JP3210499B2 - 画像処理システム及びその制御方法とそのホストインターフェース - Google Patents

画像処理システム及びその制御方法とそのホストインターフェース

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JP3210499B2
JP3210499B2 JP21047493A JP21047493A JP3210499B2 JP 3210499 B2 JP3210499 B2 JP 3210499B2 JP 21047493 A JP21047493 A JP 21047493A JP 21047493 A JP21047493 A JP 21047493A JP 3210499 B2 JP3210499 B2 JP 3210499B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理システム、特に
原稿画像を読み取るカラーリーダ、入力された画像デー
タに従って出力画像を形成するカラープリンタ、および
カラーリーダ或いは複数のコンピュータ装置等からの画
像データを取り込んで所定の画像処理を行いカラープリ
ンタに画像データを出力する画像記憶装置等からなる画
像処理システム及びその制御方法とそのホストインター
フェースに関するものである。尚、以下本明細書ではカ
ラー画像処理システムを例に説明するが、本発明の技術
はこれに限定されない。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿画像をハロゲンランプ等
の照明手段により照射し、その反射光を3原色のカラー
フィルムを有するCCDセンサ等の光電変換素子により
読み取り、所定の画像処理を行って画像データを出力す
る(1)カラーリーダ、入力された各色画像データに基
づいて半導体レーザのレーザ光を変調して感光ドラム上
に静電潜像を形成し、Cy(シアン),Ma(マゼン
タ),Ye(イエロー),Bk(ブラック)からなるカ
ラートナーにより静電潜像を現像し、記録紙などの記録
媒体上に各色画像を重畳転写して搬送し、定着器により
カラートナーを記録紙に定着され排紙してプリントアウ
ト画像を得る(2)カラープリンタ、カラーリーダから
出力される原稿画像データ、或いはコンピュータ装置に
よって形成されるCG画像データおよび文字データを画
像メモリ内に取り込み、各種画像のレイアウトなどの画
像処理を行ってコンピュータ装置のモニタ上に表示、あ
るいはカラープリンタへ画像データを出力する(3)画
像記憶装置からなるカラー画像複写システムが、カラー
DTP(デスク・トップ・パブリッシング)を実現する
ものとして知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、複数のコンピュータ装置の各々において生成
した画像データ、または文字データ(または画像と文字
の混合データ)を画像記憶装置の画像展開用メモリを介
してカラープリンタでプリントするために、各々のコン
ピュータ装置より使用要求(以下、接続要求あるいはリ
モート要求ともいう)がカラー画像処理装置に入った場
合、最初に入力されたリモート要求に対してカラー画像
処理装置を使用状態(以下、接続状態あるいはリモート
状態ともいう)にしてプリントアウトすることになる
が、例えば、フルカラーの画像データを多枚数、最大用
紙サイズでプリントアウトするとカラー画像処理装置の
占有時間が長くなり、この間に入力された別のコンピュ
ータ装置からのリモート要求に対してはプリントアウト
時間が短くても待ち状態となり、最初のコンピュータ装
置に対するリモート状態が非常に長いと、別のコンピュ
ータ装置からのリモート要求はタイムアウトとなってキ
ャンセルされてしまい、最初のコンピュータ装置に対す
るリモート状態が終了してからでないと、別のコンピュ
ータ装置に対するリモート状態に入れないという問題点
があった。
【0004】本発明は、前記従来の欠点を除去し、複数
のコンピュータ装置が接続された画像処理装置からなる
画像処理システムで、複数のコンピュータ装置からの画
像処理装置の使用要求を制御して、画像処理装置という
資源を有効に使用する画像処理システム及びその制御方
法とそのホストインターフェースを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の画像処理システムの制御方法は、複数のホ
ストコンピュータ装置に接続される画像処理装置からな
る画像処理システムの制御方法であって、第1のコンピ
ュータ装置が前記画像処理装置を使用状態にある時に、
第2のコンピュータ装置から使用要求があった場合、該
第2のコンピュータ装置からの使用要求の優先処理が可
能か否かの確認情報を、前記第2のコンピュータ装置か
ら前記第1のコンピュータ装置に提示する行程と、前記
第1のコンピュータ装置から優先処理の許可情報が得ら
れた場合に、前記第1のコンピュータ装置の使用状態を
中断し、前記第2のコンピュータ装置からの使用要求を
有効とする行程と、前記第2のコンピュータ装置の使用
状態が終了した後に、前記第1のコンピュータ装置の使
用状態を再開する行程とを備えることを特徴とする。
【0006】ここで、請求項1記載の画像処理システム
の制御方法において、前記第2のコンピュータ装置の使
用要求に対する確認情報として画像処理装置の使用モー
ド及び使用量を含み、該使用モード及び使用量に基づい
て優先処理が可能か否かの判断を行う。また、前記第2
のコンピュータ装置の使用要求に対する確認情報として
画像処理装置の占有時間を含み、該占有時間に基づいて
優先処理が可能か否かの判断を行う。
【0007】また、複数のホストコンピュータ装置に接
続される画像処理装置からなる画像処理システムの制御
方法であって、複数のコンピュータ装置から使用要求が
入った場合に、より長い画像処理装置の占有時間を有す
る第1のコンピュータ装置に対して、より短い画像処理
装置の占有時間を有する第2のコンピュータ装置の使用
要求の優先処理が可能か否かという確認情報を前記第1
のコンピュータ装置に提示する行程と、前記第1のコン
ピュータ装置から許可情報が得られた場合に、前記第2
のコンピュータ装置の使用要求を有効とする行程とを備
えることを特徴とする。
【0008】ここで、前記確認情報を提示する行程で
は、前記第1のコンピュータ装置の使用要求に対する画
像処理装置の占有時間をT1、前記第2のコンピュータ
装置の使用要求に対する画像処理装置占有時間をT2、
所定時間をTaとした時に、T1>T2+Taなる関係
を有する場合、前記第2のコンピュータ装置の使用要求
の優先処理が可能か否かという確認情報を前記第1のコ
ンピュータ装置に提示し、更に、所定時間Ta内に前記
第1のコンピュータ装置より許可情報が得られなかった
場合、或は拒否情報が得られて所定時間Taが経過した
場合に、前記第1のコンピュータ装置の使用状態を一時
中断し、前記第2のコンピュータ装置の使用要求を有効
とする行程を備える。
【0009】また、本発明のホストインターフェース
は、複数のホストコンピュータ装置に接続される画像処
理装置のホストインターフェースであって、複数のホス
トコンピュータ装置の1つを画像処理装置と接続する接
続手段と、ホストコンピュータ装置からの接続要求を受
信する接続要求受信手段と、第1のコンピュータ装置が
接続状態にある時に、第2のコンピュータ装置から接続
要求があった場合、該第2のコンピュータ装置からの使
用要求に含まれる優先処理が可能か否かの判断基準とな
る確認情報を、前記第1のコンピュータ装置に送信する
確認情報送信手段と、前記第1のコンピュータ装置から
優先処理の許可/不許可の情報を受信する許可情報受信
手段と、前記第1のコンピュータ装置から優先処理の許
可情報が得られた場合に、前記第1のコンピュータ装置
の接続状態を中断して、前記第2のコンピュータ装置か
らの接続要求を有効とし、前記第2のコンピュータ装置
の接続状態が終了した後に、前記第1のコンピュータ装
