JP3208227U - マットレス - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの好みに応じて柔軟に対応できる折り畳み式のマットレスを提供する。【解決手段】折り畳み式のマットレスは、収納室110が複数連設される第1のカバー11と、複数の収納室110のそれぞれの内部に、互いに分離可能に積層配置される複数の収納体と、を備える。収納室110は、前記収納体を出し入れ可能とする開口部110aと、開口部110aを開閉する開閉具110bと、を有する。前記複数の収納体には、吸湿発熱性繊維を有する発熱性シートと、第1のクッション体と、前記第1のクッション体より硬い第2のクッション体と、樹脂素材で構成され、前記第1のクッション体及び前記第2のクッション体よりも通気性が高い三次元網状構造体と、が含まれる。【選択図】図2

Description

本考案は、折り畳み式のマットレスに関する。
従来、折り畳み式のマットレスが知られる。例えば特許文献1には、複数個のクッション材を、連設した複数枚の袋状カバーに各収納して複数個のマットレス構成体を折り畳み自在に連結したマットレスが開示される。各袋状カバーに収納されるクッション材は、複数の樹脂を積層した構成である。複数の樹脂は積層順が決まっている。
実開平7−18656号公報
折り畳み式のマットレスを使用するユーザの好みは様々である。従来のマットレスのように、積層順が固定されていると、ユーザの好みに応じた対応が行い難い。また、従来のマットレスは、それ単体で、季節に応じて異なる感覚を与えることができない。このために、ユーザは、季節ごとに異なるマットレスを準備するか、例えば電気毛布などの部材を適宜マットレス上に配置する必要がある。
以上の点に鑑みて、本考案の目的は、ユーザの好みに応じて柔軟に対応できる折り畳み式のマットレスを提供することである。
上記目的を達成するために本考案のマットレスは、折り畳み式のマットレスであって、収納室が複数連設される第1のカバーと、複数の前記収納室のそれぞれの内部に、互いに分離可能に積層配置される複数の収納体と、を備え、前記収納室は、前記収納体を出し入れ可能とする開口部と、前記開口部を開閉する開閉具と、を有し、前記複数の収納体には、吸湿発熱性繊維を有する発熱性シートと、第1のクッション体と、前記第1のクッション体より硬い第2のクッション体と、樹脂素材で構成され、前記第1のクッション体及び前記第2のクッション体よりも通気性が高い三次元網状構造体と、が含まれる構成(第1の構成)になっている。
本構成によれば、各収納室に収納される複数の収納体が分離可能に積層配置されているために、開口部を介して複数の収納体を出し入れし、収納体の積層順を自由に変更することができる。すなわち、本構成によれば、ユーザの好みに合ったマットレスに自由に変更することができる。また、本構成によれば、各収納体の出し入れが自由であるために、例えば機能が低下した収納体や汚れた収納体を単独で新しい収納体に取り替えることができる。また、本構成によれば、収納室が複数連設されているために、収納室ごとに複数の収納体の積層順を変更することができ、体の位置に合せて異なる感覚を与えることができる。また、本構成によれば、複数の収納体の中に、発熱性シートと、通気性の良い三次元網状構造体が含まれるために、冬場には暖かさが感じられるマットレスに変更することができ、夏場には涼しさが感じられるマットレスに変更することができる。また、本構成によれば、複数の収納体の中に、硬さの異なる2つのクッション体を含むために、これらの積層順を入れ替えて、硬い感触のマットレスに変更したり、柔らかい感触のマットレスに変更したりすることができる。
上記第1の構成のマットレスは、前記第1のカバーを覆う第2のカバーを更に備える構成(第2の構成)であるのが好ましい。本構成によれば、第1のカバーが汚れにくく、清潔感を保つことができる。
上記第1又は第2の構成のマットレスにおいて、前記第1のクッション体及び前記第2のクッション体は固綿で構成されてよい(第3の構成)。本構成によれば、クッション性の良いマットレスを提供することができる。
