JP3395002B2 - 移動間仕切壁の免震支持装置 - Google Patents

移動間仕切壁の免震支持装置

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JP3395002B2
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忠信 内山
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丸高工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、建物の天井に敷
設されたレール沿ってに吊車を転動させて移動自在な壁
体を所望の位置で床面に支持するための移動間仕切壁の
免震支持装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、移動間仕切壁を床面に支持するた
めの支持装置としては、壁体の下端側に出入り自在に挿
入された脚部を所要の操作によって押し下げて床面に固
定的に接合させる形式のものが知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の支持装置においては、地震により壁体と床との間に
相対振動が生じると、壁体が傾斜したり上下動したりし
て、吊車との結合部やレールとの係合部が破損されるお
それがある。従って、この発明は、地震により壁体と床
との間に相対振動が生じた場合に、この振動を吸収し、
吊車との結合部やレールとの係合部の破損を回避するこ
とができる移動間仕切壁の免震支持装置を提供すること
を課題としている。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
課題を解決するため、壁体4の下部内に弾性支持部材6
を固定し、脚部材7の上部をこの弾性支持部材6に上下
方向に弾性的に支持すると共に、下部を建物の床面22
に傾斜自在に接合して移動間仕切壁の免震支持装置5を
構成する。弾性支持部材6には、壁体4内に固定された
ばね受け筒8と、このばね受け筒8内に保持されたばね
9と、このばね9の下方に位置してばね受け筒8内に上
下動自在で回転不可能に保持されたベースナット10と
を具備させ、脚部材7には、床面22上に接合される支
持座11と、下端においてこの支持座11に対して傾斜
及び回転自在に連結され中間においてベースナット10
に螺挿され上部がばね受け筒8内を上方へ伸びるねじ棒
12とを具備させ、壁体4と床22との垂直方向の相対
振動はばね9の伸縮によりこれを吸収し、水平方向の相
対振動は支持座11に対するねじ棒12の傾斜によりこ
れを吸収するようにした。 【0005】 【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施形態
を説明する。図1は移動間仕切壁の断面図、図2は免震
支持装置の部分の拡大断面図である。 【0006】図1において、移動間仕切壁1は、建物の
天井21に敷設されたレール2沿ってに吊車3を転動さ
せて移動自在な壁体4を備える。壁体4は、所望の位置
で、免震支持装置5によって、床22に支持される。 【0007】免震支持装置5は、壁体4の下部内に固定
された弾性支持部材6と、上部においてこの弾性支持部
材に上下方向に弾性的に支持され下部において建物の床
面に傾斜自在に接合される脚部材7とを具備する。 【0008】弾性支持部材6は、壁体4内に固定された
ばね受け筒8と、このばね受け筒8内に保持されたばね
9と、このばね9の下方に位置してばね受け筒8内に上
下動自在で回転不可能に保持されたベースナット10と
を具備する。 【0009】ばね受け筒8は、角筒状で、上端にばね受
け部材13を備えると共に、下端に内向きフランジ14
を備え、壁体4の下端側に開放している。ばね9は、上
端がばね受け部材13に係止され、下端がベースナット
10に係止される。ベースナット10は、平面視矩形
で、上面にばね9の下端を受け、下面が内向きフランジ
14上に当接している。ベースナット10には、これと
連続するねじ孔を備えたねじ筒10aが一体に設けられ
ている。 【0010】脚部材7は、床面22上に接合される支持
座11と、下端においてこの支持座11に対して傾斜及
び回転自在に連結されるねじ棒12とを具備する。ねじ
棒12は、下端に球部15を有し、中間においてベース
ナット10に螺挿され、上部がばね受け筒8内を上方へ
伸びる。支持座11は、下部に床面に接合する接合部1
6を有すると共に、上部にねじ棒の球部15を受け入れ
る球ソケット部17を有する。また、ねじ棒12は、球
部15と球ソケット17との連結部を外側から覆って隠
蔽するカバー部18を下部に有する。このカバー部18
には、ねじ棒12を軸周りに回転させるための工具を掛
ける工具係合部19を備える。 【0011】しかして、レール2沿ってに吊車3を転動
させて壁体4を移動させ、所望の位置に持ち来したら、
ねじ棒12の工具係合部19に工具を掛けてねじ棒12
を回転させ、これをベースナット10に対して下方へ突
き出させる。支持座11が床面22に当接してもなおね
じ棒12の回転を継続すると、相対的にベースナット1
0がばね受け筒8内を上昇してばね9を圧縮し、ばね9
の弾圧力をねじ棒12を介して支持座11に伝える。従
って、壁体4は、ばね9の弾圧力をもって、脚部材7に
よって床面22上に支持される。この状態で、地震等に
より、壁体4と床22と間に垂直方向の相対振動が生じ
ると、ばね9の伸縮によりこれを吸収する。また、水平
方向の相対振動は支持座11に対するねじ棒12の傾斜
によりこれを吸収する。従って、各部に無理な応力がか
からず、損傷を回避することができる。 【0012】 【発明の効果】以上のように、本発明においては、壁体
4の下部内に弾性支持部材6を固定し、脚部材7の上部
をこの弾性支持部材6に上下方向に弾性的に支持すると
共に、下部を建物の床面22に傾斜自在に接合して移動
間仕切壁の免震支持装置5を構成する。弾性支持部材6
には、壁体4内に固定されたばね受け筒8と、このばね
受け筒8内に保持されたばね9と、このばね9の下方に
位置してばね受け筒8内に上下動自在で回転不可能に保
持されたベースナット10とを具備させ、脚部材7に
は、床面22上に接合される支持座11と、下端におい
てこの支持座11に対して傾斜及び回転自在に連結され
中間においてベースナット10に螺挿され上部がばね受
け筒8内を上方へ伸びるねじ棒12とを具備させ、壁体
4と床22との垂直方向の相対振動はばね9の伸縮によ
りこれを吸収し、水平方向の相対振動は支持座11に対
するねじ棒12の傾斜によりこれを吸収するようにした
ため、吊車との結合部やレールとの係合部の破損を回避
することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】 【図1】移動間仕切壁の断面図である。 【図2】免震支持装置の部分の拡大断面図である。 【符号の説明】 1 移動間仕切壁 2 レール 3 吊車 4 壁体 5 免震支持装置 6 弾性支持部材 7 脚部材 8 ばね受け筒 9 ばね 10 ベースナット 11 支持座 12 ねじ棒 13 ばね受け部材 14 内向きフランジ 15 球部 16 接合部 17 球ソケット 18 カバー部 19 工具係合部 21 天井 22 床

