JP3217331B2 - ケーブル又は管状体若しくは棒状体の制振装置及びその製造方法 - Google Patents

ケーブル又は管状体若しくは棒状体の制振装置及びその製造方法

Info

Publication number
JP3217331B2
JP3217331B2 JP23254999A JP23254999A JP3217331B2 JP 3217331 B2 JP3217331 B2 JP 3217331B2 JP 23254999 A JP23254999 A JP 23254999A JP 23254999 A JP23254999 A JP 23254999A JP 3217331 B2 JP3217331 B2 JP 3217331B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
semi
damping device
pair
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23254999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001059545A (ja
Inventor
進一郎 伊藤
隆史 玉越
保 山下
伸介 山崎
光政 丸田
直樹 濱崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd, Nippon Steel Corp filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP23254999A priority Critical patent/JP3217331B2/ja
Publication of JP2001059545A publication Critical patent/JP2001059545A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3217331B2 publication Critical patent/JP3217331B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は吊り橋や斜張橋の橋
桁とその上方の主ケーブルや塔との間に張設されるケー
ブルの振動や、橋桁上に立設された照明灯の支柱の振動
等を減衰させる制振装置に関するものであり、工場等で
流体を送る配管パイプの振動を減衰させる場合等にも適
用できる。
【0002】
【従来の技術】図7は斜張橋の塔と橋桁間に張設された
ケーブルの制振装置の従来例の断面図である。
【0003】ベース(15)の上端には半円筒状の下半体(5
2)が連設されていると共に、ベース(15)は固定ボルト(1
7)(17)で橋桁(13)に固定されている。又、上記下半体(5
2)と円筒状に組み合わされる上半体(51)が結合ボルト(1
8)(18)で前記下半体(52)に結合されている。
【0004】上記上半体(51)と下半体(52)を結合した筒
体(5) 内には、ケーブル(22)が挿通されていると共に、
該ケーブル(22)と上記筒体(5) の間にはポリブタジエン
ゴム等の弾性材料から成るの振動吸収体(11)が介装され
ている。又、ケーブル(22)の外周と筒体(5) の両端周縁
の間隙は円錐状の保護カバー(24)(24)で覆われている。
【0005】次に、上記橋梁用ケーブルの制振装置の設
置作業を説明する。このものでは、橋桁(13)にベース(1
5)を固定ボルト(17)(17)で固定し、該ベース(15)の上端
の下半体(52)に上半体(51)を結合ボルト(18)(18)で結合
すると共に、これら下半体(52)と上半体(51)で構成され
る筒体(5) の中心にケーブル(22)が挿通した状態にす
る。次に、図7の想像線で示すように、筒体(5) の両端
内周部とケーブル(22)の間を閉塞蓋(19)(19)で閉塞し、
その内部に注入器(26)から流動性のある弾性材(例え
ば、ポリブタジエンゴム)を注入する。そして、上記弾
性材が自然硬化すると、これが振動吸収体(11)となって
ケーブル(22)と筒体(5) の間に介在した状態になる。
【0006】このものでは、筒体(5) 内に注入された弾
性材が硬化するまでの間にケーブル(22)が振動するか
ら、振動吸収体(11)とケーブル(22)の境界に間隙が形成
され易く、ケーブル(22)の外周全域に亘って振動吸収体
(11)が密着しない可能性が高い。従って、上記従来のも
のでは、前記間隙の存在によってケーブル(22)の制振性
能が低下するという問題があった。
【0007】又、筒体(5) に注入された未硬化の弾性材
は振動するケーブル(22)で攪拌されながら徐々に硬化す
るから、該硬化に際して前記攪拌を伴わない場合に比べ
て硬化後の振動吸収体(11)の物性が悪くなるという問題
もあった。
【0008】尚、上記に於いては、橋梁用のケーブル(2
2)に制振装置を適用する場合を例示しながら前記問題点
を指摘したが、次に記載する管状体等の振動を減衰させ
る為に前記制振装置を使用する場合にも、上記と同様の
