JP3510721B2 - 天井埋込型空気調和機 - Google Patents
天井埋込型空気調和機Info
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- heat insulating
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Description
和機の構造に関する。
ンモータなどを収納するユニット本体を有する天井埋込
型空気調和機は知られている。この種のものでは、ユニ
ット本体を製造するに際し、例えば四枚の側板と一枚の
天板とを準備し、この一枚の天板の周縁に四枚の側板を
スポット溶接し、その後に、ユニット本体の外面に断熱
材を張ると共に、その内面にも断熱材を張るのが一般的
である。
ように、ユニット本体の外面に断熱材を張ると共に、そ
の内面に断熱材を張る作業は困難な作業であり、しか
も、四枚の側板と一枚の天板とを準備し、夫々をスポッ
ト溶接していたのでは、側板、及び天板の部品点数が増
大し、部品の管理が厄介になるなどの問題がある。
技術が有する問題点を解消し、部品点数を削減すると共
に、断熱材を張る作業を省略することのできる、ユニッ
ト本体を有する天井埋込型空気調和機を提供することに
ある。
は、 室内側熱交換器、ファン、ファンモータなどを収
納するユニット本体であって、外面に外部断熱材を設け
たユニット本体を有する天井埋込型空気調和機におい
て、前記ユニット本体を、天井空間内に吊り下げられる
構成とすると共に、予め断熱材が外面に貼られた断熱材
付き鋼板からなる側板、及び天板で形成し、前記側板は
天板の外面に接合すると共に、前記側板の第一の端部
を、前記天板に形成された切り欠きに挿入し、当該天板
の下面に延出させると共に、この第一の端部を、側板の
第二の端部の内面にあてて、この第二の端部と前記第一
の端部とを接合し、前記天板の周縁を前記第一及び第二
の端部で挟み込むことを特徴とするものである。
しているので、外部断熱材を張る作業は省略することが
できるし、側板の第一の端部は天板の下面に延出してい
るので、万が一にも天板が落下するような場合、この天
板は、当該天板の下面に延出する側板の少なくとも一つ
の端部によって支持されるので、天井から床まで落下す
るようなことはない。
器、ファン、ファンモータなどを収納するユニット本体
であって、外面に外部断熱材を設けたユニット本体を有
する天井埋込型空気調和機において、前記ユニット本体
を、天井空間内に吊り下げられる構成とすると共に、予
め断熱材が外面に貼られた断熱材付き鋼板からなる側
板、及び天板で形成し、この天板の周縁を起こすように
曲げると共に、この周縁の外面に貼られた断熱材を除去
し、この断熱材を除去した外面に断熱材の貼られていな
い側板の面を接合すると共に、この側板の重ね部に相当
する側板の第一の端部を曲げて、この第一の端部を前記
天板の周縁曲げ部の切り欠きに差し込み、この差し込ま
れた前記第一の端部を側板の第二の端部の内面にあて
て、この第二の端部と前記第一の端部とを接合し、前記
天板の周縁曲げ部を前記第一及び第二の端部で挟み込む
ことを特徴とするものである。
に記載のものにおいて、側板はL字形に曲げた二枚の側
板からなることを特徴とするものである。
のとほぼ同様であり、ユニット本体が、断熱材付き鋼板
からなる側板、及び天板で形成されているので、外部断
熱材を張る作業は省略することができる。また、側板
が、L字形に曲げた二枚の側板からなるものであれば、
部品点数が削減される。
付図面に従って説明する。図1は、本発明の空気調和装
置の一実施の形態の平面図であり、図2はこの空気調和
装置の断面図である。図2に示すように、この空気調和
装置は、建屋40の天井空間11内に吊り下げて固定さ
れる天井埋込型の空気調和機10を有している。空気調
和機10の化粧パネル14の中央には吸込口16が開口
し、そこには吸込グリル52が設けられている。化粧パ
ネル14の吸込口16の四方周囲位置には合計4つの吹
出口18が開口している。
図1に示すように、ファンモータ24、ターボファン2
6、仕切板28、ドレンポンプ30、ドレン排水口3
2、冷媒配管34、運転制御用の電装箱36、ほぼ矩形
状に曲げられた熱交換器38などが設けられている。そ
して、ファン26が回転駆動されると、空気が吸込口1
6から吸い込まれ、熱交換器38に送られ、この熱交換
器38で熱交換した後、空気調和された空気は、吹出口
18から室内Rに吹き出される。なお、熱交換器38に
は冷媒配管34がつながれ、該熱交換器38には冷媒配
管34を通じて図示しない室外機から冷媒が供給されて
いる。建屋40からは4本のボルト42が垂直下方に設
