JPH0294130A - Ａｐｃ駆動回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、レーザーダイオードを用いた光ディスクドラ
イブ装置において使用される、レーザーダイオードの出
力を光路中のフォトタイオードにより検出しレーザーダ
イオードの出力を制御するいわゆるＡＰＣ駆動回路にお
ける制御特性の改善に関する。

［従来の技術］ 従来より、レーザーダイオードを用いた光ディスクドラ
イブ装置において、ディスクへの信号の記録およびディ
スク上の信号の再生あるいは消去を行う際には、光デイ
スク媒体の再生、消去、記録の特性に見合う量の光出力
か発生するようにレーザーダイオード駆動電流の印加を
制御している。

従来の記録動作可能な駆動回路は、光出力の平均値によ
りＡＰＣ駆動を行ったり、あるいは光出力をピークホー
ルドし光出力のピーク値か一定となるようにレーザーダ
イオードの駆動バイアス電流を制御している。

最近、予め再生専用エリアを設ｃ−ｔてそこにドライブ
の制御を促す信号を記録しておき、それを再生しながら
記録を行うという方式の光ディスクが出現している。こ
の種のディスクの制御信号は、ディスクの記録、再生面
に加工を施すことによって作成され、ディスク反射率の
変化として検出される。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来の回路では、これらの再生専用信号
を再生する際再生ノイズ低減のために再生パワー駆動電
流に高周波電流の重畳（高周波重畳という）を行ってい
るが、記録時ではレーザーダイオードの光学的損傷防止
のために高周波重畳を行っていないので、高周波重畳を
行なわないレーザ光によって再生すると本来再生される
べき再生専用信号がノイズのなめに読めなかったり、反
射率の変化に基づくレーザーパワーの変動によりドライ
ブの制御か正常に動作しにくい等という問題があった。

また、高周波重畳を行った場合は、ＡＰＣループの光出
力・電流特性か、第３図に示すように、高周波重畳を行
わない場合の特性に対して同一光出力での動作点に変化
か起きる。これを避けるために高周波重畳のオン・オフ
を連続的に切り換えて使用する方式も考えられるか、そ
の切り換えが非常に離しいという問題もある。

本発明の［１的は、このような点に鑑みてなされたもの
で、再生時、および記録時の再生モードで、高周波重畳
をオンにして光ディスクドライブの制御を正しく行い、
正しく信号再生を行うことのできるＡＰＣ駆動回路を提
供することにある６［課題を解決するための手段］ このような目的を達成するために、本発明は、レーザー
ダイオードの駆動電流に高周波を重畳したときの動作点
電流をサンプルホールドする再生モード電流用サンプル
ホールド手段と、レーザーダイオードの駆動電流に高周
波を重畳しないときの動作点電流をサンプルホールドす
る記録モード電流用サンプルホールド手段を具備し、再
生時は高周波重畳を行なうと共に前記再生モード電流用
サンプルホールド手段でホールドした動作点電流をレー
ザーダイオードに与え、記録時は高周波重畳を行なわな
いで前記記録モード電流用サンプルホールド手段でホー
ルドした動作点電流をレーザーダイオードに与えるよう
にしたことを特徴とする。

［作用］ 本発明では、２つのサンプルホールド手段を備え、ＡＰ
Ｃを行なうとき、一方のサンプルホールド手段では高周
波重畳を行なう場合の動作点電流を記憶し、他方のサン
プルホールド手段では高周波重畳を行なわない場合の動
作点電流を記憶する。

このようにして求めた動作点電流は、再生時と記録時と
でそれぞれ適宜に選択してレーザーダイオードに与えら
れる。

［実施例］ 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明に係るＡＰＣ駆動回路の一実施例を示す
要部構成図である。図において、１はレーザタイオード
、２はフォトダイオードを用いた受光器、３は再生パワ
ー設定用差動増幅器、４は再生モード電流用サンプルホ
ールド回路、５はスイッチ、６はリードモード・オンオ
フスイッチ、７は記録モード電流用サンプルホールド回
路、８はスイッチ、９はライトモード・オンオフスイッ
チ、１０は切換器、１１は再生時ドライバ　１２はレー
ザタイオード・オンオフスイッチ、１３は高周波電流発
生回路、１４は高周波電流オンオフスイッチである。

