JP3208911B2 - 歩行型田植機 - Google Patents
歩行型田植機Info
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- JP3208911B2 JP3208911B2 JP08412593A JP8412593A JP3208911B2 JP 3208911 B2 JP3208911 B2 JP 3208911B2 JP 08412593 A JP08412593 A JP 08412593A JP 8412593 A JP8412593 A JP 8412593A JP 3208911 B2 JP3208911 B2 JP 3208911B2
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- JP
- Japan
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- planting
- clutch lever
- side clutch
- lever
- wire
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サイドクラッチの入切
操作に連動して機体が昇降する状態と、サイドクラッチ
の入切操作に機体の昇降が連動しない状態とに任意に選
択切替することができる歩行型田植機に関するものであ
る。
操作に連動して機体が昇降する状態と、サイドクラッチ
の入切操作に機体の昇降が連動しない状態とに任意に選
択切替することができる歩行型田植機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】左右のサイドクラッチレバーに機体昇降
用油圧装置の操作ワイヤをそれぞれ連動させ、圃場の端
部等で機体を旋回させる際に左右いずれかのサイドクラ
ッチレバーを引くと機体が自動的に上昇するように構成
した歩行型田植機がある。
用油圧装置の操作ワイヤをそれぞれ連動させ、圃場の端
部等で機体を旋回させる際に左右いずれかのサイドクラ
ッチレバーを引くと機体が自動的に上昇するように構成
した歩行型田植機がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の歩行型田植
機は、圃場を一方向に往復しながら植付を行うときには
旋回時操作が簡単で操縦しやすいという利点があるが、
機体を旋回させながら植付を行う必要がある時にはこれ
に対応できないという問題がある。また、ユーザーによ
っては、サイドクラッチレバー操作に機体の昇降が連動
することを好まないこともある。したがって、サイドク
ラッチの入切操作に連動して機体が昇降する状態と、サ
イドクラッチの入切操作に機体の昇降が連動しない状態
とに適宜容易に切り替えられることが好ましく、本発明
はこれを可能にすることを課題としている。
機は、圃場を一方向に往復しながら植付を行うときには
旋回時操作が簡単で操縦しやすいという利点があるが、
機体を旋回させながら植付を行う必要がある時にはこれ
に対応できないという問題がある。また、ユーザーによ
っては、サイドクラッチレバー操作に機体の昇降が連動
することを好まないこともある。したがって、サイドク
ラッチの入切操作に連動して機体が昇降する状態と、サ
イドクラッチの入切操作に機体の昇降が連動しない状態
とに適宜容易に切り替えられることが好ましく、本発明
はこれを可能にすることを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成とした。すなわち、本発明
にかかる歩行型田植機は、サイドクラッチを入切操作す
るサイドクラッチレバーに機体昇降用油圧装置の操作ワ
イヤを係脱自在に連結するとともに、サイドクラッチレ
バーと連結する側の操作ワイヤ端部に手で握ることので
きる握り部を設けたことを特徴としている。
に、本発明は次のような構成とした。すなわち、本発明
にかかる歩行型田植機は、サイドクラッチを入切操作す
るサイドクラッチレバーに機体昇降用油圧装置の操作ワ
イヤを係脱自在に連結するとともに、サイドクラッチレ
バーと連結する側の操作ワイヤ端部に手で握ることので
きる握り部を設けたことを特徴としている。
【0005】
【作用】機体昇降用油圧装置の操作ワイヤがサイドクラ
ッチレバーに係脱自在に連結されているので、サイドク
ラッチの入切操作に連動して機体が昇降する状態と、サ
イドクラッチの入切操作に機体の昇降が連動しない状態
とを任意に選択することができる。また、サイドクラッ
チレバーと連結する側の操作ワイヤ端部に手で握ること
のできる握り部が設けられているので、上記切替操作が
容易である。
ッチレバーに係脱自在に連結されているので、サイドク
ラッチの入切操作に連動して機体が昇降する状態と、サ
イドクラッチの入切操作に機体の昇降が連動しない状態
とを任意に選択することができる。また、サイドクラッ
チレバーと連結する側の操作ワイヤ端部に手で握ること
のできる握り部が設けられているので、上記切替操作が
容易である。
【0006】
【実施例1】図1乃至図16は本発明の1実施例である
4条植の歩行型田植機をあらわしている。
4条植の歩行型田植機をあらわしている。
【0007】この歩行型田植機1は、機体の前部にミッ
ションケース2、エンジン3、油圧ユニット4、油圧ポ
ンプ5等を配し、前記ミッションケースの側面部より側
方に突設した筒部2a,2aの端部に伝動ケース6,6
が上下に回動可能に後向きに設けられ、該伝動ケースの
後端部に水田用車輪7,7が軸支されている。ミッショ
ンケース2の後部にはメインフレーム9がその基部側で
固着連結されている。このメインフレーム9は、機体の
下部を通って後方に延び、その中間部で上に湾曲し、後
部が斜め上方に跳ね上がった形状となっている。そし
て、上記湾曲部よりも若干前側の位置に内部に伝動機構
を有する植付部フレーム12が固着して設けられ、これ
に苗載台13と植付装置14,…が装着されている。ま
た、メインフレーム9の後端部にはハンドル17とコン
トロールボックス18が取り付けられている。
ションケース2、エンジン3、油圧ユニット4、油圧ポ
ンプ5等を配し、前記ミッションケースの側面部より側
方に突設した筒部2a,2aの端部に伝動ケース6,6
が上下に回動可能に後向きに設けられ、該伝動ケースの
後端部に水田用車輪7,7が軸支されている。ミッショ
ンケース2の後部にはメインフレーム9がその基部側で
固着連結されている。このメインフレーム9は、機体の
下部を通って後方に延び、その中間部で上に湾曲し、後
部が斜め上方に跳ね上がった形状となっている。そし
て、上記湾曲部よりも若干前側の位置に内部に伝動機構
を有する植付部フレーム12が固着して設けられ、これ
に苗載台13と植付装置14,…が装着されている。ま
た、メインフレーム9の後端部にはハンドル17とコン
トロールボックス18が取り付けられている。
【0008】植付部フレーム12は、左右中央部に位置
する中央ケース20と、該中央ケースの左右両側に位置
するチエンケース21(L,R)と、中央ケース20の
上部とチエンケース21(L,R)の上部を連結する伝
動パイプ22(L,R)とで構成され、中央ケース20
の下部左右外側部とチエンケース21(L,R)の下部
内側部に1組づつ、計4組の植付装置14,…が設けら
れている。
する中央ケース20と、該中央ケースの左右両側に位置
するチエンケース21(L,R)と、中央ケース20の
上部とチエンケース21(L,R)の上部を連結する伝
動パイプ22(L,R)とで構成され、中央ケース20
の下部左右外側部とチエンケース21(L,R)の下部
内側部に1組づつ、計4組の植付装置14,…が設けら
れている。
【0009】苗載台13は、側面視においてメインフレ
ーム9の後部とほぼ平行に設けられ、前部が低位となる
よう傾斜させられている。そして、その前面側が苗を載
せる苗載面となり、該苗載面は等分な4面の苗載部13
a,…に仕切られている。各苗載部13a,…には台上
の苗を間欠的に下方へ送る苗送り装置24,…が設けら
