JPS644050B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS644050B2 JPS644050B2 JP4097384A JP4097384A JPS644050B2 JP S644050 B2 JPS644050 B2 JP S644050B2 JP 4097384 A JP4097384 A JP 4097384A JP 4097384 A JP4097384 A JP 4097384A JP S644050 B2 JPS644050 B2 JP S644050B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outlet pipe
- oil
- oil reservoir
- chamber
- housing
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 7
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 6
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 59
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M13/00—Crankcase ventilating or breathing
- F01M13/04—Crankcase ventilating or breathing having means for purifying air before leaving crankcase, e.g. removing oil
- F01M13/0405—Crankcase ventilating or breathing having means for purifying air before leaving crankcase, e.g. removing oil arranged in covering members apertures, e.g. caps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M13/00—Crankcase ventilating or breathing
- F01M13/02—Crankcase ventilating or breathing by means of additional source of positive or negative pressure
- F01M13/021—Crankcase ventilating or breathing by means of additional source of positive or negative pressure of negative pressure
- F01M13/022—Crankcase ventilating or breathing by means of additional source of positive or negative pressure of negative pressure using engine inlet suction
- F01M13/023—Control valves in suction conduit
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/2931—Diverse fluid containing pressure systems
- Y10T137/3003—Fluid separating traps or vents
- Y10T137/3102—With liquid emptying means
- Y10T137/3105—Self-emptying
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の対象及び利用分野〕
本発明は、内燃エンジン用ベンチレータに関す
るもので、特にクランク室内のブローバイガスを
インテークマニホールドに導入して、クランク室
内圧を制御するベンチレータに関するものであ
る。
るもので、特にクランク室内のブローバイガスを
インテークマニホールドに導入して、クランク室
内圧を制御するベンチレータに関するものであ
る。
この種の内燃エンジン用ベンチレータの一例と
して、従来、米国特許第3144011号明細書に開示
されるものが知られている。第1図に示されるこ
のベンチレータ10の基本構造は、ダイアフラム
11によつてハウジング12内を圧力室13と大
気室14とに分割し、圧力室13を入口ポート1
5を介してクランク室に連通させ、大気室14を
大気ポート16を介して大気源を連通させ、圧力
室13内に上下方向に出口管17を配設し、該出
口管17を出口ポート18を介してインテークマ
ニホールドに連通させ、出口管17をダイアフラ
ム11に固定されたバルブ19により開閉しうる
ように構成し、該バルブ19によつて圧力室13
