JP3213536B2 - 空気調和機の断熱装置 - Google Patents
空気調和機の断熱装置Info
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- JP3213536B2 JP3213536B2 JP03854296A JP3854296A JP3213536B2 JP 3213536 B2 JP3213536 B2 JP 3213536B2 JP 03854296 A JP03854296 A JP 03854296A JP 3854296 A JP3854296 A JP 3854296A JP 3213536 B2 JP3213536 B2 JP 3213536B2
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- Japan
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- heat insulating
- insulating material
- housing
- air conditioner
- top surface
- Prior art date
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の筐体
内に設けた断熱装置に関する。
内に設けた断熱装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、熱交換器、送風機等が収容され
た筐体を有する天井埋込型空気調和機は知られている。
この種のものでは、熱交換器等が冷却される時に発生す
る結露を防止するために、空気調和機の筐体内には断熱
材が貼られる。
た筐体を有する天井埋込型空気調和機は知られている。
この種のものでは、熱交換器等が冷却される時に発生す
る結露を防止するために、空気調和機の筐体内には断熱
材が貼られる。
【０００３】この断熱材は例えば発泡スチロール製であ
り、空気調和機の筐体の天面に配置される天面用断熱材
と、筐体の側面に配置される側面用断熱材とが一体成形
されており、この従来の断熱材は、全体としてはほぼ箱
型を呈している。
り、空気調和機の筐体の天面に配置される天面用断熱材
と、筐体の側面に配置される側面用断熱材とが一体成形
されており、この従来の断熱材は、全体としてはほぼ箱
型を呈している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一体型
の箱型の断熱材は大型であり、これを束ねて搬送すると
なると、搬送に手間がかかりコスト高になるという問題
がある。
の箱型の断熱材は大型であり、これを束ねて搬送すると
なると、搬送に手間がかかりコスト高になるという問題
がある。
【０００５】この搬送面を考慮すれば、空気調和機の筐
体の天面に配置される天面用断熱材と、筐体の側面に配
置される側面用断熱材とを分離することが提案される
が、そうなると、空気調和機の配管部等を収容する部分
全域までも、側面用断熱材で覆うことになり、この部分
を覆う作業が困難になるという問題がある。
体の天面に配置される天面用断熱材と、筐体の側面に配
置される側面用断熱材とを分離することが提案される
が、そうなると、空気調和機の配管部等を収容する部分
全域までも、側面用断熱材で覆うことになり、この部分
を覆う作業が困難になるという問題がある。
【０００６】本発明は、上記課題を解消し、断熱材を束
ねて簡単に搬送することができるとともに、断熱材を装
着する作業を簡単に行なうことのできる空気調和機の断
熱装置を提供することを目的とする。
ねて簡単に搬送することができるとともに、断熱材を装
着する作業を簡単に行なうことのできる空気調和機の断
熱装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
天井埋込型の空気調和機の筐体内に設けられる断熱材で
あって、この筐体の天面を覆う平坦部を有すると共に、
この平坦部の一隅部のみに、前記筐体の側面に沿って立
ち上がり、前記空気調和機の配管部等を収納する起立部
を備えた天面用の断熱材を有するものである。
天井埋込型の空気調和機の筐体内に設けられる断熱材で
