JP2000353706A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2000353706A
JP2000353706A JP11163985A JP16398599A JP2000353706A JP 2000353706 A JP2000353706 A JP 2000353706A JP 11163985 A JP11163985 A JP 11163985A JP 16398599 A JP16398599 A JP 16398599A JP 2000353706 A JP2000353706 A JP 2000353706A
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Yasuo Kadonaga
泰男 門永
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造コストを増大させることなく半導体
基板内の汚染物質を除去し、これにより良好な特性を有
する半導体装置を製造するための製造方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 半導体基板1の一主面上に非晶質半導体から
なるアンドープの第1薄膜層2を形成する工程と、該第
1薄膜層2上に非晶質半導体からなり一導電型を有する
第2薄膜層3を形成する工程と、前記第1薄膜層2及び
第2薄膜層3が形成された前記半導体基板1を熱処理す
る工程と、を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に係り、特にシリコンに代表される半導体基板内の
汚染物質を除去するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコンに代表される半導体基板は、I
C,LSIその他の半導体装置に幅広く使用されてい
る。ところで、斯かる半導体基板を製造するにあたって
は、製造工程中に鉄や銅等の重金属の汚染物質が侵入す
ることを完全に防止することはできない。このため、半
導体基板内に侵入した上記汚染物質の存在により、半導
体装置の特性が劣化する。例えば、MOS型メモリ素子
においては、電荷蓄積セル内に重金属が存在すると蓄積
された電荷が減少し、これにより蓄積電荷が臨界電圧以
下になると、メモリセルの状態が1から0に反転し、蓄
積情報が失われる。
【0003】このように、半導体基板中の汚染物質の存
在は、素子の電気的特性の劣化を引き起こし、特に超L
SIの生産においては、少量の汚染でも素子特性が劣化
・変動するため、生産歩留を低下させる大きな原因とな
っている。
【0004】従来、上記のような汚染物質を半導体基板
から取り除く方法として、ゲッタリング法が知られてい
る。このゲッタリング法においては、例えば半導体基板
をPOCl3ガス中において900℃〜1000℃程度
の温度で加熱することにより半導体基板中にリン(P)
を熱拡散させ、Pが拡散した領域に汚染物質を偏析させ
る。そして、汚染物質が偏析した拡散領域を除去するこ
とで、半導体基板から汚染物質を取り除いている。
【0005】然し乍ら、斯かる方法においては加熱時に
POCl3ガスが熱分解することによりP及びClガス
が発生するために、これらPガスやClガスが大気中に
排気されることを防止するためのスクラバが必要とな
る。また、このスクラバにおいてはPガスやClガスを
水中に通過させることにより、これらのガスを水中に溶
解し、ガスとして大気中に排気されることを抑制してい
るが、一方これらのPやClが溶解した水を処理するた
めの処理設備が必要となる。このため、POCl 3ガス
を用いた従来のゲッタリング法においては、スクラバや
排水の処理設備が必要となり、製造コストの増大を招い
ていた。
【0006】また、斯かるPOCl3ガスの使用を避け
る方法として、単結晶基板の一主面上にp型或いはn型
の非晶質シリコン膜を形成し、加熱工程により該非晶質
シリコン膜を単結晶膜としてこの単結晶膜中に上記汚染
物質を取り込む方法が検討されている(特開平7−37
893号)。斯かる方法によれば、上述したようなスク
ラバや排水の処理設備を不要とすることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、斯かる方法
では半導体基板内の汚染物質を取り除くことはできるも
のの、非晶質シリコン膜中に含まれるp型或いはn型の
不純物が加熱工程の際に半導体基板中に熱拡散し、半導
体装置の電気的特性を低下させるという課題があった。
【0008】本発明は、斯かる従来の課題を解決し、製
造コストを増大させることなく半導体基板内の汚染物質
を除去し、これにより良好な特性を有する半導体装置を
製造するための製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる従来の課題を解決
するために、本発明は、半導体基板の一主面上に非晶質