問題がある。即ち、高速道路や橋桁上に立設された照明
灯の支柱となる管状体若しくは棒状体も、強風を受けて
振動する。この照明灯の支柱の振動を減衰させる場合
も、該支柱の基端部を包囲する振動吸収体(11)を有する
制振装置を配設することがあるが、かかる場合も、振動
吸収体(11)となる上記弾性材を現場で充填すると、該弾
性材が硬化するまでの間に上記支柱が振動するから、上
記支柱と振動吸収体(11)の境界に間隙が形成され易いと
いう、上記不都合がある。又、流体の流れによって振動
する工場等の流体配管パイプの振動を抑えるべく前記制
振装置を用いる場合等においても、上記と同様の不都合
がある。 [制振装置の発明]
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点に鑑
みてなされたもので、『ケーブル又は管状体若しくは棒
状体の外周全域に密着して該ケーブル等の振動を吸収す
る弾性材製の振動吸収体を具備する制振装置』に於い
て、ケーブル等に対する振動吸収体(11)の密着性を高め
て制振性能の向上を図ると共に、既述従来のものに比べ
て振動吸収体(11)の物性低下が防止できるようにするこ
とを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】〈A1項〉 上記課題を解決する為の本発明の技術的手段は、『前記
ケーブル等を包囲するように全体として円筒状に組み合
わされ且つ前記ケーブル等とは別の固定部に固定される
一対の半体と、前記一対の半体相互を前記円筒状に組み
合わせた状態に締付固定する締付手段と、を具備し、前
記各半体は、前記ケーブル等の外周面と平行に配設され
る半円筒体を備えた外カバーと、前記半円筒体の内側に
充填され且つ前記ケーブル等の外周に外嵌する凹溝を備
えた振動吸収体から構成されており、前記振動吸収体
は、前記半円筒体の周方向の両端から該周方向に突出す
る隆起域を備えており、前記一対の半体を前記凹溝の部
分で前記ケーブル等に外嵌してこれら両半体を接近させ
る方向に前記締付手段で締付たときには、前記凹溝の周
面で前記ケーブル等が圧迫されると共に、一方の半体の
前記隆起域と他方の半体の前記隆起域が相互に圧接され
る』ことである。
【0011】前記固定部とは、例えば、橋梁用のケーブ
ルの制振装置に本発明を適用する場合は橋桁を、道路の
照明灯の支柱等の制振装置に本発明を適用する場合は路
面を、流体配管パイプの振動を抑える制振装置に本発明
を適用する場合は当該配管パイプの近傍の構築物や建築
物等を、夫々意味し、前記固定部の場所は特に限定され
るものでない。
【0012】上記技術的手段は次のように作用する。本
発明の制振装置は、予め工場で製作した後に現場で組み
立てられる。現場で組み立てるときは、一対の半体の振
動吸収体に形成された凹溝を制振対象たるケーブル又は
管状体若しくは棒状体の外周に外嵌させるようにこれら
半体を筒状に組み合わす。この状態で各半体を相互に締
付手段で締め付けて結合すると、振動吸収体に形成され
た凹溝の周面でケーブル等の外周が圧迫される。これに
より、本発明の制振装置が制振対象たるケーブル又は管
状体若しくは棒状体に結合される。
【0013】
【0014】又、一対の半体の振動吸収体に形成された
凹溝を制振対象たるケーブル又は管状体若しくは棒状体
の外周に外嵌させるようにこれら半体を筒状に組み合わ
すと、一方の半体の周方向の両端部から該周方向に突出
した振動吸収体の隆起域と他方の半体の周方向両端部か
ら突出する振動吸収体の隆起域が突き合わせ状態にな
る。この状態で各半体を相互に締付手段で締め付ける
と、前記隆起域の突き合わせ境界部が圧接・密着状態に
なって両半体が一体化される。又、上記各半体を締付手
段で締め付けて前記突き合わせ状態にある隆起域が圧接
されると、該隆起域が各半円筒体内に押し込まれるよう
に変形する。すると、弾性を有する振動吸収体が全体的
に弾性変形し、該振動吸収体に形成された凹溝の周面が
前記ケーブル等に一層確実に圧接される。
【0015】〈A2項〉 前記A1項において、『前記振動吸収体は、前記半円筒
体の軸線方向の一端から突出していると共に、現場で設
置した状態では前記突出した端面が上向き状態で水平に
対して傾斜する』ものでは、ケーブル等の外周に一対の
半体を外嵌してこれら半体相互を締付手段で締め付け結
合すると、前記振動吸収体に於ける半円筒体の軸線方向
の一端から突出した端面が上向き状態で水平面に対して
傾斜する。従って、該傾斜した端面に沿って雨水が流動
して排水され、これにより、上記制振装置の上面に雨水
が溜る不都合がない。
【0016】
【0017】
【発明の効果】本発明は次の特有の効果を有する。予め
工場で製作された一対の半体から成る制振装置を現場で
組み立てて設置するものであるから、振動するケーブル
又は管状体若しくは棒状体の周囲に振動吸収体となる流
動性のある弾性材を注入する既述従来のものに比べて前
記振動吸収体と前記ケーブル等の境界に間隙が形成され
る心配がなくなり、該ケーブル等に対する振動吸収体の
密着性が向上する。
【0018】又、同様の理由から、既述従来のものよう
に未硬化の弾性材が振動するケーブル等で攪拌されつつ
