JP3216778B2 - リニアモータ利用の搬送設備 - Google Patents

リニアモータ利用の搬送設備

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一次コイルとマグネッ
トとの協働により推力を発生するリニア直流モータによ
って走行駆動される移動体が備えられたリニアモータ利
用の搬送設備に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるリニアモータ利用の搬送設備は、
種々の荷等を搭載した移動体をリニア直流モータの推力
により走行駆動し、種々の荷等を搬送する設備である。
この種々の荷等の搬送は、通常、移動体の走行径路に沿
って設置されたステーション間で行われ、移動体は、そ
れらのステーション間で走行と停止とを繰り返すので、
走行する移動体に対して何らかの減速操作をする手段が
必要となる。従来、この減速操作をする手段として、一
次コイルに通電する電流量を漸減させて移動体を減速さ
せていた。又、上記のような減速操作では停電等により
電力供給が遮断されてしまうと減速操作できないので、
移動体側にブレーキシューを備えさせ、電力供給の遮断
時にそのブレーキシューを地上側の固定部材に接触させ
て移動体を減速させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来構成
では、一次コイルに通電する電流量を漸減させて移動体
を減速させる場合は、減速の際にも通電が必要であり電
力消費が大きくなり、又、移動体側にブレーキシューを
備えさせる場合では、ブレーキシューと固定部材との接
触作用による発塵が問題となり、更に、電力供給が回復
したときの復帰作業が必要となり、メンテナンスに手間
のかかるものとなる。本発明は、上記実情に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、電力消費を可及的に抑
制し、発塵等を抑制しながら、移動体を的確に減速させ
る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のリニアモータ利
用の搬送設備は、一次コイルとマグネットとの協働によ
り推力を発生するリニア直流モータによって走行駆動さ
れる移動体が備えられたものであって、その第1特徴構
成は、前記一次コイルにおける通電状態を、電源部から
の電力が供給される走行駆動状態と、前記一次コイルの
両端部が電気的に短絡される制動作用状態とに切換える
通電状態切換手段が備えられ、前記通電状態切換手段は
リレーを備えて構成され、前記リレーの常閉接点が前記
電源部に対して前記一次コイルと並列に配置され、前記
リレーにおける、前記常閉接点を開閉駆動するための駆
動用入力に、前記一次コイルに対して電力を供給する電
源から電力が供給され、前記駆動用入力に電力が供給さ
れている状態で、前記常閉接点を開成するように構成さ
ている点にある。第2特徴構成は、上記第1特徴構成
において、前記通電状態切換手段は、前記一次コイルに
対して電力を供給する電源の停電に伴って、前記走行駆
動状態から前記制動作用状態へ切換えるように構成され
ている点にある。
【0005】第3特徴構成は、上記第1又は第2特徴構
成において、前記一次コイル及び前記通電状態切換手段
が前記移動体側に備えられ、前記マグネットが地上側に
設けられ、前記移動体の移動経路に沿って、交流電流が
通電されて磁界を発生する給電線が設けられ、前記移動
体に、前記給電線にて形成された磁界により電力を発生
する受電用コイルが備えられ、その受電用コイルにて発
生した電力が前記一次コイルに供給されるように構成さ
れている点にある
【0006】
【作用】本発明の第1特徴構成によれば、移動体を減速
させるときは、通電状態切換手段が走行駆動状態から制
動作用状態に切り換える。一次コイルの両端部が電気的
に短絡される制動作用状態になると、リニア直流モータ
は、一次コイルとマグネットとの相対移動により発電動
作し、その発電動作により一次コイルに流れる電流とマ