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 建物の天井に敷設されたレール沿ってに
    吊車を転動させて移動自在な壁体を所望の位置で床面に
    支持する装置であって、 壁体の下部内に固定された弾性支持部材と、上部におい
    てこの弾性支持部材に上下方向に弾性的に支持され下部
    において建物の床面に傾斜自在に接合される脚部材とを
    具備し、 前記弾性支持部材は、壁体内に固定されたばね受け筒
    と、このばね受け筒内に保持されたばねと、このばねの
    下方に位置してばね受け筒内に上下動自在で回転不可能
    に保持されたベースナットとを具備し、 前記脚部材は、前記床面上に接合される支持座と、下端
    においてこの支持座に対して傾斜及び回転自在に連結さ
    れ中間において前記ベースナットに螺挿され上部が前記
    ばね受け筒内を上方へ伸びるねじ棒とを具備し、前記支持座は、下部に床面に接合する接合部を有すると
    共に、上部に球ソケット部を有し前記ねじ棒は、前記球ソケットに自在に連結された球部
    を下端に有すると共に、この球部と前記球ソケットとの
    連結部を外側から覆って隠蔽するカバー部を下部に有
    し、 このカバー部は、前記ねじ棒を軸周りに回転させるため
    の工具を掛ける工具係合部を備え、 壁体と床との垂直方向の相対振動は前記ばねの伸縮によ
    りこれを吸収し、水平方向の相対振動は前記支持座に対
    する前記ねじ棒の傾斜によりこれを吸収するようにした
    ことを特徴とする移動間仕切壁の免震支持装置。
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