JP3217412B2 - 試料観察方法及びその装置 - Google Patents

試料観察方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共焦点光学顕微鏡を用
いて試料断層像を観察する試料観察装置及び方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、共焦点検出法によって、所定
の厚さを持つ試料のある一断面を観察する共焦点光学顕
微鏡が知られており、例えば特開昭63−306414
号公報に記載されている。
【0003】この共焦点光学顕微鏡は、図10に示すよ
うに、光源1からの光を対物レンズ2によって、厚みを
持った試料3の1点P1に集束させる。そして試料3を
通過した光を集光レンズ4で再び集光し、その集光位置
に配置されたピンホール5を通過した光を光検出器で検
出する。
【0004】このとき、対物レンズ2の集光位置P1以
外からの光、例えば試料の点P2からの光は、図中点線
で示すようにピンホール5で遮断されて光検出器6に入
射しない。従って、試料3内の点P1からのみの画像デ
ータを得ることができる。
【0005】そこで、対物レンズ2によるスポット光、
若しくは試料3を載せたステージ(不図示)を、光軸と
直交する平面で2次元走査することにより、所定の断層
面が走査されて、その断層像を得ることができる。そし
て走査する断層面を光軸方向へ順次移動させることによ
り、光軸方向に連続する複数の試料断層像を得ることが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した共
焦点光学顕微鏡は、試料3の3次元構造を観察するため
に、試料3の全体を観察できるように、走査範囲が断層
面の全範囲をカバーする範囲に設定され、かつ試料の一
番下から一番上にかけての各断層面を順番に連続して走
査するように設定されている。
【0007】ところで、生きている細胞に様々な刺激を
与えて、その刺激に対する反応を観察する場合、上述し
たような細胞の全体ではなく、各断層面における特定の
微小領域とその領域の深さの違う位置での様子を任意の
順番で観察する必要がある。しかしながら、上記した従
来の共焦点光学顕微鏡では、上記した全体観察の設定に
従って動作するので、各断層面における特定の領域のみ
を走査したり、その領域の深さの違う位置での様子を任
意の順番で観察することができなかった。
【0008】また、常に試料全体を観察するため、所望
領域の画像データを得るまでに時間が掛かり、刺激に対
する反応を観察する場合には、細胞の反応時間に間に合
わない可能性があった。
【0009】本発明は以上のような実情に鑑みてなされ
たもので、観察したい順位で観察したい領域を観察で
き、刺激による細胞の状態の変化等を観察するのに好適
な試料観察方法及び試料観察装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、第1の発明となる試料観察方法を、試料に
対して光源からの光をスポット状に集光させるレンズ
と、試料と共役な位置に配置されたピンホールと、この
ピンホールを通過した光を光電変換して画像信号を出力
する光検出器と、レンズでスポット状に集光された光で
試料上を2次元走査する第1の走査手段と、試料とレン
ズとを光軸方向に相対的に移動させる第2の走査手段
と、光検出器から出力される画像信号を試料断層像デー
タに変換して記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手
段に記憶された試料断層像データを表示する表示器とを
備えた装置を用いる試料観察方法において、試料の光軸
方向に亘る複数の試料断層像を画像記憶手段に記憶させ
る第1のステップと、画像記憶手段に記憶された複数の
試料断層像の中から任意の試料断層像を読出して、その
各試料断層像に対して観察領域とその観察順位をそれぞ
れ設定する第2のステップと、第2のステップで設定し
た観察領域及び観察順位に従って第1及び第2の走査手
段を制御する第3のステップとを備えるものとした。
【0011】また、上記試料観察方法を実行するため本
発明の第2の発明となる装置を、2試料に対して光源か
らの光をスポット状に集光させるレンズと、試料と共役
