JP3218025B2 - 回線切替装置 - Google Patents

回線切替装置

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JP3218025B2
JP3218025B2 JP18199899A JP18199899A JP3218025B2 JP 3218025 B2 JP3218025 B2 JP 3218025B2 JP 18199899 A JP18199899 A JP 18199899A JP 18199899 A JP18199899 A JP 18199899A JP 3218025 B2 JP3218025 B2 JP 3218025B2
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宏仁 三浦
重昭 鈴木
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株式会社日立テレコムテクノロジー
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、専用線に障害が生
じた際に、その専用線をバックアップする回線切替装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の回線切替装置においては、専用線
の障害を判定するための条件を予めメモリに記憶させて
おき、専用線に異常が発生したことを認識した場合、そ
のメモリを参照して障害の判定を行ない、そして、その
判定結果に基づいて通信回線のバックアップ制御を行な
っていた。
【0003】なお、この様な技術については、特開平1
−231534号公報等に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、専用
線の障害を判定するための条件が予め定められており、
その判定の条件を変更することが容易にできない。した
がって、ユーザー側の使用方法が制限されていた。
【0005】本発明は、上記した問題点に鑑み、様々な
ケースに対応して障害を検出することができ、より自由
度の高いバックアップ制御ができる回線切替装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、専用線及び公
衆回線に接続されており、当該専用線が障害のとき、通
信回線を当該専用線から当該公衆回線に切替える回線
切替装置であって、前記専用線障害時のバックアップ方
法が、自動的にバックアップする第1のバックアップ方
法か、又は、前記公衆回線に接続されたリモート制御装
置に障害を通知し、当該リモート制御手段の制御下でバ
ックアップする第2のバックアップ方法かを選択する選
択手段と、前記選択手段で選択されたバックアップ方法
を記憶する記憶手段と、前記専用線の障害を判定する障
害判定手段と、前記障害判定手段で前記専用線が障害で
あると判定した場合において、前記記憶手段に記憶され
たバックアップ方法が前記第1のバックアップ方法のと
きは、自動的に通信回線を前記専用線から前記公衆回線
に切り替えし、また、前記記憶手段に記憶されたバック
アップ方法が前記第2のバックアップ方法のときは、前
記公衆回線を介して前記リモート制御装置に前記専用線
の障害を通知し、当該リモート制御装置から切替指示を
受けた後、通信回線を前記専用線から前記公衆回線に切
り替えするバ ックアップ制御手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0007】即ち、障害時にバックアップする方法を選
択する選択手段から、所望の方法を選択できるように
し、その方法を記憶手段に記憶させる。制御手段は、そ
の記憶手段に記憶されている内容に基づいて、障害が発
生したとき、バックアップ制御を行う。
【0008】これによって、様々なケースに対応した、
より自由度の高いバックアップ制御が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0010】§1.システム構成 図1は、本発明の回線切替装置を適用したシステム構成
を示す図である。図1において、回線切替装置(LSC
−A)10は、2台のデータ端末装置(DTE)11及
び12と、2つのモデム装置13及び14とを接続して
いる。また、回線切替装置10はISDN網30と接続
されている。一方、回線切替装置(LSC−B)20
は、回線切替装置10と同様に、2台のデータ端末装置
(DTE)21及び22と、2つのモデム装置23及び
24とを接続している。また、回線切替装置20はIS
DN網30と接続されている。
【0011】回線切替装置10に接続されているモデム
装置13は、回線切替装置20に接続されているモデム
装置24と専用線31で接続され、同様に、モデム装置
14とモデム装置23とが専用線32で接続されてい
る。
【0012】なお、ISDN網30と回線切替装置10
及び20との間の回線33及び34は、2つの64Kb
psの通信速度を有する通話チャネル(Bチャネル)と
1つの16Kbpsの通信速度を有する制御チャネル
(Dチャネル)とから構成される2B+Dの、いわゆ
る、ISDN基本インタフェースとなっている。
【0013】この様な構成において、通常の状態の場
合、データ端末装置11は、回線切替装置10、モデム
装置13、専用線31、モデム装置24、及び回線切替
装置20を経由して、データ端末装置22と接続され、
データ端末装置11とデータ端末装置22とが通信の状
態となっている。
【0014】同様に、データ端末装置12は、回線切替
装置10、モデム装置14、専用線32、モデム装置2
3、及び回線切替装置20を経由して、データ端末装置
21と接続され、データ端末装置12とデータ端末装置
21とが通信の状態となっている。
【0015】ここで、例えば、専用線31に断線などの
異常が発生した場合、回線切替装置10もしくは回線切
替装置20のいずれかでそれを検出する。例えば、回線
切替装置10が異常を検出すると、ISDN網30に発
呼し、ISDN網30を介して、回線切替装置10と回
線切替装置20とが接続される。その後、回線切替装置
10及び回線切替装置20の各々は回線の切替動作を行
なう。そして、データ端末装置11は、回線切替装置1
0、回線33、ISDN網30、回線34、及び回線切
替装置20を経由してデータ端末装置22と接続され、
データ端末装置11とデータ端末装置22との通信が行
なわれる。
【0016】この様に、専用線に障害が生じた際、例え
ば、ISDN網などの公衆網を用いて回線のバックアッ
プを行なうことができる。
【0017】図2は、図1に示す構成にリモート制御装
置(RMC)40を付加した、第2のシステム構成を示
す図である。図2において、リモート制御装置40は回
線35によってISDN網30に接続されている。
【0018】リモート制御装置40は、回線切替装置1
0及び20の状態の監視、回線切替の状態の監視、及び
回線切替の指示等を行なうものである。
【0019】§2.回線切替装置の構成 図3ないし図6は、回線切替装置10及び20を説明す
る図である。図3は、操作パネルの外観図を示す図であ
り、図4ないし図6は、ハードウェア構成図を示す図で
ある。
【0020】2.1 操作パネル 図3において、操作パネルには、種々のボタン、ラン
プ、及び表示器が備えられている。以下、これを詳述す
る。
【0021】操作パネルには、ISDN網30と呼を接
続する際、レイヤ1が確立したとき緑に点灯するレイヤ
1ランプ111−1と、同じくレイヤ2が確立したとき
緑に点灯するレイヤ2ランプ111−2と、接続してい
る2台のデータ端末装置のうちの一方のデータ端末装置
に対応する専用線(接続先A)が正常な状態のとき緑に
点灯し、専用線に異常が発生したとき赤に点灯する専用
線ランプ111−3と、同じく他方のデータ端末装置に
対応する専用線(接続先B)が正常な状態のとき緑に点
灯し、専用線に異常が発生したとき赤に点灯する専用線
ランプ111−4と、専用線(接続先A)が正常な状態
のとき滅灯し、ISDN回線にて通信中のとき緑に点灯
し、専用線に異常が発生してISDN回線に切替える
際、ISDN回線に接続できなかったとき赤に点灯する
ISDNランプ111−5と、同じく専用線(接続先
B)が正常な状態のとき滅灯し、ISDN回線にて通信
中のとき緑に点灯し、専用線に異常が発生してISDN
回線に切替える際、ISDN回線に接続できなかったと
き赤に点灯するISDNランプ111−6と、が備えら
れている。
【0022】また、操作パネルには、オンライン/オフ
ラインモードを設定する場合、及び各種状態の設定操作
(詳細は後述する)を行なうとき使用するMAINTボ
