JP3217969B2 - エレベータの乗りかご - Google Patents

エレベータの乗りかご

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータの乗
りかごに関し、特に必要に応じて出し入れできる椅子を
備えた乗りかごに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のエレベータの乗りかごを
示す模式構成図である。図において、1は身障者あるい
は老人用の乗りかごであり、この種の乗りかご1は出入
り口の裾壁に通常の昇降用の操作盤(図示せず)が設け
られ、さらに身障者あるいは老人用の操作盤3が側壁1
aに設けられている。また、操作盤3には行き先階を登
録する呼び釦3aが設けられている。1bは乗りかご1
の後壁、1cは乗りかご1の床、1dは乗りかご1の天
井、2はかご扉である。
【0003】つぎに、上記従来のエレベータの乗りかご
1の動作について説明する。通常、利用者は乗り場の操
作盤(図示せず)で乗りかご1の呼びを登録する。そし
て、乗りかご1が着床し、かご扉2が開くと乗り込み、
操作盤で行き先階を登録する。一方、利用者が身障者あ
るいは老人であると、乗りかご1に乗り込んだ後、操作
盤3で呼び釦3aを押して、行き先階を登録する。エレ
ベータの制御装置(図示せず)は操作盤3で登録された
行き先階が障害者あるいは老人の呼びであることを認識
する。そして、乗りかご1が着床すると、かご扉3を開
ける。この時、着床階が障害者あるいは老人の呼びの行
き先階であるか否かを判定し、該呼びの行き先階であれ
ば、かご扉3の閉動作開始時間を延長する。そこで、障
害者あるいは老人はかご扉3の長い開状態の間に閉動作
のかご扉3に衝突することなく、ゆっくりと安全に降り
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータの乗
りかごは以上のように構成されているので、障害者や老
人の利用に際しては、乗りかご1の側壁1aに専用の操
作盤3を設置し、かご扉2の閉動作開始時間を遅らせ
て、障害者や老人のゆっくりした乗降に合わせるように
していた。しかしながら、高層住宅ビルなどのエレベー
タでは、目的階に到達するまでに長時間を要し、障害者
や老人がその間立ったままで乗っていなければならず、
苦痛であったという課題があった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、出し入れできる椅子を備え、障
害者や老人が必要に応じて椅子を出して座れ、疲れるこ
となく長時間でも乗っていられるエレベータの乗りかご
を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この第1の発明に係るエ
レベータの乗りかごは、乗りかごの内壁に出し入れ自在
に取り付けられた椅子と、乗りかごの内壁面に設けら
れ、行き先階の呼びを行う障害者あるいは老人専用の呼
び釦と、乗りかごの内壁面に設けられ、椅子の利用を請
求する椅子釦と、椅子を出し入れさせる駆動装置と、呼
び釦による行き先階の呼びを入力して該行き先階を障害
者あるいは老人の行き先階として登録し、呼び釦による
行き先階の呼びに引き続いて行われる椅子釦による椅子
の請求信号を入力して登録された該行き先階に椅子請求
を登録した後、駆動装置を駆動し椅子を出して椅子を設
置し、乗りかごの着床時、着床階が登録された行き先階
に合致していれば、かご扉が閉じられた後駆動装置を駆
動し椅子を格納する制御装置とを備えたものである。
【0007】この第2の発明に係るエレベータの乗りか
ごは、上記第1の発明において、報知手段を備え、制御
装置が、呼び釦による行き先階の呼びに引き続いて行わ
れる椅子釦による椅子の請求信号を入力した後、報知手
段により再度呼び釦による行き先階の呼びを行うように
利用者に報知させ、椅子釦による椅子の請求に引き続い
て行われる呼び釦の呼びによる行き先階に椅子の請求を
登録するようにしたものである。
【0008】この第3の発明に係るエレベータの乗りか
ごは、上記第1の発明において、報知手段を備え、制御
装置が、乗りかごの着床時、着床階が登録された行き先
階に合致していれば、報知手段により椅子が格納される
ことを利用者に報知させるようにしたものである。
【0009】この第4の発明に係るエレベータの乗りか
ごは、上記第1の発明において、椅子に荷重センサを配
設し、制御装置が、荷重センサの荷重検出信号に基づい