から出口管17へブローバイガスの導入量を制御
し得るようにしたものである。
して、従来、米国特許第3144011号明細書に開示
されるものが知られている。第1図に示されるこ
のベンチレータ10の基本構造は、ダイアフラム
11によつてハウジング12内を圧力室13と大
気室14とに分割し、圧力室13を入口ポート1
5を介してクランク室に連通させ、大気室14を
大気ポート16を介して大気源を連通させ、圧力
室13内に上下方向に出口管17を配設し、該出
口管17を出口ポート18を介してインテークマ
ニホールドに連通させ、出口管17をダイアフラ
ム11に固定されたバルブ19により開閉しうる
ように構成し、該バルブ19によつて圧力室13
から出口管17へブローバイガスの導入量を制御
し得るようにしたものである。
この様な従来の内燃エンジン用ベンチレータに
於いては、クランク室からのブローバイガスがベ
ンチレータを経由してインテークマニホールドに
導入されるが、ブローバイガス中に混入した潤滑
オイルがインテークマニホールド内に入らないよ
うにするため、クランク室内のブローバイガスは
オイルセパレータを介してベンチレータ10の圧
力室13に入り込むようになつている。オイルセ
パレータは周知のようにブローバイガス中に混入
した潤滑オイルのオイル成分の分離作用を行うも
のであるが、オイルセパレータでオイル成分を完
全に分離することは困難である。その為、分離さ
れないオイル成分を含んだブローバイガスが、ベ
ンチレータの圧力室13内に入り込み、バルブ1
9の開弁時にオイル成分を含んだまま出口管17
を介してインテークマニホールド内に導入され
る。この様に、オイルセパレータによるオイル成
分の分離作用が不完全であると、ベンチレータに
入り込んだオイル成分がすべてインテークマニホ
ールド内に侵入することになるので、潤滑油の消
費量が増大するとともに、エジジンが汚染されて
インテークマニホールドに装着される各種センサ
ー等が汚染により作動不良となる問題点があつ
た。
於いては、クランク室からのブローバイガスがベ
ンチレータを経由してインテークマニホールドに
導入されるが、ブローバイガス中に混入した潤滑
オイルがインテークマニホールド内に入らないよ
うにするため、クランク室内のブローバイガスは
オイルセパレータを介してベンチレータ10の圧
力室13に入り込むようになつている。オイルセ
パレータは周知のようにブローバイガス中に混入
した潤滑オイルのオイル成分の分離作用を行うも
のであるが、オイルセパレータでオイル成分を完
全に分離することは困難である。その為、分離さ
れないオイル成分を含んだブローバイガスが、ベ
ンチレータの圧力室13内に入り込み、バルブ1
9の開弁時にオイル成分を含んだまま出口管17
を介してインテークマニホールド内に導入され
る。この様に、オイルセパレータによるオイル成
分の分離作用が不完全であると、ベンチレータに
入り込んだオイル成分がすべてインテークマニホ
ールド内に侵入することになるので、潤滑油の消
費量が増大するとともに、エジジンが汚染されて
インテークマニホールドに装着される各種センサ
ー等が汚染により作動不良となる問題点があつ
た。
この様な問題点を解決するため、例えば実開昭
59−13621号公報等には、インテークマニホール
ドに連通する出口管を略L字型に屈曲させたベン
チレータが提案されている。実開昭59−13621号
公報に提案されたベンチレータでは、出口管の屈
曲部においてオイル成分の分離が行われる。そし
て、分離されたオイル成分は屈曲部とクランク室
とを接続する小孔を通つてクランク室内へ排出さ
れる。
59−13621号公報等には、インテークマニホール
ドに連通する出口管を略L字型に屈曲させたベン
チレータが提案されている。実開昭59−13621号
公報に提案されたベンチレータでは、出口管の屈
曲部においてオイル成分の分離が行われる。そし
て、分離されたオイル成分は屈曲部とクランク室
とを接続する小孔を通つてクランク室内へ排出さ
れる。
ところが、従来装置においては、小孔が出口管
の屈曲部とクランク室とを接続しているので、分
離されたオイル成分が小孔から排出された後に、
クランク室内のブローバイガスが該小孔から出口
管に向かつて流出する。この状態においては、ブ
ローバイガスに含まれるオイル成分が直接インテ
ークマニホールド内に侵入することになる。
の屈曲部とクランク室とを接続しているので、分
離されたオイル成分が小孔から排出された後に、
クランク室内のブローバイガスが該小孔から出口
管に向かつて流出する。この状態においては、ブ
ローバイガスに含まれるオイル成分が直接インテ
ークマニホールド内に侵入することになる。
そこで本発明は、クランク室内のブローバイガ
ス中に混入した潤滑オイルが、出口管からインテ
ークマニホールド内に流出しないようにすること
を、その技術的課題とする。
ス中に混入した潤滑オイルが、出口管からインテ
ークマニホールド内に流出しないようにすること
を、その技術的課題とする。
上記技術的課題を解決するために講じた技術的
手段は、ハウジングと該ハウジングの一端に形成