置の接続状態を再開する接続制御手段とを備えることを
特徴とする。
【0010】また、複数のホストコンピュータ装置に接
続される画像処理装置のホストインターフェースであっ
て、複数のホストコンピュータ装置の1つを画像処理装
置と接続する接続手段と、ホストコンピュータ装置から
の接続要求を受信する接続要求受信手段と、複数のコン
ピュータ装置から接続要求が入った場合に、より長い画
像処理装置の占有時間を有する第1のコンピュータ装置
に対して、より短い画像処理装置の占有時間を有する第
2のコンピュータ装置からの接続要求に含まれる優先処
理が可能か否かの判断基準となる確認情報を、前記第1
のコンピュータ装置に送信する確認情報送信手段と、前
記第1のコンピュータ装置から優先処理の許可/不許可
の情報を受信する許可情報受信手段と、前記第1のコン
ピュータ装置から優先処理の許可情報が得られた場合
に、前記第2のコンピュータ装置の接続要求を有効とす
る接続制御手段とを備えることを特徴とする。
【0011】ここで、前記確認情報送信手段は、前記第
1のコンピュータ装置の接続要求による画像処理装置の
占有時間をT1、前記第2のコンピュータ装置の接続要
求による画像処理装置占有時間をT2、所定時間をTa
とした時に、T1>T2+Taなる関係を有する場合、
前記第2のコンピュータ装置の接続要求の優先処理が可
能か否かという確認情報を前記第1のコンピュータ装置
に送信し、前記接続制御手段は、更に、所定時間Ta内
に前記第1のコンピュータ装置より許可情報が得られな
かった場合、或は拒否情報が得られて所定時間Taが経
過した場合に、前記第1のコンピュータ装置の接続状態
を一時中断し、前記第2のコンピュータ装置の接続要求
を有効とする。
【0012】又、本発明の画像処理システムは、第1の
コンピュータを含む複数の遠隔のコンピュータと通信可
能であって、前記複数のコンピュータからのデータを選
択的に処理可能な画像処理装置を有する画像処理システ
ムであって、前記第1のコンピュータからのデータに基
づいた画像処理を行っている際に、前記画像処理装置の
使用要求を示すデータを、前記第1のコンピュータとは
別の他のコンピュータから受信したことに応じて、前記
第1のコンピュータからのデータに基づいた画像処理の
終了を待たずに、前記他のコンピュータからのデータを
処理して良いか否かを確認するための確認情報を含みコ
ンピュータにて表示可能な第1の情報を生成する手段
と、前記第1の情報を前記第1のコンピュータに送信す
る送信手段とを有することを特徴とする。ここで、前記
第1の情報に対する応答結果を示す第2の情報を、前記
第1のコンピュータから受信する受信手段と、前記受信
手段により受信した前記第1のコンピュータからの前記
第2の情報に基づいて、前記第1のコンピュータからの
データに基づいた画像処理の終了を待たずに、前記他の
コンピュータからのデータに基づいた画像処理を実行し
て良いか否かを判断する手段とを更に有する。また、前
記第1のコンピュータからのデータに基づいた画像処理
の終了を待たずに前記他のコンピュータからのデータを
処理して良いとの許可を得られたことを、前記第2の情
報により判断したことに応じて、前記他のコンピュータ
からのデータに基づいた処理が終了するまで、前記第1
のコンピュータからのデータに基づいた画像処理を待機
状態にする。また、前記第1のコンピュータからのデー
タに基づいた画像処理の終了を待たずに前記他のコンピ
ュータからのデータを処理して良いとの許可を得られな
かったことを、前記第2の情報により判断したことに応
じて、前記第1のコンピュータからのデータに基づいた
画像処理が終了するまで、前記他のコンピュータからの
データに基づいた画像処理を待機状態にする。また、前
記第1の情報は、前記他のコンピュータから前記画像処
理装置に対して使用要求が投入された旨を示す情報、及
び、前記他のコンピュータにて設定された動作モードに
関する情報を含む。また、前記画像処理手段は、前記コ
ンピュータからのデータに基づいた画像をシート上に形
成する画像形成手段を含む。また、前記第1の情報は、
前記他のコンピュータから使用要求が投入された旨を示
す情報、及び、前記他のコンピュータにて設定された像
形成モードの種類及び出力枚数に関する情報を含む。ま
た、前記第1の情報は、前記他のコンピュータが前記画
像処理装置を占有する占有時間に関する情報を含む。
又、本発明の画像処理システムの制御方法は、第1のコ
ンピュータを含む複数の遠隔のコンピュータと通信可能
であって、前記複数のコンピュータからのデータを選択
的に処理可能な画像処理装置を有する画像処理システム
の制御方法であって、前記第1のコンピュータからのデ
ータに基づいた画像処理を行っている際に、前記画像処
理装置の使用要求を示すデータを、前記第1のコンピュ
ータとは別の他のコンピュータから受信したことに応じ
て、前記第1のコンピュータからのデータに基づいた画
像処理の終了を待たずに、前記他のコンピュータからの
データを処理して良いか否かを確認するための確認情報
を含むコンピュータにて表示可能な第1の情報を生成す
る工程と、前記第1の情報を前記第1のコンピュータに
送信する工程とを有することを特徴とする。又、本発明
の画像処理システムは、複数のコンピュータからのデー
タを選択的に処理可能な遠隔の画像処理装置と通信可能
な第1のコンピュータを有する画像処理システムであっ
て、前記画像処理装置の使用要求を示すデータを含むデ
ータを、前記画像処理装置に送信する第1送信手段と、
前記第1のコンピュータからのデータに基づいた画像処
理の終了を待たずに、前記他のコンピュータからのデー
タを処理して良いか否かを確認するための確認情報を含
む第1の情報を、前記画像処理装置から受信する受信手
段と、受信した前記第1の情報を表示する表示手段とを
有することを特徴とする。ここで、前記第1の情報に対
する応答結果を示す第2の情報を入力して、前記画像処
理装置に送信する第2送信手段を更に有する。又、本発
明の画像処理システムの制御方法は、複数のコンピュー
タからのデータを選択的に処理可能な遠隔の画像処理装
置と通信可能な第1のコンピュータを有する画像処理シ
ステムの制御方法であって、前記画像処理装置の使用要
求を示すデータを含むデータを、前記画像処理装置に送
信する工程と、前記第1のコンピュータからのデータに
基づいた画像処理の終了を待たずに、前記他のコンピュ
ータからのデータを処理して良いか否かを確認するため
の確認情報を含む第1の情報を、前記画像処理装置から
受信する工程と、受信した前記第1の情報を前記第1の
コンピュータの表示ユニットに表示せしめる工程とを有
することを特徴とする。
【実施例】以下、図面を参照して本実施例のカラー画像
複写システムについて詳細に説明する。
【0013】図1〜図3に本実施例のカラー画像複写シ
ステムの信号処理ブロックの一例を示す。
【0014】<画像読取装置1>原稿はまず露光ランプ
により照射され、反射光は原稿操作ユニット4内のカラ
ーCCDセンサ6により画像ごとに色分解されて読み取
られ、増幅回路(プリアンプ)7で所定レベルに増幅さ
れる。8はカラーCCDセンサ6を駆動するためのパル
ス信号を供給するCCDドライバであり、必要なパルス
源はパルスジェネレータ10で生成される。
【0015】図4は本実施例で使用されるカラーCCD
センサ6の構成を説明するための図であり、図5は駆動
パルス波形のタイミングチャートを示す。
【0016】主走査方向を5分割して読み取るべく6
3.5μm(400dpi)を1画素として、976画
素、すなわち図の如く1画素を主走査方向にG,B,R
で3分割しているので、トータル1024×3=307
2の有効画素数を有する。一方、各チップ100〜10
4は同一セラミック基板上に形成され、センサの1,
3,5番目(100,102,104)は同一ラインL
A上に、2,4番目(101,103)はLAとは4ラ
イン分(63.5μm×4=254μm)だけ離れたラ
インLB上に配置され、原稿読取時は矢印AL方向に操
