JP6045893B2 - 商品陳列用のフック - Google Patents

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本発明は、商品を販売する目的で商品陳列壁に陳列するための、商品陳列用のフックに関するものである。
この種の商品陳列用のフックは、商品陳列壁に設けられた穴あるいはレールに係止されて、複数の商品を係止して商品陳列壁の前方に並べた状態に吊下するものである。また、この種の商品陳列用のフックは、特許文献1及び特許文献2にも提案されているように、複数のピンを備えたものとすることによって、各ピンに商品もしくはその包装を順に係止して陳列を行うものである。
特開平8−191742号公報、要約、代表図 実用新案登録第3166176号公報
特許文献1にて提案されている「商品陳列ハンガー」は、「限られた領域内においてより多種の商品をその存在を明瞭にしつつ陳列することのできる商品陳列ハンガーを提供する」を目的としてなされたもので、図12にも示すように、「水平方向に延在するアーム1の一端部には、その下面側に係止部2が設けられている。アーム1の他端部には、垂直下方に屈曲された垂設部3が設けられており、該垂設部3には回転体4が水平回転自在に支持されている。該回転体4は、中心部に設けられ前記垂設部3に遊嵌状態で保持されたカラー5と、該カラー5を中心として各々約90°づつの間隔をもって放射方向へ十字状に突出する4枚の翼板6とで構成されている。各翼板6は、垂直方向に沿った同一方向側の側面7を各々有し、各側面7の長尺方向における中央部には、フック8が突設されている。該フック8は、水平状の主部9と該主部9の先端に設けられ斜め上方に屈曲された脱落防止部10とから構成されている」という構成を有したものである。
この特許文献1の「商品陳列ハンガー」は、「限られた領域内においてより多種の商品をその存在を明瞭にしつつ陳列することのできる」ものと考えられるが、「4枚の翼板6」がカラー5を中心として各々約90°づつの間隔をもって放射方向へ十字状に突出するものであるから、商品の陳列空間が多く必要となっている。それだけでなく、消費者側にきた商品は、その後ろの商品を隠す場合があり、商品選択の邪魔になることがあり得る。
一方、特許文献2にて提案されている「商品陳列用掛け具」は、「フックの無い商品の掛け吊り下げに適し、前後に並べて吊り下げた複数の商品の中から所望の商品だけを簡単に取り出すことができる商品陳列用掛け具を提供すること」を目的としてなされたもので、図13に示すように、「商品陳列棚等の取り付け個所に掛止させる取り付け部4から前方に向けてメインバー2が突出し、メインバー2の長さ方向の所定間隔を設けた複数個所の下部から下方に向けて、小物の商品を掛け吊り下げる掛け部6フック10を有する側面視において略L字形状のL型バー6が、開放端部6取付基部11を前方に向けた姿勢で、夫々設けられている」という構成を有したものである。
この特許文献2の「商品陳列用掛け具」は、「前後に並べて吊り下げた複数の商品の中から所望の商品だけを簡単に取り出すことができる」ものと考えられるが、消費者がこの「商品陳列用掛け具」の前に立った場合、後ろ側の商品は殆ど見えないことがあり得る。
要するに、特許文献1の「商品陳列ハンガー」も、特許文献2の「商品陳列用掛け具」も、消費者の立ち位置からみて後ろ側になる商品のことを考慮していないのであるが、本発明者等は、同一商品について多数のカラーバリエーションを展開する場合に、消費者の立ち位置からみて後ろ側になる商品の展示に重大な問題が発生することに気付いたのである。
本発明者等は、例えば図2に示す「お玉」のような台所用品について、「柄」の部分のカラーバリエーションを多くし、同様に、台所用品の一種である「フライ返し」の「柄」についても、カラーバリエーションを多くした商品企画を行った。消費者に、自分の好みに合ったカラーの台所用品を揃えてもらうことを狙ったのであるが、消費者に揃えてもらった台所用品は、統一されたカラーのものである場合もあるだろうし、カラフルにしたものである場合もあるだろう。
このような商品展開をした場合、当然、消費者にとって「柄」のカラーが何であるかが商品選択の根拠となり、そのような選択が行い易くなるような商品陳列が必要になってくる。その場合に、上記特許文献1や2におけるように、消費者が今見ている商品のカラーが気に入らないものであり、その後ろに希望するカラーの商品が隠れていたとすると、消費者はこれに気付かず立ち去ってしまう虞が十分にあって、カラーバリエーションを多くした商品企画を行った意味がなくなる。
そこで、本発明者等は、カラーバリエーションが豊富な同一あるいは同機能商品の複数を効果的に陳列するにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
すなわち、本発明の目的とするところは、同一あるいは同機能商品の複数について、そのカラーバリエーションも確実に見せることのできる商品陳列用のフックを、簡単な構成によって提供することにある。