半導体からなるアンドープの第1薄膜層を形成する工程
と、該第1薄膜層上に非晶質半導体からなる一導電型の
第2薄膜層を形成する工程と、前記第1薄膜層及び第2
薄膜層が形成された前記半導体基板を熱処理する工程
と、を備えることを特徴とする。
【0010】また、前記熱処理の工程を、前記第1薄膜
層及び第2薄膜層の積層体が結晶化する温度で行うこと
を特徴とする。
【0011】さらに、前記熱処理の工程において、結晶
化された前記積層体中に前記半導体基板内の汚染物質を
取り込むことを特徴とする。
【0012】加えて、前記第1薄膜層の膜厚を50Å以
上とすることを特徴とする。
【0013】また、本発明は、一導電型を有する半導体
基板の一主面上に、アンドープの非晶質半導体膜を介し
て一導電型又は他導電型の非晶質半導体膜を形成する工
程と、熱処理により前記アンドープの非晶質半導体膜と
一導電型又は他導電型の非晶質半導体膜とを結晶化し、
結晶膜とする工程と、前記半導体基板の他主面上にアン
ドープの非晶質半導体膜を介して他導電型又は一導電型
の非晶質半導体膜を形成する工程と、前記結晶膜及び他
導電型又は一導電型の非晶質半導体膜上に、透光性導電
膜及び集電極を形成する工程と、を備えることを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。図1は、本実施形態に係る半導体装置の
製造方法の要部を説明するための、工程別構造断面図で
ある。
【0015】同図(A)に示す第1工程においては、n
型の単結晶シリコンからなる半導体基板1の一主面上
に、プラズマCVD法を用いてアンドープの非晶質シリ
コンからなる膜厚50Å〜500Å程度の第1薄膜層2
を形成する。次いで、上記第1薄膜層2上に、プラズマ
CVD法を用いてp型の非晶質シリコンからなる膜厚5
0〜500Å程度の第2薄膜層3を形成する。尚、p型
不純物としてはボロン(B)を用い、ドーピング濃度は
1016〜1022atoms/cm3程度である。
【0016】そして、同図(B)に示す第2工程におい
ては、上記第1薄膜層2及び第2薄膜層3が形成された
半導体基板1を600℃〜1000℃程度の温度で熱処
理し、上記第1薄膜層2及び第2薄膜層3の積層体を結
晶化して結晶化膜4とする。
【0017】ここで、非晶質シリコン中における鉄や銅
等の重金属の熱拡散の拡散定数は、900℃において1
-6〜10-7cm2-1である。一方、同じ条件でのB
やPの拡散定数は10-16〜10-14cm2-1であり、
重金属のそれに比べて極めて小さい。
【0018】従って、上記第2工程において半導体基板
1中の汚染物質が結晶化膜4中に取り込まれる一方で、
第2薄膜層3中に含まれるp型の不純物の熱拡散は第1
薄膜層2により抑制され、p型の不純物が半導体基板1
中に侵入することがない。
【0019】図2は、以上の工程で得られた半導体基板
中の汚染物質であるFe及びp型不純物であるBの濃度
分布をSIMS(二次イオン質量分析法)により測定し
た結果を示す特性図である。尚、結晶化膜4と半導体基
板1との界面を図中に破線で示している。また、第1薄
膜層2及び第2薄膜層3の形成条件は表1に示す通りで
あり、熱処理は約700℃の温度で30分間行った。
【0020】
【表1】
【0021】図2から明らかに、半導体基板中の重金属
の濃度を減少できると共に、半導体基板中へのp型不純
物の侵入を防止できることがわかる。従って、本発明に
よれば製造コストの増大を招くことなく高品質の半導体
基板を製造することが可能となり、この半導体基板を用
いることにより、優れた特性を有する半導体装置を提供
することができる。
【0022】ところで、上記の様にp型不純物の半導体
基板中への拡散を抑制するためには、第1薄膜層の膜厚
をある程度以上厚くする必要がある。そこで、第1薄膜
層の膜厚を20Å〜300Åの範囲で変化させた場合の
半導体基板中でのBの不純物濃度の変化をSIMSによ
り測定した。この結果を図3の特性図に示す。
【0023】同図の横軸は第1薄膜層の膜厚であり、縦
軸は該第1薄膜層と半導体基板との界面でのB濃度を示
している。従って、縦軸の値が小さい程Bの拡散が小さ
いことを意味する。尚、測定に用いたSIMSのBに対
する測定限界は約1×1017atoms/cm3であっ
た。
【0024】同図に示す如く、第1薄膜層の膜厚が50
Å以上の場合にはB濃度の値が略測定限界の値に等しい
のに対し、第1薄膜層の膜厚が50Åよりも薄くなると
B濃度の値が増加し、Bの熱拡散が生じていることがわ
かる。従って、第1薄膜層の膜厚は50Å以上とするこ
とが好ましい。
【0025】尚、以上の説明においては第2薄膜層とし
てBがドープされたp型の非晶質シリコンを用いたが、
第2薄膜層としてPがドープされたn型の非晶質シリコ
ンを用いても同様の効果を奏する。
【0026】また、第1薄膜層及び第2薄膜層は非晶質
シリコンに限らず、非晶質シリコンカーバイド、非晶質
シリコンゲルマニウム等他の非晶質半導体から構成して
も良い。
