JP2005329442A - 自動変速機のコントロールバルブボディ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動変速機のコントロールバルブボディにおいて作動油の流路溝幅を小さくする。
【解決手段】マグネシウムまたはマグネシウム合金の溶湯29をプランジャ26により中空部23へ圧入することでバルブボディの成形が行われる。その際に、凸部27により作動油の流路溝が形成される。マグネシウムは熱容量が小さいので、冷熱サイクルにおける金型21,22の温度変動幅を抑えることができ、さらに、マグネシウム溶湯29は鋼製の金型21,22との反応性が無い。したがって、金型22に設けられた凸部27の劣化を招くことなく凸部27の肉厚dを薄くすることができ、バルブボディの流路溝幅dを狭くすることができる。
【選択図】図3
【解決手段】マグネシウムまたはマグネシウム合金の溶湯29をプランジャ26により中空部23へ圧入することでバルブボディの成形が行われる。その際に、凸部27により作動油の流路溝が形成される。マグネシウムは熱容量が小さいので、冷熱サイクルにおける金型21,22の温度変動幅を抑えることができ、さらに、マグネシウム溶湯29は鋼製の金型21,22との反応性が無い。したがって、金型22に設けられた凸部27の劣化を招くことなく凸部27の肉厚dを薄くすることができ、バルブボディの流路溝幅dを狭くすることができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、自動変速機の変速動作に用いられる作動油の流路溝が隔壁間に形成されている自動変速機のコントロールバルブボディ、及びその製造方法に関する。
自動変速機のコントロールバルブボディの従来例が特許文献1に開示されている。特許文献1においては、少なくとも一方の面に油圧回路を構成する作動油の流路溝が形成されたバルブボディ部材と、そのバルブボディ部材の流路溝が形成された面に接合されてこの流路溝を覆う蓋部材と、が設けられている。そして、この蓋部材には、流路溝によって形成される油路からの押圧力に抗してバルブボディ部材の流路溝間の隔壁を支持するための側面を有する支持形状部が設けられている。これによって、バルブボディ部材に設けられた隔壁の薄肉化を図り、バルブボディ部材の小型化及び軽量化を図っている。
その他にも、特許文献2の自動変速機のコントロールバルブボディが開示されている。また、その他の背景技術として、特許文献3,4のマグネシウム成型品が開示されている。
自動変速機のコントロールバルブボディは、一般的には、アルミニウムダイカストにより製造される。そして、バルブボディに設けられる作動油の流路溝は、鋼製の鋳型により形成される。ただし、バルブボディをアルミニウムダイカストにより製造する際に流路溝幅を狭くしようとすると、アルミニウム溶湯と鋼鋳型との反応や冷熱サイクルによる鋳型の熱疲労等が原因で、鋳型の劣化を招きやすくなる。そのため、バルブボディの流路溝幅を狭くすることは困難である。特許文献1においては、隔壁の薄肉化を図ることでバルブボディの小型化及び軽量化を図っているが、前述の理由により流路溝幅の狭小化は困難であるため、バルブボディの小型化及び軽量化を十分に実現することは困難であるという問題点がある。
本発明は、作動油の流路溝幅を小さくすることができる自動変速機のコントロールバルブボディ及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る自動変速機のコントロールバルブボディの製造方法は、自動変速機の変速動作に用いられる作動油の流路溝が隔壁間に形成されている自動変速機のコントロールバルブボディの製造方法であって、鋳型により形成された中空部にマグネシウムまたはマグネシウム合金の溶湯を圧入することで、前記隔壁が設けられたバルブボディの成形を行うマグネシウムダイカスト工程を含み、前記マグネシウムダイカスト工程においては、前記鋳型に設けられ前記中空部へ突出した凸部により前記流路溝が形成されることを要旨とする。
本発明においては、鋳型により形成された中空部にマグネシウムまたはマグネシウム合金の溶湯を圧入することで、作動油の流路溝を形成するための隔壁が設けられたバルブボディの成形を行う。これによって、冷熱サイクルにおける鋳型の温度変動幅を抑えることができるとともに、溶湯と鋳型との反応性をなくすことができる。したがって、本発明によれば、流路溝の形成のために鋳型に設けられた凸部の劣化を招くことなく凸部の肉厚を薄くすることができるので、作動油の流路溝幅を小さくすることができる。
