JP3224366B2 - 2つ特定の乳化剤をベースとした油中水型エマルションおよび化粧品への応用 - Google Patents

2つ特定の乳化剤をベースとした油中水型エマルションおよび化粧品への応用

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JP3224366B2 JP02470598A JP2470598A JP3224366B2 JP 3224366 B2 JP3224366 B2 JP 3224366B2 JP 02470598 A JP02470598 A JP 02470598A JP 2470598 A JP2470598 A JP 2470598A JP 3224366 B2 JP3224366 B2 JP 3224366B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つの特定の乳化
剤の組合せを含有する、UV線から皮膚および/または
髪を保護することを意図した新規の油中水型の組成物、
特に新規の化粧品用組成物に関する。
【0002】また本発明は、上述した化粧品分野におけ
る、これらの組成物の応用に関する。
【0003】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】28
0nmと400nmの間の波長の光線によりヒトの皮膚
は日焼し、特に、UV−Bとして知られている280と
320nmの間の波長の光線により、皮膚は、自然なブ
ロンズ化発現に対して有害なサンバーン状態となった
り、また紅斑が形成されたりする。これらの理由および
美的理由から、このような皮膚の着色をコントロールす
る目的で、自然なブロンズ化をコントロールするための
手段が引き続き必要とされている。よって、UV−Bは
遮蔽することが望ましい。
【0004】また、皮膚をサンタン状態にする320n
mと400nmの間の波長を有するUV−Aは、特に、
敏感肌または頻繁に太陽光線にさらされている皮膚に好
ましくない変化を誘発する傾向にある。UV−Aは、特
に、皮膚の弾性を喪失させ、しわを出現せしめ、皮膚を
時期尚早の老化に導く原因となるものである。それら
は、紅斑反応の誘因を促進し、ある患者においてこの反
応を拡大し、光毒性または光アレルギー反応を引き起こ
す恐れがある。美的および美容的理由から、例えば皮膚
本来の弾力性を保護するために、多くの人々は、皮膚へ
のUV−Aの影響をコントロールすることを望んでい
る。よって、UV−Aもまた遮蔽することが望ましい。
【0005】皮膚の光保護(UV−Aおよび/またはU
V−B)を意図した多数の化粧品用および/または皮膚
病用組成物が、現在までに提供されている。
【0006】これらの抗日光用組成物は、特にそれらが
好ましい感触(水に類似)で、脂性感のないミルクまた
はクリームの形態であるために、かなり多くの場合、水
中油型のエマルションの形態(すなわち、水性分散連続
相と油性分散非連続相とからなる化粧品的に許容可能な
ビヒクル)で提供されている。
【0007】しかしながら、水中油型エマルションの欠
点の一つは、それらが水と接触すると、すぐにUV保護
に関した効果が非常に容易に喪失してしまうことであ
る;これは海またはスイミングプールに入っている間、
あるいはシャワー中、もしくはウォータースポーツ中
に、それらの水相に含有されている遮蔽剤が水により運
び去られ、これらの組成物の全体的な光保護力が大きく
低減するからである。
【0008】このため、子供の皮膚または敏感肌のよう
に、特に持続性のある高保護力が望まれるいくつかのケ
ースにおいては、良好な耐水性を示し、よって何回もの
水浴後でさえ非常に良好な光保護力を保持している油中
水型組成物を用いることが好ましい。
【0009】さらに、このような種類の皮膚のために、
皮膚反応を起こすおそれのある薬剤が組成物中に可能な
限り存在しないようにしながら、感作の危険性を最小限
にするための探求が常に行われている:しかして、製品
の使用時および貯蔵時を通して持続する最適な安定性を
示すと同時に、防腐剤が含まれない組成物を調製する試
みがなされている。
【0010】最後に、これらの組成物が特に皮膚に適用
することを意図したものである場合、それらは、良好な