あって、この筐体の天面を覆う平坦部を有すると共に、
この平坦部の一隅部のみに、前記筐体の側面に沿って立
ち上がり、前記空気調和機の配管部等を収納する起立部
を備えた天面用の断熱材を有するものである。
【０００８】請求項１記載の発明では、空気調和機の配
管部を収納する起立部を設けることにより、空気調和機
の配管部は天面用の断熱材に確実に保持できると共に、
複雑な構造部分である起立部のみを残し、他の部分は断
熱材の構造の単純化を図るので、断熱材の軽量化を図る
ことができ、あわせて天面用の断熱材の軽量化を図るこ
とができる。
管部を収納する起立部を設けることにより、空気調和機
の配管部は天面用の断熱材に確実に保持できると共に、
複雑な構造部分である起立部のみを残し、他の部分は断
熱材の構造の単純化を図るので、断熱材の軽量化を図る
ことができ、あわせて天面用の断熱材の軽量化を図るこ
とができる。
【０００９】請求項２記載の発明は、天井埋込型の空気
調和機の筐体内に設けられる断熱材であって、この筐体
の天面を覆う平坦部を有すると共に、この平坦部の一隅
部のみに、前記筐体の側面に沿って立ち上がり、前記空
気調和機の配管部等を収納する起立部を備えた天面用の
断熱材と、この断熱材の起立部以外の前記筐体の側面の
内面に設けられる側面用断熱材とを別部材で構成したも
のである。
調和機の筐体内に設けられる断熱材であって、この筐体
の天面を覆う平坦部を有すると共に、この平坦部の一隅
部のみに、前記筐体の側面に沿って立ち上がり、前記空
気調和機の配管部等を収納する起立部を備えた天面用の
断熱材と、この断熱材の起立部以外の前記筐体の側面の
内面に設けられる側面用断熱材とを別部材で構成したも
のである。
【００１０】請求項２記載の発明では、起立部を備える
天面用の断熱材に対して、起立部以外の部分に対応して
側面用断熱材を別部材で構成するようにしたので、それ
ぞれを小形化することができ、これら断熱材を容易に搬
送することができる。
天面用の断熱材に対して、起立部以外の部分に対応して
側面用断熱材を別部材で構成するようにしたので、それ
ぞれを小形化することができ、これら断熱材を容易に搬
送することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
を図面に基づいて説明する。
【００１２】図１において、１は４方向の天井カセット
型エアコンと呼ばれる空気調和機であり、筐体２と化粧
パネル３から構成される。筐体２は天井裏に取付具１４
においてボルトを用いて固定されるものであり、図２に
示すように、送風機９、プレートフィン型の熱交換器１
０が収容されている。図１を参照して、化粧パネル３は
天井とほぼ面一となるように筐体２の下方に配置され
る。
型エアコンと呼ばれる空気調和機であり、筐体２と化粧
パネル３から構成される。筐体２は天井裏に取付具１４
においてボルトを用いて固定されるものであり、図２に
示すように、送風機９、プレートフィン型の熱交換器１
０が収容されている。図１を参照して、化粧パネル３は
天井とほぼ面一となるように筐体２の下方に配置され
る。
【００１３】４は吸込グリル（吸込口）で、化粧パネル
３のほぼ中央に取り付けられる。５ａ，５ｂ，５ｃ，５
ｄは熱交換器１０にて冷却された冷風の吹出口であり、
吸込グリル４のまわりに設けられる。そして送風機９等
の運転によって室内空気は吸込グリル４に吸込まれた
後、筐体２内の熱交換器１０にて冷却され、夫々の吹出
口５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄから室内に吐出される。
３のほぼ中央に取り付けられる。５ａ，５ｂ，５ｃ，５
ｄは熱交換器１０にて冷却された冷風の吹出口であり、
吸込グリル４のまわりに設けられる。そして送風機９等
の運転によって室内空気は吸込グリル４に吸込まれた
後、筐体２内の熱交換器１０にて冷却され、夫々の吹出
口５ａ，５ｂ，５ｃ，５ｄから室内に吐出される。
【００１４】図２は筐体２の分解斜視図であり、筐体２
は４つの隅部（短辺）６と４つの側部（長辺）７から成
る８角柱形状になっており、その下部には開口８が形成
されている。１１は熱交換器１０につながれた冷媒管、
１２はドレンポンプ、１３はこのポンプにつながれたド
レンホース、１４は短辺に取り付けられた取付具であ
