JPH02561Y2 - - Google Patents

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JPH02561Y2
JPH02561Y2 JP1985031920U JP3192085U JPH02561Y2 JP H02561 Y2 JPH02561 Y2 JP H02561Y2 JP 1985031920 U JP1985031920 U JP 1985031920U JP 3192085 U JP3192085 U JP 3192085U JP H02561 Y2 JPH02561 Y2 JP H02561Y2
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support rod
furnace box
top plate
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horigotatsu
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JP1985031920U
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JPS61149001U (ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、掘ごたつに関し、特に天板の中央部
を支持棒により支持するものの改良に関する。
(従来の技術) 従来より、掘ごたつとして、床開口部に設けら
れた炉箱と、方形の上枠と下枠とを4本の縦材に
より連結してなり、上記炉箱上に設置される櫓と
を備えてなるものが一般によく知られている。
しかし、上記従来の掘ごたつは、櫓の構造から
その形状やデザインが限定されるとともに、櫓の
隅角部つまり縦材のある箇所では掘ごたつに入る
ことができず、掘ごたつの大きさの割りに使用人
数が少なく制限されるという問題があつた。
そこで、このような問題を解決するために、上
記櫓の代わりに任意の形状をなす天板を使用し、
該天板の中央部を支持棒により支持するようにし
たものが提案されている(実開昭56−85253号お
よび同57−64541号公報等参照)。
そして、この種の掘ごたつにおける、支持棒の
下端を炉箱の底面に直立支持する構造として、実
開昭56−85253号公報には、支持棒の下端部を炉
箱底部に螺合により剛に固定する構造が開示され
ており、また、実開昭57−64541号公報には、炉
箱底面に棒の下端部を嵌合支持する台座を設けて
該台座により支持棒を自立させる構造が開示され
ている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記前者(実開昭56−85253号公報)
の支持構造の場合には、天板にかかる力が支持棒
と炉箱底部との剛結合部に集中して大きなモーメ
ント荷重となつて作用するため、仮に該剛結合部
付近の炉箱底面に補強材を設けたり、炉箱底部の
板厚を厚くしたりして補強したとしても、剛結合
部のネジ山が損傷する恐れがあり、耐久性および
安全性を十分に確保することができないという問
題がある。
また、後者(実開昭57−64541号公報)の支持
構造の場合には、炉箱底面にそのほぼ全面に拡が
る台座を設けている関係上、炉箱底面上方の支持
棒側あるいは天板側にヒータを設けなければなら
ず、ヒータの種類・形状が特定されるとともに、
炉箱の負荷が非常に大きくなるという問題があ
る。その上、運搬・梱包時等での取扱い性が悪
く、また不使用時での解体が煩雑になるなどの不
具合もあり、実用性に欠けている。
本考案はかかる諸点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、特に上述の如く天
板中央部を支持棒により支持する形式の掘ごたつ
にあつて、上記支持棒を炉箱に対して簡単な2点
支持構造により直立支持することにより、天板に
かかる力により支持部に大きなモーメント荷重が
惹起されるのを防止し得るようになし、よつて耐
久性、安全性および取扱い性等に優れた掘ごたつ
を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案の解決手段
は、床開口部に設けられた炉箱と、該炉箱の内部
に着脱自在に配設されたすのこ板と、上記の底面
に下端が着脱自在に取付けられて立設された支持
棒と、該支持棒の上端に取付けられた天板とから
なる掘ごたつにおいて、上記すのこ板の中央部に
上記支持棒を挿通する支持棒挿通孔が設けられて
いると共に、上記支持棒は、その中間部において
外周面が上記支持棒挿通孔の内周面に内接して支
持されている構成としたものである。
(作用) 上記の構成により、本考案では、支持棒の下端