グネットの磁界との相互作用で、移動体に対して、移動
体の移動方向と逆方向に力が作用し、移動体が減速す
る。従って、移動体の減速のための電力を供給する必要
がなく、又、移動体と地上側との接触作用によらず減速
が可能となる。さらに、リレーの常閉接点を電源部から
一次コイルに至る回路中に配置し、リレーの常閉接点を
開閉するための駆動用入力に、一次コイルに対して電力
を供給する電源から電力を供給するだけの構成で、通電
状態切換手段を構成することができる。本発明の第2特
徴構成によれば、通電状態切換手段は、一次コイルに対
して電力を供給する電源の停電に伴って、走行駆動状態
から制動作用状態に切り換えるので、移動体側にブレー
キシューを備えさせる必要がないか、あるいは、ブレー
キシューを備えさせるにしても地上側の固定部材との接
触作用を可及的に低減できる。又、停電回復時に、特別
の復帰作業を必要としない。尚、一次コイルに対して電
力を供給する電源が停電する場合としては、設備全体が
停電する場合の他、電源部から一次コイルに至る電力供
給経路が断線等により遮断される場合がある。
【0007】本発明の第3特徴構成によれば、一次コイ
ルが移動体側に備えられ、その一次コイルに対して、地
上側に設置された給電線から受電用コイルを経由して電
力が供給されるので、例えば地上側に一次コイルを設置
する構成に較べて、コストがかさむ一次コイルを少なく
することができ、又、移動体の減速のために一次コイル
の両端部を短絡するための構成の簡素化をも図ることが
できる。しかも、一次コイルに対する電力供給は、地上
側に設置された給電線から受電用コイルを経由して行わ
れるので、移動体側に一次コイルに電力を供給するため
のバッテリが不用になるか、あるいは、バッテリを設け
るにしても容量の小さい小型のもので済むことになる
【0008】
【発明の効果】上記第1特徴構成によれば、移動体の減
速のための電力を供給する必要がなく、又、移動体と地
上側との接触作用によらず移動体の減速が可能となるの
で、電力消費を可及的に抑制し、発塵等を抑制しなが
ら、移動体を的確に減速させることができる。さらに、
上記の如く通電状態切換手段を、リレーを備えて構成で
きるので、例えば、停電を検出するためのセンサと、そ
のセンサの検出情報に基づいて電流経路を切り換える手
段と、これらを動作させるバッテリとを設けるような構
成に較べて、可及的に構成の簡素化を図ることができ
る。上記第2特徴構成によれば、一次コイルに対する電
力の供給が停止される異常事態において、移動体側にブ
レーキシューを備えさせる必要がないか、あるいは、ブ
レーキシューを備えさせるにしても地上側の固定部材と
の接触作用を可及的に低減できるので、発塵等を抑制し
ながら、移動体を的確に減速させることができる。上記
第3特徴構成によれば、上記第1又は第2特徴構成によ
る効果に加え、移動体に備えた一次コイルに対して合理
的に電力を供給できるようにしながら、移動体を減速さ
せるための構成を簡素化できる
【0009】
【実施例】以下、本発明を適用したリニアモータ利用の
搬送設備の実施例を図面に基づいて説明する。図2に示
すように、リニア直流モータLMにて走行駆動される移
動体Aと、その移動体Aを案内する案内レールBとが設
けられ、リニア直流モータLMの一次コイル1が、移動
体Aに装着され、一次コイル1との共働で推力を発生さ
せるためのリニア直流モータLMのマグネット2が、案
内レールBすなわち地上側に装着されている。案内レー
ルBの上方側において、案内レールBの長手方向に並べ
て、交流電流が通電されて磁界を発生する給電線3が配
置され、移動体Aに、給電線3にて形成された磁界によ
り電力を発生する受電用コイル4が設けられており、こ
の受電用コイル4から発生される電力が供給されて、一
次コイル1が、マグネット2と協働で、移動体Aを走行
させるための推力を発生し、移動体Aの停止中には移動
体Aの停止保持する。
【0010】以下各部について説明を加える。移動体A
は、案内レールB内に収納された状態で案内レールBに