な位置に配置されたピンホールと、このピンホールを通
過した光を光電変換して画像信号を出力する光検出器
と、レンズでスポット状に集光された光で試料上を2次
元走査する第1の走査手段と、試料とレンズとを光軸方
向に相対的に移動させる第2の走査手段と、光検出器か
ら出力される画像信号を試料断層像データに変換して記
憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された
試料断層像データを表示する表示器とを備えた試料観察
装置において、外部から指示入力のあった各断層面の試
料断層像データを画像記憶手段から読出して、それら各
試料断層像データに基づく試料断層像を表示器に表示さ
せる表示制御手段と、表示器に表示された各試料断層像
に対して外部から指示入力される当該各試料断層像の観
察領域および当該観察領域の観察順位を記憶する設定条
件記憶手段と、設定条件記憶手段に記憶されている観察
領域データ及び観察順位データに基づいて第1及び第2
の走査手段を制御する走査制御手段とから構成した。
【0012】ここで、特に本発明の第2の発明となる試
料観察装置を、試料に刺激を与える手段と、設定条件記
憶手段に記憶されている観察領域データ及び観察順位デ
ータに基づく第1及び第2の走査手段の制御に試料に刺
激を与える手段による試料に刺激を与える制御を同期さ
せる手段とを備えているものとした。
【0013】
【作用】第1の発明によれば、第1のステップにおい
て、試料の光軸方向に亘る複数の試料断層像が画像記憶
手段に記憶され、次に第2のステップで画像記憶手段に
記憶された複数の試料断層像の中から任意の断層面の試
料断層像が読出され、その各試料断層像に対して観察領
域とその観察順位がそれぞれ設定される。そして第3の
ステップにおいて第2のステップで設定した所定断層面
の観察領域及びその観察順位に従って第1及び第2の走
査手段が制御される。この結果、第2のステップで設定
した所望の観察領域のみが走査されるので、所望の観察
領域の画像が得られるまでの時間が短縮される。
【0014】また第2の発明によれば、外部から指示入
力のあった各断層面の試料断層像データが、表示制御手
段により画像記憶手段から読出され、それら各試料断層
像データに基づく試料断層像が表示器に表示される。そ
して表示器に表示された各試料断層像に対して外部から
指示入力される当該各試料断層像の観察領域およびその
観察順位が、設定条件記憶手段に記憶される。次に、外
部から観察開始の指示入力があると、走査制御手段によ
り設定条件記憶手段に記憶されている前記観察領域デー
タ及びその観察順位に従って第1及び第2の走査手段が
制御される。この結果、上記第1の発明と同様に、所望
の観察領域のみが所望の順位で走査されて、必要最小限
の時間内にその観察像が得られることになる。
【0015】さらに、第2の発明の試料観察装置が、試
料に刺激を与える手段と、第1及び第2の走査手段の制
御に試料に刺激を与える制御を同期させる手段とを備え
ていれば、設定条件記憶手段に記憶されている観察領域
データ及び観察順位データに基づく第1及び第2の走査
手段の制御に試料に刺激を与える手段による試料に刺激
を与える制御を同期させて、刺激に対する試料の反応を
観察することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
【0017】図1には、一実施例に係る試料観察装置の
概略的な機能ブロックが示されている。本実施例の試料
観察装置は、共焦点顕微鏡10、ピエゾステージ11、
コントローラ12、画像処理装置13、表示器としての
CRT14から構成されている。
【0018】共焦点顕微鏡10は、図10に示す共焦点
検出法を実現する光学系を備えている。すなわち、試料
に対して光源からの光をスポット状に集光させるレン
ズ、試料と共役な位置に配置されたピンホール、このピ
ンホールを通過した光を光電変換して画像信号を出力す
る光検出器を有している。また共焦点顕微鏡10は、第
1の走査手段としての機能を備えていて、コントローラ
12からの観察開始指令を受けて試料を光軸と直交する
2次元面内で走査する機構を備えている。なお、2次元
走査範囲は、コントローラ12からのX,Y制御信号に
よって制御可能になっている。
【0019】ピエゾステージ11は、第2の走査手段と