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する実施形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「商品陳列壁に設けられた穴またはレール20に取り付けられて、複数の商品30を陳列する商品陳列用のフック10であって、
穴またはレール20に取り付けられる取付基部11と、この取付基部11に前記商品陳列壁と平行に取り付けた支持棒16と、取付基部11から前記商品陳列壁の前方に突出する本体ピン12と、この本体ピン12の片側だけに設けられて、本体ピン12の突出方向と平行で、この本体ピン12から所定間隔外側に位置し、かつ本体ピン12の後方にて順次突出する少なくとも1本の補助ピン13とを備えて、
支持棒16が前記商品陳列壁のレール20に係止されることにより、本体ピン12を、前記商品陳列壁に対する回転を阻止しながら支えて、各商品を回転させないで前記商品陳列壁に対して支え得るようにしたことを特徴とするフック10」
である。
すなわち、この請求項1に係る商品陳列用のフック10は、穴またはレール20に取り付けられる取付基部11と、この取付基部11に前記商品陳列壁と平行に取り付けた支持棒16と、取付基部11から商品陳列壁の前方に突出する本体ピン12と、この本体ピン12の片側だけに設けられて、本体ピン12の突出方向と平行で、この本体ピン12から所定間隔外側に位置し、かつ本体ピン12の後方にて順次突出する少なくとも1本の補助ピン13とを備えたものである。
取付基部11は、図2や図6に示すように、当該フック10を商品陳列壁に形成してある穴またはレール20に取り付けるためのものであり、後述する実施形態では、穴またはレール20が「レール」である場合に適応させた、断面形状を「L型」に折り曲げた板材である。換言すれば、当該フック10を商品陳列壁に取り付けるための取付基部11は、商品陳列壁に形成してある取付箇所が「穴」であれば、例えば「クランク」型に折り曲げた線材のままとなるものであり、商品陳列壁に形成してある取付箇所の状況に合わせて設計されるものである。
以上の取付基部11には、図1、図5、図8、または図11に示すように、直線状となっている本体ピン12の基部が取り付けられるのであるが、この本体ピン12は、先端が商品陳列壁の前方に突出することになるものである。特に、この取付基部11の先端には、係止した商品30の、当該本体ピン12からの抜け止めを行う抜止部15が折曲形成してある。以上のことからすると、この本体ピン12は、特許文献2中で述べられている「メインバー2」(図13参照)と同等なものである。
そして、この本体ピン12の片側には、少なくとも1本の第1補助ピン13が設けてある。この第1補助ピン13は、図1の(a)、図5または図8に示すように、本体ピン12の突出方向と平行で、この本体ピン12から所定間隔外側に位置し、かつ本体ピン12の後方にて順次前方に突出するものである。後述する実施形態に係るフック10では、この第1補助ピン13は棒材をクランク上に折り曲げたものであり、その中間部を構成している連結アーム13aによって、「所定間隔」が決定されている。そして、この第1補助ピン13は、その本体ピン12と平行に突出する部分の先端に抜止部15を形成したものであり、この抜止部15とは反対側の基端部にて本体ピン12の一部に固定したものである。
この第1補助ピン13が「本体ピン12の後方にて順次突出する」とは、まず、この第1補助ピン13が1本の場合、図1の(a)に示すように、取付基部11の先端に設けた抜止部15を基準にすると、第1補助ピン13の先端に設けた抜止部15が取付基部11側の抜止部15より後退した位置にあることを意味する。一方、補助ピンが、第1補助ピン13及び第2補助ピン14の複数種類である場合には、1番目の第1補助ピン13の抜止部15が取付基部11側の抜止部15より後退した位置にあることは当然として、1番目の第1補助ピン13の抜止部15に対して、次の第2補助ピン14の抜止部15が後退した位置にあることを意味している。以下同様である。
そして、この請求項1に係るフック10では、図1または図5に示すように、取付基部11に商品陳列壁と平行となる支持棒16を取り付けたものである。この支持棒16は、当該フック10をその取付基部11にて商品陳列壁の表面のレール20に係止したとき、商品陳列壁のレール20に平行に当接することになるものである。
当該フック10がその取付基部11にて商品陳列壁のレール20に係止されたとき、支持棒16が、商品陳列壁のレール20に平行に当接すれば、本体ピン12の突出方向が商品陳列壁の表面方向、またはレール20の長手方向に対して、ほぼ直角、つまり、商品陳列壁に対する突出方向が一定となるのである。
換言すれば、図1に示すフック10も、図5に示すフック10も、これに掛けられる全商品30の重心が本体ピン12の直下になることは少ないのであるが、全商品30の重心が本体ピン12の直下からズレたとしても、当該フック10は、レール20に当接または係止している支持棒16によって商品陳列壁にしっかりと支えられているから、本体ピン12周りのモーメントに抗して、各商品30を商品陳列壁に対して支えるのである。