【0027】(実施例)次に、本発明を用いた具体的な
半導体装置の製造について説明する。図4は、本発明で
製造した半導体装置の一例である太陽電池の構成を示す
断面構造図であり、図5はその製造方法を説明するため
の工程別構造断面図である。
【0028】まず、図4を参照して、11はn型の結晶
Siからなる半導体基板であり、該半導体基板11の表
面上には膜厚50〜150Åのアンドープの非晶質シリ
コン膜12を介して膜厚100Å〜200Å程度のp型
の非晶質シリコン膜13が形成されている。そして、該
p型の非晶質シリコン膜13上にはITO,ZnO等の
透光性導電材からなる第1透光性導電膜14が形成さ
れ、この透光性導電膜14上にはAg,Al等の金属か
らなる櫛形状の第1集電極15が形成されている。
【0029】また、半導体基板11の裏面上には結晶化
膜16が形成されている。この結晶化膜16は、後述す
るように膜厚50〜500Å程度のアンドープの非晶質
シリコン膜と、膜厚200〜400Å程度のn型の非晶
質シリコン膜との積層体が熱処理により結晶化されて形
成されたものである。そして、結晶化膜16上にはIT
O,ZnO等の透光性導電材からなる第2透光性導電膜
17が形成され、この第2透光性導電膜17上にはA
g,Al等の金属からなる櫛形状の第2集電極18が形
成されている。斯かる構成の太陽電池は、例えば次のよ
うにして製造される。
【0030】まず、図5(A)に示す第1工程において
は、半導体基板11の裏面上に、プラズマCVD法を用
いて膜厚約350Åのアンドープの非晶質シリコン膜2
1及び膜厚約200Åのn型の非晶質シリコン膜22を
順次形成する。
【0031】次いで、同図(B)に示す第2工程におい
ては、約700℃程度の温度で30分間程度熱処理を施
すことにより、アンドープの非晶質シリコン膜21及び
n型の非晶質シリコン膜22の積層体を結晶化させ、結
晶化膜16とする。この工程中に、半導体基板11中に
存在する鉄や銅等の重金属の汚染物質が結晶化膜16中
に取り込まれ、半導体基板11の特性が向上する。一
方、n型不純物は結晶化膜16中に留まり、半導体基板
11中に拡散することはない。また、結晶化膜16中に
取り込まれた汚染物質は、該結晶化膜16の導電型には
殆ど影響を与えず、従って結晶化膜16の導電型はn型
に維持される。
【0032】次いで、同図(C)に示す第3工程におい
ては、第2工程中に半導体基板11の表面に形成された
自然酸化膜を2%フッ酸溶液により除去した後、この表
面上にプラズマCVD法を用いて膜厚約50Åのアンド
ープの非晶質シリコン膜12及び膜厚約100Åのp型
の非晶質シリコン膜13を形成する。
【0033】最後に、同図(D)に示す第4工程におい
ては、p型の非晶質シリコン膜13及び結晶化膜16上
に、スパッタ法を用いてITOからなる膜厚約700Å
の第1及び第2透光性導電膜14,17を形成すると共
に、この透光性導電膜14,17上にスクリーン印刷法
を用いてAgからなる櫛形状の第1及び第2集電極1
5,18を形成した。以上の工程により、図4に示す太
陽電池が製造される。表2に、本実施例で使用した各非
晶質シリコン膜の形成条件を示す。また、表3には本実
施例太陽電池の太陽電池特性を示す。尚、比較のため
に、図5(B)に示す熱処理工程を行わない以外は本実
施例と同一の工程により製造した太陽電池の特性も合わ
せて示す。
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】表3から明らかに、本実施例の太陽電池の
方が比較例の太陽電池よりも高い太陽電池特性が得られ
ることがわかる。これは、本実施例の太陽電池において
は図5(B)に示す熱処理の工程において半導体基板中
の汚染物質が取り除かれ、基板の特性が向上したことに
因るものと考えられる。
【0037】次に、図5(A)に示す工程において、ア
ンドープの非晶質シリコン膜21の膜厚を種々変化させ
て形成した場合の出力の変化を図6に示す。尚、アンド
ープの非晶質シリコン膜21の膜厚以外の条件は、前述
した実施例の条件と同一である。
【0038】同図に示す如く、アンドープの非晶質シリ
コン膜21の膜厚を150Å〜550Åの範囲とするこ
とで1.6W以上の出力を得ることができ、250Å〜
450Åの範囲とすることで1.67W以上の出力を得
ることができることが分った。従って、アンドープの非
晶質シリコン膜21の膜厚は150Å〜550Åの範囲
とすることが好ましく、250Å〜450Åの範囲とす
ることがより好ましい。この膜厚の最適値は、前述した
第2薄膜層からの導電型不純物の熱拡散を抑制するため
の膜厚よりも大きい値となっているが、これは、太陽電
池とし優れた特性を奏するためには導電型不純物の拡散
を抑制するだけでなく、接合を良好なものとする必要が
ある等他の要因があるためと考えられる。
【0039】尚、以上の説明においては、半導体基板1
1の裏面側に形成されたアンドープの非晶質シリコン膜
21及びn型の非晶質シリコン膜22の積層体を熱処理
