JP3209876B2 - 多層箱型循環式駐車装置 - Google Patents
多層箱型循環式駐車装置Info
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Description
駐車装置に関するもので、とくに駐車装置の両端位置に
自動車載置用のトレーを昇降循環させる端部リフトと更
に両方の端部リフト間の任意の上方位置に自動車を入出
庫させる入出庫室が設けられ、その下方の駐車階層に通
じるトレーの入出庫と循環を兼用する中間リフトを設け
た駐車装置に関する。
は、特開平6−185238のようなものが提案されて
おり、これを図3と図4に示す。
る駐車装置であり、1は自動車Wの入出庫室、2は入出
庫室1の下方の駐車階層U1のレベルに自動車Wを載置
するためのトレー3を昇降させる中間リフトである。4
はこの駐車装置の両側に設けられ、トレー3を循環させ
るための端部リフトであり、全駐車階層U1〜U3のレ
ベルを昇降できるようになっている。
置、7はトレー3を横行するための横行駆動装置であ
り、ピニオン8を正逆方向に回転してトレー3に設けら
れたラック9に係合させてトレー3を横行させる。ま
た、各階層に並ぶ一列のトレー3は、カップリング(後
述)によって結合されているため、トレー3の横行は各
階層に1つの横行駆動装置7が設けられている。
ー3を相互に横方向に連結するためのカップリングを示
す平面図であり、U字形と逆U字形の形状で上下方向に
所要の巾を有していて、横方向には係合したままトレー
3のすべてを同時に移動させ、また各リフトの作動する
上下方向には、係合を解除するようになっている。
駐車階層U1のレベルに入庫させる間または、駐車階層
U1にあるトレーを入出庫口に移送する間に、駐車階層
U2とU3では、矢印の方向にトレー3の循環が可能で
あることを示している。したがって、自動車Wの入出庫
が連続する場合には、準備運転ができる分だけ時間を短
縮できるというメリットがある。
間リフトによるトレーの昇降範囲は、入出庫室1から最
上の駐車階層U1までである。したがって最上の駐車階
層と他の駐車階層すなわちU1とU2間では、循環運転
をすることができないし、また横並びのトレー数を多く
すると、当然のことながら出入庫に要する時間は長くな
ってしまうという問題がある。
解決するためにこの発明は提案されたものであり、多台
数を収容する駐車場(車庫)であっても、実質的に2つ
に分割した駐車場として運用できるため使用状況に応じ
て右側の車庫と左側の車庫を使いわけることができ且
つ、入出庫を短時間で行うことのできる多層箱型循環式
駐車装置を提供することを目的とする。
は、トレーを循環させる端部リフトを車庫の左右両端に
設け且つ、両方の端部リフトの間には、入出庫室から駐
車階層まで通じる中間リフトを有する多層箱型循環式駐
車装置において、中間リフトの左右の車庫における各駐
車階層を同一レベルに設定し、 前記中間リフトには、入
出庫室から最下の駐車階層まで、前記トレーを昇降させ
る昇降駆動装置を設け、 前記中間リフトにはトレーを1
個配置するとともに、前記横送り装置は、前記中間リフ
トの両側の端部リフトとの間の各階層に設けられてお
り、中間リフトの左右の車庫を駐車時間又は駐車台数に
対応させて使い分け可能としたものである。
は、中間リフトによってトレーの入出庫と循環とを兼用
することができるので、右循環と左循環がそれぞれ運転
できることによりトレーの入出庫が連続しても短時間で
入出庫ができる。また使用状況によって左右の駐車場を
使い分けることが可能である。
面を参照しながら説明する。なお、符号は従来技術のも
の(図4)と同じものは同一符号とした。図1(a)に
おいて1は自動車Wの入出庫室で、2は中間リフトで、
このリフト2はピット6の最下部に設けられた昇降駆動
装置5によって入出庫室1から最下層の駐車階層U3ま
でトレー3を昇降させるものであり、この中間リフト2
の昇降路にはトレー3は常に1個だけである。4は車庫
の両端に設けられた端部リフトであり、トレー3を循環
させる側の車庫では常に1個だけ存在していることにな
る。7はトレー3を定ピッチで横行させる横送り装置で
あり、中間リフトと左右の端部リフトの間の各駐車階層
にそれぞれ1個ずつ設けられれいる。図1(a)におい
ては、左側の車庫の駐車階層のU1とU2の階層間を矢印
の方向(正逆)に循環できる状態を示している。一方、
図1(b)は左側の車庫の駐車階層U2とU3との間を矢
印の方向に循環できる状態を示している。
庫の駐車階層U1とU2との間を矢印の方向に循環させ
る状態である。この状態にするためには図1(a)
(b)の状態において、駐車階層U1の全トレー3を左
方向に1ピッチ横移動させればよい。また、右側の車庫
において駐車階層U2とU3で循環させるには、図2に
おいて中間リフト2にあるトレー3をU3の駐車階層に
降下させ、2点鎖線の位置にするとU2とU3との階層
間で循環できることになる。
した管理ができるので、たとえば予め駐車時間が長いか
