
ズマCVD等により形成する。しかる後に、本発明に係
る熱処理を施して、シリコン酸化膜及びその界面を改質
する(図6(a))。
【0040】その後、薄膜多結晶シリコン膜150に不
純物をドーピングして、ソース領域100およびドレイ
ン領域102を形成する。次に、ゲート電極110、ソ
ース電極112、およびドレイン電極114形成し、さ
らに層間絶縁膜120,122、及びパッシベーション
膜124を形成し、トランジスタ間或いは外部回路との
金属配線130,132を形成することにより、pol
y−Si TFTを完成する(図6(b))。
【0041】poly−Si TFTへの本発明の方法
の適用に際しては、上述のように、ゲート絶縁膜の形成
後に熱処理による改質を行うことに限らず、ゲート電極
形成後、またはパッシベーション膜形成後に熱処理によ
る改質を行うことも可能である。この場合、電極の形成
等によりシリコン酸化膜中及び界面に生じた欠陥をも、
本発明に係る熱処理によって除去することができる。
【0042】なお、本発明の方法は、以上の図1〜6を
参照して説明した例に限定されず、適宜変更することが
できる。例えば、以上、半導体素子としてMOSFET
及びpoly−Si TFTを製造する例につき示した
が、本発明はそれに限らず、バイポーラ素子、太陽電池
素子、アモルファスシリコンTFT、アモルファスイメ
ージセンサー等の製造に適用することも可能である。即
ち、パッシベーション膜をシリコン酸化膜により形成す
る場合、その膜質及び半導体との界面を、本発明に係る
熱処理方法により改質することができる。
【0043】更に、本発明の方法は、シリコン酸化膜の
改質に限らず、シリコン酸化物からなる基板の改質にも
効果がある。即ち、TFT等、電子デバイスをシリコン
酸化物からなる透明絶縁体上に形成する場合、基板表面
層に欠陥が存在すると、その上に作製された電子デバイ
スの特性が劣化する。
【0044】この問題を解決するために、図7に示すよ
うに、デバイス形成前に、シリコン酸化物等からなる基
板170に、本発明に係る熱処理を施すことにより、欠
陥の少ないシリコン酸化物基板を得ることが可能であ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な工程で、かつ低コストでシリコン酸化物の改質を
行うことができ、良好な特性の半導体素子を得ることが
可能である。本発明の方法は、電子デバイスのゲート酸
化膜、キャパシタ膜及びパッシベーション膜の低温での
改質に適用することが出来るとともに、シリコン酸化物
からなる絶縁基板の改質にも適用することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の改質方法を、SiO2 膜に対して実施
した工程を示す断面図。
【図2】本発明の改質方法に使用される熱処理装置を示
す図。
【図3】界面準位密度及びSiO2 層中固定電荷密度の
測定結果を示す特性図。
【図4】界面準位密度及びSiO2 層中固定電荷密度の
測定結果を示す特性図。
【図5】本発明の改質方法を、MOS型トランジスタの
製造に適用した工程を示す断面図。
【図6】本発明の改質方法を、多結晶薄膜トランジスタ
の製造に適用した工程を示す断面図。
【図7】本発明の改質方法を、多結晶薄膜トランジスタ
の製造に適用した工程を示す断面図。
【符号の説明】
10,80…シリコン基体、 20…SiO2 層、 30…加圧水分熱処理、 32…ドライ雰囲気熱処理、 40,42…アルミ電極、 50…密閉容器、 60…純水、 70…ホットプレート、 90,160…シリコン酸化物ゲート絶縁膜、 100,102…ソース・ドレイン領域、 110,112,114…ゲート、ソース、ドレイン電
極、 120,122…層間絶縁膜、 124…パッシベーション膜、 130,132…金属配線、 140…絶縁体基体、 150…薄膜多結晶シリコン膜、 170…シリコン酸化物基体。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 31/04 M (56)参考文献 特開 平5−67607(JP,A) 特開 昭59−168653(JP,A) 特開 昭53−133373(JP,A) 特開 昭52−66377(JP,A) 特開 昭55−134936(JP,A) 特開 昭59−132136(JP,A) 特開 昭63−226933(JP,A) 特開 平1−290228(JP,A) 特開 平4−56222(JP,A) 特開 平8−88374(JP,A) 特開 平8−31813(JP,A) 特開 平6−77210(JP,A) 特開 平7−94751(JP,A) 特開 平8−115910(JP,A) 特開 平9−82703(JP,A) 特開 昭62−46532(JP,A) 特開 平2−42725(JP,A) 特開 平5−239649(JP,A) 特開 平10−41296(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/316 H01L 21/336 H01L 29/78 H01L 29/786 H01L 31/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板上にシリコン酸化膜からな
    るゲート絶縁膜を形成する工程、および前記ゲート絶縁
    膜を、2ないし200気圧の圧力の、水蒸気または水を
    含む雰囲気中において、加熱処理する工程を具備するこ
    とを特徴とするMOS型半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 絶縁基板上にシリコン酸化膜からなるゲ
    ート絶縁膜を形成する工程、および前記ゲート絶縁膜
    を、2ないし200気圧の圧力の、水蒸気または水を含
    む雰囲気中において、加熱処理する工程を具備すること
    を特徴とする薄膜半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 シリコン基板にMOS型トランジスタを
    形成する工程、および前記MOS型トランジスタを、2
    ないし200気圧の圧力の、水蒸気または水を含む雰囲
    気中において加熱処理して、前記MOS型トランジスタ
    の、シリコン酸化膜からなるゲート絶縁膜を改質する工
    程を具備することを特徴とするMOS型半導体装置の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 絶縁基板上に薄膜トランジスタを形成す
    る工程、および前記薄膜トランジスタを、2ないし20
    0気圧の圧力の、水蒸気または水を含む雰囲気中におい
    て加熱処理して、前記薄膜トランジスタの、シリコン酸
    化膜からなるゲート絶縁膜を改質する工程を具備するこ
    とを特徴とする薄膜半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 太陽電池素子の周囲にパッシベーション
    絶縁膜を形成する工程、および前記パッシベーション絶
    縁膜を、2ないし200気圧の圧力の、水蒸気または水
    を含む雰囲気中において加熱処理して、前記パッシベー
    ション絶縁膜を改質する工程を具備することを特徴とす
    る太陽電池の製造方法。
  6. 【請求項6】 シリコン酸化物基板を、2ないし200
    気圧の圧力の、水蒸気または水を含む雰囲気中におい
    て、加熱処理する工程、および前記シリコン酸化物基板
    上に薄膜トランジスタを形成する工程を具備することを
    特徴とする薄膜半導体装置の製造方法。
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