れている。この苗載台13は、左右方向に横架した支持
枠26によって下端裏面部が摺動自在に支持されている
とともに、上部裏面部に固定して設けたレール27にメ
インフレーム9に取り付けたローラ28が係合してお
り、左右に往復動可能となっている。前記支持枠26に
は側面視でL形の苗受板29が一体成形されており、該
苗受板によって苗載台13の最下段の苗を受け止めるよ
うになっている。この苗受板29の適所に、凹状に切り
欠かれた苗取出口30,…が形成されている。
ーム9の後部とほぼ平行に設けられ、前部が低位となる
よう傾斜させられている。そして、その前面側が苗を載
せる苗載面となり、該苗載面は等分な4面の苗載部13
a,…に仕切られている。各苗載部13a,…には台上
の苗を間欠的に下方へ送る苗送り装置24,…が設けら
れている。この苗載台13は、左右方向に横架した支持
枠26によって下端裏面部が摺動自在に支持されている
とともに、上部裏面部に固定して設けたレール27にメ
インフレーム9に取り付けたローラ28が係合してお
り、左右に往復動可能となっている。前記支持枠26に
は側面視でL形の苗受板29が一体成形されており、該
苗受板によって苗載台13の最下段の苗を受け止めるよ
うになっている。この苗受板29の適所に、凹状に切り
欠かれた苗取出口30,…が形成されている。
【0010】植付部フレーム12の中央ケース20に
は、軸方向に摺動自在に支持された横移動棒32と、該
横移動棒に取り付けたリードメタル33の爪33aが係
合する螺旋状の溝34aが外周面に形成されたリードカ
ム軸34とが設けられている(図3参照)。横移動棒3
2のケース外に突出する左右両端部に苗載台支持アーム
35,35が固着され、その先端部が苗載台13の下端
側面部に連結されている。リードカム軸34が回転する
と、リードメタル33の爪33aがリードカム軸34の
溝34aに沿って移動し、それによって横移動棒32が
左右に往復動する。横移動棒32と一体に苗載台13も
左右に往復動し、苗載台13の最下段の苗を苗取出口3
0,…に順次供給する。
は、軸方向に摺動自在に支持された横移動棒32と、該
横移動棒に取り付けたリードメタル33の爪33aが係
合する螺旋状の溝34aが外周面に形成されたリードカ
ム軸34とが設けられている(図3参照)。横移動棒3
2のケース外に突出する左右両端部に苗載台支持アーム
35,35が固着され、その先端部が苗載台13の下端
側面部に連結されている。リードカム軸34が回転する
と、リードメタル33の爪33aがリードカム軸34の
溝34aに沿って移動し、それによって横移動棒32が
左右に往復動する。横移動棒32と一体に苗載台13も
左右に往復動し、苗載台13の最下段の苗を苗取出口3
0,…に順次供給する。
【0011】また、リードカム軸34と平行に苗送りア
ーム軸37が周方向に回転自在かつ軸方向に移動自在に
設けられ、リードカム軸の駆動カム38と苗送りアーム
軸の一対の従動カム39,40とがそれぞれ個別に係合
可能となっている。従動カム39,40は、苗送りアー
ム軸37に沿って移動可能であるが、ロールピン41,
42によってその移動範囲が規制され、さらに両者の間
に介装したスプリング43によって互いに離間させられ
ている。ケース外に突出する苗送りアーム軸37の端部
には苗送り装置24,…を作動させるための苗送りアー
ム45が固着され、これに対応させ横移動棒32の適所
に固定メタル46が取り付けられている。苗載台13が
左右行程の右端に到達すると、固定メタル46が苗送り
アーム軸37を右に押すことにより駆動カム38と従動
カム39が係合して苗送りアーム軸37が1回転し、苗
送り装置24,…を所定量だけ作動させる。また、苗載
台13が左右行程の左端に到達すると、リードメタル3
3が苗送りアーム軸37を左に押すことにより駆動カム
38と従動カム40が係合して苗送りアーム軸37が同
方向に1回転し、苗送り装置24,…を所定量だけ作動
させる。
ーム軸37が周方向に回転自在かつ軸方向に移動自在に
設けられ、リードカム軸の駆動カム38と苗送りアーム
軸の一対の従動カム39,40とがそれぞれ個別に係合
可能となっている。従動カム39,40は、苗送りアー
ム軸37に沿って移動可能であるが、ロールピン41,
42によってその移動範囲が規制され、さらに両者の間
に介装したスプリング43によって互いに離間させられ
ている。ケース外に突出する苗送りアーム軸37の端部
には苗送り装置24,…を作動させるための苗送りアー
ム45が固着され、これに対応させ横移動棒32の適所
に固定メタル46が取り付けられている。苗載台13が
左右行程の右端に到達すると、固定メタル46が苗送り
アーム軸37を右に押すことにより駆動カム38と従動
カム39が係合して苗送りアーム軸37が1回転し、苗
送り装置24,…を所定量だけ作動させる。また、苗載
台13が左右行程の左端に到達すると、リードメタル3
3が苗送りアーム軸37を左に押すことにより駆動カム
38と従動カム40が係合して苗送りアーム軸37が同
方向に1回転し、苗送り装置24,…を所定量だけ作動
させる。
【0012】植付装置14は、クランク50とリンク5
1によって支持された植込杆52を備え、クランク50
が回転することにより、植込杆52の先端部に設けた植
込爪52aが所定の軌跡を描いて上下運動を行い、前記
苗取出口30に供給された苗載台13の苗を圃場面に植
え付けてゆくようになっている(図4参照)。
1によって支持された植込杆52を備え、クランク50
が回転することにより、植込杆52の先端部に設けた植
込爪52aが所定の軌跡を描いて上下運動を行い、前記
苗取出口30に供給された苗載台13の苗を圃場面に植
え付けてゆくようになっている(図4参照)。
【0013】機体の下部には、前後に長く大きいセンタ
ーフロート54と比較的小さな左右一対のサイドフロー
ト55,55が設けられている。植付部フレーム12に
回動自在に支承されたフロート支持棒56にアーム5
7,…を一体に取り付け、該アームの前端部と各フロー
ト54,55,55の後部に固着した取付部材58,…
とが回動自在に枢着されている。したがって、植付深さ
調節レバー60によってフロート支持棒56を回動させ
ることによりフロートの支持高さを調節できるようにな
っている。センタフロート54の前部は拡縮リンク61
に上下動可能に吊られ、またサイドフロート55,…の
先端部は揺動リンク62,…に吊られている。
ーフロート54と比較的小さな左右一対のサイドフロー
ト55,55が設けられている。植付部フレーム12に
回動自在に支承されたフロート支持棒56にアーム5
7,…を一体に取り付け、該アームの前端部と各フロー
ト54,55,55の後部に固着した取付部材58,…
とが回動自在に枢着されている。したがって、植付深さ
調節レバー60によってフロート支持棒56を回動させ
ることによりフロートの支持高さを調節できるようにな
っている。センタフロート54の前部は拡縮リンク61
に上下動可能に吊られ、またサイドフロート55,…の
先端部は揺動リンク62,…に吊られている。
【0014】また、機体の上部には、予備の苗を載せて
おく予備苗載台65が、メインフレーム9に固定した支
柱66,67によってほぼ水平に支持されている。
おく予備苗載台65が、メインフレーム9に固定した支
柱66,67によってほぼ水平に支持されている。
【0015】次に、この歩行型田植機1の伝動構成につ
いて説明する(図4参照)。
いて説明する(図4参照)。
【0016】エンジン出力軸70に取り出されたエンジ
ン出力は、該出力軸のギヤ71より2連ギヤ72を介し
てクラッチ軸73のギヤ74に伝えられる。ギヤ74は
クラッチ軸73に回転自在に取り付けられており、主ク
ラッチ75によってギヤ74からクラッチ軸73への伝
動を入切できるようになっている。主クラッチ75を切
り替える切替アーム76は、ワイヤ77を介して後記主
クラッチレバー157に結ばれている。
ン出力は、該出力軸のギヤ71より2連ギヤ72を介し
てクラッチ軸73のギヤ74に伝えられる。ギヤ74は
クラッチ軸73に回転自在に取り付けられており、主ク