さて、請求項1に係るフック10が上述したようなものであると、商品30の複数が、本体ピン12及び少なくとも1本の第1補助ピン13に掛けることができるが、その際の状態を消費者側に立って見てみると、図2及び図3に示すようになる。図2は、フック10に掛けられた複数の商品30を正面から見た状態であるが、各商品30の上部(後述する実施形態では、台所用品の柄31となっている)が、本体ピン12、第1補助ピン13、及び第2補助ピン14毎に「ズレ」て見える。
各商品30の柄31が、本体ピン12、第1補助ピン13、及び第2補助ピン14毎に「ズレ」て見えるということは、これに異なるカラーが付してあると、希望するカラーの柄31が存在しているか否かは勿論、それがどこにあるかも一目瞭然に分かることになる。このことは、図2の正面から見た場合は勿論、目の位置を少し移動させた図3の場合でも同様に言えることである。
また、第1補助ピン13、及び第2補助ピン14の突出方向が、本体ピン12と平行、つまり前方に突出していることによって、必要な商品30は、そのピンから手前に引き抜くことにより、簡単に外せるのであり、例えば特許文献2のもののように、取り出しに邪魔になる他の商品が存在する可能性が高い横方向への取り出しは行わなくともよいものになっているのである。
特に、この請求項1のフック10では、少なくとも1つの第1補助ピン13を本体ピン12の片側にだけ設けてあるから、これに係止された複数の商品30は、図4に示すように、本体ピン12の片側に集中し、他の側は空いた状態になる。従って、この空いた部分に、複数の商品30を係止した別のフック10を近接させることができるのであり、商品陳列壁表面上の陳列スペースを有効に利用できることになるのである。
従って、この請求項1に係るフック10は、同一あるいは同機能商品30の複数を商品陳列壁上に陳列することができることは当然として、これら複数の商品30について、そのカラーバリエーションを確実に見せることができるものとなっているのである。また、この請求項1に係るフック10は、支持棒16が商品陳列壁のレール20に平行に当接することによって、本体ピン12周りのモーメントに抗するものとなって、各商品30を商品陳列壁に対して支えるものとなっているのである。
上記課題を解決するために、請求項2に係る発明の採った手段は、同様に、
「商品陳列壁に設けられた穴またはレール20に取り付けられて、複数の商品30を陳列する商品陳列用のフック10であって、
穴またはレール20に取り付けられる取付基部11と、この取付基部11に前記商品陳列壁と平行に取り付けた支持棒16と、取付基部11から前記商品陳列壁の前方に突出する本体ピン12と、この本体ピン12の両側に設けられて、本体ピン12の突出方向と平行で、この本体ピン12から所定間隔外側に位置し、かつ本体ピン12の後方にて順次突出する少なくとも2本の補助ピン13とを備えて、
支持棒16が前記商品陳列壁のレール20に係止されることにより、本体ピン12を、前記商品陳列壁に対する回転を阻止しながら支えて、各商品を回転させないで前記商品陳列壁に対して支え得るようにしたことを特徴とするフック10」
である。
この請求項2に係るフック10の構成は、各第1補助ピン13や第2補助ピン14が本体ピン12の両側に設けられている点、及び補助ピン13等を少なくとも2本用いている点を除いて、上述した請求項1のそれと同じである。このため、この請求項2に係るフック10を示す図5〜図7中に、上記請求項1で説明した部材と同じ符号を付することによって、各構成部材の説明は省略する。
この請求項2に係るフック10では、図5または図11に示すように、各第1補助ピン13や第2補助ピン14が本体ピン12の両側に設けられている点が、上述した請求項1のそれと異なる点であったが、これにより、少なくとも2本の補助ピン13が用いられ、当該フック10に吊下されるべき商品30の数が格段に増加することは言うまでもない。
また、各第1補助ピン13や第2補助ピン14について、図5〜図7で示す実施形態では、本体ピン12に対して同一位置に設けた例が示してあるが、本体ピン12の突出方向と平行で、この本体ピン12から所定間隔外側に位置し、かつ本体ピン12の後方にて順次突出するという条件を満足するのであれば、多少位置をズラせてもよいものである。
勿論、この請求項2に係るフック10でも、図5に示すように、取付基部11に商品陳列壁と平行となる支持棒16を取り付けたものである。この支持棒16は、当該フック10をその取付基部11にて商品陳列壁の表面のレール20に係止したとき、商品陳列壁のレール20に平行に当接することになるものである。
当該フック10がその取付基部11にて商品陳列壁のレール20に係止されたとき、支持棒16が、商品陳列壁のレール20に平行に当接すれば、本体ピン12の突出方向が商品陳列壁の表面方向、またはレール20の長手方向に対して、ほぼ直角、つまり、商品陳列壁に対する突出方向が一定となるのである。
