JP3224844B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP3224844B2
JP3224844B2 JP06684992A JP6684992A JP3224844B2 JP 3224844 B2 JP3224844 B2 JP 3224844B2 JP 06684992 A JP06684992 A JP 06684992A JP 6684992 A JP6684992 A JP 6684992A JP 3224844 B2 JP3224844 B2 JP 3224844B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置に係り、
光ヘッドに光源として使用される半導体レーザの雑音を
低減する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置は、光ディスクと呼ばれ
る光学的に記録再生が可能なディスク状記録媒体に光ビ
ームを照射して情報をピットまたは相変化などのマーク
として記録し、再生は光ディスクからの反射光を光検出
器で検出して行う装置である。光源としては、半導体レ
ーザ(以下、LDという)が一般に使用されている。
【0003】このような光ディスク装置においては、再
生信号のS/Nを大きくすることが重要な課題の一つで
ある。再生信号に含まれる雑音には、ディスク基板雑
音、媒体雑音(マーク変動も含む)、光ビームを案内す
るためのガイドグルーブに起因するグルーブ雑音、光検
出器のショット雑音、プリアンプなどの回路系の雑音お
よびLD自身から発生するレーザ雑音(戻り光により増
大する)などがある。
【0004】光ディスクの中でも、特に追記型媒体や、
オーバライトのできる相変化型媒体(PC媒体)では、
レーザ雑音が再生信号のS/Nを大きく左右するため、
これを抑えることが記録密度を高める上で重要となる。
一方、光磁気型媒体(MO媒体)では、信号再生に差動
検出法を用いるため、追記型媒体や相変化型媒体に比較
してレーザ雑音の影響は小さいが、信号レベルが極めて
低いことから、所要のS/Nを確保するためには、やは
りレーザ雑音を一定レベル以下にすることが必要とな
る。
【0005】光ディスクにいずれの媒体を用いる場合で
も、レーザ雑音はRIN(Relative-Intensity-Noise)
として、−120db/Hz以下であることが要求され
る。しかし、LDを単純に用いたのでは、波長830n
m、出力40mWの場合で、RINは−105〜−11
0dB/Hz程度の値しか得られず、不十分である。L
Dのレーザ雑音の原因は、LDがシングルモード発振し
ているため、温度変化や媒体からの戻り光があると、モ
ードホッピングが生じ、出力光量が大きく変化すること
による。この雑音を減らすには、LDをマルチモードで
発振させることにより、モードホッピングが生じても大
きな出力変動が生じないようにすることが有効である。
そこで、最近の記録/再生用LDでは、制御電流に80
0MHz〜1GHz程度の高周波を重畳させ、強制的に
LDをマルチモードで発振させて用いている。これによ
って、レーザ雑音を15dB程度抑圧させ、RINとし
て−120dB/Hz以下の値を実現している。
【0006】図5に、この様な高周波重畳を用いた従来
の光ディスク装置用LD駆動系の代表的な例を示す
(“光ディスク”、森・久保共著、電子情報通信学会
編、オーム社、昭和63年発行、pp81〜83)。L
Dマウント200内に、LD201とそのリア光をモニ
タする光検出器(PINフォトダイオード)202が実
装されている。光検出器202の出力を差動増幅器21
1に導き、入力信号215との差が最小となるように、
差動増幅器211の出力から変調回路212を経て増幅
器213の入力にフィードバックを施してLD201の
駆動電流を制御することでLD201の出力光量を温度
や経時変化に対して一定に制御している。このような制
御を自動光出力制御(APC)と呼ぶ。
【0007】このAPCは、光量の時間的に緩やかな変
化に追従するため、その制御帯域は再生信号の帯域と比
べると極めて狭い。換言すれば、リア光はDCに近い低
域成分だけがフロント光と一致するが、戻り光との干渉
性で生じる干渉性ノイズは戻り光と一致しないため、制