硬化することがなく、既述従来のものに比べて硬化後の
振動吸収体の物性向上が図れる。 [制振装置の製造方法の発明]本発明は前記A1項の制
振装置の製造に適した方法を提供することを課題とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】〈B1〉前記課題を解決
する為の技術的手段は、『ケーブル又は管状体若しくは
棒状体の外周面に略一致する外面を具備する中軸と該中
軸の外周から反対方向に突出する一対の突出板を具備す
る中仕切部材と、半円筒体の周方向の両端から半径方向
の外側に突出する一対の締付フランジを具備する一対の
外カバーを準備し、前記一対の半円筒体の内面を対向さ
せることによって中心軸が上方を向いた円筒が形成され
るように前記一対の外カバーを作業面上に載置すると共
に、前記対向状態にある前記一対の半円筒体相互の中心
部に前記中軸が上下に延びる姿勢で位置するようにこれ
ら外カバー間に前記中仕切部材を介在させる工程と、前
記各外カバーに於ける前記半円筒体の内面と前記中仕切
部材で包囲された一対の半円筒空間に流動性を有する弾
性材を流し込む工程と、前記流し込んだ弾性材を自然硬
化させる工程と、前記自然硬化させる工程の後に前記中
仕切部材を除去する工程と、を具備する』ことである。
【0020】このものでは、一対の外カバーに設けられ
た夫々の半円筒体の内面を対向させることによって中心
軸が上方を向いた円筒が形成されるように一対の外カバ
ーを作業面上に載置すると共に、対向状態にある前記一
対の半円筒体相互の中心部に中仕切部材の中軸が上下に
延びる姿勢で位置するようにこれら外カバー間に前記中
仕切部材を介在させる。
【0021】次に、前記一対の外カバーと中仕切部材で
包囲された一対の半円筒空間に流動性のある弾性材を流
し込んで放置すると、該弾性材が硬化し、これが制振対
象たるケーブル等の振動を吸収する振動吸収体となる。
このとき、前記振動吸収体には、上記中仕切り部材の中
軸に対応する部分に、前記ケーブル等に外嵌する凹溝が
形成される。
【0022】そして、上記振動吸収体が形成された後
に、中仕切り部材を除去すると、制振装置が完成する。 〈B2〉前記B1項に於いて、『前記中仕切部材を介在
させる工程では、前記各外カバーに於ける前記各締付フ
ランジと前記中仕切部材に於ける前記突出板の間に平板
状のスペーサを介在させる』ものでは、前記スペーサの
板厚分だけ、振動吸収体が半円筒体の周方向の両端から
該周方向に突出した隆起域が形成される。従って、一対
の半体をケーブル等に外嵌して締め付けたときに前記隆
起域が相互に圧接されて該隆起域が外カバーの半円筒体
内に押し込まれるように変形し、これにより、振動吸収
体に形成された凹溝の周面がケーブル等に圧接される構
造の制振装置が製造できる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、上記発明の実施の形態を説
明する。 [制振装置の構造]図1は本発明を実施する橋梁用ケー
ブルの制振装置の分解斜視図である。本実施の形態に係
る橋梁用ケーブルの制振装置は、全体として円筒状に組
み合わされる一対の半体(60a) (60b) から構成されてお
り、これら半体(60a) (60b)は相互に面対称の構造を有
している。
【0024】次に、一方の半体(60b) の構造を説明す
る。半体(60b) は半円筒体(43b) を具備する外カバー(6
1b) と、前記半円筒体(43b) の内面に沿うように設けら
れた厚肉状の振動吸収体(73b) とから構成されており、
該振動吸収体(73b) には後述のケーブル(22)に外嵌する
略半円状の端面を有する凹溝(74b) が形成されている。
振動吸収体(73b) は半円筒体(43b) の上端から若干突出
していると共に、その突出端面(70b) は半円筒体(43b)
の軸線に対して非直角となるように傾斜している。現場
に設置したときに、上記突出端面(70b) が水平に対して
若干傾斜するようにして該突出端面(70b) 上の雨水が自
然に排水されるようにし、これにより、該突出端面(70
b) に雨水が滞留しないようにするためである。又、振
動吸収体(73b) には、外カバー(61b) の周方向の両端か
ら該周方向に突出する隆起域(75)(75)が形成されている
(図1,図4参照)。 [橋梁用ケーブルの制振装置の製造に用いる各部材の説
明]図5は、本実施の形態に係る橋梁用ケーブルの制振
装置の製造作業に用いられる各部材の分解斜視図であ
る。
【0025】上記半体(60a) (60b) を製造するときは、
図5に示すように、外周から反対方向に突出する一対の
突出板(72)(72)を備えた中仕切部材(71)と、半体(60a)
(60b) の外カバー(61a) (61b) と、該外カバー(61a) (6
1b) と上記中仕切部材(71)の突出板(72)(72)の間に介装
されるスペーサ(41)(41)と、更に、上記外カバー(61a)
(61b) に外嵌される半円筒状の補助カバー(31a) (31b)
を利用する。
【0026】*中仕切部材(71) 中仕切部材(71)は、後述のケーブル(22)の外周面に略一
