JP3229315B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3229315B2
JP3229315B2 JP32602390A JP32602390A JP3229315B2 JP 3229315 B2 JP3229315 B2 JP 3229315B2 JP 32602390 A JP32602390 A JP 32602390A JP 32602390 A JP32602390 A JP 32602390A JP 3229315 B2 JP3229315 B2 JP 3229315B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数のプリンタを接続し、該複数のプリン
タを選択的に使用して画像データを出力させる画像処理
装置に関するものである。
[従来の技術] 近年、カラー複写機、カラープリンタ、カラースキャ
ナ等のカラー画像処理機器が製品化され、それらを取り
入れた廉価なシステムの構築も可能となりつつある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、カラープリンタは白黒プリンタに比
べ、一般に本体コストのみならず、ランニングコストも
高く、またプリント速度が遅い。一方、複写すべき原稿
やプリントすべき画像には、モノクロ(白黒)もカラー
もあり、白黒コピーもしくは白黒プリントをカラープリ
ントで行うのはコスト的にも効率的とはいえない。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたものであり、複
数のプリンタを接続すると共に、この接続されている各
プリンタの種類を識別できる装置において、画像データ
を効率的にプリントアウトさせることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために本発明の画像処理装置は、
複数のプリンタを接続可能な画像処理装置であって、画
像データをカラーとして処理するかモノクロとして処理
するかを判定する判定手段と、所定の信号をやり取りす
ることにより、前記画像処理装置に接続されているプリ
ンタがカラープリンタであるかモノクロプリンタである
かを認識する認識手段と、前記判定手段の判定結果及び
前記識別手段による識別結果に応じて、前記画像処理装
置に接続されているプリンタの内の1つを選択する選択
手段と、前記選択手段により選択されたプリンタに前記
画像データを出力する出力手段とを有することを特徴と
する。
[作用] 本発明によれば、所定の信号をやり取りして本装置に
接続されているプリンタがカラープリンタであるかモノ
クロプリンタであるかを認識することにより、既に接続
されているプリンタに加えて新たにプリンタを接続する
場合に、装置に対してプリンタがカラーであるかモノク
ロであるかという情報等を登録する作業がなくなり、ユ
ーザが行う作業の負担を軽減することができるようにな
る。
また、本発明によれば、画像データをカラーとして処
理するかモノクロとして処理するかを判定すると共に、
所定の信号をやり取りして本装置に接続されているプリ
ンタがカラープリンタであるかモノクロプリンタである
かを認識し、上記判定結果及び識別結果に応じて使用す
るべきプリンタを選択して画像データを出力させること
によって、本装置に接続中のプリンタの内の入力画像デ
ータをプリントするために現時点で最適なプリンタを効
率よく選択することができるようになる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して具体的に説明
する。
<第1の実施例> 第1図に本発明を適用した複写装置の最もシンプルな
システム構成図を示す。
S1はカラー画像読取装置(以下カラースキャナと呼
ぶ)、P1はカラープリンタ、P2は白黒プリンタである。
カラースキャナS1は原稿がカラーならば、カラープリ
ンタP1を使用して複写動作を行い、原稿が白黒ならば、
白黒プリンタP2を使用して複写動作を行う。
第2図に本発明によるカラースキャナS1、カラープリ
ンタP1の全体構成図を示している。白黒プリンタP2につ
いては周知の技術として、その説明は省略する。
カラースキャナS1で原稿を読み取りデジタル画像信号
処理を行う。カラープリンタP1は、カラースキャナS1で
読み取られた原稿画像に対応した画像を用紙にフルカラ