本発明に係る自動変速機のコントロールバルブボディの製造方法において、前記鋳型には、前記中空部へ突出するとともに前記凸部を貫通する貫通ピンが設けられており、前記マグネシウムダイカスト工程においては、前記貫通ピンにより前記隔壁にバルブを貫通させるためのバルブ孔が形成されるものとすることもできる。こうすれば、隔壁を貫通するバルブに作用するバルブの軸と垂直方向の力(サイドフォース)を低減することができる。
また、本発明に係る自動変速機のコントロールバルブボディは、自動変速機の変速動作に用いられる作動油の流路溝が隔壁間に形成されている自動変速機のコントロールバルブボディであって、前記隔壁が設けられたバルブボディがマグネシウムまたはマグネシウム合金により構成されていることを要旨とする。
本発明においては、作動油の流路溝を形成するための隔壁が設けられたバルブボディがマグネシウムまたはマグネシウム合金により構成されていることにより、作動油の流路溝幅を小さくすることができる。
以下、本発明を実施するための形態(以下実施形態という)を図面に従って説明する。
図1,2は、本発明の実施形態に係る自動変速機のコントロールバルブボディの構成の概略を示す断面図であり、互いに異なる位置での断面図を示す。本実施形態に係るバルブボディ10においては、その底面10−1から略垂直に突出した複数の隔壁12が設けられている。そして、自動変速機の変速動作に用いられる作動油の流路溝14がこの隔壁12間に形成されている。なお、図1,2ではバルブボディ10の一部のみを図示しているが、バルブボディ10全体の形状については既知の形状で実現可能であるため、その図示を省略している。また、本実施形態に係るバルブボディ10は、多段ATやCVT等の自動変速機の油圧制御回路に用いられる。
また、図2に示すように、一部の隔壁12にはバルブ孔18が形成されており、バルブ16がこのバルブ孔18を通されることで隔壁12を略垂直に貫通している。バルブ16が隔壁12と略垂直方向(バルブボディ10の底面10−1と略平行方向)に摺動することで、自動変速機の変速動作を行うための油路の切り替えを行うことができる。
そして、本実施形態においては、隔壁12が設けられたバルブボディ10がマグネシウムまたはマグネシウム合金により構成されている。ここでのマグネシウム合金の例としては、AZ系(AZ91D等)やAM系(AM60B等)が挙げられる。さらに、耐熱性を付与したAS系(AS21等)やCa、Sr、RE(Ce、La、Pr、Nd)、Sn等を添加した耐熱合金であってもよく、マグネシウムを主成分とする合金であれば本実施形態に係るバルブボディ10の材料に用いることができる。
次に、本実施形態に係るバルブボディ10の製造方法について説明する。本実施形態に係るバルブボディ10については、マグネシウムダイカスト工程を含む製造工程により製造することができる。
図3,4は、本実施形態に係るバルブボディ10の製造方法に用いられるマグネシウムダイカスト装置の構成の概略を示す断面図であり、互いに異なる位置での断面図を示す。本実施形態におけるダイカスト装置は、鋼製の鋳型として固定側金型21及び可動側金型22を備えており、固定側金型21及び可動側金型22によりバルブボディ10の成形を行うための中空部23が形成される。
可動側金型22には、中空部23へ突出した複数の凸部27が設けられている。さらに、図4に示すように、可動側金型22には、中空部23へ突出するとともに一部の凸部27を略垂直に貫通する可動ピン28が設けられている。
マグネシウムダイカスト工程においては、マグネシウムまたはマグネシウム合金の溶湯29をプランジャ26により中空部23へ圧入することで、バルブボディ10の成形が行われる。その際に、凸部27により流路溝14が形成され、凸部27間に流入した溶湯29により隔壁12が形成される。そして、可動ピン28によりバルブ孔18が形成される。なお、マグネシウム合金の溶湯29の例としては、前述した材料の溶湯29を用いることができる。
中空部23へ圧入された溶湯29が冷却固化した後は、可動ピン28を可動側金型22から抜き取り、可動側金型22を移動させて中空部23を開放させる。そして、マグネシウムダイカストにより成形されたバルブボディ10に対して既知の機械加工を行う。以上の工程により本実施形態に係るバルブボディ10を得ることができる。
ここで、アルミニウムダイカストによりバルブボディ10の成形を行う場合を考える。その場合は、アルミニウムは熱容量が大きいため、冷熱サイクルにおける金型21,22の温度変動幅が大きくなる。さらに、アルミニウム溶湯と鋼製の金型21,22との反応により、金型21,22表面に反応物が形成されやすくなる。これらのことが原因で、金型21,22の劣化(特に凸27部)を招きやすくなる。したがって、アルミニウムダイカストによりバルブボディ10の成形を行う場合は、金型22に設ける凸部27の肉厚dを薄くすることが困難となり、バルブボディ10の流路溝14幅dを狭くすることが困難となる。
