JP3211771U - 蓋支持部付き鉄板 - Google Patents

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Abstract

【課題】ピザの焼成などに用いる鉄板であって、仕上げ時に被せる蓋体との間に隙間を形成して熱源の熱排気を鍋の加熱に利用してエコ加熱を行い、鉄板と蓋体との間に簡単に熱排気誘導用の隙間を簡単に形成できる蓋支持部付き鉄板を提供する。【解決手段】熱源1により下方から加熱され、上部が蓋体3で覆われる鉄板2であって、鉄板2の周辺の適所より外方に一体に蓋支持部4が連出され、蓋体3を蓋支持部4により保持した状態で、蓋体3内周と鉄板2の外周との間に熱気導入隙間5が形成されるようにした。【選択図】図1

Description

本考案は、ガスコンロ等の燃焼系の熱源で加熱してピザを簡易に調理するための鉄板に関するものである。
一般にピザは本格的に焼き上げる場合は、専用の石窯や専用調理器を使うが、家庭やアウトドアで簡便に焼く場合は、家庭用コンロやカセットコンロにフライパンを載せて焼くことが多い。
そしてピザをフライパンで焼く場合、途中で上を蓋体で覆い、熱気をピザ上に籠らせて上面からも加熱することになるが、蓋体の保持は一般にフライパンの上に載せて被せるだけであったので、ピザの上面には熱気の供給がなく、上面もパリッとした焼き上がりに仕上がりにくい欠点があった。
本考案は、これらの従来の欠点を解消しようとするもので、フライパンに代えて鉄板で焼くようにし、熱排気を鉄板上に載せられたピザ上面に簡単かつ効率良く誘導してピザの上面も簡単にパリッと焼き上げることができるようにしようとするものである。
熱排気を鍋の上面に導入するものとしては例えば特許文献1に見られるが、ピザを焼く鉄板の場合では、鉄板に蓋体が密着してしまうことになるので、熱排気の導入は行えなかった。
特開2010−172351号公報
本考案は、熱排気を鉄板上に載せられたピザ上面に簡単かつ効率良く誘導してピザの上面も簡単にパリッと焼き上げることができるようにしようとしたものである。
本考案の第1の特徴は、熱源1により下方から加熱され、上部が蓋体3で覆われる鉄板2であって、鉄板2の周辺の適所より外方に一体に蓋支持部4が連出され、蓋体3を蓋支持部4により保持した状態で、蓋体3内周と鉄板2の外周との間に熱気導入隙間5が形成されるようにしたものである。
本考案の第2の特徴は、それに加え、上記蓋支持部4をその外周に形成された枠部6で連続させ、その枠部6で鉄板2を熱源1のケーシング7に保持させるようにして、熱源1器具への装着を簡便にしたものである。
本考案にあっては、上記のような構成であるので、図1のように燃焼系の熱源1の熱排気aは蓋体3と鉄板2との隙間を熱気導入隙間5とし、鉄板2上のピザ表面側に誘導されてピザのような素材の表面の加熱の補助として使用され、ピザ表面をパリッと焼き上げることができる。また用済み後の熱排気a’は、ピザのような素材より発生した蒸気bと共に排気穴8より排出されることにより、熱源1からの高熱を含んだ熱排気aを次から次へと効率良く鉄板2上のピザ表面側に誘導することができるのである。
また、通常、コンロへの鉄板2の設置は、図1のようにコンロの五徳9に載せることになるが、上記蓋支持部4をその外周に形成される枠部6に一体に連続させ、或いは、一体的に連続させ、その枠部6を熱源1のケーシング7の立上り縁を保持部10として載置支持させるようにすると、五徳が不要となるため、鉄板2の設置が容易になるとともに、鉄板2の据え付けが安定し、ピザなどの調理が安定した状態で行え、使い勝手が向上する。
更に、上記蓋支持部4、枠部6等が鉄板2より連出して形成されるので、加工は鉄板素材を例えばレーザービームによる切断や端部の曲げ加工、絞り加工等により簡単かつ種々の形状にも簡単に対応できる利点がある。特に種々のサイズの鉄板であっても、金型を要することなく、簡単かつ安価に対応できる。
以下、本考案を図面により説明する。図1はガスコンロのような燃焼系の熱源1上に鉄板2を載せ、この鉄板2にピザなどの素材を収容して調理する概略を示すもので、ピザであれば必要に応じて鉄板2上にはピザ焼き網や蓄熱板等の燃焼補助部材11が設置される場合もある。
鉄板2の外周適所からは放射状に蓋支持部4が延出され、蓋体3は鉄板2よりも一回り程度大きいサイズであって、蓋体3は蓋支持部4に保持され、蓋体3内周と鉄板2外周との間に熱気導入隙間5が形成され、熱源1の熱排気の一部がこの熱気導入隙間5から鉄板2上のピザなどの素材表面に誘導されてその焼成に充てられることになる。