化粧品特性、すなわち良好な外観、直接的環境に対する
耐性、子供用の日光用組成物の特定の場合においては、
彼らが頻繁に触れる(浜辺、遊び場)砂との非付着性を
示すべきである。またこれらの組成物は、指摘されるよ
うに展伸が容易であるべきである。
【0011】シリコーン乳化剤、例えば良好な油中水型
乳化特性の故に良く知られているジメチコーンコポリオ
ールにより安定化された油中水型エマルションは、英国
特許第2242358号公報により知られている。
【0012】本出願人は、驚くべきことに、シリコーン
乳化剤から適切に選択された少なくとも1つのポリアル
キルポリエーテルシロキサンを含有する組成物に、油中
水型乳化特性を示す所定のポリマーを使用することによ
り、改良された安定性を示す油中水型エマルションが得
られることを見出した。
【0013】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
よって本発明の主題は、主鎖にグラフトしたポリオキシ
エチレンおよびポリオキシプロピレン鎖を担持するポリ
アルキルポリエーテルシロキサンからなる少なくとも1
つのシリコーン乳化剤と、油中水型乳化特性を有するポ
リオキシアルキレン化グリコール脂肪酸エステル型の少
なくとも1つのポリマーを含有することを特徴とする、
新規の安定した油中水型エマルションにある。
【0014】本発明のエマルションは、防腐剤を含有し
なくても、特に経時的に安定で、水に対して残留性があ
るといった利点を示す。
【0015】さらに、本発明のエマルションは砂に対す
る付着性がほとんどなく、非常に良好な化粧品特性を示
す。
【0016】本発明の他の主題は、紫外線から皮膚およ
び/または髪を保護することを意図した化粧品用および
/または皮膚病用組成物としての、またはその製造にお
ける、上述で定義したエマルションの使用にある。
【0017】また本発明の他の主題は、上述したエマル
ションまたは化粧品用および/または皮膚病用組成物を
有効量、皮膚および/または髪に適用することを本質的
に含む、紫外線から皮膚および/または髪を保護するた
めの美容処理方法にある。
【0018】本発明の他の特徴、観点および利点は、以
下の詳細な記載を読むことにより明らかになるであろ
う。
【0019】本発明に必須の特徴に従い、本発明の組成
物は、主鎖にグラフトしたポリオキシエチレンおよびポ
リオキシプロピレン鎖を担持するポリアルキルポリエー
テルシロキサンからなる特定のシリコーン乳化剤を含有
する。
【0020】このシリコーン乳化剤は、好ましくは次の
一般式(I):
【化2】 [上式(I)中、 −R1およびR4は、同一でも異なっていてもよく、水素
原子、直鎖状または分枝状でC1−C30のアルキル基ま
たはフェニル基を表し、 −R2は、同一でも異なっていてもよく、−(Cx2x
−(OC24a−(OC36b−OR3を表し、 −R3は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、1
〜12の炭素原子を有する直鎖状または分枝状のアルキ
ル基、または2〜12の炭素原子を有する直鎖状または
分枝状のアシル基から選択され、 −nは1〜1000で変化し、 −pは1〜30で変化し、 −aは1〜50で変化し、 −bは1〜50で変化し、 −xは1〜5で変化する]の化合物から選択される。
【0021】このシリコーン乳化剤の数平均分子量は、
一般的に15000以上、好ましくは20000〜40
000である。
【0022】本発明の組成物に特に適切なポリアルキル
ポリエーテルシロキサンの第1の種類は、R1およびR4
基が同一で全てがメチル基を表し、R3基が水素を表す
上述した式(I)に相当する化合物である。
【0023】この種類に属するシリコーン乳化剤の例と
しては、ダウ・コーニング(Dow Corning)社から「シ
リコーンQ23225C」の商品名で販売されている、
nが396でpが4であり、30000を越える数平均
分子量を有する、ポリジメチル/オキシエチレン化・オ
キシプロピレン化(EO/PO 18/18)メチルシ
ロキサン(CTFA名:シクロメチコーン・90% ジ
メチコーン−コポリオール・10%)を挙げることがで
きる。
