JP3212521B2 - 商品ハンガー - Google Patents

商品ハンガー

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JP3212521B2
JP3212521B2 JP32191796A JP32191796A JP3212521B2 JP 3212521 B2 JP3212521 B2 JP 3212521B2 JP 32191796 A JP32191796 A JP 32191796A JP 32191796 A JP32191796 A JP 32191796A JP 3212521 B2 JP3212521 B2 JP 3212521B2
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雅美 藤永
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エレコム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はOA用小物機器類そ
の他の主として袋詰めされた商品を吊って陳列・展示す
る商品ハンガーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、袋詰め商品を吊って陳列・展示す
る商品ハンガーとして、図3に示すように、商品または
商品が収容された袋(以下、これらを総称して商品とい
う)Aの穴A1に挿し通される吊り棒1の後端にフック
2を設けてなるものが公知である。
【0003】フック2は、垂直板状のフック板3の上端
部に下向き鈎形に屈曲する左右一対の掛止部4,4を設
けて成り、このフック2が線状支持具(陳列ネット)5
に掛け止められる。
【0004】なお、吊り棒1の前端部1aは、商品Aの
抜け止めのために斜め上向きに折り曲げられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のハン
ガーによると、図示のように商品群を上下複数段に分け
て吊る場合に、上下の商品の干渉を避けるために上下隣
り合うハンガーの間隔をほぼ商品の長さ分だけ空けなけ
ればならなかった。
【0006】このため、上下方向のスペースの無駄が多
く、限られた陳列空間にできるだけ多くの商品を陳列し
たいという販売者の要求に十分応えられなかった。
【0007】そこで本発明は、商品群を上下複数段に分
けて陳列する場合に、上下の商品群を前後に一部オーバ
ーラップする状態で吊って陳列スペースを活用すること
ができる商品ハンガーを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、商品
を吊り下げる前後方向に延びる吊り部の後端に、左右方
向に延びる第1腕部と、上記吊り部の軸線に対して左右
方向にオフセットした位置で上記第1腕部から後方に延
びる第2腕部とから成る支持杆が連設され、この支持杆
における第2腕部の後端部に、ネット状、バー状等の支
持具に掛け止められるフックが設けられ、かつ、上記支
持杆を構成する第1および第2両腕部の少なくとも一方
が伸縮自在に構成されたものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、支持杆が、吊り棒の軸線を挟んで左右両側に設けら
れたものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または2の構
成において、フックが、水平な線状の支持具に掛け止め
られる下向き鈎形の掛止部を備えた第1フック部と、バ
ー状の支持具に掛け止められる下向きコの字形の第2フ
ック部とによって構成されたものである。
【0011】上記構成によると、支持杆の第2腕部が吊
り部の軸線から左右方向にオフセットして設けられてい
るため、商品群を上下複数段に分けて吊り下げる場合
に、従来のハンガーと本発明ハンガー、または第2腕部
の長さが異なる複数種類の本発明ハンガーを、互いの吊
り部の軸線が上下方向に一致する状態で支持具に上下に
取付ければ、上下の商品群を段違い、かつ、一部が前後
方向にオーバーラップする状態で吊り下げることができ
る。
【0012】従って、従来ハンガーと比較して、同数の
商品群を同じ段数で吊るのに上下方向の必要スペースを
大幅に縮小することができる。
【0013】また、支持杆の第2腕部を伸縮自在とする
ことにより、一つのハンガーを第2腕部の長さの異なる
複数種類のハンガーとして使用することができる。
【0014】また、第1腕部を伸縮自在とすることによ
り、上段に吊り下げられる商品の幅の大小に応じて第2
腕部の位置(支持杆を左右両側に設けた場合は第2腕部
間隔)を調整することができる。
【0015】一方、支持杆を吊り部軸線を挟んで左右両
側に設けた請求項2の構成によると、支持杆を左右片側
のみに設けた場合と比較して、ハンガーの設置状態が安
定するため、荷重支持能力が高くなり、単位ハンガー当
たりに吊下げられる商品数を多くすることができる。
【0016】この構成をとる場合、上段ハンガーの吊り
部に吊下げられた商品が下段ハンガーの両側支持杆間に
入り込んだ状態となる。
【0017】また、請求項3の構成によると、支持具の
形状に応じて第1、第2両フック部を使い分けることに
より、このハンガーを設置できる支持具のバリエーショ
ンを広げることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1に、
第2実施形態を図2にそれぞれ示している。
【0019】両実施形態にかかるハンガーHは、前後方
向に延びる棒状の吊り部11の後端に、吊り部11の軸
線Oに対して左右対称配置で一対の支持杆12,12を
一体に連設して成っている。
【0020】なお、吊り部11の前端部11aは、商品
の抜け止めのために斜め上向きに折り曲げられている。