定され、これらのボルト42は、ユニット本体22に固
定された吊り金具44に連結されている。
24を作動すると、ターボファン26が回転するので、
室内Rの空気は図2の吸込口16から吸い込まれ、フィ
ルター20で清浄化され、熱交換器38に送られ、この
熱交換器38で熱交換された後に、4か所の吹出口18
から室内Rに吹き出される。
2の構造に特徴を有する。図3を参照して、ユニット本
体22は、L字形に曲げた二枚の側板101,103
と、天板105とからなり、側板101,103、及び
天板105には、予め断熱材が張られたいわゆる断熱材
付き鋼板が採用されている。すなわち、側板101,1
03にあっては、各側板101,103の外面に予め断
熱材111が張られ、天板105にあっては、図3中で
下面、天井に埋め込まれる時には上面に相当する面に予
め断熱材111が張られる。これらの側板101,10
3、及び天板105は、後述するように組み立てられる
と、図4に示すように、ほぼ箱形を呈し、この箱形のユ
ニット本体22の外面には、上述した断熱材付き鋼板の
断熱材111が露出している。この実施の形態によれ
ば、ユニット本体22の外部断熱材111は、断熱材付
き鋼板の断熱材111からなり、内部断熱材は、図示の
ように、箱形に成形された発泡スチロール製の断熱材1
07からなる。従来であれば、ユニット本体22の内面
にも断熱材を張っていたが、この実施の形態では、内部
断熱材としては、発泡スチロール製の断熱材107をあ
てがうだけであるので、内部断熱材を張る作業工程は省
略され、作業の改善を図ることができる。
を説明する。図3を参照して、天板105の周縁105
aは起こすように曲げられ、曲げられた後に、図5に示
すように、この周縁105aの外面に貼られた断熱材1
11は剥がされる。尚、一般的には、プレス加工により
周縁105aを曲げる時に、その外面に貼られた断熱材
111を除去するであろうし、そのようにすることが望
ましい。この断熱材111は、周縁105aを曲げると
同時に剥がしてもよいし、周縁105aを曲げた後に別
工程で剥がすようにしてもよい。この断熱材111を剥
がした外面には、断熱材の貼られていない側板101,
103の面をヘンローブリベット113を用いて接合す
る。
103の重ね部200に相当する第一の端部101aを
曲げて、この第一の端部101aを、天板105の周縁
曲げ部105aの切り欠き115に差し込み、この差し
込まれた第一の端部101aを、側板の第二の端部10
3aの内面にあてて、図7に示すように、この第二の端
部103aと第一の端部101aとを、例えば上述のよ
うにヘンローブリベット(図示せず)を用いて接合す
る。尚、側板101,103間の別の重ね部200にあ
っても、上記とほぼ同様に接合する。
2を製造する場合には、いずれかの部位において、必
ず、天板と側板とを接合する。この場合に、天板と側板
との間に断熱材111が介在すると、この断熱材111
の厚さ分だけ、組み立てられるユニット本体22の大き
さにばらつきが生じる。これを解消するため、この実施
の形態では、図5に示すように、天板105の周縁10
5aの外面に貼られた断熱材111を天板105のプレ
ス加工時に除去してから、ヘンロープリベット113を
用いて接合するようにしている。
本体22が、断熱材付き鋼板からなる側板101,10
3、及び天板105で形成されるので、外部断熱材を張
る作業は省略され、側板101,103が、L字形に曲
げた二枚の側板からなるので、部品点数が削減される。
更に、側板の第一の端部101aを曲げて、この第一の
端部101aを、天板105の切り欠き115に差し込
み、この差し込まれた第一の端部101aと側板の第二
の端部103aとを、図7に示すように、接合している
ので、万が一にも側板と天板との結合が外れて、天板が
落下するような場合でも、この天板105は、当該天板
105の切り欠き115に差し込まれた第一の端部10
1aによって受け止められ、支持されるので、天板10
5が天井から床まで落下するようなことはない。
明したが、本発明は、これに限定されるものでないこと
は明らかである。例えば、上記実施の形態では、側板は
二枚であったが、それ以上であってもよいことは明白で
ある。
ユニット本体が断熱材付き鋼板からなる側板、及び天板
で形成されるので、外部断熱材を張る作業は省略され
る。また、側板の少なくとも一つの端部は天板の下面に
延出しているので、万が一にも天板が落下するような場
合、この天板は、当該天板の下面に延出する側板の少な
くとも一つの端部によって支持されるので、天井から床
まで落下するようなことはない。更に、側板がL字形に