し、この工程中に半導体基板11中の汚染物質を除去す
るようにした。然し乍ら、これに限らず、半導体基板1
1の表面側に形成されたアンドープの非晶質シリコン膜
12及びp型の非晶質シリコン膜13の積層体を熱処理
し、この積層体を結晶化させる工程中に半導体基板11
中の汚染物質を除去するようにしても良い。斯かる構成
でも、同様の効果を得ることができる。
【0040】以上説明した如く、本発明を太陽電池の製
造に適用した場合にあっては、半導体基板中の汚染物質
を除去するために従来のようにPOCl3ガスを用いる
必要がなく、従って従来必要であったスクラバや水処理
のための設備が不要となり、製造コストの低減を図るこ
とができる。また、半導体基板とp型或いはn型の非晶
質半導体膜との間にアンドープの非晶質半導体膜を介在
させているので、p型或いはn型の不純物が半導体基板
中に拡散することを抑制できる。
【0041】さらには、図5の工程で説明した如く、本
発明を用いて太陽電池を製造する場合にあっては、半導
体基板11中の汚染物質を取り込ませた結晶化膜をその
まま太陽電池の構成膜として使用することができる。こ
のため、製造工程の簡略化を図ることが可能となり、よ
り一層製造コストを低減することができる。
【0042】尚、本発明はここで述べたような太陽電池
の製造に限らず、IC,LSI等他の半導体装置の製造
に適用できることは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る半導体
装置の製造方法によれば、製造コストを増大させること
なく半導体基板内の汚染物質を除去し、これにより良好
な特性を有する半導体装置を製造することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明製造方法を説明するための工程別構造断
面図である。
【図2】半導体基板中の汚染物質及びp型不純物の濃度
分布を示す特性図である。
【図3】第1薄膜層の膜厚を変化させた場合のB濃度の
変化を示す特性図である。
【図4】実施例に係る太陽電池の構造を示す構造断面図
である。
【図5】実施例に係る太陽電池の製造工程を説明するた
めの工程別構造断面図である。
【図6】アンドープの非晶質シリコン膜の膜厚と出力と
の関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1,11…半導体基板、2…第1薄膜層、3…第2薄膜
層、4…結晶化膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の一主面上に非晶質半導体か
    らなるアンドープの第1薄膜層を形成する工程と、該第
    1薄膜層上に非晶質半導体からなる一導電型の第2薄膜
    層を形成する工程と、前記第1薄膜層及び第2薄膜層が
    形成された前記半導体基板を熱処理する工程と、を備え
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記熱処理の工程を、前記第1薄膜層及
    び第2薄膜層の積層体が結晶化する温度で行うことを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記熱処理の工程において、結晶化され
    た前記積層体中に前記半導体基板内の汚染物質を取り込
    むことを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記第1薄膜層の膜厚を50Å以上とす
    ることを特徴とする請求項1乃至3記載の半導体装置の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 一導電型を有する半導体基板の一主面上
    に、アンドープの非晶質半導体膜を介して一導電型又は
    他導電型の非晶質半導体膜を形成する工程と、熱処理に
    より前記アンドープの非晶質半導体膜と一導電型又は他
    導電型の非晶質半導体膜とを結晶化し、結晶膜とする工
    程と、 前記半導体基板の他主面上にアンドープの非晶質半導体
    膜を介して他導電型又は一導電型の非晶質半導体膜を形
    成する工程と、 前記結晶膜及び他導電型又は一導電型の非晶質半導体膜
    上に、透光性導電膜及び集電極を形成する工程と、 を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 熱処理される前記アンドープの非晶質半
    導体膜の膜厚を、150Å〜550Åの範囲とすること
    を特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 熱処理される前記アンドープの非晶質半
    導体膜の膜厚を、250Å〜450Åの範囲とすること
    を特徴とする請求項5又は6記載の半導体装置の製造方
    法。
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