が炉箱底面に取付け支持されているとともに、中
間部がすのこ板の中央部に設けられた支持棒挿通
孔の内周面に内接して支持されていることによつ
て、支持棒ないし天板を、ガタツキを生ずること
なく直立支持できるとともに、天板に垂直荷重や
水平荷重等の外力が作用した場合には、炉箱側壁
と炉箱底板に分解して負荷され、炉箱取付部に伝
わるので、上記2箇所の支持点においてはほとん
ど支持反力だけでもつて対抗し、支持棒の炉箱底
面との取付部に大きなモーメント荷重が作用する
ことはなく、該取付部の損傷を防止できることに
なる。
(第1実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の第1実施例としての掘ごたつ
Aを示し、1は床下地2に形成された床開口部で
あつて、該床開口部1の下方には炉箱3が配設さ
れており、該炉箱3の側壁上部は開口枠材4,…
に取付けられている。5は床開口部1周縁部に配
置された框であつて、該框5は、床開口部1周縁
の高さを床下地2上の畳6と面一にするようにな
つている。
また、7は上記炉箱3の底面中央部上に立設さ
れた支持棒であつて、該支持棒7の下端部は、そ
の外周面にネジ部7aが形成され、該ネジ部7a
と螺合するネジ穴8aを有する取付部材8を介し
て炉箱3底面に着脱自在に取付けられている。一
方、上記支持棒7の上端には天板9の中央部が従
来公知の構造で脱着可能または折畳み可能に取付
けられている。尚、上記天板9は、任意の形成
(例えば矩形状や円形状等)に成形されるもので
あり、またこの天板9の形状に対応して床開口部
1や炉箱3等の形状も設定される。
さらに、10は上記支持棒7の中間部を支持す
るために炉箱3内の底面から所定距離離れた位置
に水平状態に配設されたすのこ板であつて、該す
のこ板10は、第2図に詳示するように、互いに
平行に延びる一対の下部材11,11と、該下部
材11,11間に各々橋架された複数の上部材1
2,12,…とからなる。上記すのこ板10の周
側面たる、各上部材12の両端面および最も外側
に位置する上部材12,12の外側面にはそれぞ
れゴム等からなる平板状の弾性材13,13,…
が貼着されていて、すのこ板10の周側部が該弾
性材13,13,…を介して炉箱3側壁に密着す
るようになつている。そして、すのこ板10の中
央部には、上記支持棒7が挿通する金属製の円筒
部材14が設けられており、該円筒部材14は、
中央部に位置する2つの上部材12,12と該上
部材12,12間に設けられた2つの挾持部材1
5,15とによつて四方から挾持されて固定され
ている。よつて、上記支持棒7は、その中間部に
おいて外周面が上記すのこ板10の円筒部材14
の中空部であ支持棒挿通孔の内周面に内接して該
すのこ板10により支持されている。
尚、16は炉箱3の底面に取付けられたヒー
タ、17はすのこ板10を炉箱3内の所定位置に
保持する受け材であつて、該受け材17は炉箱3
の側壁に固定されている。また、炉箱3は図示し
ていないがその側壁と床下地2とを支持部材で連
結するなどの適宜手段によつて補強されている。
したがつて、上記第1実施例の掘ごたつAにお
いては、支持棒7の下端が取付部材8を介して炉
箱3の底面に取付け支持されているとともに、支
持棒7の中間部がすのこ板10中央部の円筒部材
14の内周面に内接してすのこ板10により拘束
支持されているため、支持棒7ないし天板9を、
ガタツキを生じることなく直立支持できるととも
に、天板9の端部等に垂直荷重や水平荷重が作用
した場合でも、上記支持棒7の異なる2箇所の支
持点においてほとんど支持反力(水平反力および
垂直反力)だけでもつて対抗し、支持棒7の炉箱
3底面との取付部にモーメント荷重が作用するこ
とはほとんどない。この結果、上記取付部におけ
る支持棒7や取付部材8のネジ山の損傷を確実に
防止でき、耐久性および安全性の向上を図ること
ができる。
しかも、上記すのこ板10は従来構造のすのこ
板を改良するだけで済み、新たな部品を必要とし
ないので、構造が簡単でコストの低廉化等に寄与
することができる。
さらに、上記支持棒7の下端は、炉箱3底面に
着脱自在に取付けただけの簡単な構造で済み、従
来の如き剛結合構造や台座による自立構造を必要
としないので、炉箱3底面にヒータ16を取付け
るに当り何等支障をきたすことがなく、また、ヒ
ータ16の種類・形状が特定されることも少な
い。その上、支持棒7の重量も軽くなるため、炉
箱3底面にかかる負荷を軽減することができると
ともに、運搬・梱包時での取扱い性および不使用
時での分解が容易であり、実施する上で非常に有
利である。
(第2実施例) 第2図は本考案の第2実施例としての掘ごたつ
Bを示し、この掘ごたつBは、2本の支持棒1
8,18により天板9の中央部を支持するように
