JP3217925B2 - 橋梁の構造およびその施工方法 - Google Patents

橋梁の構造およびその施工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速道路等に利用され
ている橋梁の構造およびその施工方法に関するものであ
り、詳しくは所定間隔毎に立設した橋の上面間に複数
の桁材を掛け渡し、その桁材間にコンクリートを流し込
み桁材表面を平滑面に形成した橋梁の構造とその施工方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高速道路等の橋梁は、例えば図12
に示すように隣接する橋1,1の上に、ウエブ部の上
下にフランジ部を設けた断面エ字形状の複数の桁材2,
2,2を掛け渡し、ついで、図13に示す如く各桁材2,
2の下側フランジ部20、20間に鉄筋等の支持棒21を上方
に向かって湾曲させ、該支持棒21の上面と桁材の上側フ
ランジ部下面との間にコンクリート型枠用合板などの型
板22を掛け渡し、この型板22の上面空間部に直状筋やフ
ープ筋などの配筋9を組み込んだのちコンクリート12を
打設し、コンクリートの硬化後、型板22を取り外すこと
により施工されている。上記桁材としては、断面エ字形
の他にT字形状、I字形状などの種々のものが用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような橋梁の施工
方法によれば、上記型板22を桁材2,2間に配設するに
は、下側から作業するための足場を橋1,1の間に上
方から吊るして形成し、該足場にネット等の落下防止網
を張っておいて桁材の下側にもぐり込んで支持棒21や型
枠22の配設作業を行なわなければならず、足場組を形成
する作業手間がかかって、工期が長くなってしまうとと
もに、高所での作業であるために危険性を伴っていた。
このように、作業工数や工事の際の足場の架け払い作業
が煩わしく、また高所作業の危険性等の問題点があっ
た。
【0004】また、コンクリートを充填硬化させた後
に、型板22を打設コンクリート12から剥離、回収する脱
型作業及び足場材の撤去作業が必要であり、脱型の為の
作業手間や脱型後の型板22の回収後の一時保管スペース
の確保、工事終了後の次工事までの型板及び足場材の保
管や輸送などが必要になり、工期が長くなる上、工事費
も高くなるという問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の橋梁の構造及
び施工方法の問題点に鑑みてなされたものであり、足場
の架け払いなどの施工が不要で、安全で能率よく施工で
き、工期の短縮を図ることができる橋梁の構造およびそ
の施工方法の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の橋梁の構造は、橋間に複数本並設され且
つ上側フランジ部の対向面に受止部を突設してなる桁材
と、隣接する桁材の上記受止部間に架設支持された支持
板と、桁材の上側フランジ部対向面と支持板上面との間
の空間に充填された打設コンクリートとからなることを
特徴とするものである。
【0007】なお、請求項2の発明は、上記橋梁の構造
において、支持板が上面側にアンカー片を一体に突設し
て打設コンクリートと一体化してなることを特徴とする
ものである。このような橋梁の構造としては、請求項3
に記載したように、橋間に複数本並設された桁材と、
隣接する桁材の上側フランジ間に架設された支持板と、
桁材の上側フランジ部対向面と支持板上面との間の空間
に充填されて支持板と一体化した打設コンクリートとか
ら構成しておくこともできる。
【0008】また、本発明の橋梁の施工方法は、請求項
4に記載しているように、上側フランジ部に水平方向に
向かって受止部を突設してなる複数の桁材を隣接する橋
間に架設、支持させると共に橋幅方向に一定間隔毎
に並列させた後、隣接する桁材間に該桁材と略同長の支