ラッチ75によってギヤ74からクラッチ軸73への伝
動を入切できるようになっている。主クラッチ75を切
り替える切替アーム76は、ワイヤ77を介して後記主
クラッチレバー157に結ばれている。
【0017】クラッチ軸73には2枚の走行変速ギヤ8
0,81とバックギヤ82が取り付けられている。走行
変速ギヤ80,81は走行ギヤ軸84のギヤ85,86
と選択的に噛み合うようになっており、高速および低速
の前進2段の変速比が得られる。植付ギヤ軸88のカウ
ンタギヤ89を経由させてバックギヤ82とギヤ85を
間接的に噛み合わせると後進速となる。走行ギヤ軸84
の回転はギヤ91,92によって車輪駆動軸93に伝え
られる。伝動ケース6,6内に突出する車輪駆動軸93
の左右両端部にはサイドクラッチ95,95が設けら
れ、左右車輪7,7の駆動を個別に入切できるようにな
っている。サイドクラッチ95,95を切り替える切替
アーム96,96はサイドクラッチワイヤ97,97を
介して後記サイドクラッチレバー142,142によっ
て操作する。伝動ケース6内には、伝動用チエン98,
99が設けられている。
0,81とバックギヤ82が取り付けられている。走行
変速ギヤ80,81は走行ギヤ軸84のギヤ85,86
と選択的に噛み合うようになっており、高速および低速
の前進2段の変速比が得られる。植付ギヤ軸88のカウ
ンタギヤ89を経由させてバックギヤ82とギヤ85を
間接的に噛み合わせると後進速となる。走行ギヤ軸84
の回転はギヤ91,92によって車輪駆動軸93に伝え
られる。伝動ケース6,6内に突出する車輪駆動軸93
の左右両端部にはサイドクラッチ95,95が設けら
れ、左右車輪7,7の駆動を個別に入切できるようにな
っている。サイドクラッチ95,95を切り替える切替
アーム96,96はサイドクラッチワイヤ97,97を
介して後記サイドクラッチレバー142,142によっ
て操作する。伝動ケース6内には、伝動用チエン98,
99が設けられている。
【0018】また、クラッチ軸73には、前記ギヤ8
0,81,82とは別に、2枚の株間変速ギヤ102,
103が取り付けられている。株間変速ギヤ102,1
03に植付ギヤ軸88の2連ギヤ104を選択的に噛み
合わせることにより、苗植付の株間が2段階に切り替え
られるようになっている。植付出力は、ユニバーサルジ
ョイント105,105によって連結された第1、第
2、第3植付伝動軸106,107,108を介して植
付部フレーム12内の伝動機構へ伝動される。
0,81,82とは別に、2枚の株間変速ギヤ102,
103が取り付けられている。株間変速ギヤ102,1
03に植付ギヤ軸88の2連ギヤ104を選択的に噛み
合わせることにより、苗植付の株間が2段階に切り替え
られるようになっている。植付出力は、ユニバーサルジ
ョイント105,105によって連結された第1、第
2、第3植付伝動軸106,107,108を介して植
付部フレーム12内の伝動機構へ伝動される。
【0019】植付部フレーム12内に入力された植付出
力は、まず植付駆動軸110に伝えられる。この伝動部
には植付クラッチ111が設けられている。植付クラッ
チ111は定位置停止クラッチであり、植付部伝動軸1
06,107,108の回転が停止すると、植付駆動軸
110が所定の回転位置で停止させられる。植付クラッ
チ111のクラッチピン112はワイヤ113を介して
後記植付クラッチレバー147によって操作する。植付
駆動軸110の回転は、中央ケース20の後部およびチ
エンケース21(L,R)内に張架したチエン115,
…によって、前記クランク50,…が取り付けられてい
るクランク軸116,…に伝えられる。
力は、まず植付駆動軸110に伝えられる。この伝動部
には植付クラッチ111が設けられている。植付クラッ
チ111は定位置停止クラッチであり、植付部伝動軸1
06,107,108の回転が停止すると、植付駆動軸
110が所定の回転位置で停止させられる。植付クラッ
チ111のクラッチピン112はワイヤ113を介して
後記植付クラッチレバー147によって操作する。植付
駆動軸110の回転は、中央ケース20の後部およびチ
エンケース21(L,R)内に張架したチエン115,
…によって、前記クランク50,…が取り付けられてい
るクランク軸116,…に伝えられる。
【0020】植付駆動軸110からリードカム軸34へ
は、ギヤ117,118とギヤ119a,119bの組
み合わせからなるギヤ列式の苗取り量調節装置を介して
伝動されており、これらギヤの組み合わせを変えること
により苗取り量を2段階に切り替えられるようになって
いる。
は、ギヤ117,118とギヤ119a,119bの組
み合わせからなるギヤ列式の苗取り量調節装置を介して
伝動されており、これらギヤの組み合わせを変えること
により苗取り量を2段階に切り替えられるようになって
いる。
【0021】この田植機1は油圧によって機体の昇降制
御およびローリング制御を行う。その機体制御装置の構
成は以下のようになっている(図5参照)。
御およびローリング制御を行う。その機体制御装置の構
成は以下のようになっている(図5参照)。
【0022】油圧ユニット4の後部から機体昇降用のピ
ッチングシリンダ120が後方に延出させて設けられ、
そのピストンロッド先端部に、スプリング121によっ
て後向きに付勢されたリンク板122が左右水平に取り
付けられている。リンク板122の左右端部は、伝動ケ
ース6,6の筒部6a,6aから上向きに突設したスイ
ングアーム124,124の上端部に連結杆125
(L,R)を介して連結されている。左側の連結杆12
5(L)には、該連結杆を伸縮させるローリングシリン
ダ126が介装されている。
ッチングシリンダ120が後方に延出させて設けられ、
そのピストンロッド先端部に、スプリング121によっ
て後向きに付勢されたリンク板122が左右水平に取り
付けられている。リンク板122の左右端部は、伝動ケ
ース6,6の筒部6a,6aから上向きに突設したスイ
ングアーム124,124の上端部に連結杆125
(L,R)を介して連結されている。左側の連結杆12
5(L)には、該連結杆を伸縮させるローリングシリン
ダ126が介装されている。
【0023】油圧ユニット4には制御バルブとして、ピ
ッチングシリンダ120の切替弁130、ローリングシ
リンダ126の切替弁131、ポンプ5から送られてく
る油をこれら切替弁130,131に分配して供給する
分流弁132等が設けられている。ピッチング切替弁1
30はセンタフロート54に取り付けた上下動検出ロッ
ド135の動作に連動して作動し、ローリング切替弁1
31は揺動リンク62,62の回動中心軸137,13
7の回動に連動して作動する。
ッチングシリンダ120の切替弁130、ローリングシ
リンダ126の切替弁131、ポンプ5から送られてく
る油をこれら切替弁130,131に分配して供給する
分流弁132等が設けられている。ピッチング切替弁1
30はセンタフロート54に取り付けた上下動検出ロッ
ド135の動作に連動して作動し、ローリング切替弁1
31は揺動リンク62,62の回動中心軸137,13
7の回動に連動して作動する。
【0024】検出ロッド135によって圃場面の高さが
検出され、それに応じてピッチング切替弁130が切り
替わり、ピッチングシリンダ120が伸縮動作を行う。
すると、連結杆125(L,R)を介してスイングアー
ム124,124が前後に回動させられ、左右の車輪
7,7が同時に同量だけ機体に対し上下動するので、そ
の結果機体が昇降して苗の植付深さを一定に維持するよ
うになっている。
検出され、それに応じてピッチング切替弁130が切り
替わり、ピッチングシリンダ120が伸縮動作を行う。
すると、連結杆125(L,R)を介してスイングアー
ム124,124が前後に回動させられ、左右の車輪
7,7が同時に同量だけ機体に対し上下動するので、そ
の結果機体が昇降して苗の植付深さを一定に維持するよ
うになっている。
【0025】また、左右回動中心軸137,137によ
って機体の左右傾斜が検出され、それに応じてローリン
グ切替弁131が切り替わり、ローリングシリンダ12
