JP2010076920A - エレベーター装置 - Google Patents

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Hiroki Hongo
寛記 本郷
Yasuhito Genma
康仁 弦間
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Abstract

【課題】自動体外式除細動器を心臓発作等で倒れた人のもとに速やかに運び寄せることができるエレベーター装置を提供する。
【解決手段】複数の階床を就役するかご1と、各階床の乗場壁面13に設けられ、かご1を呼び寄せる乗場呼び釦3と、かご1の昇降を制御する制御装置とを備えたエレベーター装置において、かご1内のかご内壁面1aに取り付けられ、心臓機能の回復に活用される自動体外式除細動器6と、乗場壁面13に乗場呼び釦3とは別に設けられ、自動体外式除細動器6の必要時にこの乗場に優先的にかご1を呼び寄せる緊急呼び釦7とを備えた。前述の制御装置が、緊急呼び釦7の操作と連動して、かご1を緊急呼び釦7が操作された階床まで運転させる制御を行なう運転制御部を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、かごを呼び寄せる乗場呼び釦と、かごの昇降を制御する制御装置とを有するエレベーター装置に関する。
従来、心臓機能を回復させるための電気ショックを与える自動体外式除細動器は、法的な制約から医師でなければ操作することができなかったが、法改正によって所定の範囲で一般人が取り扱うことが可能になったことから、最近では医療機関ではもちろんのこと、駅やホテルなど人が多数集う場所に設置されている。
また、従来、自動体外式除細動器を、目立ちやすい塗装がなされたポストのような縦長の収納容器に収納するとともに、扉を開けて自動体外式除細動器を取り出し当該自動体外式除細動器の電源を入れると、自動体外式除細動器の取扱い手順が自動的に音声出力されるようになっているものも知られている(特許文献1参照)。
特開2007−244804号公報
前述した特許文献1に示される従来技術を含めて、従来においては、駅やホテルなどに設置された一般人向けの自動体外式除細動器に注目されることは少なく、心臓発作等で倒れた人がいても自動体外式除細動器の設置場所が判らなかったり、館内に設置されていることは判っても場所が判らないなどの問題点もあった。
本発明の目的は、自動体外式除細動器を心臓発作等で倒れた人のもとに速やかに運び寄せることができるエレベーター装置を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、複数の階床を就役するかごと、各階床の乗場に設けられ、前記かごを呼び寄せる乗場呼び釦と、前記かごの昇降を制御する制御装置とを備えたエレベーター装置において、前記かご内の所定部位に取り付けられ、心臓機能の回復に活用される自動体外式除細動器と、前記乗場に前記乗場呼び釦とは別に設けられ、前記自動体外式除細動器の必要時にこの乗場に優先的に前記かごを呼び寄せる緊急呼び釦とを備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、ある階床で自動体外式除細動器が必要な事態が発生した場合、乗場の緊急呼び釦を押すと、エレベーターがほかの利用客のためにサービス中であっても、緊急呼びが登録された乗場にかごが優先的に直行運転される。したがって、かご内の所定部位に取り付けられた自動体外式除細動器を取り外すことによって、その自動体外式除細動器を心臓発作等で倒れた人のもとに速やかに運び寄せることができる。
また、本発明は、前記発明において、前記制御装置が、前記緊急呼び釦の操作と連動して、前記かごを前記緊急呼び釦が操作された階床まで運転させる制御を行なう運転制御部を備えていることを特徴としている。
また、本発明は、前記発明において、前記かご内に配置され、所定の緊急対応施設に通報可能な非常通報装置を備え、前記制御装置が、前記自動体外式除細動器の前記所定部位からの離脱に伴って前記非常通報装置を起動させ、前記所定の緊急対応施設に通報させる処理を行なわせる通報処理部を備えていることを特徴としている。
また、本発明は、前記発明において、前記緊急呼び釦と同等の機能を有する別の緊急呼び釦を備え、この別の緊急呼び釦を、このエレベーター装置が備えられる館内の前記乗場とは異なる場所に設けたことを特徴としている。
本発明によるエレベーター装置は、かご内の所定部位に取り付けられ、心臓機能の回復に活用される自動体外式除細動器と、乗場に乗場呼び釦とは別に設けられ、自動体外式除細動器の必要時にこの乗場に優先的にかごを呼び寄せる緊急呼び釦とを備えたことから、緊急呼び釦を押して乗場に自動体外式除細動器が取り付けられたかごを呼び寄せることにより、自動体外式除細動器を心臓発作等で倒れた人のもとに速やかに運び寄せることができる。これによって、従来に比べて心臓発作等で倒れた人に対する治療を早く開始することができる。
本発明に係るエレベーター装置を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明のエレベーター装置の一実施形態を示す斜視図、図2は、図1に示す一実施形態が備えられる館内の所定階床を示す平面図である。
この本実施形態に係るエレベーター装置は、主ロープ2の移動を介して複数の階床を就役し、到着階床を登録するかご呼び登録釦4を有するかご1と、各階床の乗場に設けられ、かご1を呼び寄せる乗場呼び釦3と、かご1の昇降を制御する図示しない制御装置とを備えている。また、かご1内の所定部位、例えばかご内壁面1aに取り付けられ、心臓機能の回復に活用される自動体外式除細動器6と、乗場に乗場呼び釦3とは別に設けられ、自動体外式除細動器6の必要時にこの乗場に優先的にかご1を呼び寄せる乗場壁面13に取付けた緊急呼び釦7とを備えている。