ここで蓋支持部4は単に水平に延出しただけでも構わないが、先端を上方に折曲しておくと、蓋体3のストッパー12となる。また、鉄板2の適所には素材の位置を保持する滑り止め13を施すことができる。
図3は蓋支持部4の外方に更に枠部6を全周又は一部に延出したもので、この枠部6は熱源1を有するコンロなどのケーシング7の周辺の保持部10に保持させて設置するもので、従来の五徳を用いることなく、コンロなどに鉄板2を簡単に安定して設置し、その鉄板2上に蓋体3を被せて熱源1からの熱排気をピザなどの素材の表面に誘導する熱気導入隙間5を形成することができる。保持部10は図5(a)のような凹み部であっても良いし、同図(b)のような立上り部であっても良い。
ここで、蓋支持部4は、通常2か所以上の複数個所から放射状に延出されるものであり、鉄板2及び蓋体3の形状は円形、角形等、任意の形状とすることができる。また、枠部6はケーシング7に合致した形状となるが、これも円形、角形等任意である。また枠部6は通常は環状に連なるものであるが、ケーシング7に係合保持できるものであれば、対向する2辺のみでも構わない。更に、図3、4のように、鉄板2と枠部6が異なる形状であっても構わない。
蓋体3は、図3のようにコンロのケーシング7の適所の枢支部16により回動自在に設置することもできるが、分離した形態であれば、鉄板2を覆わない場合は例えば図2のようなスタンド14に立てれば良い。15は蓋体3の取っ手である。
ここで、蓋体3は、鉄やステンレス、アルミニウム、銅あるいはこれらの合金、クラッド、陶磁器、耐火ガラス等任意に選定でき、形状も鉄板2に合わせて丸や四角、楕円等任意である。その他、アルミホイルであれば、使い捨てであっても良い。排気穴8は単一でも良いし、複数個でも構わず、またサイズが可変なものや開閉可能なものでも良い。
図1の実施例のものをカセットガスコンロ(Max450℃)で400℃まで加熱し、ピザ焼成を行うと、焼成時間も短縮され、蒸気排出で表面もパリッとした焼き上がりで、ピザ焼き網またはピザプレート併用で焦げ付きなしで焼き上げることができた。
本考案は、主としてピザを素材に想定したものであるが、素材が調理中に外周が強い火力で加熱焼成されると共にその加熱に伴い蒸気を発生し、しかもその蒸気が残ると都合の悪いピザやグラタン、ドリアそしてホイル包み焼きも等の調理に好適な調理蓋を提供できる。蒸気調理例は素材を裏返さないものであるが、ハンバーグ、焼き魚等、両面を均等に焼く場合は調理の途中で適宜素材を裏返せばよい。
尚、排気穴8を開閉可能にしておくと、例えば餃子のように後半に蒸気で蒸す工程を行う場合に排気穴8を閉めて対応することも可能であり、閉じたり、或いはその間で任意の開口度に調整することも可能とし、庫内温度や蒸気量の調整をすることにより調理の目的に柔軟に対応させることができる。
また熱源1は固定であれば、家庭用、業務用は勿論であるが、カセットコンロ、キャンプ地のかまどやたき火等を使えば、アウトドア用としても適用可能である。鉄板2は、鉄素材のほか、ステンレス系、アルミ系、銅などの非鉄金属、陶板等のセラミック系であっても、主旨を逸脱しない限り適応可能である。
本考案の一実施例の使用状態の一部断面にした概略正面図。 本考案の鉄板と蓋体の分離斜視図。 同上の他の実施例の概略図であって、(a)は正面図、(b)は一部鉄板と蓋体を取り外した状態の平面図、(c)は側面図。 同上の鉄板の斜視図。 同上の鉄板の保持状態の概略断面図で、(a)はケーシングの凹み状態の保持部に鉄板の枠部を支持させたもの、(b)は枠部をケーシングの立上り状態の保持部に支持させたもの。
1は熱源、2は鉄板、3は蓋体、4は蓋支持部、5は熱気導入隙間、6は枠部、7はケーシング。

Claims (2)

  1. 熱源1により下方から加熱され、上部が蓋体3で覆われる鉄板2であって、鉄板2の周辺の適所より外方に一体に蓋支持部4が連出され、蓋体3を蓋支持部4により保持した状態で、蓋体3内周と鉄板2の外周との間に熱気導入隙間5が形成されるようにして成る蓋支持部付き鉄板。
  2. 熱源1により下方から加熱され、上部が蓋体3で覆われる鉄板2であって、鉄板2の周辺の適所より外方に一体に蓋支持部4が連出され、蓋体3を蓋支持部4により保持した状態で、蓋体3内周と鉄板2の外周との間に熱気導入隙間5が形成されると共に、当該鉄板2の外周に上記蓋支持部4より連出して形成された枠部6を熱源1のケーシング7に保持させるようにして成る蓋支持部付き鉄板。


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