【0024】上述した定義および以下の記載において、
EOとは1モルのエチレンオキシドを表し、POとは1
モルのプロピレンオキシドを表す。
【0025】本発明の組成物に特に適切なポリアルキル
ポリエーテルシロキサンの第2の種類は、R1基が全て
メチル基を表し、R4基が全てラウリル基を表す上述し
た式(I)に相当する化合物である。
【0026】この第2の種類の特に好ましいシリコーン
乳化剤は、ダウ・コーニング社から「DC・Q2−52
00」の商品名で販売されている、nが35でpが3で
あり、25000以上の数平均分子量を有する、ポリメ
チルラウリル/オキシエチレン化・オキシプロピレン化
(EO/PO 18/18)メチルシロキサン(CTF
A名:ラウリルメチコーン−コポリオール・91% イ
ソステアリルアルコール・9%)である。
【0027】シリコーン乳化剤または乳化剤類は、一般
的に組成物の全重量に対して0.2重量%〜5重量%、
好ましくは0.25重量%〜3重量%の活性物質の割合
で、本発明の組成物中に存在する。
【0028】本発明の組成物の第2の必須化合物は、油
中水型乳化特性を有するポリオキシアルキレン化グリコ
ール脂肪酸エステル型のポリマーである。
【0029】前記ポリマーの脂肪酸エステルは、好まし
くはポリヒドロキシル化されている。特に、このポリマ
ーは、好ましくはポリ(ヒドロキシル化エステル)ブロ
ックおよびポリエチレングリコールブロックを含有す
る、ABA構造を有するブロックポリマーである。
【0030】上述した前記乳化ポリマーの脂肪酸エステ
ルは、一般的に12〜20、好ましくは14〜18の炭
素原子を有する鎖を示す。エステルは、特にオレイン酸
エステル、パルミチン酸エステルまたはステアリン酸エ
ステルから選択され得る。
【0031】上述した前記乳化ポリマーのポリエチレン
グリコールブロックは、好ましくは4〜50モルのエチ
レンオキシド、より好ましくは20〜40モルのエチレ
ンオキシドを含有する。
【0032】本発明の組成物の調製に特に適切な化合物
は、ICI社から「アルラセル(Arlacel)P135」
の商品名で販売されており、ポリエチレングリコールが
30EO単位を含有している、ポリエチレングリコール
ジポリヒドロキシステアラートである。
【0033】ポリオキシアルキレン化グリコール脂肪酸
エステル型のポリマーは、一般的に組成物の全重量に対
して0.2重量%〜10重量%、好ましくは0.25重
量%〜5重量%の範囲内の含有量で本発明の組成物中に
存在する。
【0034】また本発明の組成物は、一または複数の脂
肪物質を含有可能な油相をさらに有し、これらの脂肪物
質は、油またはロウまたはそれらの混合物で構成され得
る。油とは室温で液体の化合物を意味すると理解される
ものである。ロウとは室温で固体であるか、または実質
的に固体であり、一般的に35℃を越える融点を有する
化合物を意味すると理解されるものである。
【0035】油としては、鉱物性油(ワセリン)、植物
性油(スイートアルモンド、マカダミア、グレープシー
ドまたはホホバ油)、合成油、例えばペルヒドロスクワ
レン、脂肪アルコール、酸またはエステル[例えば、フ
ァインテックス(Finetex)社から「フィンソルブ(Fin
solv)・TN」の商品名で販売されているC12−C15
ルコールのベンゾアート、カプリン/カプリル酸のもの
を含む、トリグリセリドまたはラノリン酸イソプロピ
ル、パルミチン酸オクチル]、オキシエチレン化または
オキシプロピレン化脂肪エステルおよびエーテル、フッ
化油もしくはポリアルキレン、例えばポリデセンを挙げ
ることができる。
【0036】ロウ状の化合物としては、パラフィン、カ
ルナウバロウ、ミツロウまたは硬化ヒマシ油を挙げるこ
とができる。
【0037】また、油相は揮発性または非揮発性のシリ
コーン油、例えばシクロメチコーンまたはジメチコーン
をさらに含有してもよい。例えば、ダウ・コーニング社
から「DC245フルイド(Fluid)」または「DC2
46フルイド」の名称で販売されているシクロメチコー
ンのような揮発性のシリコーン油を、本発明の組成物に
使用することができる。
【0038】もちろん、本発明で目的とされている化粧
品用および/または皮膚病用組成物は、UV−Aおよび