御帯域を広くすることができない。制御帯域をあまり広
くすると、リア光の光量は一定となるが、実際に光ディ
スクに照射されるフロント光の光量が一定とならなくな
ってしまう。これらの理由から、リア光を利用するAP
Cのみではレーザ雑音を十分に抑圧できないため、図5
に示すAPCでは高周波発振器214から800MHz
〜1GHz程度の高周波を発生させ、変調回路212を
介してLD駆動電流に重畳することによって、レーザ雑
音の低減を図っている。
【0008】このような高周波重畳を行うと、電磁波障
害が問題となるため、LD201にカソードコモンタイ
プのものを用い、駆動系全体に電磁シールド210を施
している。このように図5に示した従来のLD駆動系で
は、高価でかつスペースの大きな高周波重畳回路(変調
回路212および高周波発振器214)と、厄介な電磁
シールド210を必要とし、コストアップと大型化を招
くという問題がある。また、電磁シールド210のため
のシールド導体を接地することと、LD駆動系の電源と
して一般に正極性電源が使用される関係上、LD201
としてはカソードコモンタイプのものを使用する必要が
あり、最もポピュラーなアノードコモンタイプのものを
使用できないのも欠点である。さらに、光ディスクの高
密度化のために、現在光ディスク装置に使用されている
LDより波長の短い赤色LDを使用しようとすると、現
状ではアノードコモンタイプのものしかなく、上記のよ
うな高周波重畳を採用することができない。
【0009】これらの事情から、高周波重畳を用いずに
レーザ雑音を低減する方法が望まれる。その一例とし
て、光ディスクへの照射光(LDのフロント光)の一部
を光検出器で検出し、その検出信号を用いてLDの光出
力を制御する、いわゆる広帯域フロントAPCが報告さ
れている(H.Satoh,et al.;“Fast Laser Power Control
for High Density Optical Disk Systems”,OPTICAL DA
TA STORAGE CONFERENCEFeb.25-27,1991,pp182-185/WA4
)。この方式は図5のようなリア光を用いたAPCと異
なり、制御帯域を広くとれるので、制御系のループゲイ
ンに応じてレーザ雑音を低減できるという特長がある。
【0010】この広帯域フロントAPCでは、再生信号
帯域に対し制御帯域をいかに広くするかがポイントであ
る。制御帯域を広くする方法として、フィードフォワー
ド制御を行う方法が、“田口、星野:光ディスク装置に
おける高精度レーザ制御方式(II)、1991年電子情
報通信学会春期全国大会、C−372”に開示されてい
る。図6は、その制御系の構成図であり、LD220、
LD駆動回路221、LD220のフロント光を検出す
る光検出器222、演算増幅器223、補償回路22
4、補正増幅器225および加算器226からなる。こ
の制御系では、広帯域化の大きな障害となる光検出器
(PINフォトディテクタ)222の持つ接合容量の影
響を補正増幅器225によりフィードフォワード補償
し、さらにフロント光のモニタ電流Imの応答遅延を補
償回路224からの補償電流で補償することにより、制
御帯域の広帯域化を図っている。また、特にこの方式で
は、光検出器222の出力を電流のまま帰還してしてい
るため、光検出器の出力をI/V変換(電流/電圧変
換)して用いる場合に比較して、さらなる広帯域化が可
能である。
【0011】しかしながら、実際には光検出器の帯域制
限や遅延時間(光路長も含む)および制御回路の遅延時
間や周波数特性などの点から、制御帯域の広帯域化には
限度がある。記録密度を高めたり、あるいは光ディスク
の回転数を高めれば、再生信号の帯域は広がる一方であ
る。この再生信号の広帯域化に対し、広帯域フロントA
PCの制御帯域が一定であれば、高周波域でのレーザ雑
音抑圧特性の低下によって、再生信号帯域内でのレーザ
雑音は増加する。このため、記録密度の高密度化、光デ
ィスク回転速度の高速化に従って、本来はより高いS/
Nが要求されるにもかかわらず、逆に再生信号帯域内の
レーザ雑音の増加のために、S/Nは低下してしまうと
いう問題が生じる。
【0012】また、広帯域フロントAPCは光ディスク
の再生光に含まれるレーザ雑音を低減するのに非常に有
