JPH051480A - 多層箱型循環式駐車装置 - Google Patents

多層箱型循環式駐車装置

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JPH051480A
JPH051480A JP3994891A JP3994891A JPH051480A JP H051480 A JPH051480 A JP H051480A JP 3994891 A JP3994891 A JP 3994891A JP 3994891 A JP3994891 A JP 3994891A JP H051480 A JPH051480 A JP H051480A
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JP
Japan
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pallet
pallets
hoistway
traverse
layer portion
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JP3994891A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Fujii
廣昭 藤井
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多層箱型循環式駐車装置において、少ない記憶
容量でもって全てのパレットの位置情報を記憶できるよ
うにすること。パレットの呼出の際の横行手段及び昇降
手段の制御方式の簡略化を図ること。 【構成】入出庫部8へのパレットの呼出にあたって、パ
レット群3A,3Bを図示の基準配置にした後に循環移
動せしめる方式を採用する。これにより、パレット3A
群は上層部1の上側横行路1Aと下層部2の上側横行路
2Aとの間を循環し、パレット3B群は上層部1の下側
横行路1Bと下層部2の下側横行路2Bとの間を循環す
ることになり、各群のパレットの配置順序は変化しない
ため、パレット位置を追跡記憶するための記憶容量は少
なくて済み、また、パレットの移動制御も簡単になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多層箱型循環式駐車装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】多層箱型循環式駐車装置の一例が特開昭
63−176573号公報に記載されている。すなわ
ち、この駐車装置は、各々複数の車両搭載用パレットを
一列に並べて列方向に横行せしめる横行手段を有する4
層の横行路を備え、この4層の横行路の両端部に各横行
路間で複数のパレットを移載のために同時に昇降せしめ
る昇降手段を有する昇降路が設けられたものである。そ
して、上記両昇降路のうちの一方の昇降路の上端部位が
車両の入庫のための乗入れと出庫のための乗り出しとが
行われる入出庫部になされている。
【0003】しかして、このような多層箱型循環式駐車
装置においては、全てのパレットにつき、各々の全横行
路上での位置をパレット毎に個別に記憶する記憶手段を
設けておき、この記憶手段の記憶に基いて、各横行手段
及び昇降手段を作動させて所望のパレットを入出庫部に
呼び出すようになっているのが通常である。従って、こ
の場合、各パレットがいずれの横行路に移動しても、全
てのパレット位置情報を保有することができ、パレット
の呼出にあたって、各横行手段及び昇降手段を様々な方
式で作動せしめることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記駐車装置
の場合、横行路が4層以上の多層になると、それに伴っ
て記憶すべきパレット位置情報が増え、記憶容量及びパ
レットの移動制御の点で負担が大きくなる。
【0005】すなわち、本発明の課題は、横行路が4層
以上の多層箱型循環式駐車装置において、少ない記憶容
量でもって全てのパレットの位置情報を記憶できるよう
にしながら、パレットの呼出の際の横行手段及び昇降手
段の制御方式の簡略化を図って、パレットの円滑な呼出
を行なえるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、全パレットを
複数の群に分け、各々を所定のホームポジションで循環
せしめて、必要なパレットを入出庫部に呼び出すように
することにより、上記課題を解決するものである。
【0007】すなわち、そのための具体的な手段は、各
々複数の車両搭載用パレットを一列に並べて列方向に横
行せしめる横行手段を有し、互いの両端を揃えて上下に
層状に配設されたN(Nは2以上の整数)層の横行路か
らなる上層部と、上記上層部の横行路数と同数の横行路
からなり、これら横行路が各々複数の車両搭載用パレッ
トを一列に並べて列方向に横行せしめる横行手段を有し
且つ上記上層部の下方において各々の両端を上層部の横
行路の両端に揃えて上下に層状に配設されてなる下層部
と、上記上層部及び下層部の各横行路の一端部に交差し
