JP3786432B2 - 1,3,5−トリアジン誘導体とシリコーンコポリオールを含有する水中油型エマルション及びその化粧品への用途 - Google Patents

1,3,5−トリアジン誘導体とシリコーンコポリオールを含有する水中油型エマルション及びその化粧品への用途 Download PDF

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Description

本発明は、i)少なくとも1種の特定の1,3,5−トリアジン誘導体と、ii)シリコーン主鎖にポリオキシアルキレン化基がグラフトして担持された少なくとも1種のポリアルキルポリエーテルシロキサンを含有する新規な水中油型エマルション、及び紫外線、特に太陽光線から、皮膚及び/又は毛髪及び/又は他のケラチン物質を光保護するためのそれらの化粧品用途に関する。
280nmと400nmの間の波長の光線はヒトの表皮を日焼けさせ、UV−B線の名称で知られている280nmと220nmの間の波長を持つ光線は、自然な日焼けに有害な皮膚熱傷と紅斑を引き起こすことが知られている;よって、このUV−B線は遮蔽しなければならない。
また、320nmと400nmの間の波長を持ち、日焼けを起こさせるUV−A線も皮膚に悪い変化を誘発しがちで、特に敏感肌又は太陽光照射に絶えずさらされている皮膚の場合は特にしかりである。UV−A線は、特に、皮膚の弾性を喪失させ、しわを出現せしめ、時期尚早の老化に導く原因となる。UV−A線は紅斑反応の惹起を誘発したり、ある個人にあってはこの反応を増幅させ、光毒性又は光アレルギー反応の原因にもなりうる。よって、UV−A線もまた遮蔽することが望ましい。
皮膚の(UV−A及び/又はUV−Bからの)光保護を意図した多数の化粧品用及び/又は皮膚病用組成物が、現在までに提案されている。
これらの抗日光組成物は、かなり多くの場合、水中油型のエマルション(すなわち、分散させる水性連続相と分散させられた油性非連続相とからなる化粧品的及び/又は皮膚科学的に許容可能なビヒクル)、又は油中水型エマルション(油性連続相に水相が分散したもの)の形態であり、有害な紫外線を選択的に吸収可能な一又は複数の従来の親油性及び/又は親水性の有機遮蔽剤を種々の濃度で含有してなるもので、これらの遮蔽剤(及びその量)は、UV遮蔽剤を用いた場合に紅斑が形成され始めるまでに必要な照射時間の、UV遮蔽剤を用いない場合に紅斑が形成され始めるまでに必要な時間に対する比率を数学的に表した所望の日光保護ファクター(SPF)により選択される。このようなエマルションにおいて、親水性遮蔽剤は水相に、親油性遮蔽剤は脂肪相に存在している。
水中油型エマルションは、特に好ましい感触(水に類似)があり、非脂性のクリーム又はミルクの形態で提供されることから、一般的に、油中水型エマルションよりも消費者に好評であり、これに対し、油中水型エマルションは、適用後に、使用者にとっては好ましくない脂性感を残す。
しかしながら、一般的に抗日光用として使用される水中油型エマルションは、水中油型乳化界面活性剤、例えばポリアルコキシル化脂肪酸、ポリアルコキシル化脂肪アルコール又はある種のアニオン性界面活性剤を使用する必要があり、敏感肌においては刺激を生じるおそれがあった。「高度化粧品調製における汎用水中油型高分子電解質乳化剤(Universal Oil−in−water Polyelectrolyte Emulsifiers for Advanced Cosmetic Product Formulation)」[香料と化粧品(Parfumeries und Kosmetik)第72巻、No.11/91)]と題された論文により想起される従来の乳化界面活性剤が、油/水の界面エネルギーをかなり低減させて乳化させるのに使用されていた。
この欠点を克服するため、従来の乳化界面活性剤の代わりに、O/W型エマルションの安定性を改善することが可能で、敏感肌に対してかなり無害であることから、ある種の増粘及び/又はゲル化剤が使用されている。例えば、カルボポール(Carbopol)型の架橋したポリ(アクリル酸)、ペムレン(Pemulen)TR1等の、脂肪鎖を有する架橋したポリ(アクリル酸)、又は変性もしくは未変性のグアガム及びセルロース、例えばヒドロキシプロピル化グアガム、メチルヒドロキシエチルセルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロースを挙げることができる。しかしながら、これらの増粘及び/又はゲル化剤を含有する水中油型エマルションの安定性はあまり満足のいくものではなかった。
ある種の1,3,5−トリアジン誘導体が、紫外線、特にUV−Bに対する吸収特性を有することは、化粧品において知られている。それらは、欧州特許公開第0517104号、欧州特許公開第0570838号及び欧州特許公開第0796851号に開示されている。また、特にBASF社から「ユビヌル(Uvinul)T150」の商品名で販売されている2,4,6−トリス[p−(2’−エチルヘキシル−1’−オキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジンも知られている。
1,3,5−トリアジン誘導体(すなわち:ユビヌルT150)と水に不溶で非揮発性のシリコーン、例えばポリアルキルポリエーテルシロキサン(すなわち:KF6002)とを組合せて含有する、紫外線の有害な影響から毛髪を光保護するための毛髪用組成物も、日本国特許出願第07033628号において知られている。特に実施例7には、トリアジン・ユビヌルT150、ポリアルキルポリエーテルシロキサン(KF6002)、セチルアルコール及びセチルステアリルトリメチルアンモニウムクロリドを含有する水性のコンディショニング組成物が記載されている。
驚くべきことに、抗日光用途に使用される他の一般的な従来の有機UV遮蔽剤と比較して、これら同様の1,3,5−トリアジン誘導体が、シリコーンにポリオキシアルキレン化基がグラフトして担持されるポリアルキルポリエーテルシロキサンを含有する水中油型エマルションにおいて、安定剤として作用することが見出された。