上記第1から第3のいずれかの構成のマットレスにおいて、前記発熱性シートは、前記第1のクッション体及び前記第2のクッション体よりも厚みが薄く設けられ、前記発熱性シートと前記第1のカバーとの間の摩擦係数は、前記発熱性シートと前記第1のクッション体との間の摩擦係数、及び、前記発熱性シートと前記第2のクッション体との間の摩擦係数よりも小さい構成(第4の構成)であるのが好ましい。本構成によれば、発熱性シートの出し入れを行い易くすることができる。また、本構成によれば、発熱性シートの厚みが薄いにもかかわらず、発熱性シートの位置がずれたり、発熱性シートが折れ曲がったりする可能性を低減することができる。
上記第1から第3のいずれかの構成のマットレスにおいて、前記第1クッション体、前記第2クッション体、及び、前記三次元網状構造体のうちの少なくともいずれか1つは、個別カバーに覆われて前記収納室に収納されている構成(第5の構成)であってよい。本構成によれば、使用時において、各収納体が型崩れを起し難くすることができる。
本考案によれば、ユーザの好みに応じて柔軟に対応できる折り畳み式のマットレスを提供できる。
本考案の実施形態に係る折り畳み式のマットレスの構成を示す概略斜視図 図1に示すマットレスから外カバーを取り外した状態を示す概略斜視図 本考案の実施形態に係る折り畳み式のマットレスが折り畳まれた状態を示す概略側面図 図2のA−A位置における概略断面図 本考案の実施形態に係る折り畳み式のマットレスが備える発熱性シートを上から見た概略平面図 本考案の他の実施形態に係る折り畳み式のマットレスの構成を説明するための概略断面図
以下、本考案の実施形態に係る折り畳み式のマットレスについて、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本考案の実施形態に係るマットレスは、ベッドのボトムの上に載せて使用するのに好適である。
図1は、本考案の実施形態に係る折り畳み式のマットレス1の構成を示す概略斜視図である。図1に示すように、本実施形態のマットレス1は略直方体形状の板状体である。マットレス1は外カバー10を有する。外カバー10は、本考案の第2のカバーの一例である。外カバー10は、後述する内カバー11(後述の図2参照)を覆う布製の袋体である。外カバー10は、特に限定する趣旨ではないが、吸湿性及び速乾性を有する素材を用いて構成されるのが好ましい。外カバー10は、取り外して簡単に洗濯することができるために、マットレス1のユーザに清潔感を与えることができる。
外カバー10は、第1の開口部101と、第1の開口部101を開閉する第1の開閉具102とを有する。本実施形態では、第1の開閉具102はスライドファスナーであるが、これは例示であり、第1の開閉具102は、例えば面ファスナー、ボタン等の他の構成であってもよい。
詳細には、第1の開口部101は、外カバー10の内部にマットレス1の中身が収納された状態(図1に示す状態)において側面となる位置に設けられる。より詳細には、第1の開口部101は、隣り合う2つの側面に亘って連続して設けられる。各側面において、第1の開口部101は、当該側面の長手方向の一端から他端まで延びる。なお、図1に示す、第1の開口部101が設けられる位置は、例示である。第1の開口部101は、外カバー10から中身を取り出すことができる位置に設けられればよく、第1の開口部が設けられる位置は適宜変更されてよい。
図2は、図1に示すマットレス1から外カバー10を取り外した状態を示す概略斜視図である。図2に示すように、マットレス1は内カバー11を有する。内カバー11は、本考案の第1のカバーの一例である。本実施形態では、内カバー11は、布製のメッシュカバーである。これにより、例えば通気性等を確保することができる。ただし、これは例示であり、内カバー11の構造及び素材は適宜変更されてよい。
詳細には、内カバー11には、収納室110が複数連設される。収納室110は袋状である。収納室110は、中身が詰められた状態(図2に示す状態)で略直方体形状になる。本実施形態では、収納室110の数は3つである。3つの収納室110は、マットレス1の長手方向に並ぶ。長手方向において、各収納室110の間には連結片111が設けられ、当該連結片111によって隣り合う収納室110は連結される。長手方向において、複数の連結片111は上下交互に並ぶ。
各収納室110は、第2の開口部110aと第2の開閉具110bとを有する。第2の開口部110aは、本考案の開口部の一例である。第2の開閉具110bは、本考案の開閉具の一例である。