て上下方向に延び、上層部と下層部との間でのパレット
の移載のために複数のパレットを支持して昇降可能な昇
降手段を有する第1昇降路と、上記上層部及び下層部の
各横行路の他端部に交差して上下方向に延び、上層部と
下層部との間でのパレットの移載のために複数のパレッ
トを支持して昇降可能な昇降手段を有する第2昇降路
と、上記両昇降路のうちの一方の昇降路上設けられ、車
両の入庫のための乗入れと出庫のための乗り出しとが行
われる入出庫部とを備えた多層箱型循環式駐車装置にお
いて、多数のパレットが上記上層部の横行路数に対応す
るN個の群に分けられ、且つその各群が上記上層部の互
いに異なる一つの横行路とそのN層下に位置する下層部
の横行路との2路をホームポジションとするように上層
部と下層部とに分けて配置され、各パレット群毎に各々
のホームポジションにおける各パレットの位置を記憶す
るパレット位置記憶手段と、上記入出庫部に呼び出すべ
きパレットを指定するパレット呼出手段と、上記パレッ
ト呼出手段による呼びパレットが上記入出庫部に存在し
ないときに、上記パレット位置記憶手段に記憶されてい
るパレット位置情報に基いて、上記N個の各パレット群
を、各々の上層部においては上記第1昇降路上にパレッ
トが存在し上記第2昇降路上にパレットが存在しないよ
うに上記第1昇降路側に寄せられ、且つ各々の下層部に
おいては上記第2昇降路上にパレットが存在し第1昇降
路上にパレットが存在しないように上記第2昇降路側に
寄せられた基準配置にする基準配置移動と、上層部と下
層部とでパレットを互いに逆方向へ横行させるパレット
横行と、第1昇降路と第2昇降路とでパレットを互いに
逆方向に昇降させるパレット昇降とを繰り返すことによ
り、呼びパレットを上記入出庫部が設けられている昇降
路上に移動させるパレット循環移動と、上記呼びパレッ
トの入出庫部への移動とが順に行われるように、上記上
層部及び下層部の横行手段、並びに上記第1及び第2の
昇降路の昇降手段を駆動制御する制御手段とを備えてい
ることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記駐車装置においては、全パレットは上層部
の横行路数に対応するN個の群に分けられ、各群のパレ
ットのホームポジョションは上層部の一つの横行路とそ
のN層下の下層部の横行路の2路に設定されている。そ
して、パレットの呼出にあたって、各群を基準配置にし
た後にパレットの循環移動を行なうようにしているか
ら、この循環移動において、各パレットは各々のポーム
ポジションから離れたり、あるいは各ホームポジション
においてパレットの配置順序が変化することがないもの
である。
【0009】すなわち、各ホームポジションにおいて
は、各パレット位置は変化しても、その配置順序自体は
変化しない。よって、パレット位置記憶手段は、各パレ
ット群について、そのホームポジション上の特定部位に
位置するパレット位置情報を基準にして、各群の他のパ
レット位置情報を出すことができ、全てのパレットの位
置を個別に追跡する必要がないから、記憶容量の削減が
図れるものである。また、各パレットは入出庫部にない
場合には、常に特定のホームポジションに配置されてい
ることになるから、その呼出にあたっては、各群を基準
配置にすれば、後はパレット循環移動を利用して入出庫
部に呼び出すことができ、このパレット呼出のための各
横行手段及び昇降手段の制御方式も複雑になることがな
い。
【0010】
【発明の効果】従って、本発明によれば、全パレットを
上層部の横行路数に対応するN個の群に分け、各群のパ
レットのホームポジョションを上層部の一つの横行路と
そのN層下の下層部の横行路の2路に設定し、パレット
の循環移動にあたって各群を基準配置にするようにした
から、全てのパレット位置を個別に追跡する必要がな
く、パレット位置記憶手段の必要容量を少なくすること
ができるとともに、パレット呼出の際の各横行手段及び
昇降手段の制御方式の簡略化が図れる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1に多層箱型循環式駐車装置において、
1は各々複数の車両搭載用パレット3を一列に並べて列
方向に横行せしめるための横行路1A,1Bが上下2層
にして配設された上層部、2は同様の横行路2A,2B
が上下2層にして配設された下層部である。上記計4層
の横行路1A,1B,2A,2Bは、互いの両端を揃え
て上下に層状に配設され、各々複数の車両搭載用パレッ
ト3A,3Bを一列に並べて同時に列方向に横行せしめ
る横行手段(図示省略)を有する。
【0013】4は上記各横行路1A,1B,2A,2B
の一端部に交差して上下方向に延びる第1昇降路、5は
上記各横行路1A,1B,2A,2Bの他端部に交差し
て上下方向に延びる第2昇降路である。この両昇降路
4,5は、上層部1の各横行路1A,1Bと下層部2の
各横行路A,2Bとの間でのパレット3A,3Bの移載
のために複数のパレット支持して昇降可能な昇降手段
6,7を有する。そうして、上記第1昇降路4の最上部
