JPS5932350Y2 - 鏡の取り付け装置 - Google Patents

鏡の取り付け装置

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JPS5932350Y2
JPS5932350Y2 JP10013479U JP10013479U JPS5932350Y2 JP S5932350 Y2 JPS5932350 Y2 JP S5932350Y2 JP 10013479 U JP10013479 U JP 10013479U JP 10013479 U JP10013479 U JP 10013479U JP S5932350 Y2 JPS5932350 Y2 JP S5932350Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
mirror
fixing
wall
ceiling
mounting device
Prior art date
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Expired
Application number
JP10013479U
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English (en)
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JPS5618767U (ja
Inventor
チヨ子 田中
Original Assignee
有限会社ユニテリア
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 姿見用等の大形の鏡を壁面等に沿って直立して設置する
場合においても、壁面等に直接に取り付けることを要し
ないものであって、壁面の構造等に影響されることなく
確実且つ容易に設置することが可能な鏡の取り付は装置
に関する。
近時姿見用等の大形の鏡の使用が一般住宅においても盛
んになりつつある。
この大形の鏡の取り付けは、壁面または壁面に沿って取
り付けることができれば占有する床面積も小さくまた使
用上も便利である。
この大形の鏡は通常重量が大きく例えば1200 mm
、巾500mm程度のものであっても約10kgの重量
がある。
また鏡を取り付ける壁面等に凹凸がある場合は、これに
ならって鏡に反りまたは捩れ等を生じ易く従って像が歪
み鏡としての機能を損うものである。
この大形の鏡を直接壁面に設置しようとする場合は、建
築の際に予め地震等を配慮して鏡の重量に充分に耐える
強度を持たせると共に固定するための部材を壁面内の適
当な位置に埋め込む等の構造上の配慮の他に、壁面を凹
凸の少ない平面に仕上げることが必要であり、これに伴
って壁の下地等を造作及び仕上げにかなりの費用を要す
ることを免れない。
さらにこのように充分に配慮した壁面であっても鏡自体
に取り付は穴を設けてねし等で固定する方法は、たとえ
ゴム等の弾性体を座金として用いて固定しても均等に締
め付けることが困難であって、取り付は穴付近から鏡体
の破損を生じ易く特に地震等の外力の加わる場合は破損
の危険が増大する。
また既設の壁面にこの大形の鏡を取り付けようとする場
合は、壁の強度の適否の推定が困難であるばかりでなく
、鏡を固定するための部材の有無及び位置等を外部から
判定するのが容易ではなく、通常補強または補修工事を
伴うものである。
従って新規の壁または既設の壁のいづれの場合もこの大
形の鏡の取り付けには専門家の手を必要とし、需要家自
身が簡便に且つ確実に行うことは通常不可能である。
上記のように大形の鏡を壁面を取り付けることには種々
の困難が伴うため、通常安定な大きさを有する台または
脚を設けた鏡枠に鏡体を保持させたものを使用している
が、倒れに対し安全性を保つためには比較的大きい占有
面積の台または脚を必要とする欠点を有している。
本考案は姿見用等の大形の鏡の取り付けに際しての従来
の欠点を解消したものであって、鏡枠によって鏡体を保
護すると共に、床面と天井との間または床面と、天井と
壁面との接合部にある回り縁との間には設置して、固定
し得るようにすることによって、壁面に沿って取り付け
る場合であっても、壁面に鏡の荷重を負担させることが
ない上に、壁面の強度、構造または凹凸等に影響される
ことがなく、且つ確実に取り付けが可能であり、さらに
需要者等のこの種の作業に慣熟しないものでも容易に取
り付けることが可能な姿見等の大形の鏡の取り付は装置
を提供しようとするものである。
以下に本考案を実施例によって図面を用いて詳説する。
本考案の鏡の取り付は装置(以下本装置と言う。
)は、第1図の正面より見た立面図と、第1図のA−A
線により切断した第2図の拡大した横断面図に示すよう
に、主として鏡体1を保持する鏡枠2、伸縮支柱部3、
上部固定部4及び下部固定部5とよりなる。
鏡枠2は、鏡体1の両側辺をそれぞれ保持するための垂
直辺を形成する縦枠部材21.22と、鏡体1の上下の
辺をそれぞれ保持するための上枠部材23と下枠部材2
4とよりなると共に、これ等は互いに一体に結合された
構造を有し、鏡固定溝25によって鏡体1を強固に保持
する。
縦枠部材21.22は直立すると共に、上下方向に伸縮
支柱部3と係合するための案内溝26を有している。
伸縮支柱部3は縦枠部材2の案内溝26に係合して上下
方向に摺動し得る横断面形状を有し、横断面形状の全部
または一部が案内溝26に嵌合する外形状を有している
第2図に示すものは伸縮支柱部3が丸棒状または円筒状
であり、この横断面の外形状が円形であると共に、案内
溝26の形状もこれに対応する内径寸法を有し、伸縮支
柱部3が容易に摺動し得る程度に互いに嵌合している場
合である。
案内溝26と、この案内溝26と嵌合する伸縮支柱部3
の横断面形状は所定の強度また本装置の外観等を考慮し
て選定することができる。
他の数列を述べると第1図のA−A線により切断した第
2図に相当する第3図乃至第6図の要部の部分拡大横断
面図に示すように、案内溝26及び伸縮支柱部3の横断
面形状が円形以外の異形状を有し、第3図乃至第5図に
示すものは主として外観の意匠に特徴を有しており、第
6図のものは伸縮支柱部3の横断面形状の一部が案内溝
26に嵌合している場合の一例である。
縦枠部材21.22の下部には下部固定部5を設ける。