第2の開口部110aは、収納室110に収納される収納体を出し入れ可能とする。第2の開口部110aは、収納室110の内部に前述の収納体が収納された状態(図2に示す状態)において側面となる位置に設けられる。詳細には、第2の開口部110aは、隣り合う2つの側面に亘って連続して設けられる。各側面において、第2の開口部110aは、当該側面の長手方向の一端から他端まで延びる。なお、図2に示す、第2の開口部110aが設けられる位置は、例示である。第2の開口部110aは、収納室110に収納体を出し入れすることができる位置に設けられればよく、第2の開口部が設けられる位置は適宜変更されてよい。
第2の開閉具110bは、第2の開口部110を開閉する。本実施形態では、第2の開閉具110bはスライドファスナーである。ただし、これは例示であり、第2の開閉具110bは、例えば面ファスナー、ボタン等の他の構成であってもよい。
図3は、本考案の実施形態に係る折り畳み式のマットレス1が折り畳まれた状態を示す概略側面図である。図3においては、理解を容易とするために、外カバー10に覆われるマットレス1の中身も破線で示す。図3に示すように、外カバー10に覆われるマットレス1の中身は、連結片111の部分で折り曲げることができる。そして、この折り曲げによって、連結片111で繋がれる収納室110同士を上下に重ねることができる。この結果、図3に示すように、マットレス1は3つ折りにできる。
マットレス1は、複数の収納室110のそれぞれの内部に、互いに分離可能に積層配置される複数の収納体を備える。これについて、図4を参照しながら説明する。図4は、図2のA−A位置における概略断面図である。なお、本実施形態では、マットレス1が有する3つの収納室110の中身は全て同じである。このため、一つの収納室110の中身を代表して説明し、他の収納室110の中身の説明は省略する。
図4に示すように、本実施形態では、各収納室110の内部には4つの収納体12〜15が収納される。4つの収納体12〜15には、詳細には、発熱性シート12と、第1のクッション体13と、第2のクッション体14と、三次元網状構造体15と、が含まれる。4つの収納体12〜15は、上下方向からの平面視において、ほぼ同サイズである。4つの収納体12〜15は、互いに分離可能であり、収納室110に個別に出し入れすることができる。
発熱性シート12は、吸湿発熱性繊維を有する。吸湿発熱性繊維は、人体から発生する水分を吸収して発熱効果をもたらすことができる。吸湿発熱性繊維は、抗菌作用及び消臭機能を有するのが好ましい。吸湿発熱性繊維は、例えばアクリレート系の繊維であってよい。より具体的には、吸湿発熱性繊維は、美津濃株式会社製のブレスサーモであってよい。
図5は、本考案の実施形態に係る折り畳み式のマットレス1が備える発熱性シート12を上から見た概略平面図である。図5に示すように、発熱性シート12は、2枚の布の間に吸湿発熱性繊維を含む繊維素材を入れて縫い付けたキルティング構造のシートである。2枚の布の間に挟まれる繊維素材は、吸湿発熱性繊維だけで構成されてもよいが、本実施形態では、吸湿発熱性繊維に他の繊維素材が混合された構成になっている。他の繊維素材は、特に限定する趣旨ではないが、例えばポリエステル、ナイロン、アクリル、ウール、綿などであってよい。他の繊維素材の混合率の調節によって、発熱性シート12の発熱度合を調節できる。
第1のクッション体13は、本実施形態では、発熱性シート12の下に配置される。第1のクッション体13は固綿で構成される。本実施形態では、第1クッション体13を構成する固綿は、ポリエステル100%であるが、これに限定されず、例えば、羊毛や、ポリエステルと羊毛との混合品等で構成されてもよい。また、第1のクッション体13は、クッション性を有すればよく、固綿以外で構成されてもよい。
第2のクッション体14は、本実施形態では、第1のクッション体13の下に配置される。第2のクッション体14は、第1のクッション体13より硬い。本実施形態では、第2のクッション体14は、第1のクッション体13と同様に固綿で構成される。ただし、第2のクッション体14は、第1のクッション体13よりも圧縮度合が大きい。なお、第2のクッション体14は、クッション性を有するとともに、第1のクッション体13より硬ければよく、固綿以外で構成されてもよい。