タン110−1と、各種状態の設定、確認操作終了後、
次の操作に移るとき使用するクリアボタン110−2
と、各種状態の設定、確認操作に使用する実行ボタン1
10−3と、専用線からISDN回線に切替えるISD
Nボタン110−4と、ISDN回線から専用線に切替
える専用線ボタン110−5と、本装置に接続してある
2台のデータ端末装置のうち接続先Aに対応するデータ
端末装置を選択する接続先Aボタン110−6と、同じ
く接続先Bに対応するデータ端末装置を選択する接続先
Bボタン110−7と、が備えられている。
【0023】さらに、操作パネルには、ダイヤル等の各
種操作に使用するテンキー110−8と、設定した内容
等を表示する表示器109−1と、が備えられている。
【0024】2.2 ハードウェア構成 図4及び図5は、本発明の回線切替装置のハードウェア
構成を示す図であり、図6は、図5において、符号50
で示される部分をより詳細に示す図である。以下、これ
らを説明する。
【0025】図4において、回線切替装置には、例えば
マイクロプロセッサ等の本装置全体を制御する制御装置
(CPU)101が備えられている。この制御装置10
1は、固定記憶装置(ROM)102に記憶されている
プログラムに基づいて動作し、一時記憶装置(RAM)
103に記憶されている各種テーブル(動作条件等を示
すテーブル等)、一時記憶エリア等を用いながら所定の
処理、制御を実行するものである。なお、制御装置10
1と固定記憶装置102と一時記憶装置103との各々
は、バス105に接続されており、この105を介して
各種データの送受信が行なわれる。
【0026】また、バス105には時計装置(RTC)
104が接続されており、この時計装置104は、年月
日及び時間を正確にカウントしている。パネル制御部1
06も同様にバス105に接続されている。パネル制御
部106は、表示器コントローラ109とボタンスキャ
ナ110とランプドライバ111とブザー112とを接
続しており、それらを制御している。表示器コントロー
ラ109は、表示器(LCD)109−1を接続してお
り、パネル制御部106からの情報に基づいて表示器1
09−1に所望の文字情報を表示させている。ボタンス
キャナ110は、MAINTボタン110−1、クリア
ボタン110−2、実行ボタン110−3、ISDNボ
タン110−4、専用線ボタン110−5、接続先Aボ
タン110−6、接続先Bボタン110−7、及びテン
キー110−8を接続しており、それらボタン及びテン
キーが押下されたとき、その情報をパネル制御部106
に通知する。ランプドライバ111は、レイヤ1ランプ
111−1、レイヤ2ランプ111−2、専用線ランプ
111−3、専用線ランプ111−4、ISDNランプ
111−5、及びISDNランプ111−6を接続して
おり、パネル制御部から情報に基づいて、それらランプ
を緑に点灯、赤に点灯、もしくは滅灯する制御(駆動)
をする。また、ブザー112は、パネル制御部112か
らの情報に基づいて鳴動及び鳴動の停止がなされる。
【0027】さらに、バス105には、リレードライバ
(A)107とリレードライバ(B)108とが接続さ
れており、制御装置101によって制御されている。こ
れら2つのリレードライバ(A)107とリレードライ
バ(B)108とは、端末装置が接続する回線(専用線
かISDN回線のいずれか)を切替えるための回線切替
リレーを駆動させるものであるが、詳細な説明は後述す
る。
【0028】図5において、回線切替装置は、接続先A
及び接続先Bの各々に対応して回線切替リレー113A
及び113Bが備えられている。この回線切替リレー1
13A及び113Bにより通常の状態では、端末装置
(DTE)はモデム装置、すなわち、専用線と接続され
ている。
【0029】専用線に障害が生じると、回線切替リレー
113A及び113Bが動作し、端末装置(DTE)は
モデムと開放されバックアップをする回路側に接続され
る。バックアップする回路側には、まず、レベルコンバ
ータ(LVC−A及びLVC−B)114A及び114
Bが備えられている。レベルコンバータ114A及び1
14Bは、信号の電圧を整合させるものである。
【0030】レベルコンバータ114A及び114Bの
各々はレート・アダプション部(RA−A及びRA−
B)115A及び115Bに接続されている。レート・
アダプション部115A及び115Bは、端末装置(D
TE)からレベルコンバータ114A及び114Bを介
して受信した信号の通信速度を変換して出力するもので
ある。例えば、出力側の通信速度が64Kbpsである
場合、64Kbpsに通信速度を設定して出力する。ま
た、逆に、端末装置(DTE)に対して信号を出力する
場合、受信した信号(例えば、64Kbpsの通信速度
の信号)を端末装置(DTE)の通信速度に変換して端
末装置(DTE)に出力する。なお、各々のレート・ア
ダプション部115A及び115Bは、バス105に接
続されており、制御装置101からの制御に従って通信
速度の変換動作を行なう。これは、後述する初期設定に
より、接続する端末装置の通信速度を含む属性が設定さ
れたとき、その端末装置に合せて、レート・アダプショ
ン部115A及び115Bのパラメータを設定するもの
である。
【0031】回線インタフェース部(ISAC)116
は、2つのレート・アダプション部115A及び115
Bを接続している。また、回線インタフェース部116
は、ISDN網と接続されているとともに、バス105
にも接続されている。回線インタフェース部116は、
制御装置101の制御に基づいて、ISDN基本インタ
フェースのレイヤ3の制御を行なう。すなわち、ISD
N網30との間で所定のプロトコルに基づいて、呼接続
処理を行なう。また、回線インタフェース部116は、
レート・アダプション部115Aとレート・アダプショ
ン部115Bとからのデータと、呼制御を行なうための
呼制御メッセージとを多重化して、いわゆる、2B+D
の構成のフレームを構成するレイヤ2の機能も備えてい
る。
【0032】レジスタ(A)117Aは、接続先Aに対
応する端末装置とモデム装置との間の回線の状態を監視
するためのレジスタであり、同様にレジスタ(B)11
7Bは、接続先Bに対応する端末装置とモデム装置との
間の回線の状態を監視するためのレジスタである。レジ
スタ(A)117Aとレジスタ(B)117Bとは、各
々バス105に接続されており、制御装置101が、そ
れらのレジスタ(A)117A及びレジスタ(B)11
7Bにアクセスして回線の状態を監視する。
【0033】図6は、図5に示す符号50の回路をより
詳細に示した図である。なお、図6においては、CCI
TT勧告のV.24インタフェースの条件に従って構成
した場合を例にして示している。
【0034】図6において、符号601に示すように、
信号名の語尾に「(T)」と示されている端子は、端末
装置(DTE)側の端子を示し、また、符号602に示
すように、語尾に「(M)」と示されている端子は、モ
デム装置側の端子を示している。
【0035】端末装置とモデム装置とを接続する信号を
説明すると、SD信号は送信データ信号、RD信号は受
信データ信号、ER信号は端末レディ信号、RS信号は
送信要求信号、DR信号はデータセットレディ信号、C
D信号はキャリア検出信号、ST2信号は内部送信タイ
ミング信号、RT信号は受信タイミング信号、TI信号
はテスト表示信号、CI信号は被呼表示信号、ST1信
号は外部送信タイミング信号、SQD信号はデータ信号
品質検出信号、RLB信号はリモートループバック信
号、LLB信号はローカルループバック信号、CS信号
は送信可信号である。
【0036】それらの各種信号のうち、レジスタ(A)
117Aには、ER信号、RS信号、DR信号、CD信
号、ST2信号、RT信号、ST1信号、SQD信号、
及びCS信号が接続されている。したがって、それらレ
ジスタ(A)117Aに接続されている信号の全部また
は一部の状態により、回線の状態を監視することができ
る(詳細は後述する)。
【0037】また、ER信号及びRS信号を除いた信号
には全て回線切替リレーが備えられており、通常の状態
では、端末装置とモデム装置とが接続の状態にある。各
々の信号に対する回線切替リレーは全て同時に動作する
ものであり、専用線に障害が生じると一斉に端末装置と
レベルコンバータ114Aとが接続の状態になり、レー
ト・アダプション部115Aと端末装置とが論理的に接
続される。
【0038】なお、SD信号、RD信号、ER信号、R
S信号、DR信号、CD信号、ST2信号、RT信号、
及びCS信号の他の信号については図示を省略している
が、例えば、TI信号、CI信号はOFFの状態固定と
し、ST1信号は位相差を吸収する回路に接続し、ま
