JP7224267B2 - 接合方法及び接合構造 - Google Patents

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本発明は、コンクリート部材を接合方法に沿うように接合する接合方法及び接合構造に関する。
従来からコンクリート部材を接合する接合方法及び接合構造としては種々のものが知られている。特開2019-15061号公報には、コンクリート床版の接合構造が記載されている。この接合構造は、第1端面を有する第1コンクリート床版と、第2端面を有する第2コンクリート床版とが第1埋設型枠及び第2埋設型枠を介して互いに接合されている。
第1端面には凸部が形成されており、第2端面には当該凸部が嵌合する凹部が形成されている。第1埋設型枠は、第1端面に沿って延びており、第1端面の凸部と同一の形状の凸部を有する。第2埋設型枠は、第2端面に沿って延びており、第2端面の凹部と同一の形状の凹部を有する。第1コンクリート床版の第1端面は第1埋設型枠の内部にコンクリートが充填されることによって形成され、第2コンクリート床版の第2端面は第2埋設型枠の内部にコンクリートが充填されることによって形成される。
特開2019-15061号公報
ところで、既設の第1コンクリート部材の第1端面に新設の第2コンクリート部材の第2端面を接合するときに、第1コンクリート部材の第1端面が必ずしも所望の方向を向いていないことがある。すなわち、第1コンクリート部材の向きが施工誤差等によって所望の向きから傾いている場合がある。
この場合、前述したように第1端面の凸部を第2端面の凹部に嵌合すると、既設の第1コンクリート部材と共に第2コンクリート部材も傾いてしまい、新設の第2コンクリート部材に施工誤差の影響が及ぶという問題が生じうる。すなわち、新設のコンクリート部材が既設のコンクリート部材の施工誤差の影響を受けることがあるので、施工誤差を吸収することができないという問題が生じうる。
本発明は、施工誤差を吸収することができる接合方法及び接合構造を提供することを目的とする。
本発明に係る接合方法は、第1コンクリート部材に第2コンクリート部材を接合方向に沿うように接合する接合方法であって、第1コンクリート部材に対向する第2コンクリート部材の第2端面に形成された凹凸部に、凹凸部に沿って延びるように第1受け部材及び第2受け部材を配置する工程と、第2コンクリート部材を接合方向に沿うように配置する工程と、第2コンクリート部材から第2受け部材を接合方向に沿って移動させて、第1コンクリート部材の第1端面に第2受け部材を固定する工程と、第1コンクリート部材の第1端面と第2受け部材との間に形成された隙間に充填材を充填する工程と、充填材が硬化した後に、第2受け部材に第1受け部材を嵌め込んで第1コンクリート部材に第2コンクリート部材を連結する工程と、第2コンクリート部材を第1コンクリート部材と共に接合方向に沿って緊張する工程と、を備える。
この接合方法では、第2コンクリート部材の第2端面に、凹凸部に沿うように第1受け部材及び第2受け部材を配置し、第2コンクリート部材を接合方向に沿うように配置する。そして、接合方向に沿うように配置した第2コンクリート部材から第2受け部材を接合方向に沿って移動し、第2受け部材を第1コンクリート部材の第1端面に固定する。接合方向に沿って配置された第2コンクリート部材から接合方向に沿って移動した第2受け部材を第1端面に固定することにより、第1端面が傾いていたとしても第2受け部材によって当該傾きを矯正することができる。すなわち、第1端面が傾いていたとしても、接合方向に沿って延びる第2コンクリート部材から接合方向に移動した第2受け部材を第1端面に固定することにより、第1端面の施工誤差を吸収することができる。また、第2受け部材を第1端面に固定して第2受け部材と第1端面との間の隙間に充填材を充填し、充填材の硬化後に第2受け部材に第1受け部材を接合することにより、第1コンクリート部材に第2コンクリート部材を接合方向に沿うように接合させることができる。よって、既設の第1コンクリート部材が傾いていて施工誤差があったとしても、新設の第2コンクリート部材を接合方向に沿って第1コンクリート部材に接合させることができるので、施工誤差を吸収することができる。更に、第2コンクリート部材を第1コンクリート部材と共に接合方向に沿って緊張することにより、第2コンクリート部材を第1コンクリート部材に強固に接合させることができる。