三次元網状構造体15は、本実施形態では、第2のクッション体14の下に配置される。三次元網状構造体15は、樹脂素材で構成され、第1のクッション体13及び第2のクッション体14よりも通気性が高い。三次元網状構造体15は、クッション性を有するのが好ましい。三次元網状構造体15は、透水性を有するのが好ましい。三次元網状構造体15は、例えばポリエーテルエステル系の繊維であってよい。より具体的には、三次元網状構造体15は、例えば東洋紡株式会社製のブレスエアー(登録商標)であってよい。
本実施形態のマットレス1のユーザ、又は、その介助者は、各収納室110において、4つの収納体12〜15を、個別に、或いは、複数纏めて、収納室110の外に取り出したり、収納室110内に入れたりすることができる。また、4つの収納体12〜15は互いに分離可能であるために、上述のユーザ又は介助者は、これらの積層順を適宜変更することができる。場合によっては、4つの収納体12〜15のうちのいずれか1つ或いは複数が収納室110から取り除かれる構成に変更することも可能である。
例えば、ユーザがマットレス1の表面を暖かくすることを希望する場合には、本実施形態のように、発熱性シート12を一番上に配置した構成が有効である。また、例えば、ユーザが硬いマットレス1を希望する場合には、本実施形態の構成から、第1のクッション体13と第2のクッション体14との上下を入れ替えることもできる。又は、第2のクッション体14が一番上に配置される構成としてもよい。
また、同じユーザであっても、季節によって好みが変わる場合がある。例えば、ユーザは、冬場には暖かさを感じられるマットレスがよく、夏場には涼しさを感じられるマットレスがよいという希望を有する。本実施形態の構成は、発熱性シート12が一番上にあるために冬場の使用に適している。夏場には、例えば、本実施形態の構成から、発熱性シート12と三次元網状構造体15との位置を入り替え変えればよい。これにより、涼しさを感じられるマットレスに変更できる。なお、場合によっては、本実施形態の構成から収納室110に収納される複数の収納体の積層順を変更することなく、マットレス1の上下を反転させてもよい。この場合にも、三次元網状構造体15が一番上に配置されるために、ユーザは夏場に涼しさを感じることができる。
また、本実施形態のマットレス1は、収納室110ごとに4つの収納体12〜15の積層順を変更することができる。このために、例えば、ユーザが足の位置だけを暖かくしたいことを希望した場合には、脚側の1つ又は2つの収納室110を本実施形態の構成とし、他の収納室110は、発熱性シート12を上から2番目以降としたり、場合によっては発熱性シート12を取り除いたりすることも可能である。また、腰の位置だけを硬くしたい等のユーザの希望にも、収納室110ごとに収納体12〜15の積層順を適宜決定することによって対応することができる。
また、本実施形態のマットレス1は、収納室110から一部の収納体だけを抜き出して交換できる。このために、例えば、老朽化した収納体だけを新しいものに交換することができる。また、本実施形態のマットレス1によれば、一部の汚れた収納体だけを洗浄したり、新しいものに交換したりすることができる。
本実施形態では、発熱性シート12は、第1のクッション体13及び第2のクッション体14よりも厚みが薄く設けられる(図4参照)。厚みの薄いシート体は、一般に、横ずれを起したり、折れ重なったりし易い。この点、本実施形態では、発熱性シート12と内カバー11との間の摩擦係数が、発熱性シート12と第1クッション体13との間の摩擦係数より小さくなっている。このために、内カバー11が動いても、発熱性シート12は、第1クッション体13に対して横ずれを起こし難く、折れ重なりも発生し難い。また、収納室110に対して発熱性シート12を出し入れする場合において、発熱性シート12が内カバー11に対して滑り性が良いために、発熱性シート12の出し入れをスムーズに行うことができる。
なお、本実施形態では、発熱性シート12と内カバー11との間の摩擦係数は、発熱性シート12と第2クッション体14との間の摩擦係数よりも小さい。上述の摩擦係数の関係は、本実施形態では、内カバー11がメッシュカバーとされることによって実現されている。
また、本実施形態では、4つの収納体12〜15を内カバー11から取り出すことができるとともに、4つの収納体12〜15はバラバラに分離することができる。このために、本実施形態のマットレス1は運搬性に優れる。
以上に示した実施形態は、本考案の例示にすぎない。以上に示した実施形態の構成は、本考案の技術的思想を超えない範囲で適宜変更されてよい。また、複数示した変形例の構成は、可能な範囲で組み合わされてもよい。