持板を落とし込むことにより該支持板の両側端部を桁材
の受止部間に架設支持させた後、桁材の上側フランジ対
向面と支持板上面との間の空間に配筋してコンクリート
を打設することを特徴とするものである。この橋梁の施
工方法において請求項5に記載したように、桁材の上側
フランジ部に受止部を着脱自在に取着しておき、打設コ
ンクリートの硬化後に該受止部を離脱させてもよい。
【0009】
【作用】上下フランジ部を有する桁材の上側フランジ部
に水平方向に向かって突出した受止部を設けているの
で、橋間に架設した隣接する桁材間の空間部を通じて
上方より支持板を落とし込むことにより隣接する桁材の
受止部間に該支持板を架設状態に支持させることがで
き、この支持板の配設によって該支持板上に配筋のため
の空間部が形成される。従って、桁材間に足場組等を行
うことなく支持板の配設作業が容易に且つ安全に行える
と共にその空間部にコンクリートを打設した橋梁が築造
できる。
【0010】さらに、上記支持板の上面にアンカー片を
突設しておくことにより、このアンカー片が打設コンク
リートと強固に固着して一体化し、工事後の車両の走行
による振動や地震等による桁材の揺れによっても支持板
が脱落する虞れが全くなく長期間安全性が確保されるも
のである。なお、請求項3に記載したように、支持板を
受止した受止部を打設コンクリートの硬化後に撤去した
構造としておいても、充分な強度を有する橋梁構造が得
られると共に、受止部の不測の落下による危険性をなく
し得るものである。
【0011】また、本発明の橋梁の施工方法によれば、
桁材の上部フランジ部に、予め受止部を水平方向に突設
しておき、この桁材を橋幅方向に所定間隔毎に並列状
態で架設するので、隣接する桁材間の空間部を通じて上
方より支持板を落とし込むという簡単な作業によって上
述したように桁材の受止部間に該支持板を架設状態に支
持させることができ、この支持板上でのフープ筋等の配
筋作業が能率よく行えると共に配筋後、コンクリートを
打設することによって支持板とコンクリートとが一体化
した強固な橋梁を構築できるものである。なお、打設コ
ンクリートの硬化後、請求項5に記載しているように受
止部を撤去して不測の落下を防止し、また、再利用を行
うようにしてもよい。
【0012】
【実施例】以下、本発明の橋梁の構造およびその施工方
法について、その一実施例を示す図面に従って説明す
る。即ち、図1および図2は本発明の橋梁構造を示すも
のであり、図1はコンクリートを流し込んだ後の状態を
示し、図2はコンクリートを流し込む前の状態を示した
ものである。構築すべき橋梁の長さ方向に一定間隔毎に
立設した隣接する橋1、1の上面間には、図12に示す
ように、プレキャストコンクリート製の桁材2が複数本
架設され、隣接する桁材2、2の間隔が例えば約250mm
となるように並設されている。
【0013】これらの桁材2は、ウエブ部2aの上下端に
フランジ部2b、2cを一体に設けてなる断面エ字状であっ
て、その高さが例えば約950mm 、フランジ部2bの幅が例
えば約750mm に形成されている。又、各桁材2,2の上
部フランジ部2bには該フランジ部2bの両側面間に貫通す
る埋設スリーブよりなるワイヤー挿通用貫通孔4が長さ
方向に一定間隔毎に設けられている。
【0014】さらに、上側フランジ部2bの両側下面に
は、上面に段差部6を有する受止部5がフランジ部2bの
全長に亘って設けられている。この受止部5としては、
図3に示すように、全体幅が例えば約150mm の硬質塩化
ビニルその他の硬質材料からなる細長板状体であって、
上面の一半部をL字状に切欠くことによって形成してな
る上記段差部6の幅を例えば約50mmに形成してあり、こ
の段差部6を桁材2の上側フランジ部2bから水平方向に
突設させた状態にして該受止部5の上面を上側フランジ
部2bの下面にボルト・ナットにより固着してなる。
【0015】その固着は、上側フランジ部2bの両側下面