作する。各5つのCCDの内1,3,5番目は駆動パル
ス群ODRV501に、2,4番目はEDRV502に
よりそれぞれ独立に、かつ同期して駆動される。図5に
示すODRV501に含まれるOφ1A,Oφ2A、O
RSとEDRV502に含まれるEφ1A,Eφ2A、
ERSはそれぞれ各センサ内での電荷転送クロック、電
荷リセットパルスであり1,3,5番目と2,4番目と
の相互干渉やノイズ制限のためおたがいに1つの基準発
振源OSC11(図1)から生成される。
【0017】図6,図7に図4,図5で示したODRV
501とEDRV502を生成する回路のブロックとタ
イミングチャートを示す。図6は回路ブロック、図7は
そのタイミングチャートであり、図1のパルスジェネレ
ータ10に含まれる部分である。また、図8はカラーC
CDセンサーの駆動パルス及び出力画像信号形態を示す
図である。
【0018】OSC11より発生される原クロックCL
K0を分周したクロックK0(503)は、ODRVと
EDRVの発生タイミングを決める基準信号SYNC
2,SYNC3を生成するクロックであり、SYNC
2,SYNC3はCPUバスに接続された信号線530
により設定されるプリセッタブルカウンタ110,11
1の設定値に応じて出力タイミング生成部114,11
5を初期化する。
【0019】すなわち、本ブロックに入力されるHSY
NC504を基準として全て1つの発振源OSCより出
力されるCLK0および全て同期して発生している分周
クロックにより生成されているので、ODRV501と
EDRV502のそれぞれのパルス群は全くジッタのな
い同期化信号として得られ、センサ間の干渉による信号
の乱れを防止できる。ここでおたがいに同期して得られ
たセンサ駆動パルスODRV501は1,3,5番目の
センサに、EDRV502は2,4番目のセンサに供給
され、各センサ100〜104からは駆動パルスに同期
してビデオ信号V1〜V5が独立に出力され、図1に示
される各チャンネルごとに独立の増幅回路(プリアン
プ)7で所定の電圧値に増幅され、同軸ケーブルを通し
て図5のOOSのタイミングでV1,V3,V5の信号
が、EOSのタイミングでV2,V4の信号が送出され
ビデオ処理ユニット5に入力される。
【0020】ビデオ処理ユニット5に入力され、原稿を
主走査方向に5分割して読みとって得られたカラー画像
信号は、アナログ信号処理部(A/D)9でサンプルホ
ールド(S/H)、ゲイン可変(VCA)、可変オフセ
ットクランプ(VCO)などのアナログ信号処理が施さ
れ、アナログ/デジタル変換によりデジタル信号に変換
される。次に、デジタル変換された各チャンネルのR,
G,B画像信号はズレ補正回路12に入り、FiFoメ
モリにより各チャンネル間の画像つなぎが行われ、R,
G,B三系統となる。次に、R,G,B各デジタルカラ
ー信号は黒補正/白補正回路13に入る。
【0021】まず黒補正回路について説明する。チャン
ネル1〜5の黒レベル信号はセンサに入力される光量が
微少のとき、チップ間、画素間のバラツキが大きい。こ
れをそのまま出力すると、画像のデータ部にスジやムラ
が生じる。そこでこの黒レベル部の出力バラツキを補正
する必要がある。原稿スキャン動作に先立ち、原稿走査
ユニット4を原稿台先端部の非画像領域に配置された均
一濃度を有する黒色板の位置へ移動し、ハロゲンランプ
を点灯して黒レベル画像信号を本回路に入力する。この
画像データの一ライン分が黒レベルメモリに格納され黒
基準値となる。黒レベルデータDK(i)のデータ数i
は例えば、主走査方向A4長手方向の幅を有するとすれ
ば400dpiの場合(400÷2.54)×297=
4677画素/各色であるが、その長さをカバーするた
め61mmのCCDチップを5本並べて1ラインとする
と、(400÷2.54)×61×5=4800画素/
各色となり対応するデータ数iはi=1〜4800の値
を取り得る。
【0022】画像読み込みの次には、黒レベルデータD
K(i)に対し、例えばブルー信号の場合 Bin(i)
−DK(i)=Bout(i)として黒補正出力が得られ
る。グリーンGin,レッドRinも同様の制御が行われ、
黒補正出力Gout 、Rout を得る。
【0023】次に、白レベル補正(シェーディング補
正)回路を説明する。白レベル補正は原稿走査ユニット
4を均一な白色板の位置に移動してハロゲンランプを照
射したときの白色データに基づき、照明系,光学系やセ
ンサの感度バラツキの補正を行う。基本的な回路構成は
黒補正回路と同一であるが、黒補正では減算器にて補正
を行っていたのに対し、白補正では乗算器を用いる点が
異なる。白補正時に、まず原稿走査ユニット4が均一白
色板の位置(ホームポジション)にあるとき、すなわち
複写動作または読取動作に先立ちハロゲンランプを点灯
させ、均一白レベルの画像データを1ライン分の白レベ
ルメモリに格納する。例えば、主走査方向A4長手方向
の幅を有するとすれば、400dpiで(400÷2.
54)×297=4677画素であるがCCD1チップ
の画像データを960画素(400÷2.54×61)
ずつで構成すると、960×5=4800画素となり、
即ち少なくとも白レベルメモリの容量は4800バイト
あり、i番目の白色板データをW(i)とするとデータ
数iはi=1〜4800となる。一方、W(i)に対
し、i画素目の画素の通常の画像の読取値D(i)に対
し、補正後の画像データはDout (i)=D(i)×F
FH/W(i)となり、G,B,R各色について白補正
が行われる。
【0024】CCDセンサの入力光量に比例したカラー
画像データはビデオインターフェース21に入力され、
画像記憶装置と接続される。このビデオインターフェー
ス21は、下記に示す4つの各機能を備えている。 (1)黒補正/白補正回路13からの信号を画像記憶装
置3に出力する機能、(2)画像記憶装置3からの画像
情報をセレクタ16に入力する機能、(3)画像合成回
路19からの画像情報を画像記憶装置3に出力する機
能、(4)画像記憶装置3と画像読取装置1との間の制
御ライン(HSYNC,VSYNC,画像イネーブルE
N等のライン)及びCPU間の通信ラインの接続。この
4つの機能の選択はCPU制御ラインによって切り換え
られる。
【0025】また、黒補正/白補正回路13からの画像
情報は、人間の目の比視感度特性に合わせるための処理
を行う対数変換回路(LOG)14に入力される。ここ
では、白=00H,黒=FFHとなるべく変換され、さ
らにCCDセンサーに入力される画像ソース、例えば通
常の反射原稿と、フィルムプロジェクターなどの透過原
稿、また同じ透過原稿でもネガフィルム、ポジフィルム
またはフィルムの感度、露光状態で入力されるガンマ特
性が異なっているため、対数変換用のルックアップテー
ブル(LUT)を複数有し、用途に応じて使い分ける。
ここで各B,G,Rに対して出力されるデータは、B,
G,Rの各信号に対してそれぞれイエロー(Y),マゼ
ンタ(M),シアン(C)のトナー量に対応するので、
ここ以後のカラー画像データはY,M,Cに対応でき
る。
【0026】次に、対数変換回路(LOG)14により
得られた原稿画像からの各色成分画像データ、即ちY成
分,M成分,C成分に対して、色補正回路15にて次に
記すごとく色補正を行う。
【0027】CCDセンサに1画素ごとに配置された色
分解フィルタの分光特性における不要透過領域補正、及
び画像形成装置において転写紙に転写される色トナー
(Y,M,C)の不要吸収成分補正を行う入力マスキン
グ、出力マスキング処理を施し、また各色成分画像デー
タYi,Mi,Ciによりmin(Yi,Mi,Ci)
[Yi,Mi,Ciの内の最小値]を算出し、これをス
ミ(黒)として後に黒トナーを加えるとスミ入れ処理
と、加えた黒成分に応じて各色材の加える量を減じる下
色除去(UCR)処理が色補正回路15にて行われる。
【0028】以上のようにビデオ信号処理された画像デ
ータはデジタルビデオ信号以外に、画像送り方向(副走
査方向)の同期信号(ITOP)、1ラスタスキャンに
1回発生するラスタスキャン方向(主走査)の同期信号