致する外面を有する中軸(76)と、該中軸(76)の外周から
反対方向に突出する突出板(72)(72)を具備している。上
記中軸(76)の中心部を構成する金属筒(78)の外周面に
は、その軸線方向に沿うように突出板(72)(72)の一辺が
溶接されていると共に、該突出板(72)(72)には、上下に
間隔を置いて配列された透孔(59)(59)が形成されてい
る。又、金属筒(78)の外周には、端面が半楕円状に形成
された表面層(79)(79)が接着されている。従って、中軸
(76)の外面形状は、突出板(72)(72)の突出方向に若干扁
平な楕円筒状になっている。
【0027】そして、前記楕円筒の外周形状の寸法は適
宜に設定されており、これにより、上記表面層(79)(79)
で成形される後述の振動吸収体(73a) (73b) の凹溝(74
a) (74b) の形状は、一対の半体(60a) (60b) を最終位
置まで結合ボルト(35a) 〜(35d) 及び結合ナット(36a)
〜(36d) で相互に締め付け結合した状態(後述の隆起域
(75)(75)を圧縮しきった状態)おいてケーブル(22)の太
さより小さくなるようになっている。
【0028】*外カバー(61a) (61b) 外カバー(61a) (61b) は互いに同一構造を有しているの
で、一方の外カバー(61b) の構造のみを説明する。
【0029】外カバー(61b) は、半円筒体(43b) と、そ
の下端に溶接されたベース板(45b)を有しており、該ベ
ース板(45b) が半円筒体(43b) の内周から突出する部分
には半円状の開削部(46)が形成されていると共に、ベー
ス板(45b) が半円筒体(43b)の外周から突出する部分に
は透孔(47)(47)が穿設されている。又、外カバー(61b)
の周方向の両端部には、半径方向の外側に突出する一対
の締付フランジ(48b)(48b) が溶接されている。そし
て、これら締付フランジ(48b) (48b) には、上記中仕切
部材(71)の突出板(72)(72)に形成された透孔(59)(59)に
対応する締付孔(49)(49)が形成されている。
【0030】*補助カバー(31a) (31b) 半体(60a) (60b) の製造時に外カバー(61a) (61b) の半
円筒体(43a) (43b) に外嵌される補助カバー(31a) (31
b) は、全体として半円筒状に形成されており、その軸
線方向の長さは上記半円筒体(43a) (43b) の軸線方向長
さより大きな寸法に設定されている。又、補助カバー(3
1a) (31b) の周方向の両辺部には、既述外カバー(61a)
(61b) の締付フランジ(48a) (48b) に外嵌係合する切欠
(40)(40)が形成されている。
【0031】*スペーサ(41) 半体(60a) (60b) の製造時に中仕切部材(71)の突出板(7
2)(72)と外カバー(61a) (61b) の締付フランジ(48a) (4
8b) 間に介装されるスペーサ(41)(41)は、長方形金属板
で形成されており、該スペーサ(41)(41)には、既述透孔
(59)(59)や締付孔(49)(49)に対応する透孔(42)(42)が形
成されている。 [製造作業の説明]次に、上記各部材を用いて橋梁用ケ
ーブルの制振装置を製造する作業を説明する。
【0032】図5に示すように、中仕切部材(71)を隔て
て外カバー(61a) (61b) を対向させると共に、中仕切部
材(71)の突出板(72)(72)と外カバー(61a) (61b) の締付
フランジ(48a) (48b) の間にスペーサ(41)(41)を介在さ
せ、この状態で外カバー(61a) (61b) を接近集合させ
る。すると、外カバー(61a) (61b) の半円筒体(43a) (4
3b) が中仕切部材(71)を隔てて突き合わされた状態にな
って全体として円筒が形成された状態になると共に、外
カバー(61a) (61b) の締付フランジ(48a) (48b)によっ
て中仕切部材(71)の突出板(72)(72)がスペーサ(41)(41)
を介して挟み付けられた状態になる。又、このとき、外
カバー(61a) (61b) の締付フランジ(48a)(48b) に形成
された締付孔(49)(49)と、スペーサ(41)(41)の透孔(42)
(42)と中仕切部材(71)の突出板(72)(72)に形成された透
孔(59)(59)が夫々合致するように外カバー(61a) (61b)
等を集合させる。これにより、対向状態にある外カバー
(61a) (61b) の上記半円筒体(43a) (43b) 相互の中心部
に中仕切部材(71)の中軸(76)が上下に延びる姿勢で配置
された状態になる。次に、外カバー(61a) (61b) の締付
フランジ(48a) (48b) とスペーサ(41)(41)と中仕切部材
(71)の突出板(72)に夫々形成されている締付孔(49),透
孔(42),透孔(59)部分に結合ボルト(35a) 〜(35d) を挿
通してその先端に結合ナット(36a) 〜(36d) を螺合して
締め付ける。これにより、外カバー(61a) (61b) と中仕