構成されている。そして、上記各支持棒18の下
端部は、上記第1実施例の場合と同様中間部がす
のこ兼用の支持板10に内接して支持されている
ことから、第4図に詳示する如きボルト19およ
び取付部材20を介し炉箱3底面にピン結合によ
り着脱自在に取付けるようにして、単に平面方向
及び上下方向への移動が阻止できるに必要なより
簡単な取付構造にしたものである。その他の構成
は、第1実施例の掘ごたつAの場合と同じであ
り、同一部材には同一符号を付してその説明は省
略する。
尚、上記第1および第2実施例の掘ごたつA,
Bにおける支持棒7,18としては、スライドに
より伸縮可能な構成にしてもよく、この場合に
は、掘ごたつA,Bの不使用時に天板9と共に支
持棒7,18を炉箱3内に収納することができる
という利点ある。
(考案の効果) 以上の如く、本考案における、天板中央部を支
持棒により支持する掘ごたつによれば、支持棒の
下端が炉箱底面に取付け支持され、中間部すのこ
挿通孔の内周面に内接して支持されているので、
支持棒ないし天板を、ガタツキを生じることなく
強固に直立支持できるとともに、天板にかかる力
によつて支持棒の炉箱底面との取付部に大きなモ
ーメント荷重が惹起されることはなく、該取付部
の破損を確実に防止でき、既存の部材、つまり従
来の掘ごたつで採用されているすのこ板に、支持
棒挿通孔を設けるという若干の改良を加えるだけ
で得られる簡単な構造でもつて耐久性および安全
性の向上を有効に図ることができる。しかも、上
記支持棒の炉箱底面との取付部は、ピン結合構造
等の簡単な取付構造が採用可能であるので、ヒー
タの種類、形状が特定されることは少なく、また
運搬・梱包時での取扱い性および不使用時での分
解も容易であり、実用性に非常に優れたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図お
よび第2図は第1実施例を示し、第1図は掘ごた
つの縦断側面図、第2図はすのこ板の斜視図であ
る。第3図および第4図は第2実施例を示し、第
3図は第1図相当図、第4図は支持棒の下下端取
付部の分解斜視図である。 A,B……掘ごたつ、3……炉箱、7,18…
…支持棒、9……天板、10……すのこ、14…
…円筒部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床開口部に設けられた炉箱と、該炉箱の内部に
    着脱自在に配設されたすのこ板と、上記炉箱の底
    面に下端が着脱自在に取付けられて立設された支
    持棒と、該支持棒の上端に取付けられた天板とか
    らなる掘ごたつであつて、上記すのこ板の中央部
    に上記支持棒を挿通する支持棒挿通孔が設けられ
    ており、上記支持棒は、この中間部において外周
    面が上記支持棒挿通孔の内周面に内接して支持さ
    れていることを特徴とする掘ごたつ。
JP1985031920U 1985-03-06 1985-03-06 Expired JPH02561Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985031920U JPH02561Y2 (ja) 1985-03-06 1985-03-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985031920U JPH02561Y2 (ja) 1985-03-06 1985-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61149001U JPS61149001U (ja) 1986-09-13
JPH02561Y2 true JPH02561Y2 (ja) 1990-01-09

Family

ID=30532961

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985031920U Expired JPH02561Y2 (ja) 1985-03-06 1985-03-06

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JP (1) JPH02561Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5898551U (ja) * 1981-12-24 1983-07-05 菊井 泉彌 掘ごたつ

Also Published As

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JPS61149001U (ja) 1986-09-13

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