JPH07310607A - Ｅｇｒバルブ - Google Patents
ＥｇｒバルブInfo
- Publication number
- JPH07310607A JPH07310607A JP6124662A JP12466294A JPH07310607A JP H07310607 A JPH07310607 A JP H07310607A JP 6124662 A JP6124662 A JP 6124662A JP 12466294 A JP12466294 A JP 12466294A JP H07310607 A JPH07310607 A JP H07310607A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- valve
- exhaust gas
- holding member
- valve seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M26/00—Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
- F02M26/65—Constructional details of EGR valves
- F02M26/66—Lift valves, e.g. poppet valves
- F02M26/67—Pintles; Spindles; Springs; Bearings; Sealings; Connections to actuators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
- Fluid-Driven Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ＥＧＲバルブにおいて、シャフト
のガタつき及び傾斜を低減させて、調節弁の位置を正確
に検出することを課題とする。 【構成】 本発明は、バルブハウジング10の内部に排気
ガス通路11が形成され、排気ガス通路11を流れる排気ガ
ス量を調節する弁体23及びバルブシート15がバルブハウ
ジング10内に配設され、弁体23に連結されたシャフト20
が軸受18によって摺動自在に支持され、バルブハウジン
グ10に連設されたダイアフラム装置９によってシャフト
20が作動され、シャフト20の位置がリフトセンサ40によ
って検出されるＥＧＲバルブにおいて、保持穴５と通路
６を備えた保持部材４がバルブシート15の上流側に配設
され、保持穴５にシャフト20が摺動自在に嵌合されたこ
とを構成とする。
のガタつき及び傾斜を低減させて、調節弁の位置を正確
に検出することを課題とする。 【構成】 本発明は、バルブハウジング10の内部に排気
ガス通路11が形成され、排気ガス通路11を流れる排気ガ
ス量を調節する弁体23及びバルブシート15がバルブハウ
ジング10内に配設され、弁体23に連結されたシャフト20
が軸受18によって摺動自在に支持され、バルブハウジン
グ10に連設されたダイアフラム装置９によってシャフト
20が作動され、シャフト20の位置がリフトセンサ40によ
って検出されるＥＧＲバルブにおいて、保持穴５と通路
６を備えた保持部材４がバルブシート15の上流側に配設
され、保持穴５にシャフト20が摺動自在に嵌合されたこ
とを構成とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の内燃機関の
排気ガス再循環システムに用いられるＥＧＲバルブ（排
気ガス再循環制御バルブ）に関する。
排気ガス再循環システムに用いられるＥＧＲバルブ（排
気ガス再循環制御バルブ）に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、内燃機関のＥＧＲバルブ（例え
ば、実開昭６３−１７４５６２号公報参照）において
は、内燃機関の排気管から導かれた排気ガスは、バルブ
ハウジング内の入口ポートから排気ガス通路に導入され
る。そして、負圧ポートからダイアフラム装置の負圧室
へ導かれた負圧の大きさに応じて弁体が動作し、弁体と
バルブシートとの開度に応じた量の排気ガスが出口ポー