これに対して本実施形態においては、マグネシウムダイカストにより隔壁12が設けられたバルブボディ10の成形を行う。マグネシウムはアルミニウムより熱容量が小さいので、冷熱サイクルにおける金型21,22の温度変動幅を抑えることができる。さらに、マグネシウム溶湯29は鋼製の金型21,22との反応性が無い。これによって、金型21,22の劣化を抑えることができ、特に凸部27の劣化を抑えることができる。したがって、本実施形態によれば、凸部27の劣化を招くことなく凸部27の肉厚dを薄くすることができ、バルブボディ10の流路溝14幅dを狭くすることができるので、バルブボディ10の小型化を実現することができる。なお、本実施形態の典型的な例としては、流路溝14幅dを3mmより小さくすることができる。
さらに、本実施形態においては、バルブボディ10の材料として、アルミニウムより比重の小さいマグネシウムを用いることにより、バルブボディ10の軽量化を実現することができる。
また、アルミニウムダイカストによりバルブボディ10の成形を行う場合は、アルミニウム溶湯と鋼製の金型21,22との反応により抜き勾配を小さくすることが困難となる。図5に示すように、隔壁12に抜き勾配が設けられている場合は、流路溝14幅は、バルブボディ10の底面10−1から離れるにつれて広くなる。その場合に、流路溝14に流入した作動油の圧力によりバルブ16に作用するバルブ16の軸と垂直方向の力(サイドフォース)を考えると、隔壁12の先端側(図5の上側)における作動油の圧力によるサイドフォースAが底面10−1側(図5の下側)における作動油の圧力によるサイドフォースA’より大きくなる。すなわち、バルブ16には、隔壁12の先端側から底面10−1側へ向かう方向のサイドフォースが作用する。このサイドフォースによりバルブ16のフリクションが増大するため、油路の切り替え性能の低下を招いてしまう。
これに対して本実施形態においては、マグネシウムダイカストにより隔壁12が設けられたバルブボディ10の成形を行うことで、マグネシウム溶湯29と鋼製の金型21,22との反応性をなくすことができるので、隔壁12の抜き勾配を小さくすることができる。これによって、隔壁12の先端側と底面10−1側とで流路溝14幅を均一化させることができるので、バルブ16に作用する前述のサイドフォースを低減することができる。したがって、本実施形態によれば、バルブ16のフリクションを低減することができ、油路の切り替え性能を向上させることができる。なお、本実施形態の典型的な例としては、隔壁12の抜き勾配を2度より小さくすることができる。
さらに、本実施形態においては、マグネシウムダイカストによりバルブボディ10の成形を行うことで、抜き勾配を小さくすることができるとともに、離型剤の使用量も減らすことができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
10 バルブボディ、12 隔壁、14 流路溝、16 バルブ、18 バルブ孔、21 固定側金型、22 可動側金型、23 中空部、26 プランジャ、27 凸部、28 可動ピン、29 溶湯。
Claims (3)
- 自動変速機の変速動作に用いられる作動油の流路溝が隔壁間に形成されている自動変速機のコントロールバルブボディの製造方法であって、
鋳型により形成された中空部にマグネシウムまたはマグネシウム合金の溶湯を圧入することで、前記隔壁が設けられたバルブボディの成形を行うマグネシウムダイカスト工程を含み、
前記マグネシウムダイカスト工程においては、前記鋳型に設けられ前記中空部へ突出した凸部により前記流路溝が形成されることを特徴とする自動変速機のコントロールバルブボディの製造方法。 - 請求項1に記載の自動変速機のコントロールバルブボディの製造方法であって、
前記鋳型には、前記中空部へ突出するとともに前記凸部を貫通する貫通ピンが設けられており、
前記マグネシウムダイカスト工程においては、前記貫通ピンにより前記隔壁にバルブを貫通させるためのバルブ孔が形成されることを特徴とする自動変速機のコントロールバルブボディの製造方法。 - 自動変速機の変速動作に用いられる作動油の流路溝が隔壁間に形成されている自動変速機のコントロールバルブボディであって、
前記隔壁が設けられたバルブボディがマグネシウムまたはマグネシウム合金により構成されていることを特徴とする自動変速機のコントロールバルブボディ。
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