た、SQD信号、RLB信号、及びLLB信号を終端す
れば良い。
【0039】さらに、図5において、符号60で示す回
路は、図6と同様の構成であるので説明を省略する。
【0040】以上のように、回線切替装置のハードウェ
アは構成されている。
【0041】§3.動作条件の設定 次に、図16ないし図51に基づいて、本発明の回線切
替装置の初期動作条件の設定の方法、及び、設定されて
いる内容の確認の方法について説明する。
【0042】3.1 自ISDNアドレス登録 図16及び図17は、自装置のISDNアドレス(IS
DN番号)を登録する手順を示す図である。
【0043】まず、図4に示すMAINTボタン110
−1とテンキー110−8の「1」とを同時に押下する
と(1601)、制御装置101は、ボタンスキャナ1
10及びパネル制御部106を介してMAINTボタン
110−1とテンキー110−8の「1」とが同時に押
下されたことを認識する。すると表示装置109−1に
符号D1601に示す表示をする。次に、テンキー11
0−8の「1」を押下すると(1602)、同様に、表
示装置109−1に符号D1602に示すように表示
し、接続先A及び接続先Bの2つの接続先のうちのどち
らかを指定させる表示を行なう。ここで、例えば、接続
先Bを指定する場合、接続先Bボタン110−7を押下
する(1603)。すると、表示装置109−1に接続
先Bが選択されたことを示すように、符号D1603の
ように表示する。次に、実行ボタン110−3を押下す
ると(1604)、表示装置には符号D1604に示す
ように、現在設定されているアドレスを表示する。
【0044】ここで、テンキー110−8を操作して、
新たに設定するアドレスを入力する(1605)。な
お、アドレスは、アドレスとサブアドレスとから構成さ
れており、サブアドレス接続子を用いて所望のアドレス
を入力する。これにより、表示装置109−1には、新
たに設定するアドレスが符号D1605に示すように表
示される。次に、実行ボタン110−3を押下すると
(1606)、符号D1605で表示されているISD
Nアドレスが新たに設定される。すなわち、制御装置1
01は、一時記憶装置103内に設けられている、接続
先Bに対応する自ISDNアドレステーブルに新たに入
力されたISDNアドレスを設定、登録する。そして、
登録が終了すると、表示装置109−1に符号D160
6に示すように、登録が終了したことを示す表示をす
る。
【0045】3.2 自ISDNアドレス表示 図18は、自装置のISDNアドレスを表示する手順を
示す図である。
【0046】まず、MAINTボタン110−1とテン
キー110−8の「1」とを同時に押下すると(180
1)、制御装置101は表示装置109−1に符号D1
801に示す表示をする。次に、テンキー110−8の
「2」を押下すると(1802)、表示装置109−1
に符号D1802に示すように表示し、2つの接続先の
うちのどちらかを指定させる表示を行なう。ここで、例
えば、接続先Aを指定する場合、接続先Aボタン110
−6を押下する(1803)。すると、表示装置109
−1には、符号D1803のように接続先Aが選択され
たことを示す表示をする。次に、実行ボタン110−3
を押下すると(1804)、制御装置101は、一時記
憶装置103内に設けられている、接続先Aに対応する
自ISDNアドレステーブルから自ISDNアドレスを
読み出し、表示装置109−1に符号D1804に示す
ように表示する。なお、符号D1804は、自ISDN
アドレステーブルに何も登録されていない場合の表示内
容を示している。
【0047】3.3 自動接続先ISDNアドレス登録 図19及び図20は、専用線に障害が生じた場合におい
て、ISDN回線によりバックアップする際の接続先相
手の回線切替装置のISDNアドレスを登録する手順を
示す図である。
【0048】まず、MAINTボタン110−1とテン
キー110−8の「1」とを同時に押下すると(190
1)、制御装置101は表示装置109−1に符号D1
901に示す表示をさせる。次に、テンキー110−8
の「5」を押下すると(1902)、表示装置109−
1に符号D1902に示すように表示し、2つの接続先
のうちの1つを指定させる表示を行なう。ここで、例え
ば、接続先Aを指定する場合、接続先Aボタン110−
6を押下する(1903)。すると、表示装置109−
1には、符号D1903に示すように接続先Aが選択さ
れたことを示す表示がなされる。次に、実行ボタン11
0−3を押下すると(1904)、表示装置109−1
には、符号D1904に示すように、接続先Aに対応す
る自動接続先ISDNアドレステーブルのうちの何番の
項番に設定するのかを指定させる表示がなされる。すな
わち、自動接続先ISDNアドレステーブルには、複数
個のISDNアドレスを設定することができる。なお、
自装置からバックアップの要求をする場合は、項番1に
登録されているISDNアドレスに基づいて発呼動作を
行なう。一方、相手装置からバックアップの要求がなさ
れた場合は、その自動接続先ISDNアドレステーブル
に登録されているISDNアドレスの装置からの要求か
を識別し、登録されている場合のみ、バックアップ要求
を受け入れるように構成するために使用する、いわゆ
る、セキュリティ−チェックに用いるために複数個登録
可能としている。
【0049】符号D1904に示すように表示されてい
るとき、指定する項番をテンキー110−8によって入
力し、実行ボタン110−3を押下する(1905)。
例えば、項番1を指定する場合、テンキー110−8の
「0」,「1」と順に押下し、次いで実行ボタン110
−3を押下する。すると、符号D1905に示すように
項番1に登録されているISDNアドレスを表示する。
なお、符号D1905では、ISDNアドレスが登録さ
れていない場合を示している。ここで、所望のISDN
アドレスを図17の符号D1605において説明したの
と同様にテンキー110−8により入力する(190
6)。すると、表示装置109−1には、符号D190
6に示すように入力されたISDNアドレスが表示され
る。次に、実行ボタン110−3を押下すると(190
7)、符号D1906に示すように表示されているIS
DNアドレスが設定される。すなわち、制御装置101
は、一時記憶装置103内に設けられている、接続先A
に対応する自動接続先ISDNアドレステーブルの項番
1の領域に、新たに入力されたISDNアドレスを設
定、登録する。そして、登録が終了すると、表示装置1
09−1に符号D1907に示すように、登録が終了し
たことを示す表示をする。
【0050】3.4 自動接続先ISDNアドレス表示 図21及び図22は、自動接続先ISDNアドレステー
ブルに登録されている内容を表示させる手順を示す図で
ある。まず、MAINTボタン110−1とテンキー1
10−8のうちの「1」とを同時に押下する(210
1)。すると、制御装置101は表示装置109−1に
符号D2101に示す表示を行なう制御をする。次に、
テンキー110−8のうちの「6」を押下すると(21
02)、表示装置109−1には、符号D2102に示
すように、2つの接続先のうちの1つを選択させる要求
を示す表示がなされる。ここで、例えば、接続先Aを選
択する場合、接続先Aボタン110−6を押下する(2
103)。すると、表示装置109−1には、符号D2
103に示すように接続先Aが選択されたことを示す表
示がなされる。次に、実行ボタン110−3を押下する
と(2104)、表示装置109−1には、符号D21
04に示すように接続先Aに対応する自動接続先ISD
Nアドレステーブルのうちの項番を選択させる表示がな
される。ここで、テンキー110−8により所望の番号
を入力する(2105)。例えば、項番1を表示させた
い場合、テンキー110−8のうちの「0」,「1」を
順次入力する。すると、表示装置109−1には、符号
D2105に示すように、入力された項番が表示され、
次に、実行ボタン110−3を押下すると(210
6)、符号D2106に示すように、接続先Aに対応す
る自動接続先ISDNアドレステーブルのうちの項番1
に登録されているISDNアドレスを表示する。
【0051】3.5 RMC ISDNアドレス登録 図23及び図24は、回線切替装置を遠隔で制御するリ
モート制御装置(RMC)のISDNアドレスを登録す
る手順を示す図である。
【0052】まず、MAINTボタン110−1とテン
キー110−8の「1」とを同時に押下すると(230
1)、制御装置101は、表示装置109−1に符号D
2301に示す表示をさせる。次に、テンキー110−
8の「3」を押下すると(2302)、表示装置109