トから内燃機関の吸気管に導出され、燃料と空気との混
合気に排気ガスが混合され燃焼される。これによって排
気ガス中の有害成分である窒素酸化物の量が低減され
る。また、排気ガス中のカーボンは入口ポートを経て弁
体の下流側へ入り込むが、カーボン軸受への浸入はバッ
フルによって相当程度に阻止される。
ば、実開昭６３−１７４５６２号公報参照）において
は、内燃機関の排気管から導かれた排気ガスは、バルブ
ハウジング内の入口ポートから排気ガス通路に導入され
る。そして、負圧ポートからダイアフラム装置の負圧室
へ導かれた負圧の大きさに応じて弁体が動作し、弁体と
バルブシートとの開度に応じた量の排気ガスが出口ポー
トから内燃機関の吸気管に導出され、燃料と空気との混
合気に排気ガスが混合され燃焼される。これによって排
気ガス中の有害成分である窒素酸化物の量が低減され
る。また、排気ガス中のカーボンは入口ポートを経て弁
体の下流側へ入り込むが、カーボン軸受への浸入はバッ
フルによって相当程度に阻止される。
【０００３】従来のＥＧＲバルブは、シャフトがカーボ
ン軸受（ガイド部材）の一個所でのみ支持されているた
め、シャフトに傾きが生じ易く、またシャフトとカーボ
ン軸受が摩耗するとシャフトの振動等によりシャフトと
カーボン軸受との間でガタつき、シャフトの傾きが一層
大きくなることがある。そして、最近の内燃機関は電子
制御装置によって制御され、ＥＧＲバルブの弁体の位置
や動き（ストローク）を検出するリフトセンサがシャフ
トの上方に配設されており、シャフトがガタつき傾く
と、シャフト・弁体の位置や動きを正確に検出すること
ができないという欠点がある。また、シャフトがガタつ
き傾くと、弁体が弁座に対して正確な位置に当接せず、
排気ガス漏れによるエンジン不調が生じたり、排気ガス
中のカーボン等がシャフトの傾きによりカーボン軸受と
の隙間から侵入して、シャフトとカーボン軸受の摺動面
に付着し、シャフトの円滑な動作が困難になることがあ
る。
ン軸受（ガイド部材）の一個所でのみ支持されているた
め、シャフトに傾きが生じ易く、またシャフトとカーボ
ン軸受が摩耗するとシャフトの振動等によりシャフトと
カーボン軸受との間でガタつき、シャフトの傾きが一層
大きくなることがある。そして、最近の内燃機関は電子
制御装置によって制御され、ＥＧＲバルブの弁体の位置
や動き（ストローク）を検出するリフトセンサがシャフ
トの上方に配設されており、シャフトがガタつき傾く
と、シャフト・弁体の位置や動きを正確に検出すること
ができないという欠点がある。また、シャフトがガタつ
き傾くと、弁体が弁座に対して正確な位置に当接せず、
排気ガス漏れによるエンジン不調が生じたり、排気ガス
中のカーボン等がシャフトの傾きによりカーボン軸受と
の隙間から侵入して、シャフトとカーボン軸受の摺動面
に付着し、シャフトの円滑な動作が困難になることがあ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ＥＧＲバル
ブにおいて、シャフトのガタつき及び傾斜を低減させ
て、弁体の位置を正確に検出することを課題とする。
ブにおいて、シャフトのガタつき及び傾斜を低減させ
て、弁体の位置を正確に検出することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、バルブハウジ
ング(10)の内部に排気ガス通路(11)が形成され、排気ガ
ス通路(11)を流れる排気ガス量を調節する弁体(23)及び
バルブシート(15)がバルブハウジング(10)内に配設さ
れ、弁体(23)に連結されたシャフト(20)が軸受(18)によ
って摺動自在に支持され、バルブハウジング(10)に連設
されたダイアフラム装置(9) によってシャフト(20)が作
動され、シャフト(20)の位置がリフトセンサ(40)によっ
て検出されるＥＧＲバルブにおいて、保持穴(5) と通路
(6) を備えた保持部材(4) がバルブシート(15)の上流側
に配設され、保持穴(5) にシャフト(20)が摺動自在に嵌
合されたことを構成とする。バルブシート装着用の環状
切欠(3) が排気ガス通路(11)に形成され、環状切欠(3)