位、つまり上記上層部1の上側の横行路1Aの上方位置
に、車両Wの入庫のための乗入れと出庫のための乗り出
しとが行われる入出庫部8が設けられている。本例の場
合、上記上層部1と下層部2とからなる駐車部はビル9
の地下に設けられ、上記入出庫部8がビル9の1階部分
に設けられている。
【0014】上記各横行路1A,1B,2A,2Bは、
図2に示すようにパレット3A,3B(車両W)の前後
方向に間隔をおいて設けられた横行レール10,10を
備え、この横行レール10,10にパレット3A,3B
の車輪を係合支持せしめてパレット3A,3Bを横行せ
しめるようになされている。
【0015】第1昇降路4の昇降手段6について説明す
ると、地下駐車場内に立設された支柱11の上端部と下
端部とに回転軸12,13が各々水平に支持されてい
る。この両回転軸12,13には各々の左右にスプロケ
ット14が固定されていて、上側回転軸12のスプロケ
ット14,14と下側の回転軸13のスプロケット1
4,14とにエンドレスのチェーン15,15が懸回さ
れている。そして、この両チェーン15,15に所定間
隔をおいて上記パレット3A,3Bを支持するための複
数の昇降レール16が固定されており、チェーン15,
15の走行により昇降レール16が昇降するようになっ
ている。図2に示すように、上述の如き昇降レール16
の昇降機構はパレット3A,3B(車両W)の前後方向
に間隔をおいて一対設けられており、パレット3A,3
Bはこの前後両側の昇降レール16,16に支持されて
昇降するようになっている。そうして、前側及び後側の
下側回転軸13,13が駆動モータ17により駆動軸1
8及び減速ギヤ装置19を介して回転駆動されるように
なっている。
【0016】第2昇降路5の昇降手段7も上記第1昇降
路4の昇降手段6と実質的には同じ構成であり、この第
2昇降路7にも支柱21に支持した回転軸22,23、
この回転軸22,23に固定したスプロケット24、エ
ンドレスチェーン25、昇降レール26、駆動モータ2
7、駆動軸28及び減速ギヤ装置29が設けられてい
る。
【0017】しかして、上記駐車装置においては、上記
上層部1及び下層部2に、多数のパレットが各々上層部
1の一つの横行路とその2層下に位置する下層部2の横
行路との2路をホームポジションとするように上層部1
の横行路数に対応する2つのパレット群3A,3B(以
下、必要に応じて簡単のためにA群,B群という)に分
けて配置されている。すなわち、A群は、複数のパレッ
ト3Aにより構成されていて、図3に示すように、後述
するパレット駆動制御手段により、上層部1の上側横行
路1Aと下層部2の上側横行路2Aと第1及び第2の昇
降路4,5とにより構成される矩形の循環路Aを循環移
動するように制御され、B群は、複数のパレット3Bに
より構成されていて、上層部1の下側横行路1Bと下層
部2の下側横行路2Bと第1及び第2の昇降路4,5と
により構成される矩形の循環路Bを循環移動するように
制御されるものである。
【0018】また、上記2つのパレット群3A,3B
は、図1に示されているように、各々の上層部1におい
ては上記第1昇降路4にパレットが存在し上記第2昇降
路5にパレットが存在しないように上記第1昇降路1側
に寄せられ、且つ各々の下層部2においては上記第2昇
降路5にパレットが存在し第1昇降路4にパレットが存
在しないように上記第2昇降路5側に寄せられた状態が
基準配置とされているものである。
【0019】そうして、上記駐車装置は、入出庫部8へ
の所望のパレットの呼出のために、図4に示すように入
出庫部8に呼び出すべきパレットを指定するパレット呼
出手段31と、入出庫部8におけるパレットの有無を検
出する入出庫部パレット検出手段32と、全てのパレッ
トについての位置情報を提供するためのパレット位置記
憶手段33と、これら各手段31〜33からの情報に基
いて上記各横行手段35及び昇降手段6,7を駆動制御
する制御手段34とを備えている。
【0020】上記パレット位置記憶手段33は、パレッ
ト群3A,3B毎に各々のパレットの位置を記憶し、且
つ上記横行手段35及び昇降手段6,7の作動に伴って
A群及びB群の各パレットが移動する都度、各パレット
の位置を各々のホームポジション及び入出庫部8の範囲
内で追跡して、その記憶を書き換えていくものである。
この場合、各パレット群3A,3Bは、ホームポジショ
ンにおけるパレットの配置順序が変化しないように上記
制御手段34により移動が制御されるものであり、従っ
て、ホームポジション上での各パレットの位置は特定部
位のパレット情報を基準にして他のパレットについての
位置情報を得るようになっている。
【0021】制御手段34は、上記パレット呼出手段3
1による呼びパレットが上記入出庫部8に存在しないと
きに、上記パレット位置記憶手段33に記憶されている
パレット位置情報に基いて、パレット群3A,3Bの基
準配置への移動と、上層部1と下層部2とでパレット3
A,3Bを互いに逆方向へ横行させるパレット横行(図
5参照)と、第1昇降路4と第2昇降路5とでパレット