また、第2受け部材は、充填材を充填する工程において充填材に対して突出する突出部を有し、連結する工程の後に、突出部を削る工程を備えてもよい。この場合、第2受け部材と第1端面の間に充填される充填材に対して第2受け部材が突出するので、充填材の型枠を容易に設置することができる。突出部は、充填材が硬化して第1コンクリート部材に第2コンクリート部材が連結された後に削られる。よって、第1コンクリート部材に対する第2コンクリート部材の接合の作業をスムーズに行うことができる。更に、第2受け部材、第1端面及び充填材によって第1コンクリート部材と第2コンクリート部材との間における鉛直方向へのずれ(せん断ずれ)にも対応することができる。
本発明に係る接合構造は、第1コンクリート部材に第2コンクリート部材が接合方向に沿うように接合された接合構造であって、第1コンクリート部材に対向する第2コンクリート部材の第2端面に形成された凹凸部に、凹凸部に沿って延びるように配置された第1受け部材及び第2受け部材と、第1コンクリート部材の第1端面と第2受け部材との間に充填された充填材と、第2コンクリート部材を第1コンクリート部材と共に接合方向に沿って緊張する緊張手段と、を備える。
この接合構造では、第2コンクリート部材の第2端面に形成された凹凸部に沿って延びるように配置された第1受け部材と第2受け部材とを備え、第2受け部材と第1コンクリート部材の第1端面との間に充填材が充填されている。よって、第1コンクリート部材の第1端面が傾いていたとしても、接合方向に沿って第1端面に固定された第2受け部材及び充填材によって当該傾きを矯正することができる。すなわち、第1端面が傾いていたとしても、接合方向に沿って延びる第2コンクリート部材から接合方向に移動した第2受け部材を第1端面に固定することにより、前述した接合方法と同様、第1端面の施工誤差を吸収することができる。更に、第2コンクリート部材を第1コンクリート部材と共に接合方向に沿って緊張する緊張手段を備えるので、第2コンクリート部材を第1コンクリート部材に強固に接合させることができる。
また、第1受け部材及び第2受け部材の少なくともいずれかは、超高強度繊維補強コンクリートによって構成されていてもよい。この場合、第1コンクリート部材と第2コンクリート部材の間に介在する第1受け部材及び第2受け部材の少なくともいずれかが超高強度繊維補強コンクリートによって構成されているので、第1コンクリート部材及び第2コンクリート部材の接合部分の強度を更に高めることができる。従って、接合構造の強度を更に向上させることができる。
本発明によれば、施工誤差を吸収することができる。
(a)は、実施形態に係る接合構造及び接合方法が適用される半断面床版取り替えが実行される現場の例を示す斜視図である。(b)は、(a)の現場に配置される複数の床版の配置態様を模式的に示す斜視図である。 実施形態に係る接合構造の例を示す縦断面図である。 図2の接合構造の第2コンクリート部材の第2端面の例を示す斜視図である。 (a)及び(b)は、実施形態に係る接合方法の例示的な一工程を示す縦断面図である。 (a)及び(b)は、実施形態に係る接合方法の例示的な一工程を示す縦断面図である。
以下では、図面を参照しながら、本発明に係る接合構造及び接合方法の実施形態について説明する。図面の説明において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、図面は、理解の容易のため、一部を簡略化又は誇張して描いており、寸法比率及び角度等は図面に記載のものに限定されない。
図1(a)は、実施形態に係る接合構造及び接合方法が適用される現場Aの例を示す斜視図である。図1(b)は、現場Aに配置される床版Fの配置態様を模式的に示す斜視図である。図2は、実施形態に係る例示的な接合構造1を示す縦断面図である。図1(a)、図1(b)及び図2に示されるように、接合構造1が設けられる現場Aは、半断面床版取替工法が用いられる。半断面床版取替工法では、複数ある車線Lのうち1つの車線Lのみを規制して当該車線Lを取り替える。但し、本実施形態に係る接合構造1及び接合方法は、半断面床版取替工法が用いられる現場A以外の現場にも適用可能である。
例えば、現場Aは、4本の車線Lを有する4車線(片側2車線)の道路Dの床版取り替え工事を行う現場であり、4本の車線Lのうち1本のみが規制され残りの3本の車線Lは自動車Mが走行可能な道路Dとして供用される。このように、半断面床版取替工法では、1つの車線L以外の車線Lを走行可能な道路Dとして供用できるので、上り線と下り線の対面通行規制を不要にすることができると共に、自動車Mの交通量を確保することができる。
現場Aでは、施工対象の車線Lにおいて、例えば、接合方向D1に沿って並ぶ複数の床版Fが取り替えられる。本実施形態において、接合方向D1は道路Dが延びる橋軸方向である。各床版Fは、道路Dの幅員方向D2(橋軸直角方向)に隣接する車線Lに対して分割される。接合構造1は、接合方向D1に沿って並ぶ複数の床版Fのうちの第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20を含んでいる。