しての機能を備え、コントローラ12からのZ制御信号
により試料に入射する光の光軸方向に一致するZ方向に
移動する。
【0020】コントローラ12は、設定条件記憶手段及
び走査制御手段としての機能を備えていて、後述する設
定条件に基づき,Y,Z制御信号で共焦点顕微鏡10及
びピエゾステージ11を制御し、また画像処理装置13
に対してピエゾステージ11の位置情報や対応する画像
信号を送出する。
【0021】画像処理装置13は、画像記憶手段及び表
示制御手段としての機能を備え、コントローラ12から
送られて来る画像信号および位置情報を、内蔵するメモ
リに記憶し、そのメモリに記憶しているデータを後述す
る各種の表示パターンに従ってCRT14に表示するも
のである。またCRT14上に表示された画像に、カー
ソルを重ねて表示し、観察者からの指示入力に応じて観
察領域を設定する機能を備えている。CRT14は、画
像処理装置13のメモリから読み出されたデータを表示
するものである。以下、本実施例の動作について説明す
る。図2には本実施例によって実行される試料の観察手
順が示されおり、同図に従って本実施例の動作を説明す
る。
【0022】まず、観察者は細胞内部のどの部分を観察
するか決めるために、細胞全体の断層像を取る。例え
ば、図3に示すように、細胞15から光軸方向に9枚の
断層像を取る。
【0023】そのため、試料をピエゾステージ11上に
セットし、コントローラ12に試料全体観察を行うため
の指示入力を与える。コントローラ12は1枚目の断層
像L1が得られるようにピエゾステージ11にZ制御信
号を出力する。そしてZ方向の位置が決定したところ
で、コントローラ12から共焦点顕微鏡10に2次元走
査の開始指令を出す。
【0024】1枚目の断層像L1を走査することによっ
て得られた画像データは、画像処理装置13のメモリに
取込まれる。この時、断層像には識別名が付けられると
共に、ピエゾステージ11の位置情報が取込まれる。
【0025】次に、コントローラ12は次の断層像L2
を取るために、ピエゾステージ11に対して上へ移動す
る指示をZ制御信号によって与える。そして1枚目と同
様に動作して断層像L2がメモリに記憶される。以下、
9枚目の断層像L9が得られるまで上記同様の動作が繰
り返し行われる(S1)。なお、ピエゾステージ11の
移動方向は上方向に限定されるものではなく、試料の位
置により下方向またはランダムに移動させることもでき
る。
【0026】次に、画像処理装置13のメモリに格納さ
れた各断層像L1〜L9を、図4に示すように、各断層
像ごとに9分割してCRT14に表示する。各分割領域
の左上隅に表示されている番号が、各断層像L1〜L9
の識別番号を示している。
【0027】ここで、観察者は9枚の断層像L1〜L9
の中から観察したい断層像を選択し、さらに選択した断
層像のどの領域を観察するのか以下のようにして設定す
る(S2)。例えば図5に示す5番目の断層像L5を例
にして領域設定手順を説明する。
【0028】画像処理装置13からCRT14の表示画
面上に、水平方向及び垂直方向に各位置を指定する2つ
のカーソルが、断層像L5に重ねて表示される。観察者
は垂直方向のカーソルを動かして左端K1及び右端K2
を決める。次に、水平方向のカーソルを動かして上端K
3及び下端K4を決める。この様にして、断層像L5の
任意の領域に観察領域R1を設定する。さらに、必要が
あれば同図に点線で示すように断層像L5の他の領域に
観察領域R2を設定する。なお、任意の領域の設定方法
は上記手段に限られたものではなく、例えば大きさを自
由に変えられる四角の枠を使っても良い。また領域の形
も四角でなくても円,三角等自由に設定できる。断層像
L5に対して観察領域を設定すると、観察領域R1はエ
リア1、観察領域R2はエリア2といった具合にエリア
番号を付ける。
【0029】なお、断層像に対して観察領域を設定する
場合、図3に示すように、9分割した状態で設定するこ
ともできるが、細かい部分を設定する場合には、1つの
分割領域のみをCRT14の全画面に拡大した状態で設
定することもできる。以上の設定操作を選択した全断層
像について行う(S3)。図6には断層像L1,L5,
L8,L9に対し6つの観察領域を設定した例が示され
ている。
【0030】次に、観察者は各観察領域の観察順位を決
