JP3128278B2 - 光記録媒体の再生方法 - Google Patents
光記録媒体の再生方法Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
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- Optical Head (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光記録媒体の再生方法に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高密度記録が可能な光記録技術の
研究開発が盛んに進められている。このような光記録技
術としては、再生専用型のコンパクトディスク(CD)
やビデオディスクから書替型の光磁気ディスク、更には
機能性色素を用いた光ディスク等まで種々の方式があ
る。
研究開発が盛んに進められている。このような光記録技
術としては、再生専用型のコンパクトディスク(CD)
やビデオディスクから書替型の光磁気ディスク、更には
機能性色素を用いた光ディスク等まで種々の方式があ
る。
【0003】しかしながら、例えば日経マグロウヒル社
発行(昭和63年3月10日)の「光ディスク技術ハン
ドブック」の第59頁〜第60頁に記載されているよう
に、現在商品化されている光記録方式の再生用光源とし
ての半導体レーザ装置、特に単一モードで発振する半導
体レーザ装置にはモードホップノイズとバックトークノ
イズ等のノイズが顕著であるように、再生用光源から出
力される光にはノイズが必ず存在する。
発行(昭和63年3月10日)の「光ディスク技術ハン
ドブック」の第59頁〜第60頁に記載されているよう
に、現在商品化されている光記録方式の再生用光源とし
ての半導体レーザ装置、特に単一モードで発振する半導
体レーザ装置にはモードホップノイズとバックトークノ
イズ等のノイズが顕著であるように、再生用光源から出
力される光にはノイズが必ず存在する。
【0004】このため、再生信号中に上記ノイズに起因
するノイズ(以下、光源ノイズ)が含まれることにな
り、再生C/Nが劣化して信頼性の高い情報の読み出し
が行えないといった問題があった。
するノイズ(以下、光源ノイズ)が含まれることにな
り、再生C/Nが劣化して信頼性の高い情報の読み出し
が行えないといった問題があった。
【0005】上述の問題を解決するために、単一モード
発振の半導体レーザ装置の場合には、該レーザ装置を駆
動するための駆動電流に1GHz程度の高周波を重畳し
て多モード化する方法が行われている。
発振の半導体レーザ装置の場合には、該レーザ装置を駆
動するための駆動電流に1GHz程度の高周波を重畳し
て多モード化する方法が行われている。
【0006】しかしながら、上述の方法では、高周波を
発生させるための発振回路を前記半導体レーザ装置に近
接して設置するため、半導体レーザ装置や対物レンズか
らなるピックアップ部が大型化し、又高周波の漏洩を防
止するためにシールドを設ける必要があった。
発生させるための発振回路を前記半導体レーザ装置に近
接して設置するため、半導体レーザ装置や対物レンズか
らなるピックアップ部が大型化し、又高周波の漏洩を防
止するためにシールドを設ける必要があった。
【0007】又、財団法人光産業技術振興協会発行(平
成2年7月)の「光メモリシンポジウム ’90論文
集」の第43頁〜第44頁に記載されているように、第
2次高調波(SHG)を用いた短波長レーザ装置の検討
が行われているが、このような場合には上述の高周波を
重畳する方法による低ノイズ化は行えなかった。
成2年7月)の「光メモリシンポジウム ’90論文
集」の第43頁〜第44頁に記載されているように、第
2次高調波(SHG)を用いた短波長レーザ装置の検討
が行われているが、このような場合には上述の高周波を
重畳する方法による低ノイズ化は行えなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
に鑑み、前記光源ノイズを低減して高C/Nの再生信号
を得ることを課題とする。
