JPH01179232A - 光ヘッド - Google Patents

光ヘッド

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JPH01179232A
JPH01179232A JP62336649A JP33664987A JPH01179232A JP H01179232 A JPH01179232 A JP H01179232A JP 62336649 A JP62336649 A JP 62336649A JP 33664987 A JP33664987 A JP 33664987A JP H01179232 A JPH01179232 A JP H01179232A
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Hiroo Ukita
宏生 浮田
Tomoyuki Toshima
戸島 知之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体レーザと光記録媒体との複合共振作用
を利用した光ヘッドの信号品質の改善に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の光−・ラドは、例えば宮沢他:“PCM
デツキ用半導体レーザピックアップ”、電子材料、  
p、 67、1979年2月号にあるように第13図に
示す構造になっていた。
即ち、半導体レーザ100の出射光はカップリングレン
ズ2、集光レンズ3を経て光記録媒体4上に集光される
。光記録媒体4での反射光は上記と逆の光路を経て半導
体レーザ100に帰還される。この場合の光出力が半導
体レーザ100の1&端に設置された光検出器500で
検知される。
6は焦点誤差信号を得るためのウォーブリング素子、7
はトラック誤差信号を得るためのウォーブリング素子で
、これらには例えばPZT素子が使用される。発振器8
.9はウォーブリング素子6.7を駆動し光記録媒体4
と垂直方向および水平方向に微少振動させる。焦点誤差
信号、トラック誤差信号は位相検波器10.11でこの
時の上記帰還光を位相検波して得られる。図中、12は
支持バネ、13は焦点制御用アクチュエータ、14はト
ラック制御用アクチュエータである。
以上述べたような従来の光ヘッドでは、焦点誤差信号、
トランク誤差信号を得るため発振器8.9はそれぞれ異
なる周波数「1、f2でウォーブリング素子6.7を駆
動し、位相検波器10.11でこの時の上記帰還光によ
る光出力を位相検波する。
このウォーブリング周波数は焦点制御、トランク制御の
制御帯域の20倍以上必要で、かつ焦点誤差信号とトラ
ンク誤差信号の干渉を避けるためそれぞれの周波数は離
れていることが必要である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このため従来は、例えば、周波数f+=20Kz、周波
数rz=t00に2が使用されていた。この結果、第1
4図(alに示すようにCD(コンパクトディスク)の
信号スペクトラム中に特に高い方の周波数f1の帯域が
重なり、ウォーブリング信号が記憶情報信号品質を劣化
させるという問題があった。
本発明の目的は、記憶情報信号へのウォーブリング信号
の漏洩を防止して、上記した問題を解消すことである。
〔問題を解決するための手段〕
このために、第1の発明の光ヘッドは、高反射率部と低
反射率部を有する光記録媒体と、該光記録媒体に対応し
て配置された3レーザ素子以上の半導体アレイレーザと
、該半導体アレイレーザの各光出力を独立にモニタでき
るプレイ形光検出器とを具備し、 上記半導体アレイレーザの各々レーザ素子の光出力を上
記光記録媒体に照射してそこからの反射光を上記各々の
レーザ素子の活性層に帰還させ、高反射率部での反射光
と低反射率部での反射光による中央部のレーザ素子上の
光出力差を上記アレイ形光検出器の対応する光検出器に
より検知して上記光記録媒体の記憶情報の再生信号とし
、両端のレーザ素子の出力差を上記アレイ形光検出器の
対応する光検出器により検知してトラック誤差を信号を
得るようにした。
第2の発明の光ヘッドは、第1の発明の光ヘッドの構成
に加えて、上記半導体アレイレーザをコリメイトするた
めのカップリングレンズと集光レンズの間に整形プリズ
ムと光路変換ミラーを配設して構成した。
〔作用〕
本発明のヘッドでは半導体レーザからの自然光が光記録
媒体で反射され、その反射光が半導体レーザに帰還し、
その時の誘導放出光を光記録媒体と反対側に置かれた光
検出器で受光することを信号検出の原理としている。こ
の信号検出では、媒体反射率が高い程誘導放出光を発生