6が伸縮作動を行う。すると、左側のスイングアーム1
24が回動させられ、左側の車輪7(L)のみが機体に
対し上下動して、機体の左右傾斜を修正するようになっ
ている。
って機体の左右傾斜が検出され、それに応じてローリン
グ切替弁131が切り替わり、ローリングシリンダ12
6が伸縮作動を行う。すると、左側のスイングアーム1
24が回動させられ、左側の車輪7(L)のみが機体に
対し上下動して、機体の左右傾斜を修正するようになっ
ている。
【0026】ピッチング切替弁130の操作部は図6に
示す如く構成されている。すなわち、ピッチング切替弁
130の弁軸170は角軸部170aと丸軸部170b
とからなり、角軸部170aには操作プレート171が
回動不能に取り付けられ、丸軸部170bには昇降制御
用アーム172が回動自在に取り付けられている。操作
プレート171の円弧状長穴174に、操作ワイヤ17
5のバルブ側の端部に取り付けたフック部175aが遊
嵌している。昇降制御用アーム172の一端部には前記
上下動検出ロッド135の上端部が連結されている。操
作プレート171の係合部171aが昇降制御用アーム
172の屈曲端部172aの上面に係合するようになっ
ている。図中の181は操作プレート171の戻しスプ
リング、182は昇降制御用アーム172の戻しスプリ
ングである。
示す如く構成されている。すなわち、ピッチング切替弁
130の弁軸170は角軸部170aと丸軸部170b
とからなり、角軸部170aには操作プレート171が
回動不能に取り付けられ、丸軸部170bには昇降制御
用アーム172が回動自在に取り付けられている。操作
プレート171の円弧状長穴174に、操作ワイヤ17
5のバルブ側の端部に取り付けたフック部175aが遊
嵌している。昇降制御用アーム172の一端部には前記
上下動検出ロッド135の上端部が連結されている。操
作プレート171の係合部171aが昇降制御用アーム
172の屈曲端部172aの上面に係合するようになっ
ている。図中の181は操作プレート171の戻しスプ
リング、182は昇降制御用アーム172の戻しスプリ
ングである。
【0027】前記操作ワイヤ175は後述する油圧レバ
ー166および左右のサイドクラッチレバー142,1
42によって操作される。図7に示すように、共通の軸
185に3個のアーム186,187(L,R)が回動
自在に支持されており、その中央のアーム186の先端
部に設けたピン186aに操作ワイヤ175のレバー側
の端部が連結されている。上記ピン186aは、一端が
油圧レバー166に結ばれた油圧ワイヤ188の他端部
に取り付けたロッド189の長穴189aに遊嵌してい
る。また、左右のアーム187(L,R)の先端部に設
けたピン187a,187aには、一端が左右のサイド
クラッチレバー142(L,R)に結ばれたリフティン
グワイヤ190(L,R)の他端がそれぞれ繋着されて
いる。中央のアーム186には両端が左右に突出する棒
状の連動部材192が固着されており、左右のアーム1
87(L,R)が図における上向きに回動する際に、こ
れらアームが上記連動部材192の左右端部に係合する
ようになっている。図中191は各アームの戻しスプリ
ングである。
ー166および左右のサイドクラッチレバー142,1
42によって操作される。図7に示すように、共通の軸
185に3個のアーム186,187(L,R)が回動
自在に支持されており、その中央のアーム186の先端
部に設けたピン186aに操作ワイヤ175のレバー側
の端部が連結されている。上記ピン186aは、一端が
油圧レバー166に結ばれた油圧ワイヤ188の他端部
に取り付けたロッド189の長穴189aに遊嵌してい
る。また、左右のアーム187(L,R)の先端部に設
けたピン187a,187aには、一端が左右のサイド
クラッチレバー142(L,R)に結ばれたリフティン
グワイヤ190(L,R)の他端がそれぞれ繋着されて
いる。中央のアーム186には両端が左右に突出する棒
状の連動部材192が固着されており、左右のアーム1
87(L,R)が図における上向きに回動する際に、こ
れらアームが上記連動部材192の左右端部に係合する
ようになっている。図中191は各アームの戻しスプリ
ングである。
【0028】常時は、戻しスプリング191に引っ張ら
れて各アーム186,187(L,R)が下向きになっ
ており、操作ワイヤ175のフック部175aが長穴1
74の中央部に位置している(図8参照)。このとき、
圃場面が高くなって上下動検出ロッド135が上動する
と、昇降制御用アーム172の屈曲端部172aが係合
部171aを押し下げることにより操作プレート171
がU方向に回動し、ピッチング切替弁130が機体上げ
方向に作動する。圃場面が低くなって上下動検出ロッド
135が下動すると、スプリング181の作用で昇降制
御用アーム172に追随して操作プレート171がD方
向に回動し、ピッチング切替弁130が機体下げ方向に
作動する。これら操作プレート171の回動はフック1
75が長穴174の中間部で遊嵌する範囲内で行われ
る。
れて各アーム186,187(L,R)が下向きになっ
ており、操作ワイヤ175のフック部175aが長穴1
74の中央部に位置している(図8参照)。このとき、
圃場面が高くなって上下動検出ロッド135が上動する
と、昇降制御用アーム172の屈曲端部172aが係合
部171aを押し下げることにより操作プレート171
がU方向に回動し、ピッチング切替弁130が機体上げ
方向に作動する。圃場面が低くなって上下動検出ロッド
135が下動すると、スプリング181の作用で昇降制
御用アーム172に追随して操作プレート171がD方
向に回動し、ピッチング切替弁130が機体下げ方向に
作動する。これら操作プレート171の回動はフック1
75が長穴174の中間部で遊嵌する範囲内で行われ
る。
【0029】油圧レバー166を引くと、中央のアーム
186が上に回動させられ、操作ワイヤ175が引かれ
る。それによって、フック部175aが長穴174の端
部壁面に係合し、操作プレート171をU方向に大きく
回動させるので、機体が非作業位置まで上昇する(図9
参照)。また、左右いずれか、もしくは左右両方のリフ
ティングワイヤ190を引くと、左右のアーム187が
連動部材192を押し上げることにより中央のアーム1
86も上に回動させられ、上記と同様に機体が非作業位
置まで上昇する。このとき、中央のアームのピン186
aは長穴189a内を移動するので、油圧ワイヤ188
は弛まない。
186が上に回動させられ、操作ワイヤ175が引かれ
る。それによって、フック部175aが長穴174の端
部壁面に係合し、操作プレート171をU方向に大きく
回動させるので、機体が非作業位置まで上昇する(図9
参照)。また、左右いずれか、もしくは左右両方のリフ
ティングワイヤ190を引くと、左右のアーム187が
連動部材192を押し上げることにより中央のアーム1
86も上に回動させられ、上記と同様に機体が非作業位
置まで上昇する。このとき、中央のアームのピン186
aは長穴189a内を移動するので、油圧ワイヤ188
は弛まない。
【0030】ハンドル17は、メインフレーム9の後端
部に基部が固定され、該基部から左右後方に延ばしたハ
ンドル杆17a,17aの後端部にグリップ140,1
40が嵌着されている。グリップ140,140の前側
位置に取付部材141,141が固着して設けられ、そ
れにサイドクラッチレバー142,142が支持軸14
3,143によって上下に回動自在に取り付けられてい
る。サイドクラッチレバー142のアーム部142aに
は、前記サイドクラッチワイヤ97とリフティングワイ
ヤ190の端部がそれぞれ連結されている。サイドクラ
ッチワイヤ97の連結部材97aはピン97bによって
アーム部142aに止着されており、サイドクラッチワ
イヤ97がアーム部142aから取り外せないようにな
っている。これに対し、リフティングワイヤ190の連
結部材190aはアーム部142aの凹部142bに引
っ掛けられており、リフティングワイヤ190はアーム