本出願人は、少なくとも1種の水溶性又は親水性ゲル化及び/又は増粘剤を含有する上述した水中油型エマルションにおいて、シリコーンにポリオキシアルキレン化基がグラフトして担持されるポリアルキルポリエーテルシロキサンと組合せて、以下に詳細に定義するこれら1,3,5−トリアジン誘導体を使用することで、従来の乳化界面活性剤を使用する必要がなく、これら調製物の安定性を実質的に改善可能であることを見出した。
さらに本出願人は、この特定の組合せにより得られる水中油型エマルションにより、幅広い波長の紫外線(UV−A及び/又はUV−B)に対する光保護性と高い日光保護ファクターが得られるように選択された多様な親水性及び親油性サンスクリーン剤を含有可能で、紫外線に対し良好な吸収特性を有する、皮膚及び/又は毛髪及び/又は他のケラチン物質を光保護する化粧品用及び/又は皮膚病用組成物を調製可能であることを見出した。
よって、本発明の主題事項の一つは、i)少なくとも1種の特定の1,3,5−トリアジン誘導体と、ii)シリコーン主鎖にポリオキシアルキレン化基がグラフトして担持された少なくとも1種のポリアルキルポリエーテルシロキサンを含有する水中油型エマルションであって;該エマルションがセチルステアリルトリメチルアンモニウムクロリドを含有しないことを本質的な特徴とする新規のエマルションを提供することにある。
また、本発明の他の主題事項は、太陽光線等の紫外線から、皮膚及び/又は毛髪及び/又は他のケラチン物質、例えば睫毛、眉毛又は爪を保護するための化粧品用及び/又は皮膚病用組成物の製造における、このようなエマルションの用途にある。
さらに本発明の他の主題事項は、本発明の組成物を有効量適用することから本質的になる、太陽光線等の紫外線から、皮膚及び/又は毛髪及び/又は他のヒトのケラチン物質を保護するための美容処理方法にある。
またさらに本発明の他の主題事項は、シリコーン主鎖にポリオキシアルキレン化基がグラフトして担持された少なくとも1種のポリアルキルポリエーテルシロキサンを含有する水中油型エマルションの調製における安定剤としての、トリアジン誘導体の用途にある。
本発明の他の特徴、側面及び利点は、以下の詳細な記載を読むことにより、明らかになるであろう。
本発明の1,3,5−トリアジン誘導体は、次の一般式:
Figure 0003786432
{上式(I)中、
− X1、X2及びX3は、同一でも異なっていてもよく、酸素又は−NR−基を示し;
− R基は、同一でも異なっていてもよく、水素、又は一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基、又は直鎖状又は分枝状のC1−C18アルキル基を示し;
− R1、R2及びR3は、同一でも異なっていてもよく、水素;アルカリ金属;一又は複数のアルキル又はヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいアンモニウム基;直鎖状又は分枝状のC1−C18アルキル基;一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基;OH末端基がメチル化された1〜6のエチレンオキシド単位を含むポリオキシエチレン化基;次の式(II)、(III)又は(IV):
Figure 0003786432
[上式(II)、(III)及び(IV)中、
− R4は水素又はメチル基であり;
− R5はC1−C9アルキル基であり;
− nは0〜3の範囲の整数であり;
− mは1〜10の範囲の整数であり;
− AはC4−C8アルキル基又はC5−C8シクロアルキル基であり;
− Bは直鎖状又は分枝状のC1−C8アルキル基;又はC5−C8シクロアルキル基;一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいアリール基から選択され;
− R6は水素又はメチル基である]
の基から選択される}
に相当するものである。
第1の好ましい種類の1,3,5−トリアジン誘導体は、特に欧州特許公開第0517104号公報(この教示の全体を、これらの生成物の事実上の定義に関し、出典を明記して本明細書に取り込む)に開示されているもので、上述した式(I)に相当し、次の特徴:
− X1、X2及びX3は同一で、酸素を示し;
− R1は、一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基;又は
− BがC1−C4アルキル基であり;
− R6がメチル基である:
上述した式(II)、(III)又は(IV)の基から選択され;
− R2及びR3は、同一でも異なっていてもよく、水素;アルカリ金属;一又は複数のアルキル又はヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいアンモニウム基;直鎖状又は分枝状のC1−C18アルキル基;一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基;又は
− BがC1−C4アルキル基であり;
− R6がメチル基である:
上述した式(II)、(III)又は(IV)の基から選択される;
の全てを示す1,3,5−トリアジン類である。
本発明の第2の好ましい種類の1,3,5−トリアジン誘導体は、特に欧州特許公開第0570838号公報(この教示の全体を、これらの生成物の事実上の定義に関し、出典を明示して本明細書に取り込む)に開示されているもので、式(I)に相当し、次の特徴:
− X1は酸素であり;X2はNH基又は酸素であり;
− X3は−NH−基であり;
− R3は、直鎖状又は分枝状のC1−C18アルキル基;一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基から選択され;
− R1は、水素;アルカリ金属;アンモニウム基;式(IV)の基;直鎖状又は分枝状のC1−C18アルキル基;一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基から選択され;
− X2が−NH−基であるならば、R2は、直鎖状又は分枝状のC1−C18アルキル基;又は一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基から選択され;
− X2が酸素であるならば、R2は、水素;アルカリ金属;アンモニウム基;式(IV)の基;直鎖状又は分枝状のC1−C18アルキル基;又は一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基から選択される:
の全てを示す1,3,5−トリアジン類である。
本発明の第3の好ましい種類の1,3,5−トリアジン誘導体は、特に欧州特許公開第0796851号公報(この教示の全体を、これらの生成物の事実上の定義に関し、出典を明示して本明細書に取り込む)に開示されているもので、式(I)に相当し、次の特徴:
− X1、X2及びX3は同時に−NR−を示し;
− R基は、同一でも異なっていてもよく、水素、もしくは一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基、又は直鎖状又は分枝状のC1−C18アルキル基を示し;
− R1、R2及びR3は、同一でも異なっていてもよく、水素又はR基を示す:
の全てを示す1,3,5−トリアジン類である。
本発明の特に好ましい1,3,5−トリアジンは、次の式:
Figure 0003786432
[上式中、R’は2−エチルヘキシル基を示し、Rはtert−ブチル基を示す]
に相当するものである。
他の特に好ましい1,3,5−トリアジンは、UV−Bに活性がある、それ自体は公知の遮蔽剤である2,4,6−トリス[p−(2’−エチルヘキシル−1’−オキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジンであり、これは固体状の形態で提供され、特にBASF社から「ユビヌルT150」の商品名で販売されている。この製品は、次の式:
Figure 0003786432
[上式中、R’は2−エチルヘキシル基を示す]
に相当する。
1,3,5−トリアジン誘導体又は誘導体類は、一般的に組成物の全重量に対して0.5重量%〜20重量%、好ましくは1重量%〜10重量%の範囲の含有量で、本発明の組成物中に存在する。
本発明の組成物は、主鎖にポリアルコキシル化鎖が担持された、好ましくは主鎖にポリオキシエチレン及び/又はポリオキシプロピレン鎖がグラフトしたポリアルキルポリエーテルシロキサンを含有する。
特に、本発明のポリアルキルポリエーテルシロキサンは、次の一般式(V):
Figure 0003786432
[上式(V)中、
− R7及びR9は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、直鎖状又は分枝状のC1−C30アルキル基又はフェニル基を表し、
− R8は、同一でも異なっていてもよく、
−(CX2X)−(OC24a−(OC36b−OR10
を表し、
− R10は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、1〜12の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキル基、又は2〜12の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアシル基から選択され、
− nは0〜1000の間で変化し、
− pは1〜30の間で変化し、
− aは1〜50の間で変化し、
− bは0〜50の間で変化し、
− xは1〜5の間で変化する]
の化合物から選択される。
シリコーン化合物の数平均分子量は、一般的に15000以上、好ましくは20000〜40000である。
本発明の組成物に特に適切な第1の種類のポリアルキルポリエーテルシロキサンは、上述した式(V)において、R7及びR9基が同一であり、全てメチル基を表し、R10基が水素を表すものに相当する化合物である。
この種に属するシリコーン化合物の例として、例えば、「DC193」の名称でダウ・コーニング社(Dow Corning)から供給されているオキシエチレン化ポリジメチルシロキサン(9/4)(12EO);又はダウ・コーニング社から「シリコーンDC3225C」の商品名で販売されている、30000を越える数平均分子量を有し、nが396でpが4である、オキシエチレン化及びオキシプロピレン化ポリジメチル/メチルシロキサン(EO/PO 18/18)(CTFA名:シクロメチコーン90%、ジメチコーンコポリオール10%)を挙げることができる。
上述した定義及び以下の本明細書中において、EOはエチレンオキシド1モルを表し、POはプロピレンオキシド1モルを表す。
本発明の組成物に特に適切な第2の種類のポリアルキルポリエーテルシロキサンは、上述した式(V)において、R7基が全てメチコーン基を表し、R9基が全てラウリル基を表すものに相当する化合物である。
特に好ましい第2の種類の化合物は、ダウ・コーニング社から「DC・Q2−5200」の商品名で販売されている、25000を越える数平均分子量を有し、nが35でpが3である、オキシエチレン化−オキシプロピレン化ポリメチルラウリル/メチルシロキサン(EO/OP 18/18)(CTFA名:ラウリルメチコーンコポリオール91%、イソステアリルアルコール9%)である。
本発明のポリアルキルポリエーテルシロキサン又はポリアルキルポリエーテルシロキサン類は、一般的に組成物の全重量に対して0.2重量%〜5重量%、好ましくは0.25重量%〜3重量%の割合の活性物質で、本発明の組成物中に存在する。
本発明の水中油型エマルションは、少なくとも1種の水溶性又は親水性の増粘及び/又はゲル化剤を一般的に含有する。それらは、好ましくは、組成物の全重量に対して0.5重量%未満の従来の乳化界面活性剤を含有するが、特に好ましくは従来の乳化界面活性剤を含有しない。
使用可能な増粘及び/又はゲル化剤として:
− 藻類抽出物、例えば寒天、カラゲーニン及びアルギナート;
− 種子抽出物、例えばローカストビーンガム、グアガム及びそれらの誘導体;
− 植物滲出液、例えばアラビアガム、カラヤガム、トラガカントガム又はガティーガム(ghatti gum);
− 微生物滲出液、例えばキサンタンガム;
− セルロース又はその誘導体、例えばカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース又はヒドロキシエチルセルロース、並びに特にアルキル基がグラフトすることにより変性したセルロース;
− 果実抽出物、例えばペクチン;
− 動物由来のゲル化剤、例えばカゼイン塩;
− 合成ポリマー;
− シリコン誘導体、例えば合成ヘクトライト、例えばワーベリー社(Waverly)から販売されている製品の「ラポナイト(Laponite)RD及びRDS」、又はケイ酸アルミニウムマグネシウム、例えばヴァンダービルト社(Vanderbilt)から販売されている製品の「ビーガム(Veegum)」;