−1に符号D2302に示すように表示し、リモート制
御装置の番号を入力させる表示を行なう。ここで、例え
ば、番号2を指定する場合、テンキー110−8の
「2」を押下し、その後、実行ボタン110−3を押下
する(2303)。すると、表示装置109−1には、
符号D2303に示すように番号2のリモート制御装置
が指定されたことを示す表示がなされる。なお、符号D
2303に示す表示においては、リモート制御装置のI
SDNアドレスが設定されていない状態の表示となって
いる。
【0053】次に、テンキー110−8を操作して所望
のISDNアドレスを入力する(2304)。すると、
表示装置109−1には、符号D2304に示すよう
に、入力されたISDNアドレスが表示される。次に、
実行ボタン110−3を押下すると(2305)、符号
D2304で表示されているISDNアドレスが設定さ
れる。すなわち、制御装置101は、一時記憶装置10
3内に設けられている、リモート制御装置ISDNアド
レステーブルの番号2の領域に、入力されたISDNア
ドレスを設定、登録する。登録が終了すると、表示装置
109−1に符号D2305に示すように、登録が終了
したことを示す表示をする。
【0054】3.6 RMC ISDNアドレス表示 図25は、リモート制御装置ISDNアドレステーブル
に設定されている内容を表示させる手順を示す図であ
る。
【0055】まず、MAINTボタン110−1とテン
キー110−8のうちの「1」とを同時に押下する(2
501)。すると、制御装置101は、表示装置109
−1に、符号D2501に示す表示を行なう制御をす
る。次に、テンキー110−8のうちの「4」を押下す
ると(2502)、表示装置109−1に、符号D25
02に示すように、リモート制御装置の番号を入力させ
る表示がなされる。ここで、例えば、番号2の内容を表
示させる場合、テンキー110−8のうちの「2」を押
下し、次いで実行ボタン110−3を押下する(250
3)。すると、制御装置101は、一時記憶装置103
内に設けられている、リモート制御装置ISDNアドレ
ステーブルの番号2の領域からISDNアドレスを抽出
し、表示装置109−1に符号D2503に示すように
表示する制御を行なう。
【0056】3.7 DTE 属性登録 図26ないし図29は、回線切替装置に接続されるデー
タ端末装置(DTE)の属性を設定する手順を示す図で
ある。
【0057】まず、MAINTボタン110−1とテン
キー110−8のうちの「2」とを同時に押下する(2
601)。すると、制御装置101は、それを認識し、
表示装置109−1に符号D2601に示すように表示
する制御を行なう。次に、テンキー110−8のうちの
「1」を押下すると(2602)、属性の登録を行なう
データ端末装置を選択させる表示が、符号D2602に
示すように行なわれる。これは、接続先Aもしくは接続
先Bのいずれかに対応するデータ端末装置かを選択させ
るものである。ここで、例えば、接続先Aに対応するデ
ータ端末装置の属性を設定する場合、接続先Aボタン1
10−6を押下する(2603)。すると、表示装置1
09−1には、符号D2603に示すように、接続先A
に対応するデータ端末装置が選択された旨の表示がなさ
れる。ここで、実行ボタン110−3を押下すると(2
604)、表示装置109−1には、符号D2604に
示すようにデータ端末装置のインタフェースを指定する
表示がなされる。ここでは、CCITT勧告のV.24
インタフェースであることを示している。
【0058】この状態でテンキー110−8の「0」な
いし「9」のいずれかのボタンを押下すると(260
5)、符号D2605の表示が「V.24」から「・・
・・」に変わる。また、ここで同様に、テンキー110
−8の「0」ないし「9」のいずれかのボタンを押下す
ると「V.24」の表示になり、テンキー110−8を
押下することにより「V.24」と「・・・・」との表
示がスクロールしてなされる構成となっている。ここ
で、「V.24」か「・・・・」を指定して実行ボタン
110−3を押下すると(2606)、データ端末装置
のインタフェース条件が選択される。なお、「・・・
・」の表示は、データ端末装置を接続しないときに設定
するものである。
【0059】この様に、データ端末装置のインタフェー
ス条件を選択すると、符号D2606に示す表示がなさ
れる。これは、データの形式を設定するためのものであ
り、テンキー110−8を押下することによって、前記
したのと同様に、設定可能なデータの形式が順次表示さ
れる。「SYNC」は同期形式のデータを示し、「AS
=7,E,1」は非同期形式でデータビットが7ビッ
ト、パリティー有、ストップビットが1ビットであるこ
とを示している。この様に設定可能なデータ形式は、図
の符号D2607に示すように複数(多種)あり、テン
キー110−8を操作して所望のデータ形式を選択し
(2607)、実行ボタン110−3を押下する(26
08)。すると、表示されている内容のデータ形式が選
択される。このとき、表示装置109−1には、符号D
2608に示すように表示され、データの速度を選択さ
せる。これも同様に、テンキー110−8の「0」ない
し「9」のいずれかのボタンを押下して図の符号D26
09に示すように、所望のデータの速度を選択し(26
09)、実行ボタン110−3を押下すると(261
0)、符号D2610に示す表示が表示装置109−1
になされ、送信タイミングの選択を求める。ここで、同
様にテンキー110−8の「0」ないし「9」のいずれ
かのボタンを押下して、符号D2611に示すように所
望の送信タイミングを選択し(2611)、実行ボタン
110−3を押下する(2612)。
【0060】これにより、符号D2611に示すように
実行ボタン110−3を押下したときに表示されている
データ端末装置の属性(例えば、符号D2611に表示
されている属性)、すなわち、インタフェース条件、デ
ータ形式、データ速度、及び送信タイミングが設定され
る。これは、制御装置101が、表示装置109−1に
表示されているデータ端末装置の属性を示す属性情報を
一時記憶装置103内の接続先Aに対応するデータ端末
属性テーブルに設定することによってなされる。例え
ば、符号D2611が表示されている内容としたとき
に、実行ボタン103を押下した場合、データ端末属性
テーブルには、インタフェース条件が「V.24」、デ
ータ形式が「SYNC」、データ速度が「9.6K」、
送信タイミングが「2」というように設定される。この
ように、データ端末装置の属性の設定が終了すると、表
示装置109−1には、符号D2612に示す表示がな
される。
【0061】また、データ端末装置の属性が設定される
と、制御装置101は、データ端末属性テーブルの内容
に基づいてレートアダプション部115Aまたは115
Bを制御し、信号の通信速度の変換を整合させるパラメ
ータを設定する。
【0062】3.8 DTE属性表示 図30は、一時記憶装置103内のデータ端末属性テー
ブルに格納、設定されている内容を表示させる手順を示
す図である。
【0063】まず、MAINTボタン110−1とテン
キー110−8のうちの「2」とを同時に押下する(3
001)。すると、制御装置101は、表示装置109
−1に、符号D3001に示す表示を行なう制御をす
る。次に、テンキー110−8のうちの「2」を押下す
ると(3002)、表示装置109−1には、符号D3
002に示すように、2つの接続先のうちの1つを選択
させる要求を示す表示がなされる。ここで、例えば、接
続先Aを選択する場合、接続先Aボタン110−6を押
下する(3003)。すると、表示装置109−1に
は、符号D3003に示すように接続先Aが選択された
ことを示す表示がなされる。次に、実行ボタン110−
3を押下すると(3004)、制御装置101は、一時
記憶装置103の接続先Aに対応するデータ端末属性テ
ーブルからデータを抽出し、符号D3004に示すよう
に、表示装置109−1にデータ端末装置の属性を表示
する。
【0064】3.9 専用線監視開始条件登録 図31ないし図34は、専用線の障害を検出するための
専用線の監視の開始条件を設定する手順を示す図であ
る。
【0065】まず、MAINTボタン110−1とテン
キー110−8のうちの「2」とを同時に押下する(3
101)。すると、制御装置101は、それを認識し、
表示装置109−1に、符号D3101に示すように表
示する制御を行なう。次に、テンキー110−8のうち
の「3」を押下すると(3102)、障害監視開始条件
の登録を行なう専用線を選択させる表示が、符号D31
02に示すように行なわれる。ここで、例えば、接続先
Aに対応する専用線に対して登録を行なう場合、接続先