切部材(71)が結合ボルト(35a) 〜(35d)と結合ナット(36
a) 〜(36d) で結合一体化された状態になり、これによ
り、外カバー(61a) (61b) 間に中仕切部材(71)を介在さ
せる工程が終了する。
【0033】次に、中仕切部材(71)の表面層(79)や突出
板(72)(72)の表面に、後述の弾性材(99)が付着するのを
防止する為の離型剤を塗布するか、又は、離型紙を貼着
し、これにより、離型処理を施す。
【0034】続いて、上記結合状態にある外カバー(61
a) (61b) の外周に補助カバー(31a)(31b) を外嵌してこ
れら補助カバー(31a) (31b) の外周を結束バンド(27)等
(図2参照)で結束一体化する。次に、図2に示すよう
に、上記結合状態にある外カバー(61a) (61b) の下端の
ベース板(45a) (45b) の下面に作業用底板(38)を重ね合
わせた状態でこれらベース板(45a) (45b) と作業用底板
(38)を挟持具(図示せず)等で固定する。次に、作業用
底板(38)が固定された外カバー(61a) (61b) の結合体
を、図2の如く作業面(29)上に載置すると共に、上記作
業用底板(38)の一側辺部の下に持ち上げ板(28)を挿入
し、これにより、外カバー(61a) (61b) 等の結合体を水
平な作業面(29)に対して若干傾斜した状態にする(図2
参照)。
【0035】次に、図2の想像線で示すように、外カバ
ー(61a) (61b) の半円筒体(43a) (43b) とこれと同軸状
に位置する中仕切部材(71)の中軸(76)の間に形成された
半円筒空間に、流動性を有するポリブタジエンゴム等の
弾性材(99)を流し込むと共に、外カバー(61a) (61b) の
半円筒体(43a) (43b) の上端より若干高い位置まで該弾
性材(99)を充填し、この状態で弾性材(99)を自然硬化さ
せる。すると、外カバー(61a) (61b) の半円筒体(43a)
(43b) の上端から弾性材(99)が若干隆起した突出端部(9
1)が形成されると共に、外カバー(61a) (61b) の半円筒
体(43a) (43b)で形成される円筒空間の中心軸は上記突
出端部(91)の上端面(70a) (70b) に対して非直角の状態
に傾斜している。作業用底板(38)の一側辺の下側に持ち
上げ板(28)を挿入することによて外カバー(61a) (61b)
等の集合体を全体的に傾斜させた状態で弾性材(99)を充
填・硬化させるからである。
【0036】次に、外カバー(61a) (61b) の半円筒体(4
3a) (43b) 内に充填した弾性材(99)を自然硬化させた後
に、結束バンド(27)と結合ボルト(35a) 〜(35d) を取り
外して補助カバー(31a) (31b) や中仕切部材(71)を除去
する。すると、図1に示すように、半円筒体(43a) (43
b) の内側に振動吸収体(73a)(73b) が付着した半体(60
a) (60b) が完成する。
【0037】このものでは、外カバー(61a) (61b) の締
付フランジ(48a) (48b) と中仕切部材(71)の突出板(72)
(72)の間にスペーサ(41)(41)を介在させた状態で弾性材
(99)の充填作業を行ったから、外カバー(61a) (61b) の
周方向の両端から該周方向に振動吸収体(73a) (73b) が
突出して図1,図4の如き隆起域(75)(75)が形成され
る。 [設置作業について]次に、上記半体(60a) (60b) から
成る橋梁用ケーブルの制振装置の設置作業を説明する。
【0038】図3,図6の如く、橋桁(13)から上方に延
びているケーブル(22)の基端部を包囲する態様で設置台
(20)を組み立てると共に、該設置台(20)上において半体
(60a) (60b) でケーブル(22)を抱持する。即ち、半体(6
0a) (60b) に具備させた振動吸収体(73a) (73b) の凹溝
(74a) (74b) でケーブル(22)を抱持すると共に、外カバ
ー(61a) (61b) の締付フランジ(48a) (48b) に形成され
た締付孔(49)(49)を対向させてこれら締付孔(49)(49)に
締付手段たる結合ボルト(35a) 〜(35d) を挿入し、その
先端に結合ナット(36a) 〜(36d) を螺合して締め付け
る。すると、一方の振動吸収体(73a) の隆起域(75)(75)
と他方の振動吸収体(73b) の隆起域(75)(75)の突き合わ
せ部が圧接されて圧縮変形され、これにより、前記突き
合わせ部が密着した状態になる。また、上記隆起域(75)
(75)の圧縮変形によって、振動吸収体(73a) (73b) が全
体的に圧縮変形され、これにより、該凹溝(74a) (74b)
の周面でケーブル(22)の外周が確実に圧迫される。尚、
前記結合ボルト(35a) 〜(35d) 等を締め付ける前の凹溝
(74a) (74b) で形成される筒状空間の大きさとケーブル
(22)の太さとの大小関係は問わない。但し、上記結合ボ
ルト(35a) 〜(35d) 等を完全に締め付けて隆起域(75)(7
5)が完全に圧縮されたときに凹溝(74a) (74b)内の筒状