− 上述した化合物の混合物;
を挙げることができる。
好ましい合成の増粘及び/又はゲル化ポリマーは:
(a)糖系列アルコールのアリルエーテルにより架橋したアクリル酸のホモポリマー、例えばグッドリッチ社(Goodrich)からカルボポール980、981、954、2984及び5984の名称で販売されている製品、又は3VSA社からシンタレン(Synthalen)M及びシンタレンKの名称で販売されている製品;
(b)(メタ)アクリル酸のC10−C30エステルフラクションを少量と、アクリル酸フラクションを多量に含有する架橋したコポリマー、例えばグッドリッチ社からペムレン(Pemulen)TR1、ペムレンTR2及びカルボポール1342の商品名で販売されている製品(欧州特許公開第268164号公報において開示され調製されている);
(c)2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸の架橋したホモポリマー、例えば欧州特許公開第0815828号に記載されているもの、及び部分的又は完全に中和された(塩基、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム又はアミンの添加による)それらのアクリルアミドとの架橋したコポリマー、例えば欧州特許公開第503853号公報の実施例1に開示されている製品;
(d)アクリル酸アンモニウムのホモポリマー、例えばヘキスト社(Hoechst)からミクロサップ(Microsap)PAS5193の名称で販売されている製品、又はアクリル酸アンモニウムとアクリルアミドのコポリマー、例えばヘキスト社から販売されている製品であるPAS5193又はボゼポール(Bozepol)Cヌーヴォー(新規)の名称で販売されてる製品(仏国特許第2416723号、米国特許第2923692号及び米国特許第2798053号公報において開示されされ調製されている);
(e)塩化メチルで第4級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルのホモポリマー、例えばアライド・コロイヅ社(Allied Colloids)からサルケア(Salcare)95及びサルケア96の名称で販売されている製品、又はアクリルアミド、及び塩化メチルで第4級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルのコポリマー、例えばアライド・コロイヅ社から販売されている製品であるサルケアSC92、又はヘキスト社から販売されている製品であるPAS5194(欧州特許公開第395282号公報において開示され調製されている);
から選択される。
増粘及び/又はゲル化剤は、組成物の全重量に対して、好ましくは0.1〜10重量%、特に0.1〜5重量%の範囲の濃度で使用される。
本発明の組成物は、一又は複数の脂肪物質を含み得る脂肪相をさらに含有し、これらの脂肪物質は油及び/又はロウ及び/又はそれらの混合物からなり得るものである。「油」という用語は室温で液状の化合物を意味すると理解される。「ロウ」という用語は、室温で固体又は実質的に固体で、一般的に35℃を越える融点を有する化合物を意味すると理解されるものである。
油としては、鉱物性油(ワセリン)、植物性油[スイートアルモンド油、マカダミア油、クロフサスグリ種油又はホホバ油]、合成油、例えばペルヒドロスクワレン、脂肪アルコール、酸又はエステル[例えば、ファインテックス社(Finetex)から「フィンソルブ(Finsolv)TN」の商品名で販売されているC12−C15アルコールのベンゾアート、パルミチン酸オクチル、ラノリン酸イソプロピル、又はカプリン及び/又はカプリル酸のものを含むトリグリセリド類]、又はオキシエチレン化又はオキシプロピレン化された脂肪エステル及びエーテル、フッ化油、又はポリアルキレン類、例えばポリデセン類を挙げることができる。
ロウ状化合物としては、パラフィンロウ、カルナウバロウ、ミツロウ及び硬化ヒマシ油を挙げることができる。
また、脂肪相は揮発性又は非揮発性のシリコーン油、例えばシクロメチコーン又はジメチコーンをさらに含有してもよい。例えば、ダウ・コーニング社から「DC245フルイド(Fluid)」又は「DC246フルイド」の商品名で販売されているシクロメチコーンのような揮発性のシリコーン油を、本発明の組成物に使用することができる。
もちろん、本発明が目的としている化粧品用及び/又は皮膚病用組成物は、UV−A及び/又はUV−Bに活性のある一又は複数の親水性又は親油性サンスクリーン剤(吸収剤)を含有してもよい。これらの遮蔽剤は、特に、ケイ皮酸誘導体、サリチル酸誘導体、ジベンゾイルメタン誘導体、ベンジリデンショウノウ誘導体、ベンゾイミダゾール誘導体、ベンゾフェノン誘導体、β,β’−ジフェニルアクリラート誘導体、p−アミノ安息香酸誘導体、又は特許出願国際公開第93/04665号に開示されている遮蔽シリコーン類及び遮蔽ポリマー類から選択することができる。有機遮蔽剤の他の例は、欧州特許公開第0487404号に示されている。
本発明で特に使用可能な親水性遮蔽剤としては、メルク(Merck)社から「ユーソレックス(Eusolex)232」の商品名で販売されている、2−フェニルベンゾイミダゾール−5−スルホン酸及びベンゼン−1,4−ジ(3−メチリデン−10−ショウノウスルホン酸)を挙げることができる。
本発明で特に使用可能な親油性遮蔽剤としては、ジボーダン社(Givaudan)から「パーソル(Parsol)1789」の商品名で販売されている4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、及び/又はBASF社から「ユビヌルN539」の商品名で販売されている2−メチルヘキシル−α−シアノ−β,β−ジフェニルアクリラートを挙げることができる。
親水性遮蔽剤又は遮蔽剤類は、組成物の全重量に対して0.1〜20重量%、好ましくは0.2〜10重量%で変わり得る含有量で、本発明の最終組成物中に存在する。親水性遮蔽剤又は遮蔽剤類は、組成物の全重量に対して0.5〜30重量%、好ましくは0.5〜20重量%で変わり得る含有量で、本発明の最終組成物中に存在する。