に保持部材(4) 及びバルブシート(15)が装着されるよう
にすることができる。また、保持部材(4) が円形の枠体
を有し、１個又は複数個の橋渡部(7) が枠体の直径方向
に横架され、橋渡部(7) の中央部に保持穴(5) が配設さ
れるようになし、また２個の橋渡部(7) が枠体の直径方
向に十字形をなすように横架されるようになすことがで
きる。そして、軸受(18)の下部に略漏斗状のバッフル(1
7)のフランジ部が係止され、バッフル(17)の中央孔にシ
ャフト(20)が摺動自在に挿通され、バッフル(17)によっ
て排気ガス中のカーボン等が軸受の摺動孔に侵入しない
ようにすることができる。
ング(10)の内部に排気ガス通路(11)が形成され、排気ガ
ス通路(11)を流れる排気ガス量を調節する弁体(23)及び
バルブシート(15)がバルブハウジング(10)内に配設さ
れ、弁体(23)に連結されたシャフト(20)が軸受(18)によ
って摺動自在に支持され、バルブハウジング(10)に連設
されたダイアフラム装置(9) によってシャフト(20)が作
動され、シャフト(20)の位置がリフトセンサ(40)によっ
て検出されるＥＧＲバルブにおいて、保持穴(5) と通路
(6) を備えた保持部材(4) がバルブシート(15)の上流側
に配設され、保持穴(5) にシャフト(20)が摺動自在に嵌
合されたことを構成とする。バルブシート装着用の環状
切欠(3) が排気ガス通路(11)に形成され、環状切欠(3)
に保持部材(4) 及びバルブシート(15)が装着されるよう
にすることができる。また、保持部材(4) が円形の枠体
を有し、１個又は複数個の橋渡部(7) が枠体の直径方向
に横架され、橋渡部(7) の中央部に保持穴(5) が配設さ
れるようになし、また２個の橋渡部(7) が枠体の直径方
向に十字形をなすように横架されるようになすことがで
きる。そして、軸受(18)の下部に略漏斗状のバッフル(1
7)のフランジ部が係止され、バッフル(17)の中央孔にシ
ャフト(20)が摺動自在に挿通され、バッフル(17)によっ
て排気ガス中のカーボン等が軸受の摺動孔に侵入しない
ようにすることができる。
【０００６】
【作用】弁体(23)に連結されたシャフト(20)が、軸受(1
8)によって摺動自在に支持され、かつ保持部材(4) の保
持穴(5) に摺動自在に嵌合されており、シャフト(20)は
２箇所で支持され軸方向に作動される。そして、シャフ
ト(20)の作動は、バルブハウジング(10)に連設されたダ
イアフラム装置(9) によって行われ、シャフト(20)の位
置がリフトセンサ(40)によって検出される。シャフト(2
0)の作動によって、排気ガス通路(11)を流れる排気ガス
量が調節される。保持部材(4) が円形の枠体を有し、１
個又は複数個の橋渡部(7) が枠体の直径方向に横架さ
れ、橋渡部(7) の中央部に保持穴(5) が配設されるよう
になされており、保持部材(4) を配設したことによる流
路面積への影響は少ない。
8)によって摺動自在に支持され、かつ保持部材(4) の保
持穴(5) に摺動自在に嵌合されており、シャフト(20)は
２箇所で支持され軸方向に作動される。そして、シャフ
ト(20)の作動は、バルブハウジング(10)に連設されたダ
イアフラム装置(9) によって行われ、シャフト(20)の位
置がリフトセンサ(40)によって検出される。シャフト(2
0)の作動によって、排気ガス通路(11)を流れる排気ガス
量が調節される。保持部材(4) が円形の枠体を有し、１
個又は複数個の橋渡部(7) が枠体の直径方向に横架さ
れ、橋渡部(7) の中央部に保持穴(5) が配設されるよう
になされており、保持部材(4) を配設したことによる流
路面積への影響は少ない。
【０００７】
【実施例】図１〜図２は、本発明のＥＧＲバルブの実施
例を示す。図１に示すように、ＥＧＲバルブのバルブハ
ウジング10には排気ガス通路11が形成され、排気ガス通
路11はバルブハウジング10の下方部で略直角に曲げられ
ている。バルブハウジング10の下部の一側方（図１では
左方）に入口ポート12が開口され、バルブハウジング10
の上部の他側方（図１では右方）に出口ポート13が開口
