JPS6242052Y2 - - Google Patents

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JPS6242052Y2
JPS6242052Y2 JP12056479U JP12056479U JPS6242052Y2 JP S6242052 Y2 JPS6242052 Y2 JP S6242052Y2 JP 12056479 U JP12056479 U JP 12056479U JP 12056479 U JP12056479 U JP 12056479U JP S6242052 Y2 JPS6242052 Y2 JP S6242052Y2
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JP
Japan
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formwork
concrete
formworks
substrate
honeycomb structure
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JP12056479U
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JPS5637671U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、各種のコンクリート壁体を作製する
にあたつて用いられるコンクリート型枠の改良に
関する。
〈従来の技術〉 従来、コンクリート型枠施工に際して、例えば
実開昭56−31144号公報で開示されているよう
に、互いに組成したコンクリート型枠群の背面に
バタ材(補強パイプ13,18)を設けてこれら
型枠群を支持することが通常行われている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 前記のような手段は型枠相互の連結作業に加
え、補強ようのバタ材を組成する作業を必要とし
て型枠施工工事が非常に煩雑である。又工事の簡
略化をはかるために前記補強バタ材を省略して型
枠相互の結合のみで維持する方法も、例えば実開
昭51−96228号公報等によつて開示されている
が、前記バタ材を省略するためには型枠自身の強
度や型枠相互の連結をよほど強固にしないと打設
コンクリートの側圧荷重に耐えることが出来な
い。従つて後者の場合には型枠の板素材に充分な
厚みと強靭な構造が要求されるので型枠の重量が
重くなつて運搬や施工の効率が悪く且つ高価にな
つて実用に即しない欠点がある。
そこで本考案は従来見られなかつたユニークな
形態の型枠を提供し、これにより前記のような従
来欠点を解消することを主たる目的とするもので
ある。
〈問題を解決する為の手段〉 上記の目的を達成するために本考案は、正六角
形状で扁平な基板2の全周縁部に、該基板2に対
して直角な姿勢で補強用立上り板部1を固着連設
してコンクリート型枠Aを形成すると共に、これ
ら複数個の型枠群を夫々の立上り板部1……どう
しが互いに面当接するようにハニカム構造に組成
したときにこれら型枠群の突合せ角部に、型枠内
外方向に貫通する孔4を形成するような凹部3…
…を形成したものである。
〈作用〉 そして本考案は、上記のコンクリート型枠Aを
第2図及び第3図に示すように六角形の対抗する
2つの角部が垂直線上に位置するようにして多数
の型枠群をハニカム構造に組成し、そしてこれら
型枠群の突合せ角部に形成された貫通孔4を介し
て締付け用連結金具5およびセパレータ6により
各型枠の連結とコンクリート打設空間を狭んで相
対設された組立型枠どうしの連結支持を行う。こ
のようにして構成された組立型枠体において、各
単位型枠Aはその外周面で互いに隣接する六つの
型枠と連結されて構造力学的に優れた強度を持つ
ハニカム構造体を形成し、これにより、前記した
補強用バタ材を使用しなくても打設コンクリート
の側圧荷重に対して充分耐えることができ、かく
て前記バタ材の省略が可能となると共に型枠自身
の軽量化にも役立つものである。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図において、Aはコンクリート型枠全体を
示し、該コンクリート型枠は正六角形状で扁平な
基板2の全外周縁に、前記基板2に対して直角姿
勢で補強用立上り板部1を一体的に固着連設した
ものである。
更に、前記正六角形状の基板2の六つの角部相
当箇所には、これら複数個の型枠群を夫々の立上
り板部1……どうしが互いに面当接するようにハ
ニカム構造に組成したときにこれら型枠群の突合
せ角部に、型枠内外方向に貫通する孔4を形成す
るような凹部3……を形成している。
上記のごとくして形成された型枠Aは、第2図
及び第3図に示すように六角形の対抗する2つの
角部が垂直線上に位置するようにして多数の型枠
群をハニカム構造に組成し、そしてこれら型枠群
の突合せ角部に形成された貫通孔4を介して締付
け用連結金具5およびセパレータ6により各型枠
