JP3212698U - 釣り具 - Google Patents

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拓也 市橋
拓也 市橋
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株式会社ハヤブサ
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【課題】餌を安定した状態で取り付けることができ、釣果の向上に資する釣り具を提供する。【解決手段】 ハリスと接続するための環15が設けられるヘッド部材である錘10と、錘10から後方へ延び出した釣り針11と、釣り針11の軸に、釣り針11の針先の曲がる方向と反対方向を向き、餌の胴体へ突き刺すエサ止め12と、錘10の後側面に、餌の頭部の全体または一部を収容可能な深さに刳り込んだ凹部13と、凹部13内に餌の頭部へ突き刺す頭部エサ止め14とを備える。【選択図】図1

Description

本考案は、太刀魚釣りに用いられるテンヤ等の釣り具に関する。
太刀魚釣りでは、錘と釣り針とを一体化したテンヤが使用されることがある。図7は従来の太刀魚テンヤの構成を示す図である。太刀魚テンヤ100は、錘110と釣り針111とが一体化されており、錘110にはハリスを接続するための環115が設けられている。また、釣り針111には、餌を固定するためのエサ止め112が設けられている。エサ止め112は、1本のみのこともあれば、2本ないし3本と並べて設けられることもある。このエサ止め112の上から餌を押し刺してワイヤー線等で巻いて餌を固定して釣りに用いられる。太刀魚テンヤに関しては、釣果の向上等を追求して種々の提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2015−192607号公報
しかしながら、上記従来の太刀魚テンヤでは、餌の固定が不十分であり、釣果に悪影響を及ぼすという問題がある。図8に示すように、従来の太刀魚テンヤに取り付けられた餌2は、頭部が不安定な状態になっていて左右へ動くため、水流によって餌2の姿勢とバランスとが悪くなるからである。
そこで、本考案は、このような問題に鑑みなされたものであり、餌を安定した状態で取り付けることができ、釣果の向上に資する釣り具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る釣り具は、ハリスと接続されるヘッド部材と、前記ヘッド部材から後方へ延び出した釣り針と、前記釣り針の軸に、餌の胴体へ突き刺すエサ止めと、前記ヘッド部材の後側面に、餌の頭部へ突き刺す頭部エサ止めとを備えることを特徴とする。
これによれば、餌の胴体に突き刺すエサ止めよりも前方で頭部エサ止めが餌の頭部を固定するので、取り付けられた餌を水中で安定した状態に保つことができ、釣果の向上に資する釣り具が実現される。
ここで、前記ヘッド部材の後側面に、餌の頭部の全体または一部を収容可能な深さに刳り込んだ凹部を備えるのが好ましい。
これによれば、凹部が餌の頭部の左右への動きを規制するので、より安定した状態を維持することが可能となる。
また、前記頭部エサ止めは、複数本の止め針で構成され、止め針が互いに前記ヘッド部材の中心線に向かうように配置されているとしてもよく、前記頭部エサ止めは、複数本の長さが異なる止め針で構成されているとしてもよい。
これによれば、複数本の止め針で餌の頭部を固定するので、餌の頭部を確実に固定することができる。
以上のように、本考案に係る釣り具によれば、餌の胴体に突き刺すエサ止めの前方でヘッド部材の後側面に設けられた頭部エサ止めにより餌の頭部を固定するので、取り付けられた餌の姿勢とバランスとを良好に保ち、餌を水中で安定した状態に保持することができるので、釣果の向上を図ることができる。
本考案の実施形態の太刀魚テンヤの構成を示す図である。 太刀魚テンヤへの餌の取り付けを説明するための図である。 太刀魚テンヤに餌を取り付けた状態を示す図である。 太刀魚テンヤに餌を取り付けた状態を示す平面図である。 太刀魚テンヤの別の構成を示す図である。 太刀魚テンヤの別の構成を示す図である。 従来の太刀魚テンヤの構成を示す図である。 従来の太刀魚テンヤに餌を取り付けた状態を示す平面図である。
以下、本考案の実施形態について太刀魚テンヤを例に図面を参照しながら説明する。
図1は、本考案の実施形態の太刀魚テンヤの構成を示す図である。
テンヤ1は、錘10と釣り針11とが一体化されて構成されている。ヘッド部材である錘10が位置する側がテンヤ1の先端であり、錘10から後方へ釣り針11が延び出している。釣り針11の軸には、餌を固定するためのエサ止め12が針先の曲がる方向と反対方向へ垂直に設けられている。エサ止め12は、1本のみでもよいし、2本ないし3本と並べて設けてもよい。また、針先の曲がる方向と同じ方向へ設けられていてもよい。
錘10は、魚頭形状に構成されたヘッド部材であり、餌が取り付けられる側に凹部13が形成され、この凹部13内に頭部エサ止め14が設けられている。また、錘10にはハリスを接続するために環15も設けられている。なお、錘10は、環15ではなくハリスを通す孔を開口して、錘10が遊動するような接続方式にしてもよい。
凹部13は、テンヤ1に取り付けられる餌の頭部の全体または一部を収容可能な深さに刳り込んで形成されている。
頭部エサ止め14は、餌の頭部に突き刺して餌の頭部を固定する止め針であり、餌の胴体に突き刺すエサ止め12よりも前方(錘側)に位置している。なお、ここでは凹部13を形成しているため、凹部13内に頭部エサ止め14が設けられているが、凹部13を形成しない場合には錘10の餌が取り付けられる側の面、すなわち、錘10の後側面に頭部エサ止め14に相当するエサ止めを設ければよい。また、餌の胴体に突き刺すエサ止め12よりも前方であれば、釣り針11の軸上に、エサ止め12側へ指向させて頭部エサ止め14に相当するエサ止めを設けるとしてもよい。