に鑑み、前記光源ノイズを低減して高C/Nの再生信号
を得ることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、光記録媒体に
光を照射して情報信号の再生を行う光記録媒体の再生方
法であって、上記光を光記録媒体に照射して得られた第
1の出力信号と、上記光の一部を前記記録媒体に照射す
る前に分離して得られた第2の出力信号とを検出し、こ
の検出された前記第1,第2の出力信号を夫々増幅した
後、前記第1の出力信号から前記第2の出力信号を差し
引いて再生信号を得る再生方法において、前記光記録媒
体に照射して得られた光の強度を検出し、該検出された
光の強度に応じて、前記第2の出力信号を増幅する際の
増幅率を変化させることを特徴とする。
光を照射して情報信号の再生を行う光記録媒体の再生方
法であって、上記光を光記録媒体に照射して得られた第
1の出力信号と、上記光の一部を前記記録媒体に照射す
る前に分離して得られた第2の出力信号とを検出し、こ
の検出された前記第1,第2の出力信号を夫々増幅した
後、前記第1の出力信号から前記第2の出力信号を差し
引いて再生信号を得る再生方法において、前記光記録媒
体に照射して得られた光の強度を検出し、該検出された
光の強度に応じて、前記第2の出力信号を増幅する際の
増幅率を変化させることを特徴とする。
【0010】
【作用】上述のような構成にすると、光記録媒体に光を
照射する前に該光の一部を分離、検出して得た第2の出
力信号には、光源ノイズが含まれ、情報信号は含まれな
いので、上記光を光記録媒体に照射して得られた光の強
度に応じて前記分離、検出して得た第2の出力信号の増
幅率を変化させ、第1の出力信号から第2の出力信号を
差し引くことにより、光記録媒体から得られる光の変化
量が大きい場合においても、第1の出力信号の強度が高
いレベルでのノイズも低いレベルでのノイズも効率よく
低減することができる。
照射する前に該光の一部を分離、検出して得た第2の出
力信号には、光源ノイズが含まれ、情報信号は含まれな
いので、上記光を光記録媒体に照射して得られた光の強
度に応じて前記分離、検出して得た第2の出力信号の増
幅率を変化させ、第1の出力信号から第2の出力信号を
差し引くことにより、光記録媒体から得られる光の変化
量が大きい場合においても、第1の出力信号の強度が高
いレベルでのノイズも低いレベルでのノイズも効率よく
低減することができる。
【0011】図1は本発明の光記録媒体の再生を行う再
生装置の第1の基本構成を示す図である。
生装置の第1の基本構成を示す図である。
【0012】1はCD、追記型光ディスク、相変化型光
ディスク、光磁気ディスク、フォトンモード材料を用い
た光ディスク等の反射率変化を検出して情報信号の再生
が行なわれる光記録媒体である。2は前記光記録媒体1
に応じた波長、偏光状態等をもつ光を出力するレーザ装
置等の光源である。
ディスク、光磁気ディスク、フォトンモード材料を用い
た光ディスク等の反射率変化を検出して情報信号の再生
が行なわれる光記録媒体である。2は前記光記録媒体1
に応じた波長、偏光状態等をもつ光を出力するレーザ装
置等の光源である。
【0013】上記光源2にはHe−Neレーザ装置やA
rレーザ装置等の気体レーザ装置、半導体レーザ装置、
又はSHG素子を使用した各種レーザ装置等が使用さ
れ、この光源2から出力された光がハーフミラー5に入
射され、該光の一部分がハーフミラー5を透過し、残余
光がハーフミラー5で反射される。
rレーザ装置等の気体レーザ装置、半導体レーザ装置、
又はSHG素子を使用した各種レーザ装置等が使用さ
れ、この光源2から出力された光がハーフミラー5に入
射され、該光の一部分がハーフミラー5を透過し、残余
光がハーフミラー5で反射される。
【0014】前記ハーフミラー5を透過した光は対物レ
ンズ3で集光されて光記録媒体1に入射され、該光記録
媒体1に記録された情報信号に応じて強度変調を受けて
該光記録媒体1より反射される。この反射光はハーフミ
ラー5で反射された後、レンズ6aによりフォトディテ
クタ7aに集光され、電流−電圧変換系8aで出力電圧
(出力信号)Aに変換される。