下部固定部5は硬質のゴムまたは金属等よりなり、主と
して本装置の重量を床面6に支持させると共に固定する
ためのものである。
固定方法は常法による固定手段例えば木ねじ51等で固
定すれば充分である。
また下部固定部5が硬質ゴム等であって床面6との間に
摩擦が大きく滑りにくい場合は木ねじ51等を省略して
も良い。
伸縮支柱部3のそれぞれは上部固定部材例えばL型部材
によって互いに上部を結合し上部固定部4を形成してい
る。
上部固定部4は、第1図及び第1図のB−B線によって
切断した要部の部分縦断面図である第7図に示すように
上部固定部4に設けた固定手段例えば複数個の取付は穴
41を設け、木ねじ42等を用いて建物の天井面7に固
定する。
その他の例としては第8図に示すように天井面7と壁面
9の接合部に設けられる回り縁8の側面または第9図に
示すように回り縁8の下面に木ねじ42等で固定するこ
ともできる。
上部固定部4から下部固定部5に至る本装置の高さは、
伸縮支柱部3を縦枠部材21.22に係合して互いに摺
動することによって自由に調節することが可能である。
なお、本装置を設置する際、例えば天井7と床面6との
間に設置する場合に縦枠部材21.22の上部と伸縮支
柱部3の下部との間には、互いに嵌合している部分21
a、21bを充分残していることが必要である。
さらに本装置を設置した後、所望により設ける固定ボル
ト27等によって縦枠部材21.22と伸縮支柱部3と
の相互の摺動を固定して一体のものとしても良い。
この場合は本装置の剛性を高めることができる。
本装置は前記のような構造を有するものであるから、壁
面に沿って設置する場合においても壁面に直接取り付け
ることなく、床面と天井面または床面と回り縁間に設置
するものであるから、壁面の凹凸、強度または構造等に
影響されることなく姿見等の大形の鏡を確実且つ容易に
取りつけることが可能である。
また本装置は鏡枠と、これに係合して摺動しうる伸縮支
柱部とよりなり、上下の固定部間の高さを調節し得るも
のであるから、この調節範囲を適当に選定することによ
って、床面と天井面間の高さの異なる建物に対しても容
易に本装置の高さを一致せしめることが可能となり、確
実に設置し固定することができる。
また伸縮支柱部3を縮めた場合は高さが鏡枠相当となり
、取扱いが容易であると共に設置する作業が容易である
から特に専門家に依頼する必要はなく、需要者自身でも
容易且つ確実に設置することができる鏡の取り付は装置
である。
【図面の簡単な説明】 第1図は実施例を説明するための正面を示す立面図、第
2図は第1図のA−A線によって切断した拡大した横断
面図である。 第3図乃至第6図は他の数例を示すためのものであって
第1図のA〜A線によって切断した第2図に相当する要
部の部分拡大横断面図である。 第7図は第1図のB−B線で切断した要部の部分縦断面
図であり、第8図及び第9図は他の例を示す第7図に相
当する要部の部分縦断面図である。 1・・・・・・鏡体、2・・・・・・鏡枠、3・・・・
・・伸縮支柱部、4・・・・・・上部固定部、5・・・
・・・下部固定部、6・・・・・・床面、7・・・・・
・天井面、8・・・・・・回り縁、9・・・・・・壁面
、21.22・・・・・・縦枠部材、21a、21b・
・・・・・嵌合している部分、23・・・・・・上枠部
材、24・・・・・・下枠部材、25・・・・・・鏡固
定溝、26・・・・・・案内溝、27・・・・・・固定
ボルト、41・・・・・・取り付は穴、42.51・・
・・・・木ねじ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)鏡体を建物等の構造部分を支持体として直立して
    固定する形式の鏡を取り付ける装置において、該装置が
    鏡体を保持する鏡枠と、この鏡枠の左右両側の垂直辺を
    形成するそれぞれの縦枠部材に沿って垂直に設けた案内
    溝に係合して上方へ延び且つ上下に摺動し得る伸縮支柱
    部と、この伸縮支柱部の上部と該縦枠部材の下部にそれ
    ぞれ設けた天井又は天井の回り縁と固定するための上部
    固定部と、床面と固定するための下部固定部とからなる
    ことを特徴とする鏡の取り付は装置。
  2. (2)左右両側の伸縮支柱部の上部が横部材によって互
    いに結合されて上部固定部を形成する実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の鏡の取り付は装置。
JP10013479U 1979-07-21 1979-07-21 鏡の取り付け装置 Expired JPS5932350Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10013479U JPS5932350Y2 (ja) 1979-07-21 1979-07-21 鏡の取り付け装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10013479U JPS5932350Y2 (ja) 1979-07-21 1979-07-21 鏡の取り付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5618767U JPS5618767U (ja) 1981-02-19
JPS5932350Y2 true JPS5932350Y2 (ja) 1984-09-11

Family

ID=29332862

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10013479U Expired JPS5932350Y2 (ja) 1979-07-21 1979-07-21 鏡の取り付け装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06100302B2 (ja) * 1986-09-17 1994-12-12 株式会社クボタ 離脱防止管継手
JPH071071B2 (ja) * 1989-02-02 1995-01-11 株式会社クボタ 離脱防止管継手

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JPS5618767U (ja) 1981-02-19

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