され、クランク室に向かつて開口した入口ポート
と、前記ハウジング内に設けられ、前記ハウジン
グ内を前記クランク室に連通する圧力室と、大気
に連通する大気室とに分割するダイアフラムと、
前記ハウジング内に設けられ、一端が前記ダイア
フラムに向かつて開口し、他端が前記入口ポート
に向かつて開口した出口管と、前記ダイアフラム
に固定され、前記出口管の一端の開口を開閉する
ことによつて前記圧力室から前記出口管へのブロ
ーバイガスの導入量を制御するバルブと、前記出
口管の他端側に設けられ、ブローバイガスに含ま
れるオイル成分を分離するバツフル部材と、前記
出口管の他端内部に設けられ、所定容積を有する
オイル溜めと、該オイル溜めの底部に配設され、
一定量の油の重さにより前記オイル溜め側から前
記入口ポート側へのみ流体連通を許容するチエツ
クバルブと、前記出口管の側壁部から径方向外側
に突出すると共に、インテークマニホールドに連
通する出口ポートとを設けたことである。
手段は、ハウジングと該ハウジングの一端に形成
され、クランク室に向かつて開口した入口ポート
と、前記ハウジング内に設けられ、前記ハウジン
グ内を前記クランク室に連通する圧力室と、大気
に連通する大気室とに分割するダイアフラムと、
前記ハウジング内に設けられ、一端が前記ダイア
フラムに向かつて開口し、他端が前記入口ポート
に向かつて開口した出口管と、前記ダイアフラム
に固定され、前記出口管の一端の開口を開閉する
ことによつて前記圧力室から前記出口管へのブロ
ーバイガスの導入量を制御するバルブと、前記出
口管の他端側に設けられ、ブローバイガスに含ま
れるオイル成分を分離するバツフル部材と、前記
出口管の他端内部に設けられ、所定容積を有する
オイル溜めと、該オイル溜めの底部に配設され、
一定量の油の重さにより前記オイル溜め側から前
記入口ポート側へのみ流体連通を許容するチエツ
クバルブと、前記出口管の側壁部から径方向外側
に突出すると共に、インテークマニホールドに連
通する出口ポートとを設けたことである。
入口ポートから圧力室内に流入したブローバイ
ガスは、バルブの開弁時に出口管から出口ポート
方向に流出する。この時ブローバイガス中に混入
したオイルは、ブローバイガスが出口管を下方向
に流れ、且つ流れ方向を急激に変えて出口ポート
側に流出するので、ブローバイガス中から分離さ
れて出口管の他端にあるオイル溜め内に一時溜め
られる。エンジンの停止時(クランク室内圧がゼ
ロの時)またはエンジンの低速回転時(クランク
室内圧が低い時)には、オイル溜め内のオイルの
自重によりチエツクバルブが開弁し、オイルが入
口ポートを通つてクランク室内に還流する。
ガスは、バルブの開弁時に出口管から出口ポート
方向に流出する。この時ブローバイガス中に混入
したオイルは、ブローバイガスが出口管を下方向
に流れ、且つ流れ方向を急激に変えて出口ポート
側に流出するので、ブローバイガス中から分離さ
れて出口管の他端にあるオイル溜め内に一時溜め
られる。エンジンの停止時(クランク室内圧がゼ
ロの時)またはエンジンの低速回転時(クランク
室内圧が低い時)には、オイル溜め内のオイルの
自重によりチエツクバルブが開弁し、オイルが入
口ポートを通つてクランク室内に還流する。
そして、チエツクバルブが開弁し、オイル溜め
内のオイルが所定量排出された後には、直ちにチ
エツクバルブが閉弁し、クランク室と出口管の連
通が遮断される。従つて、クランク室内のオイル
成分を含んだブローバイガスが出口管の他端側か
らインテークマニホールド内へ流れることはな
い。
内のオイルが所定量排出された後には、直ちにチ
エツクバルブが閉弁し、クランク室と出口管の連
通が遮断される。従つて、クランク室内のオイル
成分を含んだブローバイガスが出口管の他端側か
らインテークマニホールド内へ流れることはな
い。
この様に、オイル成分を含んだブローバイガス
が圧力室に流入しても、オイル溜めとチエツクバ
ルブとの作用により、出口ポートからインテーク
マニホールド内へのオイルの流出が阻止される。
が圧力室に流入しても、オイル溜めとチエツクバ
ルブとの作用により、出口ポートからインテーク
マニホールド内へのオイルの流出が阻止される。
本発明によると、オイル溜め内のオイルはチエ
ツクバルブを介して圧力室内に流出する構成であ
るが、出口管にオイル溜めと圧力室とを連通する
戻し通路を設け、該通路を介してオイル溜め内の
オイルを圧力室に流出させる技術手段も考えられ
ている。しかしこの手段に於いては、エンジンが
停止されてクランク室内圧がゼロになつた時に、
オイル溜め内のオイル戻し通路から圧力室内に流
出し、エンジン作動中にクランク室内圧が発生し
ている時には、該内圧が戻し通路に直接作用する
ことになる。その為、オイル溜め内のオイルが出
口管内に飛散され、一部のオイルが出口管からイ
ンテークマニホールド側に流出してしまう。これ
に対し本発明のベンチレータは、チエツクバルブ
により圧力室側から出口管側への流体連通が阻止
されているので、エンジン作動中はクランク室内
圧がオイル溜め内に直接作用することがなく、た
とえクランク室内圧が高圧になつたとしても、該