【0021】両側支持杆12,12は、それぞれ吊り部
11の後端から左右方向に水平に延びる第1腕部13
と、この第1腕部13の先端から後方に水平に延びて吊
り部11の軸線Oに対して左右方向にオフセットした第
2腕部14とから成るL字形の屈曲形状に形成されてい
る。
【0022】また、図1に示す第1実施形態では支持杆
12の第2腕部14が、図2に示す実施形態では第1腕
部13が、それぞれ外杆14a,13aと内杆14b,
13bとによって伸縮自在に構成されているさらに、第
2腕部14の後端にはフック15が設けられている。
【0023】このフック15は、垂直板状のフック板1
6aの上端部に下向き鈎形の左右一対の掛止部16b,
16bを設けてなる第1フック部16と、この第1フッ
ク部16の前面に取付けられた下向きコ字形の第2フッ
ク部17とによって構成されている。
【0024】このハンガーHは、図示しない線状の支持
具に対しては第1フック部16が、バー状の支持具に対
しては第2フック部17がそれぞれ掛止することによっ
て取付けられる。
【0025】なお、この取付状態で、支持杆12がやや
前上がりとなるように支持杆12とフック15のなす角
度が設定されている。
【0026】このハンガーHは、商品群を上下複数段に
分けて吊り下げる場合に、支持杆長さLの短いもの(第
1実施形態のハンガーHでは第2腕部14の伸縮によっ
て長さを異ならせ、第2実施形態のハンガーHでは第2
腕部14の長さが異なるものを使用する)ほど上段とし
て、互いの吊り部11…の軸線Oが上下方向に一致する
状態で上下複数段に設置し、各段ハンガーH…の吊り部
11に商品A…を吊り下げる。
【0027】こうすれば、支持杆12の第2腕部14が
吊り部11の軸線Oから左右方向にオフセットして設け
られているため、上段の商品群A…が下段ハンガーHの
両側支持杆12,12内に入り込む。
【0028】従って、商品群A…を段違い、かつ、前後
方向に一部オーバーラップする状態で吊り下げることが
できるため、従来ハンガーと比較して、同数の商品群を
同じ段数で吊るのに上下方向の必要スペースを大幅に縮
小することができる。
【0029】なお、最上段には図3に示す従来のハンガ
ーを設置してもよい。
【0030】なお、商品を上下複数段に分けて吊り下げ
る陳列形態をとらない場合は、両側支持杆12,12に
跨って棚板(図示しない)を取付け、吊り部11に陳列
商品を吊り下げ、棚板上に同じ商品のスペアを載置する
という使い方をすることができる。
【0031】また、この場合、吊り部11を使用しない
ときは、この吊り部11をも覆う状態で棚板を取付けて
もよい。
【0032】一方、両側支持杆12,12に跨って陳列
ボックスを吊り下げ、吊り部11に吊り下げられない商
品をこの陳列ボックスに収容して陳列する使い方をする
こともできる。
【0033】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、支持
杆の第2腕部を吊り部の軸線から左右方向にオフセット
して設けているため、商品群を上下複数段に分けて吊り
下げる場合に、従来のハンガーと本発明ハンガー、また
は第2腕部の長さが異なる複数種類の本発明ハンガー
を、互いの吊り部の軸線が上下方向に一致する状態で支
持具に上下に取付ければ、上下の商品群を段違い、か
つ、一部が前後方向にオーバーラップする状態で吊り下
げることができる。
【0034】従って、従来ハンガーと比較して、同数の
商品群を同じ段数で吊るのに上下方向の必要スペースを
大幅に縮小することができる。このため、狭い陳列スペ
ースに多量の商品を陳列することができる。
【0035】また、支持杆の第2腕部を伸縮自在とする
ことにより、一つのハンガーを第2腕部の長さの異なる
複数種類のハンガーとして使用することができる。
【0036】また、第1腕部を伸縮自在とすることによ
り、上段に吊り下げられる商品の幅の大小に応じて第2
腕部の位置(支持杆を左右両側に設けた場合は第2腕部
間隔)を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかるハンガーの斜視
図である。
【図2】本発明の第2実施形態にかかるハンガーの斜視
図である。
【図3】従来のハンガーを示す斜視図である。
【符号の説明】
11 吊り部 12 支持杆 13 支持杆の第1腕部 14 支持杆の第2腕部 15 フック 16 フックの第1フック部 17 フックの第2フック部 13a 伸縮自在な第1腕部を構成する外杆 13b 同内杆 14a 伸縮自在な第2腕部を構成する外杆 14b 同内杆

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品を吊り下げる前後方向に延びる吊り
    部の後端に、左右方向に延びる第1腕部と、上記吊り部
    の軸線に対して左右方向にオフセットした位置で上記第
    1腕部から後方に延びる第2腕部とから成る支持杆が連
    設され、この支持杆における第2腕部の後端部に、ネッ
    ト状、バー状等の支持具に掛け止められるフックが設け
    られ、かつ、上記支持杆を構成する第1および第2両腕
    部の少なくとも一方が伸縮自在に構成されたことを特徴
    とする商品ハンガー。
  2. 【請求項2】 支持杆が、吊り棒の軸線を挟んで左右両
    側に設けられたことを特徴とする請求項1記載の商品ハ
    ンガー。
  3. 【請求項3】 フックが、水平な線状の支持具に掛け止
    められる下向き鈎形の掛止部を備えた第1フック部と、
    バー状の支持具に掛け止められる下向きコの字形の第2
    フック部とによって構成されたことを特徴とする請求項
    1または2記載の商品ハンガー。
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