の所定個所に長さ方向に一定間隔毎に螺筒体3aを埋設し
ておき、受止部5に長さ方向に一定間隔毎に穿設してい
る通孔3bを上記螺筒体3aに合わせてステンレス製のボル
ト3を該通孔3bから螺筒体3aに螺締させることにより行
われ、桁材2の上側フランジ部2bにこの受止部5を固着
させたのち、桁材2を上記のように橋1、1間に架設
される。
【0016】なお、このようなボルト3による受止部5
の固着手段に変えて、図9に示すように、桁材2の上側
フランジ部2bの下面に全長に亘って下面中央部が開口し
た断面横長矩形状のステンレス製の蟻溝鋼材14を埋設し
ておき、この蟻溝鋼材14に頭部を摺動自在に係止させた
複数本のボルト3'に受止部5の対応する通孔3bを夫々挿
通させたのち、受止部5の下面から突出したボルト先端
にナット15を螺締させた固着手段を採用してもよい。こ
の場合、通孔3bを左右に長い長孔としておくとボルト3'
の前後への摺動と共動して挿通作業が容易となる。
【0017】受止部5の全体厚さは例えば約20mmであ
り、段差部6,6の厚さを例えば約10mmに形成されてい
る。この受止部5は、図3においては一体成形されたも
のであるが、図4に示すように例えば厚さが約10mmの2
枚の硬質樹脂板等の硬質材料を重ね合わせて段差部6を
形成したものであってもよい。また、図5に示すように
受止部5の上面側にアンカー片8'を一体に突設してなる
ものであってもよい。この受止部5を用いるときには、
桁材2を作成するときにアンカー片8'を一体に埋設して
おく必要がある。受止部5は桁材2と一体にされてお
り、受止部5の取付作業が省ける上、受止部5の不測の
落下を防止し得る。さらに、このように受止部5として
は、上記図3〜図5に示すような、桁材2とは別体の硬
質材料よりなる長尺細幅板状部材を用いることなく、図
8に示すように、桁材2の上側フランジ部2bの両側面下
端部を水平方向に一定幅、突出させることによって段差
部6を有する受止部5を一体的に形成しておいてもよ
い。
【0018】上記隣接する桁材2、2間において、対向
し合う受止部5、5の段差部6、6には桁材2と同一長
さを有する長尺平板形状の支持板7が架設され、その両
側端部が段差部6、6に受止されている。この支持板7
は、厚さが例えば約10mmの硬質塩化ビニール樹脂板等の
硬質材料や金属製鋼板から形成されており、上面には多
数のV字形アンカー片8、8・・・8が前後左右に一定
間隔で配置され一体成形されて突設している。このアン
カー片8は高さが例えば約13mmであり、支持板7の上方
における隣接する桁材2、2の上側フランジ部2b、2b間
で形成された空間部11にコンクリート12を打設すること
によって該コンクリート12内に係止状態で埋設され、支
持板7をコンリクート12と強固に一体化させている。
【0019】このアンカー片8の配置は、図示の他に千
鳥状としておくとコンクリートがよく流れ込んで好まし
く、また、図7に示すように直状L字片があってもよ
い。さらに、このアンカー片8を有する支持板7に代え
て、これを有しない平坦な硬質材料からなる支持板を用
いてもよい。このような支持板は受止部5、5とコンク
リート12とにより挟持され抜け落ちることがない。ま
た、上記空間部11内にはフープ筋等が配筋9されている
と共に隣接する桁材2、2の上側フランジ部2bに貫通し
ている各貫通孔4に両端開口部を合わせて短管13を配設
し、桁材2、2の上側フランジ部2bの貫通孔4と短管13
内に挿通したワイヤ10を介して圧締めすることにより複
数本の桁材2同士が強固に緊締され、空間部11内にコン
クリート12が打設されている。
【0020】つぎに、上記橋梁の施工方法について説明
する。まず、図12に示すように橋1,1の間に桁材
2,2を橋1の幅方向に一定間隔毎に平行に配して架
設させる。この際、各桁材2,2の上側フランジ部2b、
2bの下面側に受止部5,5をボルト3によって一体的に