Aボタン110−6を押下する(3103)。すると、
表示装置109−1には、符号D3103に示すよう
に、接続先Aに対応する専用線が選択された旨の表示が
なされる。
【0066】ここで、実行ボタン110−3を押下する
と(3104)、表示装置109−1には、符号D31
04に示すように、選択された専用線を示す表示と、専
用線の監視をするか否かの設定を要求する表示とがなさ
れる。ここで、テンキー110−8のいずれかのボタン
を押すと(3105)、符号D3105に示す表示が
「OFF」から「ON」、「ON」から「OFF」に順
次変化するので、希望する表示(要求)に設定する。次
に、実行ボタン110−3を押下すると(3106)、
表示装置109−1には、符号D3106に示す如く、
監視開始時間と監視終了時間との入力を要求する表示が
なされる。その監視開始時間と監視終了時間との入力
は、テンキー110−8によって行なう(3107)。
符号D3107の表示は、8時10分から16時40分
まで監視するように、入力を「0」,「8」,「1」,
「0」,「1」,「6」,「4」,及び「0」と順次し
た場合の例を示している。
【0067】次に、実行ボタン110−3を押下すると
(3108)、表示装置109−1には、符号D310
9に示すようにER信号がON状態のときのみ専用線の
監視をするか否かの設定を要求する。ここで、テンキー
110−8のいずれかのボタンを押すと(3109)、
符号D3109に示す表示が「ER−ON」から「・・
・・」、「・・・・」から「ER−ON」に順次変化す
るので、希望する表示に設定する。ここで、「ER−O
N」の表示のときはER信号がON状態のときのみ専用
線を監視し、「・・・・」の表示のときはER信号の状
態に関係なく専用線の監視をするものである。次に、実
行ボタン110−3を押下すると(3110)、表示装
置109−1には、符号D3110に示すように障害判
定時間の入力を要求する表示がなされる。この状態でテ
ンキー110−8のいずれかのボタンを押すと(311
1)、符号D3111に示ように表示が「3」,
「5」,「10」,「20」,「30」,「40」,
「60」,「180」,「300」,「420」,「6
00」,「3」,・・・・と順次変化するので、希望す
る表示に設定する。次に、実行ボタン110−3を押下
すると(3112)、符号D3111で表示されている
専用線監視開始条件が設定される。すなわち、制御装置
101は、一時記憶装置103内に設けられている接続
先Aに対応する専用線監視開始条件テーブルの領域に、
入力された専用線監視開始条件を設定、登録する。登録
が終了すると、表示装置109−1に符号D3112に
示すように、登録が終了したことを示す表示をする。
【0068】3.10 専用線監視開始条件表示 図35は、一時記憶装置103内の専用線監視条件テー
ブルに格納、設定されている内容を表示させる手順を示
す図である。
【0069】まず、MAINTボタン110−1とテン
キー110−8のうちの「2」とを同時に押下する(3
501)。すると、制御装置101は、表示装置109
−1に、符号D3501に示す表示を行なう制御をす
る。次に、テンキー110−8のうちの「4」を押下す
ると(3502)、表示装置109−1には、符号D3
502に示すように、2つの接続先のうちの1つを選択
させる要求を示す表示がなされる。ここで、例えば、接
続先Aを選択する場合、接続先Aボタン110−6を押
下する(3503)。すると、表示装置109−1に
は、符号D3503に示すように接続先Aが選択された
ことを示す表示がなされる。次に、実行ボタン110−
3を押下すると(3504)、制御装置101は、一時
記憶装置103の接続先Aに対応する専用線監視条件テ
ーブルからデータを抽出し、符号D3504に示すよう
に、表示装置109−1に専用線監視条件を表示する。
【0070】3.11 専用線監視方法登録 図36ないし図41は、専用線の障害を検出する際の監
視対象信号線を設定する(専用線監視方法登録)手順を
示す図である。
【0071】まず、MAINTボタン110−1とテン
キー110−8のうちの「2」とを同時に押下する(3
601)。すると、制御装置101は、それを認識し、
表示装置109−1に、符号D3601に示すように表
示させる制御を行なう。次に、テンキー110−8のう
ちの「5」を押下すると(3602)、専用線監視方法
の登録を行なう専用線を選択させる表示が、符号D36
02に示すように行なわれる。例えば、接続先Aに対応
する専用線に対して登録を行なう場合、接続先Aボタン
110−6を押下する(3603)。すると、表示装置
109−1には、符号D3603に示すように、接続先
Aに対応する専用線が選択された旨の表示がなされる。
次に、実行ボタン110−3を押下すると(360
4)、表示装置109−1には、符号D3604に示す
ように、信号線の名称(ER信号)が表示される。
【0072】この状態で、テンキー110−8のいずれ
かのボタンを押下すると(3605)、信号線の名称の
下に表示される内容が「−」,「R」,及び「C」と順
次表示される。表示内容の「−」は、監視なしを意味
し、「R」は、障害発生時に障害内容を記録し(ロギン
グ)、かつ、バックアップ制御を行なうことを意味し、
「C」は、障害発生時に障害の内容のみ記録する処理を
行なうことを意味している。したがって、希望する処理
をテンキー110−8により選択する。選択が終了した
なら、実行ボタン110−3を押下する(3606)。
すると、表示装置109−1には、符号D3606に示
すように、RS信号に対する監視の方法を選択させる表
示がなされる。これも前記したのと同様にテンキー11
0−8を押下し(3607)、希望する処理の内容を選
択し、実行ボタン110−3を押下する(3608)。
そして以後同様に、DR信号、CS信号、CD信号、S
QD信号、ST1信号、及びRT信号に対しての監視方
法を設定し(3609ないし3619)、実行ボタン1
10−3を押下する(3620)。
【0073】すると、制御装置101は、表示装置10
9−1に表示されている内容(例えば、符号D3619
に示す内容)に基づいて、専用線監視方法を設定する。
これは、一時記憶装置103内に設けられている、接続
先Aに対応する専用線監視方法テーブルに入力された内
容を設定、登録することで行なわれる。登録が終了する
と、表示装置109−1には、符号D3620に示すよ
うに、登録が終了した旨の表示がなされる。
【0074】3.12 専用線監視方法表示 図42は、一時記憶装置103内の専用線監視方法テー
ブルに格納、設定されている内容を表示させる手順を示
す図である。
【0075】まず、MAINTボタン110−1とテン
キー110−8のうちの「2」とを同時に押下する(4
201)。すると、制御装置101は表示装置109−
1に、符号D4201に示す表示を行なう制御をする。
次に、テンキー110−8のうちの「6」を押下すると
(4202)、表示装置109−1には、符号D420
3に示すように、2つの接続先のうちの1つを選択させ
る要求を示す表示がなされる。ここで、例えば、接続先
Aを選択する場合、接続先Aボタン110−6を押下す
る(4203)。すると、表示装置109−1には、符
号D4203に示すように接続先Aが選択されたことを
示す表示がなされる。次に、実行ボタン110−3を押
下すると(4204)、制御装置101は、一時記憶装
置103の接続先Aに対応する専用線監視方法テーブル
からデータを抽出し、符号D4204に示すように、表
示装置109−1に専用線監視方法の内容を表示する。
【0076】3.13 主従関係登録 図43及び図44は、図1に示すシステム構成である場
合において、専用線に障害が発生したとき、バックアッ
プ制御の主導権の関係(主従関係)を登録する手順を示
す図である。
【0077】まず、MAINTボタン110−1とテン
キー110−8のうちの「3」とを同時に押下する(4
301)。すると、制御装置101は表示装置109−
1に、符号D4301に示す表示を行なう制御をする。
次に、テンキー110−8のうちの「1」を押下すると
(4302)、表示装置109−1には、主従関係の登
録を意味する表示が符号D4302に示すようになされ
る。次に、実行ボタン110−3を押下すると、符号D
4303に示すように表示がなされる。ここで、テンキ
ー110−8のいずれかのボタンを押下すると(430
4)、符号D4304に示すように表示の内容が「MA
STER」から「SLAVE」または「SLAVE」か
ら「MASTER」に順次変わるので、希望の条件を選
択し、実行ボタン110−3を押下する(4305)。
すると、符号D4304に示すように選択した条件が設
