JP6534360B2 - 釣用の仕掛け - Google Patents

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本発明は、釣用の仕掛けに関する。
従来より、魚釣りに使用される仕掛けの一つとして、テンヤ又はジグヘッド等と呼ばれる仕掛けが存在する(特許文献1参照)。この仕掛けは、活き餌又は疑似餌を取り付ける釣針が錘に固定されており、釣針と錘とが一体化している。この仕掛けの場合、一般に、錘が着底したときに釣針の針先を上方向に位置させて、魚が釣針にフッキングし易くなるように、錘に固定される釣針の針先が特定の方向、即ち上向きに位置するようになっているが、このように釣針と錘とが一体化している仕掛けでは、釣針に取り付けられている餌又は疑似餌に魚が食いついたときに、錘によって釣針の動きが制限されて、魚が釣針に十分にフッキングしないことがある。そこで、魚が食いついたときに釣針が錘から外れて遊動するように、釣針が錘に対して離脱可能に収容する発明も提案されている(特許文献2、3参照)。
特開2014−193129号公報 特開2014−217289号公報 特開2015−039352号公報
特に、疑似餌を使用する場合、フッキングに失敗して魚がバレてしまった場合であっても、再び糸を引き寄せることによって錘と釣針が一体化することで釣針をいちいち引き上げる必要がなく、そのまま海底に沈めておけば良いが、特許文献2、3に開示された発明では、一度錘部から分離した釣針部を、再び一体化させようとしても、釣針の針先がバラバラな方向に位置するように収容されてしまうため、釣針が必ずしも上向きとならずに、せっかく食いついた魚をフッキングさせることが困難となっていた。また、生餌を使用する場合、餌取りされた状態で釣針を引き揚げた際、錘部と釣針部がバラバラな関係状態になっていることから、釣り人が錘部に対していちいち釣針部の方向を調整する必要があった。
本発明に係る釣用仕掛けは、錘部と釣針部とを分離かつ嵌合可能としつつ、分離状態にある錘部と釣針部を一体化する際には、常に釣針の針先が特定の方向に位置するように構成することを目的とする。
本発明に係る釣用仕掛けは、釣針部と錘部とを分離かつ嵌合可能な釣用の仕掛けであって、前記釣針部は、釣針と、前記釣針の根元を保持する保持部と、釣糸が取り付けられる釣糸取付部とを有し、前記錘部は、前後方向に直交する断面が台形状、半円形状、又は半楕円形状であり、側面視において上底よりも下底の方が長い台形状であり、かつ釣糸が通される貫通孔と、前記貫通孔の下側に位置し前記保持部を嵌合収容する嵌合収容部とを有し、前記貫通孔は、前記錘部の重心位置より上側に形成され、前記錘部の前方面の端部位置よりも後方面の端部の位置の方が低く、前記錘部の側面視において後方向に向かって低くなる傾斜角度を有しており、前記保持部は、前方側よりも後方側が一段高い階段状の形状を有し、前記前方側と前記後方側を結合する部分の上下両側がそれぞれ傾斜面として構成され、上側の傾斜面には、前記貫通孔に通される前記釣糸を固定する釣針取付部が設けられ、前記保持部と前記嵌合収容部は、前記保持部の前記前方側が前記嵌合収容部に嵌合収容した状態において、前記釣針が常に上向きとなるよう構成されている、ことを特徴とする。
上記した本発明によれば、錘部から分離した状態にある釣針部を、釣針の針先が特定の方向に位置するように引き寄せて錘部に収容することができるため、海底に着床した状態において、釣針が常に魚をフッキングしやすい上向き状態に維持することができ、また餌取りされた後も、釣り人がいちいち錘部と釣針部の位置関係を調整する面倒な作業を無くすことができる。
本発明の第一実施形態に係る釣用仕掛け10の外観図。 本発明の第一実施形態に係る釣用仕掛け10が有する錘部20の斜視図。 本発明の第一実施形態に係る釣用仕掛け10が有する錘部20の上面図。 本発明の第一実施形態に係る釣用仕掛け10が着底した状態を示す図。 本発明の第一実施形態に係る釣用仕掛け10の釣針部30が錘部20から外れた状態を示す図。 本発明の際一実施形態に係る釣用仕掛け10の釣針部30が錘部20に水中で収容されて一体化する様子を示す図。 本発明の第二実施形態に係る釣用仕掛け10の外観図。 本発明の第三実施形態に係る釣用仕掛け10の外観図。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。なお、本願発明で説明する「保持部と嵌合収容部は、保持部が嵌合収容部に嵌合収容した状態において、常に所定の嵌合状態となる」とは、錘部の底部を水平面に載置した状態で保持部を嵌合収容部に収容した場合、図4、7、8に示されるように、常に、釣針の針先が、上方を向くような状態となることを意味するものである。