本発明の化粧品用及び/又は皮膚病用組成物は、被覆された又は被覆されていない金属酸化物の顔料類又は微小顔料類(一次粒子の平均径:一般的に5nm〜100nm、好ましくは10〜50nm)、例えば、酸化チタン(アモルファス又はルチル及び/又はアナターゼ型の結晶)、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム又は酸化セリウムの微小顔料類で、紫外線を物理的にブロック(反射及び/又は散乱)することにより作用し、それ自体よく知られているすべての光保護剤を、さらに含有してもよい。さらに従来のコーティング剤は、アルミナ及び/又はステアリン酸アルミニウム又はシリコーン類である。このような、被覆された又は被覆されていない金属酸化物の微小顔料類は、特に、欧州特許公開第0518772号及び欧州特許公開第0518773号に開示されている。
微小顔料類は、組成物の全重量に対して0.1〜20重量%、好ましくは0.2〜10重量%で変わり得る含有量で、本発明の最終組成物中に存在し得る。
また、本発明の組成物は、人工的に皮膚を日焼けした状態にする、及び/又は褐色にするための薬剤(自己サンタン剤)、例えばジヒドロキシアセトン(DHA)をさらに含有してもよい。
また、本発明の組成物は、特に、有機溶剤、柔軟剤、酸化防止剤、抗フリーラジカル剤、不透明化剤、安定化剤、エモリエント、α−ヒドロキシ酸、消泡剤、保湿剤、ビタミン類、香料、防腐剤、界面活性剤、フィラー、金属イオン封鎖剤、ポリマー類、噴霧剤、塩基性化又は酸性化剤、染料、又は化粧品及び/又は皮膚科学の分野、特にエマルション形態の抗日光組成物の製造において通常使用されている任意の他の成分から選択される従来の化粧品用及び/又は皮膚病用アジュバントをさらに含有してもよい。
もちろん、当業者であれば、本発明の2つの組合せに固有の有利な性質が、考慮される添加により、全く又は実質的に悪影響を受けないように、上述した任意の付加的な化合物又は化合物類及び/又はそれらの量を注意して選択するであろう。
本発明の組成物は、当業者によく知られた、水中油型エマルションの調製技術により、調製することができる。
本発明の化粧品用及び/又は皮膚病用組成物は、メークアップ用品又は抗日光組成物として、ヒトの表皮及び/又は毛髪及び/又は他のヒトのケラチン物質、例えば睫毛、眉毛又は爪を紫外線から保護するための組成物として使用することができる。
次に本発明の実施例を例証するが、これは本発明を限定するものではない。
実施例1:水中油型エマルション
− BASF社から「ユビヌルT150」の名称で販売さ
れている2,4,6−トリス[p−(2’−エチルヘキシ
ル−1’−オキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−
トリアジン 2.5重量%
− ダウ・コーニング社から「DC193」の名称で供給
されているオキシエチレン化ポリジメチルシロキサン(9
/4)(12EO) 1.5重量%
− セピック社(SEPPIC)から「セピゲル(Sepigel)305
」の名称で販売されている架橋した2−アクリルアミド−
2−メチルプロパンスルホン酸/アクリルアミドのコポリ
マー 4.0重量%
− ファインテックス社から「フィンソルブTN」の商品
名で販売されているC12/C15アルコールのベンゾアート 25重量%
− 保湿剤 12重量%
− 変性アルコール 4.5重量%
− 防腐剤 適量
− 精製水 全体を100重量%にする量
調製物は、2000回転/分で30分間、遠心分離機にかけた後でも明確に相分離せず、45℃で2ヶ月間保管した後でも安定している。
実施例2:(本発明の一部を形成しない):水中油型エマルション
− ダウ・コーニング社から「DC193」の名称で供給
されているオキシエチレン化ポリジメチルシロキサン(9
/4)(12EO) 1.5重量%
− セピック社から「セピゲル305」の名称で販売され
ている架橋した2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸/アクリルアミドのコポリマー 4.0重量%
− ファインテックス社から「フィンソルブTN」の商品
名で販売されているC12/C15アルコールのベンゾアート 27.5重量%
− 保湿剤 12重量%
− 変性アルコール 4.5重量%
− 防腐剤 適量
− 精製水 全体を100重量%にする量
調製物は、3000回転/分で30分間遠心分離機にかけた後に相分離し、45℃で2ヶ月間保管した後も相分離が観察される。
実施例3:抗日光組成物
− BASF社から「ユビヌルT150」の名称で販売さ
れている2,4,6−トリス[p−(2’−エチルヘキシ
ル−1’−オキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−
トリアジン 2.0重量%
− BASF社から「ユビヌルT539」の商品名で販売
されている2−エチルヘキシ−α−シアノ−β,β−ジフ
ェニルアクリラート 10重量%
− ジボーダン社から「パーソルMCX」の商品名で販売
されているメトキシケイ皮酸オクチル 5.0重量%
− ベンゼン−1,4−ジ(3−メチリデン−10−ショ
ウノウスルホン酸) 0.5重量%
− イソノナン酸イソノニル 2.0重量%
− 次の式:
Figure 0003786432
のベンゾトリアゾール遮蔽シリコーン 3重量%
− ダウ・コーニング社から「ダウ・コーニングDC14
03フルイド」の名称で販売されているα,ω−ジヒドロ
キシル−ポリジメチルシロキサン/ポリジメチルシロキ
サンの混合物 4.0重量%
− ダウ・コーニング社から「DC193」の名称で供給
されているオキシエチレン化ポリジメチルシロキサン(9
/4)(12EO) 1.5重量%
−ヘンケル社(Henkel)から「ミリトール(Myritol)331
」の名称で販売されているココグリセリド(cocoglyceride
s) 3.0重量%
− セピック社から「セピゲル305」の名称で販売され
ている架橋した2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸/アクリルアミドのコポリマー 4.0重量%
− 保湿剤 12重量%
− 防腐剤 適量
− トリエタノールアミン pH7にする量
− 精製水 全体を100重量%にする量