効な方法であるが、実際に雑音低減効果を上げるために
はレーザ雑音を正確にモニタすることが重要となる。従
来のフロントAPCでは、単にLDのフロント光をモニ
タすればよいと考えられていた。そこで、フロント光か
ら分岐したモニタ光を集光して、そのほとんど全てを光
検出器で検出するか、またコスト低減のためにモニタ光
を集光せずにモニタ光の一部のみを光検出器で検出する
という方法を採用していた。
【0013】しかし、この方法を光ディスク装置に適用
した場合、特に高周波領域においてモニタ光とディスク
に到達する光との強度の相関が低くなり、十分に雑音を
抑圧することができない。この理由は、レーザ雑音の分
布はレーザビームを横断する面上で均一でないにもかか
わらず、従来のフロントAPCではフロント光のうちの
ディスク面に到達する成分と、フロント光から分岐した
モニタ光のうちモニタ用の光検出器に入射する成分とが
一致していないからである。
【0014】すなわち、フロント光のうち実際にディス
クへ到達するのは、対物レンズの開口を通り抜けた光だ
けであるが、フロント光モニタではモニタ光を集光して
そのほとんど全てを検出したり、逆に集光せずに一部の
光のみを検出することを行っている。従って、前者では
対物レンズの開口でけられてディスクへ到達しない光の
成分もモニタしてしまい、また後者ではディスクへ到達
する光の一部しかモニタしていないということになる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、光ディ
スク装置においてLDのレーザ雑音を低減する方法の中
でLD駆動電流に高周波を重畳する方法は、高価な高周
波重畳回路と電磁波障害対策のための電磁シールドを必
要とし、コストアップと装置の大型化を伴う。また、L
Dとしてカソードコモンタイプのものしか使用できず、
高密度記録に適した赤色LDが使用できないという問題
がある。
【0016】一方、広帯域フロントAPCを用いたレー
ザ雑音低減方式は、高周波重畳方式の欠点を解消できる
反面、光ディスクの高密度化や回転の高速化による再生
信号の広帯域化に対して、再生信号帯域内でのレーザ雑
音を十分に低減できないという問題があった。この問題
は、高周波領域においてフロントモニタ光に現れる雑音
成分と実際に光ディスクに照射される光ビームに含まれ
る雑音成分の相関が低くなるという現象によりさらに顕
著となる。
【0017】従って、本発明は広帯域フロントAPCを
用いて、簡単な構成により半導体レーザのレーザ雑音を
大幅に低減できる光ディスク装置を提供することを目的
とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は広帯域フロントAPCにおいて用いられる
制御信号または広帯域フロントAPCのための光検出器
の出力信号を用いて、再生信号に含まれるレーザ雑音を
除去することを骨子としている。
【0019】即ち本発明では、半導体レーザと、この半
導体レーザから出射された光を第1及び第2の光ビーム
に分岐する分岐手段と、前記第1の光ビームをディスク
状記録媒体に照射する手段と、前記記録媒体からの反射
光を検出する第1の光検出器と、前記第2の光ビームを
検出する第2の光検出器と、この第2の光検出器の出力
信号から、レーザ雑音を低減するように生成された制御
信号を用いて前記半導体レーザの光出力を制御するノイ
ズ低減機能を有した制御手段と、前記第1の光検出器の
出力信号から前記記録媒体に記録された情報の再生信号
を生成する再生手段と、この再生手段により生成された
前記再生信号から前記制御手段において生成された前
記制御信号を減算して前記半導体レーザのレーザ雑音を
さらに低減した再生信号を得るレーザ雑音低減手段とを
具備する。
【0020】
【作用】ディスク状記録媒体に照射される第1の光ビー
ムと、広帯域フロントAPCのために第2の光検出器に
入射される第2の光ビームは、同じ半導体レーザのフロ
ント光であるから、同相のレーザ雑音を含んでいる。第
2の光ビームに含まれるレーザ雑音は、第2の光検出器
を経てAPCのための制御信号に現れ、また第2の光検
出器の出力信号自体にも現れる。従って、制御信号また
は第2の光検出器の出力信号をレーザ雑音モニタ信号と
して用い、第1の光検出器を通して得られた再生信号か