第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20は、例えば、共にプレキャスト床版である。一例として、第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20は、超高強度繊維補強コンクリート(UFC;Ultra high reinforced Concrete)によって構成されていてもよい。第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20は、例えば、接合方向D1及び幅員方向D2に延びる路面部位を構成する。すなわち、第1コンクリート部材10の上面11、及び第2コンクリート部材20の上面21は、道路Dの路面を成しており、自動車Mの荷重を受ける。
上面11及び上面21は、幅員方向D2に長く延びる長方形状を成している。第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20は、高さ方向D3に厚みを有する。高さ方向D3は、接合方向D1及び幅員方向D2の双方に直交する方向であり、接合方向D1及び幅員方向D2は互いに直交する。
接合構造1は、第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20が第1受け部材30、第2受け部材40及び充填材50を介して互いに連結される構造を示している。第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20は、例えば、道路Dを含む道路橋の橋梁を成すプレキャスト床版であってもよい。一例として、第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20の上には、防水層を介してアスファルト層(舗装層)が設けられる。
例えば、第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20は、工場において予め製造され、予め製造された第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20が現場Aに搬送される。第1コンクリート部材10と第2コンクリート部材20とが連結される連結方向は、接合方向D1に一致している。第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20は、例えば、桁材Bに載せられている。桁材Bは、接合方向D1に延びる鋼材であり、第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20が並ぶ方向と桁材Bが延びる方向とは互いに一致している。
すなわち、第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20は、桁材Bの上部に設けられると共に、桁材Bが延びる接合方向D1に沿って互いに接合する。例えば、第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20が接合する方向は、桁材Bが延びる接合方向D1に対して平行であるが、接合方向D1に対して平行でなくてもよく、接合方向D1に対して交差していてもよい。
図3は、例示的な第2コンクリート部材20を示す斜視図である。図2及び図3に示されるように、第2コンクリート部材20は、直方体状を成している。第2コンクリート部材20には、接合方向D1に延びる複数の鉄筋、及び幅員方向D2に延びる複数の鉄筋が埋設されている。第1コンクリート部材10も、第2コンクリート部材20と同様、直方体状を成しており、接合方向D1に延びる複数の鉄筋、及び幅員方向D2に延びる複数の鉄筋が埋設されている。
第1コンクリート部材10は、接合方向D1を向くと共に第2コンクリート部材20に対向する第1端面12を有する。第2コンクリート部材20は、接合方向D1を向くと共に第1コンクリート部材10に対向する第2端面22を有する。第1コンクリート部材10の接合方向D1の一端に位置する第1端面12と、第2コンクリート部材20の接合方向D1の一端に位置する第2端面22とが互いに連結することによって接合構造1が構築される。第1端面12及び第2端面22は、接合方向D1に沿って互いに対向する。第1端面12及び第2端面22には、例えば、目荒らしが施されていてもよい。