１５は記録時ピークホールド回路、１６は記録パワー設
定用差動増幅器、１７は記録時ドライバ、１８はリード
・ライト用スイッチ、１９は記録時パルス電流スイッチ
である。

２０．２１．２２はそれぞれバッファである。

再生パワー設定用差動増幅器３は、バッファ２０を経由
して与えられる受光器２の出力（電圧出力）と、バッフ
ァ２１を通して与えられる再生パワー設定電圧（Ｒ−ｓ
ｅｔ　）との差を増幅して出力する。増幅器の出力は、
再生パワー設定電圧（Ｒ−ｓｅｔ　）に対して受光器２
の出力が低い場合には正の電圧、逆に受光器２の出力の
方が高くなると負の電圧になる。

なお、高周波重畳オンの場合、受光器２では高周波成分
についてはその実行値に対応する電圧か得られるように
なっている。したがって、受光器２の出力は、高周波重
畳オンの時もオフの時も直流電圧である。

再生モード電流用サンプルホールド回路４と記録モード
電流用サンプルホールド回路７とは構成的には同等で、
差動増幅器３の出力を適宜サンプルホールドする６再生
モ一ド電流用サンプルホールド回路４は、再生時にＶｉ
ｏｎ（高周波重畳オンでＡ　ｌ）　Ｃを行った場合の差
動増幅器出力）のサンプリングを行い、記録時直前にス
イッチ５をオフにしてサンプリング値Ｖ・　をホールド
する。

ｎ また、記録モード電流用ザンプルホールド回路７は、再
生時から記録時に移る時点において、度高周波重畳をオ
フにした時の差動増幅器出力電圧ｖｉｏｆｆをサンプリ
ングし、記録時直前にスイッチ８をオフにしてサンプリ
ング値■、。ｆｆをホールドする。

スイッチ６とスイッチ９は相補的にオンオフし、切換器
１０によりサンプルホールド回路４またはサンプルホー
ルド回路９のいずれか一方が再生時ドライバー１に与え
られる。

再生時ドライバー１は、入力電圧を電流変換するもので
、スイッチ１２がオンのとき変換動作が行なわれる。

高周波電流発生回路１３は、スイッチ１４をオンにした
とき高周波電流’ＨＦを発生し、オフにしたとき発生し
ないように制御される。レーザダイオード１には、この
高周波電流ｉＨＦと、再生時ドライバー１の出力電流ｉ
。ｎ１０ｆｆと、記録時パルス電流スイッチ１９の出力
電流ｉ　との総和か加えられる。

記録パワー設定用差動増幅器１６は、記録時ピークホー
ルド回路１５でピークホールドした受光器２の出力とバ
ッファ２２を介して与えられる記録パワー設定電圧（Ｌ
ｓｅｔ　）との差を適宜増幅して出力する。増幅器の出
力は、出力記録パワー設定電圧（１４−ｓｅｔ　）に対
してピークホールド回路１５の出力が低い場合には正の
電圧を出力し、逆にピークホールド回路１５の出力の方
が高くなると負の電圧を出力する。

記録時ドライバ１７は、差動増幅器１６の出力（電圧信
号）Ｖ、Ｗｅ電流変換するが、スイッチ１８がオンのと
き変換動作か行われ、スイッチがオフのときは変換は行
われない。

記録時パルス電流スイッチ１９は、ドライバ１７の出力
電流を記録パルス幅設定電圧（Ｗ−ｐｕｌｓｅ　）信号
に応じてオンオフする。

このような構成における動作を第２図のタイムヂャート
を参照して次に説明する。

（１）高周波重畳オンの場合におけるＡ　Ｐ　Ｃレーサ
ー光が−・定光出力となるように、再生パワー設定電圧
（Ｒ−ｓｅｔ　）を差動増幅器３に入力してＡＰＣを行
ない、高周波重畳オンの動作点電流の記憶を行なう。す
なわち、スイッチ１２．１４およびスイッチ６をオンに
した状態で（スイッチ５はオフ）、サンプリング回路４
によりサンプリングを行い、高周波重畳オンの時の動作
点電流（サンプリング値■１ｏｎ）をホールドして記憶
する。

（２）高周波重畳オフの場合におけるＡＰＣレールー光
か一定光出力となるように、再生パワー設定電圧（Ｒ−
ｓｅｔ　）を差動増幅器３に入力してＡＰＣを行ない、
高周波重畳オフの動作点電流の記憶を行なう。すなわち
、スイッチ９．１２をオン、スイッチ６および１４をオ
フにした状態で、サンプリング回路７によりサンプリン
グを行い、高周波重畳オフの時の動作点電流（サンプリ
ング値■１ｏｆｆ）をホールドして記憶する。