(BD)、ビデオ信号を画像形成装置2へ送出するため
の同期クロック(RCLK)、BD信号を元にジッター
のないRCLKと同期して生成される同期信号(RHS
YNC)、及び半二重の双方向シリアル通信のための信
号(SRCOM)からなる。これら信号ラインを通して
画像読取装置1から画像形成装置2へ画像情報と指示が
送られ、画像形成装置2からは状態情報、例えばジャ
ム,紙なし,ウエイトなどの情報の相互やり取りが行わ
れる。
【0029】<画像形成装置2>画像読取装置1から出
力された8bitの画像データは、同期信号RHSYN
C、および画像クロックRCLKに同期してバッファメ
モリ24に格納される。バッファメモリ24に格納され
た画像データはパルスジェネレータにおいて発生される
HSYNC、およびCLK信号に同期してバッファメモ
リ24から読み出される。バッファメモリ24への画像
データの一時格納により画像読取装置1と画像形成装置
2の同期ずれの修正や画像処理速度の変換が行われ、画
像データはセレクタ25に入力される。CPUの選択信
号によりセレクタのA入力を選択すると、画像データは
複数のルックアップテーブル用ランダムアクセスメモリ
で構成された濃度逆変換回路26のアドレスに入力され
る。この時、CPUは制御信号(読出信号)により濃度
逆変換LUTを読み出し状態に設定すると、濃度逆変換
LUTからはアドレス入力に対応した記憶データ出力さ
れ、セレクタ27を介し前述の選択信号によって次のセ
レクタ28に入力される。
【0030】濃度逆変換回路26の複数のLUTは、C
PUの選択信号によりセレクタ25のB入力を選択し、
各LUTのアドレスを指定しCPUのデータバスからセ
レクタ27を介して濃度逆変換回路のLUT RAMに
データを書き込むことによって形成される。次に、セレ
クタ28を介した画像データはD/A変換器29に供給
されアナログ信号に変換される。アナログ信号に変換さ
れた画像信号は2値化回路30により2値化される。こ
の2値化回路30はパルスジェネレータ36から出力さ
れるCLK(あるいは3CLK)信号に基づいて、2値
化回路30内の三角波発生回路により三角波を発生し、
ゲイン,オフセットレベルをそれぞれ調整して三角波信
号とアナログ画像信号をコンパレータにより比較するこ
とによってパルス幅変調(PWM)を行う。
【0031】2値化回路30によってパルス幅変調され
た画像信号はレーザドライバ31に供給され、半導体レ
ーザ32を発光制御する。半導体レーザから出射したレ
ーザ光は、ポリゴンミラーで反射されf/θ(結像レン
ズ)および反射ミラーにより感光ドラム33の面を線上
に走査(ラスタスキャン)し、原稿画像に対応した静電
潜像を形成する。まず、最初のITOP信号が来ると、
レーザ光により感光ドラム上にY(イエロー)潜像が形
成され、これが現像ユニットにより現像され、次いで転
写ドラム上の用紙に転写が行われ、イエロープリント処
理が行われる。この動作を続いて来るITOP信号に対
してM(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)に
ついても同様にしてプリント処理が行われる。このよう
にして像形成過程が終了すると、次に剥離爪により用紙
の剥離が行われ、画像定着部でトナー画像が定着され、
一連のカラー画像のプリントが終了する。
【0032】<画像記憶装置3>最初に画像読取装置1
から画像記憶装置3への画像記憶方法を、次に画像記憶
装置3から画像情報を読み出し、処理した後に画像形成
装置2により画像形成を行う本実施例の動作例について
詳細に説明する。
【0033】(画像読取装置1からの画像記憶)画像読
取装置1からの画像データ転送は、ビデオインターフェ
ース21を制御することにより、ITOP,EN信号お
よびVCLKを制御信号としてビデオインターフェース
21から出力し、これらに同期してRデータ,Gデー
タ,Bデータがリアルタイムで画像記憶装置3へ送られ
る。転送されたRデータ,Gデータ,Bデータはフィル
タ回路40に入力され、主走査方向2画素、副走査方向
2画素即ち4画素の平均値を取るか、またはスルー画像
かが選択され出力される。これは、例えば画像読取装置
1により網点画像等が読み込まれた場合、モアレの発生
による画像劣化を防止すべく画像の平均化を行うもので
ある。
【0034】またフィルタ回路40は後述する画像格納
メモリ(メモリA,B,C,D)41〜44の容量より
も大容量の画像データが入力された場合、この画像デー
タを縮小することにより、メモリの利用効率が最大とな
るようにしている。フィルタおよび縮小回路を介して
R,G,B画像データは画像格納メモリ(メモリA,
B,C,D)41〜44に記憶される。
【0035】(画像形成装置2への画像出力)操作部2
2のスタートボタンを押すことにより画像形成装置2が
動作を始め、記録紙の搬送を開始する。そして、記録紙
が画像形成部の先端に達するとITOP信号を出力す
る。このITOP信号は画像読取装置1を介して画像記
憶装置3に送られる。画像記憶装置3ではこのITOP
信号により画像形成処理を開始する。そして、画像記憶
装置3に送られた各画像は画像は画像記憶装置内のシス
テムコントローラの制御で画像がメモリA,B,C,D
等から読み出され、ルックアップテーブル(LUT)4
5〜48に送られてここで人間の目の比視感度特性に合
わせるための対数変換が行われる。このとき、領域信号
発生器より送られるLUT選択信号によって、領域ごと
に任意のLUTの選択が可能となっている。この各LU
T変換画像データは、マスキング回路49〜52で画像
記憶装置3のカラー画像信号の色補正が行われ、セレク
タ53によって領域信号発生器から出力されるセレクト
信号に基づいて、各FiFoメモリ54〜57に入力さ
れる。これによってシーケンシャルに並んでいた各画像
は、このFiFoメモリ54〜57の作用により並列に
処理可能となる。次に、領域信号発生器から出力される
イネーブル信号によって拡大補間回路58〜61がイネ
ーブルとなると、拡大補間回路58〜61はFiFoメ
モリ54〜57にリードイネーブル信号を出力し、Fi
Foメモリ54〜57より画像データを受け取り拡大処
理を行うようになっている。なお、本実施例では1次補
間法を用いている。
【0036】メモリからシーケンシャルに読み出した画
像データは並列に処理が行われ、最終的にセレクタ62
によって画像のレイアウトが完了し、ここまで並列に処
理された各画像データを再びシリアルの画像データ信号
とする。次に、エッジフィルタ回路63によってエッジ
強調、およびスムージング(平滑化)処理が行われ、領
域信号発生器から作られるビデオイネーブル信号、およ
びクロックとともに画像読取装置1内のビデオインター
フェース21、およびプリンタインターフェース20を
介して画像形成装置2へ送られる。
【0037】<ホストコンピュータインターフェース>
本実施例のシステムは、図3に示のようにコンピュータ
装置100及び101を有し、画像記憶装置3と接続さ
れている。コンピュータ装置100,101と画像記憶
装置3とのインターフェースはLAN(ローカル・エリ
ア・ネットワーク)ケーブルを介して接続されたLAN
コントローラ69にて行われる。LANコントローラ6
9はCPUバス500を介し、CPU65と接続してお
り、決められたプロトコルによりコンピュータ装置10
0,101とのコマンドのやり取りや画像データの転送
が可能である。
【0038】例えば、コンピュータ装置100よりLA
Nを介して画像データが転送される場合、画像データは
一ラインずつLANコントローラ69により受け取ら
れ、一時ワークメモリ68に格納される。格納されたデ
ータは随時ワークメモリより画像メモリA〜D(41〜
44)及びモニタディスプレイメモリM(図示しない)
にDMA転送され、再び新たにLANコントローラ69
よりデータを受け取り、上記の繰り返しにより画像転送
が行われる。
【0039】<プリントアウトシーケンスの説明> (実施例1)図9,図10に実施例1のプリントアウト