第1コンクリート部材10は、例えば、既設のコンクリート部材であり、第2コンクリート部材20は、第1コンクリート部材10に連結される新設のコンクリート部材である。第1コンクリート部材10は、例えば、道路Dとして供用されている部位に連続するため、自動車Mの荷重等を受けて振動する。また、第2コンクリート部材20は、第1コンクリート部材10に連結されている状態において第1コンクリート部材10と共に振動する。
第1コンクリート部材10は、例えば、施工誤差等によって接合方向D1から傾斜している場合がある。すなわち、第1コンクリート部材10の上面11は、接合方向D1に対して傾斜している場合がある。一方、第2コンクリート部材20は、第1コンクリート部材10の施工誤差を解消した状態で第1コンクリート部材10に接合されるので、接合方向D1に沿って延在する。すなわち、第2コンクリート部材20の上面21は、接合方向D1に沿って(例えば接合方向D1に対して平行に)延在している。
第1コンクリート部材10の第1端面12は、例えば、平坦面とされている。しかしながら、第1端面12は、平坦面とされていなくてもよく、凹凸部が形成されていてもよい。一方、第2コンクリート部材20の第2端面22は、例えば、接合方向D1に突出する凸部23(凹凸部)を有する。
なお、第2端面22は、凸部23に代えて、接合方向D1に窪む凹部(凹凸部)を有していてもよいし、凸部及び凹部の両方を有していてもよい。具体例として、第2端面22は、平坦面24と、平坦面24から突出する凸部23とを有する。凸部23は、例えば、平坦面24に対して接合方向D1に台形状に突出している。
凸部23は、平坦面24から第2コンクリート部材20の接合方向D1の外側且つ高さ方向D3に対して斜めに延びる上下一対の傾斜面23bと、平坦面24から第2コンクリート部材20の接合方向D1の外側且つ幅員方向D2に対して斜めに延びる左右一対の傾斜面23cと、幅員方向D2及び高さ方向D3に延在する頂面23dとを有する。頂面23dは、例えば、平坦面である。一対の傾斜面23b及び一対の傾斜面23cのそれぞれは、例えば、頂面23dの中央に対して互いに対称となるように形成されている。なお、凸部23の形状は、上記の例に限られず適宜変更可能である。
第2端面22には、例えば、複数の凸部23が幅員方向D2に沿って並ぶように配置されている。また、第2端面22には、緊張手段60の第2PC鋼材62が挿入される複数のシース管25が開口している。第2端面22において、例えば、凸部23及びシース管25は幅員方向D2に沿って交互に配置されている。但し、第2端面22に形成される凸部23及びシース管25の数及び配置態様は、上記の例に限られず適宜変更可能である。
第2端面22には、凸部23に沿って延びるように第1受け部材30及び第2受け部材40が配置されている。第1受け部材30及び第2受け部材40は、例えば、第2端面22に沿った形状を有する。すなわち、第1受け部材30及び第2受け部材40は、第2端面22に倣った形状とされている。第1受け部材30及び第2受け部材40は、例えば、共に板状とされており、第1受け部材30の厚さ、及び第2受け部材40の厚さは、共に一定である。
具体例として、第1受け部材30は、接合方向D1に突出する凸部33を有する。例えば、第1受け部材30は、平坦部34と、平坦部34から突出する凸部33とを有する。平坦部34は、幅員方向D2及び高さ方向D3の双方に延在する長方形状とされている。凸部33は、平坦部34から接合方向D1の外側且つ高さ方向D3に対して斜めに延びる上下一対の傾斜部33bと、平坦部34から接合方向D1の外側且つ幅員方向D2に対して斜めに延びる左右一対の傾斜部と、幅員方向D2及び高さ方向D3に延びる頂部33dとを有する。
第2受け部材40は、例えば、第1受け部材30と同一の形状を有する。例えば、第2受け部材40は、前述した第1受け部材30の凸部33及び平坦部34と同様の凸部43及び平坦部44を有する。また、第2受け部材40の凸部43は、傾斜部33b及び頂部33dと同様、傾斜部43b及び頂部43dを有する。
第1受け部材30及び第2受け部材40は、例えば、超高強度繊維補強コンクリート(UFC;Ultra high reinforced Concrete)によって構成されている。なお、第1受け部材30及び第2受け部材40の双方がUFCによって構成されていてもよいし、第1受け部材30及び第2受け部材40の一方がUFCによって構成されていてもよい。
第1受け部材30及び第2受け部材40は、一例として、切断された(例えば数mm又は数cmに切断された)合成繊維又は鋼繊維等の補強繊維が混入されたコンクリートによって構成されていてもよい。一例として、第1受け部材30及び第2受け部材40のそれぞれを構成するコンクリートでは、材令28日における圧縮強度が100N/mm以上且つ400N/mm以下である。