ーでプリント出力する部分である。スキャナ、プリンタ
共に400dpiの解像力を有する。
スキャナS1において、200は鏡面圧板であり、原稿台
ガラス(以下プラテン)203上の原稿204は、ランプ205
で照射され、ミラー206,207,208に導かれ、レンズ209に
より3ラインセンサー(以下CCD)210上に像を結び、レ
ッド(R),グリーン(G)およびブルー(B)成分か
らなるフルカラー情報として画像信号処理部211に送ら
れる。尚、CCD210は各色5000画素を有するものとする。
また、ランプ205、ミラー206は速度Vで、ミラー207,20
8は速度1/2Vでラインセンサー(CCD210)の電気的走査
方向に対して垂直方向に機械的に動くことによって原稿
全面を走査する。
画像信号処理部211では読み取られた画像信号を電気
的に処理し、マゼンタ(M),シアン(C),イエロー
(Y),ブラック(Bk)の各成分に分解し、プリンタP
1、もしくはプリンタP2に送る。また、スキャナS1にお
ける1回の原稿走査につき、M,C,Y,Bkのうち1つの成分
がプリンタP1もしくはP2に送られ、プリンタP1に対して
は計4回の原稿走査により1回のフルカラープリントが
行われ、プリンタP2に対しては1回の原稿走査により1
回の白黒プリントが行われる。
プリンタP1ではスキャナS1より送られてくるM,C,Y,Bk
の画像信号が、レーザードライバー212に送られる。レ
ーザードライバー212は画像信号に応じ、半導体レーザ
ー213を変調駆動する。レーザー光はポリゴンミラー21
4、f−θレンズ215、ミラー216を介し、感光ドラム217
上を走査する。
218は回転現像器であり、マゼンタ現像部219、シアン
現像部220、イエロー現像部221、ブラック現像部222よ
り構成され、4つの現像器が交互に感光ドラム217に接
し、感光ドラム217上に形成された静電潜像をトナーで
現像する。
223は転写ドラムで、用紙カセット224または225より
給紙されてきた用紙をこの転写ドラムに巻き付け、感光
ドラム217上に現像された像を用紙に転写する。
このようにして、M,C,Y,Bkの4色が順次転写された後
に、用紙は定着ユニット226を通過して排紙される。
第4図にカラースキャナS1のブロック図を示し以下に
説明する。
CCD読み取り部101はR(レッド)、G(グリーン)、
B(ブルー)のアナログ色信号を独立に得ることができ
るカラーセンサー、および各色毎に信号増幅するための
アンプ、さらに8ビットデジタル信号に変換するための
A/D変換器を有する。CCD読取部101からの出力信号(R1,
G1,B1)は、シェーディング補正部102で各色毎にシェー
ディング補正され、シフトメモリ部103で色間、画素間
のズレを補正され、後述の色判定部112および光濃度変
換のための対数補正を行うLOG変換部104に送られる。
LOG変換部104の出力である濃度信号Y(イエロー)、
M(マゼンタ)、C(シアン)は黒生成部105に入力さ
れ、例えばMin(Y,M,C)より黒信号Bkが生成される。
さらにマスキング/UCR部106では黒生成部105の出力Y,
M,C,Bk信号に対し、カラーセンサーのフィルター特性や
トナー濃度特性が補正され、除去された後、4色の信号
のうち現像されるべき1色が選択される。
次に濃度変換部107においてプリンタの現像特性やオ
ペレーターの好みに合わせて濃度変換された後、トリミ
ング処理部108において所望の区間の編集処理後、切換
制御部120に送られる。切換制御部120では、色反底部11
2の判定結果に基づいてCPU113が決定したいずれかのプ
リンタに画像信号が送られ、像形成される。
同期信号生成部109ではいずれかのプリンタから送ら
れてくる各ラインのプリントに同期した水平同期信号BD
(ビームディテクト)信号や垂直同期信号BD(イメージ
トップ)信号に基づいてスキャナ内部で使用する水平同
期信号HSYNCや画像同期信号CLK等を生成し、各処理部や
CPUに送る。
原稿位置検知部110ではシェーディング補正を終えた
グリーン(G)信号に基づいて原稿の位置やサイズを検
出する。また変倍/移動処理部111はシフトメモリへの
データの書き込み、読み出しの周期やタイミングを制御
して画像の変倍や移動を実現する。
CPU部113はマイクロプロセッサーの他に公知のI/O回
路、タイマー回路、割り込み制御回路、シリアル通信回
