JP2013243983A - 釣用ルアー - Google Patents
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【課題】簡単な構成にて極めて高いアピール効果を奏する釣用ルアーを提供する。
【解決手段】釣用ルアー10は、ヘッド11とヘッド11から後方へ延出する針13を含み、針13に疑似餌12を取付け可能とする。ヘッド11は、平面視にて前方が尖端状の概略三角形となるように左右に突出する羽根部14と、底面の一部に形成された平坦部とを有する。針13は、平坦部に対して所定角度傾斜してヘッド11から延出する。
【選択図】図1
【解決手段】釣用ルアー10は、ヘッド11とヘッド11から後方へ延出する針13を含み、針13に疑似餌12を取付け可能とする。ヘッド11は、平面視にて前方が尖端状の概略三角形となるように左右に突出する羽根部14と、底面の一部に形成された平坦部とを有する。針13は、平坦部に対して所定角度傾斜してヘッド11から延出する。
【選択図】図1
Description
本発明は、釣用ルアー特にジグルアーに関するものである。
従来、魚釣りを行うに際して、各種のルアーが用いられている。また、これらルアーは対象魚に応じて、様々な態様のものが用いられている。例えば鯛等を釣るルアーとして、ジグルアーが使用される。ジグを始めとしてこの種のルアーではその形状、彩色あるいはルアーアクションを工夫して、対象魚に対するアピール効果を狙って種々のものが開発されている。
例えば特許文献1の記載の釣り用ジグでは、錘部と錘部から突設されたハリス連結部とを有するジグヘッドと、ハリス連結部に取り付けられたハリスと、該ジグヘッドに設けられた柔軟な細長状の擬似と、ハリス連結部に嵌入脱可能で且つ弾性部材を管状に形成してなる弾性管体と、を備えている。
特にジグルアーではルアーが左右に横揺れし、対象魚に対してアピール効果が高く、この種のルアーにおいて極めて有効な手法とされる。従来のジグルアーにおいてかかる要望があったが、例えば断面▽型と指定するワームを取り付ける必要があったり、あるいは左右に横揺れするもののその振れ幅が小さいためにアピール効果としては不十分であった。
本発明はかかる実情に鑑み、比較的簡単な構成にて極めて高いアピール効果を奏する釣用ルアーを提供することを目的とする。
本発明の釣用ルアーは、ヘッドとこのヘッドから後方へ延出する針を含み、この針に疑似餌を取付け可能とした釣用ルアーであって、前記ヘッドは、平面視にて前方が尖端状の概略三角形となるように左右に突出する羽根部と、底面の一部に形成された平坦部とを有し、前記針は、前記平坦部に対して所定角度傾斜して前記ヘッドから延出することを特徴とする。
また、本発明の釣用ルアーにおいて、前記ヘッドの上面にラインを結束するためのリングを有し、このリングはルアー重力中心点付近に配置されることを特徴とする。
また、本発明の釣用ルアーにおいて、前記ヘッドから前方へ延出する第2の針を有することを特徴とする。
また、本発明の釣用ルアーにおいて、前記ヘッド及び該ヘッドから後方へ離間した位置にて、更に2つのフックが垂下されることを特徴とする。
本発明によれば、ジグに上下方向の動きを与えることで、取り付けるワームの形状に関わらず、ルアーが大きく左右に滑空することで、対象魚に対して極めて強いアピール効果を奏する。
以下、図面に基づき、本発明による釣用ルアーにおける好適な実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係るルアー10の例を示している。このルアー10は前部に金属製のヘッド11を有し、後部には例えばワーム等でなる疑似餌12がヘッド11に取り付けられる。ヘッド11は鉛等の金属材料を用いて所定形状に形成され、ルアー10の主要重量を構成する。ヘッド11の後端部から針(もしくはフック)13が後方へ延出し、両者は一体的に結合する。針13はその先端が略前方へ折り返すように上方へカールし、疑似餌12を突き刺すかたちで係止して保持することができる。なお、針13に取り付けた疑似餌12は、必要に応じて適宜取り外すことがきる。
図1は、本発明に係るルアー10の例を示している。このルアー10は前部に金属製のヘッド11を有し、後部には例えばワーム等でなる疑似餌12がヘッド11に取り付けられる。ヘッド11は鉛等の金属材料を用いて所定形状に形成され、ルアー10の主要重量を構成する。ヘッド11の後端部から針(もしくはフック)13が後方へ延出し、両者は一体的に結合する。針13はその先端が略前方へ折り返すように上方へカールし、疑似餌12を突き刺すかたちで係止して保持することができる。なお、針13に取り付けた疑似餌12は、必要に応じて適宜取り外すことがきる。
また、図2はヘッド11側面図を示し、図3はヘッド単体を示している。ヘッド11は、平面視にて前方が尖端状の概略三角形となるように左右に突出する羽根部14を有する。即ち、羽根部14は後方側が左右方向で幅広となるように形成される。また、ヘッド11はその中央部にて前部から後部へ向かって次第に高くなる稜線状に突出する山型状を呈し、左右の羽根部14がその山型の裾野部を形成するように連設される。ヘッド11は羽根部14の部位も含めて全体として上に凸状となるように、滑らかなラインで構成される形態を有する。
ヘッド11の上面(稜線対応部)の後端部寄りには、釣竿側から引き出されたライン1を図1のように結束するためのリング15が固定される。リング15はインサート成形等によりヘッド11に一体的に結合するが、リング15の取付のために適度な深さの凹陥部16を設け、この凹陥部16内に沈み込むようにリング15を配置することができる。
ここで、ヘッド11の重心Gはその前後長手方向の中央部よりも後方に偏倚して設定されるが、リング15はこの重心Gよりも適度に後方に配置される。リング15をこのように重心Gよりも後方に配置することで、ライン1によりリング15を介してヘッド11を垂下した際、ヘッド11は適度に前傾姿勢になる。なお、ヘッド11の左右方向ではリング15はそのセンターに配置され、ライン1により左右バランス良く垂下される。