/またはUV−Bに活性のある親水性または親油性のサ
ンスクリーン剤(吸収剤)を一または複数含有してもよ
い。これらのスクリーン剤は、特にケイ皮酸誘導体、サ
リチル酸誘導体、ジベンゾイルメタン誘導体、ベンジリ
デンショウノウ誘導体、ベンゾイミダゾール誘導体、ト
リアジン誘導体、ベンゾフェノン誘導体、β,β’−ジ
フェニルアクリラート誘導体、p−アミノ安息香酸誘導
体、または国際特許出願第93/04665号に記載さ
れているスクリーンポリマーおよびスクリーンシリコー
ンから選択される。有機スクリーン剤の他の例は、欧州
特許公開第0487404号に示されている。
【0039】また、本発明の化粧品用および/または皮
膚病用組成物は、被覆されたまたは被覆されていない金
属酸化物の顔料または微小顔料(ナノピグメント)(一
次粒子の平均粒径:一般に5nm〜100nm、好まし
くは10〜50nm)、例えば酸化チタン(非晶質、ま
たはルチルおよび/またはアナターゼ型に結晶化した形
態)、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化ジルコニウムまたは酸化
セリウムのナノ顔料をさらに含有していてもよく、これ
らは全て物理的にUV線をブロックする作用(反射およ
び/または散乱)により、それ自体良く知られている光
保護剤である。さらに、従来のコーティング剤は、アル
ミナおよび/またはステアリン酸アルミニウムまたはシ
リコーンである。このような被覆されたまたは被覆され
ていない金属酸化物のナノ顔料は、特に欧州特許公開第
0518772号および欧州特許公開第0518773
号に記載されている。
【0040】ナノ顔料は、組成物の全重量に対して0.
1〜20重量%、好ましくは0.2〜10重量%で変化
しうる含有量で、本発明の最終組成物中に存在する。
【0041】またさらに、本発明の組成物は、特に、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース、メチルヒドロキシ
エチルセルロースおよびヒドロキシプロピル化グアガム
のような、変性したまたは変性していないグアガムおよ
びセルロース、脂肪鎖を含有するポリアクリル酸、また
は架橋したポリアクリル酸から選択され得る増粘剤をさ
らに含有してもよい。
【0042】また本発明の組成物は、皮膚を人工的に日
焼けした状態にするおよび/または褐色にする薬剤(自
己サンタン剤)、例えばジヒドロキシアセトン(DH
A)をさらに含有してよい。
【0043】加えて、本発明の組成物は、特に有機溶
媒、柔軟剤、酸化防止剤、抗フリーラジカル剤、不透明
化剤、安定剤、エモリエント、α−ヒドロキシ酸、消泡
剤、保湿剤、ビタミン類、香料、防腐剤、界面活性剤、
フィラー、金属イオン封鎖剤、ポリマー、噴霧剤、塩基
性または酸性化剤、染料、または化粧品および/または
皮膚科学の分野で通常使用されている任意の他の成分か
ら選択される化粧品用および/または皮膚科学用のアジ
ュバントを含有してよい。
【0044】もちろん、当業者であれば、本発明の2つ
の組合せによる固有の有利な特性が考慮される添加によ
り悪影響を受けないか、実質的に受けないように留意し
て、上述した任意の付加的な化合物および/またはそれ
らの量を選択するであろう。
【0045】本発明の組成物は、当業者によく知られ
た、油中水型エマルションの調製技術に従い調製するこ
とができる。
【0046】本発明の化粧品用および/または皮膚病用
組成物は、抗日光用組成物またはメークアップ用製品の
ような、紫外線からヒトの表皮または髪を保護するため
の組成物として使用することができる。
【0047】また、本発明の他の主題は、特に化粧品用
および/または皮膚病用組成物の調製における、油中水
型乳化系としての、上述した油中水型乳化特性を有する
ポリオキシアルキレン化グリコール脂肪酸エステルのポ
リマーと、主鎖にグラフトしたポリオキシエチレンおよ
びポリオキシプロピレン鎖を担持するポリアルキルポリ
エーテルシロキサンとの組合せの使用にある。
【0048】
【実施例】次に本発明の実施例を例証するが、本発明を
限定するものではない。
【0049】実施例1:本出願人は、特に、ポリアルキ
ルシロキサンの主鎖上でのオキシエチレン化およびオキ