ンズ3で集光されて光記録媒体1に入射され、該光記録
媒体1に記録された情報信号に応じて強度変調を受けて
該光記録媒体1より反射される。この反射光はハーフミ
ラー5で反射された後、レンズ6aによりフォトディテ
クタ7aに集光され、電流−電圧変換系8aで出力電圧
(出力信号)Aに変換される。
【0015】又、前記ハーフミラー5で反射された残余
光はレンズ6bによりフォトディテクタ7bに集光さ
れ、電流−電圧変換系8bで電力出力(出力信号)Bに
変換される。
光はレンズ6bによりフォトディテクタ7bに集光さ
れ、電流−電圧変換系8bで電力出力(出力信号)Bに
変換される。
【0016】電流−電圧変換系8aで得られる出力電圧
Aは情報信号と光源ノイズを含み、電流−電圧変換系8
bで得られる出力電圧Bは光源ノイズを含み、情報信号
を含まない。そして、前記各光源ノイズは同位相である
が、光記録媒体1、ハーフミラー5のために振幅が異な
るようになるので、その両光源ノイズの振幅が同じにな
るようにあらかじめ電流−電圧変換系8a、8b及び差
動アンプ9の増幅特性が調整されている。
Aは情報信号と光源ノイズを含み、電流−電圧変換系8
bで得られる出力電圧Bは光源ノイズを含み、情報信号
を含まない。そして、前記各光源ノイズは同位相である
が、光記録媒体1、ハーフミラー5のために振幅が異な
るようになるので、その両光源ノイズの振幅が同じにな
るようにあらかじめ電流−電圧変換系8a、8b及び差
動アンプ9の増幅特性が調整されている。
【0017】従って、差動アンプ9で電流−電圧変換系
8aで得られた出力電圧Aから電流−電圧変換系8bで
得られた出力電圧Bを引き算して再生信号を得ることに
より、光源ノイズが除去できることになる。
8aで得られた出力電圧Aから電流−電圧変換系8bで
得られた出力電圧Bを引き算して再生信号を得ることに
より、光源ノイズが除去できることになる。
【0018】図2は本発明の光記録媒体の再生を行う再
生装置の第2の基本構成を示す図である。上述の図1の
再生装置と同一部材には同一符号を付してその説明は割
愛する。
生装置の第2の基本構成を示す図である。上述の図1の
再生装置と同一部材には同一符号を付してその説明は割
愛する。
【0019】光源2から出力された直線偏光の放射光
は、コリメータレンズ、ビームエキスパンダー等からな
るビーム整形用光学素子4によりビーム整形される。
は、コリメータレンズ、ビームエキスパンダー等からな
るビーム整形用光学素子4によりビーム整形される。
【0020】その後、該放射光の一部はハーフミラー5
により反射された後、レンズ6bにより集光されてフォ
トディテクタ7bで検出され、電流−電圧変換系8bに
より出力電圧Bに変換される。前記放射光の残余はハー
フミラー5、偏光ビームスプリッタ10を透過し、1/
4波長板11で直線偏光から円偏光に変換された後、対
物レンズ3により光記録媒体1に集光される。
により反射された後、レンズ6bにより集光されてフォ
トディテクタ7bで検出され、電流−電圧変換系8bに
より出力電圧Bに変換される。前記放射光の残余はハー
フミラー5、偏光ビームスプリッタ10を透過し、1/
4波長板11で直線偏光から円偏光に変換された後、対
物レンズ3により光記録媒体1に集光される。
【0021】光記録媒体1に集光された光は、該光記録
媒体1に記録された情報信号に応じて強度変調を受けた
後、反射光として光記録媒体1より放出される。この反
射光は、対物レンズ3を透過し、1/4波長板11で前
記直線偏光の偏光面と直交する偏光面の直線偏光に変換
され、偏光ビームスプリッタ10で反射された後、レン
ズ6aにより集光されてフォトディテクタ7aで検出さ
れ、電流−電圧変換系8aにより出力電圧Aに変換され
る。
媒体1に記録された情報信号に応じて強度変調を受けた
後、反射光として光記録媒体1より放出される。この反
射光は、対物レンズ3を透過し、1/4波長板11で前
記直線偏光の偏光面と直交する偏光面の直線偏光に変換
され、偏光ビームスプリッタ10で反射された後、レン
ズ6aにより集光されてフォトディテクタ7aで検出さ
れ、電流−電圧変換系8aにより出力電圧Aに変換され