される。入口ポート12と出口ポート13を連通させる排気
ガス通路11の途中で、バルブハウジング10の内部にバル
ブシート装着用の環状切欠３が形成される。環状切欠３
は出口ポート13に隣接した位置にあり、環状切欠３の挿
入口は上方に向いている。環状切欠３には、図２に示す
ガタつき防止用の保持部材４が挿入され、次いで環状の
バルブシート15が挿入されて固定される。バルブハウジ
ング10の上端に段付孔が開口され、この段付孔に段付の
ブシュ16が嵌合される。ブシュ16の内周に段部が形成さ
れ、この段部に略漏斗状のバッフル17のフランジ部が係
止され、次いでカーボン軸受18が嵌合される。カーボン
軸受18の摺動孔にシャフト20の大径部21が摺動自在に軸
受され、かつバッフル17の中央孔にも大径部21が摺動自
在に挿通され、バッフル17は排気ガス中のカーボン等が
カーボン軸受18の摺動孔に侵入することを防止する。シ
ャフト20の先端部に小径部22が形成され、弁体23の段付
孔にシャフト20を先端から圧入し、弁体23の段付孔の段
部とシャフト20の小径部22の上端の段部とを当接させて
固定する。
例を示す。図１に示すように、ＥＧＲバルブのバルブハ
ウジング10には排気ガス通路11が形成され、排気ガス通
路11はバルブハウジング10の下方部で略直角に曲げられ
ている。バルブハウジング10の下部の一側方（図１では
左方）に入口ポート12が開口され、バルブハウジング10
の上部の他側方（図１では右方）に出口ポート13が開口
される。入口ポート12と出口ポート13を連通させる排気
ガス通路11の途中で、バルブハウジング10の内部にバル
ブシート装着用の環状切欠３が形成される。環状切欠３
は出口ポート13に隣接した位置にあり、環状切欠３の挿
入口は上方に向いている。環状切欠３には、図２に示す
ガタつき防止用の保持部材４が挿入され、次いで環状の
バルブシート15が挿入されて固定される。バルブハウジ
ング10の上端に段付孔が開口され、この段付孔に段付の
ブシュ16が嵌合される。ブシュ16の内周に段部が形成さ
れ、この段部に略漏斗状のバッフル17のフランジ部が係
止され、次いでカーボン軸受18が嵌合される。カーボン
軸受18の摺動孔にシャフト20の大径部21が摺動自在に軸
受され、かつバッフル17の中央孔にも大径部21が摺動自
在に挿通され、バッフル17は排気ガス中のカーボン等が
カーボン軸受18の摺動孔に侵入することを防止する。シ
ャフト20の先端部に小径部22が形成され、弁体23の段付
孔にシャフト20を先端から圧入し、弁体23の段付孔の段
部とシャフト20の小径部22の上端の段部とを当接させて
固定する。
【０００８】図２(a),(b) に示すように、保持部材４に
は保持穴５と通路６が形成され、保持穴５にはシャフト
20の小径部22が摺動自在に嵌合される。保持部材４の第
１例は、図２(a) に示されるように円形の枠体を有し、
１個の橋渡部７が枠体の直径方向に横架され、橋渡部７
の中央部に保持穴５が形成される。保持部材４の第２例
は、図２(b) に示されるように円形の枠体を有し、２個
の橋渡部７が枠体の直径方向に十字形をなすように横架
され、橋渡部７の中央部に保持穴５が形成される。橋渡
部７の幅は狭く、橋渡部７と枠体が囲まれた部分が大き
な通路６となっており、通路６は排気ガス（ＥＧＲガ
ス）の流れの妨げにならない開口面積を有する。従っ
て、保持部材４を配設したことによる弁体23の開口面積
に与える影響は少なく、また排気ガス通路の流路面積減
少に与える影響も殆どない。
は保持穴５と通路６が形成され、保持穴５にはシャフト
20の小径部22が摺動自在に嵌合される。保持部材４の第
１例は、図２(a) に示されるように円形の枠体を有し、
１個の橋渡部７が枠体の直径方向に横架され、橋渡部７
の中央部に保持穴５が形成される。保持部材４の第２例
は、図２(b) に示されるように円形の枠体を有し、２個
の橋渡部７が枠体の直径方向に十字形をなすように横架
され、橋渡部７の中央部に保持穴５が形成される。橋渡
部７の幅は狭く、橋渡部７と枠体が囲まれた部分が大き
な通路６となっており、通路６は排気ガス（ＥＧＲガ
ス）の流れの妨げにならない開口面積を有する。従っ