ら減算して新たな再生信号とすれば、再生信号に含まれ
ていたレーザ雑音が除去される。
【0021】この場合、制御信号または第2の検出器の
出力信号に適当なフィルタリング、例えば再生信号検出
系の周波数特性(一般には低域通過特性)とほぼ等価な
フィルタリングと、再生信号に含まれるレーザ雑音成分
の振幅とレーザ雑音モニタ信号の振幅をマッチングする
ためのゲイン調整を行ってレーザ雑音モニタ信号を生成
すれば、再生信号中のレーザ雑音がより正確に除去され
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0023】図1は、本発明の一実施例に係る光ディス
クの構成図である。光ディスク11に対向して光ヘッド
12が設けられている。この光ヘッド12は、半導体レ
ーザ(LD)13、コリメータレンズ15、複合プリズ
ム16、対物レンズ17、集光レンズ18、反射光検出
用の多分割光検出器19および広帯域フロントAPCの
ための光検出器20からなる。光検出器19,20は、
例えばいずれもPINフォトディテクタが用いられる。
【0024】複合プリズム16は、ビーム形状変換プリ
ズム21、反射鏡として機能する端面22、偏光ビーム
スプリッタとして機能する端面23、プリズム24、λ
/4(1/4波長)板面25および凹面鏡26を有し、
LD13からの出射光に対しては2つの光ビームに分岐
して一方の光ビームを光ディスク11に導き、他方の光
ビームを光検出器20に導く光分岐を行う。
【0025】すなわち、LD13内にマウントされたL
Dチップ14からの出射光は、コリメータレンズ15で
平行光束とされた後、複合プリズム16のビーム形状変
換プリズム21によりほぼ円形ビームとなり、さらに端
面22で全反射した後、端面23に到達する。端面23
は偏光ビームスプリッタであり、端面22から入射した
LD13からの光を約90%透過させる。この透過光は
λ/4板面25を通過して円偏光となり、対物レンズ1
7で絞られて光ディスク11上に照射される。記録時に
は10〜20mW程度の大きなパワーの光ビームが光デ
ィスク11に入射し、再生時には記録時の1/10の1
〜2mW程度のパワーの光ビームが光ディスク11に入
射する。
【0026】光ディスク11からの反射光は、対物レン
ズ17で再び平行光束となり、さらにλ/4板面25で
直線偏光となってプリズム24に入射する。プリズム2
5に入射した光ビームは、偏光方向が90°変化してい
るため、偏光ビームスプリッタである端面23で90数
%反射される。端面23で反射した光は、集光レンズ1
8で絞られ、多分割光検出器19に入射する。多分割光
検出器19は分割された複数の光検出領域を有し、その
各光検出領域からの出力電流は、プリアンプ/演算回路
27に入力され、I/V変換および増幅がなされた後、
演算処理が施される。これにより演算結果として、フォ
ーカシング/トラッキングのためのサーボ信号28と、
光ディスク11上に記録されている情報に対応した再生
信号29が出力される。
【0027】一方、光ディスク11から反射され、対物
レンズ17、λ/4板面25およびプリズム24を介し
て端面23に入射して反射した約数%の光は、凹面鏡2
6で反射すると共に集束光となり、光検出器20に入射
する。この光検出器20は、広帯域フロントAPCのた
めの制御信号の生成に用いられるため、一般にはサーボ
信号28および再生信号29の生成に用いられる多分割
光検出器19より高速のPINフォトディタクタが用い
られる。光検出器20からはLD13のフロント光の強
度に応じたモニタ電流Imが出力され、これが広帯域フ
ロントAPC回路30に電流帰還される。なお、レーザ
雑音が問題となるのは再生時であり、再生時の光ディス
ク11上でのレーザパワーは、前述のように1〜2mW
程度であるから、光ディスク11からの反射光に対する
端面23の反射率が数%程度あれば、光検出器20への
入射光量は十分に確保できる。
【0028】広帯域フロントAPC回路30は、基本的
に図6に示したものと同様であり、I/V変換用抵抗3
1、演算増幅器32、補正増幅器33、加算器34、補
償回路35および電流駆動回路36からなり、記録再生
コントローラ37から入力端子37,38にそれぞれ入
力される変調信号Vcおよび基準電圧Vrにより制御さ