するレーザ発振しきい値は低下するので、媒体反射率の
高低により、第8図に示すようなバイアス電流と光出力
の関係(1−L特性が)得られる。
そこで、低反射率のしきい値をtth’ 、高反射率の
しきい値をIth″′とし、駆動バイアス電流■を、 1th’>IIIい′        ・・・(1)に
設定することにより、低反射率を有する部分で反射した
半導体レーザの自然放出光と高反射率を有する部分で反
射した半導体レーザの誘導放出光により、光記録媒体の
記憶情報信号を読み出すことができる。
上記原理(複合共振作用)に基ずく記憶情報信号検出の
波形図を第9図に、バイアス電流と信号振幅変調度の関
係を第10図に、バイアス電流と実効ノイズ/光出力の
関係を第11図に、バイアス電流とSN比の関係を第1
2図に示す、バイアス電流はI/1th’で示す。1t
h’は戻り光がない場合のしきい値電流である。また、
第11図と第12図のhはスペーシングであり、レーザ
端面と光記録媒体との距離である。
信号振幅変調度(第10図参照)は最大(R。
は導体レーザ端面の反射率)、SN比(第12図参照)
は媒体破壊を伴わない光出力範囲で極大となる。このS
N比の改善はしきい値近傍でレーザノイズが鋭いピーク
を有する(第11図参照)ので、(11式の条件より、
ノイズのピークの谷間にバイアス電流を設定したことに
よる。また、第12図から光記録媒体側の半導体レーザ
出力に反射防止膜(ARC)を付与することにより、S
N比は更に改善されることがわかる。
次にトラック誤差信号検出原理を第1図に示す。
50は光記録媒体表面を拡大した部分、51はトラック
案内溝、52は光記録媒体走行方向、53は第1ビーム
(Tl:)ラック信号検出用)、54は第2ビーム(R
/W/E :再生、記録、消去用)、55は第3ビーム
(T2:)ラック信号検出用)である。これらの光ビー
ム53〜55は一直線上に並んでおり、レーザ素子を3
個並べた半導体アレイレーザからのビームにより得られ
る。従って、第1ビーム53(TI)による複合共振光
出力と第3ビーム55(T2)による複合共振出力の差
信号より中央の第2ビーム54のトラックずれ量、つま
りトラック誤差信号を得ることができる。
よって、トラック誤差信号検出用のウォーブリング周波
数信号が不要となるので、第14図(blに示すように
、データ信号へのウォーブリング成分の重なりがなくな
くり、情報信号の品質が劣化することはない。
〔実施例〕
第2図は本発明の第1の実施例である。本図は光学系の
みを示しており、光ヘッドとして動作させるためにはさ
らに第13図に示したウォーブリング素子6、発振器8
、焦点誤差信号検出用の位相検波器lO1支持バネ12
、焦点制御用アクチュエータ13、トラック制御用アク
チュエータ14等が必要である。
半導体アレイレーザ1はアレイレーザ素子101゜10
2.103より成り、そこからの出射光はカップリング
レンズ2、集光レンズ3を経て光記録媒体4上に第1ビ
ーム53、第2ビーム54、第3ビーム55として集光
される。光記録媒体4での反射光は上記と逆の光路を経
て半導体レーザ1に帰還される。この場合の複合共振光
出力P1、P2、P3を半導体レーザlの後端に設置さ
れたアレイ形光検出器5(光検出器、5o1.502.
503より成る)でそれぞれ独立に検知する。
トラック誤差信号は、光検出器501の複合共振出力P
1と光検出器503の複合共振光出力P3との差成分を
差動増幅器61により検出して端子62に出力する。ま
た記録情報信号としては、光検出器502の複合共振光
出力P2が端子63に出力する。なお、本実施例では第
2ビーム54は再生ビームの他、記録ビーム、消去ビー
ムを兼ねる。
第3図(a) (b)はビーム配列の変形例を示す図で
ある。まず、第3図(a)は第1図に示した配列を変更
して記録即時再生機能を持たせた例で、第1図における
第2ビーム54を、消去/再生用のビーム541  (
E/R)と記録用のビーム542(R)に置き換えたも
のである。よって、この構成では、記録用ビーム542
で記録しながら同時にその記録した部分を消去/再生用
ビーム541で再生しエラーチエツクを行うことができ
るので、チエツクのための回転待ち時間が不要になり、
実効的情報転送速度を向上°させることができる。
次に第3図(blは1ビームオーバライドが不可能な相
変態形光記録媒体に対し長円の消去ビームを設け、かつ
記録即時再生機能を持たせた例で、第3図(alにおけ
る消去/再生用ビーム541を、長円の消去ビーム54
11と再生用ビーム5412に代えたものである。
第4図は光ヘッドの光学系の構成を示す図である。ここ