る。
【0022】ここで、上述の第1の基本構成の場合と同
様に、電流−電圧変換系8aで得られる出力電圧Aは情
報信号と光源ノイズを含み、電流−電圧変換系8bで得
られる出力電圧Bは光源ノイズを含み、情報信号を含ま
ない。そして、前記各光源ノイズは同位相であるが、光
記録媒体1、ハーフミラー5等のために振幅が異なるよ
うになるので、その両光源ノイズの振幅が同じになるよ
うにあらかじめ電流−電圧変換系8a、8b、差動アン
プ9の増幅特性が調整されている。
様に、電流−電圧変換系8aで得られる出力電圧Aは情
報信号と光源ノイズを含み、電流−電圧変換系8bで得
られる出力電圧Bは光源ノイズを含み、情報信号を含ま
ない。そして、前記各光源ノイズは同位相であるが、光
記録媒体1、ハーフミラー5等のために振幅が異なるよ
うになるので、その両光源ノイズの振幅が同じになるよ
うにあらかじめ電流−電圧変換系8a、8b、差動アン
プ9の増幅特性が調整されている。
【0023】従って、差動アンプ9で電流−電圧変換系
8aで得られた出力電圧Aから電流−電圧変換系8bで
得られた出力電圧Bを引き算して再生信号を得ることに
より、光源ノイズが除去できることになる。
8aで得られた出力電圧Aから電流−電圧変換系8bで
得られた出力電圧Bを引き算して再生信号を得ることに
より、光源ノイズが除去できることになる。
【0024】しかしながら、上記第1及び第2の基本構
成では光記録媒体1から放出される反射光の強度が記録
された情報信号に応じて、高いレベルと低いレベルとな
ることを利用することによって、情報の再生が行なわれ
るのであるが、反射光の強度が高いレベルではノイズ振
幅Δhが大きく、反射光の強度が低いレベルではノイズ
振幅Δh’が小さくなる。従って、前述の第1及び第2
の基本構成では、図3の(a)に示すように光記録媒体
1の反射率変化量、即ち変調度が大きい場合、反射光の
強度が高いレベルでのノイズ振幅Δhと反射光の強度が
低いレベルでのノイズ振幅Δh’に大きな差が生じるた
め、電流−電圧変換系8aで得られた出力電圧Aから電
流−電圧変換系8bで得られた出力電圧B(この出力電
圧Bは図3の(b)に示すように記録された情報信号に
依存しない反射光に基づくものである)を差し引いても
高いレベルでのノイズと低いレベルでのノイズの両方を
効率よく除去できないことになる。
成では光記録媒体1から放出される反射光の強度が記録
された情報信号に応じて、高いレベルと低いレベルとな
ることを利用することによって、情報の再生が行なわれ
るのであるが、反射光の強度が高いレベルではノイズ振
幅Δhが大きく、反射光の強度が低いレベルではノイズ
振幅Δh’が小さくなる。従って、前述の第1及び第2
の基本構成では、図3の(a)に示すように光記録媒体
1の反射率変化量、即ち変調度が大きい場合、反射光の
強度が高いレベルでのノイズ振幅Δhと反射光の強度が
低いレベルでのノイズ振幅Δh’に大きな差が生じるた
め、電流−電圧変換系8aで得られた出力電圧Aから電
流−電圧変換系8bで得られた出力電圧B(この出力電
圧Bは図3の(b)に示すように記録された情報信号に
依存しない反射光に基づくものである)を差し引いても
高いレベルでのノイズと低いレベルでのノイズの両方を
効率よく除去できないことになる。
【0025】このため、第1及び第2の基本構成では、
光記録媒体の変調度が小さい、例えば相変化型光記録媒
体、或いは円偏光を照射し、円二色性を利用して情報の
再生を行う光磁気記録媒体に適用するのがより好適であ
る。
光記録媒体の変調度が小さい、例えば相変化型光記録媒
体、或いは円偏光を照射し、円二色性を利用して情報の
再生を行う光磁気記録媒体に適用するのがより好適であ
る。
【0026】次に、図4は一実施例に係り、この実施例
では光記録媒体の変調度が大きい、例えばCD等の光記
録媒体に対しても効率よく光源ノイズを低減できるよう
にしたものである。第1及び第2の基本構成と同一部分
には同一符号を付してその説明は割愛する。
では光記録媒体の変調度が大きい、例えばCD等の光記
録媒体に対しても効率よく光源ノイズを低減できるよう