シプロピレン化された基の存在の必要性について、従来
から公知の油中水型シリコーン乳化剤からの本発明でな
した選択を実証するため、比較テストを行った。
【0050】次の共通のビヒクルを有する調製物Aない
しEを調製した(量は組成物の全重量に対する重量%で
表す): −ポリアルキルシロキサン 2% −ICI社から「アルラセルP135」の商品 名で販売されている、ポリエチレングリコー ル(30EO)ジポリヒドロキシステアラー ト 2% −ファインテックス社から「フィンソルブ・T N」の商品名で販売されている、C12/C15 アルコールのベンゾアート 6% −シリコーン油 16% −UVスクリーン系 12% −酸化チタン 3% −塩化ナトリウム 1% −グリセロール 4% −金属イオン封鎖剤 0.3% −防腐剤 適量 −水 全体を100%にする量 例外として、ポリアルキルシロキサンを含有する市販品
[「DC3225C」、以下の表(I)を参照]はシリ
コーン油(シクロメチコーン)をさらに含有していると
いう事実により、組成物Bにはシリコーン油(16%)
が添加されていない。
【0051】組成AないしEにおける各ポリアルキルシ
ロキサン組成物を次の表(I)に示す(以下の量は、組
成物の全重量に対するパーセンテージとして、1.8%
の活性物質を得るために必要な市販品のパーセンテージ
に相当する):
【0052】
【表1】
【0053】上述した表(I)において: −「DC・Q2−5200」は、ダウ・コーニング社か
ら供給されている、ポリメチルラウリル/オキシエチレ
ン化・オキシプロピレン化メチルシロキサン(35/
3)(EO/PO 18/18)(CTFA名:ラウリ
ルメチコーン−コポリオール・91% イソステアリル
アルコール・9%)(本発明の乳化剤)であり、 −「DC・3225・C」は、ダウ・コーニング社から
供給されている、ポリジメチル/オキシエチレン化・オ
キシプロピレン化メチルシロキサン(396/4)(E
O/PO 18/18)(CTFA名:シクロメチコー
ン・90% ジメチコーン−コポリオール・10%)
(本発明の乳化剤)であり、 −「シルワックス・WD−IS」は、シルテック(Silt
ech)社から供給されている、イソステアラート基を含
有するオキシエチレン化ポリジメチルシロキサン(CT
FA名:ジメチコーンコポリオールイソステアラート)
(本発明の乳化剤ではない)であり、 −「DC・193」は、ダウ・コーニング社から供給さ
れている、オキシエチレン化ポリジメチルシロキサン
(4/9)(12EO)(CTFA名:ジメチコーンコ
ポリオール)(本発明の乳化剤ではない)であり、 −「ファンコルシル・LIM−3」は、ファンニング・
コーポレーション(Fanning Corporation)社から供給
されている、エイコサノアート基を含有するポリオキシ
エチレン化ポリジメチルシロキサン(CTFA名:ジメ
チコーンコポリオールエイコサノアート)(本発明の乳
化剤ではない)である。
【0054】手順:エマルションAないしEを、ターボ
テスト・レイネリ(Rayneri)パドル撹拌機を使用して
調製した。とりわけポリアルキルシロキサンとポリエチ
レングリコールジポリヒドロキシステアラートを含有す
る脂肪相を60℃まで加熱した。別に、水相を60℃ま
で加熱した。激しく撹拌しつつ、顔料を脂肪相に導入し
た。激しく撹拌を続けながら、続いて水相を脂肪相に徐
々に導入した。最後に得られたエマルションを室温でゆ
っくりを撹拌して冷却した。
【0055】このようにして調製された各々のエマルシ
ョンについて、3つのサンプルを光がない状態で、室
温、45℃および55℃で、それぞれ所定の日数貯蔵し
た。
【0056】調製物の状態および安定性の結果を次の表
(II)に併せて示す[日(d)および時間(h)]:
【表2】
【0057】これらの結果には、本発明の組合せ、すな
わち油中水型乳化特性を有するポリオキシアルキレン化
グリコール脂肪酸エステル型のポリマーと、主鎖にグラ
フトしたポリオキシエチレンおよびポリオキシプロピレ
ンを担持するポリアルキルポリエーテルシロキサンから
なるシリコーン乳化剤により、従来のシリコーン乳化剤
と組合せて、同様のポリエチレングリコールジポリヒド
ロキシステアラートを含有する従来のエマルションと比