では、カップリングレンズ2と集光レンズ3の間に整形
プリズム81を挿入している。82は光路変換ミラーで
、光ビームを集光レンズ3に垂直入射させる。よって、
半導体アレイレーザ1への光帰還率を高め、低反射率部
のしきい値と高反射率部のしきい値の差を拡大し、しき
い値近傍で鋭いピークを有するレーザノイズの影響を低
減し、SN比を向上するができる。
一般に半導体レーザ1は軸比が1:2.5程度の楕円形
の発光パターンを有する。このため、前述の第2図や第
13図におけるようなNA(開口数)の小さい(例えば
0.2)カップリングレンズ2での光のケラレを利用し
、集光レンズ3で光記録媒体4上に円形スポットを集光
照射した場合には、主としてカップリングレンズ2での
光損失のため、半導体レーザ100への光帰還率が10
%程度になり、十分な低反射率部のしきい値と高反射率
部のしきい値を取れずSN比が低い。
これに対して本実施例では、カップリングレンズ2にN
Aの大きい(例えば0.5)ものを使用して光損失を抑
圧し、更に整形プリズム81により円形ビームを実現し
、集光レンズ3で光記録媒体4上に円形スポットを集光
するので、半導体アレイレーザ1への光帰還率は60%
程度になり、しきい僅差を拡大できる。その結果、高S
N比を実現できるのである。
なお、本実施例では焦点制御には集光レンズ3のみが移
動するが、トラック制御には全光学系83が移動する。
第5図は第4図に示した光学系構成の変形例を示す図で
ある。ここでは、トランク可動部84を固定部83から
分離してその重量を軽減し、高速回転ディスクに追随・
対処可能としている。本実施例のように光路変換ミラー
82と集光レンズ3を一体としてトラック方向に移動す
れば、光記録媒体4からの戻り光の位置ズレを生じない
ため、半導体アレイレーザ1へ正確に帰還させることが
可能になる。
第6図は半導体アレイレーザlを含む光ヘッドを、光記
録媒体4の半径方向へ高速移動できるアーム91上の負
荷バネ92に取り付けられたスライダ93に装着し、光
記録媒体4に近接浮上させて使用する例を示す図である
。この例では、光ヘッドと光記録媒体4との間隔は負荷
バネ92の負荷とスライダ93の形状、重量、そして光
記録媒体4の走行速度で決まる一定値に保たれる。半導
体アレイレーザ1からの自然光は光記録媒体4で反射さ
れ、反射光がその半導体アレイレーザ1に帰還し、その
時の複合共振光出力が光記録媒体4と反対側に置かれた
プレイ形光検出器5で検出される。
第7図は第6図の変形例を示す図である。ここでは、半
導体アレイレーザ1にアレイ形光検出器5を一体化して
いる。同図の光ヘッドは幅、深さが数μ鋼の分離溝91
により、半導体アレイレーザ1とアレイ形光検出器5が
分離されている。半導体アレイレーザ1は幅、深さが数
μmの分離溝92によりアレイレーサ素子101.10
2.103に分離されて光記録媒体4上に第1ビーム5
3、第2.ビーム54、第3ビーム55を直接照射する
光記録媒体4での反射光は半導体アレイレーザ1に帰還
され、その半導体アレイレーザ1の後端に設置されたア
レイ形光検出器5の各光検出器501.502.503
で、それぞれの複合共振光出力P1、P2、P3が独立
に検出される。
本実施例では、半導体アレイレーザ1を光記録媒体4上
に近接浮上させるので、光帰還率はほぼ100%になり
、第4図、第5図で示した実施例の光ヘッドよりさらに
SN比が改善される他、光学系が極めて簡素化・小型化
する。また、空気浮上スライダに装着して使用するので
焦点制御用アクチエエータ13 (第13図参照)が不
要になり、小型・軽量化によるアクセス速度の向上がよ
り一層顕著になるという利点がある。
なお、以上の実施例において光記録媒体のレーザ端面に
反射防止膜を付与することにより、帰還光の結合率を増
大させ、SN比を向上させることができるのは言うまで
もない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の光ヘッドによれば、光源
に半導体アレイレーザを使用し、両端のレーザの複合共
振光出力差からトラック誤差信号を得るように構成した
ので、従来使用されていたトラック誤差信号検出用のウ
ォーブリング周波数が不要になり、データ信号へのウォ
ーブリング信号の漏洩を防止し、再生信号品質を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の光ヘッドを用いたトラック
誤差信号検出の説明図、第2図はその光ヘッドの構成を
示す説明図、第3図(a)、(b)はトラック誤差信号
検出の変形例の説明図、第4図はSN比向上と光帰還率
向上を図った別の実施例の光ヘッドの構成を示す説明図