このテンヤ1は、頭部エサ止め14に餌の頭部を突き刺し、エサ止め12の上から餌の胴体部分を押し刺してワイヤー線等で巻いて餌を固定して使用する。
図2は、太刀魚テンヤへの餌の取り付けを説明するための図である。
図2に示すように、まず餌2の頭部を頭部エサ止め14に突き刺す。この後、エサ止め12の上から餌2の胴体部分を押し刺す。エサ止め12が複数本設けられている場合は、頭部エサ止め14側のエサ止め12から順に餌2の胴体部分を押し刺していく。そうすると、図3に示すように、餌2はテンヤ1に取り付けられ、ワイヤー線等で巻いて固定されて使用に供される。
図4は、太刀魚テンヤに餌を取り付けた状態を示す平面図である。
テンヤ1に固定された餌2は、頭部エサ止め14によって頭部が固定されて左右にぶれることがなく、さらに、錘10に設けられた凹部13によっても左右の動きが規制されるので、水流によって餌2の姿勢とバランスとが悪化することがなく、水中で安定した状態を維持することができ、釣果の向上を図ることが可能となる。
図5は、太刀魚テンヤの別の構成を示す図である。
図5に示すテンヤ3は、錘20の構成が上記のテンヤ1と異なる。すなわち、錘20の凹部13に設けられる頭部エサ止め24が対向する2本の止め針で構成されている点が異なっている。このように、頭部エサ止め24を2本の止め針が互いに錘20の中心線に向かうように配置することで、餌2の頭部をより確実に固定することができ、水中における餌2をより安定した状態に保つことができる。
さらに、図6に示すような構成とすることもできる。
図6に示すテンヤ4の錘30では、複数本の頭部エサ止め34,頭部エサ止め35は長さが異なる止め針となっている。頭部エサ止め34と頭部エサ止め35の長さを異ならせて、取り付けられる餌2の頭部に適したものとすることにより、餌2をさらに水中で安定した状態を維持することができる。なお、ここではエサ止め12側の頭部エサ止め35の長さを短くする例を示しているが、反対に頭部エサ止め34を短くしてもよく、長さの調整は餌2の頭部に応じて適宜設定すればよい。
このように、本考案の実施形態の太刀魚テンヤによれば、餌の胴体に突き刺すエサ止めよりも前方に、餌の頭部に突き刺して頭部を固定する頭部エサ止めを備えるので、餌の姿勢とバランスが崩れることがなく、餌を水中で安定した状態に保つことができ、釣果の向上を図ることができる。また、ヘッド部材である錘の餌が取り付けられる側に凹部を備えるので、餌の頭部の左右への動きを規制し、より安定した状態を維持することができる。
以上、本考案に係る釣り具について、実施の形態に基づいて説明したが本考案はこれに限定されるものではなく、本考案の目的を達成でき、かつ考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々設計変更が可能であり、それらも全て本考案の範囲内に包含されるものである。
例えば、上記実施の形態では、太刀魚テンヤを例に挙げて説明したが、錘に相当するヘッド素材と釣り針という組み合わせで構成されるものであれば、太刀魚テンヤに限られるものではなく、真鯛テンヤや鯛カブラ、ジグヘッド等でも適用可能である。
また、上記実施の形態では、餌の頭部を固定する頭部エサ止めの設置方向は餌の胴体に突き刺すエサ止め側を向いているものを図示しているが、餌の頭部を固定するものであれば設置方向は図示したものに限られず、例えば、餌の胴体に突き刺すエサ止めと平行に突き出るよう設置してもよいし、図示と反対方向(環のある方向)に向けて設置するようにしてもよい。
本考案は、太刀魚釣りや真鯛釣りに用いられるテンヤや鯛カブラ、ジグヘッド等に適用可能である。
1,3,4,100 太刀魚テンヤ
2 餌
10,20,30,110 錘
11,111 釣り針
12,112 エサ止め
13 凹部
14,24,34,35 頭部エサ止め
15,115 環

Claims (4)

  1. ハリスと接続されるヘッド部材と、
    前記ヘッド部材から後方へ延び出した釣り針と、
    前記釣り針の軸に、餌の胴体へ突き刺すエサ止めと、
    前記ヘッド部材の後側面に、餌の頭部へ突き刺す頭部エサ止めとを備える
    ことを特徴とする釣り具。
  2. 前記ヘッド部材の後側面に、餌の頭部の全体または一部を収容可能な深さに刳り込んだ凹部を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の釣り具。
  3. 前記頭部エサ止めは、複数本の止め針で構成され、
    止め針が互いに前記ヘッド部材の中心線に向かうように配置されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の釣り具。
  4. 前記頭部エサ止めは、複数本の長さが異なる止め針で構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の釣り具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3217356U (ja) * 2018-05-23 2018-08-02 株式会社ハヤブサ 釣り具
JP2019120633A (ja) * 2018-01-10 2019-07-22 株式会社東京精密 表面形状測定機

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