JP3216694B2 - 排気ガス再循環装置 - Google Patents

排気ガス再循環装置

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JP3216694B2 JP3265596A JP3265596A JP3216694B2 JP 3216694 B2 JP3216694 B2 JP 3216694B2 JP 3265596 A JP3265596 A JP 3265596A JP 3265596 A JP3265596 A JP 3265596A JP 3216694 B2 JP3216694 B2 JP 3216694B2
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    • Y10T137/4245Cleaning or steam sterilizing
    • Y10T137/4259With separate material addition

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のエンジンに
用いられる排気ガス再循環装置に関し、より詳しくは、
バルブとこれの進退動を案内するガイドブシュとの間に
異物が侵入するのを防止するカップ状の可動保護カバー
を備えた排気ガス再循環装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、排気ガス再循環装置として、ハウ
ジングに設けた排気ガス再循環通路と、上記ハウジング
に設けたダイアフラムケースと、このダイアフラムケー
スに設けられて該ダイアフラムケース内に圧力室を区画
形成するダイアフラムと、このダイアフラムに連結され
て進退作動され、上記ハウジングに設けたバルブシート
に接離されて上記排気ガス再循環通路を開閉するバルブ
と、上記ハウジングに取付けられて上記バルブの進退動
を案内するガイドブシュと、上記ダイアフラムに取付け
られてガイドブシュとバルブとの間に異物が侵入するの
を防止するカップ状の可動保護カバーとを備えたものが
知られている(実開昭59−114451号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記カップ状の可動保
護カバーは、ガイドブシュとバルブとの間に水やごみ等
の異物が侵入するのを防止するものであるが、必ずしも
充分な性能が得られておらず、特に上記ガイドブシュと
バルブとの間に異物が侵入するのを良好に防止するため
に上記間隙をできるだけ小さくすると、却って間隙が大
きいものよりも水等が侵入し易くなり、それによって作
動不良を起こすことがあった。この原因について調査し
たところ、次のようなことが判明した。すなわち、自動
車の運転条件によっては排気ガス再循環通路内に高い負
圧、例えばインテークマニホールド負圧による高い負圧
が発生し、それによって可動保護カバー内が負圧となる
ことがある。するとエアは上記可動保護カバー内を介し
て上記ガイドブシュとバルブとの間から排気ガス再循環
装置内に吸込まれるようになるが、その際、エアは可動
保護カバーの開口部側端面とハウジングとの間隙からハ
ウジングの表面に沿って流動しながら、ハウジングの表
面に付着していた水やごみ等の異物を伴って、排気ガス
再循環装置内に吸込まれるようになる。したがって従
来、可動保護カバーを設けても、水やごみ等の異物の充
分な侵入防止効果が得られておらず、特に上記間隙をで
きるだけ小さくするとエアの流速が早くなって異物をよ
り強く移送させるようになる。そして上記間隙をできる
だけ小さくすると、可動保護カバーがガイドブシュ側に
移動された際に、可動保護カバーの開口部側端面がハウ
ジングに溜った雨水に浸漬されて可動保護カバー内がそ
の雨水で密封されることがあり、この状態で可動保護カ
バー内が負圧になると、上記可動保護カバーの開口部側
端面に接触している雨水が一層排気ガス再循環装置内に
吸込まれ易くなっていた。このような事情に鑑み、本発
明は、水等の異物がガイドブシュとバルブとの間に侵入
するのを従来に比較してより確実に防止することができ