路、ROM,RAM等を有し、前述の各処理部を制御する。ま
た、CPU部113は光学系を駆動するパルスモーター114、
原稿照明ランプ115、光学系の位置を検出するセンサー1
16、操作部117、座標指示のためのデジタイザー118を制
御する。
第3図(A)に色判定部(第4図112)の構成を示し
以下に説明する。
色反底部では原稿が有彩色か無彩色かを判定する。
シフトメモリ部103より読み出されたある画素に対す
るR3,G3,B3の各信号成分は最大値検出回路301と最小値
検出回路302に入力され、各回路からMAX=max(R3,G3,B
3),MIN=min(R3,G3,B3)が出力される。本実施例では
R,G,B各色8bitの入力に対し、MAX,MIN各6bitの出力を得
ている。
次にMAX,MINは共にルックアップテーブルLUT303のア
ドレスとして入力され、その結果1bitの色判定信号IRO
を得る。
第3図(B)にLUT303の内容を示す。入力MAX,MINで
構成される2次元空間において領域Aを無彩色と判定し
“0"を出力し、領域Bを有彩色と判定し“1"を出力す
る。このようにして得た判定信号IROはカウンター304の
クロックとして入力される。
カウンター304は水平同期信号HSYNCでリセットされ、
また1主走査ライン中のフリップフロップ306の出力で
あるGATE信号で許可される区間内の判定信号IROの有彩
色判定画素数をカウントする。このカウント値はラッチ
305を介してCPU113が読み出す。
フリップフロップ306はSTカウンター(スタートビッ
トカウンター)309のカウントアップ信号でセットさ
れ、ENカウンター(エンドビットカウンター)310のカ
ウントアップ信号でリセットされ、カウンター304のカ
ウント許可信号GATEを生成する。STカウンター309とEN
カウンター310は各々CPUがラッチ307および308に書き込
んだカウント値をダウンカウントする。
以上のようにして毎主走査ラインの任意区間の有彩色
判定画素数をカウントできる。
第5図に、原稿の白黒/カラー判定の基本的動作制御
フローを示し、以下に説明する。
まず、判定区間を制御するSTカウンタ309(第3図)
のロード値をラッチ307にセットし、ENカウンタ310のロ
ード値をラッチ308にセットする(501)。次に、有彩色
画素数カウンターのカウント値を積算するためのRAM上
のカウンタKを“0"で初期化する(502)。そして、光
学系の移動を開始し、原稿照明ランプを点灯する(50
3)。光学系が副走査方向に関してサンプル開始点に到
達したら(504)、CPU113は水平同期信号HSYNCの割り込
みを待ち(505)、割り込みがあればカウンタ304のカウ
ント結果をラッチ305から読み出し、RAM上のバッファk
にセットする(506)。kがあらかじめ決められた画素
数αより大きい時に(507)、積算カウンタKにkを加
算する(508)。αはノイズ除去の為の最も簡単な手段
の1つである。この加算作業を光学系がサンプル終了点
に到達する迄続ける(509)。サンプルが終了したら、
この加算結果Kと判定対象とした全画素数の比率を求
め、あらかじめ決められた値βと比較し(510)、βよ
り大きい時にカラー原稿と判定し、RAM上のエリアCに
例えば“1"をセットする(511)。またβより小さい時
に白黒原稿と判定し、同じくRAM上のエリアCに例えば
“0"とセットする(512)。その後光学系を停止させ、
ランプを消灯して原稿の白黒/カラー判定動作を終了す
る。
第6図はコントローラー部(例えば第4図スキャナS1
のCPU部113,操作部117,切換制御部120等)とプリンター
部との間で行われる通信のためのコマンドをまとめたも
のである。
No.1のコマンドはコントローラー部がプリンター部に
対してプリンターのタイプを要求するためのコマンドで
あり、16進数の01hexを使用する。このコマンドがコン
トローラー部からプリンター部へ送信されると、プリン
ター部はコントローラー部に対して1バイトのデータの
下位2ビットを使用して、白黒プリンター、単色カラー
プリンター、マルチカラープリンター、フルカラープリ
ンターのいずれかのタイプを送信する。
No.2のコマンドはコントローラー部がプリンター部に
対してプリンターの全体のステータスを要求するための
コマンドであり、16進数の02hexを使用する。このコマ
ンドがコントローラー部からプリンター部へ送信される