て、保持部材４を配設したことによる弁体23の開口面積
に与える影響は少なく、また排気ガス通路の流路面積減
少に与える影響も殆どない。
【０００９】バルブハウジング10の上部にダイアフラム
装置９が連結される。カーボン軸受18の上部に小径部19
があり、この小径部19にガスケット25の中央穴が嵌合さ
れ、ガスケット25の上面にロアーカバー26の底壁が載置
され、ロアーカバー26の上面にプレート27が載置され、
プレート27の中央穴が小径部19に嵌合される。ガスケッ
ト25、ロアーカバー26の底壁及びプレート27の各挿通孔
に複数個のスクリュー28が挿通され、スクリュー28がバ
ルブハウジング10のねじ孔29に螺合される。こうしてロ
アーカバー26がバルブハウジング10の上部に固定され、
ガスケット25によってバルブハウジング10からロアーカ
バー26への熱伝導が低減される。略椀状のロアーカバー
26の上部に環状のフランジ部31が形成され、フランジ部
31の上面にダイアフラム35の周縁部が当接される。ダイ
アフラム35の周縁部の上面にアッパカバー32の下端面が
当接され、ロアーカバー26の上端をアッパカバー32の下
端部の外面に折り曲げられ、ダイアフラム35の周縁部が
ロアーカバ26のフランジ部31とアッパカバー32の下端面
とによって挟持される。ダイアフラム35の中央部はロア
ーシェル36とアッパシェル37とによって挟持され、シャ
フト20の上端部の小径部にワッシャ、ロアーシェル36・
ダイアフラム35・アッパシェル37の各中央孔及びワッシ
ャが係合され、シャフト20の上端がカシメ加工され、シ
ャフト20の上部にロアーシェル36・ダイアフラム35・ア
ッパシェル37が固定される。
装置９が連結される。カーボン軸受18の上部に小径部19
があり、この小径部19にガスケット25の中央穴が嵌合さ
れ、ガスケット25の上面にロアーカバー26の底壁が載置
され、ロアーカバー26の上面にプレート27が載置され、
プレート27の中央穴が小径部19に嵌合される。ガスケッ
ト25、ロアーカバー26の底壁及びプレート27の各挿通孔
に複数個のスクリュー28が挿通され、スクリュー28がバ
ルブハウジング10のねじ孔29に螺合される。こうしてロ
アーカバー26がバルブハウジング10の上部に固定され、
ガスケット25によってバルブハウジング10からロアーカ
バー26への熱伝導が低減される。略椀状のロアーカバー
26の上部に環状のフランジ部31が形成され、フランジ部
31の上面にダイアフラム35の周縁部が当接される。ダイ
アフラム35の周縁部の上面にアッパカバー32の下端面が
当接され、ロアーカバー26の上端をアッパカバー32の下
端部の外面に折り曲げられ、ダイアフラム35の周縁部が
ロアーカバ26のフランジ部31とアッパカバー32の下端面
とによって挟持される。ダイアフラム35の中央部はロア
ーシェル36とアッパシェル37とによって挟持され、シャ
フト20の上端部の小径部にワッシャ、ロアーシェル36・
ダイアフラム35・アッパシェル37の各中央孔及びワッシ
ャが係合され、シャフト20の上端がカシメ加工され、シ
ャフト20の上部にロアーシェル36・ダイアフラム35・ア
ッパシェル37が固定される。
【００１０】アッパカバー32の内面上端にリフトセンサ
40が内設され、アッパカバー32の他側のコネクタ41に出
力端子42が配設され、リフトセンサ40の検出信号は出力
端子42を通って外部へ出力される。アッパシェル37の上
面に環状凸部47が形成され、環状凸部47の外周に当接部
材46のフランジ部が当接される。アッパカバー32の内壁
上部と当接部材46のフランジ部の上面との間にスプリン
グ45が介装され、スプリング45の弾発力によってダイア
フラム35及びシャフト20が下方へ付勢される。当接部材
46の上面にリフトセンサ40の検出シャフト43の先端が当
接され、シャフト20の位置が検出される。ダイアフラム
35の上面とアッパカバー32の内壁との間が負圧室49とな
り、負圧室49には負圧ポート50を介して吸気管の負圧が
導入される。内燃機関の排気管からの排気ガスは、入口
ポート12から排気ガス通路11に導入され、導入された排