更に、ヘッド11の底面は、上述した山型状の突出形態とは異なり、概して平坦状であり、その一部に形成された平坦部17を有する。この平坦部17はヘッド11の前端部から所定領域に形成され、適度な面積を持つ。針13は図2に示すように、平坦部17に対して所定角度傾斜してヘッド11から後方へ延出する。この傾斜角度としては図2のようにθ=0〜15°程度とする。
上記のように構成された本実施形態のルアー10において、図1のように疑似餌12がヘッド11に取り付けられと共に、リング15にライン1が接続される。図示しない釣竿の操作でルアー10をキャスティングして目標点に着水させると、ルアー10はその自重により水中に沈下するが、その途中、適宜のタイミング及び力加減で上下方向の動きを与えることでルアーアクションをコントロールすることができる。
上記の場合、ライン1を引いてルアー10を遊泳させると、ヘッド11の左右に張り出した羽根部14で水流抵抗を受け、その際左右バランスの適度な違いから左右いずれかの方向へ振れると共にその後引き続きて、あたかも振り子のように反対方向へ戻ろうとする。この場合、羽根部14は概略三角形となるように左右に大きく張り出しているため、効率よく水を掴むことができる。また、ヘッド11は前傾姿勢になるように重心設定されているため、ライン1を引くことで従来にない高い釣果を期待することができる。
また、針13は上述のように上方に傾斜してヘッド11から後方へ延出し、先端が上方へカールしており、これにより疑似餌12を狙った対象魚に容易且つ的確にフッキングさせ、その魚を確実に捕獲することができる。
次に図4は、本発明に係るルアー10の変形例を示している。この例のルアー10の基本構成は上述の実施形態の場合と実質的に同様であり、即ちヘッド11の後端部から後方へ延出する針13を有し、ライン1がリング15に結束されるようになっている。この場合もワーム等でなる疑似餌12が針13に取り付けられるものとする。
特にこの例では図5及び図6に示すように、ヘッド11の前側に取り付けられた第2の針(もしくはフック)18を更に有している。この第2の針18は、その先端が略後方へ折り返すように上方へカールする。
特にこの例では図5及び図6に示すように、ヘッド11の前側に取り付けられた第2の針(もしくはフック)18を更に有している。この第2の針18は、その先端が略後方へ折り返すように上方へカールする。
対象魚のうち例えば特にメバル等は、エサの頭から食ってくるという習性がある。この例のルアー10はヘッド11の前部に第2の針18を有しているため、かかる習性を持つ対象魚に極めて有効に作用する。
次に図7〜図9は、本発明に係るルアー10の更に別の変形例を示している。この例のルアー10の基本構成は上述の実施形態の場合と実質的に同様であり、ヘッド11の後端部から後方へ延出する針13を有するが、この針13の構成が上記の場合と若干相違する。図8にも示すように針13はヘッド11の後方へ直線状に延出すると共に、針13と略平行にフックホルダ19がヘッド11の後方へ延出する。フックホルダ19の先端部には針13側へ突出する屈曲部19aが形成され、針13に突き刺した疑似餌12を屈曲部19aにて挟着固定することができるようになっている。
また、ヘッド11及びヘッド11から後方へ離間した位置にて、更に2つのフックが垂下される。この例ではヘッド11の底面における後部寄りとフックホルダ19の先端とにそれぞれ、スプリットリング20を介してトレブルフック21が取り付けられる。
この実施形態においてもヘッド11の左右に張り出した羽根部14で水流抵抗を受け、上述の各実施形態の場合と同様に大きな動作を発生する。特に2つのトレブルフック21を有することで、対象魚に容易且つ的確にフッキングさせて高い釣果を期待することができる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
例えば、疑似餌12としてワームの他にフライフィッシング用のものや、あるいは人工的なもの等、釣り環境に応じて適宜選択することができる。
また、上記実施形態において用いた数値等は必要に応じて適宜変更可能である。
例えば、疑似餌12としてワームの他にフライフィッシング用のものや、あるいは人工的なもの等、釣り環境に応じて適宜選択することができる。
また、上記実施形態において用いた数値等は必要に応じて適宜変更可能である。
10 ルアー、11 ヘッド、12 疑似餌、13 針(もしくはフック)、14 羽根部、15 リング、16 凹陥部、17 平坦部、18 第2の針(もしくはフック)、19 フックホルダ、20 スプリットリング、21 トレブルフック。
Claims (4)
- ヘッドとこのヘッドから後方へ延出する針を含み、この針に疑似餌を取付け可能とした釣用ルアーであって、
前記ヘッドは、平面視にて前方が尖端状の概略三角形となるように左右に突出する羽根部と、底面の一部に形成された平坦部とを有し、
前記針は、前記平坦部に対して所定角度傾斜して前記ヘッドから延出することを特徴とする釣用ルアー。 - 前記ヘッドの上面にラインを結束するためのリングを有し、このリングはルアー重力中心点付近に配置されることを特徴とする請求項1に記載の釣用ルアー。
- 前記ヘッドから前方へ延出する第2の針を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の釣用ルアー。
- 前記ヘッド及び該ヘッドから後方へ離間した位置にて、更に2つのフックが垂下されることを特徴とする請求項1又は2に記載の釣用ルアー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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- 2012-05-28 JP JP2012121266A patent/JP2013243983A/ja active Pending
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