シーケンスを説明するフローチャートを示す。
【0040】ステップS1において複数のコンピュータ
装置のうちの1つ(コンピュータ装置100)から画像
記憶装置3を介してカラー複写装置へリモート要求(R
EQ1)が入ったかどうか判断し、リモート要求(RE
Q1)が入っていなければS1を繰り返す。
【0041】ステップS1にてリモート要求(REQ
1)が入ったならば、ステップS2に移りREQ1に対
応してカラー複写装置をリモートモードに設定する。次
に、ステップS3において複数のコンピュータ装置のう
ちの別の1つ(コンピュータ101)から画像記憶装置
3を介してカラー複写装置へリモート要求(REQ2)
が入ったかどうか判断し、リモート要求(REQ2)が
入っていなければステップS4にてコンピュータ装置1
00にて生成した画像データ、或は文字データをLAN
を介して画像記憶装置3へ伝送する。LANを介して伝
送された画像データ、或は文字データはステップS5で
画像記憶装置3内のLANコントローラ69、及びワー
クメモリ68を介して1ラインごとに順次DMA転送さ
れ、画像メモリA〜D(41〜44)に格納される。画
像メモリに格納された画像データ、或は文字データはス
テップS6で画像読取装置1内のビデオインターフェー
ス21を介して画像形成装置2へ伝送され、所定用紙に
プリントアウトされる。ステップ7(S7)においてR
EQ1に対応したリモートが終了したかどうかを判断
し、まだ終了していなければS3に戻ってリモートモー
ドを継続し、終了したならば分岐Aに返る。
【0042】ステップS3においてコンピュータ装置1
01からのリモート要求(REQ2)が入ったならば、
ステップS8に移り、コンピュータ装置100によるリ
モートリードを一時中断し、ステップS9にてコンピュ
ータ装置100のディスプレイ上にコンピュータ装置1
01からカラー複写装置へリモート要求(REQ2)が
入ったという情報と、REQ2に対応したリモートモー
ドに入った場合のプリントモード(フルカラー/黒単
色、A4/A3,etc.)及びプリント枚数を提示
し、ステップS10にてコンピュータ装置101からの
リモート要求を許可するか否かの確認情報をコンピュー
タ装置100のディスプレイ上に提示し、許可が得られ
たならばステップS11においてカラー複写装置をRE
Q2に対応したリモートモードに設定し、図6の分岐B
に移る。分岐BではS4、S5、S6と同じ内容のステ
ップS13、S14、S15が行われ、ステップS16
にてREQ2に対応したリモートモードが終了したかど
うかを判断し、終了していなければステップS13に戻
ってリモートモードを継続し、終了したならばステップ
S17に移ってREQ1に対応したリモートモードが終
了したかどうかを判断する。ここではステップS10に
てREQ2を優先し、REQ1に対応したリモートモー
ドは一時中断しているのでまだ終了していないため、図
9の分岐Cに飛ぶ。
【0043】分岐Cでは、ステップS12において中断
していたREQ1に対応したリモートモードを復帰し、
図10の分岐Dに移る。分岐DではステップS4,S
5,S6と同じ内容のステップS18,S19,S20
が行われ、ステップS21にてREQ1に対応したリモ
ートモードが終了したかどうかを判断し、終了していな
ければステップS18に戻ってリモートモードを継続
し、終了したならばステップS22に移ってREQ2に
対応したリモートリードが終了したか否かを判断する。
ここではステップS16にて終了しているため、図9の
分岐Aに戻る。
【0044】図9のステップS10にてコンピュータ装
置101からのリモート要求を許可するか否かの確認情
報をコンピュータ装置100のディスプレイ上に提示
し、許可が得られなかったならばステップS12におい
て中断していたREQ1に対応したリモートモードを復
帰し、図10の分岐Dに移る。分岐DではステップS
4,S5,S6と同じ内容のステップS18,S19,
S20が行われ、ステップS21にてREQ1に対応し
たリモートモードが終了したかどうかを判断し、終了し
ていなければステップS18に戻ってリモートモードを
継続し、終了したならばステップS22に移ってREQ
2に対応したリモートモードが終了したかどうかを判断
する。ここではステップS10にてREQ2を拒否した
ため待ち状態にありまだ終了していないので、図9の分
岐Eに飛ぶ。
【0045】分岐Eでは、ステップS11においてカラ
ー複写装置をREQ2に対応したリモートモードに設定
し、図10の分岐Bに移る。分岐BではステップS4,
S5,S6と同じ内容のステップS13,S14,S1
5が行われ、ステップS16にてREQ2に対応したリ
モートモードが終了したかどうかを判断し、終了してい
なければステップS13に戻ってリモートモードを継続
し、終了したならばステップS17に移ってREQ1に
対応したリモートモードが終了したかどうかを判断す
る。ここではステップS21にて終了しているため、図
9の分岐Aに戻る。
【0046】(実施例2)上記実施例1の説明において
は、プリントアウトシーケンスの説明でコンピュータ装
置100がカラー複写装置に対してリモート状態にある
時、コンピュータ装置101からリモート要求が入った
場合、コンピュータ装置101からのリモート要求を優
先可能か否かを判断するための確認情報として、第2の
リモート要求に対応したリモートモードに入った場合の
プリントモード(フルカラー/黒単色、A4/A3,e
tc.)、及びプリント枚数をコンピュータ装置100
へ提示するとして説明したが、これを第2のリモート要
求が入った場合の確認情報として、第2のリモート要求
に対応したリモートモードに入った場合の複写装置占有
時間を第1のコンピュータ装置へ提示して、第2のリモ
ート要求に対応したリモートモードに入った場合の複写
装置占有時間が長ければ第2のリモート要求を拒否して
第1のリモートを継続し、第2のリモート要求に対応し
たリモートモードに入った場合の複写装置占有時間が短
ければ、第2のリモート要求を許可して第1のリモート
を中断し、第2のリモートが終了した後、第1のリモー
トを再開するかの判断基準にした方が、より複写装置の
使用効率が向上する。これを実施例2として図11にプ
リントアウトシーケンスのフローチャートを示す。これ
は図9のフローチャートでステップS9がステップS9
´に異なるだけであるので説明は省略する。
【0047】(実施例3)上記実施例1並びに2のプリ
ントアウトシーケンスの説明において、コンピュータ装
置100がカラー複写装置に対してリモート状態にある
時、コンピュータ装置101からリモート要求が入った
場合、コンピュータ装置101からのリモート要求を優
先可能か否かを判断するための確認情報として、第2の
リモート要求に対応したリモートモードに入った場合の
プリントモード(フルカラー/黒単色、A4/A3,e
tc.)、及びプリント枚数、或は複写装置占有時間を
コンピュータ装置100へ提示するとして説明したが、
明らかに第1のリモート状態での複写装置占有時間が非
常に長いにもかかわらず、第2のリモート要求を拒否し
た場合、第2のリモート要求は第1のリモート状態が終
了するまで待ち状態となり、複写装置の利用効率が悪く
なってしまうおそれがある。そこで、第1、第2のリモ
ート要求に対する複写装置占有時間T1、T2を演算
し、所定時間をTaとした時、T1>T2+Taなる関
係を有する場合、第2のリモート要求を優先可能か否か
という確認情報を提示し、拒否情報が得られ所定時間T
aが経過した場合、第1のリモート状態を一時中断し、
第2のリモート要求を有効とすることにより、複写装置
の利用効率をさらに上げることができる。これを実施例
3として図12〜図14にプリントアウトシーケンスの
フローチャートを示す。
【0048】図12〜図14において、ステップS10
1で複数のコンピュータ装置のうちの1つ(コンピュー
タ装置100)から画像記憶装置3を介してカラー複写
装置へリモート要求(REQ1)が入ったかどうか判断