気ガス（ＥＧＲガス）は負圧ポート50から負圧室49に導
かれた負圧の大きさに応じて動作する弁体23の開度に応
じて制御され、出口ポート13から内燃機関の吸気管に導
出される。
40が内設され、アッパカバー32の他側のコネクタ41に出
力端子42が配設され、リフトセンサ40の検出信号は出力
端子42を通って外部へ出力される。アッパシェル37の上
面に環状凸部47が形成され、環状凸部47の外周に当接部
材46のフランジ部が当接される。アッパカバー32の内壁
上部と当接部材46のフランジ部の上面との間にスプリン
グ45が介装され、スプリング45の弾発力によってダイア
フラム35及びシャフト20が下方へ付勢される。当接部材
46の上面にリフトセンサ40の検出シャフト43の先端が当
接され、シャフト20の位置が検出される。ダイアフラム
35の上面とアッパカバー32の内壁との間が負圧室49とな
り、負圧室49には負圧ポート50を介して吸気管の負圧が
導入される。内燃機関の排気管からの排気ガスは、入口
ポート12から排気ガス通路11に導入され、導入された排
気ガス（ＥＧＲガス）は負圧ポート50から負圧室49に導
かれた負圧の大きさに応じて動作する弁体23の開度に応
じて制御され、出口ポート13から内燃機関の吸気管に導
出される。
【００１１】本発明の実施例では、弁体23のシャフト20
の大径部21がカーボン軸受18によって軸受され、しかも
シャフト20の先端（下端）部の小径部22が環状切欠３に
固定された保持部材４の保持穴５に摺動自在に嵌合され
る。従って、シャフト20は間隔が相当ある上下の２箇所
で軸受されることと同等の状態となり、シャフト20は作
動中にガタつくことも傾くこともなく、リフトセンサ40
による位置やストロークの検出の誤差が低減し、また弁
体23とバルブシート15との正常な接触動作が可能とな
る。また、シャフト20が作動中にガタつくことも傾くこ
ともないので、バッフル17の中央孔とシャフト20の大径
部21の外周との間の隙間が常に微小となり、排気ガス中
のカーボン等がこの隙間を通過することが一層減少す
る。このため、カーボン軸受18とシャフト20の大径部21
との摺動面にカーボン等の付着がなく、シャフト20の円
滑な摺動が行われる。
の大径部21がカーボン軸受18によって軸受され、しかも
シャフト20の先端（下端）部の小径部22が環状切欠３に
固定された保持部材４の保持穴５に摺動自在に嵌合され
る。従って、シャフト20は間隔が相当ある上下の２箇所
で軸受されることと同等の状態となり、シャフト20は作
動中にガタつくことも傾くこともなく、リフトセンサ40
による位置やストロークの検出の誤差が低減し、また弁
体23とバルブシート15との正常な接触動作が可能とな
る。また、シャフト20が作動中にガタつくことも傾くこ
ともないので、バッフル17の中央孔とシャフト20の大径
部21の外周との間の隙間が常に微小となり、排気ガス中
のカーボン等がこの隙間を通過することが一層減少す
る。このため、カーボン軸受18とシャフト20の大径部21
との摺動面にカーボン等の付着がなく、シャフト20の円
滑な摺動が行われる。
【００１２】
【発明の効果】本発明では、保持穴と通路を備えた保持
部材がバルブシートの上流側に配設され、保持穴にシャ
フトが摺動自在に嵌合されている。従って、弁体に連結
されたシャフトは、間隔が相当ある上下の２箇所で軸受
されることと同等の状態となり、シャフトが作動中にガ
タつくことも傾くこともなく、リフトセンサによる位置
やストロークの検出の誤差が低減し、また弁体とバルブ
シートとの正常な接触動作が可能となる。また、バルブ
シート装着用の環状切欠が排気ガス通路に形成され、環
状切欠に保持部材及びバルブシートが装着される。従っ
て、従来のバルブシート装着用の環状切欠の大きさを変
更して保持部材を追加装着する、という簡単な変更によ
って本発明を構成することができ、本発明の実施化が極
めて容易である。保持部材は円形の枠体を有し、１個又
は複数個の橋渡部が枠体の直径方向に横架され、橋渡部
の中央部に保持穴が形成される。橋渡部の幅は狭く、橋
渡部と枠体が囲まれた部分が大きな通路となっており、
通路は排気ガスの流れの妨げにならない開口面積を有す