図1は、本発明の第一実施形態に係る釣用仕掛け10の外観図である。本実施形態における仕掛け10は、一般に「テンヤ」と呼ばれる種類の仕掛けであり、図示するように、錘部20と、当該錘部20と分離、かつ一体化が可能な釣針部30と、を備える。図1は、釣針部30が錘部20から分離して外れている状態を示している。仕掛け10は、釣竿からの釣糸が、図1における左側から錘部20を介して釣針部30に取り付けられて使用され、釣糸は、図1における左方向に巻き取られる。以下、この釣糸が巻き取られる方向(図1の左方向)を「前方」とし、その反対の方向である釣針部30が位置する方向(図1の右方向)を「後方」として説明する。
錘部20は、図示するように、断面が半楕円柱形状を有し、前方の面が後方向に傾斜すると共に後方の面が前方向に傾斜し、錘部20の底部は、略平坦状となっている。この結果、錘部20は、側面視において、上底よりも下底の方が長い略台形状の輪郭を有する。これにより、錘部20の重心は底面側に偏位しており、着水した際には、図4〜6に示すように底面が海底面上に位置する形となりやすくなる。錘部20の前方の面の傾斜角度は、例えば、10°であり、後方の面の傾斜角度は、例えば、40°である。このように、錘部20は、後方の面(即ち、釣針部30が収容される面)の傾斜角度の方が、前方の面の傾斜角度よりも大きくなるように構成され得る。また、錘部20は、鉛、鉛合金、タングステン、又はタングステン合金等の比重の大きな金属から形成され得る。
錘部20は、前後方向に貫通し釣糸が通される貫通孔22と、この貫通孔22の後方の面側の端部の鉛直方向下方に設けられた嵌合収容部24と、を有する。貫通孔22は、合成樹脂等の材料から成る筒状部材22aによって画定されており、錘部20の前方の面の略上端部分から(図2を参照)、後方の面の略中央部分へと略直線状に、錘部20を貫通している。つまり、貫通孔22は、錘部20の上側部分を貫通し(側面視において重心より上方側を貫通する)、前方の面側の端部の位置よりも後方の面側の端部の位置の方が低く、錘部20の平坦状の底部に対して、後方向に低くなる傾斜角度(例えば、20°)を有している。この構成により、仮に、錘部20が、その底面以外の面を下にして着底していたとしても、釣人が釣糸を引っ張ることによって、いわゆる起き上がり動作が生じて、底面を下とした向きの姿勢に変えることができる。
また、貫通孔22は、錘部20の前方の面に対して略直交しており、錘部20の後方の面においては、筒状部材22aの端部の一部(上側部分)が突出し、この筒状部材22aの突出する部分の側面が、錘部20を形成する材料によって覆われている。
嵌合収容部24は、後方の面から前方へと略直線状に凹む凹部(穴)として形成されており、この凹部は、前後方向に対して直交する縦断面が略正方形の形状を有する。また、嵌合収容部24が凹む方向は、錘部20の平坦状の底部に対して略平行である。従って、上述した貫通孔22は、嵌合収容部24に対しても上述した傾斜角度を有している。また、嵌合収容部24は、錘部20の重心位置付近、又は重心より下側に形成している。
釣針部30は、ステンレス等の金属から成る一般的な釣針として構成される釣針32と、この釣針32の根元を保持する保持部34と、を有する。保持部34は、2つの略立方体が階段状に結合された形状を有する前方部34aと、この前方部34aの後方に連続して形成され略円筒形状を有する後方部34bと、を有する。保持部34は、錘部20と同じ材料から形成することができ、例えば、鉛、鉛合金、タングステン、又はタングステン合金等の比重の大きな金属から形成され得る。