れる。変調信号Vcは、記録時には記録すべき情報信号
により変調された電圧が入力され、再生時には一定の電
圧が入力される。一方、基準電圧Vrは常に一定の電圧
が入力される。従って、再生時には端子38,39間の
電圧は一定となり、この電圧によりLD13のフロント
光量は決定される。
【0029】演算増幅器32の反転入力端子には、光検
出器20からのモニタ電流Imが帰還されると共に、補
償回路35からモニタ電流Imの応答遅延を補償するた
めの補償電流が入力されている。演算増幅器32の反転
入力端子と非反転入力端子間の電位差は、光検出器20
からのモニタ電流Imが流れることにより減少する。こ
の電位差は、演算増幅器32と、光検出器20の接合容
量の影響をフィードフォワード補償するための補正増幅
器33で並列に増幅された後、加算器34で加算され
る。加算器34の出力信号Vdは二分岐され、一方は電
流駆動回路36に入力される。電流駆動回路36は信号
VdをV/I変換し、出力電流をLD13に供給する。
これによりLD13のフロント光量は、演算増幅器32
の反転・非反転入力端子間の電位差が零となるように制
御される。
【0030】この広帯域フロントAPC回路30は、L
D13のフロント光をモニタし、それに基づいて制御帯
域が再生信号の数倍にもなる広帯域のAPCを行うた
め、戻り光によって生じるLD13の干渉性雑音、モー
ド競合雑音などのレーザ雑音を低周波域では大きく抑圧
できる。しかしながら、この広帯域APC回路30では
前述したように高周波域でのレーザ雑音を十分に抑圧で
きないため、光ディスク11の高密度化や高速化により
再生信号帯域が広がると、再生信号帯域内でのレーザ雑
音が増加してしまい、十分なS/Nが得られなくなる。
【0031】この問題を解決するため、本実施例では広
帯域フロントAPC回路30において得られる制御信
号、例えば加算器34の出力信号Vdに、レーザ雑音成
分が含まれていることに着目し、この信号Vdを用いて
再生信号29に含まれているレーザ雑音を低減する。こ
のレーザ雑音低減回路の構成を次に説明する。二分岐さ
れた加算器34の出力信号Vdの他方40は、ACカッ
プリングのバッファアンプ41、LPF(ローパスフィ
ルタ)42およびゲイン調整回路43を経てレーザ雑音
モニタ信号44となり、減算器45に入力される。バッ
ファアンプ41のACカップリング周波数は、演算増幅
器32で強調された低周波成分を除去するように数MH
zに設定するのが望ましいが、APC回路30による雑
音抑圧効果があるため、大雑把な設定でよい。LPF4
2の特性は、再生信号29が通過した再生系が持つ低域
通過特性を補償するためのもので、この再生系の特性と
ほぼ等価な特性を持つことが望ましい。しかし、実際に
はLPF42は再生系の特性と完全に同じである必要は
なく、簡単な1次のLPFでも十分である。
【0032】LPF42の出力信号がゲイン調整回路4
3により調整され、レーザ雑音モニタ信号44が生成さ
れる。このレーザ雑音モニタ信号44は、再生信号29
に含まれるレーザ雑音成分と基本的に同相の信号であ
る。従って、減算器45で再生信号29からレーザ雑音
モニタ信号44を差し引けば、レーザ雑音がより抑圧さ
れた再生信号46が得られる。
【0033】LPF42の通過帯域およびゲイン調整回
路43のゲイン調整量は、光ディスク11の種類、再生
信号29に含まれるデータ信号の帯域に応じて決められ
る。この場合、データ信号の中でウィンドウマージンが
最も狭いパターン(最悪パターン)について、再生信号
のノイズジッタが最小となるように、これらを設定する
のが理想的であるが、このためには面倒な測定を必要と
する。より簡単には、例えば再生信号の最高記録周波数
でのC/Nまたは雑音レベルが最小となるように、LP
F42の通過帯域およびゲイン調整回路43のゲイン調
整量を決定すればよい。本発明者らの実験によれば、こ
のような簡単な調整により、問題となっている高周波域
で10dB以上のレーザ雑音低減効果が得られることが
確認されている。
【0034】図2は、本実施例によるレーザ雑音低減効
果を示す測定結果であり、横軸に周波数、縦軸にRIN
をとっている。曲線101は本発明による雑音低減処理
前の再生信号29の雑音特性、曲線102は雑音低減処
理後の再生信号46の雑音特性であり、APCによる制