て椅子の利用を判断し、椅子が利用されていると判断し
た場合には、椅子の格納動作を停止するようにしたもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係るエ
レベータの乗りかごを示す模式構成図、図2はこの発明
の実施の形態1に係るエレベータの乗りかごにおける椅
子設置状態を示す模式図であり、図において図10に示
した従来の乗りかごと同一または相当部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。図において、3bは操作
盤3に設けられた椅子釦、4は後壁1bに出し入れ自在
に設置された椅子である。
【0011】ここで、椅子4は、図3に示すように、上
端が後壁1bに水平軸5周りに回動自在に取り付けら
れ、下端に該水平軸5を中心とする円弧腕6が乗りかご
1の外側に延設されている。そして、円弧腕6の内面に
歯部6aが設けられている。また、乗りかご1の後壁1
aの背面に椅子駆動装置としてのモータ7が設置され、
モータ7の駆動軸7aに固着されたギア8が円弧腕6の
歯部6aに歯合している。そこで、モータ7を駆動する
ことにより、モータ7の回転トルクがギア8を介して歯
部6aに伝達される。そして、モータ7の正/逆回転に
より椅子4は回転軸5周りに回動し、出し入れされる。
【0012】つぎに、この実施の形態1の動作について
図4に基づいて説明する。エレベータの制御装置(図示
せず)は操作盤3の行き先階および椅子の請求信号を監
視している(ステップ100)。そこで、身障者あるい
は老人が、乗りかご1に乗り込んだ後、操作盤3で呼び
釦3aを押す。制御装置は、操作盤3から行き先階の呼
び信号が入力されると、該行き先階が障害者あるいは老
人の呼びであることを認識し、行き先階を登録する(ス
テップ101)。そして、障害者あるいは老人が椅子4
に座りたい場合、呼び釦3aに続いて椅子釦3bを押
す。すると、制御装置は、呼び釦3aによる行き先階呼
び信号に続いて椅子釦3bによる椅子の請求信号を入力
し(ステップ102)、登録行き先階に椅子請求を登録
する(ステップ103)。ついで、モータ7を駆動し、
椅子4を回転軸5回りに回動させて乗りかご1内に延出
させ、椅子4を水平状態に設置する(ステップ10
4)。そこで、障害者あるいは老人が椅子4に腰掛けら
れる。一方、呼び釦3aによる行き先階呼び信号に続い
て椅子釦3bによる椅子の請求信号が入力されなけれ
ば、障害者あるいは老人が椅子4の利用を要求していな
いものと判断し、ステップ105にスキップする。乗り
かご1が着床すると、制御装置は、着床階が登録行き先
階であるか否かを判断する(ステップ105)。そし
て、着床階が登録行き先階であれば、かご扉2の開時間
の延長信号を出力する(ステップ106)。そこで、障
害者あるいは老人が、かご扉2が閉じてぶつかることな
く、ゆっくり乗りかご1から降りることができる。つい
で、制御装置は、着床階に合致する登録行き先階に椅子
の請求が登録されているか否かを判定する(ステップ1
07)。そして、着床階に合致する登録行き先階に椅子
の請求が登録されていれば、かご扉2の全閉後、モータ
7を駆動して、椅子4を後壁1bに添うように格納し
(ステップ108)、一連の動作を終了する。
【0013】このように、この実施の形態1によれば、
行き先階の呼びを行う障害者あるいは老人専用の呼び釦
3aおよび椅子4の利用を請求する椅子釦3bを有する
操作盤3が乗りかご1の側壁1aに設けられ、椅子4が
乗りかご1の後壁1bに出し入れ自在に取り付けられ、
椅子4を出し入れさせるモータ7が設けられ、制御装置
が、呼び釦3aによる行き先階の呼びを入力して該行き
先階を障害者あるいは老人の行き先階として登録し、呼
び釦3aによる行き先階の呼びに引き続いて行われる椅
子釦3bによる椅子4の請求信号を入力して登録された
該行き先階に椅子請求を登録した後、モータ7を駆動し
椅子4を出して椅子4を設置し、乗りかご1の着床時、
着床階が登録された行き先階に合致していれば、かご扉
2が閉じられた後モータ7を駆動し椅子4を格納するよ
うにしている。そこで、障害者や老人が必要に応じて椅
子4を出して座れ、疲れることなく長時間でも乗ってい
られるエレベータの乗りかごが得られる。そして、椅子
4を利用している障害者や老人が目的階で乗りかご1か
ら降りれば、椅子4は自動的に格納され、椅子4が出し
っ放しとなって他の利用者の邪魔となることが防止され
る。また、制御装置が障害者や老人の行き先階を認識