る。５０はこの側部７の内壁に貼付けられた断熱材であ
る。１８は筐体２の開口８に配置される発泡スチロール
製の断熱部材で、ドレンパンとしても作用する（以下、
「ドレンパン」という。）。１９はドレンパン１８の中
心に設けた吸込口、２０は吸込口のまわりに設けた４つ
の吐出用の開口で、化粧パネル３の吐出用の開口５ａ，
５ｂ，５ｃ，５ｄにつながれる。
は４つの隅部（短辺）６と４つの側部（長辺）７から成
る８角柱形状になっており、その下部には開口８が形成
されている。１１は熱交換器１０につながれた冷媒管、
１２はドレンポンプ、１３はこのポンプにつながれたド
レンホース、１４は短辺に取り付けられた取付具であ
る。５０はこの側部７の内壁に貼付けられた断熱材であ
る。１８は筐体２の開口８に配置される発泡スチロール
製の断熱部材で、ドレンパンとしても作用する（以下、
「ドレンパン」という。）。１９はドレンパン１８の中
心に設けた吸込口、２０は吸込口のまわりに設けた４つ
の吐出用の開口で、化粧パネル３の吐出用の開口５ａ，
５ｂ，５ｃ，５ｄにつながれる。
【００１５】２１はドレン受部である。２２，２３はド
レンパン１８の隣り合う短辺同志をつなぐ溝で２つ形成
されている。２４，２５はこのドレンパン１８を筐体２
に固定するための固定具であり、例えば金属で形成され
ている。それぞれの固定具２４，２５には、弾性を有す
る金属、例えば鉄製の仮止具３０，３０が着脱可能に装
着できる。仮止具３０，３０は、ほぼＵ字状を有し、固
定具２４，２５のスリット（穴）に嵌合可能になってい
る。これによれば、化粧パネル３を仮止具３０，３０を
用いて筐体２側に仮止め可能である。
レンパン１８の隣り合う短辺同志をつなぐ溝で２つ形成
されている。２４，２５はこのドレンパン１８を筐体２
に固定するための固定具であり、例えば金属で形成され
ている。それぞれの固定具２４，２５には、弾性を有す
る金属、例えば鉄製の仮止具３０，３０が着脱可能に装
着できる。仮止具３０，３０は、ほぼＵ字状を有し、固
定具２４，２５のスリット（穴）に嵌合可能になってい
る。これによれば、化粧パネル３を仮止具３０，３０を
用いて筐体２側に仮止め可能である。
【００１６】図３乃至図５に示すように、筐体２の内部
に設けられる断熱材（断熱装置）５０は、多角形の筐体
２の内面に密着配置されるものであり、筐体２の天面用
の断熱材５２と、筐体２の側面用の断熱材５５，５５と
で構成される。
に設けられる断熱材（断熱装置）５０は、多角形の筐体
２の内面に密着配置されるものであり、筐体２の天面用
の断熱材５２と、筐体２の側面用の断熱材５５，５５と
で構成される。
【００１７】天面用の断熱材５２と側面用の断熱材５
５，５５とは別部材であり、天面用の断熱材５２は筐体
２の天面２ｃに設けられ、側面用の断熱材５５，５５は
筐体２の側面２ｓに設けられる。天面用の断熱材５２は
発泡スチロール製であり、図３に示すように、筐体２の
天面２ｃの一部を覆う平坦部５６を有するとともに、こ
の平坦部５６の一隅部には、筐体２の側板２ｓに沿って
立ち上がり、空気調和機の配管部等を収容する起立部５
７を備える。
５，５５とは別部材であり、天面用の断熱材５２は筐体
２の天面２ｃに設けられ、側面用の断熱材５５，５５は
筐体２の側面２ｓに設けられる。天面用の断熱材５２は
発泡スチロール製であり、図３に示すように、筐体２の
天面２ｃの一部を覆う平坦部５６を有するとともに、こ
の平坦部５６の一隅部には、筐体２の側板２ｓに沿って
立ち上がり、空気調和機の配管部等を収容する起立部５
７を備える。
【００１８】四辺の枠部５６で形成される大きな孔５８
は、送風機９等を通すことができる大きさを有する。図
３及び図５に示すように、起立部５７は熱交換器１０に
つながる配管類９５を収容する部分（図５参照）であ
り、平坦部（枠部）５６の一つの隅部に配置される。起
立部５７は、図３に示すように、開口が下方に向いてお
り、側面には大きな孔５７ａと小さな孔５７ｂとを有す
る。
は、送風機９等を通すことができる大きさを有する。図
３及び図５に示すように、起立部５７は熱交換器１０に
つながる配管類９５を収容する部分（図５参照）であ
り、平坦部（枠部）５６の一つの隅部に配置される。起
立部５７は、図３に示すように、開口が下方に向いてお