る排気ガス再循環装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、上述
した構成を有する従来の排気ガス再循環装置において、
上記可動保護カバーにエア通路を形成したものである。
【0005】
【作用】上記構成によれば、自動車の運転条件によって
排気ガス再循環通路内に高い負圧が発生し、それによっ
て可動保護カバー内が負圧となった際には、上記エア通
路から可動保護カバー内にエアが流入することができ
る。この際、エア通路を流通するエアは、可動保護カバ
ーの開口部側端面とハウジングとの間隙から可動保護カ
バー内に流入するエアよりもハウジングの表面から離れ
た位置を流動するので、ハウジング等に付着していた水
やごみ等の異物を伴う作用が小さい。したがって、ハウ
ジング等に付着していた水やごみ等の異物や、可動保護
カバーの開口部側端面に接触した雨水が上記ガイドブシ
ュとバルブとの間の摺動面から排気ガス再循環装置内に
吸込まれることが効果的に防止できるので、摺動面への
雨水の侵入によって生じる作動不良を良好に防止するこ
とができる。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、ハウジング1内に上下に開口する上
下方向の通路2を形成するとともに、この通路2の上方
部分から左方へ通路3を連設し、両通路2、3によって
概略逆L字状の排気ガス再循環通路4を形成している。
上記通路2の下方の開口部は排気ガス導入口4aとし
て、また通路3の開口部は排気ガス排出口4bとしてあ
り、排気ガス導入口4aをエンジンの排気系に、排気ガ
ス排出口4bをエンジンの吸気系にそれぞれ接続してい
る。上記ハウジング1には、上記通路2の上方の開口部
の内周面に、上方側が拡径した段部1aを形成してあ
り、この段部1a上に概略皿状のプレート5を載置する
とともに、該プレート5上にガイドブシュ6を載置して
いる。上記ガイドブシュ6は下方大径部6aと上方小径
部6bとを備えた段付筒状体から構成してあり、その下
方大径部6aを上記プレート5上に載置している。ま
た、上記下方大径部6a上に断熱用のインシュレータ7
を載置するとともに、このインシュレータ7上に固定保
護カバー8を載置し、固定保護カバー8の外周部をカシ
メによってハウジング1に固定している。ここで、イン
シュレータ7に代えて耐熱性の弾性体を載置してもよ
い。弾性体の場合は、ガイドブシュ6とハウジング1な
どの間の熱膨張差を吸収したり、ガイドブシュ6を弾性
的に保持でき、弾性的なカシメとすることによってハウ
ジング1に固定できる。なお、弾性体と兼用する断熱用
のインシュレータを載置してもよい。上記固定保護カバ
ー8は、上記インシュレータ7上に載置されるフランジ
部8aと、このフランジ部8aの内周部に連続して上方
に伸び、上記ガイドブシュ6の上方小径部6bを囲む筒
状部8bと、さらにこの筒状部8bの上端部に連続し、
上方側が窄まった円錐形状部8cとを有している。
【0007】次に、上記ハウジング1の上部には、円周
方向所定間隔位置もしくは等間隔位置に3本のアーム1
b(図には2本のアーム1bのみを記載)で支持した環
状のロワーケース11を一体に設けてあり、このロワー
ケース11上にアッパーケース12を連結固定すること
により、これらロワーケース11とアッパーケース12
とでダイアフラムケース13を構成している。なお、本
実施例では1本のアーム1b(図の右側のアーム)はハ
ウジング1の上下方向の中心線から放射方向に伸びてい
るが、他の2本のアームはその右側のアームの長手方向
と直交させて配置してあり、したがって該2本のアーム
と右側のアームとは平面上で見た場合T字形に配置して
ある。またアーム1bは3本に限らず適宜本数を設けれ
ばよいが、ハウジング1と一体に設ける上や軽量化を図
る上でアルミ合金やマグネ合金等を用いる。そしてダイ
カストで製造すればよい。また、ハウジング1は他の材
料、例えば耐熱性を図るため鉄合金を用いてもよい。次
に、上記ダイアフラムケース13内にはダイアフラム1
4を収容してあり、このダイアフラム14の外周部を上
記ロワーケース11とアッパーケース12とによって挟
持することにより、ダイアフラムケース13内に上下に
圧力室を、より具体的には負圧室15と大気圧室16と