載置状態に支持される本体部A1と、案内レールBの上
方に突出状態で位置して、主として物品の保持に関係す
る荷載置部A2とからなる。本体部A1と荷載置部A2
とは、正面視において移動車横幅方向の中央部に位置す
る縦姿勢の連結部材5にて接続されている。本体部A1
は、図3及び図4に示すように、前側台車30a及び後
側台車30bの2台の台車30と、前側台車30a及び
後側台車30bの夫々から上方に延びる状態で取り付け
られている前側連結部材5a及び後側連結部材5bの2
つの連結部材5と、前側連結部材5aと後側連結部材5
bを固定連結する連結アーム32とが備えられて構成さ
れている。
【0011】前側台車30a及び後側台車30bの夫々
には、移動車横幅方向に沿う軸芯周りで回転自在な左右
一対の走行輪6と、上下方向に沿う軸芯周りで回転自在
な振れ止め用の4つの転輪7とが装備され、走行輪6及
び転輪7の取り付け部の下方側箇所すなわち前側台車3
0a及び後側台車30bの夫々の底部にリニア直流モー
タLMの一次コイル1が固定的に取り付けられている。
従って、1次コイル1は、前側台車30a及び後側台車
30b夫々の姿勢と連動して姿勢変化する。後側連結部
材5bは、図2に示すように、軸受け33にて縦軸芯回
りに回動自在に後側台車30bに支持されており、後側
連結部材5bの上端は、荷載置部A2に固定されてお
り、前側連結部材5aも後側連結部材5bと同様の支持
構成で支持されている。
【0012】荷載置部A2には、荷載置台8と、一次コ
イル1の駆動等を管理するコントローラEと、前述の受
電用コイル4とが装備されている。受電用コイル4は、
後側連結部材5bに回動自在に取り付けられ、図2に示
すように、縦断面形状がE字状の磁性材4aと、その磁
性材4aの中央の突起部分に巻回される一次コイル4b
とからなり、磁性材4aが給電線3を覆う位置で且つ給
電線3に沿う姿勢に取り付けられている。受電用コイル
4の下端部は後側台車30bとが接続アーム34にて接
続されているので、案内レールBの湾曲部分を通過する
際、走行輪6及び転輪7が案内レールBの水平方向の移
動体案内面HG及び垂直方向の移動体案内面VGとの接
触によって後側台車30bが案内されて姿勢変化するの
に連動して受電用コイル4も姿勢変化し、受電用コイル
4は上記の姿勢をほぼ維持する。受電用コイル4にて発
生した電力は、図1に示すように、電源回路21に供給
される。この電源回路21は、整流回路や電圧安定化回
路を備えるものであって、受電用コイル4からの電力を
整流並びに電圧調整して、一次コイル1を駆動する一次
コイル駆動回路K1及びコントローラEに供給するよう
になっている。
【0013】コイル駆動回路K1は、図1に示すよう
に、図示しないホール素子等の磁気検出素子によってマ
グネット2の磁界を検出し、その検出信号に基づいて、
複数の3相Y結線のコイルにより構成される一次コイル
1に通電する回路であり、リニア直流モータLMはいわ
ゆる3相LDMを構成している。従って、コイル駆動回
路K1は一次コイル1に電力を供給する電源部として機
能する。コイル駆動回路K1と一次コイル1との間に
は、リレーRUが設けられており、リレーRUの二つの
常開接点24a,24bが、コイル駆動回路K1に対し
て一次コイル1と直列となるように接続され、リレーR
Uの常閉接点25a,25bがコイル駆動回路K1に対
して一次コイル1と並列となるように接続されている。
【0014】常開接点24aと常閉接点25aとを開閉
駆動するために駆動用入力X1が備えられ、又、常開接
点24bと常閉接点25bとを開閉駆動するために駆動
用入力X2が備えられ、駆動用入力X1,X2には、コ
イル駆動回路K1から接点駆動用の電力が供給される。
リレーRUの各接点を上記のように配置することで、コ
イル駆動回路K1から駆動用入力X1,X2に電力が供
給されているときは、常開接点24a,24bが閉じ状
態で、且つ、常閉接点25a,25bが開き状態とな
り、コイル駆動回路K1から一次コイル1に電力が供給
される(図1に示す状態)。一方、設備全体が停電した
