JP3210928B2 - 移動壁吊り下げ機構における耐震システム - Google Patents

移動壁吊り下げ機構における耐震システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に地震時に生じる
移動壁本体(本件発明において絵画等の展示用パネルも
含む。)の縦揺れ及び横揺れによる衝撃を吸収すること
ができるようにした移動壁吊り下げ機構における耐震シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、美術品等の展示会場、会議室、
結婚式場等においては、その種類、形態又は雰囲気等に
よって会場である部屋の間仕切りを変えることができる
ようにすれば好ましいのであるが、このような要請から
生じたのが移動壁である。この移動壁は天井に敷設した
ハンガーレールを走行する複数の走行車輪を配設した吊
車に連結した吊りボルトによって吊下げられている。
【0003】また1枚の移動壁本体には、通常2本の吊
りボルトが配設されており、これら2本の吊りボルトの
上端は、前記各1個の吊車に固着されているとともに、
2本の吊りボルトのうち1本の下端は移動壁内に配設さ
れているコントローラーに、また他の1本の下端は移動
壁自体にそれぞれ固着されていた。
【0004】これをさらに正確に表現すると、吊車に固
着されている吊りボルトを直接コントローラー又は移動
壁に固着するのではなく、コントローラー及び移動壁に
は前記吊りボルトに螺合する螺溝を有するカプラーの下
端を固着し、このカプラーの前記螺溝に前記吊りボルト
を螺着せしめて一体化されていたのである。このように
吊りボルトとカプラーを螺着せしめるのは、前記一体化
された吊りボルトとカプラーとの見掛け長を調整し、移
動壁の水平化又は隣り合う各移動壁の傾き及び上下端の
整然化を図るためであった。
【0005】一方、移動壁の下端にはこの移動壁の揺れ
及び不慮の移動を防止するために、出没自在のジャッキ
式ストッパー脚が配設されており、安定した状態に固定
することができる構造を有していたのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが前記のように
吊車、吊りボルト、カプラー及びコントローラー又は移
動壁が一体化されることにより、地震にともなう揺れが
生じると、前記のうち最も軸径が細くかつ弱い吊りボル
トに大きな負担が掛かり、その結果、吊りボルトが折損
することになっていた。また積雪によりハンガーレール
に弓なり状の変形が生じることもあり、この結果上下方
向に圧縮されることになり、この場合も吊りボルトが折
損することがあった。このように吊りボルトが折損する
と、移動壁は当然のことながら転倒することになるので
危険である。特に地震に際しては、その発生時期が全く
予測できない現実を考慮すると、その危険性を常にはら
んでいることになる。
【0007】もっとも地震時の横揺れに対応することが
できるようにした移動壁も確かに存在した。すなわち図
5に示すように、吊車に回転自在に連結されている吊り
ボルトaに球面空間部を有する第一杆体bを連結し、こ
の第一杆体bの前記球面空間部に係合する球状ブロック
cを有する第二杆体dを、この球状ブロックcが第一杆
体bの前記球面空間部に係合せしめることにより連結
し、さらに前記第二杆体dを移動壁に連結し、かつ第一
杆体bの外部から前記球状ブロックcに刺入するように
スリーブピンeで固定した構造になっていた。
【0008】そしてこれによって地震によって移動壁に
横揺れ生じた場合に、この移動壁に連結されている第二
杆体dも横揺れすることになるが、この場合、前記第二
杆体dの球状ブロックcが回転することにより前記スリ
ーブピンeを折損することによって吊りボルトaに横揺
れが伝達されないようになされていた。
【0009】しかしこのスリーブピンeは、平時におい
ては移動壁の垂直性を維持せしめ、地震時に生じる横揺
れを吊りボルトaに伝達せしめないため、すなわち敢え
て折損せしめるために用いられるものであるから、スリ
ーブピンeの折損後は新たなスリーブピンと交替する必
要が生じる。しかしこの交替作業のためには、吊りボル
トaから第一杆体b以下を取り外し、かつ第一杆体bを
分解する等の作業がともなうことになる。この作業もは
なはだ大変であるのみならず、縦揺れ、すなわち垂直方
向への圧縮には全く対応することができないものとなっ
ているのである。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明に係る移
動壁吊り下げ機構における耐震システム(請求項1)は
前記の課題を解決するために、床面に対する支承装置を