また、緊急呼び釦7の近くに自動体外式除細動器6が搭載されたかご1を当該階床に呼び寄せられること、自動体外式除細動器6をかご1まで取りに行く必要があることを表示する案内表示器8が設置されている。さらに、前述した制御装置は、緊急呼び釦7の操作と連動して、かご1を緊急呼び釦7が操作された階床まで運転させる制御を行なう運転制御部を備えている。また、かご1内に配置され、所定の緊急対応施設に通報可能な非常通報装置5を備え、前述した制御装置は、自動体外式除細動器6の所定部位からの離脱に伴って非常通報装置5を起動させ、所定の緊急対応施設に通報させる処理を行なわせる通報処理部も備えている。すなわち、かご1内には、自動体外式除細動器6が取出し自在に設けられており、その自動体外式除細動器6を取出したときに動作するとともに、非常通報装置5に連動している図示しないスイッチを備えている。
また、図2に示すように、館内の乗場とは異なる場所の館内壁面14に備えられ、緊急呼び釦7と同等の機能を有する別の緊急呼び釦7a,7b,7cと、この別の緊急呼び釦7a,7b,7cの近くに、自動体外式除細動器6が搭載されたかご1を当該階床に呼び寄せられること、自動体外式除細動器6をかご1まで取りに行く必要があること、エレベーターの位置などの内容などを表示する別の案内表示器8a,8b,8cが設置されている。別の緊急呼び釦7aと別の案内表示器8aは、館内に設置される会計カウンタ11の背後に設けられ、別の緊急呼び釦7bと別の案内表示器8bは、館内に設置される館内案内所12の背後に設けられ、別の緊急呼び釦7cと別の案内表示器8cは館内の別の場所に設けられている。
なお、かご1内には緊急呼び釦7,7a〜7cが押されて、緊急呼びが発生したことを表示する緊急呼びかご内表示器9が設けられ、乗場壁面13にも緊急呼び釦7,7a〜7cが押されて緊急呼びが発生したことを表示する緊急呼び乗場表示器10が設けられている。
このように構成した本実施形態は、ある階床で自動体外式除細動器6が必要な事態が発生した場合、乗場の緊急呼び釦7を押すと、エレベーターがほかの利用客のためにサービス中であっても、かご1が所定の階に停止し、緊急呼び釦7の操作と連動して、運転させる制御を行なう運転制御部により、乗場呼びやかご呼びがキャンセルされ、緊急呼びが登録された乗場にかご1が優先的に直行運転される。乗場以外の場所に設置された緊急呼び釦7a,7b,7cを押した場合も同様である。これらの緊急呼び釦7,7a〜7cが押されると、自動体外式除細動器6が搭載されたかご1を当該階床に呼び寄せられること、自動体外式除細動器6をかご1まで取りに行く必要があること、エレベーターの位置などが別の案内表示器8a,8b,8cに表示される。
また、かご1内の緊急呼びかご内表示器9、及び乗場壁面13の緊急呼び乗場表示器10は、緊急呼びが登録されたことを表示し、かご1内の利用客及び各階床の乗場にいる利用客に緊急呼びが登録されたことを連絡する。かご1は緊急呼びが登録された階床に到着後、前述した図示しない制御装置の制御によって例えば通常のドア開放時間より相当に長い時間ドアが開放したまま、その階床に待機する。かご1内の自動体外式除細動器6が外されると、図示しないスイッチが動作し、非常通報装置5が起動し、非常通報装置5のインターホンにより所定の緊急対応施設へ緊急通報が行なわれる。
このように、心臓発作等で倒れた人の周囲の人が緊急呼び釦7を押すと、乗場呼びやかご呼びがキャンセルされ、図示しない制御装置の運転制御部によって、緊急呼びが登録された乗場にかご1が利用客のいる他の階床に停止することなく直行運転され、所定の階床に到着し、かご1内の所定部位に取り付けられた自動体外式除細動器6を取り外すことによって、その自動体外式除細動器6を心臓発作等で倒れた人のもとに速やかに運び寄せることができる。これにより、心臓発作等で倒れた人に対する治療を早く開始することができる。
また、前述したように館内の乗場とは異なる場所に設けてある別の緊急呼び釦7a,7b,7cを押すことにより、自動体外式除細動器6が搭載されたかご1を当該階床に呼び寄せられること、自動体外式除細動器6をかご1まで取りに行く必要があること、エレベーターの位置などが別の案内表示器8a,8b,8cに表示され、緊急呼び釦7a,7b,7cの該当するものが押された階床に自動体外式除細動器6を有するかご1が到着し、かご1内の自動体外式除細動器6を心臓発作等で倒れた人のもとに速やかに運び寄せることができる。
なお、自動体外式除細動器6を取り出し自在としたが、盗難、紛失の予防のため、緊急呼び釦7と連動して開鍵する鍵付としてもよい。
また、自動体外式除細動器6を取り外したとき、緊急対応施設に対して自動的に通報するようにしたが、緊急対応施設に対しての通報を行なわないようにしてもよい。
また、各階床の面積が狭い場合や、乗場からの見通しが良い場合には、緊急呼び釦7を乗場付近だけに設置してもよい。
また、かご1内及び乗場の利用客に緊急呼びが登録されたことを連絡する必要がない場合には、案内表示器8,8a〜8c、及び緊急呼びかご内表示器9、緊急呼び乗場表示器10を不要としてもよい。
本発明のエレベーター装置の一実施形態を示す斜視図である。 図1に示す一実施形態が備えられる館内の所定階床を示す平面図である。
符号の説明
1 かご
1a かご内壁面
3 乗場呼び釦
5 非常通報装置
6 自動体外式除細動器(AED)
7 緊急呼び釦
7a 別の緊急呼び釦
7b 別の緊急呼び釦
7c 別の緊急呼び釦
8 案内表示器
8a 別の案内表示器
8b 別の案内表示器
8c 別の案内表示器
9 緊急呼びかご内表示器
10 緊急呼び乗場表示器
11 会計カウンタ
12 館内案内所
13 乗場壁面
14 館内壁面