部142aに係脱可能となっている。この連結部材19
0aの後部には、手で握るのに適した握り部190bが
一体成形されている。
部に基部が固定され、該基部から左右後方に延ばしたハ
ンドル杆17a,17aの後端部にグリップ140,1
40が嵌着されている。グリップ140,140の前側
位置に取付部材141,141が固着して設けられ、そ
れにサイドクラッチレバー142,142が支持軸14
3,143によって上下に回動自在に取り付けられてい
る。サイドクラッチレバー142のアーム部142aに
は、前記サイドクラッチワイヤ97とリフティングワイ
ヤ190の端部がそれぞれ連結されている。サイドクラ
ッチワイヤ97の連結部材97aはピン97bによって
アーム部142aに止着されており、サイドクラッチワ
イヤ97がアーム部142aから取り外せないようにな
っている。これに対し、リフティングワイヤ190の連
結部材190aはアーム部142aの凹部142bに引
っ掛けられており、リフティングワイヤ190はアーム
部142aに係脱可能となっている。この連結部材19
0aの後部には、手で握るのに適した握り部190bが
一体成形されている。
【0031】図11において実線で示すようにリフティ
ングワイヤ190をアーム部142aに連結した状態
で、右側のサイドクラッチレバー142(R)をグリッ
プ側に引くと、右側のサイドクラッチ95(R)が切に
なるとともに、機体が上げ位置になり、左側のサイドク
ラッチレバー142(L)をグリップ側に引くと、右側
のサイドクラッチ95(L)が切になるとともに、機体
が上げ位置になる。レバーから手を離すと、ワイヤ9
7,190の復元力によって、サイドクラッチレバー1
42は元に戻る。その戻り位置は、ストッパ部142d
によって規制される。また、図11において鎖線で示す
ようにリフティングワイヤ190をアーム部142aの
凹部142bから外した状態では、サイドクラッチレバ
ー142の操作に連動して機体が昇降しないようにな
る。
ングワイヤ190をアーム部142aに連結した状態
で、右側のサイドクラッチレバー142(R)をグリッ
プ側に引くと、右側のサイドクラッチ95(R)が切に
なるとともに、機体が上げ位置になり、左側のサイドク
ラッチレバー142(L)をグリップ側に引くと、右側
のサイドクラッチ95(L)が切になるとともに、機体
が上げ位置になる。レバーから手を離すと、ワイヤ9
7,190の復元力によって、サイドクラッチレバー1
42は元に戻る。その戻り位置は、ストッパ部142d
によって規制される。また、図11において鎖線で示す
ようにリフティングワイヤ190をアーム部142aの
凹部142bから外した状態では、サイドクラッチレバ
ー142の操作に連動して機体が昇降しないようにな
る。
【0032】さらに、右側のハンドル杆17a(R)の
内側には植付クラッチレバー147が、左側のハンドル
杆17a(L)の内側には主クラッチレバー157がそ
れぞれ設けられている。両レバー147,157の取付
部の構造は同じであるので、以下に植付クラッチレバー
147の取付部の構造についてのみ説明する。
内側には植付クラッチレバー147が、左側のハンドル
杆17a(L)の内側には主クラッチレバー157がそ
れぞれ設けられている。両レバー147,157の取付
部の構造は同じであるので、以下に植付クラッチレバー
147の取付部の構造についてのみ説明する。
【0033】植付クラッチレバー147はハンドル杆1
7a(R)の内面部から内向きに突出する支持軸148
に後向きに取り付けられており、グリップ140を握っ
た状態で親指により上下回動操作可能となっている。先
端部にピン149が一体形成されたアーム150が前記
取付部材141に回動自在に支持され、ピン149に嵌
合する筒部材152が植付クラッチレバーの中間部下面
に固着されているプレート153の長穴153aに遊嵌
しているとともに、ピン149に前記植付クラッチ操作
用ワイヤ113の端部が繋着されている。植付クラッチ
レバー147が回動すると、それに応じてピン149が
長穴153に沿って移動し、ワイヤ113が引かれたり
戻されたし、レバー上げ位置でクラッチ入となり、レバ
ー下げ位置でクラッチ切となる。植付クラッチレバー1
47のストロークは、アーム150の折曲げ部分150
aが係合するよう設けた取付部材141のストッパ部分
141a,141bによって規制され、植付クラッチ入
の時は植付クラッチレバー147がグリップ140より
も上位に位置し、切の時は植付クラッチレバー147が
グリップ140よりも下位かつサイドクラッチレバー1
42よりも上位に位置するよう設定されている。
7a(R)の内面部から内向きに突出する支持軸148
に後向きに取り付けられており、グリップ140を握っ
た状態で親指により上下回動操作可能となっている。先
端部にピン149が一体形成されたアーム150が前記
取付部材141に回動自在に支持され、ピン149に嵌
合する筒部材152が植付クラッチレバーの中間部下面
に固着されているプレート153の長穴153aに遊嵌
しているとともに、ピン149に前記植付クラッチ操作
用ワイヤ113の端部が繋着されている。植付クラッチ
レバー147が回動すると、それに応じてピン149が
長穴153に沿って移動し、ワイヤ113が引かれたり
戻されたし、レバー上げ位置でクラッチ入となり、レバ
ー下げ位置でクラッチ切となる。植付クラッチレバー1
47のストロークは、アーム150の折曲げ部分150
aが係合するよう設けた取付部材141のストッパ部分
141a,141bによって規制され、植付クラッチ入
の時は植付クラッチレバー147がグリップ140より
も上位に位置し、切の時は植付クラッチレバー147が
グリップ140よりも下位かつサイドクラッチレバー1
42よりも上位に位置するよう設定されている。
【0034】コントロールボックス18には、エンジン
を起動および停止させるメインスイッチ165と、機体
を昇降作動させる油圧レバー166と、昇降制御および
ローリング制御の感度を調節する感度調節レバー16
8,169とが設けられている。油圧レバー166はガ
イド溝166aに沿って操作する。P1 は機体を下降さ
せる植付位置、P2 は機体を上昇させる上げ位置、P3
は路上走行時等に機体を上昇させた状態に固定する固定
位置である。
を起動および停止させるメインスイッチ165と、機体
を昇降作動させる油圧レバー166と、昇降制御および
ローリング制御の感度を調節する感度調節レバー16
8,169とが設けられている。油圧レバー166はガ
イド溝166aに沿って操作する。P1 は機体を下降さ
せる植付位置、P2 は機体を上昇させる上げ位置、P3
は路上走行時等に機体を上昇させた状態に固定する固定
位置である。
【0035】この歩行型田植機1の使用に際し、メイン
スイッチ165をオンにしてエンジン3を起動する。植
付作業時は、油圧レバー166を植付位置P1 にすると
ともに、植付クラッチレバー147を入にする。そし
て、主クラッチレバー157を入にすると、車輪7,7
が駆動されて走行を開始するとともに、植付部が駆動さ
れて植付を開始する。操縦者はハンドル17のグリップ
140,140を両手で握って機体を操縦する。
スイッチ165をオンにしてエンジン3を起動する。植
付作業時は、油圧レバー166を植付位置P1 にすると
ともに、植付クラッチレバー147を入にする。そし
て、主クラッチレバー157を入にすると、車輪7,7
が駆動されて走行を開始するとともに、植付部が駆動さ
れて植付を開始する。操縦者はハンドル17のグリップ
140,140を両手で握って機体を操縦する。
【0036】往復植付時に圃場の端部等で機体を旋回さ
せるに際しては、植付クラッチレバー147を切にして
植付部の駆動を停止させると同時に、旋回内側のサイド
クラッチレバー142を引いて内側の車輪7の駆動を停
止させるとともに機体を上昇させる。機体を右に旋回さ
せる場合は、右手で植付クラッチレバー147とサイド
クラッチレバー142の両方を操作するのであるが、こ
の操作は図14に示すように、親指で植付クラッチレバ