定する(S4)。これは、図6に示すように設定された
各観察領域を、図7に示すようにエリア番号順にCRT
14上の表示領域21に表示して、観察者からの指示入
力を受け付けることによって行われる。観察者はカーソ
ル20を観察順位の速い順に該当するエリア上に移動さ
せて指定スイッチを押して順番に指定していく。
【0031】この様にして指定された各エリアの観察順
番は、表示領域21の下に表示されるインフォメーショ
ン領域22のシーケンスの部分に表示される。例えば、
エリアを3,1,6,5,2,4と指定すれば、シーケ
ンスの部分に同じ順番でエリア番号を表示させる。
【0032】さらに、エリアを3,1,6,5,2,4
の順に観察するシーケンスを何回繰り返すかを設定す
る。例えば、そのシーケンスを8回繰り返すのであれ
ば、ループの部分に8を入力する。
【0033】そしてあるループから次のループへ移行す
るまでの待ち時間を設定する。例えば、各ループ間の待
ち時間を5秒に設定すると、インターバルの部分に5を
表示させる。
【0034】また、シーケンス設定では同じエリアを設
定することもできる。ループ間の待ち時間もランダムに
設定できる。さらに、シーケンスの各エリアの間にイン
ターバルを設定することもできる。以上のようにして、
観察領域の設定が終了すると、上記各設定条件がコント
ローラ12へ送られて記憶される。
【0035】次に、観察者からコントローラ12に対し
て観察開始を指示する指示入力があると、コントローラ
12が設定条件に従ってピエゾステージ11及び共焦点
顕微鏡10を動作させる(S5)。
【0036】図7に示す設定条件であれば、まずエリア
3を走査するために、ピエゾステージ11を断層像L5
を取った位置まで移動させ、エリア3の観察領域のみを
走査させるX,Y制御信号を共焦点顕微鏡10へ与えて
走査を行う。この走査に同期してエリア3の画像データ
が画像処理装置13のメモリへ記憶される。
【0037】エリア3の走査が終了すると、次にエリア
1を走査するために、ピエゾステージ11が断層像L1
を取った位置まで移動させられて上記同様にしてエリア
1のみが走査される。
【0038】以下、順番にエリア6,5,2,4を走査
して画像データを画像処理装置13のメモリへ記憶して
いく。エリア4の画像データを記憶した後(S7)、コ
ントローラ12は指定された時間だけ待ち(S8)、再
びエリア3から走査を開始する。この動作を8回行って
すべての取り込み動作を終了する。
【0039】図8には、以上のようにして取り込んだ各
エリアの画像データを、CRT14に表示させる際の表
示例が示されている。この表示例は、シーケンス順に順
次縦方向に表示し、左端にはエリア番号表示され、右上
隅にシーケンス番号が示されている。また、図9には他
の表示例が示されている。この表示例は、各エリア毎に
画像データをまとめて表示たものである。この他にも、
画像間の割り算を施したデータを表示させたり、鳥瞰図
表示など各種の表示方法を用いることができる。
【0040】なお、刺激に対する細胞の反応を観察する
場合は、細胞に刺激を与えるのに同期して観察を開始す
る。このために、コントローラ12は、外部からの同期
信号によって動作を開始する機能及び走査の開始を外部
へ知らせる同期信号を出力する機能とを備えている。
【0041】この様に本実施例によれば、観察したい領
域のみに限って走査を行うようにしたので、試料の各断
層面における複数の観察領域とその領域の深さの違う位
置での様子を、比較的短時間の内に画像として捕らえる
ことができ、刺激に対する細胞の反応を観察するのに好
適である。
【0042】また、観察したい領域の画像データのみを
取り込むので、例えば試料全体の画像データを複数回に
渡って取り込む場合に比べて、比較的小容量のメモリを
使用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、
察したい順位で観察したい領域を観察でき、刺激による
細胞の状態の変化等を観察するのに好適な試料観察方法
及び試料観察装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る試料観察装置の概略的
な機能ブロック図。
【図2】一実施例に係る試料観察装置の動作説明図。
【図3】細胞全体における各断層像のスライス位置を示