御帯域のうち10MHz〜20MHzの高周波域で、1
0dB以上の雑音低減が達成されていることが分かる。
【0035】次に、さらに別の実施例を図3を参照して
説明する。この実施例においては、図1の光ヘッド12内
の凹面鏡26に代えて、空間フィルタの機能を有する凹
面鏡60を用いている。また、この実施例では対物レン
ズ17と複合プリズム16のλ/4の板面25との間に
開口絞り47を設け、この開口絞り47によってλ/4
板面25を通過した円偏光の光束を開口制限した後、対
物レンズ17で絞って光ディスク11に照射するように
している。
【0036】この実施例における凹面鏡60は、広帯域
フロントAPC用の光検出器20へ入射する光ビームを
光ディスク11に照射される光ビームとほぼ等価にする
ための空間フィルタの機能を持っており、例えば図4に
示すように構成される。
【0037】図4(a)は、凸面を有する透明体ブロッ
ク61の凸面中央部に開口絞り47の開口と同一半径の
円形形状からなる光反射率が高い高反射率領域62を設
け、この高反射率領域62の外側に低反射率領域63を
設けたものである。低反射率領域63は、高反射率領域
62に比べて反射率が低く構成され、具体的には透明領
域または吸収領域となっている。
【0038】高反射率領域62および低反射率領域63
の材質は、種々考えられる。例えば高反射率領域62に
はアルミニウム等の金属膜あるいは、誘電体の単層膜ま
たは多層膜を反射膜として用いることができる。低反射
率63には誘電体の単層膜または多層膜を透明層として
用いたり、有機色素を加えたゼラチン膜、またはフィル
タガラスを光吸収層として用いることができる。
【0039】図4(b)は低反射率領域63を高反射率
領域62上に設けたものであり、透明体ブロック61の
凸面中央部に高反射率領域62を形成した後、全面にわ
たり低反射率領域63を形成することによって作られ
る。図4(a)の例では低反射率領域63を高反射率領
域62の外側にのみを選択形成する必要があるが、図4
(b)の例によれば低反射率領域63を全体に一様に形
成すればよいので、製作が容易となる。
【0040】図4(c)は透明体ブロック61の凸面中
央部に高反射率領域62を設け、その外側には低反射率
領域を設けない構成としたものである。この例によって
も、高反射率領域62とその外側の領域との間の反射率
の差をある程度確保することができ、図4(a)(b)
のものと基本的に同一の効果が得られる。
【0041】このように空間フィルタ機能付き凹面鏡6
0を用いると、広帯域フロントAPC用の光検出器20
へ入射する光ビームのビーム径を光ディスク11に照射
される光ビームとほぼ等しくして、光ディスク11に照
射される光ビームとほぼ等価なモニタ光とすることがで
きる。従って、光ディスク11に到達する光ビーム含ま
れるレーザ雑音を光検出器20によってより正確にモニ
タできるので、高周波領域まで効果的なレーザ雑音の低
減が可能となる。
【0042】本発明は、種々変形して実施することが可
能である。例えば上記実施例では光ヘッド12に複合プ
リズム16を用いたが、LD13からの出射光をガラス
または分岐ミラー(透過率と反射率が等しくないものも
含む)により二分岐して、一方を光ディスク11に、他
方を光検出器20にそれぞれ導いてもよい。
【0043】レーザ雑音低減回路を構成するバッファア
ンプ41、LPF42およびゲイン調整回路43の構成
法についても、次のように変更できる。例えば1段のト
ランジスタ増幅器にキャパシタを付加してLPF特性を
持たせることにより、バッファアンプ41とLPF42
を一体に構成してもよい。バッファアンプ41にゲイン
調整回路43の機能を持たせたり、LPF42の負荷抵
抗を用いてゲイン調整を行ってもよい。バッファアンプ
41に光ディスク11の反射率変化、再生信号レベルに
応じて自動的にゲイン調整を行う機能を付加してもよ
い。
【0044】本発明では、再生信号に含まれるレーザ雑
音を全帯域にわたって除去する必要は必ずしもなく、本
質的にレーザ雑音を除去する必要があるのは、再生信号
中の光ディスクに記録されているデータの信号帯域に相
当する帯域だけなので、レーザ雑音モニタ信号を得る際
のフィルタリングは、LPFに代えてBPF(帯域通過
フィルタ)を用いてもよい。