空間の直径(ケーブル(22)を前記筒状空間に挿入してい
ない場合の直径)がケーブル(22)の直径より小さくなる
ように前記凹溝(74a) (74b) や隆起域(75)(75)の隆起高
さの寸法を設定する必要がある。
【0039】又、図3に示すように、半体(60a) (60b)
のベース板(45a) (45b) に形成された透孔(47)(47)か
ら、これらに対応するように設置台(20)の載置板(21)に
形成された複数の取付孔(57)に各別に固定ボルト(55)を
挿入し、これとナット(56)で半体(60a) (60b) を設置台
(20)に固定する。
【0040】すると、図6のように、吊り橋の主ケーブ
ル(23)から垂下したケーブル(22)の基端部が、半体(60
a) (60b) から成る本実施の形態に係る橋梁用ケーブル
の制振装置(A) で抱持された状態になる。この状態でケ
ーブル(22)が振動すると、該ケーブル(22)を抱持する半
体(60a)(60b) の振動吸収体(73a) (73b) が前記ケーブ
ル(22)で圧縮変形されて上記振動が吸収される。
【0041】このものでは、外カバー(61a) (61b) の軸
線方向の端部から突出した突出端面(70a) (70b) が水平
面に対して傾斜しているから、該突出端面(70a) (70b)
上の雨水が排水され易く、該突出端面(70a) (70b) に雨
水が溜ることがない。
【0042】尚、上記実施の形態では、本発明を橋梁用
ケーブルの制振装置に適用した場合を例示的に説明した
が、高速道路や橋桁上に立設された照明灯の支柱となる
管状体若しくは棒状体の振動を減衰させる制振装置とし
ても、本発明は適用できる。即ち、上記照明灯の基端部
の路面に設置台(20)を配設すると共に、該設置台(20)の
載置板(21)上に制振装置(A) を配設し、該制振装置(A)
の振動吸収体(73a) (73b) で上記照明灯の基端部外周を
抱持するのである。
【0043】又、工場等で流体を送る配管パイプの外周
を上記半体(60a) (60b) で抱持し、これにより、上記配
管パイプの振動を減衰させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る橋梁用ケーブルの制
振装置の分解斜視図
【図2】本発明の実施の形態に係る橋梁用ケーブルの制
振装置の製造作業の説明図
【図3】本発明の実施の形態に係る橋梁用ケーブルの制
振装置の設置状態を示す部分断面図
【図4】半体(60a) (60b) の端面図
【図5】本発明の実施の形態に係る橋梁用ケーブルの制
振装置の製造に使用する各部材の分解斜視図
【図6】本発明の実施の形態に係る橋梁用ケーブルの制
振装置を適用した吊り橋の部分側面図
【図7】従来例の説明図
【符号の説明】
(22)・・・ケーブル (41)・・・スペーサ (48a) (48b) ・・・締付フランジ (60a) (60b) ・・・半体 (61a) (61b) ・・・外カバー (71)・・・中仕切部材 (73a) (73b) ・・・弾性吸収体 (74a) (74b) ・・・凹溝 (75)・・・隆起域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 進一郎 神戸市中央区小野柄通4丁目1番22号 本州四国連絡橋公団 長大橋技術センタ ー内 (72)発明者 玉越 隆史 愛媛県今治市山路751−2 本州四国連 絡橋公団 第三管理局 今治管理事務所 内 (72)発明者 山下 保 神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 株 式会社神戸製鋼所内 (72)発明者 山崎 伸介 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新日本製鐵株式会社内 (72)発明者 丸田 光政 大阪市東成区中道3丁目15番16号 中井 商工株式会社内 (72)発明者 濱崎 直樹 大阪市東成区中道3丁目15番16号 中井 商工株式会社内 審査官 豊原 邦雄 (56)参考文献 特開 平8−302617(JP,A) 特開 平10−298919(JP,A) 実開 平2−118189(JP,U) 実開 昭61−85741(JP,U) 実開 昭56−120449(JP,U) 実開 平2−134345(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 15/08 E01D 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル又は管状体若しくは棒状体の外
    周全域に密着して該ケーブル等の振動を吸収する弾性材
    製の振動吸収体を具備する制振装置に於いて、 前記ケーブル等を包囲するように全体として円筒状に組
    み合わされ且つ前記ケーブル等とは別の固定部に固定さ
    れる一対の半体と、 前記一対の半体相互を前記円筒状に組み合わせた状態に
    締付固定する締付手段と、を具備し、 前記各半体は、前記ケーブル等の外周面と平行に配設さ
    れる半円筒体を備えた外カバーと、前記半円筒体の内側