る。従って、保持部材を配設したことによる弁体の開口
面積に与える影響は少なく、また排気ガス通路の流路面
積減少に与える影響も殆どない。軸受の下部に略漏斗状
のバッフルのフランジ部が係止され、バッフルの中央孔
にシャフトが摺動自在に挿通され、バッフルによって排
気ガス中のカーボン等が軸受の摺動孔に侵入しないよう
にされている。そして、シャフトが作動中にガタつくこ
とも傾くこともないので、バッフルの中央孔とシャフト
の外周との間の隙間が常に微小となり、排気ガス中のカ
ーボン等がこの隙間を通過することが一層減少する。こ
のため、軸受とシャフトとの摺動面にカーボン等の付着
がなく、シャフトの円滑な摺動が行われる。
部材がバルブシートの上流側に配設され、保持穴にシャ
フトが摺動自在に嵌合されている。従って、弁体に連結
されたシャフトは、間隔が相当ある上下の２箇所で軸受
されることと同等の状態となり、シャフトが作動中にガ
タつくことも傾くこともなく、リフトセンサによる位置
やストロークの検出の誤差が低減し、また弁体とバルブ
シートとの正常な接触動作が可能となる。また、バルブ
シート装着用の環状切欠が排気ガス通路に形成され、環
状切欠に保持部材及びバルブシートが装着される。従っ
て、従来のバルブシート装着用の環状切欠の大きさを変
更して保持部材を追加装着する、という簡単な変更によ
って本発明を構成することができ、本発明の実施化が極
めて容易である。保持部材は円形の枠体を有し、１個又
は複数個の橋渡部が枠体の直径方向に横架され、橋渡部
の中央部に保持穴が形成される。橋渡部の幅は狭く、橋
渡部と枠体が囲まれた部分が大きな通路となっており、
通路は排気ガスの流れの妨げにならない開口面積を有す
る。従って、保持部材を配設したことによる弁体の開口
面積に与える影響は少なく、また排気ガス通路の流路面
積減少に与える影響も殆どない。軸受の下部に略漏斗状
のバッフルのフランジ部が係止され、バッフルの中央孔
にシャフトが摺動自在に挿通され、バッフルによって排
気ガス中のカーボン等が軸受の摺動孔に侵入しないよう
にされている。そして、シャフトが作動中にガタつくこ
とも傾くこともないので、バッフルの中央孔とシャフト
の外周との間の隙間が常に微小となり、排気ガス中のカ
ーボン等がこの隙間を通過することが一層減少する。こ
のため、軸受とシャフトとの摺動面にカーボン等の付着
がなく、シャフトの円滑な摺動が行われる。
【図１】本発明の実施例の断面図である。
【図２】図２(a) は本発明の実施例の保持部材の第１例
の上面図であり、図２(b) は同じく保持部材の第２例の
上面図である。
の上面図であり、図２(b) は同じく保持部材の第２例の
上面図である。
３ 環状切欠 ４ 保持部材 ５ 保持穴 ６ 通路 ７ 橋渡部 ９ ダイアフラム装置 10 バルブハウジング 11 排気ガス通路 15 バルブシート 17 バッフル 18 カーボン軸受 20 シャフト 23 弁体 40 リフトセンサ
Claims (4)
- 【請求項１】 バルブハウジングの内部に排気ガス通路
が形成され、排気ガス通路を流れる排気ガス量を調節す
る弁体及びバルブシートがバルブハウジング内に配設さ
れ、弁体に連結されたシャフトが軸受によって摺動自在
に支持され、バルブハウジングに連設されたダイアフラ
ム装置によってシャフトが作動され、シャフトの位置が
リフトセンサによって検出されるＥＧＲバルブにおい
て、保持穴と通路を備えた保持部材がバルブシートの上
流側に配設され、保持穴にシャフトが摺動自在に嵌合さ
れたことを特徴とするＥＧＲバルブ。 - 【請求項２】 バルブシート装着用の環状切欠が排気ガ
ス通路に形成され、環状切欠に保持部材及びバルブシー
トが装着された請求項１記載のＥＧＲバルブ。 - 【請求項３】 保持部材が円形の枠体を有し、１個又は
複数個の橋渡部が枠体の直径方向に横架され、橋渡部の
中央部に保持穴が形成された請求項１又は２記載のＥＧ
Ｒバルブ。 - 【請求項４】 軸受の下部に略漏斗状のバッフルのフラ
ンジ部が係止され、バッフルの中央孔にシャフトが摺動
自在に挿通され、バッフルによって排気ガス中のカーボ
ン等が軸受の摺動孔に侵入しないようにされ、保持部材