【0045】実施例では光ヘッド12においてLD13
の出射光をそのまま用いたが、出射光をSHG(二次高
調波発生器)などの非線形光学素子を通して光周波数変
換してから光ディスク11や光検出器20へ入射させて
もよい。
【0046】本発明の骨子は、広帯域フロントAPCか
ら得られたレーザ雑音信号を用いて再生信号に含まれる
レーザ雑音を相殺除去することであり、高周波重畳回路
を用いる場合でも、一層レーザ雑音を低減することが可
能である。
【0047】図4の実施例では光学系(光ヘッド12)
を小型化するために、空間フィルタとして反射型フィル
タを用い、集光光学素子としての凹面鏡の機能を兼ねさ
せたが、透過型フィルタを用いてもよいし、反射型フィ
ルタと集光光学素子を分離して構成してもよい。透過型
フィルタを用いる場合にも、空間フィルタが集光素子の
機能を兼ね備えてもよい。
【0048】また、図4では空間フィルタが高反射率領
域62と低反射率領域63の2種の反射率の2つの領域
からなっているが、本発明における空間フィルタの機能
としては、光ディスクへ到達する光ビームが受けるのと
同様の複素振幅フィルタリングをモニタ光に対して施す
のが理想的である。従って、実際に光ディスクに到達す
る光ビームの光路中に入っている開口絞り47や、図に
は示していないが超解像用のマスクあるいはプリズムな
どの光学素子の特性に応じて、空間フィルタの複素振幅
透過率分布または複素反射率分布を決定することが望ま
しい。
【0049】但し、空間フィルタを簡素化することなど
を考慮する場合には、位相の影響を省いた空間フィルタ
を用いてもよい。また、空間フィルタの製作や取り付け
時の調整を容易にしたい場合は、その特性について必ず
しも厳密さを追求する必要はない。要するに、空間フィ
ルタは光検出器20に入射する光ビームが光ディスク1
1に照射される光ビームとほぼ等価な光ビームとなるよ
うにフィルタリングするものであればよい。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、再生信号から広帯域フ
ロントAPCのための制御信号または広帯域フロントA
PCのための光検出器の出力信号を減算することで、再
生信号に含まれるレーザ雑音、特に光ディスクの高密度
化や回転の高速化によって再生信号が広帯域化した場合
に、従来の広帯域フロントAPCのみでは十分に抑圧で
きない再生信号帯域内の高周波域の雑音を大幅に低減す
ることができる。
【0051】また、本発明においては高価な高周波重畳
回路と電磁シールドを必要とする高周波重畳を用いず、
広帯域フロントAPCのための構成に僅かな電子回路を
追加するのみで、十分なレーザ雑音低減効果が得られる
ので、装置の小型化と低価格化を達成できる。
【0052】さらに、本発明によれば高周波重畳を用い
る場合には電磁シールドの関係で使用できなかった一般
的なアノードコモンタイプの半導体レーザを使用できる
ようになるばかりでなく、アノードコモンタイプしかな
い赤色半導体レーザの使用も可能となる。赤色半導体レ
ーザの使用が可能となれば、光ディスクの飛躍的な高密
度化を実現できる。そして、本発明によれば光ディスク
の高密度化に伴う高周波域のレーザ雑音によるS/N劣
化の問題を解決できることになり、高密度化と再生信号
の高S/N化を両立することが可能となる。
【0053】また、本発明によればフロントモニタ光の
光路中に空間フィルタを挿入することで、広帯域フロン
トAPCの雑音低減効果を大幅に向上させることがで
き、高密度・高速化を要求される光ディスク装置におい
てその効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る光ディスク装置の構成
【図2】同実施例によるレーザ雑音低減効果を説明する
ための測定結果を示す図
【図3】本発明の別の実施例に係る光ディスク装置の構
成図
【図4】図3における空間フィルタ機能付き凹面鏡の構
成例を示す図
【図5】従来の高周波重畳方式によるAPCの構成を示
す図
【図6】従来の広帯域フロントAPCの構成を示す図。
【符号の説明】
11…光ディスク 12…光ヘッド 13…半導体レーザ 15…コリメータ
レンズ 16…複合プリズム 17…対物レンズ 18…集光レンズ 19…第1の光検
出器 20…第2の光検出器 27…プリアンプ