り、側面には大きな孔５７ａと小さな孔５７ｂとを有す
る。
【００１９】側面用の断熱材５５は、例えば腰の強いポ
リエチレンＴ１２で成形される。側面用の断熱材５５は
二つに分けられており、各断熱材５５は二辺の枠部５６
に対応したほぼＬ字型を呈している。側面用の断熱材５
５は、図７（Ａ）に示すように、長手帯状のポリエチレ
ン材料で形成される。この側面用の断熱材５５には、こ
の断熱材５５が筐体２の内周に装着される時、筐体２の
隅部（コーナ部）に相当する位置に、折曲げ用のくさび
型の切込み６０が形成される。
リエチレンＴ１２で成形される。側面用の断熱材５５は
二つに分けられており、各断熱材５５は二辺の枠部５６
に対応したほぼＬ字型を呈している。側面用の断熱材５
５は、図７（Ａ）に示すように、長手帯状のポリエチレ
ン材料で形成される。この側面用の断熱材５５には、こ
の断熱材５５が筐体２の内周に装着される時、筐体２の
隅部（コーナ部）に相当する位置に、折曲げ用のくさび
型の切込み６０が形成される。
【００２０】このように側面用の断熱材５５にくさび型
の切込み６０を形成し、図７（Ｂ）に示すように折り曲
げることにより、腰の強い断熱材５５は、図２及び図３
に示す筐体２の隅部（コーナ部）６の内面にほぼ完全密
着されるので、筐体２の隅部６の内面と断熱材５５間に
は隙間が無くなり結露が防止される。
の切込み６０を形成し、図７（Ｂ）に示すように折り曲
げることにより、腰の強い断熱材５５は、図２及び図３
に示す筐体２の隅部（コーナ部）６の内面にほぼ完全密
着されるので、筐体２の隅部６の内面と断熱材５５間に
は隙間が無くなり結露が防止される。
【００２１】この実施の形態によれば、断熱材５０は、
天面用の断熱材５２と、別部材の側面用の断熱材５５，
５５とで構成されるので断熱材５０の製造は容易にな
り、しかもコストは大幅に低減される。また、天面用の
断熱材５２には、複雑な配管類を収容するための起立部
５７が残されており、この起立部５７によって、複雑な
配管類をそっくり収容できるので、複雑な配管類の断熱
材の巻き付け作業は省略され、断熱材の装着作業は大幅
に簡略化される。
天面用の断熱材５２と、別部材の側面用の断熱材５５，
５５とで構成されるので断熱材５０の製造は容易にな
り、しかもコストは大幅に低減される。また、天面用の
断熱材５２には、複雑な配管類を収容するための起立部
５７が残されており、この起立部５７によって、複雑な
配管類をそっくり収容できるので、複雑な配管類の断熱
材の巻き付け作業は省略され、断熱材の装着作業は大幅
に簡略化される。
【００２２】更に、天井用の断熱材５２を搬送するとき
には、図６に示すように、起立部５７を並べることによ
り、複数の断熱材５２を重ねることができるので、一度
に多数の断熱材５２を搬送することができ、従来のもの
に比べて格段に搬送効率を向上させることができる。ち
なみに、従来のものでは、断熱材が箱型になっているの
で、積み重ねても一度に多数の断熱材を搬送することは
不可能である。これによれば、断熱材５０の構造の単純
化と軽量化を達成することができる。
には、図６に示すように、起立部５７を並べることによ
り、複数の断熱材５２を重ねることができるので、一度
に多数の断熱材５２を搬送することができ、従来のもの
に比べて格段に搬送効率を向上させることができる。ち
なみに、従来のものでは、断熱材が箱型になっているの
で、積み重ねても一度に多数の断熱材を搬送することは
不可能である。これによれば、断熱材５０の構造の単純
化と軽量化を達成することができる。
【００２３】側面用の断熱材５５，５５の外面、即ち、
図３の筐体２の側面２ｓの内面に対応する位置には、粘
着材５５ｎを設けることにより、断熱材５５と側面２ｓ
の密着性をより高めて、断熱材５５を側面２ｓに確実に
固定することができる。要するに、断熱材５５と側面２
ｓの間に、冷気が流れて結露する現象を防止できるとと
もに、たとえ側面２ｓに、図８に示すように加湿器８８
等を固定する場合にビスのねじ込みにより断熱材５５が
割れたとしても、この実施の形態によれば、断熱材５５
は粘着材５５ｎに保持され、側面２ｓから脱落すること
はない。
図３の筐体２の側面２ｓの内面に対応する位置には、粘
着材５５ｎを設けることにより、断熱材５５と側面２ｓ