し、リモート要求(REQ1)が入っていなければステ
ップS101を繰り返す。
【0049】ステップS101にてリモート要求(RE
Q1)が入ったならば、ステップS102においてRE
Q1に対応してカラー複写装置をリモートモードに設定
する。次に、ステップS103において複数のコンピュ
ータ装置のうちの別の1つ(コンピュータ装置101)
から画像記憶装置3を介してカラー複写装置へリモート
要求(REQ2)が入ったかどうか判断し、リモート要
求(REQ2)が入っていなければステップS104に
てコンピュータ装置100にて生成した画像データ、或
は文字データをLANを介して画像記憶装置3へ伝送す
る。LANを介して伝送された画像データ、或は文字デ
ータはステップS105で画像記憶装置3内のLANコ
ントローラ69、及びワークメモリ68を介して1ライ
ンごとに順次DMA転送され、画像メモリA〜D(41
〜44)に格納される。画像メモリに格納された画像デ
ータ、或は文字データはステップS106で画像読取装
置1内のビデオインターフェース21を介して画像形成
装置2へ伝送され、所定用紙にプリントアウトされる。
ステップS107においてREQ2が待ち状態であるか
どうかを判断し、ステップS103にてREQ2は入っ
ていない為ステップS108に移り、REQ1に対応し
たリモートモードが終了したかどうかを判断し、まだ終
了していなければステップS103に戻ってリモートモ
ードを継続し、終了したならば分岐Aに返る。
【0050】ステップS103においてコンピュータ装
置101からのリモート要求(REQ2)が入ったなら
ば、ステップS109及びステップS110に移り、R
EQ1,REQ2に対応した複写装置占有時間T1,T
2を演算する。次に、ステップS111にてコンピュー
タ装置100及び2のディスプレイ上にREQ1,RE
Q2に対応した複写装置占有時間T1,T2を提示し、
また、ステップS112にてコンピュータ装置101か
らのリモート要求を許可するか否かの確認情報をコンピ
ュータ装置100のディスプレイ上に提示し、許可が得
られたならばステップS120においてカラー複写装置
をREQ2に対応したリモートモードに設定し、図14
の分岐C2に移る。分岐C2ではステップS104,S
105,S106と同じ内容のステップS121,S1
22,S123が行われ、ステップS124にてREQ
2に対応したリモートモードが終了したかどうかを判断
し、終了していなければステップS121に戻ってリモ
ートモードを継続し、終了したならばステップS125
に移ってREQ1に対応したリモートモードが終了した
かどうかを判断する。ここではステップS112にてR
EQ2を優先し、REQ1に対応したリモートモードは
一時中断しているのでまだ終了していないため、ステッ
プS126にて中断していたREQ1に対応したリモー
トモードを復帰し、図12の分岐B2に移る。分岐B2
においてステップS104,S105,S106,S1
07,S108を繰り返し、REQ1に対応したリモー
トモードが終了すれば分岐A2に戻る。
【0051】ステップS112にてコンピュータ装置1
01からのリモート要求を許可するか否かの確認情報を
コンピュータ装置100のディスプレイ上に提示し、許
可が得られなかったならば、ステップS113にてRE
Q2を待ち状態に設定し、ステップS114において所
定時間をTaとした時、T1>T2+Taなる関係を有
するかどうかを判断する。判断した結果T1>T2+T
aであればステップS115にて「所定時間Ta後にR
EQ2を受け入れます。」というメッセージをコンピュ
ータ装置100のディスプレイ上に表示し、ステップS
116にてタイマーのカウント(時間t)をスタートさ
せ、分岐B2に飛ぶ。
【0052】分岐B2ではコンピュータ装置100から
のリモートモードをステップS104,S105,S1
06を介して実行し、ステップS107にてREQ2が
待ち状態であるかどうか判断する。ステップS113に
おいてREQ2は待ち状態となっているので、ステップ
S117に進み、REQ1に対応するリモートモードが
終了したかどうか判断し、まだ終了していなければステ
ップS118でタイマーのカウント値tが所定時間Ta
になったかどうか判断する。t≠Taであれば分岐B2
へ移り、ステップS104〜S118を繰り返してステ
ップS118においてt≧Taとなれば、ステップS1
19にてREQ1に対応したリモートモードを一時中断
し、分岐D2へ移りステップS120にてREQ2に対
応してカラー複写装置をリモートモードに設定し、図1
4の分岐C2へ飛ぶ。分岐C2ではステップS121,
S122,S123,S124を繰り返して、コンピュ
ータ装置101からのリモートモードを実行し、ステッ
プS124にてREQ24に対するリモートモードが終
了すれば、ステップS125においてREQ1に対する
リモートモードが終了したかどうか判断する。ステップ
S117にてまだリモートモードは終了していないの
で、ステップS126でREQ1に対するリモートモー
ドを復帰し、図12の分岐B2へ飛び、ステップS10
4〜S108及びステップS103〜S108を繰り返
してREQ1に対するリモートモードを実行し、ステッ
プS108にてリモートモードが終了すれば分岐A2に
戻る。
【0053】ステップS114においてT1≦T2+T
aであれば分岐Bを経由して、ステップS104〜S1
8,S117,S118,分岐Bを繰り返してREQ1
に対するリモートモードを実行し、ステップS117に
てリモートモードが終了すれば、分岐D2を経由して、
ステップS120にてREQ2の待ち状態を解除してリ
モートモードに設定し、分岐C2に移り、ステップS1
21〜S124を繰り返してREQ2に対するリモート
モードを実行して、ステップS124にてリモートモー
ドが終了すれば、ステップS125にてREQ1に対す
るリモートモードが終了したかどうか判断する。ここで
はステップS117において既に終了しているため、分
岐A2に戻る。
【0054】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0055】
【発明の効果】本発明により、複数のコンピュータ装置
が接続された画像処理装置からなる画像処理システム
で、複数のコンピュータ装置からの画像処理装置の使用
要求を制御して、画像処理装置という資源を有効に使用
する画像処理システム及びその制御方法とそのホストイ
ンターフェースを提供できる。
【0056】すなわち、複数のコンピュータ装置によ
り、単一の複写装置に対してリモート要求が入った場
合、各々のリモート状態を判断し、複写装置占有時間が
長いリモート要求に対して、複写占有時間が短いリモー
ト要求を優先可能か否かという確認情報を提示し、許可
情報が得られた場合、複写装置占有時間が短いリモート
要求を有効とし、更には確認情報としてリモート状態で
のプリントモード及びプリント枚数を提示することによ
り、複写装置占有時間を判断するための情報として、現
在リモート中でも別の複写装置占有時間が短いリモート
要求が入った場合、優先してリモート要求を許可してや
り、そのリモート状態終了後、再び元のリモート状態に
することにより、カラー複写装置の均等な使用効果を実
現できる。
【0057】また、第1のリモート要求に対する複写装
置占有時間をT1、第2のリモート要求に対する複写装
置占有時間をT2、所定時間をTaとした時、T1>T
2+Taなる関係を有する場合、第2のリモート要求を
優先可能か否かという確認情報を提示し、所定時間Ta
内に許可情報が得られなかった場合、或は拒否情報が得
られ所定時間Taが経過した場合、第1のリモート状態
を一時中断し、第2のリモート要求を有効とすることに
より、1つのコンピュータ装置によるリモートモードが
長時間にわたってカラー複写装置を占有することがない
ようにすることで、カラー複写装置のより均等な使用効
果を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のカラー画像複写装置の信号処理ブロ