短いかが判っている場合には、どちらの車庫に入庫する
か使いわけができる。駐車台数が少ないときは、小さい
方の車庫のみを使用すれば入出庫時間が更に短縮でき
る。
2及びU3の3段からなる駐車装置について説明した
が、これ以上の段数の駐車装置にも適用可能である。
れば、中間リフトに駐車階層の最下層までトレーを昇降
可能な昇降装置を設け、更に中間リフトと両方の端部リ
フト間に横送り装置を設けたので、中間リフトと両方の
端部リフト間でおのおの循環運転が可能となり、左側の
車庫と右側の車庫の使い分けができるだけでなく、入出
庫が連続する場合にも短時間で入出庫が可能となった。
断面図である。
循環例を示す概略側断面図である。
す概略平面図である。
概略側断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 駐車階層が自動車の入出庫室の下方に
多数設けられていて、各階層に複数のレールと、これら
のレール上に連続的に配置されて横行移動しながら循環
移動する複数の自動車載置用のトレーと、これらのトレ
ーを定ピッチで横送りする横送り装置と、前記各レール
の両端に設けられ前記各トレーを昇降して循環させるた
めの端部リフトと、これらの端部リフトの中間に設けら
れた中間リフトを有する多層箱型循環式駐車装置におい
て、中間リフトの左右の車庫における各駐車階層を同一レベ
ルに設定し、 前記中間リフトには、入出庫室から最下の駐車階層ま
で、前記トレーを昇降させる昇降駆動装置を設け、 前記中間リフトにはトレーを1個配置するとともに、 前記横送り装置は、前記中間リフトの両側の端部リフト
との間の各階層に設けられており、 中間リフトの左右の車庫を駐車時間又は駐車台数に対応
させて使い分け可能とし たことを特徴とする多層箱型循
環式駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06531295A JP3209876B2 (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 多層箱型循環式駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06531295A JP3209876B2 (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 多層箱型循環式駐車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08218667A JPH08218667A (ja) | 1996-08-27 |
JP3209876B2 true JP3209876B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=13283272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06531295A Expired - Fee Related JP3209876B2 (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 多層箱型循環式駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3209876B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8153482B2 (en) | 2008-09-22 | 2012-04-10 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Well-structure anti-punch-through microwire device |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106836898B (zh) * | 2017-01-12 | 2019-06-11 | 广西南南铝加工有限公司 | 一种可升降横移立体停车设备 |
-
1995
- 1995-02-16 JP JP06531295A patent/JP3209876B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8153482B2 (en) | 2008-09-22 | 2012-04-10 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Well-structure anti-punch-through microwire device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08218667A (ja) | 1996-08-27 |
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