し、着床階が該行き先階であれば、かご扉2の開時間を
延長させているので、障害者や老人が乗りかご1から降
りる途中に、かご扉2が閉じて障害者や老人にぶるかる
ような事故が未然に阻止される。さらに、障害者あるい
は老人はかご扉3の長い開状態の間に、ゆっくりと安全
に降りれる。
【0014】実施の形態2.上記実施の形態1では、椅
子4が水平状態に設置されるものとしているが、この実
施の形態2では、図5に示されるように、椅子4が30
°程度の角度で設置されるものとしている。この実施の
形態1では、利用者は椅子4に座り、そのための大きな
スペースが必要となっていたが、この実施の形態2で
は、利用者が寄りかかる程度にしか椅子4は延出してお
らず、省スペース化が図られる。そこで、乗りかご1内
が混雑しても、椅子4の利用による他の乗客への迷惑が
軽減される。また、利用者は椅子4に寄りかかっている
ので、気づかないうちに椅子4が格納されても、転倒す
ることもない。
【0015】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3に係るエレベータの乗りかごを示す模式構成図であ
る。この実施の形態3では、椅子4の利用の請求を制御
装置に確実に認識させるための報知手段としての表示器
10が操作盤3に設けられている。なお、他の構成は上
記実施の形態1と同様に構成されている。
【0016】この実施の形態3では、制御装置は、呼び
釦3aによる行き先階の呼び信号が入力された後、椅子
釦3bによる椅子請求信号が入力されると、表示器10
に「降りる階の釦を押して下さい」と表示させる。そこ
で、椅子4の利用者は、表示器10の表示に促され、も
う一度行き先階の呼び釦3aを押すことになる。制御装
置は、呼び釦3aによる最初の行き先階と椅子釦3bに
引き続いて押される呼び釦3aによる行き先階とが異な
る場合、椅子釦3bに引き続いて押される呼び釦3aに
よる行き先階に椅子の請求を登録するようにしている。
従って、利用者が多数乗り込み、それぞれ行き先階が異
なるような場合でも、椅子4の利用者の行き先階を確実
に特定することができる。そこで、椅子4の利用者の行
き先階を誤って認識し、椅子4に腰掛けているのに椅子
4を格納して、利用者を転倒させるような事故を防止す
ることができる。
【0017】実施の形態4.上記実施の形態3では、操
作盤3に報知手段としての表示器10を設けるものとし
ているが、この実施の形態4では、図7に示されるよう
に、表示器10に代えてスピーカ11を設けるものとし
ている。この実施の形態4では、制御装置は、呼び釦3
aによる行き先階の呼び信号が入力された後、椅子釦3
bによる椅子請求信号が入力されると、スピーカ11に
「降りる階の釦を押して下さい」とアナウンスさせる。
そこで、椅子4の利用者は、スピーカ11のアナウンス
に促され、もう一度行き先階の呼び釦3aを押すことに
なる。従って、上記実施の形態3では、利用者に視覚的
に呼び釦3aを再度押すように促しているので、利用者
が気づかない場合があるが、この実施の形態4では、ス
ピーカ11により聴覚的に利用者に呼び釦3aを再度押
すように促しているので、利用者は呼び釦3aを確実に
再度押すことになり、椅子4の利用者の行き先階をより
確実に特定することができる。
【0018】実施の形態5.この実施の形態5では、上
記実施の形態4において、さらに乗りかご1が椅子4の
利用者の行き先階に着床した際に、制御装置が、スピー
カ11に「椅子が格納されます。気をつけて下さい」と
アナウンスさせるようにしている。この実施の形態5で
は、椅子4の利用者が自分の行き先階に着床したことを
気づかずにいても、スピーカ11のアナウンスにより椅
子4が格納されることに気づく。そこで、利用者は椅子
4が格納されることを事前に知り、椅子4に腰掛けてい
るうちに椅子4が格納されて、転倒するような事故が未
然に防止される。
【0019】実施の形態6.この実施の形態6では、上
記実施の形態5において、さらに乗りかご1が満員の場
合、制御装置が、スピーカ11に「満員です。椅子はご
利用できません」とアナウンスさせ、椅子4の格納状態
を保持するようにしている。この実施の形態6では、制
御装置が満員信号を入力していると、スピーカ11に
「満員です。椅子はご利用できなせん」とアナウンスさ
せ、椅子4を利用できないことを利用者に報知させる。
従って、満員の際に、椅子4の利用により他の乗客に迷
惑をかけることがなくなる。