定される。すなわち、制御装置101は、一時記憶装置
103内に設けられている主従関係テーブルの領域に、
主従関係の条件を設定、登録する。次に、登録が終了す
ると、表示装置109−1に符号D4305に示すよう
に、登録が終了したことを示す表示をする。
【0078】なお、「MASTER」を設定された回線
切替装置は、障害が発生したとき、即、バックアップの
制御を行ない、「SLAVE」と設定された回線切替装
置は、一定時間経過後、バックアップの制御を行なう。
このように処理することで、発信の衝突を防止し、か
つ、MASTER側が何らかの障害でバックアップ制御
のための発信ができない場合、SLAVE側からバック
アップ制御のための発信がなされるようになる。
【0079】3.14 主従関係表示 図45は、一時記憶装置103内の主従関係テーブルに
格納、設定されている内容を表示させる手順を示す図で
ある。
【0080】まず、MAINTボタン110−1とテン
キー110−8のうちの「3」とを同時に押下する(4
501)。すると、制御装置101は、表示装置109
−1に、符号D4501に示す表示を行なう制御をす
る。次に、テンキー110−8のうちの「2」を押下す
ると(4502)、表示装置109−1には、符号D4
502に示すように主従関係を選択した旨の表示がなさ
れる。続いて、実行ボタン110−3を押下すると(4
503)、制御装置101は、一時記憶装置103内の
主従関係テーブルからデータを抽出し、符号D4503
に示すように、表示装置109−1に設定されている主
従関係を表示する。
【0081】3.15 バックアップ制御登録 図46及び図47は、バックアップ制御の方法を設定す
る手順を示す図である。
【0082】まず、MAINTボタン110−1とテン
キー110−8のうちの「3」とを同時に押下する(4
601)。すると、制御装置101は、表示装置109
−1に対し、符号D4601に示す表示がなされるよう
制御する。次に、テンキー110−8のうちの「3」を
押下すると(4602)、表示装置109−1には、符
号D4602に示すように、バックアップ制御が選択さ
れた旨の表示がなされる。続いて、実行ボタン110−
3を押下すると(4603)、符号D4603に示すよ
うに表示がなされ、バックアップ制御の方法の選択を要
求する。ここで、テンキー110−8のうちのいずれか
のボタンを押下すると(4604)、符号D4604に
示すように、表示内容が「BACK UP」,「REP
ORT」,「・・・・」,「BACK UP」,・・・
・と、順次変化するので、希望の制御の方法を選択す
る。続いて、実行ボタン110−3を押下すると(46
05)、選択した内容がバックアップ制御の方法として
一時記憶装置103内のバックアップ制御テーブルに格
納される。
【0083】ここで、「BACK UP」を選択した場
合、回線切替装置は専用線に障害が発生したとき、自動
的にバックアップの制御を行なう。「REPORT」を
選択した場合、回線切替装置は専用線に障害が発生した
とき、リモート制御装置と呼を接続し、そのリモート制
御装置に対して専用線に障害が発生したことを通知する
制御を行なう。また、「・・・・」を選択した場合、回
線切替装置は専用線に障害が発生したとき、単に障害が
発生したことを通知する制御を行なう。したがって、
「REPORT」及び「・・・・」が設定されている場
合は、専用線に障害が発生したとき、メンテナンスパネ
ルを操作することによる手動の回線切替か、または、リ
モート制御装置からの指示による回線切替がなされる。
【0084】3.16 バックアップ制御表示 図48は、一時記憶装置103内のバックアップ制御テ
ーブルに格納、設定されている内容を表示させる手順を
示す図である。
【0085】まず、MAINTボタン110−1とテン
キー110−8のうちの「3」とを同時に押下する(4
801)。すると、制御装置101は、表示装置109
−1に、符号D4801に示す表示を行なう制御をす
る。次に、テンキー110−8のうちの「4」を押下す
ると(4802)、表示装置109−1には、符号D4
802に示すようにバックアップ制御を選択した旨の表
示がなされる。続いて、実行ボタン110−3を押下す
ると(4803)、制御装置101は、一時記憶装置1
03内のバックアップ制御テーブルからデータを抽出
し、符号D4803に示すように、表示装置109−1
に設定されているバックアップ制御の方法を表示する。
【0086】3.17 時計設定 図49及び図50は、回線切替装置の時計装置(RT
C)104(図4)に、時間を設定する手順を示す図で
ある。
【0087】まず、MAINTボタン110−1とテン
キー110−8のうちの「5」とを同時に押下する(4
901)。すると、制御装置101は、表示装置109
−1を制御し、符号D4901に示す表示をさせる。次
に、テンキー110−8のうちの「1」を押下すると
(4902)、表示装置109−1の表示内容は、符号
D4902に示すようになる。次に、実行ボタン110
−3を押下すると(4903)、表示装置109−1に
は、日、時間の設定を要求する表示が符号D4903に
示すようになされる。ここで、テンキー110−8によ
り、日、時間を入力する(4904)。例えば、'91
年4月20日、19時32分と設定する場合、「9」,
「1」,「0」,「4」,「2」,「0」,「1」,
「9」,「3」,及び「2」と順次入力する。符号D4
904は、入力された後の表示内容の様子を示してい
る。続いて、実行ボタン110−3を押下すると(49
05)、その入力した日、時間が設定される。すなわ
ち、制御装置101は、入力された日、時間を時計装置
104に転送し、かつ、時計装置を動作させる制御を行
なう。
【0088】以後は、時間を時計装置104が独立して
動作し、日、時間を刻々とカウントする。
【0089】3.18 時計表示 図51は、現在の日、時間を表示させる手順を示す図で
ある。
【0090】まず、MAINTボタン110−1とテン
キー110−8のうちの「5」とを同時に押下する(5
101)。すると、制御装置101は、表示装置109
−1に符号D5101に示す表示をさせる。次に、テン
キー110−8のうちの「2」を押下すると(510
2)、表示装置109−1に表示される内容は、符号D
5102に示すように変わる。続いて、実行ボタン11
0−3を押下すると(5103)、制御装置101は、
時計装置104にアクセスし、現在の日、時間データを
読み出す。そして、その読み出した日、時間データを表
示装置109−1に符号D5103に示すように表示を
させる。
【0091】3.19 エラーロギング 図52は、過去に生じたエラーの内容を表示させる手順
を示す図である。
【0092】図1及び図2に示す構成において、回線切
替装置は専用線の障害を検出すると、バックアップ制御
を行なうが、そのバックアップ制御とともに、障害の来
歴を管理するために、障害の内容、発生の日、時間を一
時記憶装置103内にあるエラーテーブルに格納してい
る。したがって、図52に示す内容は、そのエラーテー
ブルに記憶してある障害の内容を表示装置109−1に
表示させる手順を示すものである。
【0093】図52において、まず、MAINTボタン
110−1とテンキー110−8のうちの「4」とを同
時に押下すると(5201)、制御装置101は、表示
装置109−1に符号D5201に示す内容を表示させ
る。次に、テンキー110−8のうちの「2」を押下す
ると(5202)、表示装置109−1の表示内容は符
号D5202に示すように変わる。続いて、実行ボタン
110−3を押下すると(5203)、制御装置101
は、一時記憶装置103内のエラーテーブルからデータ
を抽出し、表示装置109−1に符号D5203に示す
ように、管理番号、エラーコード、及び発生日時を含む
エラー情報を表示する。ここで、実行ボタン110−3
を連続して押下すると、管理番号が変化し(1つずつ小
さくなる)、順次、エラーのデータが表示される。な
お、この表示の順序は障害発生の新しい順となるよう構
成されている。これにより、何時でも専用線の状態を監
視、チエックすることができる。
【0094】§4.バックアップ制御 4.1 障害検出 図12は、制御装置101が専用線の障害を検出するた
めの動作を示すフローチャートである。
【0095】まず、制御装置101は、監視対象信号の
I/Oをアクセスし、その信号を内部レジスタに読み込
む(ステップ1201)。
【0096】すなわち、制御装置101はレジスタ
(A)117Aもしくはレジスタ(B)117Bからデ
ータを読み込む。図13は、その読み込み動作の状態を
示す図であり、レジスタ(A)117Aに格納されてい