り、又、電源18からコイル駆動回路K1に至るまでの
何れかの箇所が断線する等して、コイル駆動回路K1に
電力が供給されなくなると、駆動用入力X1,X2への
電力の供給も停止し、常開接点24a,24bが開き状
態で、且つ、常閉接点25a,25bが閉じ状態とな
り、一次コイル1の両端部が電気的に短絡される状態と
なる。
【0015】一次コイル1の両端部が電気的に短絡され
ると、移動する一次コイル1と案内レールB側のマグネ
ット2との相互作用によって一次コイル1に電流が生
じ、その電流とマグネット2との相互作用で移動体Aに
対して制動力が作用する。従って、リレーRUは、一次
コイル1における通電状態を、コイル駆動回路K1から
の電力が供給される走行駆動状態と、一次コイル1の両
端部が電気的に短絡される制動作用状態とに切り換える
通電状態切換手段CSとして機能する。
【0016】コントローラEは、物品移載用のステーシ
ョンSTに設けた通信装置22と光通信にて通信する通
信装置23や、上述した磁気センサ他、例示はしない
がステーションSTに対する位置を検出するセンサや先
行する他の移動体Aとの距離を検出するセンサ等の、各
種のセンサ類を備えている。コントローラEの通信装置
23は、図に示すように、移動体AがステーションS
Tに停止し、ステーションSTの通信装置22と互いに
対向した状態で通信を行う。
【0017】案内レールBは、図5に示すように、吊り
下げ枠13にて天井側から吊り下げ状態で設置され、平
面視で、各角部に適当な湾曲部を設けた略長方形状に配
置されている。又、案内レールBは、図5に示すよう
に、アルミニウム等の非磁性体にて一体に形成されたレ
ール材10を主要部として構成されており、レール材1
0の間に、マグネット2が配置されている。案内レール
Bの底部には、レール長手方向に間隔を隔てて支持枠1
2が組み付けられ、この支持枠12の両端部が、吊り下
げ枠13にて天井部に対して支持されている。つまり、
図6に示すように、案内レールBが、天井部に対して吊
り下げ支持されて、搬送設備全体としては、天井搬送形
式となっている。
【0018】案内レールBには、上述のように、移動体
Aの走行輪6が接触する水平方向の移動体案内面HG、
振れ止め用の転輪7が接触する垂直方向の移動体案内面
VGが形成されている。また、案内レールBの上部に
は、左右一対のスリットカバー14がボルト固定されて
おり、それらスリットカバー14の間に、前記移動体A
の縦姿勢の連結部材5が挿通するスリット状の開口部1
5が形成され、そのスリット状の開口部15は案内レー
ルBの長手方向に沿う状態となっている。スリットカバ
ー14の取付箇所の直上には、給電線3が支持部材3a
にて支持される状態で上記スリット状の開口部15を挟
んで左右一対に設けられている。
【0019】上記構成のリニアモータ利用の搬送設備
は、移動体AがステーションSTに停止している状態
で、その移動体AのコントローラEが、ステーションS
Tに設けられた通信装置22から指令される指令情報を
受け取り、その指令情報に含まれる行先情報に基づい
て、次の目標ステーションSTまで走行するという動作
を繰り返し、ステーションST間で荷を搬送する。
【0020】〔別実施例〕以下、別実施例を列記する。 上記実施例では、停電等の場合にのみ一次コイル1
の両端部を短絡させて、制動作用させる構成としている
が、通常運転時にコントローラEからの指令によって、
駆動用入力X1,X2に対する電力の供給を断続して任
意に制動作用させる構成としても良い。例えば、移動体
Aに超音波センサ等の障害物検出センサを備えさせ、そ
のセンサが進行方向に障害物が存在するのを検出した場
合、又、ステーションSTの手前側箇所で移動体Aを減
速させる場合等に一次コイル1の両端部を短絡させて制
動作用させるようにしても良い。 上記実施例では、リニア直流モータLMとして、い
わゆる3相LDMを例示しているが、2相LDMにする
等、種々変更可能である。
【0021】 上記実施例では、移動体A側に一次コ
イル1を備えさせる構成としているが、地上側すなわち