ックの一例を示す図である。
【図2】本実施例のカラー画像複写装置の信号処理ブロ
ックの一例を示す図である。
【図3】本実施例のカラー画像複写装置の信号処理ブロ
ックの一例を示す図である。
【図4】図1の原稿走査ユニット内のカラーCCDセン
サーの構造を示す図である。
【図5】CCDセンサを駆動するパルス信号波形を示す
図である。
【図6】カラーCCDセンサーの駆動パルス群を生成す
る回路ブロックを示す図である。
【図7】図6の回路でのタイミングを示す図である。
【図8】カラーCCDセンサーの駆動パルス及び出力画
像信号形態を示す図である。
【図9】実施例1のプリントアウトシーケンスを示すフ
ローチャートである。
【図10】実施例1のプリントアウトシーケンスを示す
フローチャートである。
【図11】実施例2のプリントアウトシーケンスを示す
フローチャートである。
【図12】実施例3のプリントアウトシーケンスを示す
フローチャートである。
【図13】実施例3のプリントアウトシーケンスを示す
フローチャートである。
【図14】実施例3のプリントアウトシーケンスを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1…画像読取装置、2…画像形成装置、3…画像記憶装
置、4…原稿走査ユニット、5…ビデオ処理ユニット、
6…カラーCCDセンサ、7…増幅回路(プリアン
プ)、8…CCDドライバ、9…A/D、10…パルス
ジェネレータ、11…OS1C、12…ズレ補正回路、
13…黒補正/白補正、14…LOG、15…色補正、
16…セレクタ、17…濃度変換回路、18…倍率変
換、19…画像合成、20…プリンタインターフェー
ス、21…ビデオインターフェース、22…操作部、2
4…バッファ、25…セレクタ、26…ルックアップテ
ーブル(LUT)、28…セレクタ、29…D/A、3
0…2値化回路、31…レーザドライバ、33…感光ド
ラム、34…転写ドラム、35…パターン発生器、36
…パルスジェネレータ、37…OS1C、38…テーブ
ルデータ受信回路、41〜44…メモリA〜D、45〜
48…ルックアップテーブル(LUT)、49〜52…
マスキング、53…セレクタ、54〜57…FIFO、
58〜61…拡大保管、62…セレクタ、63…エッジ
フィルタ、64…システムコントローラ、65…CP
U、66…ROM,RAM、67…DRAMコントロー
ラ(DMAC)、68…ワークメモリ、69…LANコ
ントローラ、100…第1のコンピュータ装置、101
…第2のコンピュータ装置、500…CPUバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホストコンピュータ装置に接続さ
    れる画像処理装置からなる画像処理システムの制御方法
    であって、 第1のコンピュータ装置が前記画像処理装置を使用状態
    にある時に、第2のコンピュータ装置から使用要求があ
    った場合、 該第2のコンピュータ装置からの使用要求の優先処理が
    可能か否かの確認情報を、前記第2のコンピュータ装置
    から前記第1のコンピュータ装置に提示する行程と、 前記第1のコンピュータ装置から優先処理の許可情報が
    得られた場合に、前記第1のコンピュータ装置の使用状
    態を中断し、前記第2のコンピュータ装置からの使用要
    求を有効とする行程と、 前記第2のコンピュータ装置の使用状態が終了した後
    に、前記第1のコンピュータ装置の使用状態を再開する
    行程とを備えることを特徴とする画像処理システムの制
    御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理システムの制御
    方法において、前記第2のコンピュータ装置の使用要求
    に対する確認情報として画像処理装置の使用モード及び
    使用量を含み、該使用モード及び使用量に基づいて優先
    処理が可能か否かの判断を行うことを特徴とする画像処
    理システムの制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像処理システムの制御
    方法において、前記第2のコンピュータ装置の使用要求
    に対する確認情報として画像処理装置の占有時間を含
    み、該占有時間に基づいて優先処理が可能か否かの判断
    を行うことを特徴とする画像処理システムの制御方法。
  4. 【請求項4】 複数のホストコンピュータ装置に接続さ
    れる画像処理装置からなる画像処理システムの制御方法
    であって、 複数のコンピュータ装置から使用要求が入った場合に、 より長い画像処理装置の占有時間を有する第1のコンピ
    ュータ装置に対して、より短い画像処理装置の占有時間
    を有する第2のコンピュータ装置の使用要求の優先処理
    が可能か否かという確認情報を前記第1のコンピュータ
    装置に提示する行程と、 前記第1のコンピュータ装置から許可情報が得られた場
    合に、前記第2のコンピュータ装置の使用要求を有効と
    する行程とを備えることを特徴とする画像処理システム
    の制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像処理システムの制御
    方法において、前記確認情報を提示する行程では、前記
    第1のコンピュータ装置の使用要求に対する画像処理装
    置の占有時間をT1、前記第2のコンピュータ装置の使
    用要求に対する画像処理装置占有時間をT2、所定時間
    をTaとした時に、T1>T2+Taなる関係を有する
    場合、前記第2のコンピュータ装置の使用要求の優先処
    理が可能か否かという確認情報を前記第1のコンピュー
    タ装置に提示し、 更に、所定時間Ta内に前記第1のコンピュータ装置よ
    り許可情報が得られなかった場合、或は拒否情報が得ら
    れて所定時間Taが経過した場合に、前記第1のコンピ
    ュータ装置の使用状態を一時中断し、前記第2のコンピ
    ュータ装置の使用要求を有効とする行程を備えることを
    特徴とする画像処理システムの制御方法。
  6. 【請求項6】 複数のホストコンピュータ装置に接続さ
    れる画像処理装置のホストインターフェースであって、 複数のホストコンピュータ装置の1つを画像処理装置と
    接続する接続手段と、 ホストコンピュータ装置からの接続要求を受信する接続
    要求受信手段と、 第1のコンピュータ装置が接続状態にある時に、第2の
    コンピュータ装置から接続要求があった場合、該第2の
    コンピュータ装置からの使用要求に含まれる優先処理が
    可能か否かの判断基準となる確認情報を、前記第1のコ
    ンピュータ装置に送信する確認情報送信手段と、 前記第1のコンピュータ装置から優先処理の許可/不許
    可の情報を受信する許可情報受信手段と、 前記第1のコンピュータ装置から優先処理の許可情報が
    得られた場合に、前記第1のコンピュータ装置の接続状
    態を中断して、前記第2のコンピュータ装置からの接続
    要求を有効とし、前記第2のコンピュータ装置の接続状
    態が終了した後に、前記第1のコンピュータ装置の接続
    状態を再開する接続制御手段とを備えることを特徴とす
    るホストインターフェース。
  7. 【請求項7】 複数のホストコンピュータ装置に接続さ
    れる画像処理装置のホストインターフェースであって、 複数のホストコンピュータ装置の1つを画像処理装置と
    接続する接続手段と、 ホストコンピュータ装置からの接続要求を受信する接続
    要求受信手段と、 複数のコンピュータ装置から接続要求が入った場合に、
    より長い画像処理装置の占有時間を有する第1のコンピ
    ュータ装置に対して、より短い画像処理装置の占有時間
    を有する第2のコンピュータ装置からの接続要求に含ま