固着しておく。
【0021】橋1、1間に複数本の桁材2、2・・・
2を並列状態で架設したのち、隣接する桁材2、2の対
向する上側フランジ部2b、2b間の空間部を通じて上方か
ら支持板7を落とし込み、その両側端部を上側フランジ
部2b、2bから水平方向に突出した受止部5、5上に架設
状態で受止させる。しかるのち、この支持板7上に一
間隔で架台を載置して空間部11内にフープ筋等の配筋9
を行うと共に貫通孔4に連通させる短管13の配設作業を
行う。
【0022】しかるのち、一側端に配設している桁材2
から他側端に配設している桁材2に向かって貫通孔4及
び短管13を通じてワイヤ10を貫挿して圧締して桁材2、
2を緊締し、配筋9している空間部11内にコンクリート
12を上側フランジ部2bの上面に達するまで流し込む。
【0023】このコンクリート12の打設によって支持板
7がそのアンカー片8をコンクリート内に係止状態で埋
設され、コンクリート12と強固に一体化する。コンクリ
ート12が硬化すれば、隣接する橋1、1間の一スパン
分の橋梁を施工が完了する。同様にこの作業を順次橋
1、1間に行って一連の橋梁を築造するものである。
【0024】図10は本発明の他の実施例の橋梁の構造を
示す縦断平面図である。この橋梁は前記実施例と同様に
して、橋1、1間に対する桁材2の架設支持、支持板
7の架設支持、コンクリート12の打設を行うのである
が、更に、コンクリート12の硬化後、受止部5を桁材2
より離脱させた点において異なっている。受止部5を桁
材と別体にし、ボルト・ナットで締め付けておくと、長
期間の間に螺合が緩んで抜け落ちる恐れがあるので、コ
ンクリート12が硬化後にボルトを緩めて受止部5を取り
除くのである。このために、支持板7は打設コンクリー
ト12と強固に一体化させるためのアンカー片8を突設し
てなるものを使用する。
【0025】なお、受止部5を取り除こうとすると、足
場等が必要となるが、キャスタ付架台やリフト付きの車
等で容易に取り除くことができる。この場合、受止部5
を桁材2にボルト・ナットによって固定していると、ナ
ットを螺緩させる作業が必要とし、電動のネジ回し機を
使用すれば簡単に取り外せるが、ボルト・ナットによる
ことなく簡単に撤去し得る構造のものを採用することが
望ましい。このような受止部5としては、例えば図11に
示すように、腕片5aの一端に桁材2のフランジ部2bに設
けた蟻溝鋼材14の挿嵌させる横長矩形状(横幅が蟻溝鋼
材14の溝幅よりも小さく、縦幅が該溝幅よりも大きく形
成されている) の頭部5bを形成していると共に他端に支
持板7の下面を受止する受止片5cを一体に形成してなる
ものを用いることができ、打設コンクリート12の硬化
後、頭部5bを中心にして腕片5aを90度、水平方向に回動
させれば、頭部5bが蟻溝鋼材14の溝から離脱するので、
簡単に取り除くことができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の橋梁構造は、橋
間に複数本並設され且つ上側フランジ部の対向面に受止
部を突設してなる桁材と、隣接する桁材の上記受止部間
に架設支持された支持板と、桁材の上側フランジ部対向
面と支持板上面との間の空間に充填された打設コンクリ
ートとから構成されているので、施工が容易な橋梁構造
を提供できる。
【0027】また、請求項2に記載しているように、上
記橋梁の構造において、支持板としてその上面側にアン
カー片を突設した硬質樹脂等の成型体よりなるものを用
いることによってアンカー片が打設コンクリートに埋設
した状態で係止し、支持板とコンクリートとが一体化し
て車両の走行による振動や地震などの揺れによっても落
下する虞れはなく、極めて安全である。
【0028】さらに、本発明の橋梁の施工方法によれ
ば、上側フランジ部に水平方向に向かって受止部を突設
してなる複数の桁材を隣接する橋間に架設、支持させ
ると共に橋幅方向に一定間隔毎に並列させた後、隣接