が円形の枠体を有し、２個の橋渡部が枠体の直径方向に
十字形をなすように横架され、橋渡部の中央部に保持穴
が配設された請求項３記載のＥＧＲバルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6124662A JPH07310607A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | Ｅｇｒバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6124662A JPH07310607A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | Ｅｇｒバルブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07310607A true JPH07310607A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14890955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6124662A Pending JPH07310607A (ja) | 1994-05-16 | 1994-05-16 | Ｅｇｒバルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07310607A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0990826A4 (en) * | 1998-04-23 | 2001-01-17 | Mitsubishi Electric Corp | CONTROL VALVE ARRANGEMENT |
| WO2001061225A1 (fr) * | 2000-02-18 | 2001-08-23 | Hitachi, Ltd. | Soupape de limitation de debit, du type a moteur, et procede de fabrication associe |
| JP2015042851A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 株式会社デンソー | 全閉位置学習装置 |
| EP2556239A4 (en) * | 2010-04-12 | 2015-11-18 | Unick Corp | BYPASS VALVE FOR A VEHICLE |
-
1994
- 1994-05-16 JP JP6124662A patent/JPH07310607A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0990826A4 (en) * | 1998-04-23 | 2001-01-17 | Mitsubishi Electric Corp | CONTROL VALVE ARRANGEMENT |
| US6347620B1 (en) | 1998-04-23 | 2002-02-19 | Mitsubishi Denki Kabushik Kaisha | Control valve unit |
| WO2001061225A1 (fr) * | 2000-02-18 | 2001-08-23 | Hitachi, Ltd. | Soupape de limitation de debit, du type a moteur, et procede de fabrication associe |
| EP2556239A4 (en) * | 2010-04-12 | 2015-11-18 | Unick Corp | BYPASS VALVE FOR A VEHICLE |
| JP2015042851A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 株式会社デンソー | 全閉位置学習装置 |
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