/演算回路 28…サーボ信号 29…再生信号 30…広帯域フロントAPC回路 31…V/I変換
用抵抗 32…演算増幅器 33…補正増幅器 34…加算器 35…補償回路 36…電流駆動回路 37…記録再生コ
ントローラ 41…バッファアンプ 42…低域通過フ
ィルタ 43…ゲイン調整回路 44…レーザ雑音
モニタ信号 45…減算器 46…レーザ雑音
が低減された再生信号 47…開口絞り 50…広帯域フロ
ントAPC回路 51…I/V変換器 52…減算器 53…増幅器 54…電流駆動回
路 60…空間フィルタ機能付き凹面鏡 61…透明ブロッ
ク 62…高反射率領域 63…低反射率領
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志村 啓 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝総合研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−8337(JP,A) 特開 昭60−93649(JP,A) 特開 昭57−200961(JP,A) 特開 昭52−146604(JP,A) 特開 昭57−154657(JP,A) 実開 昭52−8409(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 7/125

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザと、 この半導体レーザから出射された光を第1及び第2の光
    ビームに分岐する分岐手段と、 前記第1の光ビームをディスク状記録媒体に照射する手
    段と、 前記記録媒体からの反射光を検出する第1の光検出器
    と、 前記第2の光ビームを検出する第2の光検出器と、 この第2の光検出器の出力信号から、レーザ雑音を低減
    するように生成された制御信号を用いて前記半導体レー
    ザの光出力を制御するノイズ低減機能を有した制御手段
    と、 前記第1の光検出器の出力信号から前記記録媒体に記録
    された情報の再生信号を生成する再生手段と、 この再生手段により生成された前記再生信号から前記
    制御手段において生成された前記制御信号を減算して前
    記半導体レーザのレーザ雑音をさらに低減した再生信号
    を得るレーザ雑音低減手段とを具備することを特徴とす
    る光ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記レーザ雑音低減手段は、前記制御信号
    に所定のフィルタリング及びゲイン調整を施す手段を含
    み、フィルタリング及びゲイン調整された制御信号を前
    記再生信号から減算することを特徴とする請求項1記載
    の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】半導体レーザと、 この半導体レーザから出射された光を第1および第2の光
    ビームに分岐する分岐手段と、 前記第1の光ビームをディスク状記録媒体に照射する手
    段と、 前記記録媒体からの反射光を検出する第1の光検出器
    と、 前記第2の光ビームを検出する第2の光検出器と、 この第2の光検出器へ入射する第2の光ビームの光路中に
    挿入され、第2の光検出器へ入射する第2の光ビームを前
    記ディスク状記録媒体に照射される第1の光ビームとほ
    ぼ等価にするための空間フィルタと、 前記第2の光検出器の出力信号から、レーザ雑音を低減
    するように生成された制御信号を用いて前記半導体レー
    ザの光出力を制御するノイズ低減機能を有した制御手段
    と、 前記第1の光検出器の出力信号から前記記録媒体に記録
    された情報の再生信号を生成する再生手段と、この再生手段により生成された前記再生信号から、前記
    制御手段において生成された前記制御信号を減算して前
    記半導体レーザのレーザ雑音をさらに低減した再生信号
    を得るレーザ雑音低減手段と を具備することを特徴とす
    る光ディスク装置。
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