Claims (4)

  1. 複数の階床を就役するかごと、各階床の乗場に設けられ、前記かごを呼び寄せる乗場呼び釦と、前記かごの昇降を制御する制御装置とを備えたエレベーター装置において、
    前記かご内の所定部位に取り付けられ、心臓機能の回復に活用される自動体外式除細動器と、
    前記乗場に前記乗場呼び釦とは別に設けられ、前記自動体外式除細動器の必要時にこの乗場に優先的に前記かごを呼び寄せる緊急呼び釦とを備えていることを特徴とするエレベーター装置。
  2. 請求項1に記載のエレベーター装置において、
    前記制御装置が、前記緊急呼び釦の操作と連動して、前記かごを前記緊急呼び釦が操作された階床まで運転させる制御を行なう運転制御部を備えていることを特徴とするエレベーター装置。
  3. 請求項1に記載のエレベーター装置において、
    前記かご内に配置され、所定の緊急対応施設に通報可能な非常通報装置を備え、
    前記制御装置が、前記自動体外式除細動器の前記所定部位からの離脱に伴って前記非常通報装置を起動させ、前記所定の緊急対応施設に通報させる処理を行なわせる通報処理部を備えていることを特徴とするエレベーター装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のエレベーター装置において、
    前記緊急呼び釦と同等の機能を有する別の緊急呼び釦を備え、この別の緊急呼び釦を、このエレベーター装置が備えられる館内の前記乗場とは異なる場所に備えていることを特徴とするエレベーター装置。
JP2008248788A 2008-09-26 2008-09-26 エレベーター装置 Pending JP2010076920A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012136333A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ装置及びエレベータ装置の制御方法
JP6383464B1 (ja) * 2017-06-14 2018-08-29 東芝エレベータ株式会社 エレベータ救命支援システム
CN111606162A (zh) * 2020-06-11 2020-09-01 英业达科技有限公司 商办楼宇智能电梯监控系统及其方法

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