さて、請求項2に係るフック10が上述したようなものであると、商品30の複数が、本体ピン12及び少なくとも2本の第1補助ピン13に掛けることができるが、その際の状態を消費者側に立って見てみると、図6及び図7に示すようになる。図6は、フック10に掛けられた複数の商品30を正面から見た状態であるが、各商品30の上部(後述する実施形態では、台所用品の柄31となっている)が、本体ピン12、第1補助ピン13、及び第2補助ピン14毎に「ズレ」て見える。
各商品30の柄31が、本体ピン12、第1補助ピン13、及び第2補助ピン14毎に「ズレ」て見えるということは、これに異なるカラーが付してあると、希望するカラーの柄31が存在しているか否かは勿論、それがどこにあるかも一目瞭然に分かることになる。このことは、図6の正面から見た場合は勿論、目の位置を少し移動させた図7の場合でも同様に言えることである。
従って、この請求項2に係るフック10も、同一あるいは同機能商品30の複数を商品陳列壁上に陳列することができることは当然として、これら複数の商品30について、そのカラーバリエーションを確実に見せることができるものとなっているのである。また、この請求項2に係るフック10でも、支持棒16が商品陳列壁のレール20に平行に当接することによって、本体ピン12周りのモーメントに抗するものとなって、各商品30を商品陳列壁に対して支えるものとなっているのである。
上記課題を解決するために、請求項3に係る発明の採った手段は、上記請求項1または2に記載のフック10について、
「各補助ピン13〜14は、これより前方に突出する本体ピン12または補助ピン13に対して、所定間隔外側にて突出すること」
である。
この請求項3に係るフック10では、後述する実施形態で説明すると、第1補助ピン13は本体ピン12より後方でかつ所定間隔外側にて突出し、第2補助ピン14は第2補助ピン14より後方でかつ所定間隔外側にて突出しているものである。換言すれば、本体ピン12、第1補助ピン13及び第2補助ピン14の先端にそれぞれ形成してある抜止部15を結んだ線は、本体ピン12が形成する直線に対して傾斜した状態にあることを意味するのである。
さて、請求項3に係るフック10が上述したようなものであると、商品30の複数が、本体ピン12及び少なくとも1本の第1補助ピン13に掛けることができるが、その際の状態を消費者側に立って見てみると、図2、図3、図6及び図7に示すようになる。いずれの場合も、各補助ピン13〜14は、これより前方に突出する本体ピン12または補助ピン13に対して、所定間隔外側にて突出しているのであるから、各商品30の上部(後述する実施形態では、台所用品の柄31となっている)が、本体ピン12及び第1補助ピン13毎にほぼ均等に「ズレ」て整列した状態に見える。
各商品30の柄31が、本体ピン12及び第1補助ピン13毎にほぼ均等に「ズレ」て整列した状態に見えるということは、これに異なるカラーが付してあると、希望するカラーの柄31が存在しているか否かは勿論、どこにあるかも一目瞭然に分かることになる。
従って、この請求項3に係るフック10も、同一あるいは同機能商品30の複数を商品陳列壁上に陳列することができることは当然として、これら複数の商品30について、そのカラーバリエーションをほぼ均等に「ズレ」て整列した状態に見せることができるものとなっているのである。
以上、詳述した通り、本発明においては、
「商品陳列壁に設けられた穴またはレール20に取り付けられて、複数の商品30を陳列する商品陳列用のフック10であって、
穴またはレール20に取り付けられる取付基部11と、この取付基部11に前記商品陳列壁と平行に取り付けた支持棒16と、取付基部11から前記商品陳列壁の前方に突出する本体ピン12と、この本体ピン12の片側だけに設けられて、本体ピン12の突出方向と平行で、この本体ピン12から所定間隔外側に位置し、かつ本体ピン12の後方にて順次突出する少なくとも1本の補助ピン13とを備えて、
支持棒16が前記商品陳列壁のレール20に係止されることにより、本体ピン12を、前記商品陳列壁に対する回転を阻止しながら支えて、各商品を回転させないで前記商品陳列壁に対して支え得るようにしたこと」
あるいは、
「商品陳列壁に設けられた穴またはレール20に取り付けられて、複数の商品30を陳列する商品陳列用のフック10であって、
穴またはレール20に取り付けられる取付基部11と、この取付基部11に前記商品陳列壁と平行に取り付けた支持棒16と、取付基部11から前記商品陳列壁の前方に突出する本体ピン12と、この本体ピン12の両側に設けられて、本体ピン12の突出方向と平行で、この本体ピン12から所定間隔外側に位置し、かつ本体ピン12の後方にて順次突出する少なくとも2本の補助ピン13とを備えて、
支持棒16が前記商品陳列壁のレール20に係止されることにより、本体ピン12を、前記商品陳列壁に対する回転を阻止しながら支えて、各商品を回転させないで前記商品陳列壁に対して支え得るようにしたこと」