案内レールB側に一次コイルを備えさせ、移動体A側に
マグネットを備えさせる構成としても良い。 上記実施例では、コイル駆動回路K1がリレーRU
の駆動用入力X1,X2に対する電力を供給している
が、例えば、駆動用入力X1,X2を電源回路21の直
後に接続する等、リレーRUの駆動用入力X1,X2に
対する電力の供給形態は、種々変更可能である。 上記実施例では、通電状態切換手段CSをリレーR
Uを備えて構成しているが、トランジスタ又はSSR等
の各種のスイッチング素子を用いて構成することもでき
る。 上記実施例では、リレーRUの常開接点24a,2
4bが、コイル駆動回路K1に対して一次コイル1と直
列となるように接続されているが、この常開接点24
a,24bを設けず、常開接点24a,24bの設置箇
所を単に短絡する回路構成としても良い。
【0022】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるブロック構成図
【図2】本発明の実施例にかかる要部断面図
【図3】本発明の実施例にかかる移動体の要部側面図
【図4】本発明の実施例にかかる移動体の要部平面図
【図5】本発明の実施例にかかる案内レールの断面図
【図6】本発明の実施例にかかる全体構成の斜視図
【符号の説明】
1 一次コイル 2 マグネット 3 給電線 4 受電用コイル 25a,25b 常閉接点 A 移動体 CS 通電状態切換手段 K1 電源部 LM リニア直流モータ RU リレー X1,X2 駆動用入力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 41/02 B61B 13/08 B61B 13/12 B65G 54/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次コイル(1)とマグネット(2)と
    の協働により推力を発生するリニア直流モータ(LM)
    によって走行駆動される移動体(A)が備えられたリニ
    アモータ利用の搬送設備であって、 前記一次コイル(1)における通電状態を、電源部(K
    1)からの電力が供給される走行駆動状態と、前記一次
    コイル(1)の両端部が電気的に短絡される制動作用状
    態とに切換える通電状態切換手段(CS)が備えられ 前記通電状態切換手段(CS)はリレー(RU)を備え
    て構成され、 前記リレー(RU)の常閉接点(25a),(25b)
    が前記電源部(K1)に対して前記一次コイル(1)と
    並列に配置され、 前記リレー(RU)における、前記常閉接点(25
    a),(25b)を開閉駆動するための駆動用入力(X
    1),(X2)に、前記一次コイル(1)に対して電力
    を供給する電源から電力が供給され、 前記駆動用入力(X1),(X2)に電力が供給されて
    いる状態で、前記常閉接点(25a),(25b)を開
    成するように構成され ているリニアモータ利用の搬送設
    備。
  2. 【請求項2】 前記通電状態切換手段(CS)は、前記
    一次コイル(1)に対して電力を供給する電源の停電に
    伴って、前記走行駆動状態から前記制動作用状態へ切換
    えるように構成されている請求項1記載のリニアモータ
    利用の搬送設備。
  3. 【請求項3】 前記一次コイル(1)及び前記通電状態
    切換手段(CS)が前記移動体(A)側に備えられ、 前記マグネット(2)が地上側に設けられ、 前記移動体(A)の移動経路に沿って、交流電流が通電
    されて磁界を発生する給電線(3)が設けられ、 前記移動体(A)に、前記給電線(3)にて形成された
    磁界により電力を発生する受電用コイル(4)が備えら
    れ、 その受電用コイル(4)にて発生した電力が前記一次コ
    イル(1)に供給されるように構成されている請求項1
    又は2記載のリニアモータ利用の搬送設備。
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