    れる優先処理が可能か否かの判断基準となる確認情報
    を、前記第1のコンピュータ装置に送信する確認情報送
    信手段と、 前記第1のコンピュータ装置から優先処理の許可/不許
    可の情報を受信する許可情報受信手段と、 前記第1のコンピュータ装置から優先処理の許可情報が
    得られた場合に、前記第2のコンピュータ装置の接続要
    求を有効とする接続制御手段とを備えることを特徴とす
    るホストインターフェース。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のホストインターフェース
    において、前記確認情報送信手段は、前記第1のコンピ
    ュータ装置の接続要求による画像処理装置の占有時間を
    T1、前記第2のコンピュータ装置の接続要求による画
    像処理装置占有時間をT2、所定時間をTaとした時
    に、T1>T2+Taなる関係を有する場合、前記第2
    のコンピュータ装置の接続要求の優先処理が可能か否か
    という確認情報を前記第1のコンピュータ装置に送信
    し、 前記接続制御手段は、更に、所定時間Ta内に前記第1
    のコンピュータ装置より許可情報が得られなかった場
    合、或は拒否情報が得られて所定時間Taが経過した場
    合に、前記第1のコンピュータ装置の接続状態を一時中
    断し、前記第2のコンピュータ装置の接続要求を有効と
    することを特徴とするホストインターフェース。
  9. 【請求項9】 第1のコンピュータを含む複数の遠隔の
    コンピュータと通信可能であって、前記複数のコンピュ
    ータからのデータを選択的に処理可能な画像処理装置を
    有する画像処理システムであって、 前記第1のコンピュータからのデータに基づいた画像処
    理を行っている際に、前記画像処理装置の使用要求を示
    すデータを、前記第1のコンピュータとは別の他のコン
    ピュータから受信したことに応じて、前記第1のコンピ
    ュータからのデータに基づいた画像処理の終了を待たず
    に、前記他のコンピュータからのデータを処理して良い
    か否かを確認するための確認情報を含みコンピュータに
    て表示可能な第1の情報を生成する手段と、 前記第1の情報を前記第1のコンピュータに送信する送
    信手段とを有することを特徴とする画像処理システム。
  10. 【請求項10】 前記第1の情報に対する応答結果を示
    す第2の情報を、前記第1のコンピュータから受信する
    受信手段と、 前記受信手段により受信した前記第1のコンピュータか
    らの前記第2の情報に基づいて、前記第1のコンピュー
    タからのデータに基づいた画像処理の終了を待たずに、
    前記他のコンピュータからのデータに基づいた画像処理
    を実行して良いか否かを判断する手段とを更に有するこ
    とを特徴とする請求項9記載の画像処理システム。
  11. 【請求項11】 前記第1のコンピュータからのデータ
    に基づいた画像処理の終了を待たずに前記他のコンピュ
    ータからのデータを処理して良いとの許可を得られたこ
    とを、前記第2の情報により判断したことに応じて、前
    記他のコンピュータからのデータに基づいた処理が終了
    するまで、前記第1のコンピュータからのデータに基づ
    いた画像処理を待機状態にすることを特徴とする請求項
    10記載の画像処理システム。
  12. 【請求項12】 前記第1のコンピュータからのデータ
    に基づいた画像処理の終了を待たずに前記他のコンピュ
    ータからのデータを処理して良いとの許可を得られなか
    ったことを、前記第2の情報により判断したことに応じ
    て、前記第1のコンピュータからのデータに基づいた画
    像処理が終了するまで、前記他のコンピュータからのデ
    ータに基づいた画像処理を待機状態にすることを特徴と
    する請求項10記載の画像処理システム。
  13. 【請求項13】 前記第1の情報は、前記他のコンピュ
    ータから前記画像処理装置に対して使用要求が投入され
    た旨を示す情報、及び、前記他のコンピュータにて設定
    された動作モードに関する情報を含むことを特徴とする
    請求項9記載の画像処理システム。
  14. 【請求項14】 前記画像処理手段は、前記コンピュー
    タからのデータに基づいた画像をシート上に形成する画
    像形成手段を含むことを特徴とする請求項9記載の画像
    処理システム。
  15. 【請求項15】 前記第1の情報は、前記他のコンピュ
    ータから使用要求が投入された旨を示す情報、及び、前
    記他のコンピュータにて設定された像形成モードの種類
    及び出力枚数に関する情報を含むことを特徴とする請求
    項14記載の画像処理システム。
  16. 【請求項16】 前記第1の情報は、前記他のコンピュ
    ータが前記画像処理装置を占有する占有時間に関する情
    報を含むことを特徴とする請求項9記載の画像処理シス
    テム。
  17. 【請求項17】 第1のコンピュータを含む複数の遠隔
    のコンピュータと通信可能であって、前記複数のコンピ
    ュータからのデータを選択的に処理可能な画像処理装置
    を有する画像処理システムの制御方法であって、 前記第1のコンピュータからのデータに基づいた画像処
    理を行っている際に、前記画像処理装置の使用要求を示
    すデータを、前記第1のコンピュータとは別の他のコン
    ピュータから受信したことに応じて、前記第1のコンピ
    ュータからのデータに基づいた画像処理の終了を待たず
    に、前記他のコンピュータからのデータを処理して良い
    か否かを確認するための確認情報を含むコンピュータに
    て表示可能な第1の情報を生成する工程と、 前記第1の情報を前記第1のコンピュータに送信する工
    程とを有することを特徴とする画像処理システムの制御
    方法。
  18. 【請求項18】 複数のコンピュータからのデータを選
    択的に処理可能な遠隔の画像処理装置と通信可能な第1
    のコンピュータを有する画像処理システムであって、 前記画像処理装置の使用要求を示すデータを含むデータ
    を、前記画像処理装置に送信する第1送信手段と、 前記第1のコンピュータからのデータに基づいた画像処
    理の終了を待たずに、前記他のコンピュータからのデー
    タを処理して良いか否かを確認するための確認情報を含
    む第1の情報を、前記画像処理装置から受信する受信手
    段と、 受信した前記第1の情報を表示する表示手段とを有する
    ことを特徴とする画像処理システム。
  19. 【請求項19】 前記第1の情報に対する応答結果を示
    す第2の情報を入力して、前記画像処理装置に送信する
    第2送信手段を更に有することを特徴とする請求項18
    記載の画像処理システム。
  20. 【請求項20】 複数のコンピュータからのデータを選
    択的に処理可能な遠隔の画像処理装置と通信可能な第1
    のコンピュータを有する画像処理システムの制御方法で
    あって、 前記画像処理装置の使用要求を示すデータを含むデータ
    を、前記画像処理装置に送信する工程と、 前記第1のコンピュータからのデータに基づいた画像処
    理の終了を待たずに、前記他のコンピュータからのデー
    タを処理して良いか否かを確認するための確認情報を含
    む第1の情報を、前記画像処理装置から受信する工程
    と、 受信した前記第1の情報を前記第1のコンピュータの表
    示ユニットに表示せしめる工程とを有することを特徴と
    する画像処理システムの制御方法。
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