にしたものである。第1及び第2の基本構成と同一部分
には同一符号を付してその説明は割愛する。
【0027】本実施例では、差動アンプ9で得られた再
生出力が高いレベルとなると、アンプ等からなる比較器
15の出力が増大して、電流−電圧変換系8bの増幅率
を変化させるスイッチ16を切替えて、電流−電圧変換
系8bの増幅率を上げ、又前記再生出力が低いレベルと
なると、同様に前記スイッチ16を逆方向に切替えて、
電流−電圧変換系8bの増幅率を下げるのである。
生出力が高いレベルとなると、アンプ等からなる比較器
15の出力が増大して、電流−電圧変換系8bの増幅率
を変化させるスイッチ16を切替えて、電流−電圧変換
系8bの増幅率を上げ、又前記再生出力が低いレベルと
なると、同様に前記スイッチ16を逆方向に切替えて、
電流−電圧変換系8bの増幅率を下げるのである。
【0028】従って、図3の(c)に示すように、電流
−電圧変換系8aの出力電圧Aと同様に電流−電圧変換
系8bの出力電圧Bも光記録媒体1の変調度に応じて変
化するので、高いレベルでのノイズも低いレベルでのノ
イズも差動アンプ9において効率よく低減できることに
なる。
−電圧変換系8aの出力電圧Aと同様に電流−電圧変換
系8bの出力電圧Bも光記録媒体1の変調度に応じて変
化するので、高いレベルでのノイズも低いレベルでのノ
イズも差動アンプ9において効率よく低減できることに
なる。
【0029】尚、上記実施例では、スイッチ16により
電流−電圧変換系8bの増幅率を切換えてノイズの低減
を行うようにしたが、差動アンプ9の増幅率を変えるよ
うにしてもよい。又、スイッチ16を切換えるために差
動アンプ9の再生出力を比較器15に入力したが、電流
−電圧変換系8aの出力Aを直接比較器15に入力する
ようにしてもよい。しかしながら、電流−電圧変換系8
aの出力Aには光源ノイズが低減されずに含まれてお
り、そのため比較器15が誤動作する惧れがあるので、
差動アンプ9の再生出力を比較器15に入力する方が望
ましい。
電流−電圧変換系8bの増幅率を切換えてノイズの低減
を行うようにしたが、差動アンプ9の増幅率を変えるよ
うにしてもよい。又、スイッチ16を切換えるために差
動アンプ9の再生出力を比較器15に入力したが、電流
−電圧変換系8aの出力Aを直接比較器15に入力する
ようにしてもよい。しかしながら、電流−電圧変換系8
aの出力Aには光源ノイズが低減されずに含まれてお
り、そのため比較器15が誤動作する惧れがあるので、
差動アンプ9の再生出力を比較器15に入力する方が望
ましい。
【0030】又、前記各実施例において、広い帯域幅に
亘って効率よくノイズキャンセルを行うために、フォト
ディテクタ7a、7bと電流−電圧変換系8a、8bか
らなる二つの検出系を同特性(同特性のフォトディテク
タ及びアンプの使用、配線コード長さの統一等)にし
て、ノイズの位相特性に相違が生じないようにすること
が望ましい。又、電流−電圧変換系8a、8bのアンプ
や差動アンプ9はできるだけ広帯域まで動作するものが
望ましい。
亘って効率よくノイズキャンセルを行うために、フォト
ディテクタ7a、7bと電流−電圧変換系8a、8bか
らなる二つの検出系を同特性(同特性のフォトディテク
タ及びアンプの使用、配線コード長さの統一等)にし
て、ノイズの位相特性に相違が生じないようにすること
が望ましい。又、電流−電圧変換系8a、8bのアンプ
や差動アンプ9はできるだけ広帯域まで動作するものが
望ましい。
【0031】尚、本発明の再生方法は、透過型の光記録
媒体にも用いることができる。又、本発明の再生方法
は、光記録媒体の種類に応じて光の波長や偏光状態を適
宜選択する必要があり、又光学素子も適宜変更する必要
があるのは勿論である。
媒体にも用いることができる。又、本発明の再生方法
は、光記録媒体の種類に応じて光の波長や偏光状態を適
宜選択する必要があり、又光学素子も適宜変更する必要
があるのは勿論である。
【0032】
【発明の効果】本発明では、光記録媒体から得られる光
の変化量が大きい場合でも、情報を再生して得られる再
生信号から光源ノイズを良好に減じることが出来るた
め、高C/Nの再生信号が得られる。