する桁材間に該桁材と略同長の支持板を落とし込むこと
により該支持板の両側端部を桁材の受止部間に架設支持
させた後、桁材の上側フランジ対向面と支持板上面との
間の空間に配筋してコンクリートを打設することを特徴
とするものであるから、従来のように桁材間に作業用の
足場の組立てを行うことなく、支持板を桁材間に落とし
込むようにして隣接する桁材の受止部間に容易に架設す
ることができ、この支持板上にフープ筋等の配設作業を
能率よく且つ正確に行えるものであり、橋梁工事の工期
を大幅に短縮しえるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の橋梁の構造を示す縦断正面図、
【図2】コンクリートを打設する前の状態を示す縦断正
面図、
【図3】受止部を形成する部材の一部の斜視図、
【図4】その変形例を示す一部斜視図、
【図5】さらに別な変形例を示す一部斜視図、
【図6】支持板の一部分の斜視図、
【図7】その変形例を示す一部斜視図、
【図8】桁材の上部フランジ部に受止部を一体成形した
場合の縦断正面図、
【図9】受止部の変形構造を示す断面図、
【図10】受止部を撤去した橋梁構造を示す縦断正面
図、
【図11】受止部のさらに別な変形例を示す縦断正面
図、
【図12】橋脚間に桁材を架設した状態を示す簡略斜視
図、
【図13】従来の橋梁の構造を説明する側面図。
【符号の説明】
1 橋 2 桁材 2b 上側フランジ部 5 受止部 7 支持板 8 アンカー片 11 配筋 12 打設コンクリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01D 19/00 E01D 21/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 橋脚間に複数本並設され且つ上側フラン
    ジ部の対向面に受止部を突設してなる桁材と、隣接する
    桁材の上記受止部間に架設支持された支持板と、桁材の
    上側フランジ部対向面と支持板上面との間の空間に充填
    された打設コンクリートとからなることを特徴とする橋
    梁の構造。
  2. 【請求項2】 支持板が上面側にアンカー片を一体に突
    設して打設コンクリートと一体化してなることを特徴と
    する請求項1に記載の橋梁の構造。
  3. 【請求項3】 橋脚間に複数本並設された桁材と、隣接
    する桁材の上側フランジ間に架設された支持板と、桁材
    の上側フランジ部対向面と支持板上面との間の空間に充
    填されて支持板と一体化した打設コンクリートとからな
    ることを特徴とする橋梁の構造。
  4. 【請求項4】 上側フランジ部に水平方向に向かって受
    止部を突設してなる複数の桁材を隣接する橋脚間に架
    設、支持させると共に橋脚幅方向に一定間隔毎に並列さ
    せた後、隣接する桁材間に該桁材と略同長の支持板を落
    とし込むことにより該支持板の両側端部を桁材の受止部
    間に架設支持させた後、桁材の上側フランジ対向面と支
    持板上面との間の空間に配筋してコンクリートを打設す
    ることを特徴とする橋梁の施工方法。
  5. 【請求項5】 上側フランジ部に着脱自在な受止部を取
    着してなる複数の桁材を隣接する橋脚間に架設、支持さ
    せると共に橋脚幅方向に一定間隔毎に並列させた後、隣
    接する桁材間に該桁材と略同長で上面側にアンカー片を
    一体に突設した支持板を落とし込むことにより該支持板
    の両側端部を桁材の受止部間に架設支持させた後、桁材
    の上側フランジ対向面と支持板上面との間の空間に配筋
    してコンクリートを打設して硬化させた後、受止部を離
    脱させることを特徴とする橋梁の施工方法。
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