にその構成上の主たる特徴があり、これにより、同一あるいは同機能商品30の複数について、そのカラーバリエーションも確実に見せることのできる商品陳列用のフック10を、簡単な構成によって提供することができるのである。また、本発明に係るフック10は、支持棒16が商品陳列壁のレール20に平行に当接することによって、本体ピン12周りのモーメントに抗することができるのであり、これにより、各商品30を回転させないで商品陳列壁に対して支えることができるのである。
また、本発明によれば、商品30が、後述する実施形態におけるような、「柄」についてのカラーバリエーションを多くした台所用品の「お玉」や「フライ返し」の場合に限らず、
イ.工業部品のネジ、ボルトあるいはナットのように、色は同じでも、大きさ等の種類の多い商品
ロ.アパレル商品のハンカチーフや、フェイスタオル等のように、カラーバリエーションやデザイン等の種類の多い商品
の陳列についても、上述したのと同様な効果を発揮することができるものである。
本発明の第1実施例に係るフック10を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図である。 同フック10に掛けた各商品30の状態を示すフック10の正面図である。 同フック10に掛けた各商品30の状態を示すフック10の斜視図である。 同フック10の複数を近接して設置した状態を示す平面図である。 本発明の第2実施例に係るフック10を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図である。 同フック10に掛けた各商品30の状態を示すフック10の正面図である。 同フック10に掛けた各商品30の状態を示すフック10の斜視図である。 本発明の第3実施例に係るフック10を示す斜視図である。 同第3実施例に係るフック10を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図である。 同フック10の取付基部11を拡大して示すもので、(a)は角型の場合の側面図、(b)は丸型の場合の側面図である。 本発明の第4実施例に係るフック10を示す斜視図である。 特許文献1に示された技術を示す斜視図である。 特許文献2に示された技術を示す斜視図(a)と側面図(b)である。
以上のように構成した各請求項に係る発明を、図面に示した実施の形態であるフック10について説明するが、このフック10は、図1〜図4に示した第1実施例と、図5〜図7に示した第2実施例と、図8〜図10に示した第3実施例と、図11に示した第4実施例とがあるので、以下では、各実施例毎に説明していく。
本発明に係るフック10を説明する前に、まず、当該フック10が係止される穴またはレール20について説明すると、この穴またはレール20は、商品陳列壁に形成された、あるいは設けられた、文字通りの「穴」もしくは「レール」である。また、商品陳列壁が単なる「ボード」であれば、「穴」は文字通りの穴であるが、商品陳列壁が金属線材を使用して形成された「網」であれば、「穴」は「網目」ということになる。一方、「レール」は、この種のフック10を係止するために形成された文字通りのレールであってもよいが、商品陳列壁が金属線材を使用して形成された「網」であれば、「複数の線材が重なった部分」となることもある。いずれにしても、この穴またはレール20は、種々な態様のものが対象となる。
また、本発明に係るフック10に係止あるいは吊下される商品30について説明すると、例えば図2及び図6には、商品30として、台所用品の1つである「お玉」が示してある。この「お玉」については、「柄31」の部分のカラーバリエーションを多くしてあり、図2及び図6に示した商品30では、この柄31部分の色が異なることを、異なるハッチングまたは模様で示してある。なお、この商品30では、その柄31を包装から露出させてあり、この柄31の上端部に、フック10の各抜止部15に通せるようにした穴が形成してある。
勿論、この商品30としては、他に台所用品である「フライ返し」、「ヘラ」、「包丁」、「ピーラー」、「しゃもじ」等の「柄」を有するものが適用され、各々の「柄」についても、カラーバリエーションを多くしたものが採用される。これにより、消費者は、自分の好みに合ったカラーの「柄」を有する台所用品を揃えることができるのであるが、消費者に揃えてもらった台所用品の「柄」は、統一されたカラーものである場合もあるだろうし、カラフルにしたものである場合もあるだろう。なお、カラーバリエーションを「柄」において多くするだけでなく、商品30の他の部分において多くできることは言うまでもない。
(第1実施例)
図1には、本発明の第1実施例に係るフック10の平面図と側面図とが示してあるが、この第1実施例に係るフック10は、穴またはレール20に取り付けられる取付基部11と、この取付基部11から商品陳列壁の前方に突出する本体ピン12と、この本体ピン12の片側だけに設けられて、本体ピン12の突出方向と平行で、この本体ピン12から所定間隔外側に位置し、かつ本体ピン12の後方にて順次突出する少なくとも1本の補助ピン13とを備えたものである。