このような高周波重畳オンおよびオフ時のサンプリング
値■　　およびｖｌｏｆｆを得るタイミング、０ｎ およびそれを用いる時点について次に説明する。

再生時に前記（１）の手順により高周波重畳オンの動作
点電流をサンプリングを行い、記録直前にスイッチ５を
オフにしてサンプリング値Ｖ　　をＯｎ 記憶する。

記録時は、ドライブタイミングがかがる以前の適宜のタ
イミングにおいて前記（２）の手順によりＡＰＣを行い
、スイッチ８をオフにしてサンプリング値■　　を記憶
する。再生専用信号を読む時＋ｏｆｆ はスイッチ６をオン、スイッチ９をオフにして（スイッ
チ１２および１４はオン）信号再生を行なう。記録モー
ドでは、スイッチ６および１４をオフ、スイッチ９およ
び１２をオンにして（記録ボトムパワーを保持して）記
録を行なう。

なお、記録時記録モードにおいては、記録パワー設定電
圧（Ｌｓｅｔ　）とピークホールド回路１５の出力（フ
ォトタイオード２のピーク値）とを差動増幅器１６で増
幅し、その出力電圧（Ｖ、）はＷ 記録時ドライバ１７にて電流変換され、記録パルス幅設
定信号（Ｌｐｕｌｓｅ　）に応じてスイッチ１９により
オンオフされ、更に再生時ドライバー１１の出力と加算
されてレーザーダイオード１に与えられる。この場合、
レーザーダイオード１の駆動電流のピーク値は、記録パ
ルス幅設定信号（Ｗ−ｐｕｌｓｅ　）に応じて、オンの
時にｉ　とｉ　　をｗ　　　ｏｆｆ 加算した量に等しくなる。

［発明の効果］ 以上詳細に説明したように、従来のＡＰＣにおいては記
録時に再生専用信号を再生することが困難であったが、
本発明によれば記録時再生モードにおいて高周波重畳を
行なうことが可能となり、再生専用信号の再生が容易に
できるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るＡＰＣ駆動回路の一実施例を示す
要部構成図、第２図は動作説明用のタイムチャート、第
３図はＡＰＣルーズの光出力・電流特性を示す説明図で
ある。 １・・・レーザダイオード、２・・・フォトタイオード
、３・・・再生パワー設定用差動増幅器、４・・・再生
モード電流用サンプルホールド回路、５・・・スイッチ
、６・・・リードモード・オンオフスイッチ、７・・・
記録モード電流用サンプルホールド回路、８・・・スイ
ッチ、９・・・ライトモード・オンオフスイッチ、１０
・・・切換器、１１・・・再生時ドライバ、１２・・・
レーザダイオード・オンオフスイッチ、１３・・・高周
波電流発生回路、１４・・・高周波電流オンオフスイッ
チ、１５・・・記録時ピークホールド回路、１６・・・
記録パワー設定用差動増幅器、１７・・・記録時ドライ
バ１８・・・リード・ライト用スイッチ、１９・・・記
録時パルス電流設定用コンパレータ、２０．２１２２・
・・バッファ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 光ディスクドライブ装置において使用され、レーザーダ
   イオードの出力光強度を光路中に設置されたフォトダイ
   オードにより検出し基準の設定値と比較して一定の出力
   光となるようにレーザーダイオード駆動電流を制御する
   レーザーダイオードのＡＰＣ駆動回路であつて、 前記レーザーダイオードの駆動電流に高周波を重畳した
   ときの動作点電流をサンプルホールドする再生モード電
   流用サンプルホールド手段と、前記レーザーダイオード
   の駆動電流に高周波を重畳しないときの動作点電流をサ
   ンプルホールドする記録モード電流用サンプルホールド
   手段を具備し、再生時は高周波重畳を行なうと共に前記
   再生モード電流用サンプルホールド手段でホールドした
   動作点電流をレーザーダイオードに与え、記録時は高周
   波重畳を行なわないで前記記録モード電流用サンプルホ
   ールド手段でホールドした動作点電流をレーザーダイオ
   ードに与えるようにしたＡＰＣ駆動回路。