を区画形成している。そして上記負圧室15は図示しな
いエンジンの吸気系に連通させてあり、また大気圧室1
6は上記3本のアーム1bの間隙を介して大気に連通さ
せている。さらに、上記ダイアフラム14の中央部には
その上下にプレート20、21を重合させるとともに、
下方のプレート21の中央部にカップ状の可動保護カバ
ー22を重合させ、それら両プレート20、21、可動
保護カバー22およびダイアフラム14をリテーナ23
とナット24およびワッシャ25とによって一体に連結
している。そして上記リテーナ23の軸部にバルブ26
のロッド26aを圧入するとともに溶接により気密を保
って一体に連結し、このロッド26aを上記固定保護カ
バー8、ガイドブシュ6およびプレート5を摺動自在に
貫通させている。上記アッパーケース12とダイアフラ
ム14との間には圧縮ばね27を弾装してあり、この圧
縮ばね27の弾撥力により上記バルブ26を下方に付勢
して、通常はハウジング1に設けたバルブシート28に
着座させて上記排気ガス再循環通路4を閉じさせてい
る。
【0008】上記可動保護カバー22は、ダイアフラム
14により上下動されても常に固定保護カバー8の上端
部を覆うように設けてあり、それによって外部からの雨
水や塵埃等の異物が直接ガイドブシュ26とバルブ26
のロッド26aとの間に侵入することが無いようにして
いる。そして、上記可動保護カバー22にエア通路29
を穿設している。このエア通路29は、隣接する2本の
アーム1bの円周方向中央位置となる位置で形成してあ
り、かつ排気ガス再循環装置全体を、雨水が上記エア通
路29に入りにくい方向に向けて、エンジンに取付けて
いる。すなわち、排気ガス再循環装置はエンジンルーム
内に取付けられるが、自動車の走行時にエンジンルーム
内に浸入してくる雨水の方向は概略一定となるので、上
記エア通路29はその雨水の浸入方向と逆方向に向くよ
うに配置している。また、上記固定保護カバー8の外周
部をカシメによってハウジング1に固定する場合には、
上記ハウジング1には、固定保護カバー8の外周部とな
るフランジ部8aよりも上方に、カシメを行なうための
円周部1cが必要となる。このため上記フランジ部8a
はその円周部1cに囲まれるようになるので、フランジ
部8a上に水がたまり易くなる。そこで本実施例では円
周部1cの一部に、上記エア通路29の下方位置に、水
逃がし溝1dを形成してある。この水逃がし溝1dの底
面は上記フランジ部8aの上面にほぼ一致させてあり、
また上記ガイドブシュ6の上方小径部6bの上面は、上
記円周部1cの上面よりも上方に突出させている。さら
に上記可動保護カバー22の上下方向の大きさは、バル
ブ26の最大開弁時に可動保護カバー22の下端が固定
保護カバー8の上部よりも下に延びて重なるように設定
することが好ましい。そしてバルブ26の閉弁時には可
動保護カバー22の下端とハウジング1もしくはフラン
ジ部8aの上面と所定のスキマを設けるようにしてい
る。また固定保護カバー8に筒状部8bを設ける場合に
は、バルブ26の閉弁時に可動保護カバー22の下端が
筒状部8bの上部より上、すなわちこの実施例では円錐
形状部8cの下端よりやや上側になるように設定すると
よい。
【0009】以上の構成において、特に圧縮ばね27の
弾撥力によりバルブ26がバルブシート28に着座され
て排気ガス再循環通路4を閉じている状態、すなわちダ
イアフラム14および可動保護カバー22が下方に移動
されて該可動保護カバー22の開口部側端面が固定保護
カバー8のフランジ部8aの上面に近接している状態
で、排気ガス再循環通路4内に高い負圧が発生して可動
保護カバー22内が負圧となった際には、可動保護カバ
ー22に設けたエア通路29から可動保護カバー22内
にエアが流入するようになる。するとこのエア通路29
を流通するエアは、可動保護カバー22の開口部側端面
とフランジ部8aとの間隙から可動保護カバー22内に
流入するエアよりもフランジ部8aの表面から離れた位
置を流動するので、ハウジング1やフランジ部8aに付
着していた水やごみ等の異物を伴う作用が小さくなる。
したがって、ハウジング1やフランジ部8aに付着して
いた水やごみ等の異物が上記ガイドブシュ6とバルブ2