の密着性をより高めて、断熱材５５を側面２ｓに確実に
固定することができる。要するに、断熱材５５と側面２
ｓの間に、冷気が流れて結露する現象を防止できるとと
もに、たとえ側面２ｓに、図８に示すように加湿器８８
等を固定する場合にビスのねじ込みにより断熱材５５が
割れたとしても、この実施の形態によれば、断熱材５５
は粘着材５５ｎに保持され、側面２ｓから脱落すること
はない。
【００２４】上記のドレンパン１８には、図２に示すよ
うに、四つの吐出用の開口２０があけられており、それ
ぞれの開口２０には仕切部７０が設けられる。この仕切
部７０は吐出用の開口２０を中央で仕切り、第１開口２
０ａと第２開口２０ｂに仕切っている。この仕切部７０
は、図８に示すように、開口２０内を延び、この開口２
０の外に一部７０ａが突出し、この一部突出する部分７
０ａには、図９に示すように、突張り部材８０が一体成
形される。
うに、四つの吐出用の開口２０があけられており、それ
ぞれの開口２０には仕切部７０が設けられる。この仕切
部７０は吐出用の開口２０を中央で仕切り、第１開口２
０ａと第２開口２０ｂに仕切っている。この仕切部７０
は、図８に示すように、開口２０内を延び、この開口２
０の外に一部７０ａが突出し、この一部突出する部分７
０ａには、図９に示すように、突張り部材８０が一体成
形される。
【００２５】この突張り部材８０は、側面用の断熱材５
５の取付け孔５５ａの周辺部分５５ｂに当接して、側面
用の断熱材５５のはがれを防止するとともに、取付け孔
５５ａの周辺部分５５ｂの強度を補強する。
５の取付け孔５５ａの周辺部分５５ｂに当接して、側面
用の断熱材５５のはがれを防止するとともに、取付け孔
５５ａの周辺部分５５ｂの強度を補強する。
【００２６】この突張り部材８０は、ドレンパン１８の
両側に側方に張り出すように一体形成されており、筐体
２の開口８にドレンパン１８を装着する時には、両側の
突張り部材８０が筐体２の側板７をそれぞれ外側に押し
出すので、これによれば筐体２の側板７の内方への凹み
は防止される。
両側に側方に張り出すように一体形成されており、筐体
２の開口８にドレンパン１８を装着する時には、両側の
突張り部材８０が筐体２の側板７をそれぞれ外側に押し
出すので、これによれば筐体２の側板７の内方への凹み
は防止される。
【００２７】尚、側面用の断熱材５５の取付け孔５５ａ
は、筐体２の取付け孔２ｈに対応して形成されており、
筐体２の取付け孔２ｈに対応して、必要に応じて、例え
ば図８に示すように、加湿器８８等が取り付けられる。
は、筐体２の取付け孔２ｈに対応して形成されており、
筐体２の取付け孔２ｈに対応して、必要に応じて、例え
ば図８に示すように、加湿器８８等が取り付けられる。
【００２８】
【発明の効果】請求項１に記載の発明では、空気調和機
の配管部を収納する起立部を設けることにより、空気調
和機の配管部は天面用の断熱材に確実に保持される。複
雑な構造部分である起立部のみを残し、他の部分は断熱
材の構造の単純化を図るので、これら断熱材の軽量化を
図ることができる。しかも配管部等には断熱材を巻く必
要が無いので、断熱材を装着する作業は簡単になる。
の配管部を収納する起立部を設けることにより、空気調
和機の配管部は天面用の断熱材に確実に保持される。複
雑な構造部分である起立部のみを残し、他の部分は断熱
材の構造の単純化を図るので、これら断熱材の軽量化を
図ることができる。しかも配管部等には断熱材を巻く必
要が無いので、断熱材を装着する作業は簡単になる。
【００２９】更に、天面用の断熱材を搬送するときに
は、起立部を重ねることにより、複数の天面用の断熱材
を重ね合わせることができるので、一度に多数の天面用
の断熱材を搬送することができ、従来のものに比べて、
搬送効率を各段に向上させることができる。
は、起立部を重ねることにより、複数の天面用の断熱材
を重ね合わせることができるので、一度に多数の天面用
の断熱材を搬送することができ、従来のものに比べて、
搬送効率を各段に向上させることができる。
【００３０】請求項２に記載の発明では、起立部を備え
る天面用の断熱材に対して、起立部以外の部分に対応し
て側面用断熱材を別部材で構成するようにしたので、そ
れぞれを小形化することができ、これら断熱材を容易に