移動壁本体の下部に配設するとともに、前記移動壁本体
の上部に配設した吊車に連結した吊りボルト下端を筒体
に連結し、移動壁本体に直接又は間接に連結した杆体の
頂部にはこの杆体より径大なフランジ部を形成するとと
もに、このフランジ部下面と前記筒体底部との間に弾性
体を配設したものである。
【0011】またこの発明に係る移動壁吊り下げ機構に
おける耐震システム(請求項2)は前記の課題を解決す
るために、床面に対する支承装置を移動壁本体の下部に
配設するとともに、前記移動壁本体の上部に配設した吊
車に連結した吊りボルト下端を筒体に連結し、移動壁本
体に直接又は間接に連結した杆体の頂部にはこの杆体よ
り径大なフランジ部を形成するとともにこの杆体の上部
を前記筒体内に収納し、前記フランジ部上面と前記筒体
天井部との間に弾性体を配設したものである。
【0012】さらにこの発明に係る移動壁吊り下げ機構
における耐震システム(請求項3)は前記の課題を解決
するために、請求項2に記載した発明において、フラン
ジ部下面を球面形成するとともに、このフランジ部下面
が接する筒体底部を前記球面に対応する湾曲面に形成し
たものである。
【0013】またこの発明に係る移動壁吊り下げ機構に
おける耐震システム(請求項4)は前記の課題を解決す
るために、前記支承装置を、一端を移動壁本体の下端に
連結し、他端が移動壁本体の下方に飛出した弾性脚部と
したものである。
【0014】
【作用】すなわち請求項1に記載したこの発明に係る移
動壁吊り下げ機構における耐震システムにあっては、吊
りボルトと移動壁本体を積極的に分断した後、これを弾
性体で連結することにより地震時に双方に生じる揺れを
弾性体で吸収することになるとともに、平時においては
移動壁本体の自重により吊りボルトと移動壁本体の一体
性を図り、もって移動壁本体を押圧する等の操作をする
ことによりこの押圧力を吊車に伝達し、吊車の走行が可
能になるのである。
【0015】請求項2に記載したこの発明に係る移動壁
吊り下げ機構における耐震システムにあっては、前記請
求項1に記載した発明に比して、筒体内において弾性体
が杆体及び吊りボルトに対して働く作用が異なるのみで
あり、吊りボルトと移動壁本体との分断関係は等しく、
したがって実質的には前記請求項1に記載した発明の作
用と等しい作用をなし得ることになる。
【0016】請求項3に記載したこの発明に係る移動壁
吊り下げ機構における耐震システムにあっては、前記請
求項2に記載した発明の作用に加え、筒体と杆体頂部の
フランジ部との滑動を円滑にし、もってこの部分におい
ても振動の吸収を行うことができるのである。
【0017】請求項4に記載したこの発明に係る移動壁
吊り下げ機構における耐震システムにあっては、前記ま
での作用に加え、移動壁本体と床面との間における振動
の吸収を可能にするとともに、移動壁本体と床面との振
動に対する関係を分断できるのみならず、平時における
安定性を損なわず、床面に対する移動壁本体の不慮の移
動を防止することになるのである。
【0018】
【発明の実施の形態】<第一実施例> ここに述べる実施例は主として請求項1に記載した発明
に関するものであり、図1及び図2に基づいて述べる。
1は図示しないハンガーレール上を走行する吊車に連結
した吊りボルトであり、2はこの吊りボルト1の下端に
連結した筒体である。このように吊りボルト1を筒体2
に連結するためには、中央に前記吊りボルト1に対応す
る螺孔を形成した中子3を筒体2に止め螺子4又は溶接
よって取り付け、吊りボルト1を中子3の螺孔に螺着す
ることによって行うことができる。
【0019】5は移動壁本体Wに対してコントローラー
6を介して間接的に、又は直接連結(図3参照)した杆
体であり、この杆体5の上部は前記筒体2の内部に挿入
されているとともに、その頂部には杆体5より径大なフ
ランジ部7を形成してある。
【0020】また筒体2の底部には前記杆体5の揺れ
(地震に基づく横揺れ等の振動)に対応可能な比較的径
大な挿通孔8を穿設してあるとともに、底板9を形成し
てある。そしてこの底板9と杆体5のフランジ部7との
間に弾性体10を配設するのである。
【0021】ここにおいて弾性体10とは、図1に示す
ように円錐形状のコイルスプリングであってもよいが、
例えば図3に示す皿バネ又は図2に示すように円盤状の
鉄板11とゴム板12を交互に積層することによって形
成したもの、又は全体がゴム塊から成るものであっても
よい。いずれのものにおいても、一端が前記フランジ部
7の下面に係合し、他端が筒体2の底板9に係合するも
のであることが必要であるため、これらはフランジ部7
と底板9との径によって選択すればよいことになる。
【0022】尚、移動壁本体Wの床面に対する支承装置