充填材50は、第1コンクリート部材10の第1端面12と第2受け部材40との間に充填されている。一例として、充填材50は、セメント系固化材であり、第1コンクリート部材10及び第2受け部材40と一体化する。例えば、充填材50は、無収縮モルタル、又は高強度繊維補強モルタルであってもよい。充填材50の種類は適宜変更可能である。
接合構造1は、第1コンクリート部材10と共に第2コンクリート部材20を緊張する緊張手段60を備える。緊張手段60は、第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20のそれぞれに埋設されており、第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20を共に接合方向D1に沿って引っ張ることによって第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20を締め付ける。
緊張手段60は、例えば、第1コンクリート部材10のシース管に埋設された第1PC鋼材61と、第2コンクリート部材20のシース管25に埋設された第2PC鋼材62とを有する。第1PC鋼材61及び第2PC鋼材62は、例えば、第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20のいずれかに埋設されたカプラによって互いに接続されている。第1PC鋼材61及び第2PC鋼材62を共に接合方向D1に沿って引っ張ることによって第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20が締め付けられる。
次に、図4及び図5を参照しながら本実施形態に係る接合方法について説明する。以下では、既設の第1コンクリート部材10に新設の第2コンクリート部材20を接合する例について説明する。例えば、既設の第1コンクリート部材10は、供用されている道路Dに連続するため、道路Dにおける自動車Mの走行に伴って振動する。
まず、図4(a)に示されるように、第2コンクリート部材20の第2端面22に第1受け部材30及び第2受け部材40を固定する。なお、第1受け部材30及び第2受け部材40のうちの一方は、第1受け部材30及び第2受け部材40の他方を型枠としてUFCを打設することにより製造されてもよい。例えば、第1受け部材30は、第2コンクリート部材20と第2受け部材40とを型枠として第2コンクリート部材20及び第2受け部材40の間にUFCを打設することによって製造されてもよい。
第1受け部材30及び第2受け部材40は、第2コンクリート部材20の第2端面22に形成された凸部23に、凸部23に沿って延びるように配置される(第1受け部材及び第2受け部材を配置する工程)。このとき、第1受け部材30及び第2受け部材40は、凸部23に対して平行に延びるように第2端面22に配置される。
なお、第2受け部材40は、第1受け部材30、第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20に対して高さ方向D3に突出する突出部41を有する。第2受け部材40の高さ方向D3の長さは、第1受け部材30の高さ方向D3の長さよりも長い。突出部41は、第1受け部材30の上端31及び下端32のそれぞれから高さ方向D3に突出している。なお、第1受け部材30の高さ方向D3の長さは、例えば、第2コンクリート部材20の厚さと同一である。
そして、図4(a)及び図4(b)に示されるように、第2コンクリート部材20の上面21が所望の方向に延びるように、すなわち、第2コンクリート部材20が所望の方向に対して傾かないように第2コンクリート部材20を接合方向D1に沿って配置する(第2コンクリート部材を配置する工程)。第2コンクリート部材20を接合方向D1に沿うように配置した後には、第2コンクリート部材20を第1コンクリート部材10の第1端面12に接近させる。
続いて、図5(a)に示されるように、第1受け部材30から第2受け部材40を外して第2受け部材40を接合方向D1に沿って移動し、第1コンクリート部材10の第1端面12に第2受け部材40を固定する(第2受け部材を固定する工程)。このとき、第2受け部材40を固定部材70によって第1コンクリート部材10に固定してもよい。固定部材70は、第2受け部材40を第1端面12に対して固定する治具(固定治具)として機能する。
固定部材70は、例えば、第2受け部材40の突出部41が固定される第1固定部71と、第1コンクリート部材10に固定される第2固定部72とを有する。例えば、固定部材70は上下一対に設けられてもよい。一方の固定部材70のうちの一方が第2受け部材40を第1コンクリート部材10の上面11に固定し、一対の固定部材70のうちの他方が第2受け部材40を第1コンクリート部材10の下面13に固定してもよい。