【0020】実施の形態7.この実施の形態7では、図
8に示されるように、椅子釦3bに代えて操作盤3に椅
子4の利用者を特定するカードリーダ12を設けるもの
としている。なお、他の構成は上記実施の形態4と同様
に構成されている。この実施の形態7では、椅子釦3b
を押す代わりに、利用カードをカードリーダ12に挿入
すればよい。そこで、椅子4の利用者をカード携帯者に
限定することができ、いたずらやによる椅子4の出し入
れもなくなる。なお、この場合、マンション等のエレベ
ータに適用し、自治会等で老人や身障者のいる家庭のみ
に利用カードを配布すれば、椅子4の利用を老人や身障
者に限定することができる。
【0021】実施の形態8.この実施の形態8では、図
9に示すように、椅子4に荷重センサ13を設け、制御
装置により利用者が座っているか否かを判定できるよう
にしている。なお、他の構成は上記実施の形態4と同様
に構成されている。この実施の形態8では、制御装置
が、荷重センサ13の荷重検出信号の有無により、椅子
4の利用の有無を判定するようにしている。そこで、乗
りかご1の着床時、着床階が登録された行き先階に合致
していても、かご扉2が閉じられた後荷重センサ13の
荷重検出信号から椅子4の利用者がなお腰掛けていると
判定すれば、椅子4の格納動作が停止される。従って、
利用者が腰掛けているうちに格納されて転倒するという
事故は阻止される。また、椅子4を設置してから所定時
間経過しても荷重センサ13の荷重検出信号が無い場合
には、利用者の操作ミスあるいはいたずらによるものと
判断し、スピーカ11により椅子4を格納するに旨のア
ナウンスをして、格納させるようにしている。
【0022】なお、上記各実施の形態では、椅子4の出
し入れ機構として、モータ7の回転トルクをギア8を介
して円弧腕6の歯部6aに伝達して、椅子4の出し入れ
を行うものとしているが、椅子4の出し入れ機構はこれ
に限定されるものではなく、モータ7などの駆動装置に
より出し入れできるものであればよい。また、上記各実
施の形態では、乗りかご1内に操作盤3を設置するもの
としているが、この操作盤3は各乗り場に設置するよう
にしてもよい。この場合、乗り場にて椅子釦が押される
と、乗りかご1が着床し、かご扉2が開かれた後、椅子
4が座れるように設置されればよい。従って、利用者が
乗りかご1に乗り込んでからの操作が不要となるという
効果もある。
【0023】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】この第1の発明によれば、乗りかごの内壁
に出し入れ自在に取り付けられた椅子と、乗りかごの内
壁面に設けられ、行き先階の呼びを行う障害者あるいは
老人専用の呼び釦と、乗りかごの内壁面に設けられ、椅
子の利用を請求する椅子釦と、椅子を出し入れさせる駆
動装置と、呼び釦による行き先階の呼びを入力して該行
き先階を障害者あるいは老人の行き先階として登録し、
呼び釦による行き先階の呼びに引き続いて行われる椅子
釦による椅子の請求信号を入力して登録された該行き先
階に椅子請求を登録した後、駆動装置を駆動し椅子を出
して椅子を設置し、乗りかごの着床時、着床階が登録さ
れた行き先階に合致していれば、かご扉が閉じられた後
駆動装置を駆動し椅子を格納する制御装置とを備えたの
で、障害者や老人が必要に応じて椅子を出して座れ、疲
れることなく長時間でも乗っていられるエレベータの乗
りかごが得られる。
【0025】この第2の発明によれば、上記第1の発明
において、報知手段を備え、制御装置が、呼び釦による
行き先階の呼びに引き続いて行われる椅子釦による椅子
の請求信号を入力した後、報知手段により再度呼び釦に
よる行き先階の呼びを行うように利用者に報知させ、椅
子釦による椅子の請求に引き続いて行われる呼び釦の呼
びによる行き先階に椅子の請求を登録するようにしたの
で、多数の行き先階の呼びがあっても、椅子の請求の行
き先階を確実に特定することができる。
【0026】この第3の発明によれば、上記第1の発明
において、報知手段を備え、制御装置が、乗りかごの着
床時、着床階が登録された行き先階に合致していれば、
報知手段により椅子が格納されることを利用者に報知さ
せるようにしたので、利用者が行き先階に到着したこと
を認識して椅子から立ち上がり、椅子に腰掛けているう
ちに格納されて転倒するような事故を未然に防止でき
る。
【0027】この第4の発明によれば、上記第1の発明
において、椅子に荷重センサを配設し、制御装置が、荷