調製物は、3000回転/分で30分間、遠心分離機にかけた後でも明確に相分離せず、45℃で2ヶ月間保管した後でも安定している。
実施例4(本発明の一部を形成しない):抗日光組成物
− BASF社から「ユビヌルN539」の商品名で販売
されている2−エチルヘキシル−α−シアノ−β,β−ジ
フェニルアクリラート 10重量%
− ジボーダン社から「パーソルMCX」の商品名で販売
されているメトキシケイ皮酸オクチル 7.0重量%
− ベンゼン−1,4−ジ(3−メチリデン−10−ショ
ウノウスルホン酸) 0.5重量%
− イソノナン酸イソノニル 2.0重量%
− 次の式:
Figure 0003786432
のベンゾトリアゾール遮蔽シリコーン 3重量%
− ダウ・コーニング社から「ダウ・コーニングDC14
03フルイド」の名称で販売されているα,ω−ジヒドロ
キシル−ポリジメチルシロキサン/ポリジメチルシロキ
サンの混合物 4.0重量%
− ダウ・コーニング社から「DC193」の名称で供給
されているオキシエチレン化ポリジメチルシロキサン(9
/4)(12EO) 1.5重量%
−ヘンケル社から「ミリトール331」の名称で販売され
ているココグリセリド 3.0重量%
− セピック社から「セピゲル305」の名称で販売され
ている架橋した2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸/アクリルアミドのコポリマー 4.0重量%
− 保湿剤 12重量%
− 防腐剤 適量
− トリエタノールアミン pH7にする量
− 精製水 全体を100重量%にする量
調製物は、45℃で2ヶ月間保管した後に分離する。実施例4において、トリアジン誘導体(2重量%)をメトキシケイ皮酸オクチルに代えることによって、シリコーンコポリオールを含有する水中油型エマルションを安定にすることはできない。
実施例5:抗日光組成物
− BASF社から「ユビヌルT150」の名称で販売さ
れている2,4,6−トリス[p−(2’−エチルヘキシ
ル−1’−オキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−
トリアジン 1.0重量%
− BASF社から「ユビヌルN539」の商品名で販売
されている2−エチルヘキシル−α−シアノ−β,β−ジフ
ェニルアクリラート 2.1重量%
− ジボーダン社から「パーソル1789」の商品名で販
売されている4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾ
イルメタン 0.9重量%
− ベンゼン−1,4−ジ(3−メチリデン−10−ショ
ウノウスルホン酸) 0.5重量%
− ヘプタン酸ステアリル 2.0重量%
− 二酸化チタン[ケンミラ社(Kenmira)のUVチタンM
160] 0.5重量%
− グッドリッチ社から「ペムレンTR−1」の商品名で
販売されているアクリル酸/C10−C30アクリル酸アルキ
ルのコポリマー 0.4重量%
− ロシェ社(Roche)から「アンフィソール(Amphisol)K
」の商品名で販売されてるKヘキサデシルホスファート 0.2重量%
− ダウ・コーニング社から「DC3225C」の名称で
供給されているオキシエチレン化−オキシプロピレン化ポ
リジメチル/メチルシロキサン(396/4)(EO/P
O 18/18) 1.0重量%
− 揮発性シリコーン 5.0重量%
− ソルスパース(Solsperse)21000の名称で販売さ
れている12−ヒドロキシステアリン酸のステアラートオリ
ゴマー 0.05重量%
− ファインテック社から「フィンソルブTN」の商品名
で販売されているC12/C15アルコールのベンゾアート 6.0重量%
− 保湿剤 12重量%
− 防腐剤 適量
− トリエタノールアミン pH7にする量
− 精製水 全体を100重量%にする量
調製物は、3000回転/分で30分間、遠心分離機にかけた後でも明確に相分離せず、45℃で2ヶ月間保管した後でも安定している。
実施例6(本発明の一部を形成しない):抗日光組成物
− BASF社から「ユビヌルN539」の商品名で販売
されている2−エチルヘキシル−α−シアノ−β,β−ジ
フェニルアクリラート 2.1重量%
− ジボーダン社から「パーソル1789」の商品名で販
売されている4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾ
イルメタン 0.9重量%
− ベンゼン−1,4−ジ(3−メチリデン−10−ショ
ウノウスルホン酸) 0.5重量%
− ヘプタン酸ステアリル 2.0重量%
− 二酸化チタン[ケンミラ社のUVチタンM160] 0.5重量%
−グッドリッチ社から「ペムレンTR−1」の商品名で販
売されているアクリル酸/C10−C30アクリル酸アルキル
のコポリマー 0.4重量%
− ロシェ社から「アンフィソールK」の商品名で販売さ
れてるKヘキサデシルホスファート 0.2重量%
− ダウ・コーニング社から「DC3225C」の名称で
供給されているオキシエチレン化−オキシプロピレン化ポ
リジメチル/メチルシロキサン(396/4)(EO/PO
18/18) 1.0重量%
− 揮発性シリコーン 5.0重量%
− ソルスパース21000の名称で販売されている12
−ヒドロキシステアリン酸のステアラートオリゴマー 0.05重量%
− ファインテックス社から「フィンソルブTNの商品名
で販売されているC12/C15アルコールのベンゾアート 7.0重量%
− 保湿剤 12重量%
− 防腐剤 適量
− トリエタノールアミン pH7にする量
− 精製水 全体を100重量%にする量
調製物は、3000回転/分で30分間遠心分離機にかけた後に相分離する。

Claims (26)

  1. 水溶性又は親水性増粘剤及び/又はゲル化剤と、
    の式:
    Figure 0003786432
    {上式(I)中、
    − X1、X2及びX3は、同一でも異なっていてもよく、酸素又は−NR−基を示し;
    − R基は、同一でも異なっていてもよく、水素、又は一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基、又は直鎖状又は分枝状のC1−C18アルキル基を示し;