高圧がオイル溜め内には作用しない。従つて、オ
イル溜め内のオイル出口管内に飛散されることが
なく、出口管からインテークマニホールド内への
オイル流出が阻止される。
ツクバルブを介して圧力室内に流出する構成であ
るが、出口管にオイル溜めと圧力室とを連通する
戻し通路を設け、該通路を介してオイル溜め内の
オイルを圧力室に流出させる技術手段も考えられ
ている。しかしこの手段に於いては、エンジンが
停止されてクランク室内圧がゼロになつた時に、
オイル溜め内のオイル戻し通路から圧力室内に流
出し、エンジン作動中にクランク室内圧が発生し
ている時には、該内圧が戻し通路に直接作用する
ことになる。その為、オイル溜め内のオイルが出
口管内に飛散され、一部のオイルが出口管からイ
ンテークマニホールド側に流出してしまう。これ
に対し本発明のベンチレータは、チエツクバルブ
により圧力室側から出口管側への流体連通が阻止
されているので、エンジン作動中はクランク室内
圧がオイル溜め内に直接作用することがなく、た
とえクランク室内圧が高圧になつたとしても、該
高圧がオイル溜め内には作用しない。従つて、オ
イル溜め内のオイル出口管内に飛散されることが
なく、出口管からインテークマニホールド内への
オイル流出が阻止される。
以下、本発明を具体化した一実施例について、
添付図面に基づき説明する。
添付図面に基づき説明する。
第2図に示される内燃エンジン用ベンチレータ
20に於いて、本体21と該本体に固定されるカ
バー22とによりりハウジング23が構成され
る。可撓性のダイアフラム24は、その外周部が
本体21とカバー22との間に気密的に挟着さ
れ、該ダイアフラム24によりハウジング23は
圧力室25と大気室26とに分割される。圧力室
25は本体21の下端に設けられた入口ポート2
7を介して、クランク室(図示せず)に常時連通
し、一方大気室26はカバー22に設けられた大
気ポート28を介して大気源に常時連通してい
る。
20に於いて、本体21と該本体に固定されるカ
バー22とによりりハウジング23が構成され
る。可撓性のダイアフラム24は、その外周部が
本体21とカバー22との間に気密的に挟着さ
れ、該ダイアフラム24によりハウジング23は
圧力室25と大気室26とに分割される。圧力室
25は本体21の下端に設けられた入口ポート2
7を介して、クランク室(図示せず)に常時連通
し、一方大気室26はカバー22に設けられた大
気ポート28を介して大気源に常時連通してい
る。
圧力室25内には上下方向に出口管29が配設
され、該出口管29の側壁に径方向外側に突出す
る出口ポート30を介して、出口管29はインテ
ークマニホールド(図示せず)に連通している。
図示から明らかな様に、出口管29は本体21と
一体に形成されている。出口管29の上端開口部
はダイアフラム24に固定されたバルブ31によ
り開閉制御され、大気室26に介設されたスプリ
ング32の付勢力により、バルブ31は出口管2
9の上端面のシート面に当接する方向に常時付勢
される。スプリング32を支持するリテーナ34
はバルブ31に固定されており、該リテーナ34
とバルブ31とによりダイアフラム24の内周部
が気密的に挟着されている。
され、該出口管29の側壁に径方向外側に突出す
る出口ポート30を介して、出口管29はインテ
ークマニホールド(図示せず)に連通している。
図示から明らかな様に、出口管29は本体21と
一体に形成されている。出口管29の上端開口部
はダイアフラム24に固定されたバルブ31によ
り開閉制御され、大気室26に介設されたスプリ
ング32の付勢力により、バルブ31は出口管2
9の上端面のシート面に当接する方向に常時付勢
される。スプリング32を支持するリテーナ34
はバルブ31に固定されており、該リテーナ34
とバルブ31とによりダイアフラム24の内周部
が気密的に挟着されている。
出口管29の下端には所定容積を有するオイル
溜め35が設けられ、該オイル溜め35の底部に
はつまり出口管29の下端部に固定される挿入部
材36に傘型チエツクバルブ37が装着されてい
る。該チエツクバルブ37はオイル溜め35側か
ら圧力室25側にのみ流体連通を許容するもの
で、チエツクバルブ37の開弁時にはオイル溜め
35内のオイル通路38を介して圧力室25内に
流出する。尚、出口管29の下端部外周に固定さ
れるバツフル部材39は、入口ポート27から流
入したブローバイガスに含まれるオイル成分を分
離作用するものである。
溜め35が設けられ、該オイル溜め35の底部に
はつまり出口管29の下端部に固定される挿入部
材36に傘型チエツクバルブ37が装着されてい
る。該チエツクバルブ37はオイル溜め35側か
ら圧力室25側にのみ流体連通を許容するもの
で、チエツクバルブ37の開弁時にはオイル溜め
35内のオイル通路38を介して圧力室25内に
流出する。尚、出口管29の下端部外周に固定さ
れるバツフル部材39は、入口ポート27から流
入したブローバイガスに含まれるオイル成分を分
離作用するものである。
さて、クランク室の内圧が増大し所定値以上に
なると、該クランク室内圧が圧力室25に作用す