と、プリンター部はコントローラー部に対して1バイト
のデータの下位4ビットを使用して、サービスコールエ
ラーの有無、オペレーターコールエラーの有無、ウォー
ムアップ中か否かを送信する。
No.3,No.4のコマンドはコントローラー部がプリンタ
ー部に対してプリンターの上段および下段の紙カセット
に入れられている紙のサイズを要求するためのコマンド
であり、16進数の04hexもしくは07hexを使用する。これ
らのコマンドがコントローラー部からプリンター部へ送
信されると、プリンター部はコントローラー部に対して
1バイトのデータの下位3ビットを使用して上段もしく
は下段の紙カセット入れられている紙のサイズを送信す
る。
No.5のコマンドはコントローラー部がプリンター部に
対してプリンターのサービスコールエラーの詳細を要求
するためのコマンドであり、16進数の08hexを使用す
る。このコマンドがコントローラー部からプリンター部
へ送信されると、プリンター部はコオントローラー部に
対して1バイトのデータを使用して8種類のエラー要因
のそれぞれの有無を送信する。
No.6のコマンドはコントローラー部がプリンター部に
対してプリンターのオペレーターコールエラーの詳細を
要求するためのコマンドであり、16進数のOBhexを使用
する。このコマンドがコントローラー部からプリンター
部へ送信されると、プリンター部はコントローラー部に
対して1バイトのデータを使用して、上段および下段の
紙無しエラーの有無、紙づまりの有無、ドアオープンの
有無、4色のトナーそれぞれの有無について送信する。
No.7のコマンドはコントローラー部がプリンター部に
対してプリントをスタートすることを要求するためのコ
マンドであり、16進数の10hexを使用する。コントロー
ラー部はこのコマンドに引き続き、枚数,給紙段,カラ
ーモードをそれぞれ1バイトのデータを使用して送信す
る。このコマンドがコントローラー部から、プリンター
部へ送信されると、プリンター部はコントローラー部に
対して、全体ステータスを送信する。
No.8のコマンドはコントローラー部がプリンター部に
対してプリント動作をストップすることを要求するため
のコマンドであり、16進数の13hexを使用する。このコ
マントがコントローラー部からプリンター部へ送信され
るとプリンター部はコントローラー部に対して全体ステ
ータスを送信する。
第7図は第6図で示されるコマンドを用いてコントロ
ーラー部とプリンター部とが通信を行ってプリント動作
を実行する例を示したものである。
コントローラー部がプリンター部に対してプリンタの
タイプを要求するコマンドを送信すると(701)、プリ
ンター部はコントローラー部に対してプリンタのタイプ
を送信する(702)。次いコントローラー部はプリンタ
ー部に対して全体ステータスを要求するコマンドの送信
を行い(703)、プリンター部はコントローラー部に対
して全体ステータスを送信する(704)。さらにコント
ローラー部はプリンター部に対して上段紙カセットに入
れられている紙のサイズと下段紙カセットに入れられて
いる紙のサイズとを要求するコマンドの送信を行い(70
5)(707)、それぞれに対してプリンター部はコントロ
ーラー部に対して上段紙カセットに入れられている紙の
サイズと下段紙カセットに入れられている紙のサイズを
送信する(706)(708)。
701から708までのコントローラー部とプリンター部と
の間で送受信された情報に基づいて、コントローラー部
はプリンター部に対して709から712に示されるように、
プリントスタート、枚数、給紙段、カラーモードの4種
類の情報を送信する。プリンター部はコントローラー部
からこれらの情報を受信すると、プリント動作を開始す
ることによって全体ステータスの動作中の状態がビジー
になるため、713で表されるようにコントローラー部に
対してビジーであることを送信する。コントローラー部
はプリント動作が終了したかどうかの情報をプリンター
部から得るために、714で表されるようにプリンター部
に対して全体ステータスを要求するコマンドを送信する
が、これに対してプリンター部はプリント動作が終了す
るまではビジーであることを送信するために714と715が
繰り返されることになる。プリンター部においてプリン
ト動作が終了すると、コントローラー部からの全体ステ
ータス要求のコマンドに対してプリンター部は717で表
されるようにビジーではなくノット・ビジーをコントロ
