JP3223600U - 太刀魚テンヤ - Google Patents

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勝也 和田
勝也 和田
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【課題】針を新鮮な状態に保つことができ、フッキング率を高めることができる太刀魚テンヤを提供する。【解決手段】ヘッド部材である錘と、釣り針11とを備える太刀魚テンヤ1であって、釣り針11の軸をU字状に折り曲げて、ハリスと接続される環14を形成し、錘に、錘の本体を貫通する貫通部17を設け、形成された環14を錘の底部から貫通部17を通して錘の本体に挿入し、錘の頂点にある環穴部16から突出させたもの。【選択図】図2

Description

本考案は、太刀魚等を釣る際に用いられる太刀魚テンヤ等の釣り具に関する。
太刀魚釣りでは、錘と釣り針とを一体化した太刀魚テンヤが使用されることがある。図6は従来の太刀魚テンヤの構成を示す図である。太刀魚テンヤ100は、錘110と釣り針111とが一体化されており、錘110にはハリスを接続するための環114が設けられている。釣り針111には、餌を固定するためのエサ止め112,113が設けられている。エサ止め112は、餌となる魚の頭部を突き刺し、エサ止め113は魚の胴部を突き刺すために用いられる。エサ止め112,113の上から餌となる魚を押し刺してワイヤー線等で巻いて固定することにより太刀魚釣りに供される。従来、太刀魚テンヤについて釣果の向上等を目的とした種々の提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2018−201479号公報
太刀魚テンヤは、海釣りの仕掛けであり、消耗が激しい釣り具である。現在の太刀魚テンヤを用いた釣り方は、アタリを掛けに行くスタイルであり、この釣り方では太刀魚テンヤの針先の鋭さが重要になるところ、上記従来の太刀魚テンヤでは、連続使用によって針先が鈍ってしまい、フッキングする確率が減少するという問題がある。
また、釣行後に水洗いしても錆の発生を防ぐことはできず、針の錆びた太刀魚テンヤは商品価値が著しく減少して釣り人の使用意欲を低下させてしまう。
そこで、本考案は、このような問題に鑑みなされたものであり、針を新鮮な状態に保つことができ、フッキング率を高めることができる太刀魚テンヤを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る太刀魚テンヤは、錘となるヘッド部材と釣り針とを備える太刀魚テンヤであって、前記釣り針の軸をU字状に折り曲げて、ハリスと接続される環を形成し、前記ヘッド部材に、ヘッド部材本体を貫通する貫通孔を設け、前記形成された環を前記貫通孔の一方からヘッド部材本体に挿入し、前記貫通孔の他方側から突出させたことを特徴とする。
ここで、前記貫通孔は、ヘッド部材の底部から頂点に向かって垂直方向に設けられ、前記形成された環を、前記底部からヘッド部材本体に挿入し、前記頂点から突出させているのが好ましく、さらに、前記ヘッド部材の後側に、ヘッド部材の底から高さ方向の中間付近まで、細い溝状の孔であるスリット部が設けられているのがより好ましい。
さらに、前記釣り針の軸は、前記環が形成された側に近い端部がさらに折り曲げられ、餌の頭部を固定するためのエサ止め部が形成されているのが好ましい。
これによれば、ヘッド部材の錘と釣り針とを着脱可能な構成としているので、釣り針を交換することができ、針を新鮮な状態に保ち、フッキング率が高められた太刀魚テンヤが実現される。
以上のように、本考案に係る太刀魚テンヤによれば、ヘッド部材の錘と釣り針とを着脱可能な分離した構成とし、釣り針を交換可能にしているので、針を新鮮な状態に保つことができ、フッキング率を高めることができる。
本考案の実施形態の太刀魚テンヤの構成を示す斜視図である。 本考案の実施形態の太刀魚テンヤの構成を示す側面図である。 錘部分の底面を示す図である。 錘部分と針部分とを分離した状態を示す図である。 錘部分に針部分を挿入した状態を示す図である。 従来の太刀魚テンヤの構成を示す図である。
以下、本考案の実施形態について太刀魚テンヤを例に図面を参照しながら説明する。
図1は、本考案の実施形態の太刀魚テンヤの構成を示す斜視図である。図2は、その側面図である。
太刀魚テンヤ1は、錘10と釣り針11とで構成されている。この太刀魚テンヤ1は、従来の太刀魚テンヤと異なり、ヘッド部材である錘10と、針部分である釣り針11とが、着脱可能となっている。
太刀魚テンヤ1が着脱可能な構成である点については図3ないし図5も用いて説明する。図3は、錘部分の底面を示す図である。図4は錘部分と針部分とを分離した状態を示す図であり、図5は錘部分に針部分を挿入した状態を示す図である。
錘10は、魚頭に似せた形状等の錘で構成されるヘッド部材である。この錘10の釣り針11が取り付けられる側は、細い溝状の孔であるスリット部15が設けられている。スリット部15は、高さ方向には錘10の底から中間付近まで開口されることにより構成されている。釣り針11が錘10に取り付けられたときに、釣り針11の軸が錘10の中心から延び出るようにして、重心のバランスを良好に保つためである。同様の理由により、スリット部15は、錘10の幅方向の中央付近に開口されている。なお、重心のバランスを錘10の自重等で調整する場合は、スリット部15を、高さ方向の中間付近まで開口しなくてもよいし、幅方向の中央付近に開口しなくてもよい。
釣り針11は、錘10から後方へ延び出している。釣り針11は、錘10に近いエサ止め12は、主に餌(例えば、イワシ等の魚)の頭部付近に突き刺して餌を固定するためのエサ止め12を備えている。