るので、ダイアフラム24がスプリング32の付
勢力に抗して図示上方向に移動する。ダイアフラ
ム24に固定されたバルブ31がダイアフラム2
4と一体に上方向に移動しシート面33から離れ
た位置に保持されるので、ブローバイガスが圧力
室25から出口管29に流入し更に出口ポート3
0からインテークマニホールド内に流出する。こ
の時、ブローバイガス中に含まれるオイル粒子
は、ブローバイガスが出口管29を下方向に流れ
且つ流れ方向を急激に変えて出口ポート30に流
出するので、その自重によりブローバイガスから
分離されてオイル溜め35に落下し一時溜められ
る。その後、エンジン停止時或いはエンジン低速
回転時に、オイル溜め35内のオイルが自重によ
りチエツクバルブ37を開弁するので、オイル溜
め35に溜められたオイルが圧力室25に流出し
更にクランク室内に還流される。
なると、該クランク室内圧が圧力室25に作用す
るので、ダイアフラム24がスプリング32の付
勢力に抗して図示上方向に移動する。ダイアフラ
ム24に固定されたバルブ31がダイアフラム2
4と一体に上方向に移動しシート面33から離れ
た位置に保持されるので、ブローバイガスが圧力
室25から出口管29に流入し更に出口ポート3
0からインテークマニホールド内に流出する。こ
の時、ブローバイガス中に含まれるオイル粒子
は、ブローバイガスが出口管29を下方向に流れ
且つ流れ方向を急激に変えて出口ポート30に流
出するので、その自重によりブローバイガスから
分離されてオイル溜め35に落下し一時溜められ
る。その後、エンジン停止時或いはエンジン低速
回転時に、オイル溜め35内のオイルが自重によ
りチエツクバルブ37を開弁するので、オイル溜
め35に溜められたオイルが圧力室25に流出し
更にクランク室内に還流される。
尚、本実施例に於けるチエツクバルブ37はゴ
ムの弾性力を利用した傘型バルブであるが、スプ
リングを利用したバルブでもよいことは明らかで
ある。
ムの弾性力を利用した傘型バルブであるが、スプ
リングを利用したバルブでもよいことは明らかで
ある。
第1図は従来装置の一実施例を示す断面図、第
2図は本発明に従つたベンチレータの一実施例を
示す断面図である。 20……内燃エンジン用ベンチレータ、21…
…本体、22……カバー、23……ハウジング、
24……ダイアフラム、25……圧力室、26…
…大気室、29……出口管、20……出口ポー
ト、31……バルブ、35……オイル溜め、37
……チエツクバルブ。
2図は本発明に従つたベンチレータの一実施例を
示す断面図である。 20……内燃エンジン用ベンチレータ、21…
…本体、22……カバー、23……ハウジング、
24……ダイアフラム、25……圧力室、26…
…大気室、29……出口管、20……出口ポー
ト、31……バルブ、35……オイル溜め、37
……チエツクバルブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ハウジングと、 該ハウジングの一端に形成され、クランク室に
向かつて開口した入口ポートと、 前記ハウジング内に設けられ、前記ハウジング
内を前記クランク室に連通する圧力室と、大気に
連通する大気室とに分割するダイアフラムと、 前記ハウジング内に設けられ、一端が前記ダイ
アフラムに向かつて開口し、他端が前記入口ポー
トに向かつて開口した出口管と、 前記ダイアフラムに固定され、前記出口管の一
端の開口を開閉することによつて前記圧力室から
前記出口管へのブローバイガスの導入量を制御す
るバルブと、 前記出口管の他端側に設けられ、ブローバイガ
スに含まれるオイル成分を分離するバツフル部材
と、 前記出口管の他端内部に設けられ、所定容積を
有するオイル溜めと、 該オイル溜めの底部に配設され、一定量の油の
重さにより前記オイル溜め側から前記入口ポート
側へのみ流体連通を許容するチエツクバルブと、 前記出口管の側壁部から径方向外側に突出する
と共に、インテークマニホールドに連通する出口
ポートと、 を備える内燃エンジン用ベンチレータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59040973A JPS60184914A (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | 内燃エンジン用ベンチレ−タ |
US06/699,139 US4580543A (en) | 1984-03-02 | 1985-02-07 | Ventilator for internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59040973A JPS60184914A (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | 内燃エンジン用ベンチレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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