る各信号線の状態を示すデータが制御装置101の内部
レジスタに読み込まれる。
【0097】次に、制御装置101は、読み込んだその
データをチエックし、障害が発生しているかどうかを判
別する(ステップ1202)。
【0098】すなわち、読み込んだデータが信号線の状
態が「OFF」であることを示す内容であるときに、障
害(異常)の発生として認識する。なお、障害を引き起
こした信号が、他の信号の障害を誘発させる場合がある
ため、障害発生根本の信号ではない信号を障害発生の根
本の信号と判断する可能性がある。したがって、本発明
では、監視対象信号を監視する際、障害発生時、他の信
号の障害を誘発させる可能性が高い信号から障害発生の
有無をチエックする構成としている。図14は、そのチ
エック順序を示す図であり、ER信号,DR信号,RS
信号,CS信号,CD信号,ST1/ST2信号,RT
信号,SQD信号の順でチエックがなされる。
【0099】このように、信号線をチエックし、その結
果障害が発生していることを認識すると、専用線監視方
法テーブルを参照し、障害が発生している信号線が監視
対象の信号線であるかを判別する。その結果、監視対象
外であれば、障害を無視する。また、監視対象の信号線
である場合において、ロギングの設定となっているとき
は、障害の内容をエラーテーブルに記録し、回線切替を
行なう設定となっているときは、障害の内容をエラーテ
ーブルに記録するとともに、バックアップの制御が行な
われる。
【0100】また、障害の発生を識別すると、専用線監
視方法テーブルを参照するのと並行して専用線監視条件
テーブルをも参照し、専用線の障害の内容等が監視の条
件に含まれているか判別する。
【0101】すなわち、一時記憶装置103内に格納さ
れている専用線監視開始条件テーブルにより、まず、専
用線を監視する設定がなされているか判別する。ここ
で、監視をしない条件に設定されている場合は、障害を
無視する。一方、専用線を監視する条件に設定されてい
る場合、監視時間中か否かを時計装置104から時間デ
ータを読み出し、判定する。監視時間中でなければ、障
害を無視し、監視時間中であれば、ER信号の条件が
「ON」のときのみ障害を判定するのか判別する。そし
て、最後に、障害の判定時間中連続して障害が発生して
いたかを判定し、判定時間中連続して障害が発生してい
れば、専用線に障害が発生していると認識する。
【0102】このように、専用線監視方法テーブルによ
り、監視対象の信号線か判定し、かつ、専用線監視条件
テーブルにより、監視をするか否かの条件、監視時間の
条件、ER信号の条件、及び障害判定時間の条件を満た
しているかを判定して、専用線の障害発生を識別する。
【0103】図15は、回線切替装置が、専用線の障害
を検出する動作の一例を説明する図である。なお、図1
5においては、ER信号が「ON」のとき障害を検出す
る条件とし、監視対象の信号をCD信号としている場合
を例としている。
【0104】図15において、符号1501の時間は、
ER信号が「ON」で、かつ、CD信号が「OFF」と
なっているが、監視時間帯でないため障害の検出はしな
い。また、符号1502は、ER信号が「ON」で、監
視時間帯の障害であるが、障害が障害判定時間まで継続
しないため障害の検出はしない。符号1503では、R
S信号が「OFF」となり、専用線に異常が見られる
が、RS信号は監視対象の信号でないため障害を検出し
ない。
【0105】符号1504では、監視時間帯でER信号
が「ON」状態、かつ、CD信号が障害判定時間(T
1)中継続して「OFF」となっているので、専用線に
障害が生じたことを認識する。すると、回線切替装置
は、バックアップ制御の処理を行なう。
【0106】4.2 バックアップ制御 4.2.1 自動切替によるバックアップ制御 以下、図1に示すシステム構成におけるバックアップ制
御の動作を図7及び図8のフローチャートによって説明
する。
【0107】なお、図1においては、回線切替装置10
(LSC−A)をMASTER側とし、回線切替装置2
0(LSC−B)をSLAVE側としている。
【0108】まず、LSC−Aの制御装置101が前項
で説明した手順によって、専用線(例えば、接続先A側
の専用線)に障害が発生したことを認識すると(70
1)、パネル制御部106を介してブザー102を制御
し、ブザーを連続して鳴動させる(702)。次に、回
線インタフェース部116を制御し、ISDN網に発呼
する(903)。このときの発呼先は、自動接続先テー
ブルに格納されている発呼先によって決定する。一方、
LSC−BではLSC−Aからの着呼を認識すると、着
呼情報に含まれるアドレスが、自動接続先ISDNアド
レステーブルに格納されているかを判別して、セキュリ
ティーチエックを行なう(704)。ここで、セキュリ
ティーチエックがOKであれば、通常の応答を行なう
(705)。すると、LSC−Aでは、応答情報の内容
を解析し、ビジーか否か、または、応答なしかを判別す
る(706)。この判別の結果、正常な応答情報を受信
したことを識別すると、リレードライバ(A)107を
駆動させ、回線を専用線側からISDN網30側に切替
える。一方、LSC−Bでも、同様に回線をISDN網
30側に切替え、また、ブザーを連続して鳴動させて、
バックアップ制御が行なわれたことを通知する。
【0109】また、LSC−Aは、ステップ706にお
いて、ビジー又は無応答であることを認識した場合、再
び発呼を行なう処理をする。このリトライを9回行なっ
ても正常にISDN網30を介して呼の設定ができない
場合(709)、リモート制御装置ISDNアドレステ
ーブルを参照し、リモート制御装置のアドレスが設定さ
れているかを判定する(710)。リモート制御装置の
アドレスが設定されていない場合、ISDNランプ11
1−5を赤に点灯させ(717)、ブザーを連続して鳴
動させて(718)、ISDN回線の接続を正常に行な
えないことを通知する。
【0110】一方、ステップ710において、リモート
制御装置ISDNアドレステーブルにアドレスが登録さ
れている場合、そのアドレス先に発呼する(713)。
発呼した結果、ビジー又は応答なしか判別する(71
4)。その結果、ビジー又は応答なしである場合、再度
発呼を行ない、正常に発呼することができ、正常な応答
情報を受信した場合、リモート制御装置に報告可能かを
判別する(715)。その判別の結果、報告不可のとき
は、再度発呼を行なう処理をし、報告可のときは、リモ
ート制御装置に対して、専用線に障害が発生したこと、
その障害の内容、及びISDN網30への切替(バック
アップ制御)が正常に行なえないことを報告し(71
6)、処理を終了する。
【0111】なお、リモート制御装置に対してリトライ
の動作をしている場合に着呼を検出したとき(711,
712)、リモート制御装置に対する報告動作を終了
し、自動バックアップ動作を行なう構成としている。
【0112】4.2.2 リモート制御装置によるバッ
クアップ制御 次に、図2に示すシステム構成におけるバックアップ制
御の動作を図9、図10及び図11のフローチャートに
よって説明する。
【0113】まず、LSC−Aが専用線(例えば、接続
先A側の専用線)に障害が発生したことを認識すると
(901)、ブザー102を制御し、ブザーを連続して
鳴動させる(902)。次に、リモート制御装置ISD
Nテーブルからリモート制御装置40(RMC)のアド
レスを抽出し、かつ、回線インタフェース部116を制
御し、そのアドレス先に発呼する(903)。一方、R
MCでは発呼情報に含まれているアドレスによりセキュ
リティーチエックを行ない(904)、その発呼に対し
て応答を行なう(905)。LSC−Aでは、発呼した
後、ビジー又は無応答のとき、及び、RMCに報告不可
のときは、再度発呼動作を行ない、正常な応答を受信
し、かつ、RMCに対して報告可能であるときは(90
6,907)、呼の設定を行ない障害の連絡をする(9
08)。連絡の内容は、障害となっている専用線の表
示、障害の内容などが含まれている。このように障害の
連絡が終了すると、LSC−Aは呼の切断を行なう(9
09)。
【0114】一方、RMCでは、障害の連絡を受信する
と、自動または手動(扱者がRMCを操作する)により
バックアップ制御の指示を行なう。これを詳述すると、
RMCは、LSC−Bに対して発呼を行なう(91
0)。すると、LSC−Bは、セキュリティーチエック
を行ない(911)、その発呼に対して応答をする(9
12)。これにより、RMCとLSC−Bとの間にIS
DN網30を介して呼の設定がなされる。次に、RMC
は、LSC−Bに対して回線切替の指示を自動または手
動により行ない(913)、呼を切断する(914)。