保持部34の前方部34aは、前方よりも後方の方が一段高い(上方に位置する)階段状の形状を有し、2つの略立方体を結合する部分の上下両側がそれぞれ傾斜面として構成されている。そして、この各傾斜面には、それぞれリング状の第1取付部36(釣針取付部36)及び第2取付部38が設けられている。上側の傾斜面に設けられている第1取付部36は、貫通孔22を通る釣糸を取り付けるための釣糸取付部を構成しており、下側の傾斜面に設けられている第2取付部38は、疑似餌となるネクタイ、スカート、或いは孫針等を取り付けるための部材である。
ここで、保持部34の前方部34aの前方側の部分(階段状の形状を構成する前方側の略立方体に相当する部分)は、錘部20の嵌合収容部24に対して嵌合される。従って、前方部34aの前方側の部分の前後方向に対して直交する縦断面の大きさは、嵌合収容部24の同じく縦断面の大きさと同等であり、又は、若干小さい。また、保持部34の前方部34aは、前方に向かって先細りとなるテーパー形状を有している。
保持部34の後方部34bは、円筒形状の内側の中空部分に釣針32の根元が挿入及び接着されており、これにより、後方部34bは、釣針32の根元を保持している。また、釣針32は、針先40が鉛直方向上方に位置するように保持されている。ここで、釣糸が取り付けられる上述した第1取付部36は、保持部34の上側に設けられているから、この第1取付部36は、釣針32の軸に対して針先40が位置する側と同じ側に設けられている。
また、後方部34bは、外周面の前方部34a側に凹溝(符号なし)が設けられている。この凹溝は、スカート等の部材を取り付けるために用いられる。
次に、上記のように構成された釣用仕掛け10が使用される状態について説明する。図4は、釣用仕掛け10が水中に投入されて着底している状態を示す。釣用仕掛け10を水中に投入する前に、釣り人は、釣竿からの釣糸Lを錘部20の貫通孔22に通して釣針部30の第1取付部36に取り付ける。その後、釣糸Lを巻取り方向に引きながら、釣針部30の保持部34(前方部34a)を錘部20の嵌合収容部24に収容する。そして、図示しない餌が釣針32に取り付けられた仕掛け10が水中に投入されると、図4に示すように、錘部20の平坦状の底部が下向きとなるように着底し、釣針32の針先40は鉛直方向上方に位置する。ここで、釣糸Lが通される貫通孔22は、錘部20の上側部分を貫通しているから(錘部20の重心が貫通孔22よりも下方に位置するから)、仕掛け10が水中に投入されたときに、錘部20の底部が下向きになり易い。
ここで、釣針32に取り付けられた餌を魚が食うと、釣針部30に釣糸Lの巻取り方向とは反対の方向に力が作用し、この結果、釣針部30が錘部20から分離して外れる(図5)。錘部20から外れて遊動する釣針部30は、その動きが錘部20によって制限されないから、釣針32に魚がフッキングし易くなる。
図6は、錘部20から外れている釣針部30が、釣り人の釣竿等の操作によって、水中で、錘部20に対して再び嵌合収容される様子を示している。釣竿等の操作によって釣糸Lが巻取り方向に引かれると、釣針部30の第1取付部36は、錘部20の後方の面における貫通孔22の端部の方向へと引き寄せられる(矢印A1)。錘部20の嵌合収容部24は、貫通孔22の端部の鉛直方向下方に設けられ、かつ、第1取付部36は保持部34の上側に設けられている(保持部34の前方部34aは、第1取付部36の鉛直方向下方に位置する)ため、第1取付部36が貫通孔22の端部に引き寄せられるに従って、保持部34の前方部34aは嵌合収容部24に近接する。そして、保持部34の前方部34aが嵌合収容部24に達すると、釣針部30は、釣針32が起きる方向に若干回転し、その後、保持部34の前方部34aが錘部20の嵌合収容部24に収容される(矢印A2)。ここで、保持部34の前方部34aは、前方に向かって先細りとなるテーパー形状を有しているため、嵌合収容部24に収容され易くなっている。
また、魚が餌を食って釣針部30が錘部20から外れた状態となったものの、魚がフッキングしなかった場合には、釣り人は、釣針部30を錘部20に再度嵌合収容させる必要があるが、本発明の構成によれば、仕掛け10は、釣竿等の操作によって、釣針32の針先40が鉛直方向上方に位置するように、釣針部30を錘部20に嵌合収容させることが可能となり、いちいち釣り人の手元まで引き上げなくても、釣針の針先は錘部20に対して常に所定の方向である上向きに嵌合収容することが可能となる。