ーラー部に対して送信する。プリンター部からコントロ
ーラー部に対する717の送信はプリント動作が正常に終
了したかどうかにかかわらず行われるので、コントロー
ラー部はプリンター部に対して718で表されるようにプ
リントストップを指示するコマンドを送信することによ
りプリンター部からコントローラー部に対して送信され
る全体ステータスの情報(719)から、プリント動作が
正常に終了したかどうかを判断することになる。
第8図は第6図と第7図とで示されたコントローラー
部とプリンター部との間の通信に基づいて、目的とする
プリントが白黒のプリントかカラーのプリントかを考慮
し、例えば2台のプリンターから最終的に1台のプリン
ターを選択してプリントを行うかどうかを決定するため
のフローチャートである。第6図のコマンドでは、プリ
ンターのタイプとして、白黒、単色カラー、マルチカラ
ー、フルカラーの4種類を、またプリンターの状態とし
て、サービスコールエラー、オペレーターコールエラ
ー、ウォームアップ中か否か、動作中か否かの4種類を
定義したが、ここではプリンターのタイプとして白黒、
カラーの2種類、プリンターの状態としてプリント可能
か否かの2つを仮定する。この仮定は一般性を失うもの
ではない。
前述の手順で原稿の白黒(W/B)/カラーの別が自動
判定され、RAM上のエリアCに格納されているので、そ
の内容に応じて、実行すべきプリントの白黒/カラーを
決定する(801)。
目的とするプリントの種類が決定すると、その種類に
適合するタイプを持つプリンターが2台のプリンターの
中に存在するかを調べなければならない。これを示した
のが802,803,819,824,825,841であり、P1とP2はそれぞ
れ1台目のプリンターと2台目のプリンターを表してい
る。
目的とするプリントに必要なタイプを持つプリンター
が見つかると、そのプリンターがプリント可能であるか
どうかを調べなければならない。これを示したのが809,
814,822,831,836,844である。
目的とするプリントのタイプに適合するプリンターが
見つかり、さらにそのプリンターがプリント可能である
ならば、目的のプリントを行うことになる。しかし、目
的とするプリントの種類に適合するプリンターがない場
合、プリンターがプリント不可能な状態にある場合とい
う2種類の事態をも考慮しなければならない。
目的とするプリントの種類にあったプリンターがない
場合には、白黒のプリントをカラープリンターで行
う、カラーのプリントを白黒プリンターで白黒プリン
トする、という2つの場合が考えられるが、いずれの場
合でもオペレータにメッセージしてその意向を確認す
る。これを示したのが805,807,817,821,827,829,839,84
3である。
2台のプリンターが共にプリント不可能な状態にある
ときには当然プリントを行うことはできない。また、目
的とするプリントに適合するプリンターが見つからずに
オペレーターの確認を取ってプリントを取り消した場合
にもプリントは行われない。これを示したのが811,813,
823,833,835,845である。
1台目のプリンターのタイプが目的とするプリントに
適合するがプリント不可能な状態にある場合には、2台
目のプリンターのタイプが条件に適合するかを調べる。
もしここで適合し、さらにプリントが可能な状態にある
ならば目的とするプリントが行われることになる。逆に
2台目のプリンターのタイプが目的とするプリントの種
類に適合しない場合には、プリント可能な状態にあれば
オペレータに確認を取りプリントを行うかどうかを決定
することになる。1例として、「801→802→814→819→
820→821→818」が挙げられる。
1台目のプリンターのタイプと2台目のプリンタター
のタイプが共に目的とするプリントに適合しない場合、
まずどちらかのプリンターがプリント可能な状態にある
かどうかを調べる。もしそのプリンターがプリント可能
な状態にある場合にはオペレーターに確認を取り、目的
とするプリントのタイプに適合しないそのプリンターで
プリントを行うかどうかを決定するが、そのプリンター
がプリント不可能な場合とそのプリンターを用いたプリ
ントをオペレータが許可しない場合、もう1台のプリン
ターがプリント可能かどうかを調べる。ここでこのプリ
ンターがプリント可能な状態にあればオペレータに確認
を取ってプリントを行うかどうかを決定することになる