第2受け部材40を第1コンクリート部材10の第1端面12に固定すると共に、第1端面12と第2受け部材40との間に隙間Sが形成されるように例えば幅員方向D2(図5の紙面の直交方向)の両側のそれぞれに型枠を配置する。なお、固定部材70が型枠として機能してもよい。このように型枠を配置した後には、第1端面12と第2受け部材40との間に形成された隙間Sに充填材50を充填する。
充填材50は、第2受け部材40の凸部43、平坦部44、及び第1端面12によって画成される隙間Sに充填される。また、充填材50は、上面51が第1コンクリート部材10の上面11に連続すると共に、下面52が第1コンクリート部材10の下面13に連続するように、隙間Sに充填される。
隙間Sに充填された充填材50が硬化した後には、図5(b)に示されるように、固定部材70を外す。そして、第2受け部材40に第1受け部材30を嵌め込んで第1コンクリート部材10に第2コンクリート部材20を連結する(第1コンクリート部材に第2コンクリート部材を連結する工程)。
第1コンクリート部材10に第2コンクリート部材20を連結した後には、第2受け部材40の突出部41を削って第2受け部材40の高さを第1受け部材30及び充填材50の高さに揃える(突出部を削る工程)。このとき、第1受け部材30及び充填材50から上下それぞれに突出する突出部41を削って、第2受け部材40の上端及び下端のそれぞれを第1受け部材30の上端31及び下端32、並びに充填材50の上面51及び下面52のそれぞれに合わせる。
そして、図2に示されるように、接合方向D1に沿って延びる第2コンクリート部材20及び第1受け部材30の凸部33を第2受け部材40の凹部46(凸部43の反対側の面)に嵌合して固定し、第1PC鋼材61と第2PC鋼材62とを互いに連結して第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20を共に緊張する。このとき、第1PC鋼材61及び第2PC鋼材62を接合方向D1に沿って引っ張って第2コンクリート部材20を第1コンクリート部材10と共に接合方向D1に沿って緊張する。この緊張によって第1コンクリート部材10に第2コンクリート部材20を一体化させた後、一連の工程を完了する。
次に、本実施形態に係る接合方法及び接合構造1の作用効果について説明する。本実施形態に係る接合方法では、図5(a)及び図5(b)に示されるように、第2コンクリート部材20の第2端面22に、凸部23に沿うように第1受け部材30及び第2受け部材40を配置し、第2コンクリート部材20を接合方向D1に沿うように配置する。そして、接合方向D1に沿うように配置した第2コンクリート部材20から第2受け部材40を接合方向D1に沿って移動し、第2受け部材40を第1コンクリート部材10の第1端面12に固定する。
接合方向D1に沿って配置された第2コンクリート部材20から第2受け部材40を接合方向D1に沿って移動し、第2受け部材40を第1コンクリート部材10の第1端面12に固定する。接合方向D1に沿って配置された第2コンクリート部材20から接合方向D1に沿って移動した第2受け部材40を第1端面12に固定することにより、第1端面12が傾いていたとしても第2受け部材40によって当該傾きを矯正することができる。
すなわち、第1端面12が傾いていたとしても、接合方向D1に沿って延びる第2コンクリート部材20から接合方向D1に移動した第2受け部材40を第1端面12に固定することにより、第1端面12の施工誤差を吸収することができる。また、第2受け部材40を第1端面12に固定して第2受け部材40と第1端面12との間の隙間Sに充填材50を充填し、充填材50の硬化後に第2受け部材40に第1受け部材30を接合することにより、第1コンクリート部材10に第2コンクリート部材20を接合方向D1に沿うように接合させることができる。
よって、既設の第1コンクリート部材10が傾いていて施工誤差があったとしても、新設の第2コンクリート部材20を接合方向D1に沿って第1コンクリート部材10に接合させることができるので、施工誤差を吸収することができる。更に、第2コンクリート部材20を第1コンクリート部材10と共に接合方向D1に沿って緊張することにより、第2コンクリート部材20を第1コンクリート部材10に強固に接合させることができる。
また、本実施形態において、第2受け部材40は、充填材50を充填する工程において充填材50に対して突出する突出部41を有し、連結する工程の後に、突出部41を削る工程を備える。よって、第2受け部材40と第1端面12との間に充填される充填材50に対して第2受け部材40が突出するので、充填材50の型枠を第2受け部材40及び第1端面12に設置しやすくすることができる。