す斜視図。
【図4】各断層像のCRT表示例を示す図。
【図5】断層像に対するエリア設定操作を説明するため
の図。
【図6】エリア設定された各断層像のCRT表示例を示
す図。
【図7】観察領域及び設定条件のCRT表示例を示す
図。
【図8】各エリアを操作して得られた画像データのCR
T表示例を示す図。
【図9】各エリアを操作して得られた画像データの他の
CRT表示例を示す図。
【図10】共焦点顕微鏡の光学系を示す図。
【符号の説明】
10…共焦点顕微鏡、11…ピエゾステージ、12…コ
ントローラ、13…画像処理装置、14…CRT。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−212716(JP,A) 特開 平2−247605(JP,A) 特開 昭56−131940(JP,A) 特開 昭48−30439(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 21/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料に対して光源からの光をスポット状
    に集光させるレンズと、 前記試料と共役な位置に配置されたピンホールと、 このピンホールを通過した光を光電変換して画像信号を
    出力する光検出器と、 前記試料と前記レンズとを光軸と直交する面内で相対的
    に移動させて所定の断層面を2次元走査する第1の走査
    手段と、 前記試料と前記レンズとを光軸方向に相対的に移動させ
    る第2の走査手段と、 前記光検出器から出力される画像信号を試料断層像デー
    タに変換して記憶する画像記憶手段と、 この画像記憶手段に記憶された試料断層像データを表示
    する表示器とを備えた装置を用いる試料観察方法におい
    て、 前記試料の光軸方向に亘る複数の試料断層像を前記画像
    記憶手段に記憶させる第1のステップと、 前記画像記憶手段に記憶された複数の試料断層像の中か
    ら任意の試料断層像を読出して、その各試料断層像に対
    して観察領域とその観察順位をそれぞれ設定する第2の
    ステップと、 前記第2のステップで設定した観察領域及び観察順位に
    従って前記第1及び第2の走査手段を制御する第3のス
    テップと、 を備えた試料観察方法。
  2. 【請求項2】 試料に対して光源からの光をスポット状
    に集光させるレンズと、 前記試料と共役な位置に配置されたピンホールと、 このピンホールを通過した光を光電変換して画像信号を
    出力する光検出器と、 前記試料と前記レンズとを光軸と直交する面内で相対的
    に移動させて所定の断層面を2次元走査する第1の走査
    手段と、 前記試料と前記レンズとを光軸方向に相対的に移動させ
    る第2の走査手段と、 前記光検出器から出力される画像信号を試料断層像デー
    タに変換して記憶する画像記憶手段と、 この画像記憶手段に記憶された試料断層像データを表示
    する表示器とを備えた試料観察装置において、 外部から指示入力のあった各断層面の試料断層像データ
    を前記画像記憶手段から読出して、それら各試料断層像
    データに基づく試料断層像を前記表示器に表示させる表
    示制御手段と、 前記表示器に表示された各試料断層像に対して外部から
    指示入力される当該各試料断層像の観察領域および当該
    観察領域の観察順位を記憶する設定条件記憶手段と、 前記設定条件記憶手段に記憶されている前記観察領域デ
    ータ及び観察順位データに基づいて前記第1及び第2の
    走査手段を制御する走査制御手段と、 を具備したことを特徴とする試料観察装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の試料観察装置は、 前記試料に刺激を与える手段と、 前記設定条件記憶手段に記憶されている前記観察領域デ
    ータ及び観察順位データに基づく前記第1及び第2の走
    査手段の制御に前記試料に刺激を与える手段による試料
    に刺激を与える制御を同期させる手段と、 を備えていることを特徴とする試料観察装置。
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