3A,3Bを互いに逆方向に昇降させるパレット昇降
(図6参照)とを繰り返すことにより、呼びパレットを
第1昇降路4に移動させるパレット循環移動と、呼びパ
レットの入出庫部8への上昇移動とが順に行われるよう
に、上記各横行手段35及び第1及び第2の昇降手段
6,7を駆動制御するようになっている。
【0022】制御の具体的な内容は図7に示されてい
る。
【0023】すなわち、パレット呼出手段31によるパ
レットの呼出があった場合、入出庫部8にパレットがあ
れば、そのパレットが呼びパレットか否かを確認し、否
であれば、この入出庫部8のパレットの属する群の確認
がなされる(ステップS1〜S4)。
【0024】そして、入出庫部8のパレットがB群のも
のであれば、当該パレットをB群のホームポジションの
入口位置(上層部1の上側横行路1Aと第1昇降路4と
の交差部位)に移動せしめた後、A群のパレット3Aを
基準位置に移動せしめ(ステップS4〜S6)、しかる
後に、次のステップS8,S9へ移行する。すなわち、
入出庫部8のパレットがB群のものということは、図5
の基準配置から、上層部1の上側横行路1Aにおいてパ
レット3Aの左行が行なわれた後に、第1昇降路4にお
けるパレット3Bの上昇が行われた状態(図9の状態)
であり、上記ステップS5,S6の動作はA群及びB群
を共に元の基準配置に戻すことに他ならない。
【0025】上記ステップS4において、入出庫部8の
パレットがA群のものと判定される場合は、当該パレッ
トをA群のホームポジションの入口位置(上層部1の下
側横行路1Bと第1昇降路4との交差部位)に移動せし
め(ステップS7)、その後に、次のステップS8,S
9へ移行する。この後者の場合、入出庫部8のパレット
がA群のものということは、図5の基準配置から、第1
昇降路4においてパレット3A,3Bの上昇が行なわれ
た状態(図10の状態)であり、上記ステップ7の動作
により、A群及びB群が共に元の基準配置に戻ることに
なる。
【0026】また、先のステップS2において入出庫部
8にパレットが存在しないという状態は、駐車装置が各
群のパレットを基準配置にして待機している状態であ
り、従って、この場合は上述のステップS5〜S7の基
準配置制御を行なうことなく、ステップS8,S9に移
行するものである。
【0027】ステップS8,S9は、呼びパレットがA
群若しくはB群の入口位置に出てくるまでパレット循環
移動を行なうステップである。そして、呼びパレットが
上記入口位置に出た場合、当該呼びパレットがB群のも
のであれば、上層部1の上側横行路1Aにおいてパレッ
ト3Aの左行を行なうことにより、A群入口位置のパレ
ット3Aを退避せしめた後に、当該呼びパレットを第1
昇降路4により入出庫部8に上昇せしめる(ステップS
10〜S12)。これにより、図9に示す状態になる。
【0028】一方、ステップS10において、当該呼び
パレットがA群のものであると判断されれば、そのまま
当該呼びパレットを第1昇降路4により入出庫部8に上
昇せしめることになる(図10の状態)。
【0029】また、先のステップS3において、呼びパ
レットが既に入出庫部にある場合には、パレットの移動
制御は行なわれない。この場合は、その前に車両の出庫
があって、入出庫部8に待機している空パレットに新た
な車両が入庫のために乗入れられる場合に相当する。
【0030】従って、上記駐車装置においては、パレッ
トの呼出にあたって、パレット群3A,3Bを基準配置
にした後にパレット循環移動を行なうようにしているか
ら、この循環移動において、各パレットは各々のポーム
ポジションから離れたり、あるいは各ホームポジション
においてパレットの配置順序が変化することがない。よ
って、パレット位置記憶手段33は、各パレット群につ
いて、そのホームポジションの例えば入口位置のパレッ
ト情報を基準にして、各群の他のパレット位置情報を出
すことができ、記憶容量の削減が図れるものである。ま
た、パレットの呼出にあたっては、各群を基準配置にす
るだけで、後はパレット循環移動を利用して入出庫部8
に呼び出すことができ、このパレット呼出のための制御
方式も複雑になることがないものである。
【0031】なお、上記実施例は、横行路が4層になっ
た駐車装置に関するが、本発明が4以上の偶数の横行路
を層状に有する駐車装置の全てに適用できることはもち
ろんである。
【0032】また、上記実施例では入出庫部が最上層の
横行路の上方に受けられているが、本発明は、最下層の
横行路の下方に入出庫部が設けられている駐車装置や、
昇降路の途中に入出庫部が設けられている駐車装置にも
適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】駐車装置を示す一部断面にした正面図
【図2】図1のII−II線断面図
【図3】各パレット群の循環径路を示す正面図
【図4】制御系の構成図
【図5】各パレット群の基準配置からの横行を示す駐車
装置の概略正面図
【図6】各パレットの昇降を示す駐車装置の概略正面図
【図7】パレット呼出制御の前半の流れを示すフロー図
【図8】パレット呼出制御の後半の流れを示すフロー図