が、オペレータが許可を与えない場合とこのプリンター
がプリント不可能な状態にある場合にはプリントが行わ
れないことになる。1例として、「801→802→803→804
→805→812」が挙げられる。
1台目のプリンターのタイプが目的とするプリントに
適合せず、2台目のプリンターが、そのタイプに目的と
するプリントに適合するがプリント不可能な状態にある
場合、1台目のプリンターがプリント可能な状態にある
かどうかを調べる。もし1台目のプリンターがプリント
可能な状態にあるならば、オペレータに確認を取ってプ
リントを行うかどうかを決定するが、オペレータが許可
を与えない場合とプリント不可能な状態にある場合には
プリントを行わないことになる。1例として、「801→8
02→803→809→816→817→812」が挙げられる。
以上のように、複数プリンタを有するシステムにおい
て、原稿が白黒かカラーかを自動的に判定し、カラー原
稿ならばカラープリンタを用いて複写し、白黒原稿なら
ば白黒プリンタを用いて複写することで、オペレータが
プリンタを選択する手間を省き、かつ白黒原稿に対し
て、低コストかつ高速な複写が可能となった。上記説明
では、プリンタとして白黒、カラー各1台を想定した
が、それ以上の台数のプリンタを有するシステムも同様
の手順で容易に構築できる。
<第2の実施例> 第1の実施例では、原稿の白黒/カラーの別を自動判
定する手段の判定結果に基づいて、プリンタ選択手段を
制御したが、第2の実施例ではオペレータの所望の処理
内容に基づいて、プリンタを選択する。
第10図は、コントローラー部における操作パネルの1
例を示したものである。
キー1001はプリントの際のエリア編集時に、操作の対
象となるエリアを指定するためのキーである。エリア座
標は不図示のデジタイザーで指定される。エリアに対し
て編集を行うときはそのエリアに対応するLEDをキー100
1により点灯させてから行う。
キー1002は特定のエリア内かあるいはプリント画面全
体に対して、ペイント、ベースカラー、カラーモードの
うち、目的とする処理を選択するためのキーである。
キー1003はペイント、ベースカラー、カラーモードの
各処理における処理色を、イエロー、マゼンタ、シア
ン、レッド、グリーン、ブルー、4カラー、3カラー、
ブラックから選択するためのキーである。
キー1004は上段の紙カセットを使用するか下段の紙カ
セットを使用するかを選択するためのキーである。
1005はプリント枚数を表示するための表示部である。
キー1006はプリント動作をスタートさせるためのプリ
ントスタートキーである。
キー群1007はプリント枚数を指定するためのテンキー
群である。
キー1008はプリントを行う枚数を1に戻したり、プリ
ント動作を中断するためのクリア・ストップキーであ
る。
第12図は、エリアあるいは画面全体に対するペイン
ト、ベースカラー、カラーモードの各処理とエリア処理
用のフラグを示したものである。
エリア1では処理としてペイントを指定し(1202)、
エリア1内が処理色で塗りつぶされる(1206)。
エリア2では処理としてベースカラーを指定し(120
3)、エリア2内の下地が処理色となる(1207)。
エリア3では処理としてカラーモードを指定し(120
4)、エリア3内の原稿が処理色でプリントされる(120
8)。
1209はエリア処理用のフラグを示している。1バイト
のフラグのビット0からビット3までの4ビットを使用
して処理色を保持し、ビット4とのビット5の2ビット
で処理の種類を保持する。このフラグは指定可能なエリ
アの数だけ用意する。
第11図は、エリアに対する処理を考慮し、プリントを
行う際にカラープリントが求められているかあるいは白
黒プリントが求められているかを決定するためのフロー
チャートである。ここでは処理可能なエリアを3ケ所ま
で指定でき、各エリアの処理はペイント、ベースカラ
ー、カラーモードの3種類を考えている。
1101,1102,1103ではそれぞれエリア1,エリア2,エリア
3が何らかの処理を指定されているかを判断している。
もしエリアにおける処理が指定されているならばその処
理色を調べ(1107,1108,1109)、処理色としてブラック
が指定されていないならばカラープリントが求められて
いると判断している。
エリアにおける処理色の指定がブラックのみであるか
あるいはいずれのエリアも指定されていない場合には、