取付基部11は、図2に示したように、当該フック10を商品陳列壁に形成してある穴またはレール20に取り付けるためのものであり、後述する実施形態では、穴またはレール20が「レール」である場合に適応させた、断面形状を「L型」に折り曲げた板材である。換言すれば、当該フック10を商品陳列壁に取り付けるための取付基部11は、商品陳列壁に形成してある取付箇所が「穴」であれば、例えば「クランク」型に折り曲げた線材のままとなるものであり、商品陳列壁に形成してある取付箇所の状況に合わせて設計されるものである。
以上の取付基部11には、図2等に示したように、直線状となっている本体ピン12の基部が取り付けられるのであるが、この本体ピン12は、先端が商品陳列壁の前方に突出することになるものである。特に、この本体ピン12の先端には、係止した商品30の、当該本体ピン12からの抜け止めを行う抜止部15が折曲形成してある。
そして、この本体ピン12の片側には、第1補助ピン13及び連結アーム13aが設けてある。この第1補助ピン13は、図1の(a)に示したように、本体ピン12の突出方向と平行で、この本体ピン12から所定間隔外側に位置し、かつ本体ピン12の後方にて順次突出するものである。本第1実施例に係るフック10では、この第1補助ピン13は棒材をクランク上に折り曲げたものであり、その中間部を構成している連結アーム13aによって、「所定間隔」が決定してある。そして、この第1補助ピン13は、その本体ピン12と平行に突出する部分の先端に抜止部15を形成したものであり、この抜止部15とは反対側の基端部にて本体ピン12の一部に、溶接等の手段によって固定したものである。
この第1実施例では、1本の第1補助ピン13が、図1の(a)に示したように、取付基部11の先端に設けた抜止部15を基準にすると、第1補助ピン13の先端に設けた抜止部15が取付基部11側の抜止部15より後退した位置となるように固定してある。一方、この第1補助ピン13の後ろ側には、第1補助ピン13の抜止部15に対して次の抜止部15が後退した位置になるように、先端に抜止部15を形成した第2補助ピン14が配置してあり、この第2補助ピン14の基端部は取付基部11及び本体ピン12に固定してある。
この第2補助ピン14は、上述した第1補助ピン13と同様に、棒材をクランク上に折り曲げたものであり、その中間部を構成している連結アーム14aによって、上述した第1補助ピン13に対しての「所定間隔」を決定するようにしている。
換言すれば、第1補助ピン13の連結アーム13aも、第2補助ピン14の連結アーム14aも、本体ピン12に対して直角に外側に延びるものであり、その各長さは、商品30の大きさに応じて決定されるものである。なお、本実施形態では、第2補助ピン14の連結アーム14aの長さを、第1補助ピン13の連結アーム13aの長さの2倍としてある。
そして、この第1実施例のフック10では、図1または図5に示したように、取付基部11に商品陳列壁と平行となる支持棒16を取り付けたものである。この支持棒16は、当該フック10をその取付基部11にて商品陳列壁の表面のレール20に係止したとき、商品陳列壁のレール20に平行に当接することになるものである。
当該フック10がその取付基部11にて商品陳列壁のレール20に係止されたとき、支持棒16が、商品陳列壁のレール20に平行に当接すれば、本体ピン12の突出方向が商品陳列壁のレール20の長手方向に対して、ほぼ直角、つまり、商品陳列壁に対する突出方向が一定となるのである。
換言すれば、図1に示したフック10も、図5に示したフック10も、これに掛けられる全商品30の重心が本体ピン12の直下になることは少ないのであるが、全商品30の重心が本体ピン12の直下からズレたとしても、当該フック10は、レール20に当接または係止している支持棒16によって商品陳列壁にしっかりと支えられているから、本体ピン12周りのモーメントに抗して、各商品30を商品陳列壁に対して支えるのである。
なお、商品30によっては、各補助ピン13・14に係止すべき「穴」が大きくて、各補助ピン13・14に係止した後に連結アーム13a・14a側に移動してしまうものがある。そのような場合に、図1や図5中の仮想線にて示したようなストッパ17を、各補助ピン13・14の連結アーム13a・14aとの境界部分に介装しておくことがなされる。
ストッパ17は、商品30の各連結アーム13a・14a側への移動を阻止するものであり、例えば、各連結アーム13a・14aを構成している線材の直径と同じ程度の穴を有する「ワッシャ」のようなものであれば十分である。勿論、このようなストッパ17は、各補助ピン13・14に対して自由に抜き差しできるものでも、あるいは溶着して一体化したものであってもよい。
(第2実施例)