なお、こうした水中での釣針部30の錘部20への嵌合収容をより容易なものとするために、仕掛け10に、更なる変更を加えることも可能である。例えば、第1取付部36及び釣針32の針先40が鉛直方向上方に位置する姿勢を維持し易くするために、釣針部30の保持部34を、上側(第1取付部36が設けられている側)よりも下側の方が重くなるように、即ち重心位置を下側に設けるように構成しても良い。この場合、例えば、保持部34を、断面台形、断面半円形、断面半楕円形等、上側部分よりも下側部分の方体積が大きい形状としたり、又は、上側部分と下側部分とを異なる材料で形成し、下側部分を、上側部分の材料よりも比重が大きい材料を用いて形成しても良い。また、錘部20の嵌合収容部24(凹部の底)に第1の磁石を設け、この第1の磁石と引き合うように、釣針部30の保持部34(前方部34aの前方端部)に第2の磁石を設けるように構成しても良い。こうすれば、第1及び第2の磁石が引き合う力によって、釣針部30の錘部20への嵌合収容がより容易となる。
上述した実施形態においては、錘部20の嵌合収容部24及び釣針部30の保持部34(前方部34a)の縦断面の形状を略正方形としたが、例えば、略長方形、任意の多角形、楕円形、円形等、様々な縦断面としても良い。また、何れの形状とする場合であっても、保持部34(前方部34a)の前方端部をテーパー形状(球状を含む)等とすることにより、保持部34が嵌合収容部24に収容され易くなる。
また、釣針部30が錘部20から意図せずに外れてしまう(例えば、仕掛け10を水中に投入したときに外れてしまう)ことを抑制するために、例えば、保持部34(前方部34a)に嵌合収容部24との密着性が向上する部材(例えば、ゴム製のOリング等)を設けるように構成しても良い。
図7は、本発明の第二実施形態を示している。図7の右側が仕掛け全体の側面断面図、左側がA−A断面図である。図示のとおり、本第二実施形態が第一実施形態と相違する点は、貫通孔22の端部と嵌合収容部24の一部が縦孔37によって連通し、当該縦孔37内に、釣針取付部36のリング部が収容されるようになっている点である。
本構成によれば、釣針取付部36のリング部が縦孔37内に嵌め込まれることにより、釣針の針先向きを常に上向き状態となるように規制して、保持部34を嵌合収容部24に嵌合することがでる。図7の嵌合収容部24、保持部34の形状は、第一実施形態と同一形状としているが、本実施形態の場合、嵌合収容部24、保持部34の形状を単純な円筒形状や円錐形状とすることができ、第一実施形態で説明したような、複雑で特別な形状としなくても良い。
上記した第一、第二実施形態は、貫通孔22、釣糸取付部36、嵌合収容部24の相互位置関係や縦孔37の形成によって、保持部34が常に所定の嵌合状態、即ち釣針の針先が上向きになるように嵌合収容部24に嵌合されるよう構成しているが、これら以外の手段によっても実現し得る。
図8は、本願の第三実施形態を示している。図8の右側が仕掛け全体の側面断面図、左側がB−B断面図である。図示のとおり、本実施形態が第一、第二実施形態と相違する点は、貫通孔22と嵌合収容部24が、一つの軸線上に連通している点である。
本実施形態において、錘部20から分離して外れた状態の釣針部30を、再び錘部30の嵌合収容部24に収容する際に、常に所定の嵌合状態とするための手段として、嵌合収容部24及び保持部34の断面を、半楕円形状とし、かつ嵌合動作を円滑にするために、表面にテーパーを形成している。なお、断面を上記した形状としているのは、錘部20から分離して外れた状態の釣針部30を引き寄せる際に、釣針が根掛することを抑止するためである。即ち、断面半円形、断面半楕円形とすれば、平坦な底面側が海底面を向かせ易くすることができるため、釣針を当該底面と反対方向に固定しておけば、釣針の根掛を少なくすることができるからであるが、例えば台形状、卵形状など、どのような形状であっても良い。
なお本実施形態における錘部20の形状は、第一、第二実施形態と同様であり、その底面以外の面を下にして着底していたとしても、釣人が釣糸を引っ張ることによって、いわゆる起き上がり動作が生じて、底面を下とした向きの姿勢に変えることができるようにするために、貫通孔22は錘部30の重心より上方側に形成することが望ましい。
なお、錘部20の前記貫通孔と直交する方向の断面形状は、台形状、半円形状、又は半楕円形状であっても良く、或いは円弧部分が海底に接するような扇形であってもよい。扇形とする場合、その中心角は、60〜150度とすることが好ましい。