については後述する第四実施例の項で述べることにす
る。
【0023】しかして地震の発生によって建築物全体が
揺れることになるが、これは移動壁本体W及び吊りボル
ト1も、いわゆるランダムに振動することになる。そし
てこの揺れは、いわゆる横揺れもあり縦揺れもある。ま
た吊りボルト1、すなわち筒体2の揺れと移動壁本体W
の揺れが異なることもある。
【0024】しかしいずれの場合においても、筒体2、
すなわち吊りボルト1と移動壁本体W、すなわち杆体5
とは、弾性体10によって連結されているため、全体的
に異なる揺れに対してもこの弾性体10がこれを吸収す
ることになり、吊りボルト1又は杆体5に対する負荷は
激減することになる。
【0025】また平時においては、移動壁本体Wの自重
により、弾性体10の弾性に抗して杆体5のフランジ部
7が弾性体10に圧接し、その結果、吊りボルト1と移
動壁本体Wは一体化するので、移動壁本体Wの移動に際
しては、移動壁本体Wを所望する方向に押す等の操作に
よって吊車を走行せしめることができる。
【0026】<第二実施例> ここに述べる実施例は主として請求項2に記載した発明
に関するものであり、図3に基づいて述べる。この第二
実施例の前記第一実施例との基本的な相違点は、筒体2
内において弾性体10と杆体5との拘りに関する点であ
る。
【0027】すなわち前記第一実施例においては、弾性
体10を杆体5のフランジ部7下面と筒体2の底板9間
に配設してあるのに対し、本実施例にあっては、この弾
性体10を筒体2の天井部、これを換言すると筒体2内
に固着した中子3の下面と、杆体5のフランジ部7上面
間に配設するのである。
【0028】この結果、本実施例においても揺れは弾性
体10によって吸収されることになるのである。
【0029】しかしこの場合、フランジ部7の下面が筒
体2の底板9に接することになるため、このフランジ部
7と底板9との接触又は移動を円滑にするためには、フ
ランジ部7の底面を球面状に形成するとともに、筒体2
の底板9を前記フランジ部7の底面に形成した球面に対
応する湾曲状に形成することが好ましい。
【0030】また本実施例における杆体5と移動壁本体
Wとの連結は、移動壁本体Wの骨枠となるH鋼13に杆
体5の外径より径大な孔14を形成するとともに、この
孔14の下面に断面鼓状の孔14’を穿設したカップリ
ング15を固着し、これらの孔14,14’の中に杆体
5を挿通せしめ、杆体5の下端にナット状のストッパー
16を配設して、杆体5の前記孔14,14’からの抜
け出し防止を図っている。
【0031】しかしこれらカップリング15等は、前記
した第一実施例におけるコントローラー6と相互に代え
ることも可能である。
【0032】また弾性体10についても第一実施例で述
べた通り、各種存在し、図3に示すものに限るものでは
ない。
【0033】以上、二種類の実施例について説明した
が、本実施例は、移動壁本体Wの上端が天井部17に近
接する場所において使用する場合に特に有効である。
【0034】<第三実施例> 本実施例は、主として請求項4に記載した発明のうち、
支承装置に関するものであり、これを図4に基づいて述
べると、18は移動壁本体Wの下端部に配設したネジ付
きブッシュであり、19はこのネジ付きブッシュ18に
形成した螺孔部である。20は一端を前記螺孔部19に
螺合せしめ、他端を脚プレート21に螺着せしめたコイ
ルスプリングである。
【0035】前記コイルスプリング20の長さは問わな
いが、その一部が移動壁本体Wの下端より下方に飛出す
るように配設してある。また前記脚プレート21の下面
にはゴム板22を固着しており、コイルスプリング2
0、すなわち脚プレート21を回転させることによりコ
イルスプリング20は前記螺孔部19中を、あたかもネ
ジのように上下動することになるのである。
【0036】以上のように構成した支承装置により、コ
イルスプリング20の弾性が作用して、地震の揺れを吸
収することができるのである。
【0037】
【発明の効果】前記のようにこの発明に係る移動壁吊り
下げ機構における耐震システム(請求項1)によれば、
床面に対する支承装置を移動壁本体の下部に配設すると
ともに、前記移動壁本体の上部に配設した吊車に連結し
た吊りボルト下端を筒体に連結し、移動壁本体に直接又
は間接に連結した杆体の頂部にはこの杆体より径大なフ
ランジ部を形成するとともに、このフランジ部下面と前
記筒体底部との間に弾性体を配設してあるので、吊りボ
ルトと移動壁本体との連結を積極的に分断した後、これ
を弾性体で連結することにより地震時に双方に生じる揺
れを弾性体で吸収することが可能になるとともに、平時
においては移動壁本体の自重により吊りボルトと移動壁