すなわち、第2受け部材40が突出部41を有することにより、突出部41に充填材50の型枠を容易に取り付けることができる。突出部41は、充填材50が硬化して第1コンクリート部材10に第2コンクリート部材20が連結された後に削られる。よって、第1コンクリート部材10に対する第2コンクリート部材20の接合の作業をスムーズに行うことができる。更に、第2受け部材40、第1端面12及び充填材50によって第1コンクリート部材10と第2コンクリート部材20との間における高さ方向D3へのずれ(せん断ずれ)にも対応することができる。そして、型枠として機能する第2受け部材40と第1端面12との間の間詰め部を形成することによって床版同士をスムーズに接続することができる。
本実施形態に係る接合構造1では、図2に示されるように、第2コンクリート部材20の第2端面22に形成された凸部23に沿って延びるように配置された第1受け部材30と第2受け部材40とを備え、第2受け部材40と第1コンクリート部材10の第1端面12との間に充填材50が充填されている。よって、第1コンクリート部材10の第1端面12が傾いていたとしても、接合方向D1に沿って第1端面12に固定された第2受け部材40及び充填材50によって当該傾きを矯正することができる。
すなわち、第1端面12が傾いていたとしても、接合方向D1に沿って延びる第2コンクリート部材20から接合方向D1に移動した第2受け部材40を第1端面12に固定することにより、前述した接合方法と同様、第1端面12の施工誤差を吸収することができる。更に、第2コンクリート部材20を第1コンクリート部材10と共に接合方向D1に沿って緊張する緊張手段60を備えるので、第2コンクリート部材20を第1コンクリート部材10に強固に接合させることができる。
また、本実施形態において、第1受け部材30及び第2受け部材40の少なくともいずれかはUFCによって構成されている。よって、第1コンクリート部材10と第2コンクリート部材20の間に介在する第1受け部材30及び第2受け部材40の少なくともいずれかがUFCによって構成されているので、第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20の接合部分の強度を更に高めることができる。
従って、接合部分の強度を更に向上させることができる。また、第1受け部材30及び第2受け部材40の少なくともいずれかの強度を向上できることにより、第1受け部材30又は第2受け部材40に衝突が生じたとしても、第1受け部材30又は第2受け部材40の割れ又は欠けを抑制することができる。
更に、本実施形態に係る接合構造1及び接合方法では、図1(a)及び図1(b)に示されるように、複数の車線Lのうち1つの車線Lのみを規制して当該車線Lを取り替え、当該車線L以外の車線Lは道路Dとして供用される。従って、取り替えが行われる当該車線Lは走行する自動車M等から振動を受けることがある。しかしながら、本実施形態に係る接合構造1及び接合方法では、他の車線Lから自動車M等による振動を受ける場合であっても、床版Fの表面のレベルを高精度に調整することができる。従って、振動を受ける環境下であっても床版Fの設置を高精度に行うことができる。
例えば、現場Aは、4本の車線Lを有する4車線(片側2車線)の道路Dの床版取り替え工事を行う現場であり、4本の車線Lのうち1本のみが規制され残りの3本の車線Lは自動車Mが走行可能な道路Dとして供用される。このように、半断面床版取替工法では、1つの車線L以外の車線Lを走行可能な道路Dとして供用できるので、上り線と下り線の対面通行規制を不要にすることができると共に、自動車Mの交通量を確保することができる。
現場Aでは、施工対象の車線Lにおいて、例えば、接合方向D1に沿って並ぶ複数の床版Fが取り替えられる。本実施形態において、接合方向D1は道路Dが延びる橋軸方向である。各床版Fは、道路Dの幅員方向D2(橋軸直角方向)に隣接する車線Lに対して分割される。この場合、接合構造1は、道路Dの幅員方向D2に沿って並ぶ複数の床版G(図1(b)参照)のうちの第1コンクリート部材10及び第3コンクリート部材200を含んでいる。