6のロッド26aとの間の摺動面から排気ガス再循環装
置4内に吸込まれることが効果的に防止できるので、そ
の摺動面への雨水の侵入によって生じる作動不良を良好
に防止することができる。さらにバルブ26の閉弁時の
可動保護カバー22の下端にスキマを所定量設けた場合
は、その下端から雨水等を吸い込むことがより良好に防
止できる。また、上記固定保護カバー8にダイアフラム
14側が窄まった円錐形状部8cを設けているので、そ
の部分を単純に円筒状に形成した場合に比較して円錐形
状部8cの上面の面積が小さくなり、したがって飛散し
た水滴等がその上面に付着するのを効果的に防止して、
該上面に付着した水滴が摺動面に侵入するのを良好に防
止することができる。さらに上記円錐形状部8cを設け
ると、可動保護カバー22の開口部側端面と円錐形状部
8cとの間の開口面積は、可動保護カバー22がその下
降端位置から上方に変位した際に増大されるようにな
る。その結果、上記円錐形状部8cを単純に円筒状に形
成した場合に比較して、可動保護カバー22の開口部側
端面と円錐形状部8cとの間を流通しようとするエアの
流速を低下させることができるので、この点において
も、そのエアがハウジング1やフランジ部8aに付着し
ていた水やごみ等の異物を移送しようとする作用を小さ
くすることができる。
【0010】なお、図8は、比較のために上記実施例か
らエア通路29を省略した構成を示したもので、エア通
路29が無い場合には、矢印で示すようにエアは可動保
護カバー22の開口部側端面とフランジ部8aとの間隙
から可動保護カバー22内に流入するようになり、エア
通路29を設けた場合に比較してハウジング1やフラン
ジ部8aに付着していた水やごみ等の異物を伴う作用が
大きくなる。
【0011】図2は本発明の他の実施例を示したもの
で、本実施例ではガイドブシュ36と固定保護カバー3
8との構成を上述した第1実施例と異ならせ、またガイ
ドブシュ36と固定保護カバー38との間のインシュレ
ータを省略したものである。本実施例におけるガイドブ
シュ36は、リング状のプレート部36aと、その内周
部側の筒状部36bと、さらに該筒状部36b内に圧入
固定した円筒軸受部36cとを備えている。また固定保
護カバー38は、上記プレート部36上に載置されるフ
ランジ部38aと、このフランジ部38aの内周部に連
続して上方に伸びるとともに上記筒状部36bの上部外
周面と上端面とを囲む、ダイアフラム14側が小径とな
った段付筒状部38bを有している。その他の構成は第
1実施例と同様に構成してあり、第1実施例と同一部分
にはその主要な部分に同一符合を付して示してある。こ
のような構成においても、上記実施例と同等の作用効果
を得ることができる。
【0012】図3、図4は本発明の第3実施例を示した
もので、上記第1実施例、第2実施例がともに可動保護
カバー22のエア通路29を円形の貫通孔から形成して
いるのに対し、本実施例では可動保護カバー32にプレ
ス曲げによりエア通路39を形成している。すなわち本
実施例では、可動保護カバー32の外周面に逆U字形の
切込を入れ、その下部を可動保護カバー32の外周面に
連続させた状態で、逆U字形の上方頂部をカップ状の可
動保護カバー32内に湾曲させて、上記エア通路39を
形成している。なお図示しないが、逆U字形とは逆にU
字形の切込を入れ、その上部を可動保護カバー32の外
周面に連続させた状態で、U字形の下方の頂部をカップ
状の可動保護カバー32内に湾曲させてエア通路を形成
してもよい。
【0013】さらに図5ないし図7は本発明の第4実施
例を示したもので、本実施例では可動保護カバー42の
外周面にU字形の切込を入れ、その下部を可動保護カバ
ー42の外周面に連続させた状態で、U字形の上方頂部
をカップ状の可動保護カバー42内でS字形に湾曲させ
て、エア通路49を形成している。本実施例において
も、図示しないが、U字形とは逆U字形の切込を入れ、
その上部を可動保護カバー42の外周面に連続させた状
態で、逆U字形の下方の頂部をカップ状の可動保護カバ
ー42内でS字形に湾曲させてエア通路を形成してもよ
い。さらに図示しないが、上記エア通路はスリットから
構成してもよい。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、エア通