釣り針11は、この針先から針先の反対側の端部まで、すなわち、針先の曲がる方向と反対方向へ垂直に曲げられたエサ止め12までが部分的に折り曲げられて一体になって形成されている。つまり、図2に示すように、針の軸を針先と反対方向へ垂直に曲げた後、U字状に屈曲させてハリスを接続するための環14が形成されている。さらに、針先に向かって再び垂直に曲げた後、針先の曲がる方向と反対方向へ垂直に曲げてエサ止め12が形成されている。このように、釣り針11は、釣り針11の軸が部分的に折り曲げられることにより、針先と針の軸と環14とエサ止め12とが一体になった構成になっている。
針先に近いエサ止め13は、主に餌の胴部に突き刺して餌を固定するものである。餌の胴部を固定するためのエサ止め13は、釣り針11の軸にワイヤで巻き付ける等により取り付けられている。
錘10の底部から錘10の頂点までは垂直方向に孔が貫通されており、貫通部17が形成されている。釣り針11の軸をU字状に屈曲させて形成された環14は、図5に示すように錘10の底部の開口部から挿入され、貫通部17を通って錘10の頂点に形成された環穴部16から突き出て、図2に示すようにハリスに接続できるようになる。このように、貫通部17は、環14を通すために錘10の底部から錘10の頂点の環穴部16までを貫通させたものである。よって、貫通部17と、錘10の釣り針11が取り付けられる側(後ろ側)のスリット部15とは、側面から見ると錘10の内部においてL字型を構成するよう刳り抜いて形成されていることになる。
なお、このとき、挿入された釣り針11の軸が錘10から抜け落ちないように、錘10の内部(例えば、スリット部15の内部)に対向して形成された凸部であるストッパー18を備えるとしてもよい。なお、環14にはハリスが接続され、このハリスが釣り針11を引っ張ることになるので、ストッパー18を形成しなくてもよい。
このように構成された太刀魚テンヤ1は、錘10と釣り針11とを着脱可能とし、釣り針11を交換可能にしているので、釣り針11を常に新鮮な状態に保つことができ、フッキング率を高められる。また、状況に応じて太刀魚テンヤ1のバリエーションを変更することができる。すなわち、ヘッドの部材である錘10のサイズを変更したり、形状を変更した錘10に差し替えて使用することができる。また、配色の異なる錘10に差し替えたり、鉛製からタングステン製へ差し替えるように比重の異なる錘10に差し替えたりして、対象魚である太刀魚の反応を見るといった使い方が可能となる。また、錘10を差し替えるだけでなく、状況に応じて釣り針11のサイズを変更することもできる。
このように、本実施形態の太刀魚テンヤによれば、釣り針11の軸を部分的に折り曲げて、針先、針の軸、ハリスが接続される環14、および、餌の頭部を固定するエサ止め12を一体とした構成とし、錘10の底部から錘10の頂点まで垂直方向に孔を貫通させて貫通部17と環穴部16とを形成し、この貫通部17に釣り針11の環14を挿入して環穴部16から突き出す構成としているので、錘10と釣り針11とを着脱可能にすることができる。これにより、釣り針11が交換可能となり、釣り針11を常に新鮮な状態に保ち、フッキング率を高めることができるようになる。また、状況に応じて太刀魚テンヤ1のバリエーションを変更することも可能となる。
以上、本考案に係る太刀魚テンヤについて、実施の形態に基づいて説明したが本考案はこれに限定されるものではなく、本考案の目的を達成でき、かつ考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々設計変更が可能であり、それらも全て本考案の範囲内に包含されるものである。
例えば、上記実施の形態では、垂直方向に貫通部を設ける例を説明したが、水平方向に貫通部を設けたり、斜め方向に貫通部を設けたりしてもよい。
また、上記実施の形態では、釣り針の軸を部分的に折り曲げて環を形成した後、針先と反対側の端部を餌の頭部を固定するためのエサ止めとして形成したが、環を形成した後はエサ止めとして構成する必要はなく、環に接続されるハリスによって釣り針がヘッド部材から抜け落ちないような端始末とすれば足りる。
本考案は、太刀魚釣りに用いられる太刀魚テンヤ等に適用可能である。
1,100 太刀魚テンヤ
10,110 錘
11,111 釣り針
12,13,112,113 エサ止め
14,114 環
15 スリット部
16 環穴部
17 貫通部
18 ストッパー

Claims (4)

  1. 錘となるヘッド部材と釣り針とを備える太刀魚テンヤであって、
    前記釣り針の軸をU字状に折り曲げて、ハリスと接続される環を形成し、
    前記ヘッド部材に、ヘッド部材本体を貫通する貫通孔を設け、
    前記形成された環を前記貫通孔の一方からヘッド部材本体に挿入し、前記貫通孔の他方側から突出させた
    ことを特徴とする太刀魚テンヤ。
  2. 前記貫通孔は、ヘッド部材の底部から頂点に向かって垂直方向に設けられ、
    前記形成された環を、前記底部からヘッド部材本体に挿入し、前記頂点から突出させている
    ことを特徴とする請求項1記載の太刀魚テンヤ。
  3. 前記ヘッド部材の後側に、ヘッド部材の底から高さ方向の中間付近まで、細い溝状の孔であるスリット部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の太刀魚テンヤ。
  4. 前記釣り針の軸は、前記環が形成された側に近い端部がさらに折り曲げられ、餌の頭部を固定するためのエサ止め部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の太刀魚テンヤ。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102622676B1 (ko) * 2022-10-24 2024-01-08 함성국 지그 헤드

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