ー147を押し下げ、かつ他の4本の指でサイドクラッ
チレバー142を引き上げる操作であり、掌でグリップ
140を握ったまま操作することができる。植付クラッ
チレバー147はグリップ140の内側近傍に設けら
れ、その操作位置は入のときグリップ140より上位に
位置し、切のときグリップ140より下位に位置するよ
うになっているので、親指による植付クラッチレバー1
47の操作は極めて容易である。このため、機体の操縦
に狂いが生じず、植付が乱れない。
せるに際しては、植付クラッチレバー147を切にして
植付部の駆動を停止させると同時に、旋回内側のサイド
クラッチレバー142を引いて内側の車輪7の駆動を停
止させるとともに機体を上昇させる。機体を右に旋回さ
せる場合は、右手で植付クラッチレバー147とサイド
クラッチレバー142の両方を操作するのであるが、こ
の操作は図14に示すように、親指で植付クラッチレバ
ー147を押し下げ、かつ他の4本の指でサイドクラッ
チレバー142を引き上げる操作であり、掌でグリップ
140を握ったまま操作することができる。植付クラッ
チレバー147はグリップ140の内側近傍に設けら
れ、その操作位置は入のときグリップ140より上位に
位置し、切のときグリップ140より下位に位置するよ
うになっているので、親指による植付クラッチレバー1
47の操作は極めて容易である。このため、機体の操縦
に狂いが生じず、植付が乱れない。
【0037】また、例えば機体を旋回させながら植付を
行うときのように、サイドクラッチレバー142の操作
と機体の昇降を連動させたくない場合は、図16に示す
ように、握り部190bを握ってリフティングワイヤ1
90の連動部材190aを後方に引き出し、リフティン
グワイヤ190とサイドクラッチレバー142の係合を
解除させればよい。このリフティングワイヤ190の係
脱作業は、握り部190bを手で握って行うことができ
るので非常に簡単である。
行うときのように、サイドクラッチレバー142の操作
と機体の昇降を連動させたくない場合は、図16に示す
ように、握り部190bを握ってリフティングワイヤ1
90の連動部材190aを後方に引き出し、リフティン
グワイヤ190とサイドクラッチレバー142の係合を
解除させればよい。このリフティングワイヤ190の係
脱作業は、握り部190bを手で握って行うことができ
るので非常に簡単である。
【0038】旋回が終了したならば、サイドクラッチ9
5および植付クラッチ111を入にして植付を再開す
る。サイドクラッチレバー142から指を離すとワイヤ
97の復元力によってサイドクラッチレバー142は元
に戻り、サイドクラッチ95が入りになる。このとき、
サイドクラッチレバー142を引いていた4本の指は解
放されているので、図15に示すように、その中の適当
な指(例えば人差し指と中指と薬指)をグリップ140
とサイドクラッチレバー142の間に差し入れ、これら
の指で植付けクラッチレバー147を押し上げることに
より植付クラッチ110が入りになる。
5および植付クラッチ111を入にして植付を再開す
る。サイドクラッチレバー142から指を離すとワイヤ
97の復元力によってサイドクラッチレバー142は元
に戻り、サイドクラッチ95が入りになる。このとき、
サイドクラッチレバー142を引いていた4本の指は解
放されているので、図15に示すように、その中の適当
な指(例えば人差し指と中指と薬指)をグリップ140
とサイドクラッチレバー142の間に差し入れ、これら
の指で植付けクラッチレバー147を押し上げることに
より植付クラッチ110が入りになる。
【0039】また、路上走行時は、油圧レバー166を
固定位置にして機体を上げ位置に固定するとともに、植
付クラッチレバー147を切に植付部の駆動を停止させ
ておく。
固定位置にして機体を上げ位置に固定するとともに、植
付クラッチレバー147を切に植付部の駆動を停止させ
ておく。
【0040】
【実施例2】なお、サイドクラッチレバー操作に機体の
昇降が連動する状態と連動しない状態に任意に切り替え
られる構成としては、図17および図18に示す構成も
考えられる。このサイドクラッチレバーの取付部は、ハ
ンドル17に固定された取付部材141にサイドクラッ
チレバー142と係脱部材200が支持軸143によっ
て回動自在に取り付けられており、取付部材141と係
脱部材200は固定ピン201によって係脱可能に連結
するとともに、サイドクラッチレバー142と係脱部材
200がピン202によって一体化している。サイドク
ラッチワイヤ97は取付部材141を中継してサイドク
ラッチレバー142に取り付けられ、リフティングワイ
ヤ190は係脱部材200を中継してサイドクラッチレ
バー142に取り付けられている。
昇降が連動する状態と連動しない状態に任意に切り替え
られる構成としては、図17および図18に示す構成も
考えられる。このサイドクラッチレバーの取付部は、ハ
ンドル17に固定された取付部材141にサイドクラッ
チレバー142と係脱部材200が支持軸143によっ
て回動自在に取り付けられており、取付部材141と係
脱部材200は固定ピン201によって係脱可能に連結
するとともに、サイドクラッチレバー142と係脱部材
200がピン202によって一体化している。サイドク
ラッチワイヤ97は取付部材141を中継してサイドク
ラッチレバー142に取り付けられ、リフティングワイ
ヤ190は係脱部材200を中継してサイドクラッチレ
バー142に取り付けられている。
【0041】図17のように、取付部材141と係脱部
材200をピン201によって固定した状態では、サイ
ドクラッチレバー142をグリップ140側に引き寄せ
ると、サイドクラッチワイヤ97およびリフティングワ
イヤ190が共に引かれるので、サイドクラッチ95が
切になり、かつ機体が上昇となる。また、図18のよう
に、固定ピン201を抜いて取付部材141と係脱部材
200を分離した状態では、サイドクラッチレバー14
2をグリップ140側に引き寄せても、サイドクラッチ
ワイヤ97は引かれるが、リフティングワイヤ190は
引かれないので、サイドクラッチ95が切になっても機
体は上昇しない。
材200をピン201によって固定した状態では、サイ
ドクラッチレバー142をグリップ140側に引き寄せ
ると、サイドクラッチワイヤ97およびリフティングワ
イヤ190が共に引かれるので、サイドクラッチ95が
切になり、かつ機体が上昇となる。また、図18のよう
に、固定ピン201を抜いて取付部材141と係脱部材
200を分離した状態では、サイドクラッチレバー14
2をグリップ140側に引き寄せても、サイドクラッチ
ワイヤ97は引かれるが、リフティングワイヤ190は
引かれないので、サイドクラッチ95が切になっても機
体は上昇しない。
【0042】
【実施例3】また、図19は異なる実施例のピッチング
切替弁操作部の構造をあらわしている。図6のピッチン
グ切替弁操作部と同様に、130はピッチング切替弁、
170は弁軸、171は操作プレート、172は昇降制
御用アーム、135は上下動検出ロッドである。この操
作プレート171は2個の円弧状長穴174a,174
bを有し、一方の長穴174aには油圧ワイヤ188の
フック部210が遊嵌し、他方の長穴174bにはリフ
ティングワイヤ190のフック部211が遊嵌してい
る。さらに、図20に示すように、サイドクラッチレバ
ーのアーム部142aには上下2個のリフティングワイ
ヤ連結用凹部142b,142cが形成されており、両
凹部にリフティングワイヤ190を選択的に連結できる
ようになっている。
切替弁操作部の構造をあらわしている。図6のピッチン
グ切替弁操作部と同様に、130はピッチング切替弁、
170は弁軸、171は操作プレート、172は昇降制
御用アーム、135は上下動検出ロッドである。この操
作プレート171は2個の円弧状長穴174a,174
bを有し、一方の長穴174aには油圧ワイヤ188の
フック部210が遊嵌し、他方の長穴174bにはリフ
ティングワイヤ190のフック部211が遊嵌してい
る。さらに、図20に示すように、サイドクラッチレバ