本体の一体性を図り、もって移動壁本体を押圧する等の
操作をすることによりこの押圧力を吊車に伝達し、吊車
の走行が可能になるという効果を有するのである。
【0038】またこの発明に係る移動壁吊り下げ機構に
おける耐震システム(請求項2)によれば、床面に対す
る支承装置を移動壁本体の下部に配設するとともに、前
記移動壁本体の上部に配設した吊車に連結した吊りボル
ト下端を筒体に連結し、移動壁本体に直接又は間接に連
結した杆体の頂部にはこの杆体より径大なフランジ部を
形成するとともにこの杆体の上部を前記筒体内に収納
し、前記フランジ部上面と前記筒体天井部との間に弾性
体を配設してあるので、前記請求項1に記載した発明に
比して、筒体内において弾性体が杆体及び吊りボルトに
対して働く作用が異なるのみであり、吊りボルトと移動
壁本体との分断関係は等しく、したがって実質的には前
記請求項1に記載した発明の効果と等しい効果をなし得
ることになる。
【0039】さらにこの発明に係る移動壁吊り下げ機構
における耐震システム(請求項3)によれば、フランジ
部下面を球面形成するとともに、このフランジ部下面が
接する筒体底部を前記球面に対応する湾曲面に形成して
あるので、前記請求項2に記載した発明の効果に加え、
筒体と杆体頂部のフランジ部との滑動を円滑にし、もっ
てこの部分においても振動の吸収を行うことができると
いう効果を有するのである。
【0040】またこの発明に係る移動壁吊り下げ機構に
おける耐震システム(請求項4)によれば、前記支承装
置を、一端を移動壁本体の下端に連結し、他端が移動壁
本体の下方に飛出した弾性脚部としてあるので、前記ま
での効果に加え、移動壁本体と床面との間における振動
の吸収を可能にするとともに、移動壁本体と床面との振
動に対する関係を分断できるのみならず、平時における
安定性を損なわず、床面に対する移動壁本体の不慮の移
動を防止することができるという効果を有するのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る移動壁吊り下げ機構における耐
震システムの第一実施例を示す断面図である。
【図2】この発明に係る移動壁吊り下げ機構における耐
震システムに用いる弾性体の他例を示す断面図である。
【図3】この発明に係る移動壁吊り下げ機構における耐
震システムの第二実施例を示す断面図である。
【図4】この発明に係る移動壁吊り下げ機構における耐
震システムの第三実施例を示す断面図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 吊りボルト 2 筒体 3 中子 4 止め螺子 5 杆体 6 コントローラー 7 フランジ部 8 挿通孔 9 底板 10 弾性体 11 鉄板 12 ゴム板 13 H鋼 14,14’ 孔 15 カップリング 16 ストッパー 17 天井部 18 ネジ付きブッシュ 19 螺孔部 20 コイルスプリング 21 脚プレート 22 ゴム板 W 移動壁本体

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に対する支承装置を移動壁本体の下
    部に配設するとともに、前記移動壁本体の上部に配設し
    た吊車に連結した吊りボルト下端を筒体に連結し、移動
    壁本体に直接又は間接に連結した杆体の頂部にはこの杆
    体より径大なフランジ部を形成するとともに、このフラ
    ンジ部下面と前記筒体底部との間に弾性体を配設したこ
    とを特徴とする移動壁吊り下げ機構における耐震システ
    ム。
  2. 【請求項2】 床面に対する支承装置を移動壁本体の下
    部に配設するとともに、前記移動壁本体の上部に配設し
    た吊車に連結した吊りボルト下端を筒体に連結し、移動
    壁本体に直接又は間接に連結した杆体の頂部にはこの杆
    体より径大なフランジ部を形成するとともにこの杆体の
    上部を前記筒体内に収納し、前記フランジ部上面と前記
    筒体天井部との間に弾性体を配設したことを特徴とする
    移動壁吊り下げ機構における耐震システム。
  3. 【請求項3】 フランジ部下面を球面形成するととも
    に、このフランジ部下面が接する筒体底部を前記球面に
    対応する湾曲面に形成した請求項2記載の移動壁吊り下
    げ機構における耐震システム。
  4. 【請求項4】 支承装置は、一端を移動壁本体の下端に
    連結し、他端が移動壁本体の下方に飛出した弾性脚部で
    ある請求項1、請求項2又は請求項3記載の移動壁吊り
    下げ機構における耐震システム。
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