以上説明した本発明の様々な実施形態における釣用仕掛け10は、釣針32と、釣針32の根元を保持する保持部34と、釣糸が取り付けられる釣糸取付部とを有する釣針部30、及び、釣糸が通される貫通孔22と、釣針部30の保持部34を嵌合収容する嵌合収容部24と、を有する錘部20、を備え、保持部34と嵌合収容部24は、保持部34が嵌合収容部24に嵌合収容した状態において、常に所定の嵌合状態となるよう構成されているため、釣針部30が錘部20から分離して外れた後、再び一体化する際に、常に釣針の針先が所定の方向(上向き)に向いた状態で一体化できる。本発明は、特に疑似餌を使用する仕掛けに有利であるが、生餌を使用する場合であっても、餌取りされた状態で釣針を引き揚げた際、錘部と釣針部が常に所望の関係になっていることから、釣り人が錘部に対していちいち釣針部の方向を調整する必要が無い。
本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で様々な変更が可能である。
10 釣用仕掛け
20 錘部
22 貫通孔
24 嵌合収容部
30 釣針部
32 釣針
34 保持部
36 第1取付部
37 縦孔
40 針先

Claims (8)

  1. 釣針部と錘部とを分離かつ嵌合可能な釣用の仕掛けであって、
    前記釣針部は、釣針と、前記釣針の根元を保持する保持部と、釣糸が取り付けられる釣糸取付部とを有し、
    前記錘部は、前後方向に直交する断面が台形状、半円形状、又は半楕円形状であり、側面視において上底よりも下底の方が長い台形状であり、かつ釣糸が通される貫通孔と、前記貫通孔の下側に位置し前記保持部を嵌合収容する嵌合収容部とを有し、
    前記貫通孔は、前記錘部の重心位置より上側に形成され、前記錘部の前方面の端部位置よりも後方面の端部の位置の方が低く、前記錘部の側面視において後方向に向かって低くなる傾斜角度を有しており、
    前記保持部は、前方側よりも後方側が一段高い階段状の形状を有し、前記前方側と前記後方側を結合する部分の上下両側がそれぞれ傾斜面として構成され、上側の傾斜面には、前記貫通孔に通される前記釣糸を固定する釣針取付部が設けられ、
    前記保持部と前記嵌合収容部は、前記保持部の前記前方側が前記嵌合収容部に嵌合収容した状態において、前記釣針が常に上向きとなるよう構成されている、
    ことを特徴とする釣用仕掛け。
  2. 前記嵌合収容部は、前記錘部の側面視において、前記錘部の重心位置付近又は重心より下側に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の釣用仕掛け。
  3. 前記保持部の前記前方側は、前記釣針と反対方向に突出する凸部を有し、
    前記嵌合収容部は、前記凸部を嵌合収容する凹部である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の釣用仕掛け。
  4. 前記凸部は、テーパー形状を有する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の釣用仕掛け。
  5. 前記凹部は、前記貫通孔の貫通方向に対して傾斜する方向に凹んでいる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の釣用仕掛け。
  6. 前記凹部は、前記錘部の底面に対して略平行な方向に凹んでいる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の釣用仕掛け。
  7. 前記保持部の重心は、前記釣糸取付部が設けられている側とは反対の側に対して近い位置にある、
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の釣用仕掛け。
  8. 前記嵌合収容部には、第1の磁石が設けられており、
    前記保持部には、前記第1の磁石と引き合う第2の磁石が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の釣用仕掛け。
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