ーのアーム部142aには上下2個のリフティングワイ
ヤ連結用凹部142b,142cが形成されており、両
凹部にリフティングワイヤ190を選択的に連結できる
ようになっている。
【0043】リフティングワイヤ190がサイドクラッ
チレバーのいずれの凹部142b,142cに連結され
ている場合についても、油圧レバー166が植付位置に
操作され、かつサイドクラッチレバー142が引かれて
いない時は、油圧ワイヤ188のフック部210および
リフティングワイヤ190のフック部211がいずれも
長穴174a,174bの中央部に位置し(図21参
照)、前記と同様に、上下動検出ロッド135の上下動
に応じて機体が昇降させられる。また、油圧レバー16
6を引くと、油圧ワイヤ188のフック部210が長穴
174aの端部壁面に係合し(図22参照)、操作プレ
ート171をU方向に大きく回動させるので、機体が非
作業位置まで上昇することも前記と同様である。
チレバーのいずれの凹部142b,142cに連結され
ている場合についても、油圧レバー166が植付位置に
操作され、かつサイドクラッチレバー142が引かれて
いない時は、油圧ワイヤ188のフック部210および
リフティングワイヤ190のフック部211がいずれも
長穴174a,174bの中央部に位置し(図21参
照)、前記と同様に、上下動検出ロッド135の上下動
に応じて機体が昇降させられる。また、油圧レバー16
6を引くと、油圧ワイヤ188のフック部210が長穴
174aの端部壁面に係合し(図22参照)、操作プレ
ート171をU方向に大きく回動させるので、機体が非
作業位置まで上昇することも前記と同様である。
【0044】リフティングワイヤ190をサイドクラッ
チレバーの上側の凹部142bに連結させた状態で、左
右いずれか、もしくは左右両方のサイドクラッチレバー
142を引くと、リフティングワイヤ190のフック部
211が長穴174bの端部で静止することとなる(図
23参照)。このため、操作プレート171はU方向に
は回動可能であるが、D方向には回動不可能となる。す
なわち、上げ方向の昇降制御は行うが、下げ方向の昇降
制御は行わない機体下げ規制が機能するようになる。
チレバーの上側の凹部142bに連結させた状態で、左
右いずれか、もしくは左右両方のサイドクラッチレバー
142を引くと、リフティングワイヤ190のフック部
211が長穴174bの端部で静止することとなる(図
23参照)。このため、操作プレート171はU方向に
は回動可能であるが、D方向には回動不可能となる。す
なわち、上げ方向の昇降制御は行うが、下げ方向の昇降
制御は行わない機体下げ規制が機能するようになる。
【0045】リフティングワイヤ190をサイドクラッ
チレバーの下側の凹部142cに連結させた状態で、左
右いずれか、もしくは左右両方のサイドクラッチレバー
142を引くと、上記よりもリフティングワイヤ190
のストロークが大きいので、フック部211が長穴17
4bの端部に係合したまま操作プレート171をU方向
に回動させ(図24参照)、機体が上昇する。
チレバーの下側の凹部142cに連結させた状態で、左
右いずれか、もしくは左右両方のサイドクラッチレバー
142を引くと、上記よりもリフティングワイヤ190
のストロークが大きいので、フック部211が長穴17
4bの端部に係合したまま操作プレート171をU方向
に回動させ(図24参照)、機体が上昇する。
【0046】この歩行型田植機の操作方法は、リフティ
ングワイヤ190をサイドクラッチレバーの下側の凹部
142cに連結させた場合は実施例1で説明したのと同
じであるが、リフティングワイヤ190をサイドクラッ
チレバーの上側の凹部142bに連結させた場合は以下
に説明する方向で操縦する。すなわち、機体を旋回させ
るに際しては、まず、植付クラッチレバー147を切に
して植付部の駆動を停止させるとともに、旋回内側のサ
イドクラッチレバー142を引いて内側の車輪7の駆動
を停止させる。そして、ハンドル17を引き上げて機体
を若干前傾させる。すると、センターフロート54の前
部が押し上げられるので、昇降制御の上げ制御が働き機
体が上昇する。機体が上昇したならば機体を水平に戻し
て旋回を行う。旋回中はサイドクラッチレバー142を
引いているので、機体下げ規制が機能した状態に維持さ
れ、機体が圃場面から浮上したままである。旋回が終了
したならば、サイドクラッチレバー142を戻して左右
両輪7,7を駆動させるとともに、植付クラッチ111
を入にして植付を再開する。サイドクラッチレバー14
2を戻すことにより、機体下げ規制が解除される。
ングワイヤ190をサイドクラッチレバーの下側の凹部
142cに連結させた場合は実施例1で説明したのと同
じであるが、リフティングワイヤ190をサイドクラッ
チレバーの上側の凹部142bに連結させた場合は以下
に説明する方向で操縦する。すなわち、機体を旋回させ
るに際しては、まず、植付クラッチレバー147を切に
して植付部の駆動を停止させるとともに、旋回内側のサ
イドクラッチレバー142を引いて内側の車輪7の駆動
を停止させる。そして、ハンドル17を引き上げて機体
を若干前傾させる。すると、センターフロート54の前
部が押し上げられるので、昇降制御の上げ制御が働き機
体が上昇する。機体が上昇したならば機体を水平に戻し
て旋回を行う。旋回中はサイドクラッチレバー142を
引いているので、機体下げ規制が機能した状態に維持さ
れ、機体が圃場面から浮上したままである。旋回が終了
したならば、サイドクラッチレバー142を戻して左右
両輪7,7を駆動させるとともに、植付クラッチ111
を入にして植付を再開する。サイドクラッチレバー14
2を戻すことにより、機体下げ規制が解除される。
【0047】このように、サイドクラッチレバー142
の操作に一律に連動して機体が昇降するのではなく、サ
イドクラッチレバー142を引くと昇降制御の機体下げ
規制が機能するように構成しておくと、機体を下げたま
ま旋回することも、機体を上げた状態で旋回することも
できるようになり、植付条件に適した操作方法を選択す
る。
の操作に一律に連動して機体が昇降するのではなく、サ
イドクラッチレバー142を引くと昇降制御の機体下げ
規制が機能するように構成しておくと、機体を下げたま
ま旋回することも、機体を上げた状態で旋回することも
できるようになり、植付条件に適した操作方法を選択す
る。
【0048】
【実施例4】実施例1においては、植付クラッチレバー
147が右側のグリップ140(R)の内側近傍、主ク
ラッチレバー157が左側のグリップ140(L)の内
側近傍のそれぞれ固定位置に設けられているが、これら
両クラッチレバー147,157を左右いずれにも付け
替え可能に設けておくと、オペレータに合わせて、操作
頻度の高い主クラッチレバー157を利き腕側に設ける
ことができるので好都合である。
147が右側のグリップ140(R)の内側近傍、主ク
ラッチレバー157が左側のグリップ140(L)の内
側近傍のそれぞれ固定位置に設けられているが、これら
両クラッチレバー147,157を左右いずれにも付け
替え可能に設けておくと、オペレータに合わせて、操作
頻度の高い主クラッチレバー157を利き腕側に設ける
ことができるので好都合である。
【0049】図25は植付クラッチレバー147および
主クラッチレバー157を付け替え可能に構成したレバ
ー取付部の1例である。図中の17はハンドル、220
はハンドル17に固着した取付部材、221は取付部材
220から側方に突設したレバー取付棒で、このレバー
取付棒221に筒体222を回転自在に嵌合させ、該筒
体にレバー147(157)が一体に取り付けられてい
る。そして、レバー取付棒221の端部に、筒体222
の抜止め用ピン223が挿入されている。また、レバー
のガイドカバー224を取り付ける場合は、図示のよう
に筒体222の外側に設け、レバー取付棒221の回り
に回転しないよう少なくとももう一箇所で取付部材22
0に固定しておくとよい。
主クラッチレバー157を付け替え可能に構成したレバ
ー取付部の1例である。図中の17はハンドル、220