べて、45℃で、実際には55℃で15日間貯蔵した後
でも、良好に安定したエマルションが得られることが明
確に示されている。
【0058】実施例2:本発明の油中水型の抗日光用組
成物の具体例を次に示す: −ダウ・コーニング社から「DC・Q2−52 00」の商品名で販売されている、ポリメチ ルラウリル/オキシエチレン化およびオキシ プロピレン化メチルシロキサン(35/3) (18・EO/18・PO) 2% −ICI社から「アルラセル・P・135」の 商品名で販売されている、ポリエチレングリ コール(30EO)ジポリヒドロキシステア ラート 2% −ファインテックス社から「フィンソルブ・T N」の商品名で販売されている、C12/C15 アルコールのベンゾアート 6% −シリコーン油 16% −BASF社から「ユビヌル(Uvinul)・N・ 539」の商品名で販売されている、2−エ チルヘキシル−α−シアノ−β,β’−ジフ ェニルアクリラート 6% −酸化チタン 3% −塩化ナトリウム 1% −グリセロール 4% −金属イオン封鎖剤 0.3% −防腐剤 適量 −水 全体を100%にする量
【0059】この組成物は、実施例1で定めた貯蔵状態
下において特に安定しており、さらに耐水性があった。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−40862(JP,A) 特開 平1−180814(JP,A) 特開 平2−290807(JP,A) 特開 平4−346914(JP,A) 特開 平3−72942(JP,A) 特開 平4−312512(JP,A) 特開 平4−370152(JP,A) 特表 平6−507574(JP,A) 欧州特許出願公開633018(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 A61K 7/40 A61K 9/107

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油中水型乳化系として、 (a)主鎖にグラフトしたポリオキシエチレンおよびポ
    リオキシプロピレン鎖を担持する少なくとも1つのポリ
    アルキルポリエーテルシロキサンと、 (b)ポリ(ヒドロキシル化C12−C20脂肪酸エステ
    ル)ブロックおよび4から50モルまでのエチレンオキ
    シドを含むポリエチレングリコールブロックを含有する
    ABA構造を有する少なくとも1つのブロックポリマ
    ー、 の組合せを含有することを特徴とする化粧料用油中水型
    エマルション。
  2. 【請求項2】 前記ポリマーの脂肪酸エステルが、14
    〜18の炭素原子を有する鎖を示すことを特徴とする請
    求項1記載のエマルション。
  3. 【請求項3】 前記ポリマーのポリエチレングリコール
    ブロックが、20〜40モルのエチレンオキシドを含有
    することを特徴とする請求項1または2に記載のエマル
    ション。
  4. 【請求項4】 前記ポリマーが、30モルのエチレンオ
    キシドを含有するポリエチレングリコールジポリヒドロ
    キシステアラートであることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれか1項に記載のエマルション。
  5. 【請求項5】 前記ポリアルキルポリエーテルシロキサ
    ンが次の一般式(I): 【化1】 [上式(I)中、 −R1およびR4は、同一でも異なっていてもよく、水素
    原子、直鎖状または分枝状でC1−C30のアルキル基ま
    たはフェニル基を表し、 −R2は、同一でも異なっていてもよく、−(Cx2x
    −(OC24a−(OC36b−OR3を表し、 −R3は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、1
    〜12の炭素原子を有する直鎖状または分枝状のアルキ
    ル基、または2〜12の炭素原子を有する直鎖状または
    分枝状のアシル基から選択され、 −nは1〜1000で変化し、 −pは1〜30で変化し、 −aは1〜50で変化し、 −bは1〜50で変化し、 −xは1〜5で変化する]に相当することを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載のエマルショ