の変化量が大きい場合でも、情報を再生して得られる再
生信号から光源ノイズを良好に減じることが出来るた
め、高C/Nの再生信号が得られる。
【図1】本発明に係る再生装置の第1の基本構成を示す
図である。
図である。
【図2】本発明に係る再生装置の第2の基本構成を示す
図である。
図である。
【図3】記録情報信号と媒体の反射率との関係を説明す
る図である。
る図である。
【図4】本発明に係る再生装置の一実施例を示す図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 光記録媒体 2 光源 5 ハーフミラー 7a フォトディテクター 7b フォトディテクター 8a 電流−電圧変換系 8b 電流−電圧変換系 9 差動アンプ
Claims (1)
- 【請求項1】 光記録媒体に光を照射して情報信号の再
生を行う光記録媒体の再生方法であって、上記光を光記
録媒体に照射して得られた第1の出力信号と、上記光の
一部を前記記録媒体に照射する前に分離して得られた第
2の出力信号とを検出し、この検出された前記第1,第
2の出力信号を夫々増幅した後、前記第1の出力信号か
ら前記第2の出力信号を差し引いて再生信号を得る再生
方法において、前記光記録媒体に照射して得られた光の
強度を検出し、該検出された光の強度に応じて、前記第
2の出力信号を増幅する際の増幅率を変化させることを
特徴とする光記録媒体の再生方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03206989A JP3128278B2 (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | 光記録媒体の再生方法 |
US08/111,313 US5410531A (en) | 1991-03-28 | 1993-08-02 | Noise reduction in a multiplex recorded optical information system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03206989A JP3128278B2 (ja) | 1991-08-19 | 1991-08-19 | 光記録媒体の再生方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0546990A JPH0546990A (ja) | 1993-02-26 |
JP3128278B2 true JP3128278B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=16532344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03206989A Expired - Fee Related JP3128278B2 (ja) | 1991-03-28 | 1991-08-19 | 光記録媒体の再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3128278B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3865071B2 (ja) | 2003-12-17 | 2007-01-10 | ソニー株式会社 | レーザノイズ除去回路及び光ディスク装置 |
JP4981612B2 (ja) * | 2007-10-09 | 2012-07-25 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 光ディスク装置 |
-
1991
- 1991-08-19 JP JP03206989A patent/JP3128278B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0546990A (ja) | 1993-02-26 |
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