図5〜図7に示した第2実施例のフック10は、穴またはレール20に取り付けられる取付基部11と、この取付基部11から商品陳列壁の前方に突出する本体ピン12と、この本体ピン12の両側に設けられて、本体ピン12の突出方向と平行で、この本体ピン12から所定間隔外側に位置し、かつ本体ピン12の後方にて順次突出する少なくとも2本の補助ピン13・14とを備えたものである。
つまり、この第2実施例に係るフック10は、上記第1実施例のそれと基本的には同じであるが、本体ピン12の後方にて順次突出する少なくとも2本の補助ピン13・14が、本体ピン12の両側に設けられていることが上記第1実施例のフック10と異なる点である。
各第1補助ピン13や第2補助ピン14については、図5〜図7で示したように、本体ピン12に対してそれぞれ同一位置で左右に設けてあるが、本体ピン12の突出方向と平行で、この本体ピン12から所定間隔外側に位置し、かつ本体ピン12の後方にて順次突出するという条件を満足するのであれば、多少前後位置をズラせてもよいものである。勿論、第1補助ピン13の連結アーム13aも、第2補助ピン14の連結アーム14aも、本体ピン12に対して直角に外側に延びるものであり、その各長さは、商品30の大きさに応じて決定されるものであり、第2補助ピン14の連結アーム14aの長さを、第1補助ピン13の連結アーム13aの長さの2倍としてあることは、上記第1実施例の場合と同様である。
(第3実施例)
図8〜図10には、本発明の第3実施例に係るフック10が示してあるが、この第3実施例に係るフック10は、穴またはレール20に取り付けられる取付基部11と、この取付基部11から商品陳列壁の前方に突出する本体ピン12と、この本体ピン12の片側だけに設けられて、本体ピン12の突出方向と平行で、この本体ピン12から所定間隔外側に位置し、かつ本体ピン12の後方にて順次突出する少なくとも1本の補助ピン13とを備えたものである。
取付基部11は、当該フック10を商品陳列壁に形成してある穴またはレール20に取り付けるためのものであり、図8に示したように、金属線材を折り曲げて形成したものである。そして、この取付基部11は、図9の(a)及び(b)に示したように、横方向に位置することになる基部と、この基部の両側に一体的に折り曲げ加工される掛止部11aとからなっているものである。
この取付基部11の各掛止部11aは、図10の(a)または(b)に示したように、穴またはレール20の形状に適応させるべく、側面の上部形状を「角型」(図10の(a)の場合)、または「丸型」(図10の(b)の場合)に折り曲げたものであり、下方を開放状態にしたものである。
換言すれば、当該取付基部11は、折り曲げた線材や直線状の線材を組み合わせて形成したものであって、その下方開放部にてレール20に差し込まれ、上端の掛止部11aにてレール20上に係止されるものである。勿論、この取付基部11は、線材によって構成したから、製造が容易であるだけでなく、フック10全体の重量軽減にも大きく貢献するのである。
以上の取付基部11には、図8及び図9に示したように、直線状となっている本体ピン12の基部が取り付けられるのであるが、この本体ピン12は、当該取付基部11の一方に片寄った状態で取り付けられ、先端が商品陳列壁の前方に突出することになるものである。特に、この本体ピン12の先端には、係止した商品30の、当該本体ピン12からの抜け止めを行う抜止部15が折曲形成してあり、この抜止部15の直ぐ内側部分には、当該フック10を穴またはレール20に係止したとき、僅かに下方に下がる段差部12aが折曲形成してある。
この本体ピン12の、抜止部15の直ぐ内側に形成した段差部12aは、ここに係止した商品30が奥へ入り込まないようにするとともに、他の第1補助ピン13等の商品30との干渉を少なくするようにするものである。
そして、この本体ピン12の片側には、図8及び図9に示したように、第1補助ピン13及び連結アーム13aが設けてある。この第1補助ピン13は、図1の(a)に示したように、本体ピン12の突出方向と平行で、この本体ピン12から所定間隔外側に位置し、かつ本体ピン12の後方にて順次突出するものである。
この第1補助ピン13は、棒材をクランク上に折り曲げたものであり、その中間部を構成している連結アーム13aによって、「所定間隔」が決定してある。また、この第1補助ピン13は、その本体ピン12と平行に突出する部分の先端に抜止部15を形成したものであり、この抜止部15とは反対側の基端部にて本体ピン12の一部に、溶接等の手段によって固定したものである。さらに、この第1補助ピン13には、その抜止部15の直ぐ内側部分には、当該フック10を穴またはレール20に係止したとき、僅かに下方に下がる段差部13bが折曲形成してある。
この第1補助ピン13の、抜止部15の直ぐ内側に形成した段差部13bは、上述した本体ピン12側の段差部12aのように、ここに係止した商品30が奥へ入り込まないようにするとともに、本体ピン12等の商品30との干渉を少なくするようにするものである。