原稿が白黒であるかカラーであるかを判断し(1104)、
原稿が白黒でかつカラーモードでブラック以外が指定さ
れていなければ白黒プリント(1110→1111)、原稿が白
黒でかつカラーモードでブラック以外が指定されていれ
ばカラープリント(1110→1112)、原稿がカラーでかつ
カラーモードでブラックが指定されていれば白黒プリン
ト(1105→1111)、原稿がカラーでかつカラーモードで
ブラックが指定されていなければカラープリント(1105
→1106)が、求められていると決定する。
カラープリントが求められていると決定した場合には
第5図のフローと同様にRAM内のエリアCに1が書き込
まれ(1106,1112)、白黒プリントが求められていると
決定した場合にはRAM内のエリアCに0が書き込まれる
(1111)。
以上のようにして、実行すべきプリントが白黒かカラ
ーかを判定した後は、前述の第1の実施例と同様に例え
ば第8図のフローに従って最適なプリンターを選択する
ことができる。
<第3の実施例> 第9図に本発明を適用した第3の実施例によるシステ
ム構成図を示し、以下に説明する。
S1,S2,…,Smはスキャナであり、例えば、処理色とし
て白黒/カラー、扱い得る原稿として、反射原稿/透明
原稿/35mmフィルムなど、様々なタイプを接続可能であ
る。さらにCCDカメラなどによりて原稿のみならず、人
物、背景等の画像も処理できる。P1,P2,…,Pnは白黒も
しくはカラーのプリンタであり、そのスループット(プ
リント速度)や、ランニングコストはそれぞれが異な
る。Mは公衆回線等との通信を可能とするモデム、Dは
画像データを蓄積可能なディスク等のメモリである。C
はシステムコントローラであり、スキャナ,プリンタ,
メモリ,ディスク,モデム等の装置間の画像転送を、例
えばGPIBやSCSIなどのシステムバスBUSを介して制御す
る。またイーサネットラ等のLAN(ローカルエリアネッ
トワーク)とはインターフェース部I/Fを介して接続さ
れる。
このシステムにおいて、画像データはスキャナS1,S2,
…,Smから入力可能である以外に、モデムMを介して公
衆回線から、或いはLANインターフェースI/Fを介してLA
Nから受信可能である。入力された画像データは画像メ
モリDに蓄積された後に、もしくは入力後直接プリンタ
P1,P2,…,Pnのいずれかでプリントできる。
一方、スキャナS1,S2,…,Smから入力された画像デー
タや、メモリDから読み出された画像データはモデムM
から公衆回線を経由して、或いはインターフェースI/F
からLANを経由して他のシステムへ送信できる。
このシステムにおいて、コントローラCは画像情報の
白黒/カラーを判定し、その判定結果に応じてプリンタ
を選択し、プリントを実行する。
第13図は画像データの流れとコントローラCの制御内
容を示す模式図である。
スキャナ400で読み取られた画像は色判定部403に送ら
れ、コントローラによって前述の手段で白黒/カラーを
判定処理される。判定結果に基づいて404にてプリンタ
選択が行われた後、プリンタ部405にてプリントされ
る。この手順は第1の実施例で説明したコピー機能であ
るが、第3の実施例では、以下に説明するように、より
豊富な機能を実現できる。
色判定処理403を終えた画像データは処理部406にて色
情報即ち白黒/カラーの識別子を付加されて、メモリ40
7へ送られ、410のように、色情報と共に画像データは記
憶される。410の形式で記憶された画像データをプリン
トする時は、色判定処理を行わず、色情報識別子に基づ
いて404にてプリンタ選択が行われる。また、410の形式
でメモリ407に記憶された画像はLAN/モデム408から外部
システムへ送ることもできる。一方LAN/モデム408を介
して外部システムから受信した410の形式の画像データ
はメモリ407を介し、色情報識別子に基づいて、プリン
タ選択され、プリントされる。
スキャナで読み取られ、色判定処理さえずにメモリ40
1に記憶されたり、色情報識別子を持たずにLAN/モデム4
02を介して外部システムよりメモリ401に記憶された、4
09の形式の画像データはプリントに際し、色判定部403
で色判定処理を施されることになる。
上記説明では省略したが、画像データは、必要に応じ
て圧縮されて、メモリに記憶されたり、外部システムへ
送信される。また、メモリからの読みだし、外部システ
ムからの受信に際し、必要に応じて伸張される。