搬送することができる。
る天面用の断熱材に対して、起立部以外の部分に対応し
て側面用断熱材を別部材で構成するようにしたので、そ
れぞれを小形化することができ、これら断熱材を容易に
搬送することができる。
【図１】本発明の天井埋込型空気調和機を示す正面図で
ある。
ある。
【図２】本発明の天井埋込型空気調和機の分解斜視図で
ある。
ある。
【図３】筐体と断熱装置を示す斜視図である。
【図４】断熱材の天面用の断熱材と側面用の断熱材を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図５】断熱材の天面用の断熱材と側面用の断熱材を組
み立てた斜視図である。
み立てた斜視図である。
【図６】天面用の断熱材を積み重ねた様子を示す図であ
る。
る。
【図７】側面用の断熱材を折り曲げる様子を示す図であ
る。
る。
【図８】ドレンパンの吐出開口に設けられた仕切部と突
張り部材を示す断面図である。
張り部材を示す断面図である。
【図９】ドレンパンの吐出開口に設けられた仕切部と突
張り部材を示す斜視図である。
張り部材を示す斜視図である。
２ 筐体（筐体） ２ｓ 側面（側板） ２ｃ 天面 ６ 隅部 ５０ 断熱装置 ５２ 天面用断熱材 ５５ 側面用断熱材 ５６ 平坦部 ５７ 起立部 ９５ 配管部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日向野 和広 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 牧野 正純 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 阿部 一雄 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 縄田 幸人 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 大川 和伸 大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三洋電機株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24F 1/00 361
Claims (2)
- 【請求項１】天井埋込型の空気調和機の筐体内に設けら
れる断熱材であって、この筐体の天面を覆う平坦部を有
すると共に、この平坦部の一隅部のみに、前記筐体の側
面に沿って立ち上がり、前記空気調和機の配管部等を収
納する起立部を備えた天面用の断熱材を有することを特
徴とする空気調和機の断熱装置。 - 【請求項２】天井埋込型の空気調和機の筐体内に設けら
れる断熱材であって、この筐体の天面を覆う平坦部を有
すると共に、この平坦部の一隅部のみに、前記筐体の側
面に沿って立ち上がり、前記空気調和機の配管部等を収
納する起立部を備えた天面用の断熱材と、この断熱材の
起立部以外の前記筐体の側面の内面に設けられる側面用
断熱材とを別部材で構成したことを特徴とする空気調和
機の断熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03854296A JP3213536B2 (ja) | 1996-02-26 | 1996-02-26 | 空気調和機の断熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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- 1996-02-26 JP JP03854296A patent/JP3213536B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| US6335094B1 (en) | 1997-04-28 | 2002-01-01 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fiber structure, cloths using same, and textile goods |
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