以上、本発明に係る接合方法及び接合構造の実施形態について説明した。しかしながら、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲において変形し、又は他のものに適用されるものであってもよい。すなわち、接合方法の各工程の内容及び順序、並びに、接合構造の各部の形状、大きさ、材料、数及び配置態様は、上記の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、前述の実施形態では、第2コンクリート部材20の第2端面22に形成された凸部23に沿って延びるように配置された第1受け部材30と第2受け部材40とを備える例について説明した。しかしながら、第2コンクリート部材の第2端面には凹部が形成されていてもよいし、第1受け部材及び第2受け部材は第2端面の凹部に沿って配置されるものであってもよい。また、第2コンクリート部材の第2端面には凹部及び凸部の両方が形成されていてもよく、第1受け部材及び第2受け部材は第2端面の凹部又は凸部に沿って配置されるものであってもよい。このように、第2端面の凹凸部、第1受け部材及び第2受け部材の形状、大きさ及び配置態様は適宜変更可能である。
また、前述の実施形態では、複数の車線Lを有する道路Dにおいて半断面床版取替工法が用いられる現場Aに適用される接合方法及び接合構造1について説明した。しかしながら、本発明に係る接合方法及び接合構造は、半断面床版取替工法以外の工法が用いられる現場にも適用可能であり、適用可能な現場の種類は特に限定されない。
また、前述の実施形態では、プレキャスト床版である第1コンクリート部材10及び第2コンクリート部材20が互いに接合される接合方法及び接合構造について説明した。しかしながら、接合方法及び接合方法は、プレキャスト床版以外のコンクリート部材である第1コンクリート部材及び第2コンクリート部材を互いに接合するものであってもよい。例えば、カルバートを構成する2つのコンクリート部材等、2つのコンクリート部材を互いに接合する接合方法及び接合構造であれば本発明を適用することが可能である。
1…接合構造、10…第1コンクリート部材、11…上面、12…第1端面、13…下面、20…第2コンクリート部材、21…上面、22…第2端面、23…凸部(凹凸部)、23b,23c…傾斜面、23d…頂面、24…平坦面、25…シース管、30…第1受け部材、31…上端、32…下端、33…凸部、33b…傾斜部、33d…頂部、34…平坦部、40…第2受け部材、41…突出部、43…凸部、43b…傾斜部、43d…頂部、44…平坦部、46…凹部、50…充填材、51…上面、52…下面、60…緊張手段、61…第1PC鋼材、62…第2PC鋼材、70…固定部材、71…第1固定部、72…第2固定部、200…第3コンクリート部材、A…現場、B…桁材、D…道路、D1…接合方向、D2…幅員方向,D3…高さ方向、F,G…床版、L…車線、M…自動車、S…隙間。

Claims (4)

  1. 第1コンクリート部材に第2コンクリート部材を接合方向に沿うように接合する接合方法であって、
    前記第1コンクリート部材に対向する前記第2コンクリート部材の第2端面に形成された凹凸部に、前記凹凸部に沿って延びるように第1受け部材及び第2受け部材を配置する工程と、
    前記第2コンクリート部材を前記接合方向に沿うように配置する工程と、
    前記第2コンクリート部材から前記第2受け部材を前記接合方向に沿って移動させて、前記第1コンクリート部材の第1端面に前記第2受け部材を固定する工程と、
    前記第1コンクリート部材の第1端面と前記第2受け部材との間に形成された隙間に充填材を充填する工程と、
    前記充填材が硬化した後に、前記第2受け部材に前記第1受け部材を嵌め込んで前記第1コンクリート部材に前記第2コンクリート部材を連結する工程と、
    前記第2コンクリート部材を前記第1コンクリート部材と共に前記接合方向に沿って緊張する工程と、
    を備える接合方法。
  2. 前記第2受け部材は、前記充填材を充填する工程において前記充填材に対して突出する突出部を有し、
    前記連結する工程の後に、前記突出部を削る工程を備える、
    請求項1に記載の接合方法。
  3. 第1コンクリート部材に第2コンクリート部材が接合方向に沿うように接合された接合構造であって、
    前記第1コンクリート部材に対向する前記第2コンクリート部材の第2端面に形成された凹凸部に、前記凹凸部に沿って延びるように配置された第1受け部材及び第2受け部材と、
    前記第1コンクリート部材の第1端面と前記第2受け部材との間に充填された充填材と、
    前記第2コンクリート部材を前記第1コンクリート部材と共に前記接合方向に沿って緊張する緊張手段と、
    を備える接合構造。
  4. 前記第1受け部材及び前記第2受け部材の少なくともいずれかは、超高強度繊維補強コンクリートによって構成されている、
    請求項3に記載の接合構造。
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