はハンドル17に固着した取付部材、221は取付部材
220から側方に突設したレバー取付棒で、このレバー
取付棒221に筒体222を回転自在に嵌合させ、該筒
体にレバー147(157)が一体に取り付けられてい
る。そして、レバー取付棒221の端部に、筒体222
の抜止め用ピン223が挿入されている。また、レバー
のガイドカバー224を取り付ける場合は、図示のよう
に筒体222の外側に設け、レバー取付棒221の回り
に回転しないよう少なくとももう一箇所で取付部材22
0に固定しておくとよい。
【0050】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明にかかる
歩行型田植機は、機体昇降用油圧装置の操作ワイヤがサ
イドクラッチレバーに係脱自在に連結され、しかもサイ
ドクラッチレバーと連結する側の操作ワイヤ端部に手で
握ることのできる握り部が設けられているので、サイド
クラッチの入切操作に連動して機体が昇降する状態と、
サイドクラッチの入切操作に機体の昇降が連動しない状
態に容易に切り替えられるようになり、植付条件に合わ
せた操縦方法が選択可能となった。
歩行型田植機は、機体昇降用油圧装置の操作ワイヤがサ
イドクラッチレバーに係脱自在に連結され、しかもサイ
ドクラッチレバーと連結する側の操作ワイヤ端部に手で
握ることのできる握り部が設けられているので、サイド
クラッチの入切操作に連動して機体が昇降する状態と、
サイドクラッチの入切操作に機体の昇降が連動しない状
態に容易に切り替えられるようになり、植付条件に合わ
せた操縦方法が選択可能となった。
【図1】実施例1である歩行型田植機の側面図である。
【図2】図1に示す歩行型田植機の平面図である。
【図3】植付部フレームの要部の断面図である。
【図4】伝動系統図である。
【図5】油圧回路図である。
【図6】ピッチング切替弁操作部の分解斜視図である。
【図7】操作ワイヤと油圧ワイヤおよびリフティングワ
イヤの結合部の斜視図である。
イヤの結合部の斜視図である。
【図8】ピッチング切替弁操作部の動作説明図その1で
ある。
ある。
【図9】ピッチング切替弁操作部の動作説明図その2で
ある。
ある。
【図10】機体後部の斜視図である。
【図11】植付クラッチレバーの取付部の側面図であ
る。
る。
【図12】植付クラッチレバーの取付部の底面図であ
る。
る。
【図13】植付クラッチレバーの取付部の一部断面底面
図である。
図である。
【図14】植付クラッチレバーの操作説明図その1であ
る。
る。
【図15】植付クラッチレバーの操作説明図その2であ
る。
る。
【図16】リフティングワイヤの係脱方法の説明図であ
る。
る。
【図17】実施例2のサイドクラッチレバーの取付部の
側面図である。
側面図である。
【図18】図17とは異なる状態をあらわす実施例2の
サイドクラッチレバーの取付部の側面図である。
サイドクラッチレバーの取付部の側面図である。
【図19】実施例3のピッチング切替弁操作部の分解斜
視図である。
視図である。
【図20】実施例3のサイドクラッチレバーの取付部の
側面図である。
側面図である。
【図21】図19に示すピッチング切替弁操作部の動作
説明図その1である。
説明図その1である。
【図22】図19に示すピッチング切替弁操作部の動作
説明図その2である。
説明図その2である。
【図23】図19に示すピッチング切替弁操作部の動作
説明図その3である。
説明図その3である。
【図24】図19に示すピッチング切替弁操作部の動作
説明図その4である。
説明図その4である。
【図25】実施例4のレバー取付部の断面図である。
1 歩行型田植機 2 ミッションケース 3 エンジン 4 油圧ユニット 7 車輪 13 苗載台 14 植付装置 17 ハンドル 18 コントロールボックス 75 主クラッチ 95 サイドクラッチ 111 植付クラッチ 140 グリップ 142 サイドクラッチレバー 147 植付クラッチレバー 157 主クラッチレバー 190 リフティングワイヤ 190b 握り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新山 裕之 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社 技術部内 (72)発明者 山崎 仁史 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社 技術部内 (72)発明者 清家 理伯 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社 技術部内 (72)発明者 野村 勝 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社 技術部内 (72)発明者 神谷 寿 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社 技術部内 (72)発明者 草本 英之 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社 技術部内 (56)参考文献 実開 昭63−33721(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/02 313 - 332
Claims (1)
- 【請求項1】 サイドクラッチを入切操作するサイドク
ラッチレバーに機体昇降用油圧装置の操作ワイヤを係脱
自在に連結するとともに、サイドクラッチレバーと連結
する側の操作ワイヤ端部に手で握ることのできる握り部
を設けたことを特徴とする歩行型田植機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08412593A JP3208911B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 歩行型田植機 |
JP2000184843A JP3417385B2 (ja) | 1993-03-18 | 2000-06-20 | 歩行型苗植機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08412593A JP3208911B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 歩行型田植機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000184843A Division JP3417385B2 (ja) | 1993-03-18 | 2000-06-20 | 歩行型苗植機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06269208A JPH06269208A (ja) | 1994-09-27 |
JP3208911B2 true JP3208911B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=13821799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08412593A Expired - Fee Related JP3208911B2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 歩行型田植機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3208911B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP08412593A patent/JP3208911B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06269208A (ja) | 1994-09-27 |
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