    − R1、R2及びR3は、同一でも異なっていてもよく、水素;アルカリ金属;一又は複数のアルキル又はヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいアンモニウム基;直鎖状又は分枝状のC1−C18アルキル基;一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基;OH末端基がメチル化された1〜6のエチレンオキシド単位を含むポリオキシエチレン化基;次の式(II)、(III)又は(IV):
    Figure 0003786432
    [上式(II)、(III)及び(IV)中、
    − R4は水素又はメチル基であり;
    − R5はC1−C9アルキル基であり;
    − nは0〜3の範囲の整数であり;
    − mは1〜10の範囲の整数であり;
    − AはC4−C8アルキル基又はC5−C8シクロアルキル基であり;
    − Bは直鎖状又は分枝状のC1−C8アルキル基;又はC5−C8シクロアルキル基;一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいアリール基から選択され;
    − R6は水素又はメチル基である]
    の基から選択される}
    の1,3,5−トリアジン誘導体と
    リコーン主鎖にポリオキシアルキレン化基がグラフトして担持されたポリアルキルポリエーテルシロキサンとを含有すると共に、上記ポリアルキルポリエーテルシロキサン以外の乳化界面活性剤の量が0.5重量%未満であり、かつセチルステアリルトリメチルアンモニウムクロリドを含有していない水中油型エマルション
  2. 式(I)の1,3,5−トリアジン誘導体が、次の特徴:
    − X1、X2及びX3は同一で、酸素を示し;
    − R1は、一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基;又は
    − BがC1−C4アルキル基であり;
    − R6がメチル基である:
    上述した式(II)、(III)又は(IV)の基から選択され;
    − R2及びR3は、同一でも異なっていてもよく、水素;アルカリ金属;一又は複数のアルキル又はヒドロキシアルキル基で置換されていてもよいアンモニウム基;直鎖状又は分枝状のC1−C18アルキル基;一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基;又は
    − BがC1−C4アルキル基であり;
    − R6がメチル基である:
    上述した式(II)、(III)又は(IV)の基から選択される;
    の全てを示すことを特徴とする請求項1に記載のエマルション。
  3. 式(I)の1,3,5−トリアジン誘導体が、次の特徴:
    − X1は酸素であり;X2はNH基又は酸素であり;
    − X3は−NH−基であり;
    − R3は、直鎖状又は分枝状のC1−C18アルキル基;一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基から選択され;
    − R1は、水素;アルカリ金属;アンモニウム基;式(IV)の基;直鎖状又は分枝状のC1−C18アルキル基;又は一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基から選択され;
    − X2が−NH−基であるならば、R2は、直鎖状又は分枝状のC1−C18アルキル基;又は一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基から選択され;
    − X2が酸素であるならば、R2は、水素;アルカリ金属;アンモニウム基;式(IV)の基;直鎖状又は分枝状のC1−C18アルキル基;又は一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基から選択される:
    の全てを示すことを特徴とする請求項1に記載のエマルション。
  4. 式(I)の1,3,5−トリアジン誘導体が、次の特徴:
    − X1、X2及びX3は同時に−NR−を示し;
    − R基は、同一でも異なっていてもよく、水素、又は一又は複数のC1−C4アルキル基で置換されていてもよいC5−C12シクロアルキル基、又は直鎖状又は分枝状のC1−C18アルキル基を示し;
    − R1、R2及びR3は、同一でも異なっていてもよく、水素又はR基を示す:
    の全てを示すことを特徴とする請求項1に記載のエマルション。
  5. 1,3,5−トリアジン誘導体が次の式:
    Figure 0003786432
    [上式中、R’は2−エチルヘキシル基を示し、Rはtert−ブチル基を示す]
    に相当するものであることを特徴とする請求項1に記載のエマルション。
  6. 1,3,5−トリアジン誘導体が次の式:
    Figure 0003786432
    [上式中、R’は2−エチルヘキシル基を示す]
    に相当するものである請求項1に記載のエマルション。
  7. 1,3,5−トリアジン誘導体が、組成物の全重量に対して0.5〜20重量%範囲の含有量で存在していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のエマルション。
  8. ポリアルキルポリエーテルシロキサンが、主鎖にポリオキシエチレン及び/又はポリオキシプロピレン鎖がグラフトしたものを含むことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のエマルション。
  9. ポリアルキルポリエーテルシロキサンが次の一般式(V):
    Figure 0003786432
    [上式(V)中、
    − R7及びR9は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、直鎖状又は分枝状のC1−C30アルキル基又はフェニル基を表し、
    − R8は、同一でも異なっていてもよく、
    −(CX2X)−(OC24a−(OC36b−OR10
    を表し、