重センサの荷重検出信号に基づいて椅子の利用を判断
し、椅子が利用されていると判断した場合には、椅子の
格納動作を停止するようにしたので、利用者が椅子に腰
掛けているうちに格納されて転倒するような事故を確実
に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るエレベータの
乗りかごを示す模式構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るエレベータの
乗りかごにおける椅子設置状態を示す模式図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係るエレベータの
乗りかごの椅子周りを示す模式構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係るエレベータの
乗りかごにおける椅子の操作を説明するフローである。
【図5】 この発明の実施の形態2に係るエレベータの
乗りかごを示す模式構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3に係るエレベータの
乗りかごを示す模式構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態4に係るエレベータの
乗りかごを示す模式構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態7に係るエレベータの
乗りかごを示す模式構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態8に係るエレベータの
乗りかごを示す模式構成図である。
【図10】 従来のエレベータの乗りかごを示す模式構
成図である。
【符号の説明】
1 乗りかご、2 かご扉、3a 呼び釦、3b 椅子
釦、4 椅子、7 モータ(駆動装置)、10 表示器
(報知手段)、11 スピーカ(報知手段)、13 荷
重センサ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗りかごの内壁に出し入れ自在に取り付
    けられた椅子と、前記乗りかごの内壁面に設けられ、行
    き先階の呼びを行う障害者あるいは老人専用の呼び釦
    と、前記乗りかごの内壁面に設けられ、前記椅子の利用
    を請求する椅子釦と、前記椅子を出し入れさせる駆動装
    置と、前記呼び釦による行き先階の呼びを入力して該行
    き先階を前記障害者あるいは老人の行き先階として登録
    し、前記呼び釦による行き先階の呼びに引き続いて行わ
    れる前記椅子釦による椅子の請求信号を入力して登録さ
    れた該行き先階に椅子請求を登録した後、前記駆動装置
    を駆動し前記椅子を出して前記椅子を設置し、前記乗り
    かごの着床時、着床階が登録された行き先階に合致して
    いれば、かご扉が閉じられた後前記駆動装置を駆動し前
    記椅子を格納する制御装置とを備えたエレベータの乗り
    かご。
  2. 【請求項2】 報知手段を備え、制御装置が、呼び釦に
    よる行き先階の呼びに引き続いて行われる椅子釦による
    椅子の請求信号を入力した後、前記報知手段により再度
    前記呼び釦による行き先階の呼びを行うように利用者に
    報知させ、前記椅子釦による椅子の請求に引き続いて行
    われる前記呼び釦の呼びによる行き先階に前記椅子の請
    求を登録するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    のエレベータの乗りかご。
  3. 【請求項3】 報知手段を備え、制御装置が、乗りかご
    の着床時、着床階が登録された行き先階に合致していれ
    ば、前記報知手段により椅子が格納されることを利用者
    に報知させるようにしたことを特徴とする請求項1記載
    のエレベータの乗りかご。
  4. 【請求項4】 椅子に荷重センサを配設し、制御装置
    が、前記荷重センサの荷重検出信号に基づいて前記椅子
    の利用を判断し、前記椅子が利用されていると判断した
    場合には、前記椅子の格納動作を停止するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のエレベータの乗りかご。
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