例えば、以上に示した実施形態では、内カバー11に設けられる収納室110の数が4つとされたが、この数は複数であればよく、3つに限定される趣旨ではない。
また、以上に示した実施形態では、各収納室110に入れられる収納体は、原則、発熱性シート12、第1のクッション体13、第2のクッション体14、及び、三次元網状構造体15の4つであるが、その数はユーザの好みよって適宜変更されてよい。収納室110に収納される収納体の数は、ユーザの好みによって、上記の4つより少なくされてもよいし、多くされてもよい。
また、以上に示した実施形態では、第1クッション体13、第2クッション体14及び三次元網状構造体15は、外周をカバーで覆われることなく、収納室110に直接収納された。しかし、これは例示にすぎない。第1クッション体13、第2クッション体14及び三次元網状構造体15のうちの少なくともいずれか1つは、個別カバーに覆われて収納室110に収納されてよい。
図6は、本考案の他の実施形態に係る折り畳み式のマットレスの構成を説明するための概略断面図である。図6に示す構成では、第1クッション体13、第2クッション体14、及び、三次元網状構造体15は、いずれも、個別カバー16に覆われて収納室110に収納されている。各収納体13〜15が個別カバー16によって覆われることにより、使用時において、各収納体13〜15が型崩れを起し難くすることができる。
なお、個別カバー16は、通気性等を考慮してメッシュカバーであるのが好ましい。個別カバー16は、外カバー10及び内カバー11と同様に、ファスナー等の開閉具によって開口部を開閉できる構成であるのが好ましい。個別カバー16に用いる素材は、いずれの種類の収納体に対しても同じとしてもよいが、収納体の種類に合わせて変更してもよい。各個別カバー16は、中に収納される収納体の種類に合わせて摩擦係数が異なる構成とされてよい。
図6に示す構成では、第1クッション体13、第2クッション体14及び三次元網状構造体15のいずれもが個別カバー16に収納されたが、これらのうちのいずれか1つ、或いは、いずれか2つだけが個別カバー16に収納されてもよい。例えば、特に型崩れが生じやすい三次元網状構造体15のみが個別カバー16に収納される構成としてもよい。
1 マットレス
10 外カバー(第2のカバー)
11 内カバー(第1のカバー)
12 発熱性シート(収納体)
13 第1のクッション体(収納体)
14 第2のクッション体(収納体)
15 三次元網状構造体(収納体)
16 個別カバー
110 収納室
110a 第2の開口部(開口部)
110b 第2の開閉具(開閉具)

Claims (5)

  1. 折り畳み式のマットレスであって、
    収納室が複数連設される第1のカバーと、
    複数の前記収納室のそれぞれの内部に、互いに分離可能に積層配置される複数の収納体と、
    を備え、
    前記収納室は、
    前記収納体を出し入れ可能とする開口部と、
    前記開口部を開閉する開閉具と、
    を有し、
    前記複数の収納体には、
    吸湿発熱性繊維を有する発熱性シートと、
    第1のクッション体と、
    前記第1のクッション体より硬い第2のクッション体と、
    樹脂素材で構成され、前記第1のクッション体及び前記第2のクッション体よりも通気性が高い三次元網状構造体と、
    が含まれる、マットレス。
  2. 前記第1のカバーを覆う第2のカバーを更に備える、請求項1に記載のマットレス。
  3. 前記第1のクッション体及び前記第2のクッション体は固綿で構成される、請求項1又は2に記載のマットレス。
  4. 前記発熱性シートは、前記第1のクッション体及び前記第2のクッション体よりも厚みが薄く設けられ、
    前記発熱性シートと前記第1のカバーとの間の摩擦係数は、前記発熱性シートと前記第1のクッション体との間の摩擦係数、及び、前記発熱性シートと前記第2のクッション体との間の摩擦係数よりも小さい、請求項1から3のいずれか1項に記載のマットレス。
  5. 前記第1クッション体、前記第2クッション体、及び、前記三次元網状構造体のうちの少なくともいずれか1つは、個別カバーに覆われて前記収納室に収納されている、請求項1から3のいずれか1項に記載のマットレス。
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