、第5図は第4図に示した実施例の変形例の光ヘッドの
構成を示す説明図、第6図(a)は空気浮上スライダ方
式に適用した光ヘッドの構成の説明図、(blはスライ
ダ部分の拡大図、第7図は第6図の実施例の変形のスラ
イダ部分の半導体アレイレーザとアレイ形光検出器の説
明図、第8図は光ヘッドの信号検出原理の説明図、第9
図は光ヘッドの検出信号波形図、第10図は光ヘッドの
バイアス電流に対する信号振幅変調度の特性図、第11
図はバイアス電流に対する実効ノイズ/光出力の特性図
、第12図はバイアス電流に対するSN比の特性図、第
13図は複合共振作用を利用した従来の光へラドの構成
を示す説明図、第14図(a)は従来の光ヘッドにおけ
るCDの信号のスペクトラムと焦点制御及びトラック制
御用ウォーブリング周波数との関係を示す特性図、(b
lは本発明の光ヘッドによるCDの信号のスペクトラム
と焦点制御用ウォーブリング周波数との関係を示す特性
図である。 100・・・半導体レーザ、■・・・半導体アレイレー
ザ、101.102.103・・・アレイレーザ素子、
2・・・カップリングレンズ、3・・・集光レンズ、4
・・・光記録媒体、500.501,502.503・
・・光検出器、5・・・アレイ形光検出器、50・・・
光記録媒体表面の拡大部、51・・・トラック案内溝、
53・・・第1ビーム、54・・・第2ビーム、55・
・・第3ビーム、6・・・焦点誤差信号検出用ウォーブ
リング素子、7・・・トラック誤差信号検出用ウォーブ
リング素子、8.9・・・発振器、10,11・・・位
相検波器、12・・・支持バネ、13・・・焦点制御用
アクチュエータ、14・・・トラック制御用アクチュエ
ータ、81・・・整形プリズム、82・・・光路変換ミ
ラー。 代理人 弁理士 長 尾 常 明 第4図 第7図 第8図 第11図 I/Ith0゜ ハ゛づア人2乞5先 第12図 パ゛イア人・電j先

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、高反射率部と低反射率部を有する光記録媒体と
    、該光記録媒体に対応して配置された3レーザ素子以上
    の半導体アレイレーザと、該半導体アレイレーザの各光
    出力を独立にモニタできるアレイ形光検出器とを具備し
    、 上記半導体アレイレーザの各レーザ素子の光出力を上記
    光記録媒体に照射してそこからの反射光を上記各々のレ
    ーザ素子の活性層に帰還させ、高反射率部での反射光と
    低反射率部での反射光による中央部のレーザ素子上の光
    出力差を上記アレイ形光検出器の対応する光検出器によ
    り検知して上記光記録媒体の記憶情報の再生信号とし、
    両端のレーザ素子の出力差を上記アレイ形光検出器の対
    応する光検出器により検知してトラック誤差を信号を得
    ることを特徴とする光ヘッド。
  2. (2)、高反射率部と低反射率部を有する光記録媒体と
    、該光記録媒体に対応して配置された3レーザ素子以上
    の半導体アレイレーザと、該半導体アレイレーザの各光
    出力を独立にモニタできるアレイ形光検出器とを具備し
    、且つ上記半導体アレイレーザをコリメイトするための
    カップリングレンズと集光レンズの間に整形プリズムと
    光路変換ミラーを配設して成り、 上記半導体アレイレーザの各レーザ素子の光出力を上記
    光記録媒体に照射してそこからの反射光を上記各々のレ
    ーザ素子の活性層に帰還させ、高反射率部での反射光と
    低反射率部での反射光による中央部のレーザ素子上の光
    出力差を上記アレイ形光検出器の対応する光検出器によ
    り検知して上記光記録媒体の記憶情報の再生信号とし、
    両端のレーザ素子の出力差を上記アレイ形光検出器の対
    応する光検出器により検知してトラック誤差を信号をる
    ことを特徴とする光ヘッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03132925A (ja) * 1989-10-19 1991-06-06 Nec Corp 光ヘッド装置
EP0530023A2 (en) * 1991-08-28 1993-03-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Optical recording and reproducing apparatus for tracking wobbling guide grooves

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