この第3実施例では、1本の第1補助ピン13が、図1の(a)に示したように、取付基部11の先端に設けた抜止部15を基準にすると、第1補助ピン13の先端に設けた抜止部15が取付基部11側の抜止部15より後退した位置となるように固定してある。一方、この第1補助ピン13の後ろ側には、第1補助ピン13の抜止部15に対して次の抜止部15が後退した位置になるように、先端に抜止部15を形成した第2補助ピン14が配置してあり、この第2補助ピン14の基端部は取付基部11及び本体ピン12に固定してある。
この第2補助ピン14は、上述した第1補助ピン13と同様に、棒材をクランク上に折り曲げたものであり、その中間部を構成している連結アーム14aによって、上述した第1補助ピン13に対しての「所定間隔」を決定するようにしている。また、この第2補助ピン14の、抜止部15の直ぐ内側には段差部14bが形成してある。この段差部14bは、上述した本体ピン12側の段差部12aのように、ここに係止した商品30が奥へ入り込まないようにするとともに、本体ピン12等の商品30との干渉を少なくするようにするものである。
以上のように、各本体ピン12、第1補助ピン13、及び第2補助ピン14の、各抜止部15の直ぐ内側に設けた、各段差部12a、段差部13b、及び段差部14bは、図9の(b)に示したように、それぞれ均等の長さで当該フック10の前後方向に分散して位置している。このため、これらの段差部12a、段差部13b、及び段差部14bは、これにそれぞれ係止した商品30を、それ以上の奥や前等、他の部分へ入り込まないようにするとともに、他の段差部12a、段差部13b、及び段差部14bに係止してある商品30との干渉を防止しているのである。
なお、第1補助ピン13の連結アーム13aも、第2補助ピン14の連結アーム14aも、本体ピン12に対して直角に外側に延びるものであり、その各長さは、商品30の大きさに応じて決定されるものである。また、本実施形態では、第2補助ピン14の連結アーム14aの長さを、第1補助ピン13の連結アーム13aの長さの2倍としてある。
(第4実施例)
図11には、第4実施例のフック10が示してあるが、このフック10も、穴またはレール20に取り付けられる取付基部11と、この取付基部11から商品陳列壁の前方に突出する本体ピン12と、この本体ピン12の両側に設けられて、本体ピン12の突出方向と平行で、この本体ピン12から所定間隔外側に位置し、かつ本体ピン12の後方にて順次突出する少なくとも2本の補助ピン13・14とを備えたものである。
つまり、この第4実施例に係るフック10は、上記第2実施例のそれと基本的には同じであり、本体ピン12の後方にて順次突出する少なくとも2本の補助ピン13・14が、本体ピン12の両側に設けられているものである。そして、各本体ピン12、第1補助ピン13、及び第2補助ピン14の、各抜止部15の直ぐ内側に、段差部12a、段差部13b、及び段差部14bをそれぞれ設けたことも、上記第3実施例と同じである。
10 フック
11 取付基部
11a 掛止部
12 本体ピン
12a 段差部
13 第1補助ピン
13a 連結アーム
13b 段差部
14 第2補助ピン
14a 連結アーム
14b 段差部
15 抜止部
16 支持棒
17 ストッパ
20 穴またはレール
30 商品
31 柄

Claims (3)

  1. 商品陳列壁に設けられた穴またはレールに取り付けられて、複数の商品を陳列する商品陳列用のフックであって、
    前記穴またはレールに取り付けられる取付基部と、この取付基部に前記商品陳列壁と平行に取り付けた支持棒と、前記取付基部から前記商品陳列壁の前方に突出する本体ピンと、この本体ピンの片側だけに設けられて、前記本体ピンの突出方向と平行で、この本体ピンから所定間隔外側に位置し、かつ前記本体ピンの後方にて順次突出する少なくとも1本の補助ピンとを備えて、
    前記支持棒が前記商品陳列壁のレールに係止されることにより、前記本体ピンを、前記商品陳列壁に対する回転を阻止しながら支えて、各商品を回転させないで前記商品陳列壁に対して支え得るようにしたことを特徴とするフック。
  2. 商品陳列壁に設けられた穴またはレールに取り付けられて、複数の商品を陳列する商品陳列用のフックであって、
    前記穴またはレールに取り付けられる取付基部と、この取付基部に前記商品陳列壁と平行に取り付けた支持棒と、前記取付基部から前記商品陳列壁の前方に突出する本体ピンと、この本体ピンの両側に設けられて、前記本体ピンの突出方向と平行で、この本体ピンから所定間隔外側に位置し、かつ前記本体ピンの後方にて順次突出する少なくとも2本の補助ピンとを備えて、
    前記支持棒が前記商品陳列壁のレールに係止されることにより、前記本体ピンを、前記商品陳列壁に対する回転を阻止しながら支えて、各商品を回転させないで前記商品陳列壁に対して支え得るようにしたことを特徴とするフック。
  3. 前記各補助ピンは、これより前方に突出する前記本体ピンまたは前記補助ピンに対して、所定間隔外側にて突出することを特徴とする請求項1または2に記載のフック。
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