    に充填され且つ前記ケーブル等の外周に外嵌する凹溝を
    備えた振動吸収体から構成されており、 前記振動吸収体は、前記半円筒体の周方向の両端から該
    周方向に突出する隆起域を備えており、 前記一対の半体を前記凹溝の部分で前記ケーブル等に外
    嵌してこれら両半体を接近させる方向に前記締付手段で
    締付たときには、前記凹溝の周面で前記ケーブル等が圧
    迫されると共に、一方の半体の前記隆起域と他方の半体
    の前記隆起域が相互に圧接される、ケーブル又は管状体
    若しくは棒状体の制振装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のケーブル又は管状体若しくは
    棒状体の制振装置に於いて、 前記振動吸収体は、前記半円筒体の軸線方向の一端から
    突出していると共に、現場で設置した状態では前記突出
    した端面が上向き状態で水平に対して傾斜する、ケーブ
    ル又は管状体若しくは棒状体の制振装置。
  3. 【請求項3】 ケーブル又は管状体若しくは棒状体の外
    周面に略一致する外面を具備する中軸と該中軸の外周か
    ら反対方向に突出する一対の突出板を具備する中仕切部
    材と、 半円筒体の周方向の両端から半径方向の外側に突出する
    一対の締付フランジを具備する一対の外カバーを準備
    し、 前記一対の半円筒体の内面を対向させることによって中
    心軸が上方を向いた円筒が形成されるように前記一対の
    外カバーを作業面上に載置すると共に、前記対向状態に
    ある前記一対の半円筒体相互の中心部に前記中軸が上下
    に延びる姿勢で位置するようにこれら外カバー間に前記
    中仕切部材を介在させる工程と、 前記各外カバーに於ける前記半円筒体の内面と前記中仕
    切部材で包囲された一対の半円筒空間に流動性を有する
    弾性材を流し込む工程と、 前記流し込んだ弾性材を自然硬化させる工程と、 前記自然硬化させる工程の後に前記中仕切部材を除去す
    る工程と、を具備するケーブル又は管状体若しくは棒状
    体の制振装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3のケーブル又は管状体若しくは
    棒状体の制振装置の製造方法に於いて、 前記中仕切部材を介在させる工程では、前記各外カバー
    に於ける前記各締付フランジと前記中仕切部材に於ける
    前記突出板の間に平板状のスペーサを介在させる、ケー
    ブル又は管状体若しくは棒状体の制振装置の製造方法。
JP23254999A 1999-08-19 1999-08-19 ケーブル又は管状体若しくは棒状体の制振装置及びその製造方法 Expired - Lifetime JP3217331B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23254999A JP3217331B2 (ja) 1999-08-19 1999-08-19 ケーブル又は管状体若しくは棒状体の制振装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23254999A JP3217331B2 (ja) 1999-08-19 1999-08-19 ケーブル又は管状体若しくは棒状体の制振装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001059545A JP2001059545A (ja) 2001-03-06
JP3217331B2 true JP3217331B2 (ja) 2001-10-09

Family

ID=16941076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23254999A Expired - Lifetime JP3217331B2 (ja) 1999-08-19 1999-08-19 ケーブル又は管状体若しくは棒状体の制振装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3217331B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102733303A (zh) * 2012-07-06 2012-10-17 巨力索具股份有限公司 用于桥梁斜拉索的弯曲限制器
KR20210146812A (ko) * 2020-05-27 2021-12-06 양하정 면진장치의 제조 방법 및 이에 의해 제조된 면진장치

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006170257A (ja) * 2004-12-13 2006-06-29 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 防振装置及びその取付方法
JP4131973B2 (ja) 2004-12-13 2008-08-13 東洋ゴム工業株式会社 防振装置及びその取付方法