の連結とコンクリート打設空間を狭んで相対設さ
れた組立型枠どうしの連結支持を行う。前記連結
金具5は、前記貫通孔4を中心として接当し合つ
ている三つの型枠の立上り板部1……にそれぞれ
嵌合する断面コの字状の三つの嵌合部5a……を
一体的に有し且つその中心に孔5bを形成したも
のであり、この連結金具の各嵌合部5a……を各
立ち上がり板部1……に嵌合させ、セパレータ6
の端部に形成したねじ部6aを前記貫通孔4を通
して連結金具5の中心孔5bに挿通し、その挿通
端にナツト7を螺合することで各型枠を互いに強
力に結合するものである。
尚、前記孔4を形成する凹部3の断面形状は前
記円弧状以外どのようなものでもよく、例えば第
5図で示すような直線的な辺で形成することもで
きる。
〈考案の効果〉 本考案は以上詳述したごとく、正六角形状で扁
平な基板2の全周縁部に、該基板2に対して直角
な姿勢で補強用立上り板部1を固着連設すること
によつてコンクリート型枠Aを正六角形状に形成
したから、これら型枠Aをその全外周面で互いに
密接するように組成したときに単位型枠Aはそれ
に隣接する六つの型枠と連設されて構造力学的に
優れた強度をもつハニカム構造体を形成し、これ
により、前記した補強用バタ材を使用しなくても
打設コンクリートの側圧荷重に対して充分耐える
ことができる強度が付与され、かくて前記バタ材
の省略が可能となつてバタ材り組み付け、解体を
含む型枠施工工事全体の簡略化ができると共に工
期の短縮と材料費の削減により優れた経済効果を
発揮でき、加えて前記した構造上の補強効果によ
つて型枠自身の軽量化にも役立ち、型枠の組立、
解体並びに運搬等の作業効率がよい等の効果があ
る。
更に加えて、本考案では複数個の型枠群を夫々
の立上り板部1……どうしが互いに面当接するよ
うにハニカム構造に組成したときにこれら型枠群
の突合せ角部に、型枠内外方向に貫通する孔4を
形成するような凹部3……を形成したから、型枠
組成によつて自然にセパレータ挿通用の孔が形成
できて型枠施工時に前記孔をわざわざ穿設する必
要はなく、工事を合理的に行うことができること
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るコンクリート型枠の実施例
を示すもので、第1図は斜視図、第2図は型枠組
み付け状態を示す概略的な正面図、第3図は型枠
組み付け状態を示す断面図、第4図はその分解斜
視図、第5図は他の実施例を示すコンクリート型
枠の正面図である。 1は補強用立上り部、2は基板、3は凹部、4
は貫通孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正六角形状で扁平な基板2の全周縁部に、該基
    板2に対して直角な姿勢で補強用立上り板部1を
    固着連設してコンクリート型枠Aを形成すると共
    に、これら複数個の型枠群を夫々の立上り板部1
    ……どうしが互いに面当接するようにハニカム構
    造に組成したときにこれら型枠群の突合せ角部
    に、型枠内外方向に貫通する孔4を形成するよう
    な凹部3……を形成して成るコンクリート型枠。
JP12056479U 1979-08-31 1979-08-31 Expired JPS6242052Y2 (ja)

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JP12056479U JPS6242052Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12056479U JPS6242052Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31

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Publication Number Publication Date
JPS5637671U JPS5637671U (ja) 1981-04-09
JPS6242052Y2 true JPS6242052Y2 (ja) 1987-10-28

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ID=29352737

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JP12056479U Expired JPS6242052Y2 (ja) 1979-08-31 1979-08-31

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58148134U (ja) * 1982-03-30 1983-10-05 亀井 進 六角形コンクリ−ト型枠

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JPS5637671U (ja) 1981-04-09

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