【0115】また、LSC−Bでは、RMCから回線切
替の指示がなされると、回線インタフェース部116を
制御し、LSC−Aに対して発呼する(915)。一
方、LSC−Aは、着呼を検出すると、セキュリティー
チエックを行ない(916)、その着呼に対して応答を
する(917)。また、LSC−Bは、LSC−Aに対
して発呼をした後、LSC−Aがビジーか又はLSC−
Aからの応答がないかを判別し(918)、正常な応答
を受信したときは、回線のバックアップをする(91
9)。また、ビジー又は応答なしの場合、再度発呼(リ
トライ)をする。リトライが9回目になると(92
0)、LSC−BはRMCに対して発呼し、RMCにバ
ックアップが正常に行なえないことを示すアラーム報告
するための処理を行なう。 これを詳述すると、LSC
−Bは、まず、RMCに対して発呼を行なう(92
1)。すると、RMCでは、着呼を検出し、セキュリテ
ィーチエックを行ない(922)、かつ、その着呼に対
して応答をする(923)。また、LSC−Bは、発呼
を行なった後、RMCがビジーか又はRMCからの応答
がないかを判別し(924)、ビジー又は応答なしの場
合は、再度発呼の動作を行なう。一方、正常な応答を受
信すると、RMCに報告可かを判定し(925)、不可
の場合、再度発呼の動作を行ない、報告可の場合、呼の
設定をする。そして、正常に呼の設定がなされると、R
MCに対してバックアップが行なえないことを示すアラ
ーム報告をして(926)、処理を終了する。
【0116】このように専用線に障害が発生した場合、
回線のバックアップ動作(制御)が行われる。
【0117】§5.むすび以上のとおり、本発明によれ
ば、様々なケースに対応して障害を検出することがで
き、自由度の高いバックアップ制御が行なえる回線切替
装置を提供することができる。
【0118】
【発明の効果】本発明によれば、専用線の障害検出やバ
ックアップ方法を様々な条件(監視対象の信号線の条
件、監視時間の条件、障害判定時間の条件など)により
行なうことができ、ユーザーの使用目的に対してより柔
軟に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明する第1のシステム
構成図である。
【図2】本発明の実施の形態を説明する第2のシステム
構成図である。
【図3】回線切替装置の操作パネルを示す構成図であ
る。
【図4】回線切替装置のハードウェア構成図(1/2)
である。
【図5】回線切替装置のハードウェア構成図(2/2)
である。
【図6】回線切替装置のハードウェア構成の詳細を示す
図である。
【図7】第1のバックアップ制御の動作を説明する図
(1/2)である。
【図8】第1のバックアップ制御の動作を説明する図
(2/2)である。
【図9】第2のバックアップ制御の動作を説明する図
(1/3)である。
【図10】第2のバックアップ制御の動作を説明する図
(2/3)である。
【図11】第2のバックアップ制御の動作を説明する図
(3/3)である。
【図12】専用線の監視方法を説明するフローチャート
図である。
【図13】専用線の監視方法を説明する図である。
【図14】専用線の監視方法を説明する図である。
【図15】専用線の監視方法を説明するタイムチャート
図である。
【図16】回線切替装置のISDNアドレスを登録する
手順を示す図(1/2)である。
【図17】回線切替装置のISDNアドレスを登録する
手順を示す図(2/2)である。
【図18】回線切替装置のISDNアドレスを表示する
手順を示す図である。
【図19】回線をバックアップする接続先のISDNア
ドレスを登録する手順を示す図(1/2)である。
【図20】回線をバックアップする接続先のISDNア
ドレスを登録する手順を示す図(2/2)である。
【図21】回線をバックアップする接続先のISDNア
ドレスを表示する手順を示す図(1/2)である。
【図22】回線をバックアップする接続先のISDNア
ドレスを表示する手順を示す図(2/2)である。
【図23】リモート制御装置のISDNアドレスを設定
する手順を示す図(1/2)である。
【図24】リモート制御装置のISDNアドレスを設定
する手順を示す図(2/2)である。
【図25】リモート制御装置のISDNアドレスを表示
する手順を示す図である。
【図26】回線切替装置に接続されるデータ端末装置の
属性を設定する手順を示す図(1/4)である。
【図27】回線切替装置に接続されるデータ端末装置の
属性を設定する手順を示す図(2/4)である。
【図28】回線切替装置に接続されるデータ端末装置の
属性を設定する手順を示す図(3/4)である。
【図29】回線切替装置に接続されるデータ端末装置の
属性を設定する手順を示す図(4/4)である。
【図30】回線切替装置に接続されるデータ端末装置の
属性を表示する手順を示す図である。
【図31】専用線の監視条件を設定する手順を示す図
(1/4)である。
【図32】専用線の監視条件を設定する手順を示す図
(2/4)である。
【図33】専用線の監視条件を設定する手順を示す図
(3/4)である。
【図34】専用線の監視条件を設定する手順を示す図
(4/4)である。
【図35】専用線の監視条件を設定する表示を示す図で
ある。
【図36】専用線のうちの監視対象信号線を設定する手
順を示す図(1/6)である。
【図37】専用線のうちの監視対象信号線を設定する手
順を示す図(2/6)である。
【図38】専用線のうちの監視対象信号線を設定する手
順を示す図(3/6)である。
【図39】専用線のうちの監視対象信号線を設定する手
順を示す図(4/6)である。
【図40】専用線のうちの監視対象信号線を設定する手
順を示す図(5/6)である。
【図41】専用線のうちの監視対象信号線を設定する手
順を示す図(6/6)である。
【図42】専用線のうちの監視対象信号線を表示する手
順を示す図である。
【図43】バックアップ制御の主導権の関係(主従関
係)を設定する手順を示す図(1/2)である。
【図44】バックアップ制御の主導権の関係(主従関
係)を設定する手順を示す図(2/2)である。
【図45】バックアップ制御の主導権の関係(主従関
係)を表示する手順を示す図である。
【図46】バックアップ制御の方法を設定する手順を示
す図(1/2)である。
【図47】バックアップ制御の方法を設定する手順を示
す図(2/2)である。
【図48】バックアップ制御の方法を表示する手順を示
す図である。
【図49】回線切替装置に日時を設定する手順を示す図
(1/2)である。
【図50】回線切替装置に日時を設定する手順を示す図
(2/2)である。
【図51】回線切替装置に日時を表示させる手順を示す
図である。
【図52】過去に生じたエラーの内容を表示させる手順
を示す図である。
【符号の説明】
10,20…回線切替装置、 11,12,21,及び22…データ端末装置、 13,14,23,及び24…モデム装置、 30…ISDN網、 31,32…専用線、 33,34,及び35…ISDN回線、 40…リモート制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04M 11/00 303 H04L 13/00 311 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】専用線及び公衆回線に接続されており、当
    専用線が障害のとき、通信回線を当該専用線から当該
    公衆回線に切替える回線切替装置であって、前記専用線障害時のバックアップ方法が、自動的にバッ
    クアップする第1のバックアップ方法か、又は、前記公
    衆回線に接続されたリモート制御装置に障害を通知し、
    当該リモート制御手段の制御下でバックアップする第2
    のバックアップ方法か を選択する選択手段と、 前記選択手段で選択されたバックアップ方法を記憶する
    記憶手段と、 前記専用線の障害を判定する障害判定手段と、 前記障害判定手段で前記専用線が障害であると判定した
    場合において、前記記憶手段に記憶されたバックアップ
    方法が前記第1のバックアップ方法のときは、自動的に
    通信回線を前記専用線から前記公衆回線に切り替えし、
    また、前記記憶手段に記憶されたバックアップ方法が前
    記第2のバックアップ方法のときは、前記公衆回線を介
    して前記リモート制御装置に前記専用線の障害を通知
    し、当該リモート制御装置から切替指示を受けた後、通
    信回線を前記専用線から前記公衆回線に切り替えするバ
    ックアップ制御手段と、 を備えたことを特徴とする回線切替装置。
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