曲げた二枚の側板からなるものとすれば、部品点数が削
減されるなどの種々の効果を奏する。
図である。
示す分解斜視図である。
る。
す分解斜視図である。
す斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 室内側熱交換器、ファン、ファンモータ
などを収納するユニット本体であって、外面に外部断熱
材を設けたユニット本体を有する天井埋込型空気調和機
において、 前記ユニット本体を、天井空間内に吊り下げられる構成
とすると共に、予め断熱材が外面に貼られた断熱材付き
鋼板からなる側板、及び天板で形成し、前記側板は天板
の外面に接合すると共に、前記側板の第一の端部を、前
記天板に形成された切り欠きに挿入し、当該天板の下面
に延出させると共に、この第一の端部を、側板の第二の
端部の内面にあてて、この第二の端部と前記第一の端部
とを接合し、前記天板の周縁を前記第一及び第二の端部
で挟み込むことを特徴とする天井埋込型空気調和機。 - 【請求項2】 室内側熱交換器、ファン、ファンモータ
などを収納するユニット本体であって、外面に外部断熱
材を設けたユニット本体を有する天井埋込型空気調和機
において、 前記ユニット本体を、天井空間内に吊り下げられる構成
とすると共に、予め断熱材が外面に貼られた断熱材付き
鋼板からなる側板、及び天板で形成し、この天板の周縁
を起こすように曲げると共に、この周縁の外面に貼られ
た断熱材を除去し、この断熱材を除去した外面に断熱材
の貼られていない側板の面を接合すると共に、この側板
の重ね部に相当する側板の第一の端部を曲げて、この第
一の端部を前記天板の周縁曲げ部の切り欠きに差し込
み、この差し込まれた前記第一の端部を側板の第二の端
部の内面にあてて、この第二の端部と前記第一の端部と
を接合し、前記天板の周縁曲げ部を前記第一及び第二の
端部で挟み込むことを特徴とする天井埋込型空気調和
機。 - 【請求項3】 前記側板はL字形に曲げた二枚の側板か
らなることを特徴とする請求項1又は2に記載の天井埋
込型空気調和機。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP26953395A JP3510721B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 天井埋込型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26953395A JP3510721B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 天井埋込型空気調和機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0989287A JPH0989287A (ja) | 1997-04-04 |
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Family
ID=17473717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26953395A Expired - Fee Related JP3510721B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 天井埋込型空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3510721B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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CN205957431U (zh) * | 2015-02-20 | 2017-02-15 | 三菱电机株式会社 | 室内机以及制冷循环装置 |
WO2017179141A1 (ja) * | 2016-04-13 | 2017-10-19 | 三菱電機株式会社 | 天井埋込形空気調和機 |
CN106482316B (zh) * | 2016-10-31 | 2022-03-18 | 珠海格力电器股份有限公司 | 无框架组合式空调机组箱体及空调机组 |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP26953395A patent/JP3510721B2/ja not_active Expired - Fee Related
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