WO2006067830A1 (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. 防振装置の取付構造
JP5249124B2 (ja) * 2009-05-12 2013-07-31 株式会社タダノ 作業機の伸縮可能な筒状カバー組立体
KR100961256B1 (ko) * 2009-11-17 2010-06-03 주식회사 스타라이팅 경관개선용 조명등과 조명등 관리시스템
KR100961258B1 (ko) * 2009-11-17 2010-06-03 주식회사 스타라이팅 케이블 일체형 조명등
CN103161124B (zh) * 2013-03-07 2015-06-24 同济大学 无根型拉索阻尼器
US9752344B2 (en) 2014-03-20 2017-09-05 Paul L. Magargee Light pole assemblies, methods, and devices
CN104631322B (zh) * 2015-01-29 2016-08-31 哈尔滨工业大学 一种拉索减振的被动弹簧-阻尼负刚度阻尼器
CN105421219A (zh) * 2015-12-09 2016-03-23 中国铁道科学研究院铁道建筑研究所 U型阻尼防落梁装置
KR102601071B1 (ko) * 2023-05-16 2023-11-10 컨텍이앤씨 주식회사 케이블 앵커

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102733303A (zh) * 2012-07-06 2012-10-17 巨力索具股份有限公司 用于桥梁斜拉索的弯曲限制器
CN102733303B (zh) * 2012-07-06 2015-01-14 巨力索具股份有限公司 用于桥梁斜拉索的弯曲限制器
KR20210146812A (ko) * 2020-05-27 2021-12-06 양하정 면진장치의 제조 방법 및 이에 의해 제조된 면진장치
KR102375460B1 (ko) 2020-05-27 2022-03-17 문수산업기술(주) 면진장치의 제조 방법 및 이에 의해 제조된 면진장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001059545A (ja) 2001-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3217331B2 (ja) ケーブル又は管状体若しくは棒状体の制振装置及びその製造方法
JP3058254B2 (ja) ケーブル制振装置
KR20170130121A (ko) 공장 제작된 소켓형 연결부재 및 소켓형 연결부재 제작 및 시공방법
CN110344408A (zh) 一种锚杆锚头处吸能减震的方法
JP5129543B2 (ja) 既設架構補強方法
JP3803434B2 (ja) 建築構造物の施工における免震装置の取付工法
JP2000328517A (ja) ケーブルの制振装置
JPH11241412A (ja) ブレース
JP2021089024A (ja) 管状部材の固定構造及び管状部材の固定方法
JP2002038755A (ja) 制震構造建物
CN109972460A (zh) 一种浮置道床及其顶升装置
JP3113980B2 (ja) 落橋防止用連結装置及びそれを用いた落橋防止 方法
JPH0754407A (ja) アンカーボルトとこれを用いた取付構造
JPS6020849Y2 (ja) ト−シヨナルダンパ−
JPH031518Y2 (ja)
JPH08326811A (ja) 防振装置
JP4609916B2 (ja) ケーブル制振装置
JPH11190391A (ja) 積層ゴム支承構造
KR20190086285A (ko) 내진용 배관 버팀대의 배관 연결구
JPS6028652Y2 (ja) 自立型高炉の耐震装置
JPH04185924A (ja) 防振装置
JPH07243478A (ja) 防振支持構造
JPH10131489A (ja) セパレータおよびその取付構造
JPH0752440Y2 (ja) 被防振機器の支持装置
JPH0229301Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3217331

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080803

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080803

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120803

Year of fee payment: 11

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130803

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term