    ン。
  6. 【請求項6】 R1およびR4基が同一で、全てメチル基
    を表し、R3基が水素を表すことを特徴とする請求項5
    に記載のエマルション。
  7. 【請求項7】 前記ポリアルキルポリエーテルシロキサ
    ンが、nが396、pが4、aが18およびbが18
    で、30000を越える数平均分子量を有するポリジメ
    チル/オキシエチレン化・オキシプロピレン化メチルシ
    ロキサンであることを特徴とする請求項6に記載のエマ
    ルション。
  8. 【請求項8】 R1基が全てメチル基を表し、R4基が全
    てラウリル基を表すことを特徴とする請求項5に記載の
    エマルション。
  9. 【請求項9】 前記ポリアルキルポリエーテルシロキサ
    ンが、nが35、pが3、aが18およびbが18で、
    25000以上の数平均分子量を有するポリメチルラウ
    リル/オキシエチレン化・オキシプロピレン化メチルシ
    ロキサンであることを特徴とする請求項8に記載のエマ
    ルション。
  10. 【請求項10】 前記ポリアルキルポリエーテルシロキ
    サンが、組成物の全重量に対して0.2重量%〜5重量
    %、好ましくは組成物の全重量に対して0.25重量%
    〜3重量%の範囲内の活性物質含有量でエマルション中
    に存在していることを特徴とする請求項1ないし9のい
    ずれか1項に記載のエマルション。
  11. 【請求項11】 ポリオキシアルキレン化グリコール脂
    肪酸エステル型のポリマーが、組成物の全重量に対して
    0.2重量%〜10重量%、好ましくは組成物の全重量
    に対して0.25重量%〜5重量%の範囲内の含有量で
    エマルション中に存在していることを特徴とする請求項
    1ないし10のいずれか1項に記載のエマルション。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれか1項に
    記載のエマルションの、紫外線から皮膚および/または
    髪を保護することを意図した化粧品用組成物としての、
    またはその調製における使用。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし11のいずれか1項に
    記載のエマルションの、紫外線から皮膚および/または
    髪を保護することを意図した皮膚病用組成物としての、
    またはその調製における使用。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし11のいずれか1項に
    記載の少なくとも1つの油中水型エマルションを含有す
    る化粧品用組成物。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし11のいずれか1項に
    記載の少なくとも1つの油中水型エマルションを含有す
    る皮膚病用組成物。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし11のいずれか1項に
    記載のエマルション、または請求項14に記載の組成物
    を有効量、皮膚および/または髪に適用することを含
    む、紫外線から皮膚および/または髪を保護するための
    美容処理方法。
  17. 【請求項17】 (a)主鎖にグラフトしたポリオキシ
    エチレンおよびポリオキシプロピレン鎖を担持する少な
    くとも1つのポリアルキルポリエーテルシロキサンと、
    (b)ポリ(ヒドロキシル化C12−C20脂肪酸エステ
    ル)ブロックおよび4から50モルまでのエチレンオキ
    シドを含むポリエチレングリコールブロックを含有する
    ABA構造を有する少なくとも1つのブロックポリマー
    の組合せの、化粧料用の油中水型乳化系への使用方法。
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