    − R10は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、1〜12の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキル基、又は2〜12の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアシル基から選択され、
    − nは1〜1000の間で変化し、
    − pは1〜30の間で変化し、
    − aは1〜50の間で変化し、
    − bは0〜50の間で変化し、
    − xは1〜5の間で変化する]
    の化合物から選択されることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のエマルション。
  10. ポリアルキルポリエーテルシロキサンが15000以上数平均分子量を有することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載のエマルション。
  11. ポリアルキルポリエーテルシロキサンが、式(V)において、R7及びR9基が同一であり全てメチル基を表し、R10基が水素を表すものに相当することを特徴とする請求項9又は10に記載のエマルション。
  12. ポリアルキルポリエーテルシロキサンが、式(V)において、R7基が全てメチル基を表し、R9基が全てラウリル基を表すものに相当することを特徴とする請求項9又は10に記載のエマルション。
  13. ポリアルキルポリエーテルシロキサンが、組成物の全重量に対して0.2重量%〜5重量%範囲内の割合の活性物質で存在していることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載のエマルション。
  14. 増粘及び/又はゲル化剤が
    − 藻類抽出物;
    − 種子抽出物;
    − 植物滲出液;
    − 微生物滲出液;
    − セルロース又はその誘導体、並びに変性セルロース;
    − 食物抽出物;
    − 動物由来のゲル化剤;
    − 合成ポリマー;
    − シリコン誘導体;
    − 上述した化合物の混合物;
    から選択されることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載のエマルション。
  15. 増粘及び/又はゲル化ポリマーが:
    (a)糖系列アルコールのアリルエーテルにより架橋したアクリル酸のホモポリマー;
    (b)(メタ)アクリル酸のC10−C30エステルフラクションを少量と、アクリル酸フラクションを多量に含有する架橋したコポリマー;
    (c)2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸の架橋したホモポリマー及び部分的又は完全に中和されたそれらのアクリルアミドとの架橋したコポリマー;
    (d)アクリル酸アンモニウムのホモポリマー又はアクリル酸アンモニウムとアクリルアミドのコポリマー;
    (e)塩化メチルで第4級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルのホモポリマー又はアクリルアミド及び塩化メチルで第4級化されたメタクリル酸ジメチルアミノエチルのコポリマー;
    から選択されることを特徴とする請求項14に記載のエマルション。
  16. 増粘及び/又はゲル化剤が、組成物の全重量に対して0.1〜10重量%範囲の濃度で使用されることを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載のエマルション。
  17. 請求項1ないし16のいずれか1項に記載の水中油型エマルションからなり、紫外線から皮膚及び/又は毛髪及び/又は他のヒトのケラチン物質を光保護するための化粧品用及び/又は皮膚病用組成物、又はその製造に使用される保護剤。
  18. 請求項1ないし16のいずれか1項に記載の少なくとも1種の水中油型エマルションを含有する化粧品用及び/又は皮膚病用組成物。
  19. UV−A又はUV−B用の一又は複数の親水性又は親油性の付加的な遮蔽剤を含有することを特徴とする請求項18に記載の組成物。
  20. 付加的な遮蔽剤が、ケイ皮酸誘導体、サリチル酸誘導体、ジベンゾイルメタン誘導体、ベンジリデンショウノウ誘導体、ベンゾイミダゾール誘導体、ベンゾフェノン誘導体、β,β’−ジフェニルアクリラート誘導体、p−アミノ安息香酸誘導体、又は遮蔽シリコーン類及び遮蔽ポリマー類から選択されることを特徴とする請求項19に記載の組成物。
  21. 付加的な親水性の遮蔽剤が、ベンゼン−1,4−ジ(3−メチリデン−10−ショウノウスルホン酸)及び/又は2−フェニルベンゾイミダゾール−5−スルホン酸であることを特徴とする請求項19又は20に記載の組成物。
  22. 付加的な親油性の遮蔽剤が、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン及び/又は2−エチルヘキシル−α−シアノ−β,β−ジフェニルアクリラートであることを特徴とする請求項19又は20に記載の組成物。
  23. 少なくとも1種の被覆された又は被覆されていない金属酸化物の顔料又は微小顔料をさらに含有することを特徴とする請求項19ないし22のいずれか1項に記載の組成物。
  24. 人工的に皮膚を日焼けした状態にする、及び/又は褐色にするための少なくとも1種の薬剤をさらに含有することを特徴とする請求項19ないし22のいずれか1項に記載の組成物。
  25. 請求項1ないし16のいずれか1項に記載の水中油型エマルション、又は請求項18ないし24のいずれか1項に記載の組成物を有効量、皮膚及び/又は毛髪及び/又は他のヒトのケラチン物質に適用することからなる、紫外線から皮膚及び/又は毛髪及び/又は他のヒトのケラチン物質を保護するための美容処理方法。
  26. 請求項1及び請求項8ないし12のいずれか1項に記載の、シリコーン鎖にポリオキシアルキレン基がグラフトして担持された少なくとも1種のポリアルキルポリエーテルシロキサンを含有する水中油型エマルションの調製に使用され、請求項1ないし6のいずれか1項に記載1,3,5−トリアジン誘導体からなる安定剤。
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