路により可動保護カバー内が負圧になるのを防止するこ
とができるので、ハウジング等に付着していた水やごみ
等の異物がガイドブシュとバルブとの間の摺動面から排
気ガス再循環装置内に吸込まれることを防止でき、それ
によって生じるバルブの作動不良を良好に防止すること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示し、中心線の左右で異
なる作動状態を示している断面図。
【図2】本発明の第2実施例を示し、中心線の左右で異
なる作動状態を示している断面図。
【図3】本発明の第3実施例を示す要部の正面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】本発明の第4実施例を示す要部の正面図。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図。
【図7】図5のVII−VII線に沿う断面図。
【図8】比較のために、図1の第1実施例からエア通路
29を省略して示した部分拡大断面図。
【符号の説明】
1 ハウジング 4 排気ガス再
循環通路 6、36 ガイドブシュ 8、38 固定
保護カバー 8c 円錐形状部 38b 段付筒
状部 13 ダイアフラムケース 14 ダイアフ
ラム 15 負圧室 16 大気圧室 22、32、42 稼動保護カバー 26 バルブ 28 バルブシート 29、39、4
9 エア通路
フロントページの続き (72)発明者 熊谷 具行 愛知県豊田市緑ケ丘3丁目65番地 大豊 工業株式会社内 (72)発明者 中西 達明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−319903(JP,A) 特開 平8−68363(JP,A) 実開 昭59−119963(JP,U) 実開 平3−78957(JP,U) 実開 昭59−114451(JP,U) 実開 昭53−37821(JP,U) 実開 昭53−139419(JP,U) 実開 昭61−59860(JP,U) 実開 平2−43451(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 25/07 530 F02M 25/07 550 F02M 25/07 570 F02M 25/07 580 F16K 31/122 F16K 31/126

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに設けた排気ガス再循環通路
    と、上記ハウジングに設けたダイアフラムケースと、こ
    のダイアフラムケースに設けられて該ダイアフラムケー
    ス内に圧力室を区画形成するダイアフラムと、このダイ
    アフラムに連結されて進退作動され、上記ハウジングに
    設けたバルブシートに接離されて上記排気ガス再循環通
    路を開閉するバルブと、上記ハウジングに取付けられて
    上記バルブの進退動を案内するガイドブシュと、上記ダ
    イアフラムに取付けられてガイドブシュとバルブとの間
    に異物が侵入するのを防止するカップ状の可動保護カバ
    ーとを備えた排気ガス再循環装置において、 上記可動保護カバーにエア通路を形成したことを特徴と
    する排気ガス再循環装置。
  2. 【請求項2】 上記ガイドブシュはハウジングに取付け
    た固定保護カバーによって覆われるとともに、上記可動
    保護カバーはこの固定保護カバーを覆っており、かつ上
    記固定保護カバーはダイアフラム側が窄まった円錐形状
    部を有していることを特徴とする請求項1に記載の排気
    ガス再循環装置。
  3. 【請求項3】 上記ガイドブシュはハウジングに取付け
    た固定保護カバーによって覆われるとともに、上記可動
    保護カバーはこの固定保護カバーを覆っており、かつ上
    記固定保護カバーはダイアフラム側が小径となった段付
    筒状部を有していることを特徴とする請求項1に記載の
    排気ガス再循環装置。
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