【図9】B群のパレットが入出庫部にある状態を示す駐
車装置の概略正面図
【図10】A群のパレットが入出庫部にある状態を示す
駐車装置の概略正面図
【符号の説明】
1 上層部 2 下層部 3A,3B パレット 4 第1昇降路 5 第2昇降路 6,7 昇降手段 8 入出庫部 31 パレット呼出手段 33 パレット位置記憶手段 34 制御手段 35 横行手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】各々複数の車両搭載用パレットを一列に並
    べて列方向に横行せしめる横行手段を有し、互いの両端
    を揃えて上下に層状に配設されたN(Nは2以上の整
    数)層の横行路からなる上層部と、上記上層部の横行路
    数と同数の横行路からなり、これら横行路が各々複数の
    車両搭載用パレットを一列に並べて列方向に横行せしめ
    る横行手段を有し且つ上記上層部の下方において各々の
    両端を上層部の横行路の両端に揃えて上下に層状に配設
    されてなる下層部と、上記上層部及び下層部の各横行路
    の一端部に交差して上下方向に延び、上層部と下層部と
    の間でのパレットの移載のために複数のパレットを支持
    して昇降可能な昇降手段を有する第1昇降路と、上記上
    層部及び下層部の各横行路の他端部に交差して上下方向
    に延び、上層部と下層部との間でのパレットの移載のた
    めに複数のパレットを支持して昇降可能な昇降手段を有
    する第2昇降路と、上記両昇降路のうちの一方の昇降路
    上に設けられ、車両の入庫のための乗入れと出庫のため
    の乗り出しとが行われる入出庫部とを備えた多層箱型循
    環式駐車装置において、多数のパレットが上記上層部の
    横行路数に対応するN個の群に分けられ、且つその各群
    が上記上層部の互いに異なる一つの横行路とそのN層下
    に位置する下層部の横行路との2路をホームポジション
    とするように上層部と下層部とに分けて配置され、各パ
    レット群毎に各々のホームポジションにおける各パレッ
    トの位置を記憶するパレット位置記憶手段と、上記入出
    庫部に呼び出すべきパレットを指定するパレット呼出手
    段と、上記パレット呼出手段による呼びパレットが上記
    入出庫部に存在しないときに、上記パレット位置記憶手
    段に記憶されているパレット位置情報に基いて、上記N
    個の各パレット群を、各々の上層部においては上記第1
    昇降路上にパレットが存在し上記第2昇降路上にパレッ
    トが存在しないように上記第1昇降路側に寄せられ、且
    つ各々の下層部においては上記第2昇降路上にパレット
    が存在し第1昇降路上にパレットが存在しないように上
    記第2昇降路側に寄せられた基準配置にする基準配置移
    動と、上層部と下層部とでパレットを互いに逆方向へ横
    行させるパレット横行と、第1昇降路と第2昇降路とで
    パレットを互いに逆方向に昇降させるパレット昇降とを
    繰り返すことにより、呼びパレットを上記入出庫部が設
    けられている昇降路上に移動させるパレット循環移動
    と、上記呼びパレットの入出庫部への移動とが順に行わ
    れるように、上記上層部及び下層部の横行手段、並びに
    上記第1及び第2の昇降路の昇降手段を駆動制御する制
    御手段とを備えていることを特徴とする多層箱型循環式
    駐車装置。
JP3994891A 1991-03-06 1991-03-06 多層箱型循環式駐車装置 Pending JPH051480A (ja)

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Cited By (3)

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US5957609A (en) * 1994-08-19 1999-09-28 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha Applicator
US6235980B1 (en) 1999-04-06 2001-05-22 Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho Apparatus and method for generating waveform data for musical tone signal generating apparatus
US11186211B2 (en) 2018-02-09 2021-11-30 Autonetworks Technologies, Ltd. Armrest

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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