以上のように、原稿色の判定のみならず、メモリから
の画像データやLANや公衆回線を介して受信した画像デ
ータに対して、色判定処理を行うことで、より効果的な
プリンタの制御が可能となる。また、色情報識別子を付
加して、蓄積,送信することで、判定処理機能を持たな
い外部システムにおいても、効果的なプリンタ制御が可
能となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、所定の信号をや
り取りして本装置に接続されているプリンタがカラープ
リンタであるかモノクロプリンタであるかを認識するこ
とにより、既に接続されているプリンタに加えて新たに
プリンタを接続する場合に、装置に対してプリンタがカ
ラーであるかモノクロであるかという情報等を登録する
作業がなくなり、ユーザが行う作業の負担を軽減するこ
とができる。
また、本発明によれば、画像データをカラーとして処
理するかモノクロとして処理するかを判定すると共に、
所定の信号をやり取りして本装置に接続されているプリ
ンタがカラープリンタであるかモノクロプリンタである
かを認識し、上記判定結果及び識別結果に応じて使用す
るべきプリンタを効率よく選択して画像データを出力さ
せるようにしたので、本装置に接続中のプリンタの内の
入力画像データをプリントするために現時点で最適なプ
リンタを効率よく選択することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のシステム構成図、 第2図は、本発明にかかるカラースキャナ、プリンタの
全体構成図、 第3図は、同色判定回路のブロック図、 第4図は、同画像処理回路のブロック図、 第5図は、原稿色判定フロー図、 第6図は、プリンタ制御コマンドの一例を示す図、 第7図は、プリンタ制御通信例を示す図、 第8図は、プリンタ制御フローを示す図、 第9図は、本発明の別のシステム構成例を示す図、 第10図は、本発明にかかる操作部の一例を示す図、 第11図は、色編集例の説明図、 第12図は、プリンタ選択フローを示す図、 第13図は、本発明におけるシステム制御の模式図であ
る。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−182052(JP,A) 特開 昭63−232681(JP,A) 特開 平2−130070(JP,A) 特開 平2−16627(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/46 - 1/64 G06F 3/12

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプリンタを接続可能な画像処理装置
    であって、 画像データをカラーとして処理するかモノクロとして処
    理するかを判定する判定手段と、 所定の信号をやり取りすることにより、前記画像処理装
    置に接続されているプリンタがカラープリンタであるか
    モノクロプリンタであるかを認識する認識手段と、 前記判定手段の判定結果及び前記識別手段による識別結
    果に応じて、前記画像処理装置に接続されているプリン
    タの内の1つを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択されたプリンタに前記画像デー
    タを出力する出力手段とを有することを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】更に原稿を読み取ることにより前記画像デ
    ータを発生するスキャナを有することを特徴とする請求
    項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記判定手段は、前記画像データがカラー
    かモノクロかに基づいて、該画像データをカラーとして
    処理するかモノクロとして処理するかを判定することを
    特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記判定手段は、前記画像データを対する
    処理内容に基づいて、該画像データをカラーとして処理
    するかモノクロとして処理するかを判定することを特徴
    とする請求項1記載の画像処理装置。
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